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【参加自由】1レス勝負【2章】
[8] -25 -50 

1: 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/10/16(木) 20:04:50 ID:7lTINYd4eE
日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます


211: ミスすいません:2014/12/9(火) 22:59:25 ID:iTBgDzC.7w
>>193>>196
212: 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/12/10(水) 00:38:38 ID:pbJpIaJ/gU
また票がバラけました。
>>193>>194>>201の票が同票なので
投票延長で明日の夜20時まで延長いたします。

横道でございますがこのスレが気付くと200を越えており、大変びっくりいたしました。
これも皆様が参加し盛り上げてくださったおかげです。
ありがとうございます。

213: 名無しさん@読者の声:2014/12/10(水) 16:46:23 ID:7i0phHhQvw
>>194>>201
214: 名無しさん@読者の声:2014/12/10(水) 17:36:10 ID:yugDrs8EO6
>>198>>201
215: 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/12/10(水) 21:29:10 ID:6fM0rP7Sk6
>>194>>201のお題に決定しました。
参加者様は土曜日20時までに作品を投稿してください。
今回はお題2つを使って作品を作ってもらいますので難易度高めになっています。
では、皆々様の参加をお待ちしております。
216: 名無しさん@読者の声:2014/12/10(水) 22:34:41 ID:3PtiMlAxMk
もう申し込みしていいのかなー?

とりあえず参加します
217: 名無しさん@読者の声:2014/12/11(木) 00:31:45 ID:CefXK.fqDw
参加したいです!!
218: 名無しさん@読者の声:2014/12/11(木) 06:48:11 ID:LMVvp1QOZY
参加申し込みってもうしなくていいんじゃないの?
219: 名無しさん@読者の声:2014/12/12(金) 22:23:48 ID:OS7an0YdiQ
「う……ここは」
「やーっと気がついた。待ちくたびれちゃったよ」
 最初に目に入ったのは、狐の面をかぶった少女の姿。
「君は一体、」
「ルールを説明するね」
 問いかけは完全に無視された。
「推理ゲーム。時間内に私が『何者か』を答えられたら貴方の勝ち、拘束は解けて自由になる。答えられなければゲームオーバー。
 質問は3回までOK。当然『君は誰?』なんて直接的な問いは禁止だよ。
 制限時間は10分と……10秒おまけしてあげる。それじゃ、スタート」
 彼女の説明どおり、自分は椅子に拘束されていた。麻縄が肉にぎっちりと食い込んでいる……1ミリも動けそうにない。
「もしゲームオーバーになったら、どうなるんだ」
 とりあえず頭に浮かんだ疑問を口にした。
 少女は床を指して答える。
「穴が開いて、奈落の底にまっさかさま」
 ぞっとした。声色に嘘は微塵も感じなかったからだ。
「俺をどうやってここに運んだ!」
「その質問には答えられないな。私がやったんじゃないもん」
 つまり共犯者がいるということか。考えてみれば少女一人で大の男を運ぶのは至難の業だ。
「残りは1回……よく考えて質問したほうがいいよ」
(……あっ!)
 焦って大切な質問を消費してしまうとは。自分の軽率さが恨めしい。 
(とにかく状況整理だ。俺はついさっきまで海にいた。大学時代の仲間と台風直前の大波を狙って繰り出したんだ。それから……くそ、思い出せない)
「あと一分だよ。そろそろ最後の質問をしたら?」
(誰だ? 俺の知ってる奴か? 顔を隠してるって事は、きっと以前に会ってるんだ。
 ……っくそ、くそっ! 思い出せない!)
「ちくしょう! 一体俺になんの恨みがあるってんだ!」
 叫んでからしまった、と思った。
(質問を使い切っちまった……)
 青ざめる俺を尻目に、少女は淡々と答えを口にする。
「恨み? ないよ。ただ、どうしてって思う。
 どうしてあの時、『貴方たち』は私を……って」
(あの時? 貴方たち?)
「あと10秒。さあ、『私は何者でしょう』」
 とにかく恨まれているのは分かった。なら答えは一つだ。
「お前は先月過労死した、我が社の社員の遺族だろう! 全員で結託して社長の俺を監禁したんだ!
 これで正解だろう? さあ、とっとと開放――」
「……残念、不正解」
 少女は何故か泣いていた。うるんだ瞳が仮面にあいた穴から覗いている。
 それを見た瞬間、俺は悟った。彼女の目は大学時代付き合っていた女と瓜二つだったのだ。
 子供ができたと微笑みながら告げた彼女に、起業したばかりで多忙だった俺はこう吐き捨てた。
「育てる暇ないだろ、堕ろせ」
 彼女が自殺したのは、堕胎から一年後のことだった。
 
 恐らく、俺は海で溺れ死んだのだ。このゲームは生死を問うものではなく、俺の――。
 ガコン、という音がして、体は真っ逆さまに落ちていった。闇の業火が渦巻く地獄の底へ。



「さよなら、パパ」
 涙で濡れた仮面は滑り落ち、粉々に砕けた。
220: 219:2014/12/13(土) 22:37:32 ID:eDuU6XyjqY
(´;ω;`)
221: 名無しさん@読者の声:2014/12/13(土) 22:59:50 ID:JPaHDvrDOA
今夜待ってくだされば書くんですが…
222: 本来失格なんですが、一応書きました:2014/12/14(日) 00:29:14 ID:sA1GIekk5w
わたしはこの日、必ず一人でこの川に来る。
お菓子と花束を備えて、自分の手で作った不恰好な笹舟を流す。
これだけは最愛の夫にさえ許さない。わたしが死ぬまで、ただ一人で行うべき儀式だ。

なぜなら笹舟とともに流れゆくのは可哀想な子供たちの魂だけではないから。
そこにはわたしの罪も乗っているから。


10年前。過疎化が進み子供の少ない小学校で唯一の女の子だった舞子は、お姫様として扱われていた。
もともと可愛らしい外見で、立ち回りも上手かったので上級生も下級生も彼女の虜だった。
しかし、田舎臭い同世代の子供なんて舞子の眼中にはなかった。
それでも毎日お洒落をして、可愛らしく振舞っていたのはただ一人のため。
「舞子ちゃん、またどこか悪いの?」
「はい…西川先生…」
彼に会うためだけに保健室に通うのがほぼ日課になっていた。
真剣に気持ちをぶつけたこともある。相手にはして貰えなかったが。
それが分かっていたからこそ、先生は舞子のあからさまな仮病も許してくれたのだろう。
子供扱いされるのは嫌だったが、何年かかっても彼を手に入れるつもりだったから我慢した。

それなのに、ある日やって来た若い女が全て奪ってしまった。
メイ先生、と呼ばれていたワンピースが似合う綺麗な大人の女性だった。
舞子を取り巻いていた男子たちはいつの間にか彼女のところにいた。
西川先生と並んだところをお似合いのカップルね、と誰かに冷やかされているとたまらなく心がかき乱された。
そしてある日、彼女の左手の薬指には彼とお揃いの指輪が嵌められていた。
幼い舞子にはどうすることもできないかった。諦めることも。

その翌日、寿退職の前の思い出作りのため、生徒全員とメイ先生で山にドライブに行くことになった。
崖を走る大きな車の中。
車には舞子を含めた七人の生徒と、運転していたメイ先生だけがいた。

我慢ならなかったのだ。目の前にチラつく銀色の光が。望んでも永遠に手に入れられないものを見せつけられている気がして。

衝動的にハンドルに飛びつき、先生の視界を覆い、滅茶苦茶に暴れた。

気がつけば、車は崖から転がり落ち、舞子は川原に立ち尽くしていた。
酷い臭いがする場所には友人達の死体が転がっていた。
その中には先生の、切れた左腕も落ちていた。

嵌っていた指輪をそっと引き抜き、日光にかざす。
そしてそれを自分の指に近づけた時、舞子の意識は途絶えた。


笹舟を全て流し終えたわたしは、帰り際にそっと手を合わせた。

ここで死んでしまった罪もない子供達に。
わたしが殺してしまった子に。

「さようなら、また来年…」

振り返ることなく立ち去って行く”わたし”の名は、西川芽衣子。
223: 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/12/14(日) 03:18:41 ID:6fM0rP7Sk6
大分遅くなりました。申し訳ない限りでございます。

本来なら投票期間ですが
今回、難易度の高さと私の運営能力の低さがちょっとひどかったので
作品投稿は日曜日の深夜1時まで
作品投票は月曜日の日付変更まで
合わせて月曜日からお題募集とさせていただきます。


224: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 16:18:17 ID:8P4KVms62s
>>222
225: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 16:47:43 ID:iTBgDzC.7w
>>219
226: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 17:27:19 ID:xlsbkivGes

>>219
227: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 20:47:16 ID:EQmGTBNlKY
>>222
228: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 20:56:18 ID:ohCfxCggck
>>222
229: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 21:03:56 ID:TkuyXAzHPc
お題募集もしてるんね〜
お題「布団」
230: 名無しさん@読者の声:2014/12/15(月) 21:51:38 ID:wqIKr5Pn1c
>>219
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