2chまとめサイトモバイル

百物語2012

Facebook Twitter LINE はてなブックマーク
Part39
133 :代理投稿 ◆ztxSLaq9Ok :2012/08/19(日) 00:04:02.41 ID:YriqamUu0
合いの手  『図書館』
昔住んでいた小さな街に不釣り合いなほど大きく、古い三階建ての図書館がありました。
一階は貸出窓口と児童書コーナーに読書スペース、二階には古新聞と小説コーナー、
三階は倉庫になっており封鎖され、一般人は立ち入りが禁じられていました。
上下階を移動するのはその図書館の西側に位置したらせん階段。
吹き抜けになったらせん階段の真ん中からは
長い筒型の照明が、三階の天井から中一階までぶらさがるようにかかっていました。
ある時、いつものように一階の窓口に本を返却し、二階へ上がろうとらせん階段を見上げると、
ゆらゆらと照明が揺れているのがみえました。
地震かと思い動揺しましたが、床は揺れていません。
ああ、子どものいたずらだなと早合点した自分は一言注意してやろうと階段を上り始めました。
(子どもの頃そういったいたずらをよくしていたのです。)
ところが、二階につき、あたりをみわたしても大人の姿しか見えません。
三階は前述の通り封鎖されたままで、子どもが入り込むような隙間もありません。
そもそも今は休日の午前、家族連れが訪れたり、
夏休みでもない子どもが早くから来るはずのない時間帯です。
ふと振り返ると、先ほどまで揺れ続けていた照明は
まるで何事もなかったかのようにピタリと静止していました。
終わり

怖い系の人気記事

百物語

本当に危ないところを見つけてしまった

スレタイの場所に行き知人が一人行方不明になってしまったHINA ◆PhwWyNAAxY。VIPPERに助けを求め名乗りでた◆tGLUbl280sだったが得体の知れないモノを見てから行方不明になってしまう。また、同様に名乗りでた区らしき市民 ◆34uqqSkMzsも怪しい集団を目撃する。釣りと真実が交差する物語。果たして物語の結末は・・・?

短編シリーズ

毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか

音楽をお供に、上質な怪談を味わってみませんか?

師匠シリーズ

唯一の友達の性癖が理解できない。

唯一の友達に唾液を求められ、VIPPERに助けを求める>>1。しかし運が悪いことに安価は「今北産業」で、スレの存在を友達に知られてしまう。そして事は予想だにしなかった展開に…!!

守護霊「ゴルゴマタギ」

かのゴルゴそっくりなマタギの守護霊が憑いている友人を持つ報告者。そしてたびたび危機に巻き込まれるが、そのゴルゴよって救われる友人。愉快な心霊話に終わるかと思いきや、事態は予想外に大きくなっていき、そして…

屋根裏から変な音する。獣害に詳しいやつ来てくれ

いっそ獣害だった方が救いはあった。

笑い女

あなたは最近いつ人に笑われましたか?その声は耳に残ってはいませんか?居た。居た。居た。

【都市伝説】都市伝説を語る会管理人が選ぶ【50選】