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俺のしょうもない思い出を話そうと思う。誰か聞いて

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Part15
399 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)10:55:52 ID:DAzgazlTS
おはようございます。
ちょっと12時から家族と出かけますので、帰りが何時になるか……。
あと、友人の陰謀により 親 父 に こ の ス レ ば れ ま し た 。
小話なのですが。
寝ていると。
親父「お前、本当にS子ちゃんのこと好きだったんだな(´・ω・`)」
親父「ただ、あの感情は犯罪の匂いが強いから、外ではするなよ(´・ω・`;)」
オレ「さ、サーセンww(´∀`;)勿論です」
あと、本棚をチェックされた感じです。
ふっふっふ……そこにあるのは学園ものだけだよ!!!!←
寂しそうな顔をしていた親父の顔が心に刺さりました、なにこれ痛い。

401 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:06:39 ID:DAzgazlTS
親父曰く、恋はハリケーンだそうです、ワンピースみてるな。
もちろん、表向きにはそう言う感情は、いくら童貞拗らせていてもするつもりはありません。
皆様もお気を付け。
なんだかんだで、S子の前でも殆ど隠せていました。
バレていたとは思うけど……。
>>393続き。
本棚を片付け終えたオレは、S子に色々弄られながらも、幸せだった。
何て言うか、S子がそばに居てくれて、それで笑ってる。
それだけで心が満たされていた。
S子「にしても、オレさんそう言うのがね……(・∀・)ニヤニヤ」
オレ「は、ははは……」
S子はまたベットに座り、オレはパソコン前のイスに座り。
なんか、さっきの言葉もあってかオレは変にS子を意識していた、と思う。
はぁ……こんなに美形なS子。
どうしていつもそう言う座り方になるのか疑問だけど、
足を閉じて太ももの所に手を置いて、背筋を伸ばして、ニコッとしている。
ベットに座って入るが、埋もれてないので、体のラインが丸見えだ。
ふくらはぎから背中へかけて、……擬音描写だけど、ふっくら、ふわすらっ、ふわ、すらっ……。
足先から首にかけて、……すらーっ、ふわっ、微ふわ、ふよん、すらっ……。
黒ストッキングが尚更オレの足を強調してきてる。
てか学生服着ていたから、童貞補正かかってるにしても、この子全体的に美形すぎるだろ(´∀`*)

402 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:11:34 ID:DAzgazlTS
まあ、その時、チラッチラッ、やっぱり足を見ていた。
S子も気が付いていた。
いや、だってさ……さっきああ言う事言われたんだよ?
無理じゃん、お前らも無理だろ!?意識しないでいるってのは!?
それとも、これも童貞だからかな!?
S子「……もー、足ばかり見すぎですよ(´・ω・`*)」
オレ「わ、わあああ、すみません!(´∀`;;)」
S子「そうだなー、もしもオレ君がデートする事があったら、カラオケとかは駄目だね〜」
オレ「え、なんで?」
S子「足ばっか見えちゃいますから。向かい合ってテーブルで足が隠れ様な感じですると良いと思うよ」
S子曰く、やっぱり足を見るのはNGらしい。
好きだから良いでも、好きになる前はNGだそうだ。
俺も分っていたけど、そう言う対策があったのか……
S子「良い人見つかると良いですね!」
……あれ、なんでだろう、少しズキッとしたぞ。
ただオレは動揺していたのもあり、笑い流すしかできなかった。

403 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:15:27 ID:DAzgazlTS
オレがあくびをしたのがきっかけだった。
S子との話がつまらなくなった訳じゃないけど、純粋に眠気だったのだと思う。
S子「寝ますか……?」
なんかそう心配してくれるS子が可愛かった。
オレ「そうだねー、もうこんな時間か……」
ネトゲで没頭したとき並みに早かった一日だった。
そして、そう。
S 子 と の 初 め て の 夜 が 近 づ い て き た 。
なんか凄く嫌らしい言い方だけど、間違いないよね!!

404 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:22:11 ID:DAzgazlTS
オレは風呂へ入りシャワーだけを浴びた。
オレ「……やらかした、服を持ってくるのを忘れたぞ。」
部屋にはS子が居る、タオルを巻いているとは言え、この醜態。
S子に見られるのは恥ずかしい……、悩んだ末、祖母へお願いした。
祖母「……はぁ、痩せなさい('A`)」
その時の祖母の顔は、小さい頃オレへ飴玉をくれた時の表情だった。


405 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:26:59 ID:DAzgazlTS
老人に階段を……と思うけど、祖母は割と元気だ。
未だに祖父と二人で、自家栽培をしているのだが、普通に5キロありそうなものを持ってしまう。
祖母「ほらっ……」
結局湯冷めして、風呂につかっていたオレへ、祖母が渡す。
おいまて、ここは風呂場で入浴中だ。服濡れるだろ。
オレ「あ、置いておいて……」
祖母「はいはい……ところで、可愛い子だったね」
オレ「え!見えたの!?」
祖母「見えなくても分かるよ。私が入ったら、挨拶していたと思うよ」
オレ「へ、へー……」
祖母「声も音もしない、いつもの●●(オレ)の部屋だったけど、そう感じたよ」
祖母「最後前で見送ってあげなさいね」
オレは何となく、泣きそうになり、湯船に沈んだ。
湯船の中は静かだった。
泣いていたのかな。
湯船が熱くて、涙の温かさは感じなかった。

406 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:32:48 ID:DAzgazlTS
風呂を上がり、部屋へ戻ると、S子が宙をフワフワしていた。
全然容姿は似ていないのだが、スカイリムの召還魔法『炎の精霊』が暇している時にするような様子だ。
S子「あ、おかえりなさい」
はうぅ(´∀`*)ただいまー
ニコッとこっちを向くS子。
S子「さっきお婆ちゃん来てましたよー」
オレ「う、うん……」
S子「私が挨拶したら、お婆ちゃんも挨拶してビックリしたよΣ(´∀`;)
オレ「あ、祖母もそれ言ってたよww」
まあ、祖母には姿が見えなかったらしいけど、S子には凄く嬉しかったらしい。

407 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:37:15 ID:DAzgazlTS
それからすぐにオレは布団へ入った。
この時期だから薄い布団一枚だったが、なんかカッコづけてビシッとオレの首までかけて寝た。
直に熱くなったけ。
S子が「おやすみー」とか言いながら、ニコニコしている。
オレも「おやすみ(´∀`*)」と笑いながら、枕へ頭を沈める。
オレは部屋の電気を消した。
オレ「(-∀-)」
……。
S子「(´・ω・`)」
……。
オレ「(-∀-)……。」
……。
S子「(´・ω・`)……。」
……………。
オレ「無理だ、寝れん(´∀`*)」
S子の視線を変に意識していたオレ。
S子は申し訳なさそうに「そうだよね(´・ω・`;)」としていた。
違うんです。
S子さん、違うんです。
オレ、童貞なんです。
きっとそれが悪いんです。

408 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:39:17 ID:DAzgazlTS
S子「やっぱり外に居た方がいいですか?(´・ω・`)」
オレ「い、いやいやいや!いいよ!いいよ!(´∀`;)」
S子「でも、オレさん眠れないし……」
オレ「だ、大丈夫……女の子と寝るの初めてだから……(´∀`;)」
S子「その言い方、エッチですよーwもぉー(´^ω^`*)」
オレ「はうっ!(´∀`*)」
なんか萌えていたオレ。

409 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:43:05 ID:DAzgazlTS
S子「うーん……でも眠らないのはよくないです」
オレ「……そ、そうだ。オレ、コッチ向くから……!それで頑張って寝る!」
視界にS子を入れなければ良い、壁を見ていればいい、悟りを開けばいい、
瞑想、黙想、我心鎮静(オリジナル言葉)、冷静沈着、黙って、眼を閉じ、ネロ!!!!!!!
羊が一匹、二匹、三匹......
S子「そ、それで平気ですか?」
オレ「大丈夫、寝ちゃうと起きないタイプだから……」
S子「ふ、ふーん……」
オレ(寝ろ寝ろ寝ろ寝ろ寝ろ(/ω\)ネローー)
オレはそう思いながら、力をこめ、眠りにつこうとしていた。

411 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)11:49:12 ID:DAzgazlTS
すまん……!!時間だ……!!!
俺が無事に安眠できたかどうか、帰ってきたら話します。
焦らすつもりはなかったのですが、焦らします。許して(´・ω・`)

416 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:10:24 ID:DAzgazlTS
>>409続き
眠りにつこうと必死だった。
変に意識していたのは、童貞とさっきのやり取りのせいだろうか、とか考えたせいで
余計意識するようになり、寝れなくなり。
見事に負のスパイラルに陥っていた。
S子は今座っているのかな?S子はどこかに行ったのかな?
姿を見なくなってからそう言う事も考えるようになった。
ーーそんな時だ。
壁を向いていて、最初は気が付かなかったが。
背 中 に 違 和 感 を 覚 え た 。

417 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:13:54 ID:DAzgazlTS
オレ「……?」
最初は寝ようと頑張って居て、振り向きもしなかったが。
オレ「……?」
流石にモヤモヤとしたなんか気配を感じ、振り返ってみた。
S子「……ふふっ♪」
オ レ の 顔 の す ぐ そ ば に 、 S 子 が い た 。
S子はオレに添い寝してくれていたのだ!!!!!!!!!!!!
オレ「……( ゚д゚ )」
S子「どーしたのですか?(・∀・*)」
オレ「どど、どうして……( ゚д゚ )」
S子「へへ……w背中が空いていたので(・∀・*)」
オレ「 う ん 、 そ の あ り が と う ご ざ い ま す 。 (´∀`*)ヒャッホー!!!!!」

418 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:16:47 ID:DAzgazlTS
S 子 は オ レ に 添 い 寝 し て い た 。
大切なことなので二度言った。
S子は、少しだけ布団の中に透け落ちていたけど、そんなの気にならなかった。
胸の部分が、俺の肩甲骨あたりにある。
俺に平行して伸びているS子の身体……。
S子「もー、何見ているんですかーw」
オレ「あ、いや、その……!」
S子「も、もしかして……嫌だ?(´・ω・`)」
オレ「いえ、そんなことは……!!」
S子「そ、そうですか?よかったーw」
S子はニコッとオレを見て笑う。

419 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:22:34 ID:DAzgazlTS
オレ(S子さんが、俺の傍に……、S子さんがオレと添い寝……
 S子さんの身体が凄い近くに……、S子さんが笑って俺を見てる……
 ふ……ふふ……
 ふびゃぁああああああああああああああああああああああああ(´∀`*) )
オレの心の中は、まさにこんな感じだった。
ルイズコピペ並みだった。
いや、それ以上だった。間違いなく、興奮してた。
正直、理性が保ててなかった。
……下半身はもちろんアレだったしよ。
……つくづく童貞だなε- (´ー`*)フッ
オレ(´ー`*)......。
オレ( ゚д゚ )無理だ。
…………童貞とか言って萎えようと思ったけど、全然萎えない!!!!!!!!!!!
不思議だね!!!!!
本当に不思議だね!!!!!!!!!!!
これは本能が悪い、全て悪い。本能が悪いんだ
理性!!お前だって悪いんだ!!もっとがんばれよ!!!1
とにかく、オレの心の中は乱れきっていた。野獣だった。

420 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:26:24 ID:DAzgazlTS
S子「そ……その……(´・ω・`*)」
そんな内心野獣と化していたオレへ、美女が話しかける。
やめろ……、オレの理性の限界は近い……逃げろ……
S子「こっち向いて……くれませんか?(´・ω・`*)」
オレ( ゚д゚ )
S子「背中ばかりじゃ……その……寂しいと言うか……」
チラリとみると、S子は上目使いになっていた。
いや、もしかしたら俺が少し高い位置で寝ていたのが悪いのかも知れない。
ただ……どちらにせよ……。
S子すっごく可愛かった。
なんか……大切なアイスクリームを落とした子供みたいな目してるの。
日頃の明るいような顔じゃないの、本当に寂しい目してるの。
そんな状態で甘え(?)てたから、本当に心が『きゅぅーーーーーーー』って音立ててた。

421 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:33:44 ID:DAzgazlTS
その時オレは、なんかふり向けないでいた。
ほら、なんだろう……無駄なプライドだったのか、それとも、なんか照れていたのか。
たぶん、こういう思いしてチャンスを逃すような。
学習しても、直せない、そう言う感覚だった。
オレ「そ、それは……」
何かを誤魔化そうと思い、適当なことを言った。
何言ったか覚えてないけど「よ、夜だねー」とかなんか、マジ意味不明なことを言ったと思う。
S子は「……。」って黙ってた。
チラッと見る。S子は「ぅう……」と子供の様な目で睨んでた。
可愛かった。
……とか、思う暇は無かった。
S子「……もう!!こっち向いてよ!!!!(>Д<*)オレさん!!!!!」
ギギギッと鳴く家。
S子の声が脳内でエコーが掛かるオレ。
ジーっと見てくるS子。

422 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:35:40 ID:DAzgazlTS
オレ「( ゚д゚ )……」
オレ「(^ω^)はい」
よ う や く 振 り 返 る オ  レ 。
ニ コ ー と 笑 顔 に な る S 子。
オレはS子の顔を見て、照れ臭く笑った。
S子は何故か顔をベット埋めてた。
(*´∀`)(>Д<*)←こんな感じになった。
幸せでした。オレは幸せでした。
もう一度しつこいぐらい言ってやるよ!
ちょおおおおおおお、すげえええええええええええええ、幸せでした!!!!!!(´∀`)*

423 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:37:40 ID:DAzgazlTS
ただ、オレってやっぱり童貞だ、童貞たるゆえんだ。
変なことを聞いた。
オレ「ど、どうすればいいですか……」
おいオレ、何が「どうすれば」だ、オレ。
おいおい……、お前本当童貞だな。いや、オレだけどよ。
思い出すだけで、童貞だなーって実感する。再確認できる。
日頃エロ同人とか、恋愛自慢とか、鈍感野郎スレ見てて
「おいおいwwwwwそれOKだろwwwwwwwww」
「勘違いしちまうだろwwwwwww」とか馬鹿にしていたけどよ!!!!!
……だね、無理だね。童貞だね。

424 :◆Jv4G8upKnw :2014/08/02(土)16:44:09 ID:DAzgazlTS
S子「……そ、その……オレさん」
む、なんだ……なんかS子の様子が変だぞ……(´∀`?)
S子「……言わなきゃ駄目ですか?(>ω<*)」
モニュッとした、ニヤニヤっとした、
そんな照れくささと恥ずかしさが奇跡のコンビネーションを見せた顔をしていた。
超絶萌えた。
オレ「え、は、はい……教えてください……」
思い出すだけで、この男殴りたいな。
さては童貞だな。いや、オレか、そうだ童貞だな……
S子「き、ききき……(>ω<*)」
オレ「き?」
S子「本当に言わなきゃだめ?(´・ω・`*)」
オレ「お、教えてください(´∀`;)」
S子「も、もう!!!オレさん!!!!」
オレ「ご、ごめんなさいΣ(゚д゚)」
S子「謝らないの!(>Д<*)」
オレ「は、はい( ゚д゚ ;)」
S子「……キス、……しちゃいませんか?」
オレは落ちました。
いや、すでに恋に落ちていました。
好きだと自覚してました。
それが。
寧ろ昇天しました、恋で昇天しました(´∀`*)
恋に落ちるじゃない、 昇天 です!
好きだと自覚していたんじゃないです。
大好きになりました。ずっと一緒に居ようと思いました。
大 好 き になりましたーーーーーーーー(´∀`*)

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