皆で俺能SSを投稿したり雑談するスレ。
次スレは>>950がたてること
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雑談(俺能に関すること)ならおkの事
ロー「世知辛いのじゃー!」
エナ「のじゃー!」
260: ね:2022/6/27(月) 00:59:45 ID:./jMbcH3iw
アイさんお疲れ様です、ハラハラ展開続きますね…ドキドキ
261: ???:2022/7/23(土) 13:36:19 ID:/Ck3ge4xM2
アイ「…?一体何が…?」
「無事かお前ら…ってその感じだと無事みたいだな」
アイ「えっと…貴方は…?」
「あー…何て言えば良いのか…ゲホッ!」吐血
アイ「ちょ!?大丈夫ですか!?」
「大丈夫大丈夫…ここまで無理しすぎただけだから」
アイ「大丈夫の要素が1つも無いんですが!?」
偽神『…今更何をしに来た』
「そりゃ勿論、物語を続けさせに来たんだよ」
「自分の不始末は自分でつけないと…と言いたいが、俺もぶっちゃけ限界」
「だから…アイさんにマメ君、リカさん」
「悪いけど、アイツを頼むわ…アンさんもね」
突如現れた男は、そう言うと光に包まれる
偽神『…何をしに来たかと思えば、ただ一度の攻撃を防ぎに来ただけか」
偽神「…!?どういうことだ!?我が権能は…!」
「元々【俺達】は神でも何でもねえよ」
「物語を紡ぎ、時には見守る…それだけだ」
「あとは任せたぜ…俺の能力者達…」
262: ???:2022/7/23(土) 13:44:44 ID:/Ck3ge4xM2
マメ「消えた…」
リカ「誰…だったんだろ…?」
アイ「…いや、今は気にしている場合では無いですね」
三人は偽神を見据える
偽神「…巫山戯るな!今になってノコノコと現れ我の邪魔をするか!」
偽神「良いだろう…権能など無くとも我がこの世界を完膚無きまで叩き潰し塵としてくれる!」
アイ「させませんよ、そのような事は!」
マメ「お姉ちゃんや皆がいるこの世界!」
リカ「ぜーったいに!壊させないから!」
偽神「来い!能力者共!」
Q vs Q
263: ???:2022/7/23(土) 14:00:25 ID:/Ck3ge4xM2
偽神「権能が消えて模倣が出来なくとも…」
偽神「我が力は健在だ!」【影が質量を持ち襲いかかる】
マメ「…ッ!」
アイ「あれが偽神の元々の能力ですか…!」
リカ「これも私じゃ防げない…!」
アイ「…ですが!影ならそれごと照らせば!」【拡散レーザー】
偽神「クッ…おのれェ!」
リカ「私も…!」【銃撃】
マメ「今の内に近付いて…!」
偽神「アアアアアアアアア!!!!!」
アイ「させませんよ!」【レーザーの援護射撃】
擬人「ガアッ…!」
マメ「そこ…だあああああ!!!!」【槍で穿つ】
偽神「ガハッ…」
マメ「ハア…ハア…」
偽神「…まだ…だ…!」
偽神「この世界を…無に帰すまでは…ッ!」
「もう終わりよ」
9
264: ???:2022/11/3(木) 20:13:05 ID:cnnpS95r8U
偽神「ガハッ…まさかお前に…ッ!」
アン「アンタを殺す、それしか私の頭には無いのよ…」
アン「タヒね」
隙を見せた偽神にありったけの殺意をぶつけ
闘いに決着はついた
偽神「嗚呼…やはり駄目だったか」
アイ「…もしや貴方は、全て分かっていて?」
偽神「この世界を望む者が一人でもいるだけで…我の負けは決まっていた…」
偽神「…もう、誰もいないと思っていたのだがな」
『だけど、心にはいつまでも残るんだよ』
265: ???:2022/11/3(木) 20:17:13 ID:cnnpS95r8U
『例え別の世界に身を置こうと』
『過ぎ去った想いですら…完全に消えることは無いんだ』
『その想いが…この結果を産み出したんだ』
偽神「お前が…よく言ったものだ…」
偽神「俺は…お前の【迷い】から産まれたと言うのに…」
偽神「なあ…《アイ》…」
アイ「…俺!?」
アイ『正確にはアイさんそのものじゃねえよ、ただアイさんが一番有名になってその名前を冠してるだけなんだから』
アイ『でも俺は…この名前に誇りを持ってるぜ』
アイ「…」
266: アイ:2022/11/3(木) 20:19:12 ID:cnnpS95r8U
ずっと、ここを忘れられなかった
皆いなくなっても
相方の中の人がいなくなっても
その名前を、借りてまでも
俺は…忘れられなかったんだ
でも、もうダメだって思ってしまった
もう俺の知ってる【俺能】はもどってこないんだって
俺の青春は戻ってこないんだって
それが、世界を壊しかけてしまったんだ
267: アイ:2022/11/3(木) 20:21:56 ID:cnnpS95r8U
アイ『…ごめんな、本当に』
偽神「…知るか、お前の懺悔など」
偽神「もう消える俺にとってはな」
そうして、偽神は光に包まれ消えた
アイ『…これで、世界は救われた』
アイ『ありがとう、俺の…能力者達』
「…ふざけるな!」
268: アイ:2022/11/3(木) 20:27:26 ID:cnnpS95r8U
アン「イザヤは!イザヤはどうなるのよ!」
マメ「師匠…」
アイ『…イザヤは、もういない』
アイ『お前の身代わりに…完全に消失してしまった…』
アイ『元々無理矢理作ったキャラクt「そんなの知ったことじゃないわ!」』
アン「私には…アイツが全てだったのよ…!」
アン「どうすれば良いの私は!永劫の!死後の世界で!」
アイ「アン…さん…」
アイ『……』
アイ『(これを聞いている同士に問う)』
アイ『(アンさんを…救う方法はないだろうか?)』
アイ『(無理を言っている自覚はある…!だが…!)』
アイ『(俺には…わからないんです…)』
アイ『(………ごめんなさい)』
アイ『(助けて…!)』
269: 名無しなのよ:2022/12/5(月) 02:42:54 ID:fMF73apdrA
カツカツと靴の音が響く、紅髪の女帝が姿を現し泣き喚くアンを見遣る。
「やれ、ようやっと終わったか。…アン、お主も不憫よのう、いつもいつも大切な者共に先逝かれ…」
「まぁ前置きはよい、お主も妾がなんと呼ばれ畏れられておるか知っておるな?」
パンドラは口角をクッと上げると、その手の中にあるモノをアンに見せる。
「そう、妾は死神。身体の消滅は防げぬが、魂はその直前に回収しておる。」
仄かに光を放つそれはイザヤの魂そのものであった。
そして彼女はアンに選択を迫る。
「ここにあるのは魂のみ、動きもせんし物も言わぬ。こやつが転生し死後の世界に戻ってくるまで待つか、それとも」
「魂の抜けた他人の身体を用意するか、どちらを選ぶ?」
「悪いが妾にはここまでしか出来ぬ。選ぶのはお主、選ばぬもお主の自由…さぁ、どうする?」
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