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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
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1:🎏 :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


248:🎏 :2012/10/7(日) 23:05:19 ID:6xWpg1Pyas
側近「魔王様、お下がりください!俺が応戦します!」

魔王「え、でも」

側近「こんな外道の血で魔王様の手を汚す必要はありません!」

異界王「言ってくれるな、イケメン野郎!その発言に見合う力はあるのかなあ!?」

側近「ガタガタ抜かすな。今すぐ鮮血に染めてやる!」シャキンッ

異界王「ほう、剣術使いか!その剣先が俺を捉えることはあるのか!?」

側近「今から答えを見せてやる……よ!」シュババババッ

異界王「おおっとぉ!……やるじゃねえかよ、こっちの雑魚共は」

魔王「側近の剣を全部避けた!?」

側近(こいつ……)

異界王「確かに答えは出たな。その剣が俺を斬ることは……ない!」

異界王「落ち込むなよ、イケメン。お前は強いよ。俺の国に来たって即座にナンバー2になれるぜ」

異界王「ただ、相手が悪かっただけだ。何たって、この俺が相手だからな!」
249:🎏 :2012/10/7(日) 23:07:00 ID:6xWpg1Pyas
異界王「こっちの世界はそこそこ強いのがいるみたいだな……こりゃあ滅ぼし甲斐がありそうだ」

側近「うおおおお!!」シュババババッ

異界王「まあでもお前の剣術はもう飽きたよ。そろそろ終わってろ!」バシューッ!

側近「っ!」

側近(魔力を飛ばしてきた……とてつもなくでかい!逃げ場はない……ならば!)

側近「はあ!」バリアー

魔王「うわっ!凄い爆発……」

異界王「……煙が晴れる頃には」

側近「はあ……はあ……」ボロボロ

異界王「イケメンの丸焼き完成ってな」

魔王「側近!大丈夫!?」

側近「くっ……ちょっと大丈夫そうにないです……」

側近(防御魔法を通してもこのダメージ……こいつ、もしかしたら魔王様クラスの強さを誇ってるかもしれない!)

異界王「さあ、イケメンにはさっさとくたばってもらおうか」ググググ
250:🎏 1「パソコンおかしくなって焦ったwww」:2012/10/7(日) 23:14:38 ID:6xWpg1Pyas
異界王「これで終わりだ。俺に刃向かった愚かさを呪うんだな!」バシューッ!

魔王「させないよ!」バリアー

異界王「……っ!俺の攻撃魔法を無傷で切り抜けるだと?」

魔王「側近は俺の大切な友達だ!殺させはしない!」

異界王「……初めてだよ、俺の攻撃魔法を完全に防いだ奴はよ」

魔王「俺だってこんなに強力な攻撃魔法初めて受けたよ。強いね、お前」

異界王「お前もな。こっちの世界は面白いなあ。こんなに強い奴は本当に初めてだ……」

異界王「お前になら、この俺の全力をぶつけることが出来るかもしれない……!」ゾクゾク

魔王「……こっちこそ、お前を止めるためには全力を出すしかないかもしれない」

異界王「だったらお互い全力を出そうじゃないか!さあ、この俺を楽しませてみせろ!」

魔王「そんな歪んだ楽しみは、俺が全てを賭けて否定してやる!」

異界王「行くぞ!」

魔王「うん!」
251:🎏 1「いわゆるヤムチャ視点」:2012/10/7(日) 23:16:37 ID:6xWpg1Pyas
側近「……何だ、これ?」

異なる世界の王二人がぶつかる戦いは、側近の知り得る戦いとは別次元の物となった。
と言うのも側近には、二人の怪物が魔力を惜しみなく解放し戦う様を視認することが出来ないでいる。
側近もこの世界では強者として名を馳せている。その名に恥じない実力を持ち、少なくとも今まで相手の姿が捉えられないということはなかった。
ただ、この戦いに限ってはそうもいかない。恐ろしく強大な魔力を纏い、驚くべき速さで戦う二人の姿を側近は捉えることが出来なかった。
今現在の戦況は、実際に戦ってる二人のみぞ知るところとなっていた。
では、今はどっちが有利となっているのだろうか?二人の視点はこのようになっていた。

異界王「ぐあああ!」

魔王「はあ……はあ……どうだ!?」

異界王「くっ……本当に面白いなあ!まさか俺が押されるなんてなあ!」

魔王「何で苦戦して面白いのか理解できないよ……」
252:🎏 :2012/10/7(日) 23:18:06 ID:6xWpg1Pyas
異界王「お前、最高だよ!俺の全力を受け止めてくれるなんてよお!」

異界王「お前よ、今まで全力を受け止めるような相手と戦ったことあるか?ないだろ?」

異界王「俺だってそうだ。今までは雑魚を一方的にいたぶるしか楽しみはなかった」

異界王「全力を出せる喜び!これがこんなに素晴らしいことだなんて知らなかったぜ!」

異界王「なあ、イケメン!てめえもそう思うだろ!?」

魔王「思わないよ!全力で戦うことが……全力で傷つけあう行為が何で素晴らしいんだよ!」

異界王「つまんねえ男だな!有り余る力を解放する喜びがわからねえなんてなあ!」

魔王「こんなことで喜ぶほど俺は狂ってなんかないもん!」

異界王「これを楽しめねえなんて、そっちのがよっぽど狂ってるぜ!おらあ!」バシューッ!

魔王「危なっ!くそ、会話の途中で不意打ちするなよ!」

異界王「……今のを避けるかい」
253:🎏 :2012/10/7(日) 23:20:00 ID:6xWpg1Pyas
異界王(まずいな……もしかしたら、実力は俺のが下回ってるかもしれねえ)

異界王(どうする、このままじゃ俺は負けるかもしれねえ……!)

魔王「お前なんかにこの世界は荒させないよ!くらえ、制裁パーンチ!」メキィッ

異界王「ぐっ!……ちっ、重たいパンチを持ってやがるな」

魔王「どうだ、同性から傷つけられても嫌なだけだろ!?お前が戦うのをやめてくれたら俺もやめるから、だから考え直そうよ!」

異界王「異性からでも嫌なもんだろ!?……だったら相手を上回って、常に傷つける側でいればいいだけだ!」

魔王「そしたら相手が嫌な思いをするんだぞ!」

異界王「俺には関係のない話だ!相手の痛みも苦しみも俺は感じねえ!俺には喜びでしかねえ!」

魔王「何でわかってくれないんだ!お前も、おじいちゃんもおお!!」シュッ

異界王「うぐっ!」バキッ

異界王「くそ……いよいよやべえか……」
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