初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
212: 1:2011/10/1(土) 22:52:40 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「側近?」
魔王「俺の部下でね。俺の部下でね」
兵士「何で2回言うんだよww」
魔王「大事なことだからだよ!いい加減上下関係をはっきりさせないとね」
兵士「で、何でそいつが魔王になったら大丈夫なんだよ?」
魔王「側近はね、俺を見かける度に暴言を吐いてね」
魔王「俺の料理にこっそりタバスコかけまくってたり」
魔王「俺のセーブデータで勝手に進めて勝手にセーブしたり」
魔王「若気の至りで制作した俺の中二的な黒歴史漫画をネットに流出させたり」
魔王「回復魔法で治せるからって折れるまで関節技かけたりする酷い奴だけど」
魔王「本当はとっても良い奴なんだ。側近が魔王になったら、きっと平和な世界を目指してくれるよ!」
兵士「……1mmも信用できねえんだけど」
213: 1:2011/10/1(土) 23:04:58 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「大丈夫だって!側近本当に良い奴なんだから」
兵士「骨折られといてそんなこと言えるってマジ尊敬するわ」
魔王「俺が女勇者ちゃん達にわざとやられたのも側近がいたからだよ。他の奴が魔王になるんなら俺だって我慢して女勇者ちゃん達を退けてたよ」
兵士「全幅の信頼を寄せてんだな、そいつに」
魔王「とにかく、側近が魔王になれば、俺の時みたいに平和な世界を目指すよ。人間の戦死者だって絶対に出さないから!」
兵士「……まあマイブラザーの言うことだからな。信じてやらないわけにはいかんだろ」
魔王「心の友よ!」
兵士「お前それ好きだなww」
魔王「とにかく平和の世作りは側近に任して俺らは親睦トークに勤しもうぜ!兵士は女勇者ちゃん達の中でだれが好き?」
兵士「いいのかなあ、こんなことで……女魔法使い様は俺の嫁」
魔王「なるほど、いいセンスだ!」
兵士「そういう魔王は誰なんだよ?」
魔王「皆綺麗だけどね……やっぱり女勇者ちゃんかなー」
兵士「なるほどねー。それじゃ、〜〜」
魔王「それで、〜〜」
打ち解けた魔王と兵士のどうでもいいトークはしばらく続くのであった。
214: 1:2011/10/1(土) 23:07:22 ID:bEpZo/Xb/k
今日はここまでにします。
なんか兵士好きになってきましたwww
まさかこういうキャラになるなんて夢にも思わなかったです。
なんていうか、全然予定通りに進まないのは困る部分もあるんですけど、予想を越えた動きをされると書いてて楽しいです。うん、俺今けっこう楽しいです。
当初の予定とはかけ離れた場所に来てしまいましたけど、完結というゴールだけは変えることなく走っていきたいです。
あと、たぶん次側近出てくると思います。
215: 名無しさん@読者の声:2011/10/2(日) 19:35:54 ID:ozxwJgEqGM
あげ
216: 1:2011/10/2(日) 23:07:49 ID:bEpZo/Xb/k
>>215
あげていただきありがとうございます。
スレだけあげるんじゃなく、気持ちもあげてって更新を頑張ろうと思います。
いろいろ問題が起こったみたいで、一応流れをROMってきたわけですが。
当事者の気持ちとかはともかく、一応話は終わってるみたいですし。
今は皆で普通の空間に戻ろうって感じもしてますので、自分も普段通り、適度にふざけていこうと思います。
もう結局いつも通り書いてく感じですけど、まあよろしくお願いします。
217: 1:2011/10/2(日) 23:18:58 ID:bEpZo/Xb/k
王「魔王は女勇者によって討ち滅ぼされ、魔物は無力化した!」
王「あとは残った魔物を討伐すれば、魔物の脅威はなくなる!」
王「我々人間は、長かった魔物との戦いに勝ったのだ!」
「わー!」「王様万歳!」「女勇者様万歳!」
「女勇者様万歳!」「女勇者様は俺の嫁!」「うっ!……ふぅ」
戦士「勇者、王様の発表聞いたか?」
勇者「聞いたよ。聞いてなくても街中大騒ぎでいやでも気付くよ」
僧侶「やってくれたな、女勇者達。俺達もできなかった魔王討伐を果たすなんてな」
魔法使い「これで平和な世界がやってくるんだな」
戦士「そうだな。でもその前に……」
戦士「あれ?こいつら誰よ?ってなってる連中!俺らだよ!>>22-33に出てた最初の勇者一行だよ!」
勇者「……天井の角に向かって何言ってるんだ?」
戦士「いや、言っとかないと忘れられてる気がして」
勇者「誰に何を忘れられるって言うんだ……」
218: 1:2011/10/2(日) 23:27:15 ID:bEpZo/Xb/k
僧侶「……結局力が戻ることはなかったな」
魔法使い「くっそー。あいつ結局騙してやがったんだぜ」
戦士「でもまあ平和な世に武力なんて必要ねえだろ」
魔法使い「そっか……まあそれもそうだな」
戦士「……で、何で勇者は暗い面してんだよ?」
勇者「……」
戦士「……勇者?」
勇者(女勇者の実力は認めるが、それでもあの魔王に勝てるとは思えない)
勇者(それに、未だにあの魔王が邪悪な者とは思えない自分がいる)
勇者(本当にあの魔王は死んだのか?……それに嫌な予感がする)
勇者(何か……取り返しのつかない悪い何かが起こるような……)
戦士「……勇者!!!!」
勇者「うわあ!?み、耳元で怒鳴るな!ウボォーギンか、お前は!?」
戦士「じゃあお前は豪猪だなww……いつまでもボーっとしてるからだろ」
勇者「あ、ああ……悪い」
219: 1:2011/10/2(日) 23:35:25 ID:bEpZo/Xb/k
戦士「何か心配してるみたいだけど……大丈夫だって!王様が言うには魔王が死んだことで魔物は無力化したんだし」
戦士「仮に無力化が間違った情報で、残った魔物が報復行動に出たって、一番強い魔王は死んでるんだ」
戦士「どちらにせよ人間界の平和は約束されたようなもんだよ。俺らは平和の中で生きればいいんだよ」
勇者「……そっか。そうだよな」
戦士「そういうことだ!じゃあ俺らも外出して騒ぎに参加しようぜ!」
僧侶「え……俺、騒がしいの嫌だから家でゆっくりしたいんだが」
戦士「祭りに参加しないのは許さねえぜ!ほら、歴史が動いた日を俺らも謳歌すんだよ!」
魔法使い「やれやれ……今日この街は眠らないだろうな」
勇者「……」
勇者(……近々城に行って確認してみるか。それで全てがはっきりする)
220: 1:2011/10/2(日) 23:39:49 ID:bEpZo/Xb/k
ちょっと早いけど、今日はここまでにします。
「>>214で次に側近を出すと言ったな。あれは嘘だ」
みたいな感じになって申し訳ございません。いや、あれです。昨日の段階では出るとにらんでたんですよ。
だけどちょっとここらで区切っておく感じになっちゃいました。側近情報に踊らされた方がいましたら、申し訳ないです。
でも大丈夫!次こそは出ます、出します、出させます。次こそは側近サイドを書きたいと思います、マジです。
221: 名無しさん@読者の声:2011/10/3(月) 06:55:30 ID:/qV1boDQ0s
追いついた支援
222: 名無しさん@読者の声:2011/10/3(月) 13:11:58 ID:qdMevyRfro
ウホッ
223: すずゆき:2011/10/3(月) 14:25:45 ID:xGR/No6vHM
側近描かせていただきました〜
見ていただければ幸いです(*´ω`*)
もう側近が恋しすぎて困るry
224: 1:2011/10/4(火) 00:21:10 ID:bEpZo/Xb/k
>>221
追いつかれましたね。
待たせてしまうのも悪い気がしますし、これからは一層更新を頑張る所存です。
今日はもう夜更かしして書き進めるとします。
>>222
「う〜トイレトイレ」
今トイレを求めて全力疾走している僕は魔王職に就くごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば人間界を滅ぼす気はないってことかナ。名前は魔王。
そんなわけで城内にある男子トイレにやって来たのだ。
ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた。
ウホッ!いい側近……
そう思っていると突然側近は僕の見ている目の前で着ている服を脱ぎはじめたのだ……!
「やらないか」
そういえばこの城はハッテン場のトイレがあることで有名だった。
調子に乗ってる>>1は>>222を見た途端ホイホイとこんなのを思いついちゃったのだ。
続きません。
続きが見たいなら「すごく……読みたいです……」と書きこんでください。
ただし、書きこんだところで絶対続きは書きませんけど。
すずゆきさん
見てきましたよー。
毎度毎度素敵なイラストをありがとうございます。
側近が好きなんですね。今からたぶん側近の出番が増えていくと思いますので、その辺はご期待くださいませ。
225: 1:2011/10/4(火) 00:33:16 ID:bEpZo/Xb/k
一方魔界では
ドラゴン「側近様、どうするんですか!?魔王様が人間に連れ去られて魔界はもう大パニックですよ!」
側近「ホントだよ……あの馬鹿がここまで馬鹿だとは思わなかった」
ゾンビ「魔界全体で新たに魔王を就かせるべきだという意見が多数派になってるそうですが」
側近「……魔王様が死んだわけじゃないだろ?生きてる以上、あいつが魔王だよ」
スライム「しかし……それでは民が納得しないと思いますが」
側近「好きに言わせてろよ。誰が何と言おうとあいつが魔王だ。それが……」
ハーピー「側近!」ダッ
側近「……ハーピー!?お前、どうしてここに?」
ハーピー「大変なの!魔王様が……魔王様がぁ!」ポロポロ
側近「な、何で泣いてるんだ?魔王にセクハラされたか?だったら俺があいつを殺してやるから……」
ハーピー「ち、違うの……人間界で、魔王様が……」ポロポロ
側近「なに?あいつ人間界でセクハラしてんの?」
ハーピー「魔王様が、殺されちゃったって!人間界の王が、そう発表したって!」ポロポロ
ドラゴン「っ!」
226: 名無しさん@読者の声:2011/10/4(火) 00:37:30 ID:PlzeCTjjbQ
>>224
すごく……読みたいです……
227: 名無しさん@読者の声:2011/10/4(火) 00:42:20 ID:k4PK7qxgmg
スゴく………読みたいわ………ウッ…………フゥ
(`・ω´・)キリ
228: 1:2011/10/4(火) 00:46:03 ID:bEpZo/Xb/k
スライム「そんな……魔王様が!?」
ゾンビ「う、嘘だ……」
ハーピー「あんなに優しい魔王様が……どうして死ななきゃいけないの!?」ポロポロ
側近「……」
ドラゴン「……側近様、魔王様が死んだというのに、どうしてそんな顔ができるんですか?」
側近「……」
ドラゴン「まるで謎を食べ終えた後の犯人にネウロが向ける関心をなくした表情……魔王様が殺されたんですよ!?」
側近「……いや、だって死んでないだろ?」
スライム「……え?」
側近「あいつの強さは皆知ってるだろ?108回殺したって一度たりとも死なないような奴だぞ?人間が殺せるかよ」
ハーピー「で、でも……王がそう発表したって……」
229: 名無しさん@読者の声:2011/10/4(火) 00:54:54 ID:kRcUUc8Smc
支援
230: だいたいあってる:2011/10/4(火) 01:01:56 ID:bEpZo/Xb/k
側近「……大方こういうことだろう」
側近「連れ帰ったはいいが、人間共には魔王様を殺すことができなかった」
側近「このまま街や城に置き続けたら国民の不安の種になる」
側近「不安の種どころか、下手に暴れられたら街壊滅だってある。とにかく魔王様を自由にさせて城に置くのは危険だと」
側近「そこで魔王様を監禁しておいて、国民には処刑したとでも言っときゃ安心させるくらいはできるだろうと踏んだんだろ」
側近「国民を安心させ、士気を高めると同時に、魔界を揺さぶることもできるからな」
側近「普通、魔王様の実力があれば監禁させられることなんてありえないけど」
側近「あの性格だからな。女勇者達をだしにすれば、いくらでもコントロールできるわけだ」
側近「……そういう感じだろ。だから魔王様はまだ生きてるよ」
スライム「た、確かにそう言われるとそう思えてきます!」
ゾンビ「じゃあ……魔王様はまだ生きてるのですか!」
ドラゴン「……側近様、さきほどの発言、お許しください」
側近「いいさ。俺のこれも一応予想でしかないんだ。当たってる自信はあるけどな」
ドラゴン「さすが魔王様の名パートナーですね」
側近「おい馬鹿やめろ」
231: 1「側近、豆腐の角に頭をぶつけて死ね」:2011/10/4(火) 01:10:26 ID:bEpZo/Xb/k
ハーピー「……ほ、本当に魔王様は死んでないの?」
側近「ハーピーは人間の王と俺、どっちを信じるんだ?」
ハーピー「よ、よかった!私、魔王様が死んじゃったって……!」ポロポロ
側近「泣くなよ。そう遠くない未来にまた俺と魔王様のやり取りを聞ける日が来るさ」ナデナデ
ドラゴン「……」
スライム「……」
ゾンビ「……」
側近「……何だよ?睨んでんじゃねえよ」ナデナデ
ドラゴン「側近様、爆発していただけますか?」
スライム「側近様、爆ぜていただけますか?」
ゾンビ「側近様、もげていただけますか?」
側近「うるせえ!てめえらで勝手に爆発してろ!」ナデナデ
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