尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
760: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/3(日) 12:46:48 ID:axO.AdCUDs
沙悟浄「うああアタイどうしたら」
ドゴォォォォンッッ!!
沙悟浄「ぴぎっ!?」
玉面公主「……狐火・雪魅死伏(ゆきみだいふく)………その氷塊からは………簡単には抜けられないわよ……」
小龍「…いきなり何を…!」
鉄扇公主「刀両扇(とおりゃんせ)」
ガガガガツ!!
小龍「…っ!?」
鉄扇公主「人様の家の中で、暴れるの何のだなんて相談………害されても仕方無くってよ、ボク?」
八戒「小龍っ!ち、大人しいと思うて居ったら……」
紅孩児「焼き斬れ火炎槍!」
ガキィィィィン!!
八戒「つっ!?……紅孩児…!今回はこっち側じゃろ貴様!なんの真似じゃ!」
紅孩児「………ふふふ……気付いたのさ………どうやら父上は、結構マジで牛魔に悟空を呼び戻すつもりだ…………誰と結婚だとかそんなんもういい。………一つ屋根の下で過ごせば、いくらでも襲う機会が満載じゃないか!ふふふふ今後安眠は出来ないと思いなよ悟空うふふふふふふ」
八戒「発想がワシじゃ!!」
虎力大仙「自分で言うんだ」
761: 名無しさん@読者の声:2014/8/3(日) 20:46:08 ID:LBWwpFc1EY
もwwうwwなwwにwwがwwなwwんwwやwwらww
762: 名無しさん@読者の声:2014/8/4(月) 02:21:05 ID:gYqlmAdgeY
発想がワシじゃwwwwwwwww
せやな
763: 名無しさん@読者の声:2014/8/4(月) 12:56:50 ID:8.ZFOm3w/I
発想がワシじゃwwwwwwwwww
流行らしたいほどの名台詞wwwwwwwwwwww
764: 名無しさん@読者の声:2014/8/4(月) 21:14:49 ID:7JPQ9XP.dE
もうカオスどころの話じゃないwwwwwwwwwwwwwww
765: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/4(月) 23:33:55 ID:bNZUvuoFwM
沙悟浄「こんな…もの……アタイの愛の炎で溶かして……!」
玉面公主「………そんな一方通行の愛で溶けるほど……玉の狐火はヤワじゃないわ………」
小龍「……寄る年波で腰にキてると聞いていましたが、どうして素早い動きじゃないですか、鉄扇公主」
鉄扇公主「どぁれが湿布臭さを香水で誤魔化してるですってぇぇぇえ!!?キィーッ!!」
紅孩児「三昧真火・裏奥義!聖嬰大紅蓮(せいえいだいぐれん)!!!」
八戒「じゃからお主も悟浄も、こんなアホな場で必殺技を出すでないわーっ!」
ワーッ!!ギャーッ!!ウアーッ!!
羊力大仙「………地獄絵図……いや、絵にも描けない混沌っぷりであるな……」
鹿力大仙「うおおおお!燃えるじゃねぇか!よっしゃ俺も」
虎力大仙「はいはいアンタは奥で料理してなさいな。あんなん飛び込んだ瞬間に塵になるわよ」
牛魔王「あぁぁん?なんだテメェら、主君の妃や世継ぎが矛を振るってるってぇのに、高みの見物かぁ?偉くなったもんだなぁ、おお?」
羊力大仙「さ、さ、三大仙、突撃であーるっ!牛魔王様の御為ならばこの命、鴻毛の軽きであーるっっ!!」
鹿力大仙「おっしゃらーっ!!俺の拳が真っ赤に燃えるぁ!!」
虎力大仙「……うう、アタシも死ぬ前に結婚とかしたかった……!」
牛魔王「……くくく、どいつもこいつも殺気の欠片も出してねぇ。あんな腑抜けた戦闘で死ぬワケねぇだろが。………なあ玄?」
三蔵「……んだよ、起きてたのバレてた?やー、ほとぼりが冷めるまで面倒で。つか牛さんのせいじゃん」
牛魔王「あの程度の酒で潰れる男じゃねぇだろが。酒飲みは見抜けんだよ、俺ぁ。安心しろ、全員戦るのに夢中で、こっちなんざ見てねぇよ。孫のヤツも、ほれ」
ごくう「がんばれごじょーちゃーん!あーっ!しゃおくんあぶないっ!」
三蔵「もうロリってより幼児じゃねーかよ。なんで尻尾振ってんだよ犬かよ」
766: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/4(月) 23:36:00 ID:bNZUvuoFwM
牛魔王「……変わったな」
三蔵「そーだよいつもはあそこまで幼女じゃねーぞ。もうちょいウィットに富んだ皮肉とかも」
牛魔王「…違ぇよ、そうじゃねぇ。………あのいっつもつまんねぇ顔してた孫が、キレイに笑ってらぁ、ってコトだ」
三蔵「………ふぅん」
牛魔王「聞いたぜ、見たんだろ?今や伝説にまでなっちまった、金色の悪魔………大層な二つ名だぜ」
三蔵「あー。キンキラキン悟空か。なんかバチバチ言ってた」
牛魔王「それが昔の孫だ。溢れて止まらねぇ力を、人に、物に、世界にぶつけて、壊す。それしか出来ねぇ……それしか知らねぇバケモンだ。そんなんだから、悪い戦屋に駒にされてばかりでよ。………俺とかな」
三蔵「悪人め」
牛魔王「は、生臭坊主に言われたかねぇ。………だが、前の騒動で見た孫の戦は、違った。弱くはなってねぇ。弱くはなってねぇが………アレだ。柔らかいっつーか………優しかった」
三蔵「うっわなにその似合わねーセリフ。キャラ変?」
牛魔王「るっせ、茶化すな。………これは嫉妬だ。ああ、嫉妬だぜ。テメェが変えやがったんだ。俺じゃあどうにもならなかったアイツを……良く、変えた」
三蔵「…………」
牛魔王「……ふん、喋り過ぎたな。………おい、玄」
三蔵「ん?」
牛魔王「………生まれて初めて、他人に頭を下げるぜ。…………これからも、義妹を、頼む」
三蔵「……別に嫁には取らねーぞ」
牛魔王「……くく、好みの幼さじゃねぇのか?」
ごくう「そこだっ!はっかいちゃん!あーもー、こーちゃんじゃまーっ!」
三蔵「いや今はあれだけど、戻ると毛むくじゃるし。そろそろヒゲとか生えんじゃね?」
牛魔王「お前も大概ひっでぇな」
767: 名無しさん@読者の声:2014/8/7(木) 18:16:39 ID:zrX4Em9..2
いい感じにまとめにかかってるwwwwww
768: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/8(金) 13:12:44 ID:y7fGDtDdPg
牛魔王「……さあて、ちょっくら俺も混ざってくっか。城を壊されちゃあ面倒臭ぇしな」
三蔵「自分で起こした騒ぎだろーに。怪我させんでくれよー」
牛魔王「クックック、約束しかねるなぁ!オラァァ!平天大聖の暴武、魅せてやらぁ!!」
三蔵「……んったく………。ふむ、あんまウロチョロしてもアレだが……っと、結界か。えっと、あーなるなる、けっこー複雑ね………ん、よし」
バシュウッ
ごくう「やっちゃえー!しゃおく………ぷえっ!?」ペチョッ
三蔵「なんだその可愛い擬音」
ごくう「ふえぇ……?とーめーのかべがきえたよ?」
三蔵「なるほど、別で解かれると他も解けちゃう術式か。そこを簡易化させたぶん熱に強く……」
ごくう「ころんじゃった……あ!おししょーさまだ!おししょーさまーっ!」
三蔵「こら走るな悟空」
ごくう「ぷえっ」ポテッ
三蔵「ぽてっ、て………ほら転んだ」
ごくう「うう、このひらひらしろいのふんじゃうよ……」
三蔵「おー、いつものチビ化より更に小さいな。俺が片手で持ち上がるって、フツーのガキより軽いだろコレ」
ごくう「む、おろして!わたしおよめさんなんだよ!しつれい!」
三蔵「あとなんでちょっと強気になってるのかもわからん」
ごくう「およめさんでけっこんしきなんだよ!ひらひら!まっしろ!」
三蔵「なー、白いなー。つーかタキシードって窮屈なんだなー、やっぱ法衣の方が良いや、股ぐら蒸れないし」
ごくう「けっこんしきだから、けーき!……でも、けーき、ないね?」
三蔵「なー、無いなー。まあ食いもん出してる場合じゃねーもんな、見ろよアッチの大乱闘スマッシュモンスターズ。あ、羊のオッサンが壁にめり込んだ」
ごくう「けーきないから……あとは………えっと……」
三蔵「うわぁ牛さんそれ鹿さんまで巻き込んでるじゃん味方味方。つーかあんだけ文句言ってた八戒が一番楽しんでないかオイ虎さんを脱がすな脱がすな」
ごくう「………ちゅーしよう!」
769: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/8(金) 13:13:12 ID:y7fGDtDdPg
三蔵「なー、ちゅーな………いや待て悟空それはマズイ平静を装ってはいるが実はお師匠さまお前に反応しないように頭ん中じゃ般若心経をフルで」
悟空「けっこんしきは、およめさんとおむこさんがちゅーするんだよ!しらないの?だから、ちゅー♪」
三蔵「うおお止めろ悟空お師匠に残った理性の欠片が『YESロリータGOタッチ』ってバカ俺それ理性じゃねーじゃん!」
悟空「ちゅー♪」
チュッ
三蔵「………な、なんだ頬っぺか、いやそれでもギリギリだから離れようか悟く……」
ボワンッ
悟空「…………」
三蔵「…………」
悟空「………にゅああああ!?ななな何してんですかいたいけな私に!お師匠さまがそんな人だとは思ってたけど!」
三蔵「したのはお前だろーが!あとそこは思ってなかったって嘘でもそー言え!」
悟空「うあああやっぱりロリならなんでも良いんだ幼い躯に猛り狂った欲望の塊をこれでもかとぶつけるつもりなんだ鬼畜だよ最低だよ犯罪だよ!」
三蔵「久々の妄言ラッシュかましてんじゃねーよ!てかなんださっきまでのお前は!あんなロリコンホイホイ俺じゃなくたって」
悟空「まったくお師匠さまは!こんなん誰かに見られたらまた面倒臭い事に……」
三蔵「……悟空さん」
悟空「なんですかもう。何さん付けしてんですか気持ち悪い」
三蔵「……お師匠さま、妖気とか感知できないんだけどさ、俺の右斜め後ろ辺りから嫌〜な感じがするんだけど、確認お願いできます?」
悟空「妖気?えー、ここまで一ヶ所でドンパチしてると、特定の妖気とか………ぴっ!!?」
三蔵「………聞くぞ。最悪のパターンか?」
悟空「………イエス、お師匠さま」
沙悟浄「………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
770: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/8(金) 13:13:45 ID:y7fGDtDdPg
玉面公主「……玉の氷塊が、簡単に溶けてく……!?そんな……!?」
鉄扇公主「ちょ、柱に……壁にもヒビが入って行きますわよ!?防御呪を織り込んだ特注ですのに!」
沙悟浄「………………キス………した…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
三蔵「うわ最も見られちゃアカン相手に!落ち着け悟浄!これは事故だ!それに俺も良心の呵責があったのか未だ半勃ちで」
悟空「余計な口を閉じましょうかお師匠さま!悟浄ちゃん違うんだよ誤解だよ!そんな悟浄ちゃんが居るのに私がそんな事ってうわぁぁあ屋根が吹っ飛んだぁ!」
沙悟浄「………アタイも…………まだなのに…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
三蔵「そして開いた穴から全員逃げてってんだが。うぉぉぉいコラ何とかしろ置いてくな!」
八戒「姉者ーっ!とっとと如意棒で盾を作れい!はよせんと周囲の町ごと吹っ飛ぶぞ!」
悟空「うええ!?そんなーっ!?」
沙悟浄「………アタイの…………アタイの旦那様なのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいっっ!!!!」
悟空「な、何とかして如意棒ぅぅぅうっ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオッ!!!
………かの三蔵一行の軌跡を記した史書より抜粋………
『此の時玄奘三蔵法師と孫行者が交わした儀が、頬ではなく口吸いだったならば、大陸の半分は消し飛んで居たであろう』
………この史書編纂に五聖が一人、玉龍が携わったと伝わっており、その信憑性は極めて高いとされる………
771: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/8(金) 13:24:23 ID:y7fGDtDdPg
>>769上から2つぶんの悟空のセリフ、名前欄をごくう』って平仮名にしといてくらさい。まちがえた。
772: 名無しさん@読者の声:2014/8/8(金) 19:10:57 ID:s07rOb9dRQ
ごくうかわいいよごくう
そして『YESロリータGOタッチ』wwww
名言ktkrwwww
773: 名無しさん@読者の声:2014/8/9(土) 09:21:09 ID:7JPQ9XP.dE
般若心経フルでwwwwwwwwwwwwwww
良心の呵責wwwwwwwwwwwwwww例え半分だとしても勃つなwwwwwwwwwwwwwww
774: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/11(月) 22:02:07 ID:SHTiB856fg
『……128番台スタート!……本日はパーラー娘々にご来店まことに……』
八戒「………よし!赤保留からの……玄武ちゃんリーチ!悪くない!………よしよしよし金文字……!」
グワングワングワン……ヒュルルル…プスッ
玄武ちゃん『うう、どーせ私はノロマな亀ですよぉ……ぐすん』
八戒「……………ぬぁぁぁあ!外れるかぁ!?これで外れるかぁ!?さっきは激熱だとか抜かしといて外れおるし、一体どんだけ回せば出るんじゃお主!!」
小龍「…悟能様」
八戒「ぐうぅぅしかも急に玉が入らんよーに!クギ可笑しいじゃろこっちは朝から並んで」
小龍「…悟能様、お昼になりますよ」
八戒「……あと千銭……いや五百銭も回せば……と、もうオケラか。おお小龍、ちとカネを」
小龍「…残念ながら、悟能様に渡すから……との理由で、私も無一文です。申し訳ありません」
八戒「ぐ」
小龍「……諦めて昼食に致しましょう。先生たちもお待ちですし」
八戒「ぐぬぅぅぅ……!ええい!覚えておれ『CR萌え萌え四聖獣』!次こそは店を潰すレベルで玉吐き出させてやるからのーっ!」
小龍「…そこの角の酒家です、雲呑麺が評判だそうで」
八戒「くそ……やはり安易に新台に飛び付くより、いつもの黄河物語を打っとけば………しかし小龍、ワシらも一緒でエエのかの?昨夜や今朝の感じじゃと、当分あの三人だけで行動しとったほうが良いような」
小龍「…それはそうですが。先程も申し上げました通り、無一文ですので……合流しないと、お昼が食べられません」
八戒「ぐ」
775: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/8/11(月) 22:03:33 ID:SHTiB856fg
沙悟浄「はぁい悟空姐さん、ちゃあんとフーフーしたげたからねぇ♪たんとおあがり♪」
ごくう「わ、わぁい………う、麺がぬるい……わたしラーメンは熱々のほーが」
三蔵(悟空っ!)ボソッ
ごくう「えへへへへ!おいしーね、らーめん!お、おかーさんっ!」
沙悟浄「うんもうっ♪可愛いんだからこの子はっ♪よくモグモグして食べるんだよぉ♪」
ごくう「は、はーい………」
沙悟浄「んふふ、旦那様ったら物欲しそうな顔しちゃってぇ♪妬かない妬かない♪じゃあ旦那様にはアタイのワンタンを……ふーっ、ふーっ………はい、あ〜んっ♪」
三蔵「いやそんな顔はしてないし妬いても無……そして待とうか悟浄フーフー二回じゃその熱そう過ぎるワンタンは確実に俺の口内をベロベロに」
ごくう(おししょーさまっ!)ボソッ
三蔵「あ、あーん………っっ!!………む、ぐ………っくん!……い、いやぁ、なかなか美味いけど……ご、悟浄の手料理には敵わないかな!あはははは!」
沙悟浄「んもぉ嫌だよぉ旦那様ってばぁ♪そんな事言っちゃ、お店の人に失礼じゃないのさぁ全くぅ♪でも……嬉しいっ!」
ごくう「ぐえっ!?」
三蔵「あははは悟浄、悟空を挟んで抱き付くなよ、この子潰れちゃうぞー?」
八戒「さて、汁物は肴にならんでな………お、蟹ミソ豆腐、美味そうじゃの。あと揚げ雲呑じゃな」
小龍「…はい、それと麦酒ですね…………あの、そんな目で見られましても、私たちにはどうすることも」
三蔵・ごくう「…………ううう」
八戒「……ま、このママゴトを………そうじゃの、あと十日も続ければ、悟浄の気も晴れるじゃろ」
三蔵「と、十日………!」
小龍「…もし悟空さんの変身が解けても、一応これがありますしね。玉面公主から分けて貰った、『時手箱』」
ごくう「いらないよっ!そんなんいらないよぉっ!」
776: ヨシュア【今回もお付き合いありがとうございました】 ◆.frSdr10QQ:2014/8/11(月) 22:05:40 ID:SHTiB856fg
八戒「しっかり代金として、師匠殿に何やらサインさせとったがの。皇帝への口利きと言った所か」
小龍「…でもこれで小さくなると、あのように頭までだいぶ幼くなってしまうのがネックですが」
八戒「や、むしろ無理して子供っぽくせんでよくなるんじゃし、姉者としても楽であろ」
ごくう「そんなん、もしまたおししょーさまにキスとかしちゃったら困るか……」
三蔵「悟空っ!!」
沙悟浄「………………キス…?」ゴゴ……
ごくう「おおおおおとーさんっ!ごくうこのあと、こーえんであそびたいなーっ!」
三蔵「よっしゃあ子供の頃ブランコの魔術師と呼ばれたお父さんの技を見せてやるぞ娘よっ!」
沙悟浄「あんもぅ仲良しさんで妬けちゃうよぉお母さんはぁ♪でも旦那様、あんまり危ないコト教えちゃダメだよう、女の子なんだからぁ♪んふふふふふぅ……♪」
八戒「……頑張れ、ブランコの魔術師」
小龍「……技、覚えたら見せてくださいね」
三蔵・ごくう「……どうして………どうしてこうなった………!!!」
紅孩児「結局………幹部連に跡継ぎと認めさせる為に、僕の仕事がダダ増えただけとか……!」
虎力大仙「はい追加ー。幽州豪族どもの取り纏めの件と……これは都の新賭場の報告ね。あ、あと本城の修繕の見積もりが」
紅孩児「うえええ………虎力さん、ちょっとだけ手伝って………」
虎力大仙「えー。でもアタシほら、アンタ的に駆け落ちのついでに連れてかれる愛人の位置でしょー?愛人は仕事しないわよー、っと。じゃ、頑張ってー」
紅孩児「そんなぁぁぁあ虎力さぁぁぁん!ううう……僕こそもうこのオチに使われる位置イヤだぁぁぁぁあっ!!」
劇了っ!
777: 名無しさん@読者の声:2014/8/12(火) 12:30:31 ID:A01T1otMO6
おかわりまであったなんて!!ありがとうございますありがとうございます!!
こーちゃんすっかりオチ担当カワイソスwwww
778: 名無しさん@読者の声:2014/8/26(火) 15:25:01 ID:s07rOb9dRQ
[壁]д・)ゾクヘンマダカナー…ナンツッテ…
779: ヨシュア【劇場版第二弾のような】 ◆.frSdr10QQ:2014/8/27(水) 15:22:56 ID:2pf10fAcLU
………昔々、そのまた昔。
この広大な大陸を行脚する一行があった。
徳、世に名高き高僧、玄奘三蔵法師。
供をするは、その弟子たる妖。
天が水軍を率いし勇将、天蓬元帥猪悟能。
四海を司る竜王が一族、玉龍太子。
天帝が近衛、その長まで上りし女傑、捲簾大将沙悟浄。
そして、霊山より生まれし伝説の神猿、斉天大聖孫悟空………
悟空「豆乳鍋っ!ほら見て美味しそう!これ食べに行こーよっ!」
八戒「んん?ワシあんまりアレ得意じゃ………おお、火鍋の店もあるではないか、これが良い!酒にも合うしの!」
悟空「えー、豆乳鍋食べたいよお。八戒ちゃん最近辛いのばっかじゃん、痔になっても知らないよ?」
八戒「姐者こそ、そんな白濁とした汁を欲しがりおって……欲求不満か?発情期か?白濁とした汁をゴックンしたくて堪らんのか?白濁とした汁が喉に絡んで」
悟空「ごはんの話してる時にやめようよそーゆーの!いやマジでごはんの話してる時にやめようよ!」
八戒「先に痔とか言い出したのはそっちじゃろがい」
三蔵「俺もどっちかってーと火鍋かな。八戒に一票」
悟空「ちょっと待って下さいお師匠さま!そうなると自動的に悟浄ちゃんはお師匠さまに付くしシャオくんは八戒ちゃんのイエスマンだし!うわあ私の負けが火を見るより明らかだ!」
沙悟浄「いやいや勝手に決めないどくれよ。ちょいとそのパンフ見しとくれ………うん……うん…………アタイ、悟空姐さんに一票。豆乳鍋、良さそうじゃないのさ」
小龍「…先生に賛成しないなんて、珍しいですね。………ああ、カロリーを気にして……確かに悟浄さん、前より腰回りの脂肪が……」
沙悟浄「ふふふふふふシャオ?アンタもぉぉぉ少し歯に衣着せることを覚えようか?」
八戒「そのぶんの脂肪、気にしとる胸に付けば良かったのにのう」ヒソヒソ
悟空「世の中ってうまくいかないんだねぇ」ヒソヒソ
沙悟浄「聞こえてるってんだよそこの姐さんズ黙りなぁっ!!」
三蔵「晩飯くらい静かに決めらんねーのかお前ら」
外伝『妖ノ国・獅駝嶺(あやかしのくに・しだれい)』
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