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アニ「ここは?」アルミン「地下牢とだけ言っておこう」

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Part4
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:15:59.20 ID:BiFWEM5V0
アルミン「ねえ、アニ。アソコ……触って欲しいよね?」
アニ「あ……や……やめ……今そこ…触られたら…ぁ」
アルミン「ええ?だってさっきあんなに触ってって言ってたじゃないかぁ…え?なんです?Eさん…」
常連E「……こいつまだイってねぇ。このままやってもいいとこまで行くだろうが…完全に屈服させることはできねぇよ」
アルミン「え…!?だってあんなによがって…最初にオマンコいじった時てっきりイったのかと…」
常連E「いや、おマンコに指入れてた俺ならわかる。コイツはイってねぇよ。なんだろうな。精神的なもんだ。仮面だな。それがあるのさ。それさえ剥げば…」
アルミン「…!…なるほど…攻略の緒がつかめましたよ…巨根のDさん!アニの股間のところでスタンバってください!」
常連D「はいよ…」ズイ…カチャカチャ…ズルン、ブラン…
アニ「え…!?(あ…アルミンのより…何倍も太い…!!あ…あれが本当の大人の…)
アルミン「さ、アニこっち向いて(がし)ふふ…台の上に寝そべってるところに頭側から覗き込んでるから上下反対だ…僕の目を見て、アニ」
アニ「……ハァ…ハァ…アルミン……何を…(薬が切れてきたのか快感はそれほどでもなくなってきたけど…今入れられたら…)」
アルミン「アニ…戦士アニの仮面はまだまだ強固に君の人格に張り付いてる…この拷問ならはがせるかと思ったけど…快感と八つ裂きじゃあどうもまだ足りないみたいだ」
アニ「ハァ…ハァ…(これ以上まだ…堕ちる…の?あんな痴態をさらして…まだ…いや、戯言だ…こんな…これ以上…っ!)
アルミン「アニ…お父さんって…だれ?」
アニ「…………え?」

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:17:33.03 ID:BiFWEM5V0
アルミン「いやさぁ、切羽詰った時に何度もおとうさーんって言うから…気になってね…アニの故郷の人?」
アニ「…………っ!(自分がそんなことを…!?し…知られたくない…心情的にも…一番…いつの間に口走って…)」
アルミン「まあおいおい喋ってくれればいいさ…Dさーん、初めてくださーい…ねえ、アニってファザコン?随分お父さんが好きなんだね…」
アニ「あんたに…何がわかるんだ…っ!(ズププ)う…っ!?ぐうう!?あっくぅ!!い…いああ……っ!!!」ガタガタガタ
常連D「おぉ~~~う…トロマン…キツイ…っ!小柄な体に俺のサイズは辛いだろうが我慢せいや~、動くど!」ヌッチ…ヌチ…
アニ「っぐはッ!!??が…があああああああ!!!(ビク…ブンブン!…グイ!)…っあ!?」
アルミン「アニぃ…頭ブンブン振っちゃあダメ…僕を見るんだ…僕の目を見て」
アニ「あ…あ…が…ぐ…ぎごご…っぐ!!(あ…中に…お腹の中に…でっかいのが…う…埋まってる…し…死ぬ…手足も…ちぎれ…あ!!)」ブチ…メキ…!
常連D「おらあ!強めに行くぞ!!」パン!パン!パン!パン!
アニ「むぎいいいいいい!!!ぐぎいいいいああああああ!!!(死ぬ!死ぬ!でっかいのが出たり入ったり…っ!内蔵が!内臓が潰されるううう!!)」ガクガクガク
ゴキン!
アニ「あがああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
アルミン「右肩…ついに外れちゃったね。そろそろもっと引き伸ばさないとダメだね」ギギギギギギギ
アニ「(ビキビビキビキ)ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」ブンブン!
アルミン「ほら頭ブンブンしないでこっちを見て、アニ。ねえ…大丈夫だよアニ。戦士の仮面…それが君を苛んでるんだ。捨てちゃえよ。お父さんに縋る君に戻るんだ、さあ」

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:18:32.86 ID:BiFWEM5V0
常連D「ふう、ふう、ふう、(パンパンパン!)こ、こりゃたまらん、キツマンすげえぜ!(パンパンパン!)」
アニ「あぐうううううう、ぎいいいいいい!!!が…あ…あ…があああああ!!!」ガクガクガク…プチ、プチ、ゴキン!
アルミン「股関節が外れたね。さあ、どんどん行こう。もうアニが身動ぎするだけで全部ちぎれちゃうよ、もう。さあ、アニ。戦士じゃない、女の子の君を見せて」
常連D「ふう、ふう、ふう、(パンパンパン!)」
アニ「ぐうううう、ぐぎいいいいい…があああああ!!!」ビキビキブチ!
アルミン「さあ、こっちを見て…可愛いアニ…さあ、心の内を見せるんだ…いいんだよ、アニ…もう頑張らなくて…額にキスしてあげよう」ちゅ…
アニ「んぱあっ、はあ、はあ、はあ…あ…あ…あ…たしは…戦士…に…な……る…あ…」
アルミン「あ、もっとペース上げてくださーい」
常連D「おらあああああああ」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!
アニ「あがあああ…っぐううううううううう!!!や…やめええええええ!!!!ぎいいいいいい!!!!」ブチ…ブチチ!
常連A「手足の皮膚が破けてきやがった!」
アルミン「(あと少しだ)よく聞いて、アニ。もういい、もういいんだ。戦士の仮面なんて脱いでいいんだ…君は一人の女の子、お父さんに憧れる女の子だ」
アニ「………~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!」ブチブチブチブチ
アルミン「お父さんに甘えてた頃の気持ちを思い出して…(ピト)ほら、僕の頬が君の頬に触れてる…お父さんに抱かれてるみたいだろ、ねえ」
アニ「ぐ…が…耐える…耐え…耐え…が~~~~~~~~~っ!!!!!」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:19:44.28 ID:BiFWEM5V0
アニ「(耐えるんだ!耐え…耐え…耐える…………それでいいの?誰かが助けに来てくれるわけじゃ…自分で逃げられるよう…計画を…なんとか隙を…頭で考えなきゃ)
アニ(でも…なぜだろう…そっちへ頭が働かない…あれ…なんだろうなぁ…)
アニ(ああ…わかった。あたしもう諦めてたんだ。諦めてお父さんのことだけを考えたくて……諦めて思い出に浸るってのを認めたくなくて…そこを目指すって目的意識にすり替えて…)
アニ(こんなの…戦士でもなんでもない…もともとなりそこなった身だけど…もう……さらに遠くなってしまった…あたしはどこまで弱いんだろ…もう…嫌だ…嫌だァ…)
アニ(お父さん…お父さん…最後に一目でいい…会いたいよぉ…ああ…お父さん…お父さん…)
アニ「ああ…あ…あ…おとうさーーーーーーーーーーーーーーん!!!いやああああああああ!!!たあすけてええええええええええ!!!ああああああ!!!」ぷしゃああ
ビキブチブチブチ!!ブチ!!!!バチーン!!
アニ「!?がっはああっっっ!!!!!!!!」
アルミン「わーっ!ちぎれた、ちぎれたよ!潮吹くと同時に四肢が全部いっぺんに!あははは!…アニ、気分はどう?ねえ…血がドクドクでてるよ?再生しよう?ね?」
常連E「……………この娘……………………………………………」
アニ「あああ…お…お父さん…お父さん…どこ…?どこ…?」ドクドク…
常連達「「「……………………………………………」」」
常連D「……………………………………………っち……………」ズルっ…
アルミン「あれ…抜いちゃうんですか?まだイってないのに…」
常連D「…………………………………いや、気分じゃなくなったのよ…」

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:21:17.72 ID:BiFWEM5V0
アニ「……えっぐ…ヒック…しく…しく……え~~~ん…おとうさ~ん…いやだ…いやだぁ…帰りたい…会いたいよぉお父さん…ひぐ…ううううう」ポロポロ
アルミン「ふう…これで大体理性は崩し終えた。あと一息…あれ?どうしたんですかみなさん…浮かない顔して…」
アルミン「このあとのアニとのフリーセックス、いいんですか?四肢切断の娘とだなんてなんてそうそう…」
常連達「「「……………………………………………………………………」」」
常連E「だれもやりたいやつ、いねぇとよ。娼館通いなんてのは基本…女が好き…可愛がりたいんだ…それがオメェ、こんな…いたいけな少女を犯すなんて…」
アルミン「…わからないなぁ、今まで散々やったじゃないですか?こいつは巨人ですよ?人類の敵です。何をためらうんです?」
常連E「敵ねぇ…もう俺にはただのか弱い16歳の乙女にしか見えねぇが。なあ若先生よぉ。本当にこうすることが正しいことだと思ってんのかい?」
アルミン「……………………………………………………………………………………………………」
常連E「とにかく…もう俺らはこの娘を拷問するなんてできねぇよ…あんたがひとりでやってくんな………ったく、ほんとにこんな娘があんなことを…」ギィ、バタン…!
アニ「…………うっ…うっ…うっ…うう…もうやだぁ…アニ…おうち帰りたい…やぁ…」カタカタカタ
アルミン「……………………………………………正しいと思ってるかって?…やだなあ、こんなこと…………………………………………………」
アルミン「……………………………………………………………………………………………………好きでやってるに決まってるじゃないか」
アニ「え~~~~~~~~~ん、おとうさ~~~~~~~~~~~ん、こわい、こわいよおおおおおおおおお…」


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:22:58.48 ID:BiFWEM5V0
アルミン「さあて…四肢も千切れ、理性も飛び、なーんにもなくなっちゃたよ、アニ。君を守っていたものは」
アニ「えーーーーーーーん、えーーーーーーーーーーーん、おとうさああああああ~~~~~~~~~~~~ん!!!!」(ギュッ)
アニ「!?」
アルミン「よくがんばったね、アニ。もう大丈夫、今日は終わりだよ。この後はゆっくり休んで」
アニ「あ…………………………………………………」シュウウウウ…
アルミン「………アニ?どうしたのかな?それより、手足を再生し始めたね…妙に素直じゃないか…いつもなら…あ、眠ってる。それにしてもアニの寝顔は美しいなぁ」
アルミン「…終わったみたいだね。完全修復まで三時間か…いいデータが取れた。気分はどう?アニ」
アニ「ん………………アルミン!?あたし…あ…あれ?ここは…?なんだか、おかしい…今どこにいるのか…何してたのか、よくわからなくなって…」
アルミン「え…?」
アニ「どこで気を失ったんだろ…あたし、あの死に急ぎ野郎に投げを教えてた時にトチって頭でも打った?イマイチ記憶が…」
アルミン「ン……?ははっ、そういうことか。そうかそうか。うん、先生は安静にしてれば大丈夫だって言ってたから大丈夫だよ。」
アニ「そう…あんたが運んでくれたんだ。何だか、悪い夢を見ていたような気がする。」
アニ「なんだろ…何故かあたしはみんなに情を移しちゃいけないって思ってて…クールぶったり、みんなをひどい人たちだと思い込もうとしたり…何で…だろうね」
アルミン「(くっ、くふふ、あはははははは)さあ…さすがにそこまでは僕もわからないなぁ…」

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:24:05.83 ID:BiFWEM5V0
アルミン「(クチャクチャ)アニの新鮮な腿肉、美味しいなぁ。アニのために調理しておいたけど今回は普通の囚人食をあげたのは多分正解だろうな」
アルミン「(クチャクチャズルルルル…)大腿動脈コリコリうんま。……それにしても…やはりあれは兵士モードだと解釈していいのかな?」
アルミン「だとするなら僕の考えてたとおりだ。吐き気がしたけどあのメンヘラゴリラを生体実験して集めたデータが役にたったね」
アルミン「巨人化能力者は一定の負荷をかけると記憶混濁の傾向がいっそう強くなり、記憶と人格をそれぞれ部分的に持つ新たな人格を作ってしまいやすい」
アルミン「これで…長年の夢が叶う。好きな女性の喜怒哀楽と苦しみと肉を全部手中にするという夢が…ああ、アニ!君こそ僕の天使だよ!」
アルミン「(ゴリゴリゴリ…っぺ!)指はしゃぶってりいたぶったりしてるみたいで興奮するんだけど爪がなぁ…」
ハンジ「アルミン~、こっちの資料だけど…うげええええええええええええええええ」びちゃびちゃ
アルミン「ああ、ハンジさん。やだなぁいちいち吐いちゃって。これ食堂に出していいって言ったのハンジさんでしょう?」
アルミン「厨房でくらい何の肉か分かるように食べてたっていいじゃないですか…ねぇ?」がブッ!ギチビチ…ブチっ!くっちゃくっちゃくちゃくちゃ…

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:25:26.32 ID:BiFWEM5V0
アルミン「おはよう、アニ。昨日はよく眠れた?椅子に座って縛り付けられたままだから安眠には程遠いだろうけど」
アニ「…さあね(なんだろう……また頭痛。頭がぼーっとする、現実感がない、昨日のことが思い出せない…でも、何か…重大なことが起こってるような…)」
アルミン「つれないなぁ。今日はせっかくのボーナス日だっていうのに…」
アニ「……(またロクでもないことをするに決まってる)」
アルミン「僕は今までとんだ酷いことを……特に食べ物だ!君にろくなご飯も与えず口に入れてやるものは君自身の体ばかり…」
アニ「…………(………ううえ……思い出したくもない、あんなおぞましい………ああ、死にたい)」
アルミン「だから…今日は…巨人の主食を持ってきたよ!」
赤子たち「ぶう……」「おっきゃ!」
アニ「……………………………え?は?(まさか、ウソだろ……?)」

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:26:27.52 ID:BiFWEM5V0
アルミン「調査兵団って何せマリア避難組の貧困層の希望の星でね、行き過ぎた美化により慈善団体と間違えられることもあるんだ」
アニ「………あ………あ………あ………あんた、自分が何をしようとしてるのかわかってんの……!?」
アルミン「赤子が兵団詰め所の前に置き去られてるなんてよくあることでね。そういう子は孤児院へ連れてくんだけど…」
アルミン「忙しいとなかなかこういうところまで手が回らなくてね、だから一時預りって形になって………僕や他の104期が世話してたんだよ」
アルミン「とりわけジャンへのなつきようったら!ミカサは近寄るだけで泣いたってのに…」
アニ「あ…………あ………」
アルミン「孤児院への移送を任されたのは僕だった……孤児院でこの拷問実験の予算使って口裏合わせてもらったのさ。孤児院についてすぐ疫病で死ぬ子は多いし」
アルミン「ジャンにだけは知られないようにしないと…彼、いいお父さんになれるよ。兵団の父親役にもね。そしたら汚れ役は僕の仕事だ。ふふ」
アニ「アルミン………その子をどうするの?安全な場所に移してあげて…」
アルミン「アニ…今更何を言ってるの?君が殺した兵団関係者の遺族には戦死通知を聞いた途端流産した女性もいるんだよ…てゆーかこの子、ストヘス区の巨人化事件で生じた孤児だし」
アニ「え……………………………」
アルミン「じゃあ、食べさせてあげるよ。なあに、殺しそこねた子を今殺すと思えばたやすいだろう?ちなみに食器用具はなしね」
アニ「……あ、やめて……私の肉ならいくらでも食べるから………ああ!!」
アルミン「躊躇せずに…こうすればいいんだよ」ガブっブチッ!!赤子「おぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」びちゃびちゃ

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:27:45.19 ID:t+HEeKG30
うわぁお…

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:27:46.53 ID:BiFWEM5V0
アニ「え…あ…あはは…ああ………ああ………もう嫌だ、狂ってる…あんたは狂ってるよぉ…!!」
赤子A「ぎゃあ!ぎゃああ!おおおおぎゃあああああ!!ぼおおおぼぼぼぎゅうううああああああ!!!」
アルミン(くっちゃくっちゃ)「んー、確かエルドさんの婚約者だったかな?僕と団長と兵長で訪ねたんだ。僕は特別に後学のためにね。君捕まえたあと少し経ってから」
アルミン(くっちゃくっちゃ)「僕は終始口を噤んでたんだけど、それまで団長が言ってた戦死報告を兵長は特別作戦斑のは自分で言うって聞かなくてさ」
赤子A「おあああああああああああああ……………あ………あっ………」
アルミン(くっちゃくっちゃ)「鉄面皮の団長に比べて兵長って結構顔に出るよねえ。伝えた直後に彼女が蹲って、今度帰ったら結婚するはずだったって」
アルミン(くっちゃくっちゃ)「そんな典型的死亡フラグ、僕吹き出しそうになっちゃってさ。そうせずに済んだのは彼女の股が湿っていってるのに気づい…」
アニ「もうやめてよ!!!!!!!!!」
アルミン「………君もそんなに大きく声を荒げるんだね」
アニ「どこが普通なんだい、あんたもあたしも普通じゃない…違うのはあんたは被害者の側であたしは加害者の側だってこと……」
アニ「あたしだって自分のこと実際悪いやつだと思うよ、任務を達成して帰りたい一心で行動してた」
アニ「実際に踏みしだいた何十人、何百人、間接的に死なせた何万人を」アルミン「二十五万人以上」
アニ「……二十五万人以上を死に追いやったのはあたしだ、あたしたちだ。」
アニ「虫がいい話だけどあわよくばすべて自分の中でなかったことにして故郷に帰って家族と…してしまった罪を包み隠さず話して……」
アニ「……………………………赦されたかった」

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:28:58.58 ID:BiFWEM5V0
アルミン「…いや、いやいやおかしいでしょ?許す許さないは僕らの問題でしょ?何で君の家族が出てくるのさ」
アニ「…………………あたしは…普通の女の子で…これだけの罪を背負ったときのことなんか…考えたことも…あ…あたしには…罪にまともに向き合うなんて無理…荷が…」
アルミン「はい!!ここで質問!!この子はいつ死んだでしょうか!?」
アニ「え……?」
アルミン「1番!兵長の決意の話の時!2番!エルドの婚約者の話の時!3番!君が僕の話を遮ってがなり始めたとき!」
アニ「死…え?……え…?あ…あんな…血が…赤ん坊の体に…あんなに…あ…ああ…胸がえぐれて…死……うぷ…お…う…おえ…んン…っ!?」
アルミン「何回も吐くうちに我慢できるようになったんだね」
アニ「あ…ぐ…う…ぷ……な…なんで…なんで…こんなことができるの…?」
アルミン「この世は最初から地獄だ。強者が弱者を貪る地獄の世界…そう、こんなふうにね。君たちは強者の側で、こんなふうに弱者をいたぶることしかしてこなかったから」
アルミン「勘違いしてたんだろ?ずっと。この世は最初から地獄…でもそう思ってない人もいる。『この世を地獄に変えたのはあいつらだ』とね」
アニ「………!」
アルミン「エレンはどこまでそう思ってるのかしらないけど…この世の理不尽は全て君たちのせいと思ってる人は多いだろうね。ところでこれ食べる?赤子の残骸」
アニ「……………」
アルミン「君がせっかくのご飯たべないならもう一人も殺しちゃうよ?あと三人いるけど」
アニ「食べます!食べさせてください!!」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:29:28.66 ID:BiFWEM5V0
アルミン「ふ~~~~ん。食べるんだ…人間の子供を。いよいよ人間じゃないね!アニ」
アニ「あ…あんただってそうだろ!…おかしいよ…ぜったいおかしい…!!」
アルミン「まあ、とにかく言っちゃったことは責任持とうよ、アニ。さ、僕の食べ残しだけど…はい、ほら、アニの口の前で持っててあげるからさ」グチョ…むわぁ…
アニ「あ…あ…あああああ…こ…これを…どう…すれば…(血の匂いが…うっぷ)」カタカタ
アルミン「ほら、がぶって噛んでくっちゃくっちゃ砕いてごくって飲み込めばいいんだよ。骨なんか気にしちゃダメ。肩から脇腹まで食べちゃったけどまだ美味しい腕とか残ってるし…」
アニ「あは…あはは…おかしい…おかしいって…」ガタガタ
アルミン「そうしないと残りの二人も殺しちゃうよ?」
赤子B・C「おっぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!」
アニ「あ…う…うううううう、うううううううう、うううううううう!!(もう…コイツの言いなりになる他ない…それしか……ごめんなさい!)がブッ!」
アニ「おえええ…っく(がぶちゅうう、くっちゃくっちゃ)う…うむん…うむむ…むんむん…う!んえ…ん…ゴクん、がっはぁ…はぁ、はぁ」
アルミン「ふふ…アニもやっと巨人らしいところ見せたね。赤ん坊食べてるよ~」
アニ「あ…あ…あ…(あたしもう…戦士でもなければただの女の子でもない…ただの中途半端な化物だ…いやだ…もう…お父さんに合わせる顔すら…)」

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:30:28.74 ID:BiFWEM5V0
アニ「がぶ…ぶちっ…もぐ…むにゅ…ごくっ…はぁ…はぁ…ふぅ…ん!?う!?お…げ…ぐぶ(ごぼぼ…)うぶ…ぶ…っ!!」
アルミン「もどしちゃった?口までで耐えてるみたいだけど少しでも吐いたらこの子達助からないと思ってね」
アニ「ぶ…むううう、んんんんん~~~~~~…ん…んうううう(苦い…臭い…げ…限界…だっ…もう…だめ…!)」
アルミン「全く…仕方ないなぁ…」がりっ
赤子B「…!?きゃあぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!ばああああああああああ!!!!」バタバタ
アニ「…!?ん~~~~~!ん~~~~~~!(ちゅ!)…!?」
アルミン(もうひとりの赤子の指をかじって口に含んだままアニにキスした…そして)ジュルルルルッルルルルルル
アニ「…むううう!?(す…吸われてる…!ゲロを…初日にもされたけど…量が段違い…うげえええええええ)」
アルミン(アニのゲロ…興奮する…それに僕の口の中の赤ん坊の指を混ぜ込んで…アニの口に戻す)ブジュ…ブジュジュジュジュジュルルル!
アニ「ぐぼぉ!?ぐぼぼぉ…(おげええええ、は…吐く…口を…離しそう…ごぼ!?また…喉の奥から…げえええええ)ジュルルルルルル…
アルミン(あ、あ、あ、またこっちに戻ってきてくれた!アニの中から…僕に中出しされた!!…愛しいよ。アニ、お返し…また口にもどすね)ブジュジュジュ…
アニ「ん~~~~~~!!??(あ…あ…受けきれない…げんか…い…!!)ごっぱあああ(びちゃびちゃびちゃ)ごえええええうげえええぺっぺぇぇ」
アルミン「うわ…僕の服もゲロで…二人が密着してれば漏れないはずだったのに…あーあ。じゃ、約束通りこの子達殺すよ。一人はもう片手の指四本ないけど」
赤子B・C「びえええええええええええ~~~~~~~~~!!!」
アニ「げほっ!げほっ!や、やめてえええ!!!」

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:32:47.43 ID:BiFWEM5V0
アニ「わかった!話す!話します!!だから!その子達に何かするのはやめてえええ!!」
アルミン「え!?ホント…?」
アニ「………全部、情報を提供します…だから…やめてあげて…」プルプル…
アルミン「…なんでまた急に…あれだけされても首肯しなかったのに…(まずいなぁ、もっとあとに屈服させるつもりだったのに…)」
アニ「あたしだって…許される機会が欲しい…もうこのままじゃ帰れない…なにか…なにか…壁の中のみんなに…謝罪を…」
アルミン「……それは…安楽死でなく処刑を望むってこと?せっかく情報話すのに?つーか帰るって…それは無理だよ?アニ」
アニ「……………本当は…帰りたい、いや…もういいんだ…ただ…一目でいいから…(お父さんに…)」
アルミン「…君の心はだいたいわかったよ。今日はもうゆっくり休んで。ちょっとハンジさんたちと方針を話し合ってくる。(ぎゅっ!)お休みアニ。今までよく頑張ったね」
アニ「……………………(もうこの男に抱きしめられても何も感じない。嫌悪感さえも…え?嫌悪感さえ…?あれ…?)」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:34:09.40 ID:BiFWEM5V0
アルミン「…秘密を喋ってくれるって本当…?」
アニ「あ…あれは…その………………あ、赤ん坊は…?」
アルミン「ちゃんと養護院に返した。これはホントにホント。つまりもう条件は成立しちゃってるんだ。話さないなんてことないよね?」
アニ「…………ああ、ちゃんと話すよ…(情報の出し方に気を使えばなんとか…時間稼ぎになるか…心がとっくに折れた今、時間稼ぎも何もないけど…本当に重要なことははなさなければいい)
アルミン「でも、こちらとしても話すことの真偽については判断しかねるんだ…そこで…これはアニの意思が幾分傾かなきゃ有効じゃなかったんだけど…」
アニ「…!?」
アルミン「じゃん!憲兵団印の自白剤!昨日のハンジさんとの協議で初めて使用が許可されたんだ!虎の子だからね。使って何もしゃべりませんでしたは許されないから…」
アニ「………何それ?」
アルミン「憲兵団歴一ヶ月のアニじゃあわからないか。これはぶっちゃけ意識を混濁させるだけの薬なのさ。だから問いかけに抵抗する力を失う…」
アルミン「絶対話さないと決めた人間にはなかなか効果を発揮できないけど、これは話す、これは話さない、なんて考えてる人間には一番効くんだ…ねぇ、アニ。こんなもの使いたくないんだけど…」
アニ「…………勝手に…すれば?(まずい…かも…)(ぷす、ちゅ~~~…)あ…!?」

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:35:22.21 ID:BiFWEM5V0
アニ「あ…が、ぐ…ううう……(ぐら…ぐら…)(なにこれ…世界が…ぐるぐる回って…酒…?憲兵団で上官に飲まされた時のような…いやそれよりも数倍…)」
アルミン「効いてきたようだね、アニ。気分はどう?」
アニ「あ…あー…あ…(ぐらっ、ぐらっ)まわる…まわる…ここ…ど…こ…?ライナー…ベルトルト…は?」
アルミン「(なんだ、簡単に仲間割り出せるじゃないか。まあもうとっくに捕まえてるけど)ここ?君の故郷だよ?周りはどうなってる?」
アニ「あぐ…こ…こは…〇〇…〇〇〇〇…」 アルミン「ああ、なるほどねえ…」
アニ「アニ…おうちかえる…」
アルミン「…え?」
アニ「もうきょじんやだぁ…!きょじんになるれんしゅうやだぁ!!おとうさーーーーーん!!もうかくとうくんれんいやがりません!!おとうさんのところかえるうううううう!!」ジタバタ
アルミン「ふーん、そういうわけなんだ…(ギュっ)大丈夫だよ、アニ、お父さんはここにいる…!」
アニ「あ…おとうさん…もう…どこへもいかないで…ぐす…うえええ…」ポロポロ
アルミン「君の名前はアニ・レオンハート。11歳の時、ウォールマリア失陥の難民の一人としてウォールローゼ内へ。13歳で兵団入り。過去の記憶は病により喪失気味。いい?」
アニ「…………はぁ…い」ぐる、ぐる
アルミン「訓練所の対人格闘訓練中、同期のアルミン・マイヴェスと何度も訓練するうち、恋心を抱くようになる。卒業間際の立体起動訓練中、君は転落し頭を打って…」

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:36:29.10 ID:BiFWEM5V0
アニ「あれ、ねぇアルミン。その…」
アルミン「ん?何?アニ」
アニ「あたし、さっきまで裸で何かを叫んでたような気がするけど…思い出せないんだ」
アルミン「え?…裸って…」(起きる前に訓練兵団の服を着せたのは正解だったな。兵士モードがより強く発現している。地下室であることは認識できてないみたいだけど)
アニ「い、いや、あたし何言ってんだろ//////いや、ごめん、夢の話だ。忘れ…」(ギュッ)「あ!?アルミン、何を…」
アルミン「怖い夢を見たんだね…でも安心して、アニ。君を苦しい目に合わせる奴は僕が絶対許さない。なんとしても君を守るよ、アニ」
アニ「ちょ、アルミン!/////// 離して…いや、え…えっと//////」
アルミン「離さないよ、君を、ずっと…」
アニ「アルミン…こんなことされたら本当はひっぱたいてるんだろうけど、何だろう…あたし変だよ。ずっとこうされてたような気がする…」
アルミン「やだなぁ、こんなことするのはじめてだよ。頭を打ったせいで記憶が混濁しているのさ。…えっと…これ、僕なりの勇気を出した告白だったんだけど…」
アニ「え!?アルミン…(あたしなんかのことを)…」
アルミン「僕と付き合ってくれ、アニ」
アニ「………ふぅ、あたしは…こういうときももっとクールになれると思ってたんだけどねぇ…うん、うん、あはは…うれしいよ…ほんとうに嬉しいよ、アルミン」
次の日
アニ「ぎゃあああああああああああああ」 アルミン「あははは、足の裏に焼きごてって、ベタだと思ってたけどこれはたしかに効果あるね」

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:37:13.81 ID:BiFWEM5V0
アルミン「ハンジ分隊長、アニとベルトルトの件なんですが…」
ハンジ「ああ、尋問中の二人ね。ベルトルくんの方は君と団員が交代で尋問してるけどアニの方は君に一任…様子はどう?」
アルミン「その件なんですが、アニも…ライナーと同じような状態なんです、今」
ハンジ「え?本当かい!?…ああ、でも兵士モードになっても戦士モードの記憶にアクセス出来ないから意味が無いか…ライナーの時はうまく心を折れたんだけどね。まあ自決されたけど」
アルミン「兵士モードのアニを使ってベルトルトを籠絡できないかと考えています。
アルミン「つきましてはアニのある程度の移動許可を…尋問用の地下室だけでは兵士モードが完全な認知機能を獲得できません」
ハンジ「ああ…そうだね。んん!?いやいや地下室から出したらまずいでしょう…?」
アルミン「では地下施設に隣接する宿舎の部屋まで薬で眠らせて連行し、部屋で覚醒させ、兵士モードの状態を強化します」
ハンジ「…うーんっ…なかなか情報を吐いてくれない状況を打開しようという意思は買うけど…巨人化されたらもうどうしようもないんだよ?責任取れないだろ?」
アルミン「では地下室にいる間にできる限りの兵士モード強化を行い、安心できるレベルまで危険度を下げますよ…それからです」
ハンジ「兵士モードが本気なのか演技なのか見抜けない以上…厳しいけどね…ていうかそれできるならもう宿舎に連れてかなくていいんじゃない?」
アルミン「アニ自身の心を折るためにも必要です。そうでしょう?今までの偽りの生活を続けてきた心に、再度仮面をかぶせ、強引に剥ぎ取る。最大のダメージを与えられますよ」
ハンジ「……まあ、君に任せた仕事だしね……でもアルミン、私情での失敗は、許されないよ」
アルミン「リスクは有りますが、これしか方法がないんですよ、もう」

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:37:46.32 ID:BiFWEM5V0
アルミン「アニ…起きた?」
アニ「う…ん?アルミン…ここは…?あたし…どうしてここに?」
アルミン「僕の部屋。訓練中に倒れたのさ。幸い教官には見られなかったから容赦ない減点の対象にはならなかったけど…憲兵団、行きたいんでしょ?お父さんのために」
アニ「(あれ…?そうだっけ?そんなことまで話したっけ?あれ?そもそもあたし…何で…?おかし…え?)ああ、そうだったんだ。ありがとう、アルミン…運んでくれたんだ」
アルミン「医療班志望の人に聞いたんだ。アニは…少し病気のせいで記憶が飛んだりするんだって」
アニ「え…!?そ…そんな…そしたらあたし…即…開拓地送り…」
アルミン「大丈夫、安心して。幸いこの病気のことは僕たちとごく少数以外知らない…完治するまで隠し通すことは不可能じゃない…!一緒に頑張ろう!」
アニ「そんな…無理だよ…こんなんじゃあ…こんなあたしじゃあ…あんたの重荷にはなれない…(ぎゅっ!)…あ」
アルミン「大丈夫、こうして抱きしめてあげるだけで大丈夫だって。こうしてアニの心を癒していけばいずれ治るって。そう言われたんだ」
アニ「そ…そんな…まさか…(ああ…でも、なんだろう…頭がボーっとする…こうしていると…すごく…ああ、体の疲れが取れて…余分な力が抜けていく…)」
アルミン「アニ、一緒に憲兵団へ行こう…!」
アニ「ああ…アルミン…アルミン…」ぎゅっ!


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/10/05(土) 02:39:34.29 ID:BiFWEM5V0
ハンジ「!?ちょっ、どういうつもりなの!?アルミン…拘束なしに外に連れ出して……日光がどう影響するのかもわかってないんだよ!?…それは屋内だけって約束しただろ?」
アルミン「ああ、ハンジさん。心配してくれるのもありがたいですけど慌てすぎですよ、アニはもうだいぶ元気になりましたから」
アニ「調査兵団の…方?」
ハンジ「………!?」
アルミン「ああ、紹介するよ。調査兵団のハンジさん。巨人研究の第一人者だ。巨人の生態に関する講義のために来てくれてるんだ」
アニ「あ、そういう……ご、ごめんなさい(ぺこっ)あたし、ちょっと病気らしくて…最近はなかなか座学にも参加できなくて…」
ハンジ「あ!?…ああ、いいんだいいんだ…せっかく兵士になるためにここにいるんだからね。ちゃんと休むべき時に休まないと…卒業前に体を壊したらいけないからね」
アニ「ありがとうございます…そうですよね。本当なら即開拓地送りになるところを、アルミンの献身的なお世話のおかげで、なんとかギリギリ訓練と両立できてるんです」
アルミン「ふふっ(二コッ)」
ハンジ「………そ、そうなんだ………そ、そりゃあ……け……結構だね…そ、そ、それじゃあ私はこれで…」
アニ「どうも………何だったんだろう、あの人。臨時教官にこう言うのもなんだけどおどおどして変だったね」
アルミン「調査兵団は変わり者が多いから…」
ハンジ「はぁ、はぁ、狂ってる…あたしがいうのもなんだけど…狂ってるよぉ!!あんなことした相手に優しく…いくら人格が分裂してるからって…ちゃんと本来の仕事してよぉ、アルミン…」

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