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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1:🎏 :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


68:🎏 :2012/9/20(木) 22:50:51 ID:4.MWSg5KoU
───ワタシの名前は勇者。王家の血を引く青年。自信過剰で虚弱体質の愛され勇者♪
ワタシが倒すべき敵は世界を永遠の闇にするワーロック、ワーロックにナイショで向こう岸に運んでくれるフェリーマン。
訳あって眠りから覚めたベエマス。
敵がいるからやっぱりシャドウゲートは危険。今日も炎の竜にちょっとしたことで殺された。
敵の城だとこんなこともあるから命が足りないよね☆そんな時ワタシは死神と出会うことになっている。
終わってしまった冒険ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「ギャーッ!!」そんなことを叫びながら自ら谷底へと飛び込む。
「おれをあまくみるなよ!!」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
橋の鬼はたくましいけどなんか金貨を求めてきてキライだ。もっと虚弱なワタシを見逃して欲しい。
梯子を登ると何かいた。誰だ、と勇敢なワタシは思った。シカトするつもりだったけど、チラっと捕まってる女の顔を見た。
「おっ!!いいおんな…」
…チガウ…今までの女とはなにかが決定的に違う。ヒューッ!!という感覚がワタシのカラダを駆け巡った…。
「(ウツクシイ…!!…このうえなくみわくてきだ……)」
女は狼だった。いなずまを取ろうとしてエサにされた。「ぎゃあーっ!」キバがひかった。
「POW!POW!」ワタシは死んだ。かーるいす(笑)
69:🎏 :2012/9/20(木) 22:51:20 ID:4.MWSg5KoU
側近「……魔王様、今のこれ>>68何ですか?」

魔王「ん?スイーツ(笑)のコピペをシャドウゲイトっていうゲーム風にしてみたんだ。どう?」

側近「いや、どうって……」
70:🎏 :2012/9/20(木) 22:52:01 ID:4.MWSg5KoU
側近「人に馬車の操縦させといて、何やってるんですか?」

魔王「暇でさー。側近に何を話しかけても「そうですか。死んでください」としか返ってこないしさー」

側近「思いの外うざいんですよね。話題も声質も魔王様も」

魔王「全否定だよね!?側近がそんなだからさ、俺は一人でこれを作り上げたんだよ!どうよ、感想は?」

側近「感想も何も、俺はそのゲームもそのコピペも知りませんからね。何も言えませんよ」

魔王「何だよ、無知野郎め!あーもう暇だよー!何か面白いことやってよー!」

側近「何ですか、その無茶振りは……ああ、そうだ」

魔王「おっ、何々?」

側近「魔王様が馬やればいいんじゃないですか?」

魔王「……は?」
71:🎏 :2012/9/20(木) 22:53:04 ID:4.MWSg5KoU
側近「本当は移動魔法使えるのに、わざわざ馬車使って旅してるんです」

側近「そのせいで、この馬は重い馬車を牽く羽目になってるんです」

側近「……かわいそうだと思いません?魔王様の我儘に付き合わされて」

側近「だったら暇つぶしも兼ねて魔王様が馬車を牽けばいいんですよ。どうですか?」

魔王「……でも、確かにお馬さんがかわいそうではあるなあ。やってみる?」



魔王「というわけで、今から俺が引っぱるよ!」

側近「お似合いですよ、魔王様」

魔王「似合ってるから何なんだって話だけど……まあお馬さんが軽やかに走れてるからいいか」
72:🎏 :2012/9/20(木) 22:54:35 ID:4.MWSg5KoU
魔王「よーし!マオウブライアン、G1目指して走るよ!」

側近「おっ、乗り気ですね」

魔王「春の天皇賞はこのマオウブライアンの物だー!」

側近「長距離走る気満々ですね」

魔王「見てろよ騎手さん!最後の方めっちゃ差すから!」

側近「じゃあ俺は騎手としてマオウブライアンに鞭を入れます」

魔王「女性騎手ならウェルカムだけど、側近はやんないで!マオウブライアンは自分でペース作れるから!」

側近「……馬もついてきてますね。それじゃ行きますか」

魔王「魔王、行きまーす!」
73:🎏 :2012/9/20(木) 22:55:13 ID:4.MWSg5KoU
側近「ハーピー族の村に着きましたねー」

魔王「ゼー……ハー……ゼー……ハー……」ポロポロ

側近「何泣いてるんですか?」

魔王「め……めっちゃ……くる……苦しい……」ポロポロ

側近「なるほどー。我々が如何に馬を酷使してたかってことですね」

魔王「ご……ごめんね……お馬さん……」ポロポロ

モブハピ「あれ……魔王様?」

魔王「あーかわいこちゃん!」フッカツ!

側近「復活するの早いですね……」
74:🎏 :2012/9/20(木) 22:56:08 ID:4.MWSg5KoU
モブハピ「どうされたんですか?わざわざこんな片田舎に……」

魔王「それはね、君に会いに……痛い!」バキッ

側近「馬車で人間界に行く途中なんだ。今日はもう遅くなってしまったし、ここで休もうかと」

魔王「いったー……殴ることはないじゃん!」

モブハピ「あ、側近さん。そうなんですか。じゃあハーピーの家に泊まれば大丈夫ですね」

側近「うーん、俺はそれでいいんだけど……」ジー

魔王「……」

側近「……魔王様はどうすべきかなーって」
75:🎏 :2012/9/20(木) 22:57:13 ID:4.MWSg5KoU
モブハピ「……一緒に泊まればいいのでは?」

側近「魔王様は変態紳士だからね。ハーピーの家に泊まらせるのは俺が嫌だ」

魔王「俺も、彼氏でもない俺がハーピーちゃんの家にっていうのは大丈夫なのかなって思うけど……」

魔王「その一方で、側近とのイチャイチャを阻止したいという願望もあるんだよねえ」

モブハピ「ハーピーは純粋な子ですし、そんな気にする必要もないと思いますけど」

モブハピ「とりあえずハーピーの家に行ってみては如何でしょう?本人の気持ちを聞いてから、どうするかを決めても遅くはないですよ」

側近「それだと優しいあいつは受け入れるに決まってるじゃん……」

魔王「ハーピーちゃんは優しいからね!」
76:🎏 今回はここまで:2012/9/20(木) 22:59:01 ID:4.MWSg5KoU
モブハピ「……側近さん、一つお訊ねしてもよろしいですか?」

側近「ん、何?」

モブハピ「ハーピーとはいつになったら結婚するんですか?」

側近「ぶふぉっ!?ごほっごほっ……急に何言ってんだよ!?」

モブハピ「この魔界が以前のような争いの世界だった時は彼女の優しさは異端でした。ハーピー族をも危険に晒しかねないほどの……」

モブハピ「でも、今の魔界では話は違います。ハーピー族にも、他種族にも優しく出来る彼女は慕われるべき存在となりました」

モブハピ「そんな彼女の幸せですから、望まない方が難しいですよ。側近さん、彼女を幸せにしてあげてくださいね」

側近「……善処する」

魔王「照れてんじゃないよ、リア充め!ハーピーちゃんの幸せはお前にかかってんだからな!」

側近「魔王様はうるさいですよ」

魔王「何で俺には冷たくするんよ……」

側近「お約束って奴でしょう」
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