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ディオ「君はジョナサン・ジョースターだね?」

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Part2
17 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/03(月) 08:12:22.72 ID:VMTKpo2M0
レフェリー「おぉ~~っと、これは強烈なカウンターッ! 挑戦者ディオ、思わず足をとめてしまったーーーッ!」
ジョナサン(なかなか楽しめたぞディオ……お礼だ、痛みと敗北をしっかりと)
ジョナサン(味わいなッ!)ゴオオン
ベッキィッ
レフェリー「入ったァーーーーッ、勝者ジョナサン・ジョースターッ」
ジョナサン(顔面に一撃! ゲームはぼくの勝利!!)
ジョナサン(しかしまだまだ安心するなよディオ!)
ジョナサン(このままッ!!)
ジョナサン(こいつの!)
ジョナサン(顔を!)
ジョナサン(地面に…………向かって!)
ジョナサン「叩きつけるッ!」ゴギャア!
ウワアアアーーーーーァッ

18 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/03(月) 08:22:13.56 ID:VMTKpo2M0
スゴイ!     ワーーー
 ワーーー  サスガチャンピョン!
ディオ「う…うう」
ジョナサン「いい戦いだったディオ……しかしどうやら勝負はぼくの勝ちのようだ」
ディオ「ジョ、ジョ……」
ジョナサン「ぼ、く、の、勝、ち、だ、よ、な」ギロ
ディオ「…………あ…ああ、きみのか…ちだジョ…ジョ」
ジョナサン(フフフ、こうしてみんなの前で決定的な差を見せつけ認めさせる)
ジョナサン(ディオの中には、しっかりと敗北の烙印が刻まれたわけだ)
ジョナサン(決して敵わない『恐怖』! 縋り支えるものなどなにもない!)
ジョナサン(このまましだいにヤツの全てをはく奪し、大人になる頃には感情をなくした機械にしてやるッ!)

19 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/03(月) 08:28:10.75 ID:VMTKpo2M0
そこそこ書き溜めはしてるものの、先は長いので今日はこのへんで
ジョジョとディオ、どっちがどっちか間違えない様(一応)気をつけつつ完走めざしてガンバリマス

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/03(月) 08:30:43.32 ID:gFa9X1xxO
これで復讐のためにディオが石仮面を使うのかジョジョが使って悪の帝王と成っていくのか
楽しみだ乙

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/03(月) 08:53:25.10 ID:ot60mDJPO
まさに邪ナサン・ジョースター



23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/03(月) 08:59:37.69 ID:q8k2niT0o
でも実際貴族ってこういう奴多そう

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/03(月) 09:08:32.64 ID:FtfcsqxQO
世界名作劇場っぽい展開

33 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 05:43:19.25 ID:eY9L2RPu0
少年C・D・E「ワアァーイ!!」ドタドタ ダダダ
ディオ「おーい、待ってくれ! ぼくも仲間にいれてくれよ!」
少年C「……」
少年D「おい、負け犬やろうが何か言ってるぜ」
少年E「あっちへ行けよ……一人でいると飼い主に叱られちまうぞ」
ディオ「!! ま……待て、それは一体どういう意味だッ!!」ダダッ
少年E「ヘン!」
ディオ「グァ」ゲシャ!
少年C「行こうぜ! 勝手にコイツと遊ぶとジョジョに怒られるぜ!」ケッ
少年D「行こう!」
ディオ「待ってくれ! どうしてここで彼の名前が出てくるんだ!」
ディオ「彼が君たちに何をいったっていうんだよーーーーッ!」
ディオ「ジョジョ! ジョジョ! ジョジョ!! 彼はいったい何をたくらんでいるというのだッ」
ディオ「なぜかジョジョはぼくを陥れる事ばかりしてるように感じるッ!」
ディオ「どんどん追いつめられている気分だッ! くそッ! ジョジョ!」ドッバァァン!
ダニー「ワンワン、ワン!」
ディオ「ち、ちくしょうッ……こんな犬にまでッ!」バッ
ジョージ「ディオ! いったい何をやっているんだ!!」
ディオ「ジョ、ジョースター卿……」

34 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 05:53:14.53 ID:eY9L2RPu0
ジョージ「なるほど、ここでの生活がうまくいかずダニーにあたろうとしていた……というわけか」
ディオ「自分の無力さを犬相手にはらそうとしていたんです……最低です」
ジョージ「……」
ジョージ「うまくいかずダニーにあたりたくなる……ならばまず、ダニーと仲良くなってみてはどうかな?」
ディオ「ぼくが? ダニーと? 無理ですよそれはッ!」
ジョージ「おや、どうしてそう思うのかね」
ディオ「だって……ダニーはジョジョの犬です……それによく訓練もされている」
ディオ「とてもじゃありませんが、ぼくの言う事なんてききませんよ」
ジョージ「ディオ、それは無理矢理言う事をきかせようとするからだよ」
ジョージ「目線を変えてみるんだ、『ダニーにだって意志はあるんだ』と考えるんだ」
ディオ「ダニーにも意志が……?」
ジョージ「よく知らない相手といきなり仲良くなろうとしてもむずかしいものさ」
ジョージ「誰だってそう感じる、ダニーもそうなのさ」
ディオ「……」
ジョージ「まずはエサやりから始めてみるといい」

35 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:03:35.13 ID:eY9L2RPu0
ディオ「…………ほら、ダニーエサだぞ」
ダニー「ワン! ワンワンワンワン!!」
ディオ「うう、やはり吠えてくるぞッ! でも頑張らないと……」
   ・
   ・
   ・
ディオ「ダニーエサだぞ」
ダニー「ワン、ワンワン!」
   ・
   ・
   ・
ディオ「ダニー」
ダニー「ワンッ」

36 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:13:20.01 ID:eY9L2RPu0
ジョナサン「ダニー! ダニー! おかしいな、呼べばすぐ来るはずなのに……」
ジョージ「ジョジョ、ダニーならディオと散歩にでかけているよ」
ジョナサン「なんですって!?」
ジョージ「最近はずいぶんと仲良くなれたみたいでね……ほら、ここから様子がみえるぞ」
イクゾ、ダニーッ!!
ワン、ワンワンワン
ジョナサン「…………よく、あそこまで懐いたものですね」
ジョージ「すべてディオの頑張りの成果さ……はじめの頃はエサもうまくやれなかったようだがね」
ジョージ「今ではディオとダニーの間には友情の絆があるようだな」
ジョナサン「友情……犬とですか?」
ジョージ「お前との関係とは違うがそれもまた一つの接し方だ、ジョジョ」
ワンワン
ジョナサン「…………」

37 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:23:14.05 ID:eY9L2RPu0
カラス「クァッ、カァアアア!」
ディオ「ゲッ! カラスに睨まれて鳴かれたッ!」
ディオ「くそぉ~~ッ、イヤな感じがする……こんな日は早くお屋敷へ帰ろう」
ディオ「今日はお土産もあるしな……へへ、ダニーのヤツ喜んでくれるかな」
ディオ「ただいまもどりました」ガチャ
ジョージ「ディオ!」
執事「ディオさん! ああ、申し訳ございませんッ!」
バーーン
ディオ「……!!」
ジョージ「あまりひどいなきがらだったので、お前たちには見せず埋葬したよ」
ジョージ「あとでちゃんとした墓標をたててやろう……」
ジョージ「たぶん物取りに入ろうとした盗人が、番犬がじゃまでやったことだと警察はいっている」
ジョージ「なぜこんなむごい殺し方をしたのか理解できんが、警戒を強めなければならん」
執事「だいじょうぶですか? ディオさん」
ディオ「………………ジョジョ……」
執事「ジョジョぼっちゃま? ジョジョぼっちゃまでしたらお部屋の方に……」

39 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:33:57.40 ID:eY9L2RPu0
ゴオオオオォォォ
バーーーン
ディオ「ジョォォォジョォォーーーッ」
ジョナサン「人の名を! ずいぶん気やすくよんでくれるじゃあないか」バッ
ジョナサン「それに思いっきりにぎりしめている拳! いったいそれでどうする気だ?」
ディオ「ダニーが死んだぞッ」
ジョナサン「知っている」
ディオ「生きながら燃やされたんだぞッ」
ジョナサン「それも知っているさ」
ディオ「なら、なぜ君はそうも平然としていられるッ!!」
ジョナサン「悲しんでいるさ……主人以外の人間に頭をたれなければ、こんな事にはならなかった」
ジョナサン「まったく、バカな獣だったよ」
ディオ「ジョジョォ!!」

40 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:43:43.63 ID:eY9L2RPu0
ディオ「決してゆるさないッ! 君のぼくへのいやがらせなどではない!」
ディオ「ぼくの事などどうでもいいッ!」ウアアア!
ジョナサン「ほほう! 向かってくるのか……逃げずにこのジョジョに近づいて来るのか……」
ジョナサン「そして、その鉄拳により仇をうとうと考えているわけかッ!」クル
ディオ「うおおぉぉッ」ブン
バキィ
ジョナサン「ふん、その程度か」シュゴォォ
メギャア
ディオ「あ…」ドサ
ジョナサン「この前のボクシングの結果をわすれたのか? マヌケがぁ…………」
ディオ「か…かなわない…………」ガクン
ディオ(で…でも負けられない…ダニーの魂の名誉のため、戦わなくてはならない!)
ジョナサン(徹底的に叩きのめしてやるッ! それも正々堂々とな!)
ジョナサン(そうする事によって、ディオ自身の体が覚えるからだッ!)
ジョナサン(ケンカでも人生でも『自分はもうこのジョジョには絶対勝てない』……という事をなッ!)

41 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 06:53:13.28 ID:eY9L2RPu0
ディオ「う……うおおあああっ」ビシ
ジョナサン「いくぞッ!」ドアアァ
ゴシャアッ
ジョナサン「いいぞォ! 新たな力がわいてくる、いい感触だッ!」
ディオ「く、うう」
ディオ(やはりかなわない……だが負けられないッ! どんな手を使おうと負けるわけには……ッ)ス
ジョナサン「これで終わりだディオォォ!」
ディオ「今だ!」バッ
ジョナサン「ぬああぁ、め、めつぶしだとぉッ!!」
ディオ「ダニーのために買って来た骨だ……もっとも、君に倒された時に砕け散ってしまったようだけどね」
ジョナサン「み、見えないッ……卑怯な手を使って恥ずかしいとは思わないのか!」ブン! ブン!
ディオ「今のぼくにそれを恥だと思う気持ちはない……あるのはシンプルなたった一つの想い」
ディオ「『勝利をダニーに捧げる』それだけだ…それだけが全てだ」ス…
ディオ「過程や」
バンッ
ディオ「方法なんて……!」
ドガ!
ディオ「どうでもいいんだァーーーッ」カッ
ドバババババーーーーン
石仮面「ピキッ ピキッ パキパキ」

42 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 07:03:24.06 ID:eY9L2RPu0
ズダダーーン
ジョナサン「こんな! こんなカスみたいなヤツにこのジョジョが……ッ」ズオオオオ
ディオ「な、涙………」
ジョナサン「よくも! このぼくに向かって…このきたならしい阿呆がァーーッ!!」
バン
ジョージ「ふたりともいったい何事だッ!」
ディオ「ジョースター卿ッ!」
ジョージ「ダニーが死んでかなしいのも分かる!! しかし、だからといってお互いを傷つけあってどうする!」
ジョージ「それで天国のダニーが喜ぶとでも思っているのかッ!」
ディオ「し…しかしジョースター卿!」
ジョージ「いいわけ無用! 許可をだすまで部屋へ入っとれッ、ふたりともだ!」バ!
ジョナサン「…………」キッ
ディオ「…………」グッ

43 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 07:13:11.37 ID:eY9L2RPu0
ディオは自分の部屋へ行きねむろうとした…
しかし………
目をとじても意識が薄れることはなく
朝日が部屋に差し込みだすころ
涙をながしつつ、ようやくねむりについた……
ジョジョはーー……
ジョナサン(あんな戦法がとれるとは……ディオをみくびっていた)
ジョナサン(奴は、目的のためならば手段をえらばないタイプだ!)
ジョナサン(ダニーを始末し、孤独を与えたが思わぬ反撃を受けた……あなどれん)
ジョナサン(自分の欠点は直線的すぎるところだ、反省しなくては!)
ジョナサン(よりもっと他人を、自分自身をも冷静にコントロールするように成長しなくては………)
そしてーーー7年の歳月が経過する

44 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 07:23:09.88 ID:eY9L2RPu0
ドドドドド
実況「やったァーーーッ、優勝は我がヒュー・ハドソン校できまりましたァーーーーーッ!!」
実況「試合を決めたジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーに惜しみない拍手をッ!!」
ジョナサン「やったなディオ! またまたぼくらのコンビで勝負を決めたなッ!」ガッシ!
ディオ「うん! ジョジョ、圧巻だったよ! 君の走りは!!」
ジョナサン「ありがとう! だがディオ、君のトライあってこそのぼくらの勝利さ!」
実況「ジョナサン・ジョースターは、入学以来すべての授業でNo1の成績を保持!」
実況「とくに考古学の分野ではみごとな論文を発表しています!」
実況「かたやディオ・ブランドーも法律で優秀な成績を修め、すでに様々な法律事務所からオファーが!」
実況「このラグビーの試合もこのふたりあっての優勝! まさに我校の誇りです!」
ジョナサン「この勝利をさっそく父さんに報告しなくっちゃあな」
ジョナサン「ディオ、着替えたら待っていてくれ。 いっしょに帰ろう」
ディオ「……うん」
ディオ「…………」

45 : ◆6JqffuHJDQ :2016/10/04(火) 07:34:21.43 ID:eY9L2RPu0
ディオ(ぼくがお父さん……ジョースター卿の養子になって7年がたった……)
ディオ(今…ジョジョとあんな会話をしていたけど、正直ぼくは彼に対して友情を感じていない……)
ディオ(なぜ!? 彼はあんなにすごくていいやつなのに、友情を感じないんだッ!)
ディオ(7年前の事件のせいか!? ダニーの件でみせた彼の非情さがぼくを恐怖させている!)
記者「ジョジョ! 新聞に君たちの友情について書くけど話してくれないか?」
ジョナサン「友情だって!? ……テレるな」
ジョナサン(友情だと!? きれいごとを並べてニコニコするなよクズどもがッ!)バーーン
ジョナサン(もうすぐ卒業……財産を法的に自由にできる年齢にもなった!)
ジョナサン(父さんは必要ない……ジョースター家をぼくのものにする!)
ジョナサン「フン」

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/04(火) 07:36:44.75 ID:obSreJe6o
さてさてここからが分岐だが...

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