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シンジ「父さん、来週三者面談なんだけど」ゲンドウ「無理だ」

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Part3
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 15:52:44.86 ID:wZ82ElQN0
ネルフ本部
マヤ「エヴァ初号機と弐号機が臨戦態勢に入りました!!」
青葉「初号機は暴走しています!!」
日向「厳密には3機とも暴走状態ですが、初号機は頭一つ抜きん出て暴走しています!!」
冬月「どうする、碇?」
ゲンドウ「ユイ……学校でなにがあった……」
冬月「息子の成績が想像以上に低かったのではないか?」
ゲンドウ「……あれを使う」
冬月「あれか?しかし、あれはまだ試作段階で……」
ゲンドウ「構わん」
冬月「どうなってもしらんぞ……」
初号機『オォォォォ!!!!』ガブッ!!!!
弐号機『グォォォォ!!!!!』
零号機『……』
マヤ「初号機が弐号機の右腕に噛み付きました!!!零号機は傍観しています!!!」

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 15:57:02.80 ID:wZ82ElQN0
シンジ「ああ!!初号機が!!」
アスカ「なにやってんのよ!!」
シンジ「僕の所為じゃないだろ!?」
アスカ「一緒よ!!」
ミサト『アスカ!!聞こえる?!』
アスカ「感度良好よ。なに?」
ミサト『今、レイを車に乗せてそちらに向かっているから、ポイントBで落ち合いましょ』
アスカ「了解」
シンジ「ミサトさん!!エヴァはどうなっているんですか!?」
ミサト『わからないわ。だから、確かめに行くの』
シンジ「エヴァ……」
ミサト『……それと伝えておくことがあるわ。貴方達に』
アスカ「なによ?」
シンジ「ミサトさん……?」
ミサト『実は―――』

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:03:45.02 ID:wZ82ElQN0
初号機「オォォォォォ!!!!」ガルルル
弐号機「……」オロオロ
零号機「……」
ゲンドウ『エヴァリンガルシステム、起動』
マヤ『エヴァリンガルシステム起動します!!』
冬月『神と対話するために作られたエヴァリンガル……ここで使うことになるとはな……』
ゲンドウ『今、共倒れさせるわけにはいかん』
マヤ『エヴァ3機の音声、傍受成功!!』
ゲンドウ『流せ……』
マヤ『はい!!』
初号機『―――どういうことですか、と訊いているのですよ?』
弐号機『だから……何かの間違いです』
零号機『……』
ゲンドウ『ユイ……!!』
冬月『きたか……このときが……!!』

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:04:25.61 ID:diXAzubB0
来たか……

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:04:39.36 ID:ARhGu7fb0
わろた


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:05:49.10 ID:ITZOtIvu0
あんのかよエヴァリンガル

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:07:21.59 ID:t1zC0n4D0
あったのかよ

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:10:20.90 ID:wZ82ElQN0
初号機『シンジをいじめているのは、貴方の娘さんですよね?』
弐号機『私のアスカがそんな酷いことをするわけがありません』
初号機『つまり、シンジが嘘を吐いていると言いたいのですか?』
弐号機『そうじゃありません。冷静になりましょう』
初号機『オォォォォォ!!!!!』ガブッ!!!!
弐号機『イタイ!!!噛むのはやめてください!!!』
零号機『……』
初号機『なら……説明してもらいましょうか、キョウコさん?』
弐号機『きっと……あの……アスカなりのコミュニケーションだったに違いありません!!』
初号機『私のシンジはそれをいじめだと受け取った。よくありますよね。いじめている側にその意識がないっていうのは』
弐号機『な……?!』
初号機『そんな言い訳……通じると思っているのオォォォォォ!!!!!!』ガブッ!!!!
弐号機『痛い!!!やめてください!!!!』
ゲンドウ『どうやら、シンジのことで揉めているらしいな……。よし、ユイ。やってしまえ』
マヤ『弐号機!!右腕に深刻なダメージ!!これ以上は危険です!!』

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:11:46.87 ID:F6w1ia+z0
やってしまえっておいww

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:12:50.62 ID:3uCR/E6y0
なぜ噛むwwwwww

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:13:02.53 ID:/Z0rDund0
や っ て し ま え

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:13:14.44 ID:XmZOryEb0
かわいい

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:13:50.70 ID:H/16deAm0
なにこれ面白いw

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:14:50.84 ID:FAHu/fBO0
碇さんのお家は親バカなバカ親だからな

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:20:40.67 ID:wZ82ElQN0
初号機『オォォォ……』
弐号機『腕が……痛い……』
零号機『……』
初号機『許しませんよ……キョウコさん……。あのアスカとかいう子、シンジを誑かして、しかもいじめまで……』
初号機『どのような教育をしてきたんですオォォォォ!!!!!』
弐号機『アスカがあんな軟弱な男に靡くわけないじゃないですか!!』
初号機『パキンってしてもいいんですよ?』
弐号機『とにかくアスカは悪くありません!!悪いのはそちらのほうです!!』
初号機『パキィィィン!!!!』
弐号機『ひぃ?!』
初号機『もう……結構です……キョウコさん。グォォォォ!!!!!!』ガブッ!!!!
弐号機『やだぁ!!!指を噛まないでぇ!!!』
マヤ『弐号機!!右、人差し指損傷!!』
ゲンドウ『それでいい……徹底的に噛め』
シンジ「―――待ってください!!!」

126 :もちょり ◆VN/ydLzKiM :2012/07/29(日) 16:26:29.51 ID:/V6kF7bC0
ゲンドウwwwwwww

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:27:50.53 ID:wZ82ElQN0
初号機『ガルルル……え、シンジ?』
弐号機『痛い……いたい……』
零号機『……』
シンジ「……母さん、なんでしょ?」
初号機『……!』
アスカ「ママ!?本当にママなの?!」
弐号機『アスカ……』
ゲンドウ『パイロットたちに音声は届いていないな?』
マヤ『はい。エヴァの音声は本部でしか聞けませんから』
初号機『シンジ……今まで辛かったでしょう。待っていて。すぐに元凶諸共、私がLCL化させてやるから』
弐号機『そんなことできるわけが……!!』
初号機『A.T.フィールド、全開!!!』
弐号機『くっ?!』
初号機『アァァァァオ!!!!』ガブッ!!!
弐号機『いつまで……噛まれてばかりと思わないでくださいグォォォォ!!!!!』ガブッ!!!

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:28:31.75 ID:c3OLhIjS0
キャットファイトいいわぁ

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:32:02.47 ID:n/qqFlkN0
>>128
キャット‥‥‥?
ビーストの間違いじゃないか?

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:36:53.23 ID:wZ82ElQN0
マヤ『初号機、頸部損傷!!弐号機、左手の親指以外損傷!!』
ゲンドウ『やれ……そこだ、ユイ』
シンジ「……やめてよ……」
アスカ「ママ!!あたしなの!!ママ!!ママはずっとあたしの傍にいてくれたの?!」
初号機『こうなったら……!!』シャキン
弐号機『一気に……』シャキン
マヤ『両機、プログレッシブ・ナイフを装備!!』
初号機『殺してやる!!!』ギィィィン!!!!
弐号機『そう簡単に行くとでも?!』ギィィィン!!!
シンジ「―――やめてよ!!!!」
初号機『……!!』ビクッ
弐号機『ひゃっ』ビクッ
シンジ「母さん……アスカにいじめられてるなんて……嘘だから……それ以上、弐号機を傷つけないで……」
アスカ「シンジ……」
初号機『本当なの……シンジ?』


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:51:52.45 ID:wZ82ElQN0
ミサト「シンジくん!!」タタタッ
レイ「どうなったの?」
弐号機『ほ、ほら、言ったじゃないですか……』
初号機『シンジ……』
シンジ「初めは意地悪しているのかなって思ったりもしたよ……だけど、段々そうじゃないってことに気がついたんだ」
アスカ「ちょっと!!」
初号機『どういうこと……?』
シンジ「アスカはただ、素直になれないだけなんだって」
アスカ「あ、あんたバカぁ?!なにいってるのよ!?」
シンジ「アスカは時々、言い過ぎたかも……って落ち込むときがあった」
アスカ「もうやめてよ!!」
弐号機『アスカ……もしかして……貴方……』
シンジ「きっと僕にうるさく言うのも、強く当たるのも……単純に加減がわからないだけじゃないって……」
アスカ「違うわよ!!バカシンジがむかつくからよ!!」
シンジ「そんなこと言われても、もう僕はちっとも腹が立たないよ!!アスカ!!」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 16:58:11.89 ID:wZ82ElQN0
アスカ「なっ……?!」
シンジ「母さん!!だから、いじめとかないんだ!!僕はアスカにいじめられたなんて思ったことはないよ!!」
初号機『そうだったの……ごめんなさい……私の早とちりだったみたいで……』
弐号機『アスカ……』
零号機『……』
レイ「碇くん……」
シンジ「……」
アスカ「もう……何言ってるわけ……?」
シンジ「ごめん……。でも、こう言わないと母さんが止まってくれないような気がして……」
アスカ「……シンジのママ?」
初号機『……』
アスカ「あの……誤解ですから……あたしのママを傷つけないで……ください……」
初号機『アスカさん。あとで格納庫まで来てください』
マヤ『アスカ、初号機は貴方と話がしたいと言っています』
アスカ「え。あ、了解……」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:04:33.88 ID:wZ82ElQN0
弐号機『どうするつもりですか、ユイさん』
初号機『……確認したいことがあるだけですよ』
弐号機『何を……』
初号機『それから……あなた』
ゲンドウ『なんだ……ユイ?』ニヤニヤ
初号機『エヴァリンガルシステムを使いましたね?』
ゲンドウ『ああ』
初号機『このシステムは破棄してください』
ゲンドウ『なぜだ?!』
冬月『ユイくん!!』
初号機『容易に会話ができると変な情が移るでしょう?私を兵器として運用できなくなりますよ?』
零号機『……』コクコク
初号機『だから、エヴァリンガルは破棄してください。でないと、ネルフ本部を40秒で灰にしてみせますよ?』
ゲンドウ『ああ……分かった。破棄する。だから、許してくれ、ユイ』
初号機『全く……』

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:11:46.16 ID:wZ82ElQN0
格納庫
アスカ「おじゃましまーす」
ミサト「来たわね」
アスカ「ミサト」
初号機「……」
ミサト「初号機から貴方へ質問があるそうよ?」
アスカ「なに?」
ミサト「―――貴方は碇シンジのことが好きなのですか」
アスカ「そんなの―――」
初号機「……」ゴゴゴッ
アスカ「!?」
初号機「……」ガキィィン
ミサト「正直に答えないと、ぺっちゃんこにするって言ってたわ」
アスカ「どうして……?!」
初号機「……」

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:14:44.70 ID:D02Uf4ha0
零号機はエヴァリンガル使っても全然話さないから意味無いな

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:15:52.75 ID:ZQSxmxF50
背景でぼけっと突っ立ってる零号機が容易に想像できた

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:24:22.97 ID:wZ82ElQN0
アスカ「私は……シンジのことなんて……」
初号機「……」
ミサト「……」ピッ
アスカ「私は……」
初号機『アスカさん?』
アスカ「え?!」
初号機『じゃあ、シンジのことは嫌い?』
アスカ「嫌い……じゃ……ないですけど……」
初号機『なら……』
アスカ「……」
初号機『大丈夫、シンジは貴方のことを受け止めてくれるわ』
アスカ「本当ですか……?」
ミサト「アスカ、本当よ」
アスカ「……」
初号機『聞かせて欲しい。貴方がシンジのことをどう思っているのかを』

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:27:58.60 ID:wZ82ElQN0
アスカ「……」
初号機『まだ……言えない?』
アスカ「もう少し……時間をください……」
初号機『ええ』
アスカ「……」タタタッ
ミサト「よかったのですか?」
初号機『あの子は良い子ですね』
ミサト「ええ」
初号機『ふふ……楽しみです』
ミサト「では、このエヴァリンガルシステムは完全破棄します」
初号機『よろしくお願いします』
ミサト「では……」ピッ
初号機「……」
ミサト「やっぱり、本物の親には勝てないか」

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:31:40.49 ID:wZ82ElQN0
数日後
アスカ「お義母さん!!」
初号機「……」
アスカ「自分の気持ちを整理して、シンジに伝えてきました。……好きって」
初号機「……」
アスカ「シンジは嬉しそうに笑ってくれました……」
初号機「……」
アスカ「そのあと、シンジと真剣に話したんですけど……」モジモジ
初号機「……」
アスカ「私、シンジと結婚します!!」
初号機「……」
アスカ「シンジのお嫁さんになっても、いいですか!?」
初号機「……」
アスカ「ダメ……ですか?」
初号機「……」パキンッ

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:36:06.77 ID:wZ82ElQN0
初号機「オォォォォォォ!!!!!!!」
アスカ「いいんですね?!ありがとう!!シンジのママ!!」
初号機「オォォォォォォォォ!!!!!!」
シンジ「アスカ!!」
アスカ「シンジ!!シンジのママ、良いって!!」
シンジ「ありがと。母さん!!」
初号機「オォォォォォォ!!!!!」
シンジ「アスカのこと、絶対に幸せにするから……見てて」
アスカ「お義母さんに早く孫の顔も見せられるよう、頑張ります」
初号機「オォォォォォォオォォォ!!!!!!!!!」
シンジ「もう……アスカ!」
アスカ「シンジ……次はシンジの番よ?」
シンジ「うん。ケーキも買ってきたし、大丈夫だよ。アスカのお義母さんに話してくる」
アスカ「がんばってね、シンジ」
初号機「オォォォォォォ!!!!!オォォォォォォォ!!!!!!!!」

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:44:51.95 ID:wZ82ElQN0
学校
担任「綾波さん、面談を始めます」
レイ「はい」
担任「えー……」
ゲンドウ「……」
担任「綾波さんは―――」
ゲンドウ「何か問題があるのか?」
担任「いえ」
ゲンドウ「では、成績優秀、品行方正ということになるな」
担任「……」
ゲンドウ「ならば、問題ない。レイ?」
レイ「はい」
ゲンドウ「帰るぞ」
レイ「わかりました」
レイ(私もエヴァに来て欲しかった……)
                          おしまい

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:46:36.12 ID:5rU43mtai
乙!

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:47:33.27 ID:bIxTKNOS0
おつ

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/29(日) 17:58:52.79 ID:7ClvmGt40

ほのぼのSSはいいね

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