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同僚女「やっぱり二人っきりになっちゃったね」

前回の記事 同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
Part1
同僚女「やっぱり二人っきりになっちゃったね」
https://takeshima.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239715852/
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:30:52.83 ID:ddJtPtpl0
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/douryou_okiro_okiro.html
【あらすじ】
 ブラック系IT企業でデータ変換業務を行なう男は
神楽坂班のプロジェクトマネージャー。
歴戦のウォリアー女先輩(指先から唐揚げを出したい)
陽気な同僚のB男(さすらいの忍者マスター。灰は消失に通じる)
口数少ないC男(捨てることに対する美学をもった職人)
そして新規加入した新人女をくわえた5人パーティー。
 なんだかんだでうだうだ底辺仕事をやってた五人だが
池袋で働いていた同僚パーティーが壊滅したことから
仕事量が急増。不穏な空気が流れ始める。
 それってアレなの?
 例のアレってことなの? デスマ(ry
 萌えの皆無な現代日本における残酷童話。
 あけてもあけてもまた徹夜なブラック物語。


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:33:26.82 ID:DNScxn1VO
>>1
待ってましたー


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:33:41.00 ID:GFgh7JDzO
とうとう見つけた…
全力で支援


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:34:00.67 ID:ddJtPtpl0
――8日目、火曜 12:00 池袋作業室
――電話

女「……ん。ん。わかった」

女「それは平気。おけーおけー。うちにまかしといて。
 そだなー。今回してる分は終わらせるけど、遅くても
 17時には合流できると思う」

女「おーけー。なんか差し入れ買ってっちゃる」

かちゃん

女「ふぅ」

C男「どうしたのか?」
女「ああ。池袋は撤収だってさ」

C男「撤収?」

女「うん。これ以上分離して作業する意味も薄いでしょ。
 資料とデータまとめて、神楽坂に合流指示が出てる」
C男「捨てるか」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:36:04.32 ID:GFgh7JDzO
さっそく捨てるキターwwwwwwwww


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:37:04.09 ID:ddJtPtpl0
女「そうそう。ここはうちらのホームじゃないからね」
C男「うん。捨てよう」

女「そっち、作業はどう?」
C男「……今かかってるところはあと30分くらい?」

女「んじゃ、前後して撤収準備して。うちらの使ってた
 ツールは全部消去で」
C男「捨てる?」

女「捨てるだけじゃなくて、1バイトも残さず滅しろってさ」

C男「マネジもフェチ道に目覚めたか」
女「なにさそれ」
C男「遺棄こそロマン」

女「わかりません」
C男「常識を捨てよう」

女「うちは常識の中で生きていたい」
C男「常識はウォリアーの敵」

女「あー」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:41:08.45 ID:ddJtPtpl0
C男「ロケットで突き抜けた先に三峯徹の世界がある」
女「三峯……だれそれ?」

C男「世界の不理解が天才を殺す。捨てよう」

女「C男はなぁ」こつんっ
C男「っ!?」

女「もちっといろいろ判りやすければいいのになぁ。
 この一週間組んで、あんたがなかなか根性もあるし
 気合いも入ってるし、応用も利くヤツだって判ってきたけど」

C男「ううう」

女「なに? もしかしてこれいや?」ぺちぺち

C男「捨てたい……」

女「へ?」

C男「俺チキン……」

女「ケンタッキー? ああ! いいね。んじゃ、さくっと
 終わらせてケンタッキー買って神楽坂に行こう!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:45:37.33 ID:iMjlhSUc0
こんな時間に続編とな
俺を睡眠不足に陥れる気で御座候


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:46:30.08 ID:ddJtPtpl0
――8日目、火曜 13:00 神楽坂作業室

新人女「いっこ、終わりました」
男「ん。了解。……引き続きいける?」

新人女「さきに、報告書していいですか?」
男「おけおけ、やっちゃって」

B男「男氏~。拙者もこっちの山は片付けたでござる」
男「お。やるじゃん。じゃこれも」

どんっ

B男「ひぎぇぇぇ!?」
新人女「うわ」

男「大げさに悲鳴あげるなよ。前回と同じ量でしょう?
 ってことは、一日あれば終わるって」
B男「……そ、そうでござるな」

男「いけるでしょ?」
B男「そ、そうでござるか?」

男「急かさないからさ。楽勝でしょ」
B男「そ、そうでござるね」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:50:55.74 ID:ddJtPtpl0
>>14
いや、どうせおわんないので、寝よう。
寝る。むしろ俺が寝る!! 今朝までDion規制だったんよ。

お待たせしちゃった皆様すいません。
柴犬あげるんでゆるしてください。
真面目に書きます、すんません。


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:54:48.24 ID:ddJtPtpl0
新人女「そうなんですか?」
男「改まって話すのが嫌いなだけだよ」

B男「教導とか説教とか苦手でござるね」
男「だって意味ないじゃん。そんなのさー。
 大きなお世話だよね。勝手に育つ人は育つっての」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタ

B男「言ってることとやってることが乖離してるでござる」
新人女「成長遅くてスミマセン」ごにょごにょ

B男「あー。いーんでござるよ。それでも面倒見が
 良いのが、男氏の美点でござる」

新人女「はい……」

男 カタカタカタカタカタカタ

男「きこえてるし。なんかむかつく」
B男「修練でござるよ」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:54:55.07 ID:iMjlhSUc0
>>20
ヤダ、私は貴方と同じ時間に布団に入るの・・・・


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 22:58:06.55 ID:ddJtPtpl0
――8日目、火曜 16:00 神楽坂作業室

ガチャリ

女「たっだいまー!」
C男「池袋を捨てた」

B男「おかえりでござるよ!」
新人女「おかえりなさい」
男「おかえりー」

女「やー。久しぶりの故郷! ぼろくてダサいビル!
 神楽坂のふるさと!!」
男「女先輩は二日に一回はこっち来て残業してたじゃないすか」

女「おかえりなさいで歓迎しっろっ」ぎりぎりっ
男「痛っ」

B男「うははは。お帰りなさいでござるよ」
C男「ござるを捨てよう」

女「歓迎しないとこれをやらんぞぅ!」
新人女「?」
B男「それは?」

女「パァーティーバーレルだぁぁぁ!!(注)」
(注:ケンタッキーフライドチキンのパーティー用
 チキン盛り合わせ。子供が大はしゃぎします)


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:02:41.72 ID:ddJtPtpl0
B男「おお! 素晴らしいでござるよ!」
C男「唐揚げ番長の最終兵器」
男「お。うまそーな匂い」

女「みなのモノ! 平伏するが良い!」

男「……」
新人女「……」

男「たかがチキンで土下座ってのもね?」
新人女「でも、ここは頭を下げた方が……」

女「え? え? ひれ伏さない? チキンなんだよっ!?」

男「新人女さん、意外に状況対応クレバーだね」
新人女「仕事先での人間関係って難しいですよね……」

女「うっく。キミみたいな美人娘に『難しい』いわれると
 うちの立場が半径2光年以内になくなるっ!」

B男「確かに発言って難しいでござるなぁ」
C男「その語尾を捨てよう」

B男「C男氏くらい捨て切れれば簡単かもしれないでござる」
C男「難しさを捨てよう。それがシンプルライフ」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:08:15.53 ID:ddJtPtpl0
女「も。いいよ……」
C男「あ、へこんだ」

女「うち、部屋の隅に行く」ととと
男「……ぇーっと」

女「部屋の隅で、壁に向かって一人で膝を抱える」
B男「『そしてパーティーバーレルを抱えて』」

女「そしてパーティーバーレルを抱えて」
B男「『一人寂しくチキンをむさぼり食らうでござる』」

女「一人寂しくチキンをむさぼり食らうでござ……
 そんなやるかーっ! 太らない体質とは言え、
 そこまでやればいい加減ピザるわーっ!!」

C男「肉を捨てるのは難しい」

新人女「女さんはっ。……スタイル、良いと思いますよ?」

男「その発言がオイル into ファイヤだ」
B男「やってしまったでござる」
C男「この部屋は治安警戒地域に指定された」

女「みんなしてうちをいじめるかーっ」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:13:33.45 ID:ddJtPtpl0
男「女先輩」
女「むー」

男「お土産感謝です」ぺこり 「新人女さん、わるいけど、
 お茶入れて。冷蔵庫になんかあったっしょ? 人数分」

新人女「あ、はい。やります」

女「うちはどーせ唐揚げ女ですよーだ」
C男「それでもいいのに」

男「疲れたでしょ、とりあえず座ってくださいよ。資料
 片付けるからさ」

B男「ああ、拙者やるでござる。もう一日もあれば、
 こっちは終わるでござるしね」

女「むー」
男「すねちゃダメですよ。女先輩は偉いです」

女「……そか?」
男「はい、偉いです。池袋勤務、お疲れ様でした」

女「よし、手を打つ」
B男「片付いたでござるよー」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:18:21.63 ID:ddJtPtpl0
――8日目、火曜 16:10 神楽坂作業室
――チキンの会

男「ま、とりあえず、いったんはお疲れ様」
女「ただいまっと。もぐもぐ」

男「ちょうど良いんで、進捗報告会と今後の作業の
 ミーティングやっちゃいますよ」

B男「……もぐ。了解でござる」
C男「了解。もぎゅ」

男「んじゃ池袋から」

女「もぐもぐ。池袋は引き上げた。いじょ」
男「おいっ」

女「詳細はC男がやると言ってる」
C男「言ってない」

女「言っ、えっ」
C男「――。――」

女「これもウォリア修行」
C男「っ!」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:22:51.33 ID:ddJtPtpl0
C男「いけ……ぶくろは。もともと、受けていた仕事。
 進捗状況、約24%だった。
 自分たちが引き継ぎ、状況整理後
 引き続き変換作業に、かかる……。
 当初、作業は難破……難航したものの。
 女先輩の作った、新マクロの適合率、よかった。
 残業妖怪恐るべし。
 体罰だけではなかった。
 作業速度向上。いま……70%? 75%くらい。
 全体では、あと一人作業で30時間。くらい。
 ――だと思う」

女「そんな感じ。……ちと読み甘いかな。ドキュメントとか
 書類仕事含めると45時間は欲しいところ。二人がかりで
 二日ちょいだね」
C男「スパルタ」

女「残業妖怪は余計だっ」べちっ
C男「バイオレンスを捨てよう」

B男「次は拙者でござるね~。まず、神楽坂班で受けていた
 仕事でござる。これは最初に四人でやってた仕事でござるね。
 こっちはもう残務処理の段階でござる。さっき片付けていた
 書類の山でござる。先方問い合わせとか、納品処理とかの
 段階なので、拙者一人でやって明日の午後には終わるでござろう」

男「ん、そんな感じだね」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:27:39.42 ID:ddJtPtpl0
男「じゃ、次、新人女さん」
新人女「えっ」

男「作業の進捗報告」
新人女「わかってません、わたし。全体像とか……」

男「報告どうぞ」
新人女「……」おろおろ

女「まず、やってみ?」

新人女「……は……い。あの、作業の、ノート見ながらで
 良いですか?」

女「いいよ」

新人女「……はい、あの」ぺらっぺらっ「いまやっているのは
 データの移行作業の最初のステップで、マクロ処理をして
 例外を識別しながら修正していく作業で……」

B男「どこのクライアントでござる?」

新人女「あ、はい。神保町って書いてあります」ぺらっぺらっ
B男「全体の規模も」

新人女「……全部で約4万件。データセットにして10個に
 分けて作業中です……。で、そのマクロ処理が
 4つおわっています。いま、5つ目です。
 マクロ処理は、明日、終わるはずです」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:31:57.59 ID:ddJtPtpl0
男「全体進行度と、進捗は判るかな?」
新人女「……いえ、判りません」

C男「鬼マネジ捨てよう」
女「男にしてはね」

男「作業は、新人女さんがやっているデータ確認のマクロ処理。
 その後、変換用マクロ処理、例外データの再入力、合流作業、
 書類関係の整備、納品って続くんだよ」
新人女「はい……」

男「確認マクロ、変換マクロ、データ再入力、合流作業で
 4工程。全て同じ作業時間がかかるとすれば一つ25%の
 作業量、その最初のものが約半分終わっているから
 全体の作業量の12%ってとこだね」
新人女「はい……」

男「新人女さんは、この仕事を一人で12%もおわらせたんだよ。
 現時点では進捗報告内容も、今ので十分。がんばってるね。
 いまからは、他の人も手伝いに入れるからね」

B男「ばっちりでござる」
女「うちにもまかせる!」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:35:31.41 ID:ddJtPtpl0
男「でー。もぐもぐ」

B男「うわ、男氏! 人に報告させておいてずっと
 チキン食ってたでござる」

C男「!?」

男「美味いよ? もぐもぐ」

女「貴様~。チキンを~っ」べちべっち!
男「ううう。女先輩、勘弁してくださいっ」

(放送中断)

男「こほん。で、仕事が追加されておりまする」

新人女「?」
B男「見ないで捨てよう」
C男「あー」
女「……どんなの?」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:40:21.43 ID:ddJtPtpl0
男「んっと。まず、神保町。これは新人女さんがやってるのと
 同一クライアントの別発注。データ形式は同じ。
 量は20万件~」

女「5倍に増えた訳ね」

男「つぎー。赤坂のテレビ局。データ量は10万弱。だけど
 見た感じ不正データが多い~。ラジオかなんかの
 リスナーデータかな-。元はハガキ」

B男「きついパターンでござるな」

女「そういや、話にあがってた巣鴨の追加はどうなってるの?」
男「それはちょっと遅れてる。契約がもめてるんじゃないかな」

C男「仕事が増えないなら何でも捨てよう」

男「で、本日の目玉商品」
女「なんか嫌な感じがしてきた」

男「外資系の保険屋さんでぃーっす」
女「うっわ」
新人女「え? なんでです?」

女「保険屋ってのはデータ多いんだよ。まじで。
 あと外資系は締め切りに融通が利かない」


51 :DION軍VIP方面軍二等兵 ◆nvuPrjHidY :2009/04/14(火) 23:41:07.47 ID:CoerKURj0
ちょwwwwwwwwBがC化したwwwwwwww


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:43:27.15 ID:ddJtPtpl0
男「データ量は見切ってないので判りませーん」
女「ふざけんなー。教えろ」

男「俺の予想で言うと、おおよそ35万件」
B男「それくらいなら」

男「が、年度別に18年分です~」
C男「希望を捨てよう」

女「まじですか」
男「素敵に真面目です」

女「うち絶望ハンバーグ工場にいくべきやろか」

新人女「?? あの、そんなに多いのですか」コッソリ

B男「うー。まぁ、締め切り次第でござるね。
 半年くらいかけてゆっくり変換していくなら、
 問題ないでござるよ」

男「締め切りは、8月末日だそうでーす」

B男「……」
C男「……」
女「……」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:51:59.49 ID:ddJtPtpl0
男「正味3ヶ月ちょいです」

女「男、それはちょい、無理ちがう?」

B男「厳しいでござるよ。さっき言ってた仕事は仕事で
 そっちもやらなければならないでござろう?」

C男「……」
新人女「……」

男「んー。うん。厳しいし、難しいね。
 ちょっと補足する。
 まず、いま現時点で判明している仕事は、これだけ。
 この情報は直接営業に問い合わせて、書面確認とってる。
 これに加えて、増えたとしても巣鴨の件だね。
 それが、ここ1,2ヶ月の情報。まぁ、当分はこれ以上仕事は
 増えない。その点は安心して良い。
 第2に、これは俺たちだけでやらなきゃならない仕事量じゃない。
 今週中にでも、空けてもらった池袋作業室で、
 新しい池袋班が発足する。つまり、2班体制に戻る。
 その池袋班と仕事を割り振って実行することになる」

新人女「つまり半分になる訳ですね」

B男「それは……」
女「それは甘い見通しかな。立ち上がったばっかりの班で
 スタッフの質も判らないところだもの。どれくらい仕事に
 なるのか判らないよ」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/14(火) 23:55:51.62 ID:ddJtPtpl0
男「なんにせよ、これが神楽坂班の春夏の陣ってことになる」
B男「……」
C男「……」

女「デスマ、かな」
男「そうなるね」

男「作業構想を一応いっとくね。まず、神保町の新人女さんが
 やってるの。これについては、女先輩に入ってもらって
 引き継ぎ書類を作ってもらう予定。
 書類の作り方、新人女さんにみせたげて」

女「うん」

男「で、引き継ぎ書類を添付して、全部池袋に即投げする」

B男「まだ立ち上がってないんでござろう? いいんでござるか?」

男「構わない。で、赤坂のテレビ局の件。これはそもそも
 うちでは受けない。池袋に直流し」
C男「拾いもしない」

B男「それは池袋には無理だと思うでござる」
女「そだね。ハガキから入力したぼろぼろデータでしょ?
 新人ばっかの班にこなせる仕事じゃないよ」

男「もらってる金は一緒だ。やってもらう」


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:01:13.32 ID:sWo2V5xi0
男「当班は現在やっている作業を完全に終了させる。
 女先輩が池袋から持って帰ってきた仕事。こいつは
 C男と新人女さんで。二日ちょいだっけ? あげて」

C男「……了解」

新人女「わたし、両方ですか?」
男「うん、がんばって。出来ないことは、言ってない」

B男「拙者は引き続き、と」
男「お願いします」

女「ってことは」

男「神楽坂班で、保険屋を全部引き受ける予定。とりあえず
 俺が一人で入って、全体の仕事量と、データの複雑さを
 把握してみるよ。手が空いた人から仕事を割り振っていく」

男「で、そういう仕事の量だから、残業希望とる。今月から
 毎月月頭に、いけそうな残業の日程聞いていくのでよろしく。
 くれぐれも、無理はしないで。派遣の方からも言われている
 とおり、自分の予定優先で構わない、
 『出来たら』でかまわないからね。ただ、予定の問題が
 あるんで、自分でだしたスケジュールは残業のために
 時間空けてください。
 んじゃ、この春夏は、そんな感じでっ!」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:04:55.75 ID:sWo2V5xi0
――8日目、火曜 22:00 神楽坂作業室

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

男「女先輩~」
女「なにー?」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

男「帰らないの?」
女「男はどうするのー」

男「今日は帰るよ。女先輩も帰ろう」
女「えー」
男「反抗期ですか」
女「だって反抗したい」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

男「なんで」
女「うちトリーズナーなんよ」
男「判りません」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:08:48.19 ID:sWo2V5xi0
男「まぁ、それはともかく。今日は家に帰って、
 風呂にはいって、小奇麗な格好で明日出社しよう」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

女「……」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

女「……」

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

女「……やっとデートかぁ」ポソリ

男 カタカタカタカタカタカタ
女 カタカタカタカタカタカタ

男「俺も、ちゃんとしたカッコに着替えてくるし」

女「そ、それならそうと早く云えばいいのにっ。
 男バカやろ。こっちにだって準備ってもんが」ポソポソ



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