バス停で泣き出した女の子を好きになった

981 ：名無しさん＠おーぷん ：2016/03/25(金)08:58:26 ID:ibV
腹くくったときの肝の据わり方は女には敵わない。
狩猟が仕事な男は逃げてもいいから命繋いで食べ物持ち帰るのが大事だけど、
家を守るのが仕事な女は逃げると子供守れなくなるから
男と女の性質がそういう風に進化していったんだろうね。

982 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:33:14 ID:rir
>>981 本当にそれだな！でも、最近は、思い切りあるそういう一面すらいいなと思ってしまう俺はある意味末期だと自覚してる。
バタバタしててやっとまとめ終わった！ラストになるかもだけど日曜投下します！
↓↓↓
日曜の朝はジョギング用のアラームのせいで6時ちょっと前に起きた。(アラームを変えるの忘れてた)
ひとまず生理現象収まるまでぼーっと天井見てたら、部屋のドアが開いてゆいちゃんが顔出して、1人で凄いビックリしちゃったww
一応ベッドに半身だけ起き上がって、下は布団で隠す！
ゆいちゃん「おはよう、アラーム聞こえたからww驚かせたね、ごめんww」
俺「おはようww」
ゆいちゃん「寝れた？多分ね、親も7時前には起きると思う」
親「うん、図々しくガッツリ寝たwじゃあそれまでに着替え…あ、俺の服…どうしたっけ？？」
ゆいちゃん「大丈夫、後で下から持ってくる、乾燥したからもう乾いてるよ」
俺「え？洗って貰っちゃったの？！」
ゆいちゃん「洗濯機かけるだけだもん、昨日お風呂入るときにやっちゃったよ」
俺「ごめん！気づかなかった！ゆいちゃんが洗濯したの？！ありがとう」
ゆいちゃん「いえいえw」
ゆいちゃんが部屋に入ってきて、俺の枕元に座って、置いてあった俺のメガネを掛けたりしてちょっとふざける。
起き抜けって感じで少し髪が広がってて、なんかぼんやりした顔つきが幼く見えて可愛かった。
ゆいちゃん「朝方にゃんたん煩かったでしょ？」
俺「え？全然気付かなかった、猫だしそんな煩くはないでしょ？」
ゆいちゃん「凄い声出すよ！ワーオみたいなやつ！お腹空くからって朝方騒ぐんだよ」
俺「へぇ、猫もそんなになるんだ」
ゆいちゃん「なるなる！ねぇ、ユタくんもう起きる？顔洗いに行かない？」
俺「あー…んーもうちょいぼーっとしたら行く」
いやいや、ちょいと立てない事情があるんですよって思っいながら苦笑い。
ゆいちゃんはじゃあ先に顔洗うっねって部屋から出てってくれた、セーフww
世の中の男性は、この朝からの問題をどう対処してるのか知りたいww
そういう事を済ませたら、多少はこういう事も冗談混じりで言えるだろうけど、その前の関係だと恥ずかしいww
ひとまずトイレ行ける状態に収まるまではボケーっとする事に。

983 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:34:14 ID:rir
ゆいちゃんがしばらくしてまた戻ってきた。
なんでか下から歯ブラシ持ってきてくれて、タオルと一緒に渡されて？？ってなった。
なんとなくゆいちゃんは早く起きて欲しそうだから、諦めて起き上がってトイレ寄らせて貰って(これで安心)ゆいちゃんと一緒に2階の洗面所へ。
渡されたからとひとまず顔洗って歯磨きしたけど、やっぱり不思議で質問した。
俺「いつも起きてすぐ歯磨きすんの？」
ゆいちゃん「しない？ご飯の前に水だけで軽くして、食べてから歯磨き粉付けてもう一回するよ、起き抜けの口の中って超汚いんだって」
俺「俺は飯食ってからの1回だ…超汚いのか…」
ゆいちゃんは朝から元気で色々話してて可愛かった、俺がいる事が楽しいってのがすっごい伝わってきて嬉しかった。
顔拭いてタオルどうするのかと思ってたら、1階に続く脱衣シュートってのにゆいちゃんがポンって入れてた。何このお家、本当色々ビックリ。
部屋に戻ろうとしたら、腕引かれてゆいちゃんのお部屋へw
いや、ちょっとそうなるかなぁとは思って期待してたけどねww
そのままベッドで並んで寝転ぶ。何この幸せな朝？！
ゆいちゃんのベッドもセミダブルだから、俺が乗っても余裕あるからゴロゴロしつつちょいとイチャイチャ。
お父さんお母さん、本当にすみませんww
まだまだ俺たちこういう時間楽しいんです！交際したてで、ゆいちゃんもかなり防御力落ちてきて、甘えてくれて、すっごい可愛いんですっww
でも朝は下半身の危機が際どい時間帯だからゆいちゃんに正直に生理現象が荒ぶるので、控えめにお願いしますと伝えたら笑われた。
ゆいちゃん「なんか不思議だね」
俺「うん…なんで俺ここにいるんだろ？」
ゆいちゃん「んふふっ、まだエッチもしてないのに結婚ww」
俺「やめなさいwwそういう事朝から言わないww」
ゆいちゃんがウチの親は早く結婚して欲しいんだよねって話し出した。
ここ数年、親戚や幼馴染、学生時代のお友達が次々とご結婚されて、中には子供産んだ人もいて、ご両親の中では結婚してくれ願望が膨らんでたと。
でも○君との事で去年は親子仲が今までの人生で最悪で、ギスギスしてて、家庭崩壊寸前で、ゆいちゃんはあの優しいご両親を大っ嫌いって思って、口も聞かない状態の時もあったから、とにかく今回の交際を喜んでいるらしい。
○君には申し訳ないが、それがあったから俺の株が自然と上がったって感じだと思う。
あと、実は去年の10月頃に一度親が決めたお見合いもしたって話を初めて聞いた。
ただ、相手が凄いコミュ障で、家庭も変わってて、ご両親も流石にこれは無理ってなったから失敗のまま終了。
でも、ゆいちゃんは自分が望んでないお見合いをセッティングしたご両親に余計腹立てて、さらに意固地になって、年末の家出まで至ったと。
ゆいちゃんが「その日にまさか旦那さん見つけるとはなぁ」って言ってたww旦那さんwwww

984 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:34:55 ID:rir
俺は流れも良かったから、ひとまず気になってた事を確認したり話したりした。
初めての相手と結婚して後悔しない？とか、俺はゆいちゃんが思ってるより出来た人間じゃないとか、経済力が不安とか、ゆいちゃんは褒めてくれるけど、俺の外見もスペックもイマイチだとか…。
ゆいちゃんは「好きなら関係なくない？」とか「浮気しないで、私を大切にしてくれるならいいよ」とか「貯金は私もあるし、共働きでもいいじゃん」とか答えてたけど、なんとなくフワフワと夢見心地に見えた。
俺は昨日からのジェットコースター状態から少し落ち着いたから、自分の気持ち整理するためにも、今思ってる事をゆいちゃんに話し続けた。
俺としてはゆいちゃんの全てが大好きで、こんな素敵な人と結婚という話しが具体化されたのは、とても嬉しく幸せな事です。
でも、ただ幸せなだけでなく、新たな責任ももう発生してます。
ご両親の大事な娘さんを任せられる人間になるよう、努力したいけど、現実はしがない中小企業の平社員のサラリーマンです、今後の安定も保証されてないので、結婚後にはゆいちゃんには色々と苦労させてしまうと思います。
それと、今は好意的に見て頂いてるとしても、俺がお父さんとお母さんの信頼を裏切れば、関係が崩れてしまいます。
そういった面でも今以上の努力をしますが、育ってきた環境や生活感の違いで、色々とズレもあると思うので、ゆいちゃんの協力も必要です。
あと、結婚は家族の結びつきでもあるので、俺はゆいちゃんのご両親もゆいちゃんと同じくらい大切にしたいので、それも協力願います。
ただ、ひとまず、まだお付き合い浅い俺らの仲をもっと深めてお互いもっと理解していきたいです。
そんな事をなるべく真面目に話したつもりだけど、その間もゆいちゃんはくっついたり、人の寝癖いじったり、髭薄いねなんて顎触ったりしてきてたから、途中途中でつい俺もデレて中断されたりした。
やっぱりまだまだ付き合い初めのラブラブした時間大切ww
一応ゆいちゃんは全部に相槌打ったり、答えたりはしてくれたけどどこまで理解してくれただろうか…。
「ユタくんに任せてれば安心だね」なんて丸投げ的な発言したりして、お嬢様育ちのゆい姫が可愛くもありながら、不安でした。
じゃれてくるのは、めっちゃ可愛いけど。マジ天使だけど。笑った顔とかキラキラしてますけど。(盲目)

985 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:36:01 ID:rir
そろそろ着替えようかって起き上がって、洋服持ってこなきゃねとか、歯医者何時からなの？なんて話してたら、ノックの後にドア開いてゆいちゃんのお母さんが顔だした。
俺の顔から完全に血の気が引いてく。
ゆいちゃん母「おはようございます。これ、ユタくんのお洋服」
ギクシャクと歩いて差し出された服を渡してもらいながら「おはようございます」とは言った気がする。
ゆいちゃんが後ろから「もうにゃんたんのご飯あげたからね」とか普通にお母さんと会話してたけど、俺は完全に魂抜けてた。
ドア閉まってからああ！初っ端からやってしまったっ！！！って思わず立ち尽くす俺に、ゆいちゃんは「ユタくんww顔に出てて面白いww」とか笑ってて、なんで平気なの？！って思ったww
「起こしに来ないって言ったじゃないっ」って抗議したけど「ねーっ！来たねw」みたいに笑って流された。ゆいちゃん……。
着替える為にお兄さんのお部屋戻って出来る限り綺麗にパジャマ畳んで、ベッド整えてたらゆいちゃんが来た。
昨日とはうって変わって凄いラフなショーパンにTシャツにネルシャツ姿だった。
もう一度ちゃんと、さっきの話は真面目にしたからね、あと、ちゃんと別に寝たってお母さんにフォローしといてねって言っても
「大丈夫、大丈夫」って感じで、やっぱりフワフワとしてみえた。
すっごい可愛いけど心の中で『ドリーマーゆいこ』と命名した。
1階に降りたらもうお父さんは朝食食べ終わって新聞読んでた。
俺が挨拶して、泊まったお礼述べてたら、お父さんにまた「畏まらないで」って言われて困った。
ゆいちゃんがさっさと朝ごはんの用意始めたから、慌てて何かやる？って声かけたら、お母さんに座っててって言われてしまった。
ゆいちゃんのお父さんとお母さんは「寝れた？」とか「遅くまで付き合わされたんでしょ？もっとゆっくり寝て良かったのに」とかとても温かく対応しくださった。
お父さんからゆいちゃんのお家の朝ごはんは、気まぐれで、全員揃って食べる事もあるし、ご両親だけ先に食べて、ゆいちゃんだけ後に食べる事もあるって聞いた。
「ゆいが社会人になってから時間がズレて自然とそうなったんだけどね、花嫁修業だと思ってなるべく自分の事は自分でやらせてたんだよ。だから、結婚しても家事は大丈夫だよ」とか言われてしまった。
女の子は家事、みたいな古風な考えがゆいちゃんのご両親にはあるみたいだけど、
俺は親がずっと共働きだったから得意じゃないけど家の事は一通り出来るし「男だからって家の事やらないなんてダメ！」って母親の方針で色々とやらされてた。
やはり各家庭で色々と違うもんだ。
出された朝ごはんは和食だった、ゆいちゃんのだし巻き卵がすごい美味しくてちょっと感動した、モロヘイヤの味噌汁とか初めて食べた。
やっぱりここのご家庭のご飯美味い！凄い久々にキチンとしたご飯頂いて、軽く感動してしまった。胃袋つかまれるってこれですか？
ご飯食べて少し気持ちもほぐれて来たので、朝からお父さんと色々とお話しした。
釣りの話が一番盛り上がって、4月入ったらまずはイシダイ狙いの五目釣りか、終わる前にシーズンのメバルに行こうとか結構具体的な話になってきた。
ゆいちゃんのお父さんと親しくなれるのは、ゆいちゃんとの交際の事抜きでも楽しい。
俺はちょっとファザコンなのかもしれないw

986 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:40:23 ID:rir
このままどっか2人行くの？なんて聞かれたけど、何も予定してなかったから、ゆいちゃんとどうする？って感じになった。
確かにずっとご実家にいるのもアレだし、ゆいちゃんの歯医者までどっかブラついてもいいかなぁってどこかあるかな？って考えてたら……ゆい姫暴走。
ゆいちゃん「あのさ、連休だから今日は私がユタくんの家に泊まってもいい？」
俺愕然。
俺「（目で訴えつつ）…実家？だよね？あの、実家狭くて…」
ゆいちゃん「アパートだよ」
俺「（目で訴えつつ）いや、それはちょっと…」
ゆいちゃん母「いいけど、会社の寮なんじゃないの？泊まっていいの？」
俺心の声『え？いいの？？』
ゆいちゃん父「違うよ、前に聞いたじゃない、寮じゃなくて普通のアパートだよ、ね？」
俺「はぁ、一応は会社の寮ですけど…」心の声『お父さん反対しないの？！』
ゆいちゃん「じゃ、そうしまーす！あ、でも私午後歯医者だからなぁ」
俺「……え…じゃ…実家ちょっと寄るって言っちゃったから…実家で潰してるよ」心の声『なにこれ？俺がおかしいの？？え？なにこれ？！』
「まだ娘さんとは清い交際です」とか「俺をそこまで信用しちゃダメです！」とか「っていうか、反対しないの？！」とか、凄い色々と頭の中で回ってたけど、なんか呆然としちゃってまた勢いに流された…。
ゆいちゃんが荷物用意するって言うから、俺はせめてお部屋の掃除しますって申し出て一緒に2階へ。
ゆいちゃんの部屋に付いてって、ドア閉めてからひとまず「ちょっと待って」って気持ちを落ち着かさせて貰ってから話した。
ゆいちゃんのお家ってもっと厳しいのかと思ってたとか、ご両親だって本心ではどう思ってるか分からないとか、だいたい、ゆいちゃんはどういうつもりで泊まるの？とか色々と質問した。
ゆいちゃんは「嫌ならいいよ」ってムクれて、ホコリ取りみたいので部屋の中を掃除し始めた。
俺「嫌なわけないじゃん！でもさ、泊まるってのは、ほら、泊まるって事だし…」
ゆいちゃん「お兄ちゃんが大学の頃には一人暮らしの彼女の家とか泊まってたもん」
俺「お兄さんは…男だし」
ゆいちゃん「なにそれ？なんで男だといいの？じゃあ相手は？相手の女の子は？」
俺「……そう改めて突っ込まれると、説明できないけど…」
ゆいちゃん「ちゃんとユタくんの家に行きますって言わない方がダメでしょ、ちゃんと言って『いいよ』ってなったらいいんだよ、まぁ、実は、私も半分ダメ元で言ったんだけどww学生の頃とかは厳しかったから、まさかいいよって言うと思わなかったww」
まさかダメ元だったとは！
ゆいちゃん…なんでそんな危ない橋を渡るの？！俺も一緒に死ぬんだよ？！デンジャーゆいなの？！デンジャラスなの？
俺「……じゃあ……ゆいちゃんと俺の事は？」
ゆいちゃん「なにが？」
俺「……家に泊まるってなったらさ…」
ゆいちゃん「…ユタくん…エッチだなぁ…」
男「ふ、普通です」
ゆいちゃん「昨日、ゆっくりでいいって言ったでしょ？」
俺「……はい……」
ゆいちゃん「そういうのはさ、改めて話すの変じゃない？」
俺「……それは、まぁ、ね、うん…分かった、保留します、はい」
ゆいちゃん…生殺しwww生殺しなの？？
とにかく2人で2階の掃除して、ゆいちゃんはお泊りの用意するって言うから、もしかしたらご両親から「やっぱり泊まるのは…」って言われると覚悟しつつ俺は1人で降りてみた。
なのに…
お母さん「ご実家寄るなら先生(俺の母親)に渡して欲しいものあるんだけど」
俺「あ、はい」
お母さん「これ、昨日話してたちりめん山椒って言えば分かるから、少しだけど、日持ちあんまりしないから早めにって」
俺「…はい、すみません、ご馳走様です…渡しておきます…」
お父さん「ユタくん、明日帰る時はゆいに連絡させてよ、駅○○でしょ？車で迎え行くから」
俺「あ…はい」
お父さん「ごめんね、お休みの日に」
俺「いや、いえ」
お茶出されて飲みながら、思い切ってお父さんに切り出した。

987 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:42:46 ID:rir
俺「あの……いいんですか？」
お父さん「婚約したみたいなもんだしね、それにもう、お互い大人だし。ここでまたあの子と喧嘩になったら私達としても困るしね。とにかく、これからも宜しくね」
お母さん「結婚より孫が先とかになっちゃったりしてね、やだわぁ、おばあちゃんとか呼ばれるの」
孫が出来る事してませんっ！てか、なんかお二人共和やかに話してるしっ！
ここまで信頼されてたら、逆に腹決めるしかないなって思って「ゆいこさんとの交際のお許しありがとうございます。まだまだ私も至らない所もありますが、ゆいこさんを心から大切に思い、幸せにしたいと思っています。
この度は色々と順序が違ってしまい申し訳ありませんでした。お義父さん、お義母さん、これからも宜しくお願い致します」みたいな(半分必死でうろ覚え)挨拶して頭下げた。
言葉使いとか間違ってないか不安だったけど、なるべくゆっくりとはっきりと声出した。
お父さんとお母さんは「こちらこそ改めて宜しくお願いします」「もういいのに、あんな子だけど宜しくね」って言いつつも、納得した顔してくださってたから、緊張したけど言えて良かった。一気に気持ちも軽くなった。
ゆいちゃんが来るまでお父さんとのまたお話しした、ご自分がお母さんの家に挨拶行った時の話をちょっと面白く話してくれて「男は大変だよね」なんて笑ってくれた。
少ししてゆいちゃんが荷物持って降りてきて「歯医者2時からなんだ」って言うから、俺は話もあるし実家で待つ事にして、夕方にゆいちゃんの駅で待ち合わせする事に決めた。
何度も何度もお礼言ってゆいちゃんのお家を後にして、そのままバスで実家へ。
着いたら妹は出掛けてて、兄貴と母さんだけがいた。
ひとまず母さんにゆいちゃんのお母さんからの預かり物を渡して、お礼伝えてって言われてたから伝えた。
母さんはさっそくお礼の電話を掛けてまた長引いてたから、兄貴と2人で話す事に。
兄貴「いい子だね、ゆいこさん」
俺「うん」
兄貴「結婚いつするの？」
兄貴には改めて交際始めたばかりで、結婚するけどまだ具体的には何も決まってないという事や、俺なりの挨拶は済ませた事を話した。
経済面らが不安とか、貯金このくらいしか無いとか、リアルな相談もした。
途中から電話終わった母さんがきた。
ゆいちゃんのお母さんが挨拶の話したみたいで、あんたにしては頑張ったって褒められた。
言っといて本当に良かった。。
兄貴「経済力はさ、まぁ、俺たち世代のサラリーマンならそこまで無いのは向こうのご両親も、ゆいこさんも分かっての事と思うよ」
俺「うん…そうだといいけど…」
母「これから色々と2人で考えればいいのよ。それよりなにより、ゆいこちゃんを大切に、仲良くするのが一番よ」
そんな話をされてから、その後は俺名義の通帳とか、印鑑、書類の束を渡されて色々と説明された。
兄貴が寄れって言ったのはこの事だった様だ。
まぁ、ここらは端折ります。
一応親父(仏壇)への報告して、後は飯食って、久々にまったり実家で寛ぎつつ、ゆいちゃんからの連絡待った。
母さんはとにかくゆいちゃんが気に入ったみたいで、色々褒めてた。
でも、自分の家より向こうの家を大切にしなさいよって何度も言われた。
兄貴はこの2年ほど付き合ってる人がいるんだけど、俺も勢いで結婚しようなぁなんて言ってた。
母さんはそれ聞いて「そうしちゃいなさいよ、いっそちゃっちゃと済ませたいわよ」なんて言ってた。

988 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/03/26(土)02:44:20 ID:rir
ゆいちゃんから連絡があったから、また母さんに色々と食べ物持たされて実家を出てゆいちゃんの駅へ。
改札の中で立ってたらゆいちゃんが来た。
ゆいちゃん「お待たせ！」
俺「お疲れw」
ゆいちゃん「ふふふ」
俺「なに？w」
ゆいちゃん「聞いたよwなんかちゃんと挨拶してくれたんでしょ？ww」
俺「ひとまずね、また結婚前にきちんと言うけどww」
ゆいちゃん「緊張した？」
俺「すっごい緊張したwwwでも、言ったらすっきりしたけどw」
ゆいちゃん「ありがとう」
ゆいちゃんが見上げて笑ってくれるの見て、大切にしなきゃなぁって改めて思った。
昨日からの話しつつ俺の駅へ、途中のスーパー寄って買い物してたら、同じアパートの会社の奴に会った。
お互い「おう」「よう！」みたいに軽く挨拶したけど、これは連休明けに色々聞かれそうだなって目つきだったw
部屋に入ってからひとまずちょっとゆっくりタイム。
お互い色々とあの時こう思ってたとか、あれびっくりしたとか話した。
ゆいちゃんが一番びっくりしたのは親が俺に泊まってって言った事だって言うから、俺が一番びっくりしたのはゆいちゃんがアパートに泊まるって言った事だよって突っ込んだww
一応ねってお互い正座して「よろしくお願いします」ってやりあったw
ゆいちゃんがまた「エッチもしてないのにね」とか言うから「やばい、ゴム買ってない」って初の下ネタ言ったら、ホッペ引っ張られたw
夕飯は2人で一緒に焼きそば作った。
普段の具は何入れる？とか、お水よりお酒でほぐす方が美味しいんだよとか、そんな他愛ない話しが楽しいし幸せだなって思ってた。
土曜からほったらかしだった風呂場の洗濯物出して、風呂沸かして、ゆいちゃんに先にお風呂入って貰う事に。
脱衣所ってもんはなくて、風呂場と前で服脱ぐ形になるから、ちょっと申し訳無かったけど、ゆいちゃんは気にしてないみたいだった。
お決まりだが、脱いでそうな時に部屋とキッチンの間のフスマをわざと鳴らして開けるフリをするというイジメをしたww
ゆいちゃんの反応が想像通り可愛いかったw
ゆいちゃんが上がってきて、髪をタオルでまとめてるの見て、家にドライヤー無いことに気付いて焦ったけど、ゆいちゃんちゃんと小さいやつ持参してた。
女の子の荷物って凄い。なんかドラえもんのポッケみたいに色々入ってる。
俺、女の子の髪が濡れてるの見るのちょっと好きなので、髪を拭いてるゆいちゃんをしばらく見続けてたら「なんかやりづらいっ！」って怒られちゃった。
じゃあ俺も風呂入るってわざと目の前で脱ぎ出したら、ゆいちゃんが「待って！ちょっと待って！」ってこれまた予想通り慌ててくれた。
本当、おもろい。なんで男はこうやって好きな子を困らせんの楽しんじゃうだろうねww
風呂場の前で脱いでたら、ゆいちゃんが俺の真似してふすまを動かそうとして、上手くいかなくて、何度か小さくカタカタ動かしてるから(コツがあるのだよ)「どうしたの？」ってわざと開けようとしたら、結構必死に押さえられたww
「パンツは履いてるww」って言ったけど「いいからお風呂入ってww」って拒否られたww
マジ想像通りで可愛すぎるww
お風呂上がって、普段は1人だしパンツ一丁だけど、ちゃんと下も上も着てから部屋入った。
ふすま開けたらゆいちゃん一瞬だけ身構えて、俺見てホッとしてた。
パンツ一丁での登場は次の機会にやろう。