友「うぎゃああああ!!!」
Part2
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:33:28 ID:etIOASwM
俺「そこまでだぜーーーっ!!G軍団ッ!!!」ドーンッ
アシダカグモ「んなっ!?」
オオゲジ「あ、あの人は……」
G兵長「何ィ~~ッ!?人間だとォッ!?」
俺「くらいやがれ!特製!洗剤ビーム!」シュッ
G兵士「う、うわああああ!!!?」
G兵士「ど、どうした大丈夫かぁっ!?」
G兵士「こ。呼吸が……ぐ、ぐるじ……」ガクッ
G兵長「………ひ、怯むなぁぁ!!あの人間を追い出せえええ!!!」
G兵士達「「「お、おおおおおお!!!!」」」
俺「な、なんだ……?やけに統率がとれてやがるな………」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:41:51 ID:etIOASwM
アシダカグモ「今のうちに逃げるぞ!!」タタタッ
オオゲジ「え、でもあの人が……!」
アシダカグモ「馬鹿野郎!あいつは人間だ!!死ぬわけねえだろ!!」
オオゲジ「……わかりました」タタタッ
俺「ふう、無事に逃げたか……」
G兵長「おのれえ!人間!!(精神的に)生きて帰れると思うなよおおお!!!」
俺「お?やるか?かかってきやがれ!」サッ
友「…………ガンバッテ」
俺「てめえも手伝えコラァ!!」
友「や、やるよぉ!やりゃいいんだろちくしょー!」
俺「……じゃ、かかってこい」ドン!
友「人間の知恵甘くみんじゃねー!」バン!
G兵長「ポッと出の猿が……!古代より生き抜いてきた我らに勝てると思うなよ……!!」ドドン!
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:42:42 ID:etIOASwM
今日はここまで。
続きは明後日。
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/15(水) 00:10:43 ID:86GTeiac
てっきり無双するかと思ったが撤退するのか、乙乙
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:21:58 ID:jSI8bIWI
アシダカグモ「はぁ……はぁ……」
オオゲジ「……大丈夫ですか……?」
アシダカグモ「大丈夫だ……」
?「あらあらぁ!弱っちゃってるねぇ!」
?「これは殺っちゃうチャンスじゃなぁい?兄者ぁ?」
?「ふむ、そうだな」
アシダカグモ「その模様……ワモンゴキブリか……ちょうど良い、てめえらを食って体力を回復させるか……」
ワモン弟「ぷぷー!俺らを食うだってよー!」
ワモン兄「ふむ……度重なる戦闘で鍛えられた俺達とぬるま湯につかってきた貴様ら……差は歴然だと思うが?」
アシダカグモ「…」カチン
アシダカグモ「…おもしれえ……かかってこいよ……!」
ワモン弟「んじゃあ、兄者ぁ、やろっかー」
ワモン兄「ふむ、ではいくぞ、アシダカグモよ。」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:37:27 ID:jSI8bIWI
アシダカグモ(体力もやべえし、さっさとケリつけるぜ!)ダッ
ワモン兄「ぬっ、早i」
アシダカグモ「遅いぜ!」
ワモン弟「遅いのは君だよ……」ススッ
アシダカグモ「うおおおお!!!!?」サササッ
アシダカグモ「……ど、どういう事だ……!?」
ワモン弟「僕達をそこらのワモンゴキブリと一緒にしないでよねえー、言ったはずだよー?」
ワモン兄「鍛えている……とな……」
アシダカグモ「……」
アシダカグモ(まずいっ……長期戦になればなるほど俺は不利になる……早く勝負を……つけないと……)
ワモン弟「ぶふー!焦ってるうー!」
アシダカグモ「……っるせえな!!」ダンッ
アシダカグモ(こうなったら力技でーー!!)
ガシッ
アシダカグモ「…な……!?どういう事だ……!?」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:44:04 ID:jSI8bIWI
ワモン兄「弟のアシダカグモに勝る速さ……そして俺のアシダカグモに勝る力………二匹揃えばアシダカグモに勝てるのは、当たり前の事だろう?」
アシダカグモ(こ、こんな事が……)
ワモン弟「さーて、じゃあ君を今から食べさせてもらうよおー………生きたまま……ね?」
アシダカグモ「……好きにしろ…」
ワモン弟「またまたぁ~、強がっちゃってえー……ねえ、兄……者……?」
ワモン兄「」ドサッ
オオゲジ「ごめんなさいワモンゴキブリさん………私は、アシダカグモさんには死んでほしくないんです……」
アシダカグモ「な……!?」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:50:03 ID:jSI8bIWI
オオゲジ「……弟さんも、兄さんがいないと。おそらくアシダカグモさんにはかないません……ここは退いてもらえますか……?」
ワモン弟「……ふふふっ……変な虫だね君い……でもさあ……」
ワモン弟「兄を殺されて黙っている弟がいるとでも?」ダンッ
オオゲジ「……きゃっ!」
ワモン弟「」
アシダカグモ「気抜いてんじゃねーよ……」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……でも、私……」
アシダカグモ「……オオゲジ、お前は甘過ぎだ」
オオゲジ「………ごめんなさい」シュン
37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:54:24 ID:jSI8bIWI
アシダカグモ「…さて、体力補給すっか……」ムシャムシャ
オオゲシ「…」
アシダカグモ「…」ムシャムシャ
オオゲシ「…」
アシダカグモ「……まぁあの……なんつーかさ………」
オオゲシ「は、はい!」
アシダカグモ「助けてくれてありがとな…………そんだけだ。」
アシダカグモ「…」ムシャムシャ
オオゲシ「……えっと……どういたしまして…?」
アシダカグモ「ははっ、なんだそりゃ」
オオゲシ「ご、ごめんなさい……」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:56:23 ID:oqHCMSQo
特殊なスレを開いてしまった…
支援
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:57:54 ID:jSI8bIWI
一方その頃……
俺「くそ……キリがねえぞオイ!」
友「そろそろ洗剤が残り少ない…!」
俺「…しゃーねーか……一旦撤退すっぞ!」
タッタッタ……
G将軍「ククク……予想通り、玄関へ向かったか……」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:02:08 ID:H8ZXXK8Y
俺「そんな馬鹿な………」
\カサカサ…… カサカサ……/
友「…周りこまれた……ここからは出られそうにねえぞ……」
俺「……!!やべえ!!今来た道を戻るぞ!!」
友「へ?あ、ああ!」
タッタッタ……
\カサカサ…… カサカサ……/
俺「あはは……遅かったか」
友「は、挟み撃ち……」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:08:35 ID:H8ZXXK8Y
友「えーっと、どうする……?」
俺「……大量のGと添い寝?」
友「うわああああああ!!!最悪だああああ!!!」
俺「いや、俺も悪かったと思ってるって……」
友「そうだよ!元はと言えばお前が『アシダカグモたんがピンチな気がする』キリッとか言い出したからだろうがぁ!」
俺「……てへぺろ?」
友「おk、表出ろ」
俺「出れないぞ」
友「どわああああ!!!ちきしょおおおお!!!」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:14:59 ID:H8ZXXK8Y
俺「ま、怒鳴っても状況は変わらん……残りの洗剤は?」
友「1/3だ」
俺「1/10」
友「馬鹿なのお前?」
俺「……俺、素手で無双してこようかな………床に内臓散らばってもいい?」
友「ふざけんな」
俺「わかった、じゃあ軍手つけてやるから」
友「そっちじゃねえよ。なるべくソフトな殺し方をだな……」
俺「大丈夫、ソフト(柔らかい)な内臓がいっぱい飛び散るから」
友「お前、喧嘩売ってんの?」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:21:43 ID:H8ZXXK8Y
G将軍「ククク……仲間割れか……馬鹿め!……よし、今だ!一気に攻め込め!」
シーン……
G将軍「……は?」
アシダカグモ「あー、疲れた」
オオゲジ「うぅ、いっぱい殺しちゃいました……」
ムカデ「あぁ……あ、手伝ってやった報酬は後できっちり頂くぞ?娘を下さいお義父さん」
アシダカグモ「俺はお義父さんじゃねえし、こいつは俺の娘でもねえよ!見た目でわかんだろが!」
オオゲジ「………///」
G将軍「貴様ら……何者だ……!?」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:23:25 ID:TM7c5wsg
結局ムカデ連れてきたのかよw
46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:23:27 ID:H8ZXXK8Y
今日はここまで。
続きは明日か明後日
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 12:20:58 ID:UoIzigL2
野生の王国すぎぃっ
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 15:23:09 ID:GVoES7h6
SSだから笑っていられるがリアルで出くわしたら笑えないな
50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 22:52:41 ID:SVK./Kls
俺「あ、アシダカグモたん!助けに来てくれんたんだね!ありがとう!そして結婚しよう!!」
ムカデ「何か同類の臭いがするぞ」
アシダカグモ「……」ハァ
オオゲジ「あ、後ろにまだいっぱいいますよ……!」
アシダカグモ「しゃーねーな、手伝うぞ」
ムカデ「アイアイサー」
G将軍「通すとでも?」
アシダカグモ「けっ、通るさ。力ずくでな!」ダッ
51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 22:58:56 ID:SVK./Kls
しまった、途中からG兵長がG将軍になってた。
>>39,44,50 はG将軍→G兵長な
すまぬ
52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:08:39 ID:SVK./Kls
カブッ
G兵長「ふ…ふふ……」
アシダカグモ「……!?てめえ何笑っていやがる!」
ムカデ「お義父さん!向こう側からまたGの大群が!!」
アシダカグモ「な、何だと!!?……っててめえ!さらっとお義父さん呼びしてんじゃねぇ!!」
G兵長「ははは!!!私らはただの捨てゴマさ!!」
アシダカグモ「な、なんだと……」
G兵長「今度こそ挟み撃ちだ!!はーっはっは!」
アシダカグモ「ド畜生が………ッ!」ダンッ
ムカデ「ええ!?どこへ行かれるのですかお義父さん!」
アシダカグモ「決まってんだろ!あいつらを殲滅する!」
ムカデ「無茶ですぞお義父さん!一旦、ここは撤退すべきです!」
アシダカグモ「……チィッ!」
オオゲジ「そうですよ!人間さん達も助けないと!」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:13:25 ID:SVK./Kls
アシダカグモ「……クソッ!わかったよ!」ダダッ
友「あ、アシダカグモがこっち来るぞ」
俺「んぁはぁーん!僕の胸に飛びこんd…」
友「うぎゃああああ!!!?」
俺「……んだよ、どうした」
友「ちょ、ムカデ!!ムカデ!!」
俺「……!!かわゆす!」
友「てめえ!まさかムカデまで連れてきてたのかよオイ!!」
俺「……てへぺろ」
友「殴りたいこの笑顔」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:19:24 ID:SVK./Kls
俺「さて、アシダカグモたん達に玄関前のGをお願いして、俺らは向こうのGの足止めでもしとくか。」
友「…やるっきゃねーか……」
アシダカグモ「っしゃ覚悟しろGゴラァ!!!」タタタ…
オオゲジ「ま、待ってくださぁ~い……」タタタ…
ムカデ「ふ、二人とも……は、速い……ですぞ……」タタタ…
G将軍「全軍進めぇいっ!!」
G将軍「兵長の犠牲を無駄にするなァ!!」
「「「「うおおおおおお!!!!」」」」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:25:06 ID:SVK./Kls
俺「オラオラオラァ!洗剤あたーっく!」シュッ シュッ
友「計画的に使えよ……?」シュッ
G「うぎゃああああ!!?」
G「ぎゃあ…あ…」ガクッ
G将軍「仲間の屍を越えて進め!!」
カサカサ…… カサカサ……
俺「……あ、洗剤無くなった。」
友「ばっきゃろおおおお!!!あれほど計画的にやれっつっただろうがよおおお!!!」
俺「……やるしかねーかアレを…」
56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:33:32 ID:SVK./Kls
俺「柔と剛……二つを合わせ、祖母曰く、圧殺する技……!!」
友「……アレは一度俺も見たが、とても人間の技とは思えなかったぞ……?」
俺「ああ、内臓を破壊する剛、そして中身を出させない柔……難しい技だ。だが俺も長年、伊達に孫やってねえ!」
俺「っしゃ!行くぞオラァ!! 祖 母 波 動 拳 !」
ドォーーンッッ!!!
べちゃあ………
俺「失敗…か…」
友「いや失敗…か…じゃねーよ、どうしてくれんだ床」
俺「申し訳ない……この通りだ」スッ
友「あっぶねえ!G潰した手、こっち向けんな!」
俺「……軍手つけたぞ?」
友「関係あるかぁぁぁ!!」
57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:40:43 ID:SVK./Kls
G将軍「ど、どういう事だ…!?我々に手で触れたように見えたが……?」
G将軍補佐「え、ええ………となると不味いですよ。我々に素手で触れられる人間は………」
G将軍補佐「アシダカグモ、オオゲジ、ムカデよりも………脅威です……!」
G将軍「……奴が、噂にききし“かあちゃん”とやらか。」
G将軍補佐「くっ……一旦引きますか……?」
G将軍「……全軍、歩みを止めいィッ!!」
G将軍「作戦を変更する!!奴等をここから先に通すな!!」
「「「「イエッサーー!!」」」」
ピタッ………
俺「…ん?急に立ち止まった……!?」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:42:17 ID:6dfXU4Hw
軍曹は見境なく狩る
捕食中でも付近にG居ると狩猟本能優先させる根っからのハンター
59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:42:31 ID:SVK./Kls
今日はここまで。
続きは明日か来週末
……ムカデ好きってもしかして少ない…?
60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 18:51:40 ID:XrU10JFc
ハエトリグモのやつの人か?
くもにたんをつける人はなかなかいるまい
61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 19:25:43 ID:IJtIvq8o
どうしよう
虫大っ嫌いなのに面白い
62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 23:51:01 ID:AliI1ndM
ムカデきゃわわ
でもゲジゲジ、てめーは(ry
俺「そこまでだぜーーーっ!!G軍団ッ!!!」ドーンッ
アシダカグモ「んなっ!?」
オオゲジ「あ、あの人は……」
G兵長「何ィ~~ッ!?人間だとォッ!?」
俺「くらいやがれ!特製!洗剤ビーム!」シュッ
G兵士「う、うわああああ!!!?」
G兵士「ど、どうした大丈夫かぁっ!?」
G兵士「こ。呼吸が……ぐ、ぐるじ……」ガクッ
G兵長「………ひ、怯むなぁぁ!!あの人間を追い出せえええ!!!」
G兵士達「「「お、おおおおおお!!!!」」」
俺「な、なんだ……?やけに統率がとれてやがるな………」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:41:51 ID:etIOASwM
アシダカグモ「今のうちに逃げるぞ!!」タタタッ
オオゲジ「え、でもあの人が……!」
アシダカグモ「馬鹿野郎!あいつは人間だ!!死ぬわけねえだろ!!」
オオゲジ「……わかりました」タタタッ
俺「ふう、無事に逃げたか……」
G兵長「おのれえ!人間!!(精神的に)生きて帰れると思うなよおおお!!!」
俺「お?やるか?かかってきやがれ!」サッ
友「…………ガンバッテ」
俺「てめえも手伝えコラァ!!」
友「や、やるよぉ!やりゃいいんだろちくしょー!」
俺「……じゃ、かかってこい」ドン!
友「人間の知恵甘くみんじゃねー!」バン!
G兵長「ポッと出の猿が……!古代より生き抜いてきた我らに勝てると思うなよ……!!」ドドン!
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/14(火) 23:42:42 ID:etIOASwM
今日はここまで。
続きは明後日。
32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/15(水) 00:10:43 ID:86GTeiac
てっきり無双するかと思ったが撤退するのか、乙乙
33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:21:58 ID:jSI8bIWI
アシダカグモ「はぁ……はぁ……」
オオゲジ「……大丈夫ですか……?」
アシダカグモ「大丈夫だ……」
?「あらあらぁ!弱っちゃってるねぇ!」
?「これは殺っちゃうチャンスじゃなぁい?兄者ぁ?」
?「ふむ、そうだな」
アシダカグモ「その模様……ワモンゴキブリか……ちょうど良い、てめえらを食って体力を回復させるか……」
ワモン弟「ぷぷー!俺らを食うだってよー!」
ワモン兄「ふむ……度重なる戦闘で鍛えられた俺達とぬるま湯につかってきた貴様ら……差は歴然だと思うが?」
アシダカグモ「…」カチン
アシダカグモ「…おもしれえ……かかってこいよ……!」
ワモン弟「んじゃあ、兄者ぁ、やろっかー」
ワモン兄「ふむ、ではいくぞ、アシダカグモよ。」
アシダカグモ(体力もやべえし、さっさとケリつけるぜ!)ダッ
ワモン兄「ぬっ、早i」
アシダカグモ「遅いぜ!」
ワモン弟「遅いのは君だよ……」ススッ
アシダカグモ「うおおおお!!!!?」サササッ
アシダカグモ「……ど、どういう事だ……!?」
ワモン弟「僕達をそこらのワモンゴキブリと一緒にしないでよねえー、言ったはずだよー?」
ワモン兄「鍛えている……とな……」
アシダカグモ「……」
アシダカグモ(まずいっ……長期戦になればなるほど俺は不利になる……早く勝負を……つけないと……)
ワモン弟「ぶふー!焦ってるうー!」
アシダカグモ「……っるせえな!!」ダンッ
アシダカグモ(こうなったら力技でーー!!)
ガシッ
アシダカグモ「…な……!?どういう事だ……!?」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:44:04 ID:jSI8bIWI
ワモン兄「弟のアシダカグモに勝る速さ……そして俺のアシダカグモに勝る力………二匹揃えばアシダカグモに勝てるのは、当たり前の事だろう?」
アシダカグモ(こ、こんな事が……)
ワモン弟「さーて、じゃあ君を今から食べさせてもらうよおー………生きたまま……ね?」
アシダカグモ「……好きにしろ…」
ワモン弟「またまたぁ~、強がっちゃってえー……ねえ、兄……者……?」
ワモン兄「」ドサッ
オオゲジ「ごめんなさいワモンゴキブリさん………私は、アシダカグモさんには死んでほしくないんです……」
アシダカグモ「な……!?」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:50:03 ID:jSI8bIWI
オオゲジ「……弟さんも、兄さんがいないと。おそらくアシダカグモさんにはかないません……ここは退いてもらえますか……?」
ワモン弟「……ふふふっ……変な虫だね君い……でもさあ……」
ワモン弟「兄を殺されて黙っている弟がいるとでも?」ダンッ
オオゲジ「……きゃっ!」
ワモン弟「」
アシダカグモ「気抜いてんじゃねーよ……」
オオゲジ「ご、ごめんなさい……でも、私……」
アシダカグモ「……オオゲジ、お前は甘過ぎだ」
オオゲジ「………ごめんなさい」シュン
37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:54:24 ID:jSI8bIWI
アシダカグモ「…さて、体力補給すっか……」ムシャムシャ
オオゲシ「…」
アシダカグモ「…」ムシャムシャ
オオゲシ「…」
アシダカグモ「……まぁあの……なんつーかさ………」
オオゲシ「は、はい!」
アシダカグモ「助けてくれてありがとな…………そんだけだ。」
アシダカグモ「…」ムシャムシャ
オオゲシ「……えっと……どういたしまして…?」
アシダカグモ「ははっ、なんだそりゃ」
オオゲシ「ご、ごめんなさい……」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:56:23 ID:oqHCMSQo
特殊なスレを開いてしまった…
支援
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/16(木) 23:57:54 ID:jSI8bIWI
一方その頃……
俺「くそ……キリがねえぞオイ!」
友「そろそろ洗剤が残り少ない…!」
俺「…しゃーねーか……一旦撤退すっぞ!」
タッタッタ……
G将軍「ククク……予想通り、玄関へ向かったか……」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:02:08 ID:H8ZXXK8Y
俺「そんな馬鹿な………」
\カサカサ…… カサカサ……/
友「…周りこまれた……ここからは出られそうにねえぞ……」
俺「……!!やべえ!!今来た道を戻るぞ!!」
友「へ?あ、ああ!」
タッタッタ……
\カサカサ…… カサカサ……/
俺「あはは……遅かったか」
友「は、挟み撃ち……」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:08:35 ID:H8ZXXK8Y
友「えーっと、どうする……?」
俺「……大量のGと添い寝?」
友「うわああああああ!!!最悪だああああ!!!」
俺「いや、俺も悪かったと思ってるって……」
友「そうだよ!元はと言えばお前が『アシダカグモたんがピンチな気がする』キリッとか言い出したからだろうがぁ!」
俺「……てへぺろ?」
友「おk、表出ろ」
俺「出れないぞ」
友「どわああああ!!!ちきしょおおおお!!!」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:14:59 ID:H8ZXXK8Y
俺「ま、怒鳴っても状況は変わらん……残りの洗剤は?」
友「1/3だ」
俺「1/10」
友「馬鹿なのお前?」
俺「……俺、素手で無双してこようかな………床に内臓散らばってもいい?」
友「ふざけんな」
俺「わかった、じゃあ軍手つけてやるから」
友「そっちじゃねえよ。なるべくソフトな殺し方をだな……」
俺「大丈夫、ソフト(柔らかい)な内臓がいっぱい飛び散るから」
友「お前、喧嘩売ってんの?」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:21:43 ID:H8ZXXK8Y
G将軍「ククク……仲間割れか……馬鹿め!……よし、今だ!一気に攻め込め!」
シーン……
G将軍「……は?」
アシダカグモ「あー、疲れた」
オオゲジ「うぅ、いっぱい殺しちゃいました……」
ムカデ「あぁ……あ、手伝ってやった報酬は後できっちり頂くぞ?娘を下さいお義父さん」
アシダカグモ「俺はお義父さんじゃねえし、こいつは俺の娘でもねえよ!見た目でわかんだろが!」
オオゲジ「………///」
G将軍「貴様ら……何者だ……!?」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:23:25 ID:TM7c5wsg
結局ムカデ連れてきたのかよw
46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 00:23:27 ID:H8ZXXK8Y
今日はここまで。
続きは明日か明後日
48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 12:20:58 ID:UoIzigL2
野生の王国すぎぃっ
49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/17(金) 15:23:09 ID:GVoES7h6
SSだから笑っていられるがリアルで出くわしたら笑えないな
50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 22:52:41 ID:SVK./Kls
俺「あ、アシダカグモたん!助けに来てくれんたんだね!ありがとう!そして結婚しよう!!」
ムカデ「何か同類の臭いがするぞ」
アシダカグモ「……」ハァ
オオゲジ「あ、後ろにまだいっぱいいますよ……!」
アシダカグモ「しゃーねーな、手伝うぞ」
ムカデ「アイアイサー」
G将軍「通すとでも?」
アシダカグモ「けっ、通るさ。力ずくでな!」ダッ
しまった、途中からG兵長がG将軍になってた。
>>39,44,50 はG将軍→G兵長な
すまぬ
52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:08:39 ID:SVK./Kls
カブッ
G兵長「ふ…ふふ……」
アシダカグモ「……!?てめえ何笑っていやがる!」
ムカデ「お義父さん!向こう側からまたGの大群が!!」
アシダカグモ「な、何だと!!?……っててめえ!さらっとお義父さん呼びしてんじゃねぇ!!」
G兵長「ははは!!!私らはただの捨てゴマさ!!」
アシダカグモ「な、なんだと……」
G兵長「今度こそ挟み撃ちだ!!はーっはっは!」
アシダカグモ「ド畜生が………ッ!」ダンッ
ムカデ「ええ!?どこへ行かれるのですかお義父さん!」
アシダカグモ「決まってんだろ!あいつらを殲滅する!」
ムカデ「無茶ですぞお義父さん!一旦、ここは撤退すべきです!」
アシダカグモ「……チィッ!」
オオゲジ「そうですよ!人間さん達も助けないと!」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:13:25 ID:SVK./Kls
アシダカグモ「……クソッ!わかったよ!」ダダッ
友「あ、アシダカグモがこっち来るぞ」
俺「んぁはぁーん!僕の胸に飛びこんd…」
友「うぎゃああああ!!!?」
俺「……んだよ、どうした」
友「ちょ、ムカデ!!ムカデ!!」
俺「……!!かわゆす!」
友「てめえ!まさかムカデまで連れてきてたのかよオイ!!」
俺「……てへぺろ」
友「殴りたいこの笑顔」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:19:24 ID:SVK./Kls
俺「さて、アシダカグモたん達に玄関前のGをお願いして、俺らは向こうのGの足止めでもしとくか。」
友「…やるっきゃねーか……」
アシダカグモ「っしゃ覚悟しろGゴラァ!!!」タタタ…
オオゲジ「ま、待ってくださぁ~い……」タタタ…
ムカデ「ふ、二人とも……は、速い……ですぞ……」タタタ…
G将軍「全軍進めぇいっ!!」
G将軍「兵長の犠牲を無駄にするなァ!!」
「「「「うおおおおおお!!!!」」」」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:25:06 ID:SVK./Kls
俺「オラオラオラァ!洗剤あたーっく!」シュッ シュッ
友「計画的に使えよ……?」シュッ
G「うぎゃああああ!!?」
G「ぎゃあ…あ…」ガクッ
G将軍「仲間の屍を越えて進め!!」
カサカサ…… カサカサ……
俺「……あ、洗剤無くなった。」
友「ばっきゃろおおおお!!!あれほど計画的にやれっつっただろうがよおおお!!!」
俺「……やるしかねーかアレを…」
56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:33:32 ID:SVK./Kls
俺「柔と剛……二つを合わせ、祖母曰く、圧殺する技……!!」
友「……アレは一度俺も見たが、とても人間の技とは思えなかったぞ……?」
俺「ああ、内臓を破壊する剛、そして中身を出させない柔……難しい技だ。だが俺も長年、伊達に孫やってねえ!」
俺「っしゃ!行くぞオラァ!! 祖 母 波 動 拳 !」
ドォーーンッッ!!!
べちゃあ………
俺「失敗…か…」
友「いや失敗…か…じゃねーよ、どうしてくれんだ床」
俺「申し訳ない……この通りだ」スッ
友「あっぶねえ!G潰した手、こっち向けんな!」
俺「……軍手つけたぞ?」
友「関係あるかぁぁぁ!!」
57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:40:43 ID:SVK./Kls
G将軍「ど、どういう事だ…!?我々に手で触れたように見えたが……?」
G将軍補佐「え、ええ………となると不味いですよ。我々に素手で触れられる人間は………」
G将軍補佐「アシダカグモ、オオゲジ、ムカデよりも………脅威です……!」
G将軍「……奴が、噂にききし“かあちゃん”とやらか。」
G将軍補佐「くっ……一旦引きますか……?」
G将軍「……全軍、歩みを止めいィッ!!」
G将軍「作戦を変更する!!奴等をここから先に通すな!!」
「「「「イエッサーー!!」」」」
ピタッ………
俺「…ん?急に立ち止まった……!?」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:42:17 ID:6dfXU4Hw
軍曹は見境なく狩る
捕食中でも付近にG居ると狩猟本能優先させる根っからのハンター
59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/18(土) 23:42:31 ID:SVK./Kls
今日はここまで。
続きは明日か来週末
……ムカデ好きってもしかして少ない…?
60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 18:51:40 ID:XrU10JFc
ハエトリグモのやつの人か?
くもにたんをつける人はなかなかいるまい
61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 19:25:43 ID:IJtIvq8o
どうしよう
虫大っ嫌いなのに面白い
62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/19(日) 23:51:01 ID:AliI1ndM
ムカデきゃわわ
でもゲジゲジ、てめーは(ry
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