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愛憎の狭間でお煎餅を焼いたけど君には結局届かずに一週間寝込んだ話
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1: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/16(土) 23:56:00 ID:0JIt4J9r32


を、だれかしてくれません?


11: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 00:59:15 ID:tZDpQadvEQ
ヘアがワイセツな私


fin
12: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:15:30 ID:VFydmjnxoA
>>11
まさかそれで終わらせる気かい?
13: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:39:07 ID:ResPR8T8fs
「また……そんなにソレが好きなの?」
そんな彼女の台詞。
「当たり前だろ!俺はこのために生きてるみたいなもんだ。お前も解ってたはずだろ?」
いつもの返事。
そう。俺は煎餅を焼きながらマヨネーズをがぶ飲みするのを日課としている。
ただ今日はマヨネーズを切らしたからトマトケチャップで代用したのだが、それが気に入らないのか…
「私たち…もう終わりね…」
そんな彼女の台詞が空虚に響く。
「そんなことはないさ。俺はお前も煎餅も愛している」
おや、煎餅が程好く焼けたようだ。
醤油ベースのタレに浸してまた炭火で炙る。
香ばしい匂いが部屋に充満し、自然とトマトケチャップが進む。
「だって…私なんかより煎餅の方が大事じゃない…」
涙声の彼女。
「何をバカな…」ガスッ!
言葉を遮る様に彼女得意の踵落としが炸裂し、俺は意識を失った。


「…あれ?」
気が付くと彼女は居なかった。
「やれやれまたかよ…」
と独り言を言いながら煎餅の様子を見る。
「……ッツ…なんてこと…」
煎餅はこんがりと焼かれトマトケチャップがまぶされていた…

「あいつ…俺の煎餅が台無しじゃないか!畜生…あれ?意外と旨い?」
バリバリ…バリ……


一週間寝込むことになった。

眠かったから。


fin
14: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:40:52 ID:EAYwDL0BvQ
>>13
お前はやればできる子だろ?
15: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:47:53 ID:tmR2D2iuX.
あたしにはおにいちゃんがいるの
ほんとうのおにいちゃんじゃないけど、あたしのうちのおとなりにすんでるから、いつもあそんでくれるんだよ
おにいちゃんだーいすき!
でもおにいちゃん、5ねんせいになってからあんまりあそんでくれなくなっちゃったの
かのじょができたんだって
でもね、ケンカしちゃったの
だっておにいちゃん、いっしょにあそんでてもかのじょのはなししかしないの
いまはあたしとあそんでるのに…
とってもとってもかなしくて、あたしおばあちゃんにいったの
なかなおりしたいって
そしたらおばあちゃんがね、いっしょにおせんべいつくろうっていったから、いっしょにつくったの
つぎのひ、あたしはおせんべいをもっておにいちゃんちになかなおりにいったよ
でもね、おにいちゃん、おへやでかのじょとね、キスしてたの
あたしびっくりして、すごくくるしくなって、おうちにかえった
くるしくて、ベッドのなかでないてたらいつのまにかねむっちゃったの

そしたら、お兄ちゃんとあたしがキスしてる夢を見て、目が覚めたらおまたがなんだかむずむずしてて、触ってたら変な感じになってきて、どうしようって思ってたら熱が出て一週間寝込みましたまる
16: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:54:02 ID:9kZpu8GM1g
>>15
まだだ!
まだ終わらないだろ?
17: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 01:58:54 ID:ResPR8T8fs
大概後半がやっつけになるなwwwww
18: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 02:04:08 ID:9Fg204t5xs
1週間寝込んだがきついんだろうなw
19: 煎餅さんの仕事:2013/3/17(日) 02:18:43 ID:7yHyYR/40g
煎餅さんの仕事は現場監督。

今日も朝7時から現場だと納豆シメサババーガーをモリモリ食べる煎餅さんはなかなかのタフガイ。

現場に着いた煎餅さんは物陰からミーティングの様子を眺めると後はひたすら週刊ボブスレーを音読。

作業員が休憩を取ると休むんじゃねぇよと呟き、作業員と目が合うとブルッとしたあと「これが本当のだっふんだ」とお尻を抑えるナイスオモラシ。

その後のコマネチをしながらのおk牧場はシュール過ぎて思わず半殺しにするほど

煎餅さんに面会に行くよ〜と言われたことを心の支えに筆を置きたいと思う

fin

お題を見てなかったからやり直しますた
→煎餅にヤキを入れて一週間寝込んだ話(愛なし)
20: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 02:48:15 ID:DqwtwHeU8E

僕は見たんだ。
確かに飛んで行った虹色の君を。

ずっと探してたんだ。
憎い、憎い、君を。

もう駄目みたいだ。
夕陽に照らされた駄菓子屋のおばさんは、何事も無かった様に煎餅を焼いてる。

その人だけじゃ無い。
みんな、何も変わらない。

嬉しいよ、君に会えて。
これでやっと、君に、とどくかな……








僕は一週間寝込んだ。
一週間、だけだった。
21: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 03:00:47 ID:taDqrsEmrY
好きよ、好きなのよ!でもかわいさ余ってなんとやらって言うじゃない!そう!憎いの!もう悔しくて悔しくてお煎餅焼いちゃった!妬いたから焼いたの(笑)うーそーよ!(笑)うちの祖父の実家が江戸時代から続く煎餅屋で時の将軍徳川家斉公御行の折りにわが集落に立ち寄りそこで焼き振る舞ったのが始まりという由緒正しき歴史でこだわりのお米は新潟の専業農家の元で特注、醤油は銚子からの直輸入、塩は播磨の大親父のお墨付きというこだわりっぷり!噛めばパリリと小気味いい音と共にあふるる醤油の芳ばしい香り!唇に触れる塩のなんとも云えぬ丁度良さ!一口噛めば二口三口と止まらぬ味わい!高血圧には注意なされよ?おおと注意と云えばもひとつ御座った!いくら交通の便が良くなり申したと云えど注文してからすぐ届くなどと喜びなさるな!一週間!注文してから一週間程は届くことは御座らん!この煎餅他のとちと違うのは注文してから一週間程寝かせる!出来立ての味わいもまた格別であるが寝かせることでも一つ旨みに深みが見える!真の煎餅とはこう云うものかと是非御賞味あれ!
22: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 04:16:14 ID:XkD1UGlJi.
>>19
続き・・・いけるな?
>>20
よろしい。
ならば続きだ。
>>21
もうネタ尽きてきたか?
いいや、まだいけるだろ!
23: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:28:25 ID:9limrKU9n6
あいつが悪いんだ

いつものように煎餅を焼きながら考えていた
今日は日曜日なので本来は稼ぎ時のはずなのだが、何故だかお客さんが全然来ない
いつもにも増して暗い気持ちで煎餅を焼いているせいで、この古びた屋台がますます不気味に感じるからだろう
そう思って無理やり笑顔をつくってみたが、結局お客さんは増えなかった

あいつが悪いんだ

まただ
また考えてしまう
一週間前のあの日のことを――
24: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:28:58 ID:9limrKU9n6
あの日は雨だった
じめじめとした空気がまとわりつき、煎餅もすぐに湿気てしまう
最近売上が少なくなってきていたが、この日はダントツで過去最低記録を更新した
家に帰ると彼女がいた
「おかえり」
「ただいま」
「今日はどうだった?」
「ダメだった」
「そう…」
しばしの沈黙
俺は乱雑に靴を脱ぎ捨て部屋の中に入っていった
「もう煎餅屋なんてやめて普通に就職すれば?」
背中から声がした
彼女の冷たい声がチクリと胸を痛めつけた
無視して机の前に座った
上着を脱いでいると彼女が机のそばまで来て、俺を見下ろしていた
「聞いてる?煎餅屋、やめなよ」
「…」
「最近、全然稼げてないんでしょ」
「…」
「ねぇ、ちゃんと考えてよ。貯金もないんだよ?どうするつもりなの?」
「煩い」
彼女の眉間にしわが寄った
はぁ、と大きな声で当てつけがましくため息を吐いた彼女は椅子にかかっていた自分のコートを引ったくり、ずんずんと玄関の方に歩いて行った
「おい、どこ行くんだよ」
俺の質問に"煩い黙れ"とでも答えるかのように、バタンッと大きな音を出してドアが閉まった
それから彼女とは連絡がとれなくなった
25: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:29:34 ID:9limrKU9n6
彼女が悪いんだ

だってそうだろ?
昔はあいつも煎餅が好きで、家でもよく煎餅を焼かされたものだ
焼きたての煎餅を頬張りながら世界で一番可愛い笑顔で美味しいと言っていた
なのにいつからだか彼女は売上ばかりを気にするようになった
あいつがお金お金言うのが悪いんだ
世の中金じゃないだろうに

いつも通り、残った煎餅をゴミ箱に突っ込んでから家に帰った
廃棄煎餅が出た最初の頃は心が痛んだものだが、今ではなんとも思わない
誰にも必要とされなかったから捨てられた、それだけのことだ

次の日も煎餅を焼いた
また売れなかった
あいつのせいだ
彼女が俺に冷たく接するから気持ちが沈んで煎餅が売れない
全部彼女が悪いんだ
ふと手もとに目をやると煎餅が焦げていた
生ゴミ入れに捨てた
26: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:30:31 ID:9limrKU9n6
次の日も煎餅を焼いた
日に日に焦げる煎餅の数が増えていった
彼女のことばかり考えてしまい、煎餅に集中出来ないのだ

あいつが悪いんだ

でも、本当に?
昔はあんなに楽しかったじゃないか
彼女と一緒に食べた煎餅はこの世で一番うまかった

ああ、俺はまだ彼女が好きなのだ
だからこそ以前のように優しくない彼女に腹が立つ

前を向いた時、遠くに彼女がいた
遠すぎて顔も見えないがあれは彼女だと確信した
なのに彼女はそのまま去っていった
ちらりともこちらを見ずに――
「おい、てめぇっ!!」
一気に怒りがわいてきた
俺はトングで煎餅を掴んだまま走りだした
27: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:30:55 ID:9limrKU9n6
あいつが悪いんだ
あいつが悪いんだ
あいつが悪いんだ

俺はお前が好きなのにお前は金が好きだから

あいつが悪いんだ
あいつが悪いんだ
あいつが悪いんだ

お前が金金煩いから俺の煎餅も売れないんだ

本当に?
28: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:31:22 ID:9limrKU9n6
彼女の後を追っていたはずなのにいつの間にか見失っていた
怒りが収まらない
俺は彼女の家に向かった

彼女の家のチャイムを押した
ピーンポーン
反応はなかった
俺はドアを開けた
中には誰もいなかった
いや、中には何もなかった
一緒にご飯を食べた机も、一緒に笑いながら見ていたテレビも、一緒に寝ていたベッドも、何一つ残ってはいなかった

トングから煎餅が落ちた
29: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 11:31:56 ID:9limrKU9n6
それから俺は一週間寝込んだ
何も考えたくなかった
煎餅を焼くのもやめた
本当は俺が悪かったんだ

ピンポーン
チャイムがなった
ボサボサのままドアを開けると煎餅を持ったあいつがいた
ああ、彼女が煎餅を持って帰ってきた――
神様、ありがとう
これからは彼女も煎餅も大事にするよ

俺がおかえり、と言う前に彼女が言った

「餞別の煎餅っていう駄洒落のつもり?くそつまんない。もう関わらないで」




30: 名無しだぜひゃっほう!:2013/3/17(日) 12:55:24 ID:HWcT4pmEaY
「クックドゥルドゥルドゥ〜だろ?」

『う、うん…そうだよね…コケコッコーじゃないよね///』

濡れ煎餅が腐ってた。1週間寝込んだのは母ちゃんだた。焼けば良かた。
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