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百物語2012

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Part39
133 :代理投稿 ◆ztxSLaq9Ok :2012/08/19(日) 00:04:02.41 ID:YriqamUu0
合いの手  『図書館』
昔住んでいた小さな街に不釣り合いなほど大きく、古い三階建ての図書館がありました。
一階は貸出窓口と児童書コーナーに読書スペース、二階には古新聞と小説コーナー、
三階は倉庫になっており封鎖され、一般人は立ち入りが禁じられていました。
上下階を移動するのはその図書館の西側に位置したらせん階段。
吹き抜けになったらせん階段の真ん中からは
長い筒型の照明が、三階の天井から中一階までぶらさがるようにかかっていました。
ある時、いつものように一階の窓口に本を返却し、二階へ上がろうとらせん階段を見上げると、
ゆらゆらと照明が揺れているのがみえました。
地震かと思い動揺しましたが、床は揺れていません。
ああ、子どものいたずらだなと早合点した自分は一言注意してやろうと階段を上り始めました。
(子どもの頃そういったいたずらをよくしていたのです。)
ところが、二階につき、あたりをみわたしても大人の姿しか見えません。
三階は前述の通り封鎖されたままで、子どもが入り込むような隙間もありません。
そもそも今は休日の午前、家族連れが訪れたり、
夏休みでもない子どもが早くから来るはずのない時間帯です。
ふと振り返ると、先ほどまで揺れ続けていた照明は
まるで何事もなかったかのようにピタリと静止していました。
終わり

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