尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
224: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/1(火) 21:28:10 ID:YneYV8H5.E
沙悟浄「……見廻りの兵どころか、使用人すら出てこないね」
八戒「入り口で竜が暴れとるんじゃ、総力をもって当たるじゃろ。後は震えて部屋に籠っとるか……あ痛っ!?」
悟空「どしたの八戒ちゃん。おでこ押さえて」
八戒「痛たたたた…何かにぶつかった……?うお、なんじゃこりゃ」
紅孩児「厄介な結界その1、不可視の壁だね♪一定以上の妖力を持つ者を完全に通さない。一番最近に張られてね、コレのせいで今はなんとか忍び込んでもここまでなんだよ」
八戒「場所が解っとるなら先に言えいっ!」
悟空「うわー、ホントに透明だ…!見て見てお師匠さま、パントマイムパントマイム!」
三蔵「うるせぇな…こっちは雑に持ち運ばれて首が痛むんだよまだ…」
紅孩児「さて三蔵さん、かなり高度な結界だけど、この状況じゃ解術に何時間もかけてられないからね。少なくとも一時間以内…」
三蔵「はい、解けたよ」
紅孩児「……は?」
三蔵「んだよ結界ってこんなんかよ。こんなもんイタズラとしても低レベルじゃん。俺なら妖力センサーなんて無駄な機能つけるなら、マジックミラー風にするね………なんだよ皆、変な顔して」
悟空「……だ…!」
三蔵「だ?」
悟空「だ、誰ですかアナタ!お師匠さまに化けて、なんのつもりですか!?」
三蔵「…はい?」
悟空「お師匠さまがそんな役に立つワケ無いもん!そんな有能なお師匠さま、お師匠さまじゃないっ!なんも出来ないクセに口だけいっちょまえなのが私のお師匠さまだもんっ!正体を見せろ妖怪めっ!」
三蔵「はっはっは緊箍呪」
悟空「痛い痛い痛い!あれー?本物のお師匠さまだった痛い痛い痛い今日は一段と痛い!」
三蔵「てめえマジで疑ってやがったのか師匠をなんだと思ってやがる」
225: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/1(火) 21:30:27 ID:YneYV8H5.E
八戒「いや、姉者の気持ちも解らぬではないぞ。師匠殿、お主そんなこと出来たんじゃの……」
三蔵「出来ないと思ってたなら何故ムリヤリ連れてきた?」
沙悟浄「………えと、その……」
三蔵「…お前もなんだその微妙な顔は」
悟空「『惚れ直したよぅ旦那様ぁ!』って抱き付くに一票」
八戒「ならばワシは『旦那様ぁ!アタイの恋の結界も解いとくれぇっ!』とか変化球で来るに一票じゃ。晩飯のオカズでも賭けんか?」
悟空「よし乗った!では悟浄ちゃん続きどーぞ!」
沙悟浄「……えっと…そんなカッコいい旦那様………アタイ、その、どうしていいか……」
紅孩児「二人とも残念不正解♪正解はベタでも変化球でもなく、『マジで恋する乙女』でした〜♪」
三蔵「俺はそれどう反応すりゃ良いんだよ」
悟空「……抱き締めてあげればぁ?」
八戒「ブチュ〜っとキスでも何でもすればエエじゃろ。くっだらん」
三蔵「いや今回に関してはそんなジト目をされる謂れは全く無いだろ俺!小龍居なくて良かった!」
沙悟浄「…キ、キ、キ、キ、キしゅしゅ…!?」
三蔵「しねえよ後ずさるなよちょっと傷付くのは何でだろう!?」
紅孩児「ふふ。罪作りな三蔵さん、そろそろ次の結界なんだけどね。ほら、そこの曲がり角とか、さっきも通ったと思わな………あれ?」
三蔵「ん?…あぁ、無限回廊の結界?さっきついでに解いといたよ。なんかすっげー適当な術式だったから……え、なに?コレが解けなくて困ってたのお前?」
紅孩児「……君達の師匠、ムカつくんだけど」
八戒「うむ、今のはワシもイラッと来た」
悟空「そんなのやっぱりお師匠さまじゃない!」
沙悟浄「ちょ、やだ、旦那様の顔まともに見れないじゃないのさぁ…!ふみゅう…!」
三蔵「どーしろってんだよお前らはさぁ!」
226: 名無しさん@読者の声:2013/10/1(火) 21:34:02 ID:tHpJgcZ0Vg
三蔵がかっこよくみえた不覚
227: 名無しさん@読者の声:2013/10/1(火) 23:35:00 ID:w2H/KYEVpY
かっけぇww
228: 名無しさん@読者の声:2013/10/2(水) 13:30:28 ID:R41MMmOwCs
他の能力分を全て解呪にまわしたみたいwwwww
229: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/3(木) 13:10:45 ID:qmq0PQlfZU
虎力大仙「うわぁぁぁぁぁぁあ来るなぁぁぁぁぁあっ!!!」
美后「逃げても無駄よぉ〜?貴女の妖力は封じてあるし、結界の外には出られないわよぉ〜?」
国丈「洗脳に掛からぬのは面倒だな。気のコントロールが得意なタイプは全く鬱陶しい」
虎力大仙「くそっ!何やってんのよ紅孩児は!?うわぁ来るな来るな来ないでぇぇえ!」
国丈「手駒にならぬのなら、せめて国王の慰みものとして役に立て、女」
美后「そぉよぉ、私ばっかりじゃ疲れちゃうわぁ。大丈夫よぉ、あのお爺ちゃんトシだから、道具ばっかだしぃ〜♪」
虎力大仙「なにも大丈夫じゃないわよこのアバズレっ!ううう何でアタシばかりこんな目にぃぃい!」
紅孩児「コレはなかなか厳しいと思うよ。真空の層を発生させて外敵を」
三蔵「怪我させるタイプは良くないなー。はい解いた」
紅孩児「…この結界が厄介でね、妖力を全て吸いとっ」
三蔵「えーと、術の核は…よし解けた」
紅孩児「これ!これが凄いんだよ、父上の居城にも同じモノがあるんだけどね高名な老仙に」
三蔵「ふぁぁい、解けた」
紅孩児「アクビしながら…!何だろうこの悔しさは…!」
230: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/3(木) 13:12:55 ID:qmq0PQlfZU
八戒「ほ、チート臭い能力じゃの。外の二人もその調子で正気に戻せたのでないか?」
三蔵「あーゆーのは術者にしか解けん。基本だろ?」
悟空「うわぁお師匠さまドヤ顔がスゴく嫌だ」
沙悟浄「……旦那様ぁ……♪」
八戒「おーい悟浄、良い加減シャキッとせい。よぉく考えたら格好良くなど無いぞ。むしろ結界オタクのようで気持ち悪いわい」
三蔵「なんで誰も素直に褒めねぇんだよちくしょう」
悟空「普段の行い……っと、何か来るよ!」
紅孩児「あ、もうこれで結界終わりか。近衛兵かな?」
虎力大仙「嫌だぁぁぁぁぁあ!うわぁぁあん!」
美后「うふふふ〜♪その角の先は結界よぉ?鬼ごっこもお〜しまい♪」
虎力大仙「ヤダぁぁ助けて鹿力ぃ羊力ぃぃぃい!」
八戒「おお、虎娘。無事じゃったか」
虎力大仙「ふえっ」
美后「……!あらあらぁ?まさか侵入者ぁ?」
国丈「馬鹿な……ぬ、紅孩児!この結界を潜り抜けるとは…!」
紅孩児「ふふ、5日振りくらいかな?国丈さん。牛魔の縄張りに手を出した落とし前、きっちりつけて貰うよ?」
悟空「おーい虎ビキニちゃーん?」
沙悟浄「逃げて来たと思ったら、なんか凄い顔で固まってるねぇ」
三蔵「まぁコイツからしたら、逃亡の最中に出くわしたのが八戒だからな。前門の豚、後門の狼ってトコか」
八戒「それを言うなら前門の虎、じゃ。助けに来てやったと言うに、失礼なヤツじゃな」
虎力大仙「……あう……あう……!」
231: 名無しさん@読者の声:2013/10/3(木) 17:57:31 ID:10fOwpAq3c
虎ちゃんカワイソスwww
232: 名無しさん@読者の声:2013/10/3(木) 20:13:10 ID:nbO0ZSub/Y
虎ちゃんどんまいwww
233: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/5(土) 00:07:45 ID:gGiNgm69c6
悟空「ていっ」
美后「きゃふっ!……あぁん痛いぃぃい〜!国丈ちゃあん、ムリムリ勝てないわよぅ〜」
国丈「……ぐうう…!は、恥を知れ紅孩児!よもや敵対している三蔵一行と手を結ぼうとは!」
紅孩児「ふふ、人間の僧侶の力を借りて籠城してた人に言われたくないね。さぁて、八つ裂きか火炙りか…」
八戒「待った待った。拐った童を返して貰わねば」
虎力大仙「ひう」
悟空「八戒ちゃん、固まってる人をお触りするのは頂けないよ」
沙悟浄「とっととガキを返しな。だいたい子供の心臓を喰らって不老不死だのって、嘘吐くならもっと可愛いげのある内容にしなってんだ」
国丈「……ふん、貴様らに我等の崇高な理念が理解できるとは思えん」
美后「子供じゃなきゃダメなのよぅ〜」
悟空「子供じゃなきゃダメって、お師匠さまみたいですね!」
三蔵「なんだ仲間か」
紅孩児「あ、本当にロリコンなんだ三蔵さんって。悟浄さん可哀想に」
沙悟浄「障害があるから愛は燃え上がるんだよ、覚えときな」
八戒「ほっほっほ、そんなふざけた理由じゃったら、この前夜なべして作っとった桃色のナース服、喜んで着てやるわい。どうせアレじゃろ、悪竜でも飼っとって、その餌じゃろ。正義ぶるつもりは無いが、見過ごす事は出来んのう」
国丈「馬鹿な。子供を食べさせるワケないだろう。心臓と言ったのも、国王には家畜のそれでも食わせるつもりだったからだ」
美后「拐った子供たちは、みぃんな無事よぅ〜?」
紅孩児「…なら、単なる牛魔王への嫌がらせかい?」
国丈「いや、幼女が好きだからだ。主に7歳くらいが堪らない」
美后「ショタっ子が愛しくて堪らないのぉ〜♪主にぃ、10歳くらいが…うふふふぅ……♪」
悟空「八戒ちゃんナースけって〜い」
八戒「阿呆ばっかりじゃ!この世は阿呆ばっかりじゃ!」
234: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/5(土) 00:10:14 ID:9JYLtRGjOI
三蔵「この人達、悪人じゃないかもしれない。蒙古斑について熱く語りたい」
紅孩児「…善悪はともかく、最低だとは思うけどね」
沙悟浄「あ、なんか旦那様を直視できるようになってきた」
八戒「興も殺がれたわ…。童が無事ならもーエエじゃろ。とっとと此奴等叩きのめして、小龍と合流を…」
国丈「……く、くくくくくく……!」
美后「うふふふふぅ…♪うふ、うふふ♪」
沙悟浄「…なんだい?恐怖で気でも触れたかい?」
国丈「長々と問答に付き合ってくれて、礼を言おう。紅孩児、三蔵一行」
美后「あ、ロリ好きショタ好きってのは本当よぅ?子供たちは無事だから安心してねぇ〜?」
紅孩児「逃げる気かな?結界なら意味を為さないよ?」
国丈「逃げる?まあ貴様らが本気で来るならば、それも考えよう。出来るなら、な。……蟠龍杖に僧侶どもの力が溜まった!」
美后「お、い、で、ま、せぇ〜♪」
ドゴォォォォォォォンッッ!!!
悟空「わっ!壁がっ!?」
紅孩児「大事にはしたくないのになぁ……って、あらら」
国丈「くく、ふはははは!行け龍神よ!邪魔者共を焼き尽くせ!」
小龍「…はイ、ゴしゅジんさま……!」
悟空「そんな…!」
沙悟浄「シャオ!嘘だろうっ!?」
三蔵「…流石にふざけられん展開だわ」
八戒「……小、龍………」
235: 名無しさん@読者の声:2013/10/5(土) 09:36:51 ID:R41MMmOwCs
年齢の好みがガチすぎる
236: 名無しさん@読者の声:2013/10/5(土) 20:47:43 ID:DbSgrpsQIk
阿呆ばっかりwwwwwそりゃ仏さんも嫌んなるよwwwwww
すんごいどうでもいいんだけど、CCさくら世代の自分はどうしてもつい『シャオラン』と読んでしまう…ロンだよねロン
237: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/6(日) 16:40:18 ID:qnr4xcsZc.
小龍「……こぉぉぉぉぉぉ……!」
国丈「くは、くははは!強化された龍神のブレスだ!この狭い回廊に逃げ場は無いぞ!」
紅孩児「ふん、火炎槍で吹き飛ばして…」
悟空「待ってこーちゃん!シャオくんに怪我させたら許さないよ!」
紅孩児「そんな悟空、じゃあどうするのさ」
沙悟浄「話してるヒマ無いよっ!こらシャオ目ぇ覚ましなっ!」
虎力大仙「…っ!痛い痛い痛い痛い!?なに!?」
三蔵「八戒、乳を握りつぶすの止めてやれ」
悟空「まだ触ってたの!?」
国丈「馬鹿どもが、漫才ならあの世で好きなだけしろ!やれ龍神!」
小龍「………火竜咆」
八戒「焼き尽くせぃ九歯馬鍬」
ゴォォォォォォォォッ!!!
国丈「なっ!?」
美后「いやぁん熱いぃ〜!」
小龍「………!」
沙悟浄「ちょ、姐さん!シャオに当たっちゃってるじゃないのさ!」
八戒「小龍のブレスは強いからの。相殺は難しいでな、出鼻を挫かせて貰った」
悟空「うわぁんシャオくん熱くない!?大丈夫!?」
国丈「き、貴様、仲間に対する情とか無いのか…!?」
238: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/6(日) 16:41:34 ID:qnr4xcsZc.
八戒「五月蝿い」
美后「…ひっ!」
八戒「…小龍はワシのモノじゃ。煮ようが焼こうがワシの勝手じゃ。……じゃからこそ、赦せぬ」
悟空「あ、お師匠さま逃げよう。これマズイ」
三蔵「ん?ん?」
沙悟浄「ほらアンタも。死にたくないだろ?」
虎力大仙「え?え?」
紅孩児「んー、マジの八戒さん、ちょっと興味あるけど……巻き添えはゴメンだね。あーあ、オオゴトにはしたくなかったのにな…」
国丈「え、ちょ、お前らどこへ」
美后「やだ国丈ちゃあん、あの娘、チョ〜顔怖ぁぁい…!」
八戒「ワシの小龍を誑かした事、冥獄にて後悔せい………小龍、少し痛いが、我慢するのじゃぞ?」
小龍「………ケホッ…」
八戒「師匠殿ーっ!!」
三蔵「おいコラだからレジ袋みたいに運ぶな……あー!?なんだよ八戒ーっ!?」
八戒「次一回、ナニをしても目を瞑ると言うたのぉ!?此処で使うぞ!!殺生に目を瞑れぃ!!!」
国丈「え、いや、ちょ、殺生って」
美后「ひ、ひぃぃぃぃい……!!!」
239: 名無しさん@読者の声:2013/10/6(日) 17:32:59 ID:KRLnf9vdXs
やだ…
八戒ちゃん可愛いじゃなくてカッコイイ
240: 名無しさん@読者の声:2013/10/6(日) 22:28:35 ID:2J3lXOSA7c
八戒ちゃんに男を見た…!
つーわけで紫煙!!!
241: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/9(水) 01:50:24 ID:wZNna3vuaM
小龍「……う……んん……」
三蔵「おう、起きたか」
小龍「……先生……うっ…!」
三蔵「寝てろ寝てろ。全身打撲で骨もバッキバキにいっちゃってるってよ。人間しか診たこと無い典医がビビってたぞ。なんで生きてるんだ、ってな」
小龍「………私は……一体………?」
三蔵「お前操られちゃって大変だったんだぞー。助けたのは八戒。その怪我も八戒がやったんだろーけど許してやれよ?」
小龍「……悟能様………悟能様達は…?」
三蔵「ん、そこ」
悟空「…ムニャムニャ……いやいや特盛ってのはこう器からはみ出すくらいに……ムニャ……」
沙悟浄「……旦那様………ふみゅ……」
八戒「……すぅ……すぅ………」
三蔵「お前三日も寝てたからな。流石にさっき全員落ちた。あ、安心していーぞ、なんかお詫びだかなんだかで、宮殿に泊めてもらってるから。紅孩児がそーとー脅したみたいだな、国王さんを」
小龍「……すみません……正直未だに何がなんだか……」
三蔵「仕方ないわなー。しかしアレだな、洗脳されるとマジでレイプ目になるんだって初めて知った」
八戒「……それが第一の感想か、この阿呆ぅ」
三蔵「狸寝入りかよ」
小龍「……悟能様」
八戒「………スマン。やり過ぎた。……痛むか?」
242: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/10/9(水) 01:54:33 ID:9JYLtRGjOI
小龍「…いえ。御迷惑をお掛けしたみたいですね」
三蔵「いやいや痛むに決まってんだろ。見ろこのミイラ男みたいな姿」
八戒「……う。シャ、小龍が平気と言うておるなら平気なのじゃ!それじゃワシは朝飯でも…」
三蔵「泣いてたくせに」
八戒「ななな泣いとらんわ!」
三蔵「『どけ!ワシが妖力を送る!誰も触るな!』」
八戒「っ!」
三蔵「『なんでもする、なんでもするから目を覚ましてくれ』」
八戒「焼き尽くせ九歯馬…!」
三蔵「わかった、わかったからその物騒なモノを下に下ろそうか」
小龍「…落ち着いて下さい、悟能様」
八戒「…ふん!小龍はもう少し寝ておれ!姉者と悟浄が起きたら、皆に話がある!」
三蔵「話?」
八戒「…あの後、宮殿で何があったかを話す。……ワシの考えでは、牛魔王なんぞより厄介な事になってそうじゃ」
三蔵「…ふぅむ」
小龍「…あの、その前にひとつだけ」
八戒「なんじゃ?腹でも空いたか?」
小龍「…何故、悟能様はその、看護師風の格好を」
八戒「…訊かんでくれ」
三蔵「パンツが見えそで見えない、絶妙なミニスカが匠の技だろ?」
小龍「…悟能様は下着をつけませんよ?」
三蔵「やべえコンタクト落としたかも」
八戒「そんなもんはめて居らんじゃろがお主!屈むな!」
243: 名無しさん@読者の声:2013/10/9(水) 11:17:50 ID:xMna/fS82.
八戒ちゃんパンツはいてないのね
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