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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1: :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


245: 名無しさん@読者の声:2012/10/7(日) 20:46:31 ID:yQL.eF60z.
前作から読ませていただきました。
とても面白いです。
更新楽しみに待ってます。
246: :2012/10/7(日) 23:01:09 ID:6xWpg1Pyas
うわーい、たくさんのレスや支援をありがとうございます。

>>239
結婚はいくらなんでも厳しいんじゃないでしょうか?ww
女勇者さんは魔王に夢中ですからね。ガチで結婚を狙いに行くなら、魔王をどうにかする必要があるでしょう。
他ならぬ読者さんの要望なのでどうにかしたい気持ちはありますが、魔王と女勇者の間に割って入るのは正直きついですねー。

>>240
気になりますよねー。
話が急に動き出しましたからね。
今後も毎日更新できるよう心掛けるので、気になる今後を追っていただければ幸いです。

>>241
魔王様の実力は誰よりも強いと俺も信じております。
現段階で新しい敵の実力はまだわかりませんが、戦闘能力で劣っているとは思いたくないですよね。
誰よりも強くて誰よりも優しい魔王様が俺も好きですからね。

>>242
魔王は、強さと女好き以外の部分は子どもっぽい感じで意識してますので、そういう印象を持たれたということはしっかりと書けてるんだなあと嬉しくなりました。
魔王が真っすぐに平和・共存を見据えていけるのは、精神的に幼い部分があるからとも言えるんじゃないかと、前作の後半くらいからそう思うようになりました。
それ故危うい部分も持ち合わせてますが、まあ側近とか周りの仲間達がしっかりと大人をやってるんで大丈夫でしょう。頑張れPSP。
247: :2012/10/7(日) 23:01:53 ID:6xWpg1Pyas
>>243
新しい敵である異界王の名前は地味に悩みまくりました。

異世界王→なんか長いなあ
異界王→異界って言うの何かわからんけど嫌だなあ
界王→いや、界王様になっとるやん
異世界王→やっぱりこれか……いや、でもなんか伊勢海老っぽいし
異界王→ああもういいやこれで

こんな流れで異界王になりました。もう少し悩んでいたら名前が胃潰瘍になってた可能性も否めません。いや、否めます。すみません。

>>244
追いつかれましたか。じゃあここからは並んでいきましょう。
マラソン大会で「一緒に走ろうぜ!」とか誘ってきたくせに、本番でスタミナ切れた奴に合わせず置いていくような外道ではありませんので安心を。
むしろ俺は置いてかれる人ですので。お願いだから置いてかないでって感じです。

>>245
わざわざ長いのを読んでくださってありがとうございます。
俺が読み手だったら読み返さないレベルの長さなので、ほんと読んでくれてありがとうございます。
これを励みに、楽しんでもらえるよう頑張ります。俺、頑張りますよ。

次から本編でーす。
248: :2012/10/7(日) 23:05:19 ID:6xWpg1Pyas
側近「魔王様、お下がりください!俺が応戦します!」

魔王「え、でも」

側近「こんな外道の血で魔王様の手を汚す必要はありません!」

異界王「言ってくれるな、イケメン野郎!その発言に見合う力はあるのかなあ!?」

側近「ガタガタ抜かすな。今すぐ鮮血に染めてやる!」シャキンッ

異界王「ほう、剣術使いか!その剣先が俺を捉えることはあるのか!?」

側近「今から答えを見せてやる……よ!」シュババババッ

異界王「おおっとぉ!……やるじゃねえかよ、こっちの雑魚共は」

魔王「側近の剣を全部避けた!?」

側近(こいつ……)

異界王「確かに答えは出たな。その剣が俺を斬ることは……ない!」

異界王「落ち込むなよ、イケメン。お前は強いよ。俺の国に来たって即座にナンバー2になれるぜ」

異界王「ただ、相手が悪かっただけだ。何たって、この俺が相手だからな!」
249: :2012/10/7(日) 23:07:00 ID:6xWpg1Pyas
異界王「こっちの世界はそこそこ強いのがいるみたいだな……こりゃあ滅ぼし甲斐がありそうだ」

側近「うおおおお!!」シュババババッ

異界王「まあでもお前の剣術はもう飽きたよ。そろそろ終わってろ!」バシューッ!

側近「っ!」

側近(魔力を飛ばしてきた……とてつもなくでかい!逃げ場はない……ならば!)

側近「はあ!」バリアー

魔王「うわっ!凄い爆発……」

異界王「……煙が晴れる頃には」

側近「はあ……はあ……」ボロボロ

異界王「イケメンの丸焼き完成ってな」

魔王「側近!大丈夫!?」

側近「くっ……ちょっと大丈夫そうにないです……」

側近(防御魔法を通してもこのダメージ……こいつ、もしかしたら魔王様クラスの強さを誇ってるかもしれない!)

異界王「さあ、イケメンにはさっさとくたばってもらおうか」ググググ
250: 1「パソコンおかしくなって焦ったwww」:2012/10/7(日) 23:14:38 ID:6xWpg1Pyas
異界王「これで終わりだ。俺に刃向かった愚かさを呪うんだな!」バシューッ!

魔王「させないよ!」バリアー

異界王「……っ!俺の攻撃魔法を無傷で切り抜けるだと?」

魔王「側近は俺の大切な友達だ!殺させはしない!」

異界王「……初めてだよ、俺の攻撃魔法を完全に防いだ奴はよ」

魔王「俺だってこんなに強力な攻撃魔法初めて受けたよ。強いね、お前」

異界王「お前もな。こっちの世界は面白いなあ。こんなに強い奴は本当に初めてだ……」

異界王「お前になら、この俺の全力をぶつけることが出来るかもしれない……!」ゾクゾク

魔王「……こっちこそ、お前を止めるためには全力を出すしかないかもしれない」

異界王「だったらお互い全力を出そうじゃないか!さあ、この俺を楽しませてみせろ!」

魔王「そんな歪んだ楽しみは、俺が全てを賭けて否定してやる!」

異界王「行くぞ!」

魔王「うん!」
251: 1「いわゆるヤムチャ視点」:2012/10/7(日) 23:16:37 ID:6xWpg1Pyas
側近「……何だ、これ?」

異なる世界の王二人がぶつかる戦いは、側近の知り得る戦いとは別次元の物となった。
と言うのも側近には、二人の怪物が魔力を惜しみなく解放し戦う様を視認することが出来ないでいる。
側近もこの世界では強者として名を馳せている。その名に恥じない実力を持ち、少なくとも今まで相手の姿が捉えられないということはなかった。
ただ、この戦いに限ってはそうもいかない。恐ろしく強大な魔力を纏い、驚くべき速さで戦う二人の姿を側近は捉えることが出来なかった。
今現在の戦況は、実際に戦ってる二人のみぞ知るところとなっていた。
では、今はどっちが有利となっているのだろうか?二人の視点はこのようになっていた。

異界王「ぐあああ!」

魔王「はあ……はあ……どうだ!?」

異界王「くっ……本当に面白いなあ!まさか俺が押されるなんてなあ!」

魔王「何で苦戦して面白いのか理解できないよ……」
252: :2012/10/7(日) 23:18:06 ID:6xWpg1Pyas
異界王「お前、最高だよ!俺の全力を受け止めてくれるなんてよお!」

異界王「お前よ、今まで全力を受け止めるような相手と戦ったことあるか?ないだろ?」

異界王「俺だってそうだ。今までは雑魚を一方的にいたぶるしか楽しみはなかった」

異界王「全力を出せる喜び!これがこんなに素晴らしいことだなんて知らなかったぜ!」

異界王「なあ、イケメン!てめえもそう思うだろ!?」

魔王「思わないよ!全力で戦うことが……全力で傷つけあう行為が何で素晴らしいんだよ!」

異界王「つまんねえ男だな!有り余る力を解放する喜びがわからねえなんてなあ!」

魔王「こんなことで喜ぶほど俺は狂ってなんかないもん!」

異界王「これを楽しめねえなんて、そっちのがよっぽど狂ってるぜ!おらあ!」バシューッ!

魔王「危なっ!くそ、会話の途中で不意打ちするなよ!」

異界王「……今のを避けるかい」
253: :2012/10/7(日) 23:20:00 ID:6xWpg1Pyas
異界王(まずいな……もしかしたら、実力は俺のが下回ってるかもしれねえ)

異界王(どうする、このままじゃ俺は負けるかもしれねえ……!)

魔王「お前なんかにこの世界は荒させないよ!くらえ、制裁パーンチ!」メキィッ

異界王「ぐっ!……ちっ、重たいパンチを持ってやがるな」

魔王「どうだ、同性から傷つけられても嫌なだけだろ!?お前が戦うのをやめてくれたら俺もやめるから、だから考え直そうよ!」

異界王「異性からでも嫌なもんだろ!?……だったら相手を上回って、常に傷つける側でいればいいだけだ!」

魔王「そしたら相手が嫌な思いをするんだぞ!」

異界王「俺には関係のない話だ!相手の痛みも苦しみも俺は感じねえ!俺には喜びでしかねえ!」

魔王「何でわかってくれないんだ!お前も、おじいちゃんもおお!!」シュッ

異界王「うぐっ!」バキッ

異界王「くそ……いよいよやべえか……」
254: :2012/10/7(日) 23:21:29 ID:6xWpg1Pyas
今日はここまでにします。
最近けっこう佳境な感じじゃないですか。
それで、前作でこのレス数の頃何してたかなーって思って読み返してみたんですよ。
魔王と側近が仲良くパワプロしてました。
更新した日付だと、一年前の今頃はどの辺かなーって確認してみたんですよ。
魔王と側近が仲良くパワプロしてました。
こないだ名前のとこでPSP買ったって報告したじゃないですか。
俺がパワプロ2012買いました。
最近はサクサクセスでお手軽に選手を作るのにはまってます。

今回の更新のまとめです。
>>248-253
255: 名無しさん@読者の声:2012/10/8(月) 00:22:08 ID:n5SpKGfylU
魔王強杉www
MPどんくらいあるんだろ・・・
支援
256: 名無しさん@読者の声:2012/10/8(月) 05:00:17 ID:0HFDaHFS5s
パワプロwwwwww

支援
257: 名無しさん@読者の声:2012/10/8(月) 05:44:19 ID:E4SxfhN7f.
返事が
「うん!」
って…w
魔王、かわいい
私と、結婚して!
258: :2012/10/8(月) 22:16:26 ID:6xWpg1Pyas
>>255
魔王様は本当に強杉くんですよね。
一人だけチートみたいなもので、その実力は測定不能って感じだと思います。
もはや別ゲーっていう雰囲気ですね。

>>256
一年前は仲良くパワプロしてたんですよ、こいつら。
今はこんなに大変な時期なのに、のほほんとしてたわけですよ。
まあ正直言うと、パワプロは番外編みたいなもので、前後の本編はけっこう緊迫したムードでしたけども。

>>257
こういう細かな部分で幼さが出ますよね、魔王様は。
その結果、かわいいとされて、こうして求婚されるんですよ。羨ましいですよ。
仮に俺が子どもっぽく振る舞っても、たぶん誰もかわいいなんて言いませんよ。何なんでしょう、俺と魔王のこの差は。
259: :2012/10/8(月) 22:17:29 ID:6xWpg1Pyas
側近「どうなってるんだ……魔王様は勝ってるのか?」

女勇者「……側近、どうして怪我してるの?魔道師は?街の人達は?魔王はどこにいるの?」

側近「あ、女勇者。遅かったな」

女勇者「女戦士がなかなか起きてくれなくて……」

女戦士「わりい、眠気には勝てなかったわ」

女勇者「それよりこれは一体どういうことなのよ?」

側近「詳しく話せば長くなるが……一言で言うと、新たな脅威と魔王様が戦ってる」

女勇者「新たな脅威……?」



魔王「……っ!今、女勇者ちゃんの声が聞こえた……」チラッ

異界王「ずいぶん余裕だな……戦闘中にどこ見てやがんだ?」

魔王「あっ……いや、何でもないよ!」

異界王「何でもないわけないだろ」チラッ

異界王「……なるほど。綺麗な女だな。お前の女か?」

魔王「えっ!?ち、違うし!俺なんか女勇者ちゃんには相応しくないし!」アセアセ

異界王「ふーん……まあお前にとってどういう存在かはわかったよ」ニヤリ
260: :2012/10/8(月) 22:18:35 ID:6xWpg1Pyas
女僧侶「新たな脅威とは?やはり魔道師さんが何かを行ったのですか?」

側近「魔道師の仕業と言えばそうかもしれんが……」

異界王「俺の仕業だよ、かわいこちゃん達」

側近「っ!?いつの間に!?」

女勇者「え?だ、誰?」

異界王「それを知る必要はねえよ、かわいこちゃん。死ね!」バシューッ!

魔王「させないよ!」バリアー

女勇者「きゃあ!……え?な、何これ?」

魔王「お前……女勇者ちゃんに手出しするとか、絶対に許さないぞ!」

異界王「別に許さなくていいさ。構わず俺はこいつを殺す!」ズドドド

女勇者「きゃああああ!」

魔王「くっ……防御魔法にもっと魔力を注がないと、女勇者ちゃんが危ない!」

異界王「……それだけの魔力と集中力をその女に使えば、俺にも勝機が見えてくるってもんだよ!おらあ!」シュッ

魔王「うわあ!」バキッ

女勇者「魔王!?」

側近「魔王様が真面目にダメージを負うところ、初めて見た……」

異界王「形勢逆転のようだな、イケメン!これからお前を支配してやるよ!」

魔王「くそぅ……やばいなあ」
261: :2012/10/8(月) 22:19:52 ID:6xWpg1Pyas
女戦士「側近!あいつ何なんだよ!?」

側近「とりあえず俺達の敵だ!それも、魔王様を脅かすほどの強敵だ!」

女勇者「魔王!私のことはいいから、そいつを倒すのに力を使って!」

魔王「女勇者ちゃん……それは……」

異界王「できねえよな、優男!誰かが傷つくのが嫌なお前が、その瞬間を前にして黙っていられるわけがねえ!」

異界王「そして俺はそれを利用してお前に勝つんだよ!ほらほら、もっと守ってやんなきゃ女が死ぬぞ!」

魔王「やめろぉ!女勇者ちゃんを傷つけようとするなぁ!!」

異界王「だったらてめえが傷つきな!おらあ!」

魔王「ぐぅっ!」

側近「……やばいな。魔王様が押されてる」

女戦士「側近!私達も加勢しよう!」

側近「無駄だ!相手は魔王様クラスの奴だぞ!俺らが束になっても、魔王様の邪魔にしかならない!」

女勇者(私が魔王の邪魔になってるせいで、魔王が苦しんでる……)

女勇者(状況も理解せずに私なんかが来てしまったから、魔王が苦しんでる……)ポロポロ
262: :2012/10/8(月) 22:21:27 ID:6xWpg1Pyas
魔王「はあ……はあ……」

異界王「はっはっはぁ!やっぱり一方的にいたぶるのは楽しいなあ!」

異界王「はっはっは……」

異界王「……はあ、冷めた」

魔王「……え?」

異界王「いや、元々いたぶるのは好きなはずだったんだがよ」

異界王「てめえと全力出しての真剣勝負が面白すぎて、いたぶるだけってのが大して面白く感じなくなったんだわ」

異界王「ましてや、てめえの戦闘力を封じて一方的にぶっ壊すとか、かなり勿体無いことしてんなって気付いたからよ」

異界王「ははは、初めての経験でテンパってたんだな。負けたくないあまり、お前という最高の玩具を無駄に壊すとこだった」

異界王「だからよ、後日に仕切り直しと行こうぜ。支配者たる俺様は、正々堂々のタイマンでも、強者としててめえをぶっ潰してやっからよ」
263: :2012/10/8(月) 22:23:40 ID:6xWpg1Pyas
側近「貴様、何を勝手にほざいている!?」

魔王「いや……それでいいよ」

側近「魔王様!?いいんですか!?」

魔王「本当は戦うこと自体考えなおしてもらうのがいいけど……無理そうだし。今はピンチだし、後日に回してもらえるなら助かるかな」

異界王「いやあ、俺も前半けっこうやられたからやばくてよ!……お前ほどの男なら回復も早いだろうな」

異界王「俺はここで待ってるから、明日の今頃にもう一度来い。お互いベストの状態で、一対一で遊ぶとしようや」

異界王「嫌とは言わせねえぜ。お前が応じないなら、俺はこの世界を壊して遊ぶだけだ」

魔王「わかってるよ。だから俺はお前の前に立ちはだかるんだよ」

異界王「そりゃけっこう。じゃあ俺は立ちはだかるお前を壊して、その後この世界も壊して遊ぶぜ」

異界王「お前がこの世界を守る方法はたった一つだ。明日の今頃に、この俺を倒してみせるんだな!」

異界王「てめえとのタイマン終えるまでは我慢しといてやるから、さっさと回復してくるんだな」

魔王「……わかった。じゃあ俺達は戻って回復するとするよ」

異界王「おう。明日、楽しみにしてるぜ」

魔王「……」
264: :2012/10/8(月) 22:24:59 ID:6xWpg1Pyas
魔王「……さて、俺らは一旦戻ろうか」

側近「はい……」

女勇者「魔王!」ポロポロ

魔王「……え?な、何で女勇者ちゃん泣いてるの?……あ、俺が守り切れなくて怖い思いさせちゃったから……ごめん」

女勇者「違うよ!私が足手まといになってせいで魔王がこんなに傷ついて……私のせいで……!」ポロポロ

魔王「ああ、そういうことか。女勇者ちゃんは悪くないよ。悪いのはあいつだけだよ」

女勇者「ごめん……ごめんなさい……!」ポロポロ

魔王「……すぐに戻ろう。女勇者ちゃんを宿で休ませてあげたい」

側近「……もうすぐ夜が明けます。ひとまず宿に戻って休んで、それからこれからのことを話しましょう」

女戦士「そうだな。私ら遅れてきたから、あいつが誰なのかってとこから理解出来てねえし」

側近「その辺も説明してやるって。とにかく、今は魔法学の街に戻ることにしよう」
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