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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2015/08/14 スレ

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Part4
161 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:37:29.473 ID:oO1QCRbT0
普通にへこむ実話。
3年くらいまえに知り合った友人がバツイチなのは知っていましたが、
その話を詳しく聞く、タイミングも空気もなかったので、そのまま深く聞かずに今まで付き合っていましたが、
最近その話を聞く機会に恵まれ、聞いたところ洒落にならない話に発展したのでここに記します。
まず、別れた理由は精神科医に
「今は奥さんと離れて暮らしたほうがいい」
ということを言われたのが原因。
その友人の奥さんは精神的に病んでしまって一緒にいれなくなったそうです。
その奥さんがそういう精神状態になったのはある事件がきっかけだったと友人は話してくれました。
その事件というのは
当時奥さんが昔から仲のよかった親友がよくある話ではありますが、
付き合っていた彼氏にふられ自殺してしまった事です。
仲のよかった奥さんは親身にその親友の恋愛の相談にのっていたので
母校で飛び降り自殺をした友人の話を聞いたときはショックを隠せませんでした。
でもその自殺の話はそんなありふれた生易しい話ではありませんでした。
後にその話を事情聴取(その自殺した前の日に奥さんは友人にあっていたので警察が来たそうです)のときに
警察から聞いてから奥さんは精神が壊れてしまったそうです。

162 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:37:41.525 ID:oO1QCRbT0
その話
自殺をされた人(Aさんとします)Aさんは21歳でしたが、母校の高校の屋上にのぼり飛び降り自殺をしました。
次の日その高校の教員がAさんの遺体を発見し、警察に通報しました。
警察が調べると非常階段から飛び降りた場所、屋上付近にあがったのがわかったらしいのですが、
何故かその階段にはおびただしい血痕がついていたらしいのです…
その後もっと詳しく調べてわかったらしいのですが、
Aさんは2回飛び降りていたのです。
一回目で死にきれず、また同じ階段をはうようにのぼり飛び降りた。
一回飛び降りてからまたその非常階段を上っているときに
Aさんがなにを考えていたのかを想うといたたまれなくなりました。

165 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 02:41:49.467 ID:Ftl2A5Fg0
>>162
うわー…うわー…
1度目で死に切れないとか苦しいだろうな

167 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:43:17.589 ID:oO1QCRbT0
>>165
|A-) 辛くて死のうとしたのにさらに苦しいことになるとかね…
    まあ自殺はするもんじゃないってことかな…

176 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:54:59.160 ID:oO1QCRbT0
姉の体験談
近所の神社が祭りのために臨時で巫女のバイトを募集していた。
姉はそれに応募して、見事採用された。
主な仕事は祭りの時期の接客であったが、祭りのあとも土日だけ働けるようになった。
ある日、姉が境内の掃除をしていると、一人のサラリーマン風の男が声をかけてきた。
どうやら、神主とお話がしたいらしい。
セールスマンかな?と思ったが、とりあえず神主を呼び出した。
神主は境内で立っている彼を人目見て、血相を変えて近づいてきた。
神主が彼に一言耳打ちすると、彼は肩をガクっと落として涙を浮かべた。
男と神主は、姉も入ることを禁じられた(というより、入る用事をうけたことがない)部屋に2人で入った。
数分して、神主がノソっと顔を出して姉に、日本酒を持ってきてくれ。と言った。
それから小一時間たったであろうか、彼と神主は部屋から出てきた。
彼は神主に何度も何度も礼を言っていた。
彼はお金と生で10万円ほど出して、気持ちです、と神主に押し付けて帰っていった。
神主はその10万円から数枚の札を姉に渡して、日本酒が足りないからと、10本ほど頼んでくれと姉に言った。
姉は神主の言うとおりに日本酒を頼んだ。
日本酒が届いたあと、神主は先ほどの部屋にいた。
神主は部屋の前においておいてくれ、そして今日は帰っていいと言った。


179 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:56:22.776 ID:oO1QCRbT0
次の週、姉は神主に先週あの後何があったのか聞いた。
要約するとこうだ。
あの男は、死神と出会ってしまったようで、近いうちに死ぬと宣告された。
それから、ずっと死神がまとわりついていた。
彼はいくつかの寺や神社を訪れたが、彼の死神を見える人間はいなかった。
お祓いをしてもらってもまるで効果がない、死神は消えない。
そもそも、彼が言い出すまで、彼が死神に憑かれていると気付いた人はいなかった。
しかし、神主は見えたと言う。
ある程度力があればここまで明らかな神は見えて当然らしいが
最近は力がないのに、寺や神社を継いでいる者も多いと言う。
で、見える神主に除霊、というか死神祓いを頼んだそうだ。
だが、神主も見る力があると言っても、神を祓えるほどの力はない。
だから、彼に清酒をかけ、死神が少しだけ彼から離れた隙に身代わりに憑かせたらしい。
しかし、所詮は身代わり、力を抑え続けないと大変なことになる可能性もある。
そこで、清酒と身代わりを大量に用意し、当面はこれで力を分散させ、対処法を練らねばいけない。
とのことだった。
姉はその時は、怖がらせるつもりかな、程度にしか考えていなかった。

180 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 02:57:25.652 ID:oO1QCRbT0
だが、そのあとすぐに、事実だと悟るようになる。
ある平日の夕方に神主の奥さんから電話がかかってきた。
神主が亡くなった、通夜も含めてこれからのことを相談したいの来てほしい、とのこと。
姉はなんだか嫌な予感がしたという。
姉はすぐに神主の家に向かった。
奥さんに何が原因で亡くなったのかなどをやんわり聞くと、死因は不明だそうだ。
ただ、いくつもの酒まみれの紙人形と数匹のねずみなどの小動物と一緒にあの部屋で亡くなっていたそうだ…
その後、姉はその神社でのバイトを辞めた。
その事件から半年ほどして、奥さんが神主の亡くなった部屋で首吊り自殺した、という話を風の噂で聞いたらしい。
姉は確信した。
死神はまだあの神社のどこかにいるのではないか。
あの男の人は大丈夫なのか。
そして、あそこで部屋の外とはいえ近くにいた私は、死神に狙われているのではないのかと。
話の最後に姉は、それからいつもこのお守りを肌身離さず持ってるの、と3つの身代わりお守りを見せてくれた。

184 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 03:03:09.903 ID:cR10659La
こわいよぉ…

185 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 03:04:09.253 ID:kQGFJtb90
ひぇぇ…

186 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 03:04:10.812 ID:Ftl2A5Fg0
>>180
姉のその後が気になる
その死神が来た時にいたとなると…
憑いてきてまた近くの人にってパターン?
無差別系死神か

187 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:11:14.540 ID:oO1QCRbT0
>>184-185
|A-) 時間的にも寄ってくるねえ…
>>186
|A-) うーん…
    奥さんが死んでからどれくらい時間がたってるかがポイントかなあ…
    けっこう時間がたってるとすると大丈夫そうだけどね
    お守り程度で防げるなら苦労しないし
    死ぬ予定の人についててそれを邪魔してきたから邪魔した本人を殺したって可能性も
    奥さんが死んだことに死神が関わってないなら姉は大丈夫だね

191 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:17:18.849 ID:oO1QCRbT0
これは、話していいのかわからんけど…
もう数十年前になるんかな、中学生1年の時の夏の日
実家が近畿地方(詳しくはいえない)のとある田舎にあって毎年、
夏になると家族みんなでばあちゃん、じいちゃんに会いに帰省してた。
ばあちゃん、じいちゃんは俺を可愛がってくれて、俺が帰ってくると
大好物のトマトに砂糖かけたおやつをいつも用意してくれたのを今でも覚えている。
そして決まって近所の同い年の友達Hとその弟でいっしょに遊んでいた。
自由に野原で鬼ごっこや、雑木林でどんぐり集め、
公園などで梅など採って遊んでいたが一つだけ入ってはならない所があった。
それは雑木林のある程度抜けた先、周りを高い古めかしい壁に囲まれた敷地だった。
入ってはならないっと言っても中に入る門には錠前がかかっているから無理だ。
小さいころから田舎に帰ってくることに、ばあちゃんに
「あの場所に近づいたらあかんよ。子鬼様が居られるでな。罰があたるで」
と耳が痛くなるほどに聞かされたから、条件反射で怖くなって俺は近づこうとはしなかった。
小さいときから、その敷地は避けて3人で遊んでいたが、その日は少し違うかった。
Hが
「なあなあ、あの中に入ってみーひんか」
と敷地に指をさした。
俺はびっくりして
「はぁ、あそこに入ったらあかんっておまえもいわれとるやろ」
といった。
それをHは鼻で笑うようにこう言った。
「だいじょうぶやって、この辺はもうあきるほど遊んだし、知らんのはあそこだけや
うちのばあちゃんは、あの中に入ったら子鬼様に手毬にされるとか言ってるけどもう中学生やでw」
中学生になって、少し強気になるというか俺は子供じゃないみたいな感じはわかると思う。
「迷信、迷信、俺らを近づけたくないような、なんかすごいお宝とか隠されとるんちがうか?w」
と笑いながら言った。

192 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:18:27.204 ID:oO1QCRbT0
俺は尻込みして少し震えた声で
「そんなやめようや、錠前もかかってるし」
と言ったらHはすかさず
「あんなの錆びてすぐ壊せる。おまえ、怖いんか?」
と言い返してきた。
よくありがちなパターンだが、ここで引いては男が廃るみたいな気がして
「……分かったわ、門の前だけいったるさかいに、中はおまえだけ一人でいけよ、ええな!」
と強めに言った。
その時、Hの弟は5歳くらいで人差し指を懸命にしゃぶっていた。
Hは咄嗟に近くにあった石を拾って錠前を壊し始めた。
ものすごく古い鉄の錠前で、錆びてどろどろになってたという表現が正しかったと思う。
俺も内心、ドキドキしていた。
小さいときから眺めていた門。
いったい何があるのだろう、どうなっているのだろうとずっと思っていた。
恐怖心と好奇心がごちゃまぜになったような感覚で、Hが壊している錠前を目を見開いて見つめていた。
Hが両手で全身の力を入れて石で錠前を5回くらい叩くと、ヒビがいって割れ落ちた。
それを見たHは石を置き、一置き深呼吸を入れると
「じゃ、開けてみるで」
と言って、ゆっくり両手で門を開いていった。
中の風景にHと俺は、体と目が止まった。
それは一面、平面に白い砂利に覆われていて真ん中にポツンととても古いお社が建っていただけだった。
俺はとてつもなくいやな感じがして、背筋がぞくぞくしてたまらくなった。
「おいおい、これはあかんって、もう行こう!」
と言った。
Hの弟は泣き始めた。

193 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:19:16.203 ID:oO1QCRbT0
Hは振るいながらも白い砂利に足を入れた瞬間、空気が変わった。
空気が変わったというか、空気全体に体を押されてその場から動けないといった感じだろうか。
時が止まったような感じがして、俺の心は一瞬からっぽになった。
次の瞬間
「うふふ…ふ…ふ」
と子供か大人か、はたまた男女か分からない声が聞こえたような気がしたとき
俺の体が危険を感じたというか気が狂うほどの恐怖が体の隅々までかけまわった。
…そして次の瞬間気づいたときは、泣きじゃくるHの弟の腕を握りつかんで必死に走って逃げる俺がいた。
もう、一目散で家に帰った。
そのときちょうど、自分の両親と、ばあちゃん、じいちゃんが団欒しているときだった。
俺が泣きじゃくるHの弟の腕を握り締めて、鬼の形相で汗弱になってそこに飛び込んできたのだ。
一瞬、場が凍りついたが、ハァハァ息を切らしている俺を見ていきなり温和なじいちゃんが
「おい○○、おまえあの中に入ったんか!!ばかもんが、あほ!!」
とすごい剣幕でまくし立て殴ろうとした。
これまで俺に怒ったことのないじいちゃんを見て開いた口が塞がらなかった。
家族総出でじいちゃんを抑えて、一旦落ち着いた後、いままで起きた事をすべて話した。

194 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:19:58.819 ID:oO1QCRbT0
その後が奇妙だった。
村の人も地元の警察も無表情で悲しげな顔で、形だけ?のHの捜索をして終わり
俺と両親はすぐに出て行くように言われ、その日に帰った。
帰るときに、Hのおばあちゃんが
「Hちゃんが、Hちゃんが、手毬にされてしもうた」
と泣き崩れているのが印象に残っている。
その日を境に、もう実家には帰っていないし、じいちゃん、ばあちゃんにもあっていない。
そしてもう一つ、その日の境に変化したことがある。
とてもいやな夢をときたま見るのだ。
とても霧がかかったあの敷地内で笑い声が聞こえる。
不意にそちらのほうを見つめるとおかっぱ頭で、着物を着た子供が後ろ向きで手毬を跳ねているようだ。
そしていつも気づくのである。
笑っているのは子供ではなく、子供が手で付いている人間の頭だということを

195 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:21:00.790 ID:oO1QCRbT0
|A-) 4時前には終わるかね

196 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 03:21:45.904 ID:cR10659La
ただいまお風呂イン

197 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/08/15(土) 03:22:18.311 ID:oO1QCRbT0
>>196
|A-) よし、ではお風呂の怖い話を

198 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/08/15(土) 03:23:03.388 ID:cR10659La
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(そっ閉じ)

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