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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
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1: :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


285: :2012/10/10(水) 23:06:11 ID:6xWpg1Pyas
魔王「さてと……街の人達への状況説明は女勇者ちゃん達がやってくれてるんだよね!」

側近「そうですよ。魔王様は異界王との戦いに備えてください」

側近「ちなみに、昨夜のダメージは抜けたんですか?」

魔王「うん!体の痛みも、使った分の魔力も、寝て起きたら全回復だよ!」

側近「相変わらず化物ですね、魔王様は」

魔王「普通に褒めてくれたっていいじゃん……」

側近「とにかく、体調面では心配なさそうですね。奴との戦闘に向けて、準備しておきたいことはありますか?」
286: :2012/10/10(水) 23:07:26 ID:6xWpg1Pyas
魔王「うーん……そうだねえ、預けてる馬車のお馬さんには悪いけど、移動魔法で一回城に戻ろっか」

魔王「本当はモテる方法見つけるまでは帰りたくなかったんだけどね」

側近「そう言えば、そんなくだらない理由で旅してたんですよね」

魔王「くだらない……だと?」

魔王「くだらないことなんかあるかぁ!!貴様にはわかるまい!モテない奴の絶望が!」

魔王「道行くカップルを横目に見ながら、男友達といた方が楽しいし、とか負け惜しみを言う!この屈辱が貴様にわかるか!?」

側近「何を魔道師の台詞のパロディみたいなこと言ってるんですか……」

魔王「……これ、さっきの綺麗事発言に繋がる台詞だった……」

側近「何で自分からトラウマ掘り起こしてるんですか?マゾ趣味を自給自足し始めたら、いよいよやばいですよ?」

魔王「そんなんじゃないよ!俺は女の子から苛められるのが好きな、普通のマゾだよ!」

側近「……そもそもマゾが普通じゃないんですけどね」
287: :2012/10/10(水) 23:09:23 ID:6xWpg1Pyas
魔王「もー、そんなんどうでもいいから、とにかく城に戻ろうよ!」

側近「……ちなみに、どうして城に戻る必要があるんですか?」

魔王「今回の旅さあ、女勇者ちゃんから貰った兜持ってきてないでしょ?」

側近「……は?」

魔王「だから兜を取りに帰りたいんだよ。ほら、移動魔法かけるよ」

側近「いや、待ってください。何であの兜持ってくる必要があるんですか?」

魔王「何でって、かぶるからだよ」

側近「いやいや、あれって呪いの兜ですよ!?何でかぶらなきゃいけないんですか!?」

魔王「……今回、俺、あいつとタイマンすることになったじゃんか」

魔王「一人で戦うのって、何か凄い寂しいし……」

魔王「だから、女勇者ちゃんから貰ったあの兜をかぶって、女勇者ちゃんの温もりを感じながら頑張りたいんだよ!」

側近「寂しいからって自ら弱体化するのはどうなんですか!?何なら俺がついて行って見守りますから、かぶるのはやめなさい!」

側近「……そもそも魔王様は、既に女勇者から貰ったペンダントを身につけてるではないですか」

魔王「いいじゃん!少しでも女勇者ちゃんの温もりが欲しいんだよ、俺は!」

魔王「たとえ兜効果で力や魔力が少々封じられたって、それでも俺はあいつを改心させてみせるよ!」

魔王「なんたって、俺は俺のまま世界を平和に導く男だかんね!」

側近「はー……珍しくマジで落ち込んでたから励ましてやったらこれだよ……」
288: :2012/10/10(水) 23:10:50 ID:6xWpg1Pyas
魔王「というわけで、ただいまー!」

側近「移動魔法使ったら本当に一瞬ですね……」

龍人「魔王!それに側近も!聞いたか、おい!?」

魔王「共存の街の件?その話、もうここまで広がってるんだ?」

側近「一夜にして街の人々が消え、世界の滅亡を目論む悪人が現れたわけですからね。そんな大事件はそりゃ広がりますよ」

ドラゴン「その悪人は魔王様と戦うつもりだっていう話ですけど……本当なんですか?」

魔王「噂伝わるの早いねえ。うん、本当だよ」

側近「そいつは魔王様と互角に渡り合う実力を持ってる。魔王様と一対一で戦い、魔王様を負かしたらこの世界を破壊するつもりでいる」

ゾンビ「魔王様と互角ですか!?」

魔王「決戦は今夜なんだけど、その準備のために一回戻って来たんだよ!」

スライム「……大丈夫なんですか?魔王様クラスの実力者が世界滅亡を企んだら、もう滅亡するしかないわけですが」

魔王「任せてよ!あいつに絶対この世界を壊させはしない!あいつに改心してもらって、異世界に戻ってもらうよ!」

龍人「……異世界?」

側近「ああもう説明めんどくさいから自分で読み返してくれ」
289: :2012/10/10(水) 23:11:50 ID:6xWpg1Pyas
龍人「そんで、準備って何だよ?」

魔王「女勇者ちゃんから貰った兜をかぶりに戻ったんだよ」

龍人「……はあ!?」

龍人「馬鹿だろ、お前!?強敵が相手なのに、何でわざわざこっちが弱体化しなきゃならねえんだよ!?」

側近「いいぞ、龍人。もっと言ってやれ」

魔王「でも、俺これかぶりながら龍人倒したじゃん」

龍人「ぐっ……!で、でも今回はお前と同等の強敵なんだろが!?俺の時とはわけが違うだろ!」

魔王「大丈夫だよ。俺を信じてよ!」

龍人「……だああ!わかったよ、信じるよ!今までだってそうして来たんだ、今更信じねえわけにはいかねえだろ!」

側近「ちっ、龍人め。使えない奴だ」

龍人「お前もボケ魔王の暴走止められなかったんだろうが!」

魔王「とにかく、話はついたね!スライムー、俺の部屋に兜あるから取って来てー」

スライム「いいんですか?側近様」

側近「……ああ、うん。こうなったら魔王様を信じて奇行に付き合おう」
290: :2012/10/10(水) 23:13:24 ID:6xWpg1Pyas
魔王「久々の呪いの兜だね!女勇者ちゃんの温もりをひしひしと感じるよ!」

魔王「よっと……あいててて!」グググ

魔王「ふう、相変わらず無理に取ろうとしたら激痛が走るね。女勇者ちゃんの愛の鞭だね///」ハアハア

側近「……本当に大丈夫なんですか?力や魔力が相当封じられてますけど」

魔王「大丈夫!きっとあいつと渡り合えるよ!それに魔力をあげるペンダントつけてんだからプラマイゼロだよ!」

側近「いや、明らかに減少量の方が多い……いや、もうやめましょう。あなたが馬鹿なのはわかりきってたことですから」

魔王「よーし、準備完了!後は決戦の時を待つだけだね!」

龍人「……何気にこの世界の未来を賭けた戦いなのに、こんな調子でいいのかよ?」

側近「まあ変に気負うよりはいいんじゃないか?」
291: :2012/10/10(水) 23:15:11 ID:6xWpg1Pyas
夜。共存の街。

異界王「……来たか、イケメン」

魔王「おう、来たよ!容姿を褒めてくれてありがと!」

側近「お前、ずっと共存の街にいたのか?」

異界王「おう。じじいの魔法なんざ知らねえかんな。下手に穴から帰って閉じちまったら、こっちに戻れなくなるだろ」

異界王「……いやいや、ちょっと待てや。俺はタイマン勝負を挑んでんだよ。何でイケメン兄弟の兄までついて来てんだよ」

側近「心配すんな。俺は戦いを見届けるだけだ。……もっともヤムチャ視点で見ることは出来ないけどな。まあ結果だけでも確認しておくさ」

魔王「側近がそばにいてくれると安心できるしね!」

異界王「そうかい、兄は見物かい。絶対手出しすんじゃねえぞ」

魔王「……ずっと思ってたんだけど、俺達兄弟じゃないよ?」

異界王「わかってるよ。ただイケメン同士だから括ってるだけだ」

魔王「……何で側近が兄なの?」

異界王「イメージ的にな。お前は出来の悪い弟って感じだしな」

魔王「えー!俺のが兄でしょ!俺、お兄ちゃんの方がいい!」

側近「いや、どうでもいいですよ……」
292: :2012/10/10(水) 23:16:48 ID:6xWpg1Pyas
異界王「ダメージは抜けたんだろうな?」

魔王「バッチリだよ。ベストコンディションってやつだね」

異界王「そうかい、兜までかぶって気合い満々だな。それじゃ戦いを……」

魔王「始める前に訊いておきたい」

異界王「ん?何だ?」

魔王「お前は……今でも他者を傷つけるのが楽しいと言うの?」

異界王「当たり前だろ?楽しいさ。ボコボコにするとよ、相手の顔が苦痛で歪むだろ。痛めつける感触、そんであの表情がたまらなく好きなんだよ」

異界王「だけど今は、お互い極限の状態で命の削り合いした方が楽しいかな。イケメン弟、お前が教えてくれたんだぜ」

魔王「それをすることで、相手が苦しむけど……それでも、それをやって自分だけが楽しむの?」

異界王「他人の苦痛なんて俺には関係ないからなあ。相手が痛くても、俺は痛くねえ。相手が苦しければ、俺は楽しいんだよ!」

異界王「他人は全て俺の玩具だ!世界は全て俺の玩具箱だ!そんな楽しい世界で、俺は自由に楽しむだけだ!」

魔王「……やっぱりお前の考えは許せないよ。俺の全てを賭けてでも、お前の心を変えてやる!」

異界王「御託はいいんだよ。来いよ……俺は全力で楽しんでやる!」

魔王「行くよ……俺はこの世界を守る!そして、お前を変えてみせる!」
293: :2012/10/10(水) 23:19:12 ID:6xWpg1Pyas
今日はここまでにします。
実はイチローSSを書き溜めてた時期あったんですけど、今はもう諦めてます。
何故かって、書き溜め当時イチローさんはマリナーズだったんですけども。
マリナーズ設定で、ムネリンといろいろ絡んでるSS書き溜めてたんですよ。
ところが今シーズンはトレードでヤンキースに行ったじゃないですか。
それでいろんな部分を修正する必要が出て、なんかもう諦めよう!ってなりました。

諦めたので詳しく書きますが……マリナーズがキノコ王国との親善試合をすることになってキノコ王国に行ったんですが。
その時にピーチ姫がクッパにさらわれまして。
自分勝手に一人で救出に向かったマリオは置いといて、ムネリンとルイージを引き連れてイチローさんがピーチ姫救出のために旅立つ……みたいなSSでした。

俺もう書く気力折られたんで、誰か書きたい人がいましたら是非ヤンキースバージョンで蘇らせて下さい。
これだけだと愚痴ってるっぽいですけど、ヤンキースに行ってからイチローさん調子いいので実は嬉しいんですよ、俺。

今回の更新のまとめです。
>>285-292
294: 名無しさん@読者の声:2012/10/10(水) 23:24:37 ID:n5SpKGfylU
魔王www呪いの兜着用によりステータス減少www
これで勝てたら魔王すげぇ。

支援
295: 名無しさん@読者の声:2012/10/10(水) 23:32:35 ID:dRYumEpAjw
>>293
俺、ムネリンと同じくらいイチローさんを愛している まで読んだ。


(*一_一)юC
296: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 06:56:19 ID:E4SxfhN7f.
呪いの兜を異界王につければ
良いと思うけどなぁ。
なんか最近、魔王のドMが
足りない気がする…
今日からテストだからテスト
中も思い出して頑張るよ!

魔王へプレゼント for you .
つ女勇者ちゃんの愛
つ棍棒

これで戦ってくれっ!
頼むから、棍棒で虐めて貰おう
とか考えないでね…
絶対にやるなよ!!(ダチョウクラブ風)

長文失礼いたしました
297: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 11:12:08 ID:zxSHPjxaLc
追いついたわ
4援だわ
298: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 14:18:00 ID:NRt0/ejoRw
魔王
つ 熱々たまご
つ 餅巾着

299: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 18:46:16 ID:HG1xNoz7UQ
毎日更新楽しむにしてるw
四円
300: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 21:38:50 ID:E4SxfhN7f.
>>283
ノートに書いて友達に見せます。
機械音痴なのでパソコンは触らせてはいけない子なので…
置き換えるのは○ックスをキスに置き換えます
301: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 22:07:41 ID:HT6QNuAFFw
キスはキスでほんわかしてて和むなw
ついでに支援
302: :2012/10/11(木) 23:02:44 ID:6xWpg1Pyas
うおぁ、たくさんの支援やレスをありがとうございます。

>>294
強敵を相手に修行編等を挟んで強くなる主人公はいるんでしょうけど。
自分から意図的に弱体化して挑む主人公っているんでしょうかね?
本当に奇怪な御方だと俺も思いますよ。

>>295
イチローさんは好きですけど、ムネリンとはベクトルが違いますよww
とにかくイチローさんはファンとして好きなので、割と真面目に誰か>>293これ書いてくれないかなあって願ってます。
これを書くのは画面の前のあなた達かもしれませんよ。チラッチラッ

>>296
呪いの兜について、普通に考えたらそうなんですけどね。
何故だか魔王は自分にかぶせてしまいました。どうなるんでしょうね、本当に。

魔王「この棍棒で女勇者ちゃんに叩かれたら……」ハァハァ
側近「いや、武器として異界王に使用しましょうよ」
1「テスト、頑張ってくださいね!」

>>297
追いつかれましたね。長い話をわざわざ読んでくれてありがとうございます。
書き溜めが徐々に徐々になくなってまして、正直焦ってる自分がいるんですけど。
なんとか……せめて本編完結までは毎日更新目指して頑張りたいです。
と言いつつ、実はもう更新しなかった日が一日あるんですけども。
303: 名無しさん@読者の声:2012/10/11(木) 23:03:10 ID:aIH0Hdym1Q
つまらぬものですが

つCCCCC
304: :2012/10/11(木) 23:04:37 ID:6xWpg1Pyas
>>298
魔王「めっちゃ湯気出てんじゃん!嫌だよ、こんなん食べたくないよー!」
側近「そうですか。女勇者に頼んで食べさせてもらおうと思ってたんですが、仕方ないですね」
魔王「女勇者ちゃんに食べさせてもらえる!?女勇者ちゃんに口内むちゃくちゃにしてもらえる!やっぱり食べる!」
側近「あれ、食べるんですか。それじゃ、はい」
魔王「いや、お前じゃなくて……あっつ!あっつつつぅ!!」

>>299
毎日読んでくれてありがとうございます。
毎日続ける理由が増えましたね。
日に日に書き溜めが減ってって不安に駆られる毎日ですが、せめて完結までは続けたいですね。
今回も小話書きたいって企んでますが、そっちはもうどうなるかわかんないです。

>>300
あー、そういう感じですか。
スレやSS板でそういう置き換えとかできるとこあったかいな?と思ってたので、疑問は晴れました。
そしてなおさらめんどくさいことさせちゃってごめんなさい。「ここはないわぁ……」って文とかありましたら、どうぞご自由に修正してください。

>>301
キスに置き換えるのも何かいいですよねww
ほんとなんか和みますね。あの二人のテンパり具合からして行為は絶対無理っぽいですから、まずはその辺ですよね。
彼女いない歴=年齢の俺からすれば、女子と普通に話せるのもすごいことですからね。たぶんほんとはまずその辺なんですよね。
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