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友「うぎゃああああ!!!」

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Part3
69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:29:14 ID:UgQ49AAE
友「おーい!玄関の制圧完了したっぽいぞー!」
俺「そうか!今行くぞ!」ダダダッ
俺「・・・と、去り際に、残ってた洗剤まとめてポイッと・・・」
ビチャッ
G兵士「ぎゃああああああああああああ!!!?」
G将軍「なっ・・・!?」
G兵士「・・・ッ!もう我慢できません将軍!あいつらが逃げる前に、仇を・・・」
G将軍「それはならん!!!」
G兵士「どうしてですか!」
G将軍「お前一匹が奴に挑んだとしても返り討ちにあうだけだ。」
G将軍「逃げるのならば好都合。巣に戻って作戦を練り直すぞ。」
G兵士「作戦・・・、そんなものがあるのですかッ!?」
G将軍補佐「安心しなさい、今回は将軍様のおかげで一時的にでも、奴らを追っ払えたのです。次もきっと、同じ奇跡をおこしてくださるはず・・・

70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:37:11 ID:UgQ49AAE
G将軍「奇跡・・・か・・・・・・」
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友「はぁ、はぁ・・・、死ぬかと思ったぁーー!」
俺「疲れた・・・」
アシダカグモ「けっ、戦いたりねえなあ・・・」
ムカデ「さすがお義父さんですな!」
アシダカグモ「・・・・・・もういいや・・・」
ムカデ「・・・!?それは娘さんをくださるということでよろしいですかな!?」
アシダカグモ「あーもー、それでいいよ」
ゲジゲジ「ほえっ!?」

71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:39:39 ID:UgQ49AAE
あ、しまったオオゲジがゲジゲジになってる・・・
すまぬ

72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:45:21 ID:UgQ49AAE
ムカデ「おお!ありがとうございます!お義父さん!!」
オオゲジ「ちょ、ちょっと!私の意志は関係無いんですか!?」
ムカデ「なんと!オオゲジさんは私のことがお嫌いで!?」
オオゲジ「いや、なんというかその・・・」
オオゲジ「ちょっと強引すぎて・・・ひ、引きます・・・」
ムカデ「ぐはぁぁぁぁッッ!!!?」ドサッ
友「ど、どうした!?ムカデが急に苦しみだしたぞ!」
俺「・・・そっとしといてやれ」

73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:51:51 ID:UgQ49AAE
俺「・・・とにかく今日のところは俺の家に撤退だな。ほら、ケースに入って」
アシダカグモ「あ、俺の家じゃねーか」ピョンッ
オオゲジ「お、お邪魔しまーす・・・」
ムカデ「ほほう!ここが三人で同居する家ですな?」
アシダカグモ「おい、ちょっと待て。何故お前らが入ってくるんだ、そしてムカデ復活早すぎだろ」
アシダカグモ「お、おい!蓋閉めんなって!こいつらが入ってきt・・・」
カポッ
俺「さて、帰るか。」
友「おう・・・しかし、その三匹やけに仲良いな。」
俺「俺も混じりたい」
友「・・・」


74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 21:58:58 ID:UgQ49AAE
    ~自宅~
俺「さて、明日の作戦会議だ」
友「もう寝たいんだけど・・・」
俺「そうか、明日泣きながらGまみれになっても知らんぞ」
友「やべー、俺今すげー作戦会議したい気分」
俺「・・・まぁ、いい。作戦というのはだな・・・」
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チュン・・・  チュン・・・
俺「朝の聖地巡礼だぜーーー!!」ウヒョー
俺「あぁん!今日も可愛いよぉ!ハエトリグモたぁーん!」
友「最低な目覚ましだな・・・」

75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 22:04:10 ID:UgQ49AAE
俺「ん、あぁ、起きたのか」
友「起きたのか、じゃねーよ。声の大きさ考えろよ馬鹿」
俺「すまぬ」
俺「ハエトリグモたんが可愛すぎて・・・つい」
友「うーん、まぁ確かに可愛いと思えてしまっている俺はもうお前に洗脳されているのかもしれん・・・」
俺「洗脳だなんてとんでもねぇ!お前が秘められし性癖を開花させた。ただそれだけだろ?」
友「てめえぶっ飛ばすぞ」

76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/01(土) 22:10:24 ID:UgQ49AAE
俺「ま、それはともかく」
友「・・・」
俺「装備は万端か?」
友「おうよ」
俺「そいじゃ行きますかねぇ、最終決戦」ドン
友「ああ!G達も喧嘩を売った相手が悪かったみてえだな!」ドドン
アシダカグモ「今日こそ奴等を根絶やしにしてやるぜ」バン
ムカデ「オオゲジさんは私がしっかりとお守りしたしますぞ!」ババン
オオゲジ「えぇー・・・」
ムカデ「グフッ・・・!?・・・なんのこれしき!必ずやオオゲシさんのハートをキャッチしてみせますぞ!」
オオゲジ「・・・」

83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:20:56 ID:G4IBdSck
友「お邪魔しまーす・・・」ガチャ
俺「お前の家だろうが・・・」
友「いや、まぁ、ここが自分の家とは認めたくないというか、何と言うか・・・」
俺「現実を見ろ。ここはお前の家で、しかも、Gまみれだ」
友「・・・」
俺「ん?あれは・・・」
G将軍「待ちわびたぞ、人間・・・」

84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:28:24 ID:G4IBdSck
アシダカグモ「・・・」ソワソワ
ムカデ「お義父さん、落ち着いてください・・・」
アシダカグモ「ん?ああ、そうだな・・・悪い」
オオゲジ「お義父さんって呼ばれる事に少しは抵抗しましょうよ・・・」
俺「さて、ここのGはアシダカグモたんに任せるとして、俺らは・・・わかってるよな?」
友「うぅ・・・わかってるよ」
俺「よし、せーの・・・」
G将軍「ッ!?何か仕掛けてくるぞ!気をつけろ!!」

85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:32:39 ID:G4IBdSck
俺「よいしょーっ!」ピョーン
友「っしゃオラァ!!」ピョーン
G将軍「んなっ・・・・!?」
G兵士「飛んだ!!?」
俺「っと・・・」スタッ
友「あああああ!!?」グチャ
G兵士「うぎゃぁぁぁあああ!!」
友「うぎゃぁぁぁあああ!!?」
俺「うるせえ。さっさと行くぞ。」
友「え、ちょっと待ってくれ、足、足の裏にぃぃ・・・!」
俺「知らんな。お前が悪い。」

86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:38:16 ID:G4IBdSck
G将軍「・・・行かせるな!追え!!」
G兵士「はい!!」カサカサッ
アシダカグモ「行かせねーよッ!!」ダッ
G将軍「く、くそ・・・」
G将軍補佐「どうします?将軍!」
G将軍「・・・お前が指揮をとって巣を守りに行け!!ここは俺が指揮をとって守る!!」
G将軍補佐「イエッサー!」ダッ
ムカデ「ぬぅっ!行かせま・・・」
G将軍「行かせるさ。この私が。」
ムカデ「くっ!すまぬ人間殿・・・全軍は食い止められそうにありませんぞ・・・」

87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:43:08 ID:G4IBdSck
G将軍補佐「早く!!巣へ向かいなさい!!」
G兵士「ウオオオ!!」ダダダ…
G兵士「ハァ・・・ハァ・・・まだ人間は到着していません!」
G将軍補佐「ふう、そうか。良かっt・・・」
シュー
G将軍補佐「」
俺「いやぁー、ありがとなー?巣の場所教えてくれて」
友「うわぁ・・・ここにGの卵とかが・・・おぇぇっ」

88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:47:28 ID:G4IBdSck
G兵士「あ、あああ・・・」
俺「とりま餌用に全部、凍らせちまうか。」
友「お、おう・・・」
G兵士「・・・お、恐れるな!!!特攻だ!!巣を守れ!!!」
「「「おう!!!」」」
友「げっ、こっち向かってきやがった。」
俺「足の裏がGの体液まみれな奴が今更何言ってんだよ・・・」
友「言ーうーなーよー!忘れようとしてたのにさー!!」

89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:56:02 ID:G4IBdSck
アシダカグモ「さぁ、存分に狩りまくるぜぇーー!!」ガブリ
G兵士「うぎゃああああああああ!!!」
オオゲジ「アシダカグモさん、ほどほどに・・・ね?」カプッ
G兵士「いぃぃぎゃああああああ!!!」
ムカデ「ハァ・・・ハァ・・・くっ、やりますね・・・」
G将軍「フン、この将軍の名は伊達ではない。」
ムカデ「でも・・・負けるわけにはいきませぬぞ!!」
G将軍「それはこちらとて同じ・・・ッ!!」ダンッ
ムカデ「く、ううぅっ!!?」
オオゲジ「アシダカグモさん!!ムカデさんが!!」
アシダカグモ「・・・いや、あいつなら一匹で大丈夫だ!!!」
オオゲジ「で、でも・・・」

90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 20:59:51 ID:G4IBdSck
アシダカグモ「・・・あいつが心配か?」
オオゲジ「・・・はい・・・」
アシダカグモ「なら行くべきは俺じゃねぇ、お前だ。」ダッ
オオゲジ「え・・・?あっ!ちょっと!アシダカグモさん!!」
オオゲジ「・・・わかりましたよ!行きますよ!!」
アシダカグモ(さて、チャンスはやったぞ・・・ムカデ。後はお前次第だ。)ニヤッ

91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:07:34 ID:G4IBdSck
G将軍「貴様は、何のために戦っているというのだ!!」ダッ
ムカデ「ぐはぁっ!!?」
ムカデ(コイツ・・・本当にGなんですか・・!?強すぎでしょう・・・!)
G将軍「私は、守るべき仲間、家族がある!!」
G将軍「お前なんぞに、背負う物など無いだろう!!!」ドスッ!
ムカデ「うぐっあぁ・・・」ドサッ・・・
ムカデ(背負う・・・物・・・?何のために・・・戦っているか・・・?)
オオゲジ「ム、ムカデさん!!しっかりしてください!!!」

92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:13:01 ID:G4IBdSck
ムカデ「・・・」フッ
ムクリ・・・
ムカデ「決まっているでしょう、愛する者のためですよ」
G将軍「・・・それは私だって同じだ!!!」
ムカデ「わかっています・・・だから、命を奪い合うんでしょう?」ダッ
G将軍「くっ・・・、私がここで、倒れるわけにはいかんのだ!!!」
オオゲジ「わ、私もサポートします!!」カプッ
G将軍「んなっ!は、速・・・」
ムカデ「スキだらけです!!!そりゃっ!」ガブリ
G将軍「ぐあああああああああ!!!!」

93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:17:09 ID:G4IBdSck
G将軍「うぐっ・・・あ・・・あ・・・」ピクピク
ムカデ「フフフ!!どうですかオオゲジさん!!私に惚れましたか?」
オオゲジ「ちょっと、セリフがくさすぎ・・・です。」
ムカデ「ぐはぁっっっ!!!?」
オオゲジ「でも・・・、ちょっと、かっこよかったです・・・」
ムカデ「・・・へ・・・?・・・・・・やったぁぁぁーーーーっ!!!」
アシダカグモ「うるせえな・・・お前ら」

94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:20:50 ID:G4IBdSck
ムカデ「す、すみませぬお義父さん・・・今しがたオオゲジさんからプロポーズをされまして」
オオゲジ「してません!!・・・もう、ちょっと褒めたらコレだから・・・」
アシダカグモ「ったく・・・、とりま俺の方は全滅させたけど・・・お前らは?」
オオゲジ「あ、はい!あそこに・・・」
G将軍「うっ・・・ああ・・・」
アシダカグモ「よぉ。まだ息があるみてえだな。」


95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:28:29 ID:G4IBdSck
アシダカグモ「また復活されても困るからなぁ・・・トドメさすけどよ・・・」
アシダカグモ「何か言う事あるか?」
G将軍「なら・・・質問を一つ・・・」
アシダカグモ「・・・?おう、いいぞ」
G将軍「私は間違っていたのか・・・?」
G将軍「初めはここで人間に見つからないようコソコソと生きていた・・・でも、それじゃあもう我慢できなかった・・・」
G将軍「今思えば・・・あそこでまだ我慢していれば・・・」
アシダカグモ「間違ってなんかねーよ・・・誰も。」
アシダカグモ「互いが互いの本能にしたがって戦って。俺らが勝った。」
アシダカグモ「ただ、それだけだろ?」

96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:32:22 ID:G4IBdSck
G将軍「ハハ・・・本能のままに・・・か・・・」
アシダカグモ「んじゃ、そろそろトドメだな」
G将軍「ああ・・・」
G将軍(生きづらい世の中に・・・なったものだな・・・)
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97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:35:33 ID:G4IBdSck
俺「さて、この大量に冷凍保存したG・・・どうする?」
友「うわぁ・・・」
俺「・・・正直、俺じゃ管理しきれねーんだよねー・・・」チラ
友「・・・おい何見てんだやめろ」
俺「・・・森に捨てるか。」
友「・・・お前、もしかして最初からそうするつもりだったわけじゃねーよな?」
俺「あ?何のことだ?」
友「・・・いや、なんでもねえ」

98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:39:18 ID:G4IBdSck
カサ・・・カサ・・・
G将軍補佐「くっ・・!?人間、ここはどこだ!!?」
俺「さて、帰りますか。」
友「ここで生き残れるのかな・・・こいつら」
俺「生き残れるっしょ。だってGだし。」
友「うん、まぁ・・・」
G将軍補佐「くっ、おい!オスはいるか!」
G兵士「は、はい!」
G将軍補佐「とりあえず、安全を確保しろ!メスや子供を守れ!」
G兵士「は、はい!!」

99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:48:36 ID:G4IBdSck
    3日後・・・
俺「んあはぁーん、かわいいよぉ・・・h」
ピロン♪
俺「・・・今度はアリが大量発生・・・?」
俺「はぁ・・・じゃ、今日は外食だね、ハエトリグモたん」
ハエトリグモ「・・・は?」
To be continued…

100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/18(火) 21:50:46 ID:G4IBdSck
以上でとりあえず完結です。
この世に一人でも多く虫好きが増える事を祈って
あ、うすうす気づいてる方もいるようですがハエトリグモたんの人です

101 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/19(水) 00:14:14 ID:aOUty8/A
面白かった乙!
実際友の立場だったら泣く自信あるぜ
また>>1のssを見かけたら読んでやるからな!

102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/22(土) 20:16:01 ID:y5fmBuIU
お、完結してたのか
乙!

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