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受験生「喫茶店で勉強してくれるわッッッ!」マスター「来たかッ!」
Part2


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:29:55.55 ID:BMPSkaDQ0
クチャラー「あ〜おいしい」グッチャクッチャ
受験生「…………」カリカリ…
クチャラー「うまいうまい」クッチャグッチャ
受験生「…………」カリカリ…
クチャラー「野菜サンドはさっぱりしててうまいな」クッチャクチャ
受験生「…………」カリカリ…
クチャラー「ツナサンドもおいしい」グッチャクチャ
受験生「…………」カリカリ…
クチャラー(全く動じていない!? あ、ありえねえ……ッ!)クチャ…

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:34:28.87 ID:BMPSkaDQ0
クチャラー(くっ……こんな相手は初めてだ!)クッチャグッチャ
クチャラー(マスターが俺を呼ぶわけだぜ!)クッチャ
クチャラー(なら少々危険だが、クチャりのペースを上げるしかないッ!)クッチャクチャ
グッチャクッチャグチャクチャクチャニッチャペチャクッチャクチャグチャグチャクッチャチュパニッチャクッチャニッチャグッチャクッチャ
クッチャクッチャグッチャクチャグッチャクチャニッチャチュッパクチャクチャクチャグッチャクッチャグッチャクッチャグチャニチャニッチャ
クッチャクッチャグチャクチャグッチャクチャグチャクッチャクチャニッチャニッチャグッチュグッチュクッチャクッチャニッチャクッチャクチャ
クチャクチャクチャグチュグチャグチャグチャクッチャクッチャ…
ガリッ!
クチャラー「!?」ブシュッ…
クチャラー(やはり……ペースを上げた反動で、舌を噛んでしまったッ!)
クチャラー(これまでか……ッ!)

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:35:44.10 ID:pAHj5QP00
読んでる

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:37:08.28 ID:5Ra16cTq0
なにこれ超おもしろい

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:37:22.34 ID:jYfPiRhvO
熱い

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:38:48.46 ID:BMPSkaDQ0
受験生「派手に舌を噛んだようだが、大丈夫か」スッ…
クチャラー「!」
受験生「吾輩はもしもの時のため、薬品を常備しておる。これを舌に塗っておくがいい」
クチャラー「あ、ありがとう……」ヒリヒリ…
クチャラー(俺のクチャり音に全く動じなかったどころか、気遣いまで……)
クチャラー(どうやらハナから俺が勝てる相手じゃなかったらしいな……)フッ
この完敗を受け、クチャラーは引退を決意し、表舞台から姿を消す。
そして数年後、『無音美食家(サイレントイーター)』として、
再び世に姿を現すことになるのである……。

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:40:20.95 ID:YEbuBb+vP
次の能力者はよ

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:43:40.98 ID:BMPSkaDQ0

PM14:00──
ランチ客もいなくなり、店内は再び朝のような静寂に包まれていた。
しかし、ランチタイムは終わっても、戦争はまだ終わってはいない。
富豪「こんにちは」ザッ…
マスター「おお、まさか来て下さるとは!」
富豪「君のためならば、地球上どこからでも駆けつけるよ」
富豪「……ところで、君が手こずっているという相手はどこに?」
マスター「あの子です」
富豪「ずいぶん若いじゃないか。とても君が苦戦するような相手には見えんが」
マスター「しかし……今までの誰よりも強敵なのです」
富豪「ふむ、分かった。ならばワシも心してかかろうッ!」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:46:38.17 ID:hsXVhqDi0
おもしろいC

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:46:39.39 ID:BMPSkaDQ0
富豪「キミ」
受験生「……吾輩に何か用か」カリカリ…
富豪「実はワシは……キミが座っている席で、コーヒーを飲むのが好きでね」
富豪「譲ってもらいたいのだよ、その席を」
受験生「悪いが、どくつもりはない」カリカリ…
富豪「フフ、もちろんタダでとはいわぬ」
富豪「これでどうだろう?」ポンッ
マスター(100万円の札束ッ!? ──しかも小遣いでもあげるような気軽さで!)
ウェイトレス(私が欲しいぐらいよ……)

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:49:54.44 ID:BMPSkaDQ0
受験生「…………」カリカリ…
富豪「フフ、足らぬか。ならば、200万円でどうだ?」スッ
受験生「…………」カリカリ…
富豪「ほう、ならば300万円」ポンッ
受験生「…………」カリカリ…
富豪「400万円」ドサッ
受験生「…………」カリカリ…
富豪「よろしい! ならば500万円だ!」ドサッ…
受験生「…………」カリカリ…
富豪(なんだと……金が、金の力が──通用しない!?)

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:50:37.29 ID:pAHj5QP00
こいつ何のために勉強してんだ

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:50:53.07 ID:jYfPiRhvO
受験生と書いておとこか

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:54:41.08 ID:BMPSkaDQ0
富豪「ようし、分かった! 1000万円出そうじゃないかッ!」ドンッ
富豪「さあどうだッ!?」
受験生「…………」クルッ
富豪「おお、やっとこっちを向いてくれたか。さあ、1000万円でその席を──」
受験生「すまんが……」
受験生「ノートは十分に持ってきているので、紙は足りている」
受験生「それに紙幣はすでに印刷がされているから、勉強には向かんのでな……」
富豪「!!!」
富豪(なんと……この受験生にとっては)
富豪(1000万の札束も、大学ノート一冊未満の価値しかないということかッ!?)

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:54:41.51 ID:p9DjMqCr0
良作

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:58:37.26 ID:jYfPiRhvO
ケツ吹く紙にもなりやせん

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 23:59:52.43 ID:BMPSkaDQ0
富豪(ふ、ふざけるなッ!)
富豪(ワシはこれまでどんな人間とて、金の力でひれ伏させてきたんだッ!)
親も── 教師も── 親友も── 好敵手も── 女も──
ヤクザも── 警察も── 政治家も── 医者も── 芸術家も──
金を積めば、はいつくばらせることができたッ!
富豪(例外があるとすれば、この店のマスターぐらいのものッ!)
富豪「よ、よし……!」
富豪「1億……いや、10億円やろうッ! い、いや、言い値で払ってやるッ!」
富豪「さあ、席を空けるのだッ!」
受験生「…………」
受験生「断るッッッ!!!」
受験生「億だろうが兆だろうが京だろうが、どかぬッッッ!」
富豪「〜〜〜〜〜ッ!」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:04:08.19 ID:7SnuVfXT0
面白い

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:08:19.96 ID:CRnHjDkK0
富豪「フ、フフ……」フラッフラッ…
富豪「どうやら……完敗のようだ……」
富豪「世の中には、札束になびかない真の漢というものがまだまだいるのだな」
富豪「キミの受験成功を……祈っておるよ」
受験生「かたじけない」
ノートと紙幣──どちらが欲しいかと問われれば、
ほとんどの人間は後者を選択するであろう。
しかし、志望校一筋の受験生は、迷わず前者を選択するのである。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:10:07.80 ID:1iOEhvUI0
一兆円もあれば大学作れるレベル

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:11:41.76 ID:EUJQiV8D0
志望校入って何がしたいんだこいつは

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:14:00.60 ID:CRnHjDkK0

PM:16:30──
屈強な男三人が、喫茶店に現れた。
ボクサー「ども」ザッ…
空手家「オス」ザッ…
柔術家「お久しぶりです、マスター」ザッ…
マスター「おお、待っていたよ!」
<ボクサー>
身長182cm 体重103kg
<空手家>
身長177cm 体重108kg
<柔術家>
身長185cm 体重98kg
三名はいずれも、各々の格闘技で超一流と称される達人である。

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:15:19.75 ID:z61nMffx0
マスターは何者だよ

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:19:32.68 ID:CRnHjDkK0
ボクサー「なるほど、あの高校生を叩きのめせばいいんスね?」
マスター「うむ」
空手家「全力でやってかまわないのですか?」
マスター「かまわん」
柔術家「もし死んでしまったら……」
マスター「全責任はこの私が取る……やってくれッッッ!」
ボクサー「んじゃ、オレからやらせて下さい」
ボクサー「イッパツで終わらせてやるッスよ」スッ…
マスター(コーヒーも、色気も、不快音も、財力も、全て通用しなかった……)
マスター(よもや実力行使しかないのだ……許せよ、小僧ッ!)

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:21:53.53 ID:LG3cgmau0
冥帝大学どんだけなんだよ

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:25:46.03 ID:CRnHjDkK0
受験生「…………」カリカリ…
ボクサー(一心不乱に机に向かっている……大した集中力だねえ)タンタンッ
ボクサー(なら手加減は無用だ! 狙いは右脇腹──肝臓(レバー)ッ!)
ドズゥッ……!
ボクサー(入ったァッ! ──!?)
受験生「…………」カリカリ…
ボクサー(ビッ……ビクともしねェ……ッ!)
ボクサー(まるで……ゴムの弾力性とダイヤモンドの硬さを備えた──巨岩ッッッ!)
ボクサーの青ざめた表情で、残る二名も全てを悟った。
空手家「なるほど……只者ではないようだ」
柔術家「我々も参りましょう」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:29:28.40 ID:CRnHjDkK0
空手家「セイヤァッ!」ブオンッ
メキィッ!
受験生の後頭部に、上段廻し蹴りが命中するが──
受験生「…………」カリカリ…
空手家(効いていない……まったくッ! 蚊が刺したほどにも感じていないッッッ!)
柔術家「ならば絞め落とすまでッ!」ギュウ…
受験生の無防備な首に飛びつく柔術家であったが──
受験生「…………」カリカリ…
柔術家(し、絞まらない……ッ! 全力で絞め上げているというのに……ッ!)ギュウ…
柔術家(電柱かなにかに絞め技を仕掛けているようだ……ッ!)ギュウ…

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:35:24.67 ID:CRnHjDkK0
ボクサー「こうなったら恥は捨てるっきゃねえ」
空手家「うむ」
柔術家「三人で一斉にかかりましょう!」
総攻撃開始──
ボクサー「シッ、シシッ、シィッ!」シュババッ
ドズッ! ボズッ! ドゴッ! ガッ! ドゴッ! ドッ! ズドドッ! ドッ!
空手家「ドォリャァッ!」ブオンッ
バキィッ! ドゴォッ! ベキィッ! ガゴォッ! ズドォッ! ボゴォッ!
柔術家「ぬうううっ……!」ググッ…
ギュウゥゥゥ……!
受験生「…………」カリカリ…

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:39:25.02 ID:CRnHjDkK0
総攻撃開始から一時間が経過した頃──
ボクサー「ハァ、ハァ、ハァ……」
空手家「ゼェ、ゼェ、ゼェ……」
柔術家「フゥ、フゥ、フゥ……」
受験生「…………」カリカリ…
受験生「…………」ピタッ…
ボクサー(動きが止まった!? 効いたのか!? 効いてたのか!?)
受験生「ふむ……熱量のこもった、なかなかよいマッサージであった」コキッ
受験生「感謝するッッッ!」
ボクサー&空手家&柔術家「!!!」
マスター(この三人でも無理だったか……ッ!)
この事件を機に、三人はより修業に励むようになり、
さらなる飛躍を遂げることになるが──受験生には全く関係ないことであった。

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:45:26.40 ID:CRnHjDkK0

PM18:45──
日は沈み、喫茶店の閉店時刻が見えてきた。
受験生は変わらず勉強を続けている。
ウェイトレス「どうします、マスター!? このままじゃ……!」
マスター「心配するな、ウェイトレス君」
マスター「もうすぐ最後の刺客が来てくれることになっている」
マスター「彼ならばきっと……あの小僧に勉強をやめさせることができるッ!」

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:49:21.01 ID:CRnHjDkK0
ザッ……!
紳士「こんばんは、マスター」
マスター「おおっ、来て下さいましたか!」
紳士「ところで冥帝大を目指して勉強中の彼というのは……?」
マスター「あそこに座っている彼です」
紳士「よろしい。私に任せたまえ」
ウェイトレス(この人が最後の刺客……?)
ウェイトレス(今までの人たちに比べて、飛び抜けてすごいって感じはしないけど……)

89 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2014/02/04(火) 00:50:13.10 ID:gVobQ2qD0
いいですね

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/04(火) 00:53:50.26 ID:aSfuNwM/O
良いテンションの高さだ

92 : 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:15) :2014/02/04(火) 00:54:49.05 ID:uczIzLM60
おもしろい

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