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姫「結婚相手が男の娘だなんて」
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1: ◆qoozyz1NgY:2011/10/7(金) 21:06:35 ID:qdMevyRfro

姫「ありえないわ。しかも私より可愛いし」

王子「ありがとうございます」

姫「褒めてないから。……あんたちゃんとキンタマついてんの?」

王子「は?」

姫「見せてみなさい」ガバッ

王子「ちょっ、やめ…!うわあああああああぁ」 >>0


348:
◆qoozyz1NgY:2011/10/29(土) 19:57:34 ID:QjCfpQIpGQ

少女「たっ、助けてください!お願いします!」

ロイ「んー、任せrごほっ、ごほっ」

ロイ「…あーかっちょわりー」


野盗1「……なんだこいつは。舐めとんのか?」

野盗2「これ以上邪魔するなら斬るぞ!」

ロイ「……斬られんのはてめぇらの方だ」

シャキンッ、と音がして剣が抜かれた

野盗「…!」

ロイ「わりぃが俺手加減できねーんだわ。やるなら殺すぜ」
349: 名無しさん@読者の声:2011/10/29(土) 20:49:29 ID:sa8/N5OhZE
まじロイがイケメンすぎてつらい
っCCC
350: 名無しさん@読者の声:2011/10/29(土) 20:59:06 ID:fUYLiEF9Jk
でもロイ嫌いなんだ…
351: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 00:25:47 ID:uy.tVMa1xI
ロイ好きだぁぁ
でも王子も好きだぁぁ
決められないぃぃ決めなくていいいかぁぁぁ
352: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 11:00:35 ID:lt5aHmjKwg
俺はランちゃんが好きだわ
353: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 13:20:26 ID:9OzucEzTfM
SSランキング2位おめでとうございます(*゚∀゚*)!!

しえんしえん!!!
354: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 15:31:09 ID:m9.Gjc1SlI
っCCCCC
355: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 16:00:04 ID:QDabvY9nTk
つC
356: ◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 17:57:09 ID:kkv4gh8dE.

( ゚Д゚)…
( ゚Д゚)2位…!!!

あばばば皆さんありがとうございます!!(´///`)
何だかすごい光栄なものを戴いてしまいました!2位って…!
支援&投票してくださった方々本当にありがとうございます!!
責任もって完結まで頑張らせていただきます( ^ω^)ノシ

お一人お一人にレスできなくてすみません
コメや支援もらえるたびに超ハイテンションになってます!!
嬉しいなぁ嬉しいなぁ
皆さん大好きちゅっちゅ←

ていうか、ランちゃん好きな人いたwwびっくりwww

更新は夜になるかと思います
なんとか毎日更新は続けたいな!
357:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:04:44 ID:BzrtlN2WkQ


──バタッ、と地面に二人の野盗が倒れた。

少女「…!」

野盗1「がっ、がはっ…」

野盗2「な…何なんだてめぇ…」


ロイ「…前言通りてめぇらを殺すけど、文句はねーよな?」 チャキッ

野盗2「ひぃっ」

野盗1「ま、待ってくれ!俺らが悪かった!もうしねぇ、もうしねぇから助けてくれ!」

ロイ「じゃ、今すぐ目の前から失せろ。てめぇらみたいな根性腐った野郎を見てると腹立つわ」
358:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:07:01 ID:RAxY55LQB2

─────

少女「──あ、ありがとうございましたっ!」 ペコッ

ロイ「おう。つーかあんた、こんなところで何やってたんだ」

少女「は、はい… 実は」

少女はトコトコとある岩のそばへ歩いていくと、地面と岩の間の隙間を指さした。

少女「ここ、ここ見てください」

ロイ「……?」

ロイ「………あ」

子猫「……」 ジー

なんとその隙間に、小さな子猫がすっぽりと入っていた。

少女「数日前に見つけたんです。人間を警戒してるのか、全然出てこなくって」
359:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:09:48 ID:dz7ykgEFtY

ロイ「また変なところに入りこんだな… 出られないわけじゃなくて?」

少女「はい。たぶん怖がってるんだと思います」

子猫「……」 ジー

ロイ「てことは、あんたはこの猫の様子を見に来てたってことか」

少女「はい」

ロイ「その籠は?」

少女「エサです。さすがに何か食べさせないと死んじゃうので…」
360:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:11:55 ID:6l3aJR6yFE

ロイ「ふーん」

少女「ホント、困っちゃってて…なんとか助けてあげたいんですけど」

ロイ「……あー、俺いけるかも」

少女「え?」

ロイ「俺、結構動物に好かれるタイプだから」

馬「ヒヒーン」 ブルルッブルルッ

ロイはゆっくりと隙間へ手を伸ばして、子猫の頬に触れた。


ロイ「…にゃー」

子猫「……」 ジー

ロイ「にゃー」

子猫「……」 ジー

ロイ「にゃー」

子猫「……」 ジー

ロイ「にゃー」

子猫「……ニャ」

ロイ「にゃ」 ナデナデ

子猫「ニャ」

少女「……!」
361:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:14:25 ID:XJFj.rwXLw

そのままゴロゴロと撫でてやると、子猫はくすぐったそうに目を細めた。

ロイ「ほら、こんな狭いとこにいないで出てこい」 ナデナデ

子猫「…ニャー」

子猫がロイの手に乗っかるようにしてしがみつく。

少女「あ…!」

ロイが手を引くと、子猫は一緒に外へ引きだされ、そのまま地面におりたった。

少女「す、すごい…」

ロイ「別に大したことしてねぇけど。……あー、にゃーにゃー言うの恥ずかしかった」
362:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:18:27 ID:fUYLiEF9Jk

少女「ありがとうございましたっっ!!もうホントに何てお礼を言ったらいいのか」

ギューッ、と子猫を抱き締める。

少女「この子は責任もって私が育てますね!」

ロイ「あぁ、頼むわ。俺はもう行くから」

身体のホコリをはらってから、あぶみを踏んで馬にまたがる。

少女「行くって、どちらへ…?もう真っ暗ですよ」

ロイ「人の心配はいいからあんたは気をつけて家帰りな」

少女「そんな、これから馬を走らせるのは危ないですよ!道に迷うかもしれませんし」

ロイ「ほっとけ。あんたにゃ関係ねぇ」

馬「ヒヒーン」
363:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:20:44 ID:Burp/6qM.k

少女「そっ、そうだ!良かったらウチへ泊まっていってください!」

ロイ「はぁ?」

少女「お礼に夕飯ご馳走しますし!お願いしますっ」 ペコッ

ロイ「いいよそんなの。そういうつもりで助けたわけじゃねーし」

少女「じゃ、じゃあ、私を家まで送ってくださいっ!また襲われるかもしれないので!」

ロイ「え〜…」
364:
◆qoozyz1NgY:2011/10/30(日) 21:27:53 ID:C.YeTEqF1I

ロイ(……でもまぁ、野宿よりはマシかな…)

少女「と、どうですか?」 ドキドキ

ロイ「んじゃ、お言葉に甘えるわ。よろしく頼む」

少女「ホントですか!!」 パアァッ

少女「わ、私クレアって言います!良かったらお名前教えてくださいっ」

ロイ「…ロイ」

クレア「ロイさんですね!今夜は腕を振るって夕飯作ります!カレーとシチューどっちがいいですか?」

ロイ「どっちでもいいよ」

クレア「じゃあカレーにしますっ!辛口中辛甘口どれがいいですか?」

ロイ「いやだから何でもいいって」
365: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 21:36:47 ID:vIWFqtbwWQ
ロイは姫以外の女の子に対してはツンデレなのかwww


っCCCCC
366: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 21:59:26 ID:cx7dQjLYV6
やっぱりロイ嫌いだ…いたいけな少女に…
367: 名無しさん@読者の声:2011/10/30(日) 22:09:49 ID:K9qNJO3ZaM
ロイ嫌いだ
モテやがって
増田ングめ
288.35 KBytes

名前:
sage:


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