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魔王「何でイチャイチャちゅっちゅできないんだよ!」
[8] -25 -50 

1:🎏 :2012/9/14(金) 23:05:11 ID:4.MWSg5KoU
書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10

基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984

注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。


25:🎏 狩魔豪「このスレはこれより10レスで終わるだろう!」:2012/9/16(日) 13:14:04 ID:4.MWSg5KoU
魔王「馬車なうっと」

側近「魔王様、ツイッターしてるんですか?」

魔王「いや、してないけど」

側近「じゃあ何をなうとか呟いてるんですか?」

魔王「何だよー、ツイッターじゃないと呟いちゃいけないのかよー」

側近「いや、誰もそうは言ってませんけど」

魔王「それにしても側近、馬車の運転うまいねー」

側近「やってみれば案外できるもんですね」

魔王「側近はいっそ馬車の運転手になればいいんじゃない?」

側近「馬車を操縦する者は御者って言うんですよ」

魔王「へえ。82へえくらいかな」

側近「80越えましたね。何か粗品くださいよ」

魔王「俺のサインあげよっか?」

側近「ゴミはいりませんよ。そろそろ森を抜けますよ」

魔王「ゴミ!?あ、うん、抜けちゃって!」
26:🎏 :2012/9/16(日) 13:15:04 ID:4.MWSg5KoU
魔王「……おおー!」

側近「おおー、森を抜けるとこんな景色になるんですね」

魔王「魔王城近辺のこの森は移動魔法で飛ばして行くからね、よくよく考えると風景とか見たことないよね」

側近「へー、こうして見るとこの辺の風景もいいですねー」

魔王「旅もいいもんでしょ?」

側近「悔しいですけど、認めざるを得ませんね」

魔王「気分も良くなったし、このまま旅を続けていこう!」

側近「そうですね。ところで、俺達はこれからどこに向かえばいいんですか?」

魔王「知らんよ」

側近「は?」

魔王「行くあてもなく流れるように各地を流離う!これもまた旅の醍醐味なり!」

魔王「……あれ?どうしたの側近?急に馬車止めて」

魔王「ちょっと、何でこっちに来るの……痛あっ!な、何で殴るの!?」

側近「何で目的地もないままに馬車走らせてるんですか!?」
27:🎏 :2012/9/16(日) 13:15:52 ID:4.MWSg5KoU
魔王「だってモテる方法探す旅に目的地もクソもないじゃない」

側近「いや、ある程度情報がありそうな場所とかに目星をつけとくべきじゃないんですか!?」

魔王「うるさい!今の俺は陽気な旅がらすなんだい!」

側近「……>>1が既に貼り付けミスしてグダグダになってるんですから、せめて俺達は計画的に行きましょうよ」

側近「とりあえず……まずは魔王城から近い集落で情報収集することにしましょう」

魔王「魔王城から近い集落って?」

側近「たとえば……魔力の森ですかね」

魔王「えー、また森に入るの?道ゴツゴツしててきついんだけど」

側近「魔力の森って、魔女達が住み着く森ですよ?」

魔王「ああ、そうだった!行こう!音速で向かおう!!」

側近「……女勇者に嫌われますよ?」

魔王「え!?な、なんで!?」

側近「少しは女心というやつを学ぶべきですね。行きますよ」

魔王「ちょっと!何で嫌われるの!?ねえ!」
28:🎏 :2012/9/16(日) 13:17:26 ID:4.MWSg5KoU
側近「馬車を走らせて幾分か時間が経ちまして」

側近「とうとう魔力の森に到着しました」

魔王「着いたねー!お馬さん、ご苦労様ー!」

側近「俺にも労いの言葉くださいよ」

魔王「走ったのはお馬さんだからね。しかしさすがは魔女の住む森!俺の可愛い娘センサーもすごい反応してるよ!」

側近「それって魔王様の勘なんですよね?」

魔王「でも当たる確率は高いのだ!その証拠に……ほら!」

魔女っ娘1「……あれ?魔王様と側近様ですか?」

魔女っ娘2「どうしたのですか?このような場所に来るなんて」

魔王「ほらー、可愛い女の子だ!わーい!」

側近「綺麗な女性に関する勘の鋭さは一級品ですよね……」

魔女っ娘1「私達、もう戦争派とかいう立場ではないですけど」

魔女っ娘2「死霊鉱山の騒動のようなことはもう企ててませんけど」

魔王「あ、いや、違うの!別に調査とかに来たわけじゃなくてね!」

魔王「えっと……側近、説明してあげて!」

側近「ええ〜……あの理由を俺から説明するんですか?」
29:🎏 :2012/9/16(日) 13:18:17 ID:4.MWSg5KoU
魔女っ娘1「……あはははは!モテる方法を探す旅ですか!」

魔女っ娘2「それでここに偶然立ち寄ったわけですね」

側近「魔王様、笑われたんですけど」

魔女っ娘1「あっ!す、すみません!魔王様の旅の理由を笑ってしまって……」

魔王「ううん、いいんだよ!笑顔もとっても可愛いね!」

魔女っ娘1「か、可愛いだなんて、そんな……///」

魔女っ娘2「魔王様は今のままで十分モテると思いますけどね」

魔王「ありがとう。お世辞でも嬉しいよ」

側近「さっさと終わらせて帰りたいからね。この魔力の森で多く情報を持ってる奴とか知らないか?」

魔女っ娘1「……モテる方法を知ってるかどうかはわかりませんけど」

魔女っ娘2「いろいろな知識を持ってる仲間はいますよ」
30:🎏 :2012/9/16(日) 13:19:16 ID:4.MWSg5KoU
魔王「心当たりあるんだね?よかったら教えてくれないかなあ?」

魔女っ娘1「はい。えっと、あそこに大きな木がありますよね」

魔王「うん」

魔女っ娘2「あの木の中に部屋を作成して住み着いてる魔女がいるんです」

魔女っ娘1「彼女は一年前の死霊鉱山の件で、連合軍の戦闘部隊の指示を担当した者なんです」

魔女っ娘2「そのため、魔界各地を回った経験がありまして、当時はいろんな情報を耳にしたそうです」

側近「なるほど、それなら情報を多く持ってる可能性はあるな」

魔王「モテる方法を知ってる可能性もあるよね!」

側近「いやあ、そもそもモテる方法の具体的な定義がよくわかりませんし……」

魔王「行ってみようよ!その女の子にも会ってみたいし!」

側近「そうですね、行きましょう。その女性が魔王様の納得のいく情報持ってたら旅も終わりますし」

魔王「あ……そっか」

側近「チャゲチャの打ち切り記録を越える可能性も出てきましたね」

魔王「やばいなあ……10レスくらいは持ちたいよなあ」
31:🎏 :2012/9/16(日) 13:20:20 ID:4.MWSg5KoU
魔王「彼女達の言ってた大木まで辿り着いたけど」

側近「本当に大きな木ですね。樹齢何年ぐらいなんでしょう?」

魔王「この木の中に部屋あるんだよね?どっから入るの、これ?」

側近「あ、ドア発見しました」

魔王「それだ!よし、ノックをトントンして……ごめんくださーい!!」

ウィッチ「はーい。どなたです……か……」

魔王「ああ!!ウィッチちゃん!」

ウィッチ「ひいいい!!ま、魔王!!……さま!」

側近「え?顔見知りですか?」

魔王「馬鹿野郎!一年前に出会ったウィッチちゃんだろ!覚えてないのか!?」

側近「え?俺も会ったことあるんですか?」

魔王「失望したよ……とりあえずこれの龍人の小話読みなさい。http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/888

側近「はあ、今から読みます」
32:🎏 :2012/9/16(日) 13:21:34 ID:4.MWSg5KoU
魔王「それにしても久し振りだね!元気にしてた?」

ウィッチ「ひいい!あの、私、反省したので!だからお仕置きは勘弁してください!」

魔王「いやいや!しないから安心して!むしろウィッチちゃんが俺にお仕置きしてほしいよ!」

ウィッチ「ほ、本当ですか?私、罰せられないんですか?」

魔王「罰したりなんかしないよ。ほら、怯えないで。綺麗な顔が台無しだよ?」

ウィッチ「わ、私の処罰が目的ではないのですか?では何故魔王様がここに?」

魔王「側近!説明してあげて!」

側近「今ちょっと読んでるとこなのでパスします」

魔王「おおう、俺から言い出したことだし怒れないや。仕方ない、俺から説明するね!」
33:🎏 :2012/9/16(日) 13:22:26 ID:4.MWSg5KoU
魔王「……ってわけなんだ」

ウィッチ「も、モテる方法……ですか?」

魔王「うん!」

ウィッチ「モテる方法って言ったって……それは個人的なテクニックとかでもいいんですか?」

魔王「うーん……できれば絶対的な方法がいいなー」

魔王「こう……これさえすれば女性の心を完全ゲット!みたいなね」

ウィッチ「それは女性の感性にもよりますから、絶対的な方法はないかと……」

魔王「そっかー。知らないんだね」

ウィッチ「いや、知らないというか、たぶんない……」

魔王「ごめんね、急に押しかけてきて。俺達は新たにモテる方法を探すとするよ」

ウィッチ「……はい。もうそれでいいです」
34:🎏 狩魔豪「うおおおおお!」:2012/9/16(日) 13:23:52 ID:4.MWSg5KoU
魔王「側近、読んだー?」

側近「今読んでるとこです」

魔王「遅いよー、もうちょっと速読してよー」

側近「いやーやっぱりハーピーは可愛いですね」

魔王「何で側近とハーピーちゃんの出会いの話読んでるの!?違う違うそっちじゃなくて!」

側近「冗談ですよ。この魔女はあの時の魔女だったんですね」

ウィッチ「魔王様、よく覚えてましたね……」

魔王「可愛い女の子を忘れるわけないじゃない!」

側近「で、魔王様の納得のいくモテる方法は知らなかったと」

魔王「側近、ウィッチちゃんを責めるような言い方はしないでくれ!」

側近「俺が批判したいのは魔王様の方なんですけどね」

ウィッチ「うーん……たぶん望みは薄いと思いますけど、一応ゴブリンやオークにも訊いてみましょうか?」

魔王「え?誰それ?」

ウィッチ「え……誰って、一年前の時の私の仲間ですよ」

魔王「え〜?覚えてないなー」

側近「魔王様、これ読みます?http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/888

魔王「ちょっと読もうかな……」
35:🎏 狩魔豪「10レス過ぎてしまった……」:2012/9/16(日) 13:25:14 ID:4.MWSg5KoU
側近「まったく、ウィッチ以外のことは忘れてるじゃねえかよ……」

ウィッチ「側近様は覚えてるのですか?」

側近「忘れてたけど、今さっき読んだからね。オーク達の住処ってどの辺なの?」

ウィッチ「この森から南東に進むと複数種の魔物の集落があります」

ウィッチ「そこにゴブリンもオークも住んでいます。一度訪ねてみては如何でしょう?」

側近「こっから南東っていうと……魔道湿原?」

ウィッチ「あ、はい!そこです。魔道湿原のことです」

側近「魔王様、次の目的地が決まりましたよ。行きましょう」

魔王「待って、今読んでるところだから……」

側近「あーもう、馬車に戻りますよ!どうせこれから会うんですから、その時に思い出すでしょう!」
36:🎏 :2012/9/16(日) 13:26:12 ID:4.MWSg5KoU
ウィッチ「え?馬車で旅してるのですか?」

側近「そうだよ。この馬鹿が馬車で旅したいとか言い出したから」

魔王「俺は陽気な旅がらすなんだよ!」

側近「陽気な馬鹿ですよ。女馬鹿、ゲーム馬鹿、純粋に馬鹿です」

魔王「流れるように悪口を言わないで!案外へこむんだから!」

ウィッチ「あの……馬車での移動なら、ここからだとだいぶ時間がかかります」

ウィッチ「今からだと到着は深夜になってしまいます」

ウィッチ「今日はもう移動せず、明日の早朝に出発した方がいいのでは?」

側近「ふーん……魔王様、どうします?」

魔王「明日の早朝に出発しよう」

側近「深夜の移動となると、さすがにきついですか」

魔王「いや、お馬さんがかわいそうじゃんか」

側近「あー、そっちですか。本当に甘いくらい優しい方ですよね」
37:🎏 今回はここまで:2012/9/16(日) 13:27:16 ID:4.MWSg5KoU
魔王「まあそういうことだから、ウィッチちゃん、宿の場所教えて!」

ウィッチ「魔女の集落に宿屋はありませんよ」

魔王「え?」

ウィッチ「元々自給自足の生活をしてる種族ですし、観光客がくるような場所でもないので」

魔王「うわあ……どうしよっか、側近?」

側近「野宿でしょう」

魔王「うそお……側近、何か、えっと……熊とか出たら助けてね?」

側近「いや、熊よりあなたの方が強いでしょうに」

ウィッチ「あの、よければうちに泊まりませんか?」

魔王「いやいやいや!嬉しい申し出ですけどちょっとちょっと!」

側近「俺ら一応男だからな。女性だらけのこの集落で、誰かの家に泊まるわけにはいかんよ」

ウィッチ「そ、そうですか……」
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