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しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」

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Part1
1 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:13:04.28 ID:h8Rc+5Hs0
・クレヨンしんちゃんとポケモンSMのクロスオーバーSS
・ストーリーの流れはムーン版準拠。カットしている場面(スクールやジガルデ等)や設定改変、シナリオ改変、キャラ崩壊、敵の手持ちの変更あり
・戦闘描写も適当に書いているので技構成など相当ガバガバです
・ネタバレが多いのでご注意ください
・取り扱っている作品が作品なので、下ネタ多し
次レスからスタートです

2 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:15:46.04 ID:h8Rc+5Hs0
…… …… ……
【プロローグ】
…… …… ……
カスカベ地方・空港
『アローラ地方のククイ博士から連絡です』
ひろし「おっ、博士から連絡だ」カタカタ
ひろし「あ、どうもこんばんはー……じゃなくて、こんにちは」
ノートPC『…………。 …………?』
ひろし「しんのすけですか? みさえ、しんのすけは?」
みさえ「あれ? さっきまでここにいたはずなんだけど……どこ行ったのかしら?」
ひろし「オイオイ……。スミマセン、ちょっと待っててくれますか?」
ノートPC『……。 …………』

3 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:17:47.11 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「しんのすけー? どこにいるのー?」
しんのすけ「おねいさーん! 機内食はきのみ派? ポフィン派? それともオ・ラ・派?」
げ    ん
こ    つ
しんのすけ「」
みさえ「さっきまでみんなと別れて落ち込んでたと思ったらすぐナンパして! ポジティブなのかなんなのか……」
ひまわり「ケッ!」
ひろし「おっ、きたきた。すぐ代わります」
ひろし「しんのすけ、向こうでお世話になるククイ博士だ」
しんのすけ「ほーい」

4 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:19:24.42 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士『やあ、こんばんは! いよいよアローラにやってくるね!』
しんのすけ「いやぁ、とーちゃんがお仕事の都合で転勤になって、一家揃って二度目のお引越しだけど、忙しくてまいっちゃうよね」
ひろし「余計なことは言わなくていいの!」
ククイ博士『ハハハ……。大丈夫、アローラはみんな大らかで楽しいところだぜ! 友達もいっぱいできるさ』
ククイ博士『さて、アローラは地続きのカスカベ地方とは真逆で、いくつかの島が集まって出来ている地方。それが理由なのか珍しいポケモンばかりだぜ!』
ククイ博士『そう! アローラにも、ポケットモンスターーー縮めて『ポケモン』がたくさんいる! ポケモンは本当に不思議な生き物でねーー』
ポンッ
イワンコ『ワンワンッ!』
ククイ博士『草むらや洞窟、空、海……いたるところにいて、ぼくたちはポケモンの力を借りたり、助けあったり、ポケモントレーナーとしてポケモンを戦わせたりするんだ!』
イワンコ『ワン!』
ククイ『イワンコ、大事な話だからね。遊ぶのは待っててくれるかい? さて、みんなに紹介するから……』
ククイ博士『しんのすけ……? ぉーい、さっきから顔がこっち向いてないけど……』
しんのすけ「ZZZ……」

5 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:20:31.77 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「こらっ、博士が話しているのに寝ちゃダメでしょ! スミマセン……」
ククイ博士『いえいえ、いいんですよ。僕の言葉はしんのすけにとって、さいみんじゅつになっちゃったかな?』
ククイ博士『それじゃあ、こっちに着いたら、僕と一緒に来てみんなに紹介してもらおうかな』
みさえ「はい、よろしくお願いします」
ククイ博士『じゃ、みんなの到着を、楽しみに待ってますよ!』
プツン!
ひろし「……おっと、そろそろフライトの時間だ」
みさえ「ほらしんのすけ、起きなさい! 行くわよ!」


6 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:21:59.91 ID:h8Rc+5Hs0
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
クレヨンしんちゃん×ポケットモンスター サンムーン
嵐を呼ぶゼンリョク! アローラ地方大冒険!
OPテーマ「オラはにんきもの」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

7 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:23:09.08 ID:h8Rc+5Hs0
…… …… ……
【メレメレ島編】
…… …… ……
アローラ地方
メレメレ島 自宅
ひろし「輝く太陽!」
みさえ「見たことのない姿のポケモン!」
しんのすけ「ボン! キュッ! ボン! なアローラのおねいさん!」
ひろし「来たぜ!」
野原一家「「「アローラ地方!!」」」
シロ(ペロッパフ)「アンッ!」

8 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:26:00.46 ID:h8Rc+5Hs0
みさえ「さ、みんな、荷物の片付けしちゃうわよ!」
ひろし「ようし、早いとこ片付けて、アローラでしか見られないポケモンを見に行こうぜ!」
しんのすけ「じゃ、オラビーチに行っておねいさんを……」
ギュウウゥ……
しんのすけ「いれれれれ!」
みさえ「アンタはパパのお手伝いをするの!」
しんのすけ「ほ、ほひゃい……」
ピンポーン!
みさえ「あら? 誰かしら?」
ひろし「ククイ博士じゃないのか?」
みさえ「はーい!」
ガチャ
ククイ博士「お邪魔します!」
みさえ「あら、博士!」
ククイ博士「野原さん、あらためまして! ククイと申します。ようこそ、アローラへ!」

9 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:27:52.84 ID:h8Rc+5Hs0
ひろし「あ、どうもどうも、ククイ博士」
みさえ&ひろし(は、裸の上に白衣って……。一歩間違えたら変質者だぞ)
ククイ博士「やぁ、しんのすけ!」
しんのすけ「よ!」
ククイ博士「僕がククイです! よろしく! アローラ地方への長旅、おつかれさま! 時差ボケは大丈夫かい?」
しんのすけ「ばあさんや、飯はまだかのぅ。じいさんや、さっき食べたじゃありませんか」
ひろし「そういう意味じゃねぇよ」
ククイ博士「アローラとカスカベは遠く離れているからね。こっちは昼で驚いただろ?」
みさえ「ええ、なんか変な気分ですね。夜起きちゃったらどうしようかとホホホ……」
しんのすけ「いつも夜ふかしして『ふぞろいのチーゴのみ』見てるくせに」
みさえ「なんか言った?」ギロッ
しんのすけ「いえ、なんも!」

10 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:29:31.22 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「さて、しんのすけ! せっかくだから隣町に行こうぜ! みんなにしんのすけのこと、紹介しなくっちゃな!」
みさえ「あらーいいじゃない。行ってきたら、しんちゃん」
しんのすけ「えーっ? オラ、これから自室のお片付けしなくちゃいけないので……」
ひろし「うちにお前の部屋のスペースなんてねぇよ」
ククイ博士「そう言うなって。ほら、みんな君が来るの楽しみにしてるんだから、行こうぜ!」グイグイ
しんのすけ「いやーん! ハカセのケダモノぉぉっ」
みさえ「それじゃあよろしくおねがいしまーす」ペコリ
ひろし「しんのすけ、友達と会ったらアローラって挨拶するんだぞ」

11 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:30:53.76 ID:h8Rc+5Hs0
1番道路
ククイ博士「さてと! ポケットモンスターの楽園、アローラ地方にようこそ! アローラでも、人はポケモンと力をあわせ、暮らしている」
ククイ博士「なにより……ポケモンがいれば、どこにだって行ける! さあ! リリィタウンはこっちからが近いぜ」
ククイ博士「そういえば、しんのすけ、君はまだ自分のポケモンを持ってないんだろ?」
しんのすけ「まーね、シロがいるけどちょっと違うし」
ククイ博士「そうか、君も11歳になったら、しまキングからポケモンを貰うんだよ。今から楽しみになってくるんじゃないかな?」
しんのすけ「しまキング?」
ククイ博士「ああ、しまキングはね、ポケモンを戦わせたら敵なしのポケモントレーナーさ! リリィタウンでは冒険する子供のために、しまキングがポケモンをくれるんだ」
しんのすけ「ファイヤーとかサンダーとかボンバーとか?」
ククイ博士「ハハハ、さすがにそういうポケモンは持ってないかなぁ。あと、ボンバーっていうポケモンは聞いたことないな」

12 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:32:10.77 ID:h8Rc+5Hs0
タロウ「博士ー!」
ククイ博士「おっ、アローラのポケモントレーナーが来たぜ!」
タロウ「今度おすすめの技、教えてよ」
ククイ博士「ほんとは決めてるんだろ? きみの自慢のポケモンが新しい技を覚えたら、また勝負しようぜ!」
ククイ博士「……あれっ? しんのすけ?」
しんのすけ「おねいさーん、オラと一緒にアローラのすがたになってみなーい?」
ミニスカート「え、えーっと……」
ククイ博士「なかなかいい『おだてる』だね、しんのすけ! だけど、草むらの中にポケモンも連れてないで入っちゃダメだよ! 野生のポケモンが飛び出してくるんだから」
しんのすけ「ほーい」
ミニスカート「あっ、博士、今度あたしのポケモンの技を見て欲しいです!」
ククイ博士「もちろんいいぜ、楽しみにしているよ!」

13 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:33:14.66 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけ「オラにおとらずモテモテですな。ハカセって、ゆーめーじんなの?」
ククイ博士「有名人って言うより、リリィタウンのみんなの先生ってところかな。僕はこれでも、ポケモンの技を日夜研究しているんだ」
しんのすけ「おお、だからハカセはいちいちセリフの中にワザのおなまえを入れてるのかー」
ククイ博士「おっ、気付いてくれたのか! うれしいぜ」
しんのすけ「いや~わかりやすいわかりやすい」
ククイ博士「みんな突っ込んでくれなくてね。しんのすけが初めてだよ」
しんのすけ「いやん、照れますなぁ」

14 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:35:12.66 ID:h8Rc+5Hs0
リリィタウン 広場
ククイ博士「来たぜ! 着いたぜ!! リリィタウン!! メレメレ島の守り神であるポケモン……カプ・コケコを祭っているんだ!」
しんのすけ「あの台はなーに?」
ククイ博士「あれは土俵だよ。この島名物のアローラ相撲を執り行ったり、ポケモン勝負をする場所さ」
???「はかせー! アローラ!」フリフリ
ククイ博士「アローラ、ハウ!」
ハウ「わー! 見たことない子ー! ひょっとして君がこっちに引っ越してきたしんのすけー?」
しんのすけ「あんた誰?」
ハウ「おれー? おれねーハウ! しまキングの孫! でねーニャビーがパートナーなのー」
ハウ「なーなー、ポケモン勝負しよーよー」
ククイ博士「ハウ、しんのすけはまだポケモンを持ってないんだ。その代わり、今度しんのすけにトレーナーの心得を教えてあげなよ!」
ハウ「そっかー。でも、楽しみができたからいいやー! よろしくねー」
しんのすけ「うんうん、ハウくんはお元気でよろしいですな」
ククイ博士「そういえば、他のみんなはどこへ行ったんだ? ここで待ち合わせのはずだけど……」
ハウ「じーちゃん、なんかカプが騒いでるって言って出かけてっちゃったー。リーリエは知らないー」

15 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:35:56.15 ID:h8Rc+5Hs0
ククイ博士「そうか、ならマハロ山道に行ってるのかな? ハウはハラさんを連れてきてくれ。僕はこの辺りでリーリエを探してくるからさ」
ハウ「うんー」
しんのすけ「オラは? オラは?」
ククイ博士「君はここでみんなが行き違いにならないように待っててくれ。さっきみたいに勝手にどっか行っちゃったりするなよ?」
ハウ「また後であそぼーねー!」フリフリ
しんのすけ「ほっほーい!」
しんのすけ(ヒマだから探検しよーっと)

16 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:37:14.95 ID:h8Rc+5Hs0
マハロ山道
しんのすけ「なーにかおーちてこないっかなー♪ くいもんおかねおねいさん♪」
???「……になにがあるというのです?」
しんのすけ「お?」
???「ぴゅい! ぴゅい!」
少女「バッグからでないで……。誰かに見られたら困ります」
しんのすけ(なんか、おもしろそーな人発見!)

17 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:38:46.24 ID:h8Rc+5Hs0
マハロ山道 吊り橋前
オニスズメたち「キョーッキョーッ!」バサバサッ
ほしぐもちゃん「ぴゅ……ぴゅい」ビクビク
少女「……」オロオロ
しんのすけ「ほっほーい! どしたのー?」
少女「……!」クルッ
しんのすけ「お? パーティーですかな?」
少女「あの……助けてください……ほしぐもちゃんを」
しんのすけ「ほしぐもちゃん?」
オニスズメたち「キョーッキョーッ!」バサバサッ
ほしぐもちゃん「ぴゅ……」ビクビク
しんのすけ「おねいさんが助けに行けばいいじゃん」
少女「その……オニスズメさんに襲われ……でも……わたし、怖くて……足がすくんじゃって……」ガクガク
しんのすけ「……んもーしょーがないなぁ」
少女「あっ……危ないです。それより誰か大人の人を呼んで……」
しんのすけ「ほっほーい♪」グラグラ
少女「ど、どうしよう……」オロオロ

18 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:40:51.52 ID:h8Rc+5Hs0
しんのすけは、三匹のオニスズメを前にしてもためらわず、『ほしぐもちゃん』に手を伸ばしてかかえた。
しんのすけ「おケガなーい?」
ほしぐもちゃん「ぴゅ、ぴゅい」ビクビク
オニスズメ「キーッ!!」
しんのすけに、獲物を奪われまいとオニスズメたちがカギ爪やクチバシを立ててしんのすけを襲ってきた!
しんのすけ「やーい来てみろ来てみろー」ヒョイヒョイヒョイ
オニスズメたち「キョーッキョーッ!!」
少女「あの……早く、早く戻ってきてください」
しんのすけ「ほいほーい」ヒョイヒョイヒョイヒョヒョイノヒョイ
しんのすけ「あ」ズルッ

19 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:50:35.55 ID:h8Rc+5Hs0
少女「……ッ!」
しんのすけ「おわーっ!」ヒュウウウウ
ほしぐもちゃん「ピュ……ピュウ!」
足を踏み外し、ほしぐもちゃんと一緒に落下していくしんのすけ。ほしぐもちゃんが危機を感じて光を帯びていく。
その時、青空に黄色いポケモンが現れ、真っ直ぐにしんのすけたちに向かって飛んできた!
ポケモンは危うく川に落ちかけるしんのすけを抱えると、少女のそばまで運び、下ろした。
 
ポケモン「……」
しんのすけ「おーっ! 今のもっかいやってー!」パチパチ
少女「……」アゼン
ポケモン「…………」
ポケモン「カプゥー! コッコォー!」
しんのすけを見つめていたポケモンは咆哮を上げると、全身に電気をまといながら、飛び立ってしまった。あっという間に、空へ消えていく。
しんのすけ「なに? 今のポケモン……」
ほしぐもちゃん「ピュイ……」

20 :超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6 :2017/06/02(金) 18:51:48.46 ID:h8Rc+5Hs0
少女「よかった……です……あなた……また『力』を使おうとして……あのあと、動けなくなったでしょ……あんな姿、みたくないのです」
少女「ううん、ごめんなさい……。あのとき、あなたはわたしを助けてくれた……。なのに、あなたを守れなくて……」
しんのすけ「あのー……」ジロー
少女「あっ……申し訳ありません……危ないところを助けてくださり、心から感謝しております」
しんのすけ「礼はいらない。アメなら欲しい」
ほしぐもちゃん「ピュウ!」つかがやく石

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