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シンジ「綾波っ!綾波っ…!」レイ「碇君!碇君…っ!」

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Part2
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/11(水) 17:19:23.73 ID:Ghv2UhyAO
レイ(だめ。私、さっきから碇君を落ち込ませてばかり。なんとか、なんとかしないと……)オロッ
シンジ「……」
レイ「……あの、碇君」オズオズ
シンジ「なに、綾波」
レイ「えっと、その、こういう時によく効くっていうおまじないが……あるんだけど」オロオロ…
シンジ「……おまじない?」
レイ「ええ…」
シンジ「ふーん……おまじないかあ。よく分かんないけどそういうのってなんか女の子っぽいね。
    そっか、綾波も女の子らしいものに興味出てきたんだ。なんかそれはちょっと嬉しいかも」
レイ「碇君……///」ポカポカ
シンジ「うん。それなら折角だしやってみてくれる?」
レイ「!」パァッ
レイ「分かったわ。じゃあ…」スクッ
レイ「びっくりするほどユートピ」
シンジ「綾波、正座」ガシッ
レイ「はい」
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「一応もう一度聞くけど。本当にわざとやってるわけじゃないんだよね?」
レイ「……っ!」コクコクッ
シンジ「そっか」
レイ「……」
シンジ「……そっかあ…」
レイ「……」
レイ(碇君……また泣いてる)ジワッ…

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/11(水) 21:35:28.22 ID:g158tDx6O
シンジさん……心中お察しします……

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/11(水) 22:47:57.96 ID:Mvz22LBpo
シンジさん「(ネットに汚染される前の)綾波を、返せっ!」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/11(水) 23:06:14.16 ID:kmmy28Glo
ネット深度上昇中…このままでは危険区域です!

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 10:56:44.54 ID:R2K1MFaAO
シンジ「ぐすっ。ごめん、何でもないんだ。
    ただちょっと綾波のアホの子レベルが僕の中で臨界点を突破してたっていうか……うん。それだけだから」グシグシ
レイ(またアホの子って言われた……)
シンジ「ちなみに今のもネットで知ったの?」
レイ「う、うん……」
シンジ「そう……。まあでもまだネットでよかったよ。
    仮にその情報源が加持さん辺りだったら今すぐ全力で鼻の穴にスイカぶち込みに行くところだったからね」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「あの、碇君」
シンジ「ん?」
レイ「私では……碇君の力になれないかしら」
シンジ「え…?」
レイ「その、私が手伝ってあげることでもし碇君が元気になれるなら……私」モジモジ
シンジ「……それって綾波が、えーっと、手とか口とか……でしてくれるってこと?」
レイ「///」カァ~ッ
レイ「……」コクン
シンジ「綾波……」
シンジ「出来れば最初からそうして欲しかった」
レイ「ご、ごめんなさい」


28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 11:27:40.48 ID:R2K1MFaAO
シンジ「ううん、こっちこそごめん……はは、なんかさっきからお互い謝ってばっかりだね。
    でもいいよ。綾波にそこまでしてもらっといてそれでも駄目だったら
    ちょっと今後こそ本気で立ち直れそうにないし……二重の意味で」
レイ「……」
シンジ「多分、そっとしとけばその内自然に治ると思うから」
レイ「……そう」
シンジ「でもそうだね。あの、僕はともかく綾波だけでも……してあげたいとは思ってるよ」
レイ「……!///」カァァッ
シンジ「……綾波」
レイ「……ありがとう。でもいいの。こうなった原因は私なのに私だけしてもらうなんて出来ない。
   それに……気持ちよくなる時は碇君と一緒じゃないとイヤだもの」
シンジ「あや、なみ……」
シンジ(……クソッ、綾波はここまで言ってくれてるっていうのに……!!)ダンッ!
シンジ(でも駄目なんだ、駄目なんだよ……。このままじゃ僕も綾波も傷付くだけだ。
    恋人を、綾波を傷付けてまでこんなこと続ける資格、もう僕にはないんだ……)
シンジ(……助けて……助けてよ)
シンジ(誰か僕を助けて、助けてよぉ……ッ!!)
ゲンドウ『ーーーまた、逃げ出すのか?』
シンジ(!? 父さん……!?)
ゲンドウ『お前には失望した』

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 11:40:03.98 ID:R2K1MFaAO
シンジ(……なんだよ……だって仕方ないじゃないか)
ゲンドウ『……』
シンジ(僕の初号機の内部電源はもう完全に切れちゃってるんだ。活動限界なんだよ……)
ゲンドウ『……シンジ』
シンジ(綾波にこれ以上みっともない姿なんて見せたくない。
    いいじゃないか……そうだ、そうやって嫌なことから目を背けて逃げ出して何が悪いんだよッ!?)
ユイ『ーーー初めては誰だって上手くいかないものよ。
   そんな中途半端なプライドなんてクシャクシャに丸めてターミナルドグマに投げ捨ててしまいなさい』
シンジ(! 母さん……!!)
ユイ『今だから言うけどこの人だって最初はそりゃ酷いものだったのよ。
   強面のくせに異常にシャイだからこちらから誘ってもなかなか来てくれなくてね』
シンジ(……そうだったんだ。でもそれで母さんはどうしたの?)
ユイ『ふふ、簡単よ。裸の私を前にしてまだ躊躇ってるこの人にいい加減キレてこう言ってやったの。
   「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ」……ってね』
シンジ(男前過ぎる……)
ユイ『しかも最初は6.2秒でケリがついてしまったわ』
シンジ(父さん……)
ゲンドウ『……やめろシンジ。そんな目で私を見るな』
ユイ『でもなんだかんだでこうして立派にシンジの種を仕込んでいるんだからあなただってどうにかなるわ』
シンジ(……自分の両親のそんな生々しい話聞きたくないよ)

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 11:53:08.28 ID:R2K1MFaAO
ユイ『大丈夫。生きてさえいればどこだって天国になるわよ。だって生きているんですもの』
シンジ(……でも、さっきからずっと夢にまで見た綾波の裸が目の前にあるっていうのに僕の息子はもうピクリとも動かないんだよ)
ユイ『大丈夫。あなたは今少し自分を見失ってしまっているだけ。……思い出して。初めてこの子に触れた時の気持ち』
シンジ「初めて……綾波に触れた時の気持ち……?」
レイ『ぐっ、うぅ…! くっ…!』グググ…
シンジ(……そうだ。大怪我して血だらけですごく辛いはずなのに、それでも泣き言ひとつ言わずエヴァに乗って戦おうとしてた綾波)
ユイ『思い出して。この子から感じたぬくもり』
 むにゅっ
レイ『ーーどいてくれる?』
シンジ(……おっぱい)
ユイ『この子から感じた愛おしさと、性欲の力の強さを』
レイ『ごめんなさい。碇君のために唐揚げ、作ってみたんだけど……上手く出来なかった……』シュン
シンジ(肉嫌いなのに僕のために頑張って料理してくれた綾波)
レイ『碇君……///』ムギュッ
シンジ(……綾波の胸。綾波の太もも。綾波のふくらはぎ……)ムラムラムラ…
ユイ『そして願って。“動け”と』
シンジ「…………ッ!!!」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:08:58.07 ID:08cOP8/AO
これは酷い(褒め言葉)

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:11:17.26 ID:s3tj/mtAO
これは酷い(客観的事実)

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:21:59.54 ID:R2K1MFaAO
シンジ(そうだ、綾波はいつでも僕のことを想ってくれてる。優しくて、不器用で、天然で、ちょっとアホの子で……)
シンジ(そんな綾波だからこそ僕は好きになったんだ。……僕は馬鹿だ。そんな当たり前のことを忘れてしまってた……)
ユイ『シンジ……やっと気が付いたのね』
シンジ(そうだ、こんなところで立ち止まってちゃ駄目だ。逃げ出したって何もいいことなんかないんだ……!!)
シンジ(ーーーー動け、動け、動け、動け、動け、動け、動いてよ!!!
    ここで動かなきゃ何にもならないんだ!!)
シンジ(だから………動いてよッッ!!!!)
 ドクンッ!
シンジ「…………綾波っっ!!!」ガバッ
レイ「きゃっ!?」ドサッ
シンジ「ごめん綾波……ごめんね。僕、一番大事なものを見失ってた」
レイ「え? え?」
シンジ「綾波……!」ギュウッ
レイ「! 碇君……それ…」
シンジ君の初号機「ウォォォォォッ!」ボッキーン!
レイ「///」
シンジ「……もう、大丈夫だから。君を泣かせて、不安にさせて本当にごめん……」
レイ「……碇君……」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:32:35.90 ID:R2K1MFaAO
シンジ「……綾波。息子のこと……ありがとう」
 ♪いま~わたしの~
レイ「……ごめんなさい。ナニも出来なかった……」
 ねが~いごとが~
シンジ「いいんだ、もう。これでいいんだ……」ギュウ…
レイ「碇君……」ギュウ…
 叶うな~らば~ 翼が~欲し~い~♪
リツコ「この世界の理を超えた新たな非童貞の誕生……代償として古の童貞は滅びる……」
シンジ「う、おおおぉぉぉおおおおおおおおおッッッッ!!!!!!」ギンギンッ!!
レイ「碇君……っ///」
ミサト「……勃起!? 15分前と同じ……!」
マヤ「そんな……形状制御のリミッターが消えています! 解析不能! プラグ深度180をオーバー! もう危険です!!」
リツコ「常人の域に留めておいたシンジ君の息子が本来の姿を取り戻していく。
    チンコールのかけた呪縛を解いて、人を超えた神に近い存在へと変わっていく。
    レイへの愛しさと切なさと心強さを紡ぎ、相補性の巨大なうねりの中で自らの息子を血液の疑縮体に変身させているんだわ。
    純粋にレイとのイチャラブセックスを叶える、ただそれだけのために……!!」
ミサト「……! それって…!」
リツコ「そう。ファーストプレイの続き……セカンドプレイが始まる。シンジ君の童貞が、終わるのよ……」
ミサト「シンジ君……っ!!」
シンジ「綾波っ! 綾波っ…! 好きだ!! 愛してるっ!!」
レイ「碇君! 碇君っ! ……私もっ!!」

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:39:27.73 ID:R2K1MFaAO
 ッガシャァァアアアンッッ!!!!
シンジ「!?」
レイ「!?」
ミサト「ッ!? 一体ナニが!?」
カヲル「ーーーーふぅ。どうやら間に合ったようだね」スタッ
シンジ「………カヲル君!?」
カヲル「さあ、約束の品だ碇シンジ君。受け取ってくれ」スッ
シンジ「カ、カヲル君……これは……!?」
カヲル「フフッ、これから槍をヌいてヤリ直す君達の為に僕が用意したささやかなプレゼントさ」
レイ「……バイブレーター、電マ、ローター、手錠、ボールギャグ、ローション、媚薬、バイアグラ……すごい……」ゴクッ
シンジ「カヲル君……でもどうして……?」
カヲル「言っただろう。今度こそ君だけは幸せにしてみせると」
シンジ「……すごいや。僕の性癖、なんでも分かっちゃうんだ」
カヲル「いつも君の充実した性生活のことしか考えていないから。ファーストと末永く幸せにね、シンジ君」ニコッ
シンジ「カヲル君……! うん、僕絶対に綾波を幸せにしてみせるよ!!!」
レイ「私も……絶対に碇君と幸せになってみせます……!」
 \ ワアアアアアアア!!!! /

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 12:43:21.17 ID:R2K1MFaAO
 パチパチパチパチパチ…
ミサト「おめでとう」
リツコ「おめでとう」
カヲル「おめでとう」
アスカ「おめでとう」
マリ「おめでとう」
加持「おめでとう」
ヒカリ「おめでとう」
ケンスケ「めでたいなぁ」
トウジ「おめでとさん」
サクラ「エヴァにだけは乗らんといて下さいよ」
ペンペン「クエクエッ」
日向「おめでとう」
青葉「おめでとう」
マヤ「……不潔」
冬月「おめでとう」
マナ「おめでとう」
マユミ「おめでとう」
キール「おめでとう」
左様さん「おめでとう」
時田さん「おめでとう」
ゲンドウ・ユイ「「おめでとう」」
シンジ・レイ「「……ありがとう!」」
 チンコールにありがとう
 EDにさようなら
 そしてすべての息子(チルドレン)に
 おめでとう
 ーー終劇

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 13:21:34.87 ID:5OKdp26K0
おい、肝心なところがないぞwwwwwwww

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 14:37:50.90 ID:R2K1MFaAO
 ーーエピローグ 一週間後 綾波宅
シンジ「あれから一週間振りだね、綾波」
レイ「ええ」
シンジ「なかなか二人でいられる時間取れなくてごめん。会いたかった」ギュッ
レイ「私も……」ギュッ
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「……綾波」チュッ
レイ「あっ、碇、くん……っ」チュッ
シンジ「んっ……」
レイ「んむ、むぐ、ん~~ッ…」
シンジ「んん、ちゅ、」
レイ「あ、ん、んぐっ、は、ふ…」
シンジ「……っは!」
レイ「は、ぁ……っ」ゼェハァ
レイ「碇君……また、キス上手になったみたい……」
シンジ「ホント? そっか、嬉しいな。自分じゃそういうのよく分からないから」
レイ「……もう一回、したい」
シンジ「うん、いいよ。……じゃあ舌出して」
レイ「? こう……?」
シンジ「ん。そう……」ペロッ
レイ「ひゃっ!?」ピクッ
シンジ「……」ペロペロ
レイ「あ、くすぐったい、わ……あんっ!」
シンジ「んっ……!」チュウ…
レイ「ンっ!? んむ、んむむ~~ッ!?」ジタバタ
シンジ「ちゅ、くちゅ、ちゅうっ…!」
レイ「ふぁ、んくっ、あ、あ、あー…!」ゾク…
シンジ「っふ、んん……ッ!」チュウゥゥゥッ…!
レイ「っあ!? んあ、んうっ、んンん~~~~っっ!!」ゾクゾクッ
シンジ「………っぷは!」
レイ「あ……!」
シンジ「……はあ、」
レイ「ぜぇ、はあっ……はあ、はあ…」トローン…

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