書きたいことが出来たので、以前書いてたSSの続きを書かせていただきます。
お手数おかけして申し訳ございませんが、知らない方は前作から読んだ方がいいと思います。
一応貼っておきます。前作→http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1316008982/1-10
基本長いので携帯だと読めなくなる可能性があります。また、支援返レスを飛ばして読みたい方もいらっしゃると思います。
それらに該当する方は、本編とわけてまとめたので、こちらから読んでみてください。→>>981-984
注意事項は以上です。何卒よろしくお願い致します。
220:🎏 1「こないだ支援に感謝するの忘れてました」:2012/10/5(金) 22:33:36 ID:6xWpg1Pyas
魔王「すぅ……すぅ……」zzz
側近「……」
女勇者「……魔王も側近も寝ちゃったか」
側近「……」オレハネテネーケドナ
「〜〜!!」「〜〜!!」
女勇者「……?何だか外が騒がしい?」
側近「何かあったみたいだな。様子を見てくるか?」
女勇者「うわ!?……側近、起きてたの?」
側近「騒がしいから今起きたんだよ」ッテコトニシトク
側近「ほら、魔王様も起きてください。早く起きないと死にますよ?」
魔王「……っ!」ジタバタ
女勇者「ちょっと、鼻も口も塞いじゃったら息出来ないじゃない!」
側近「うん」
女勇者「いや、うんって!?」
魔王「っ!っ!!」ジタバタ
221:🎏 1「209さん、210さん、支援ありがとうございました」:2012/10/5(金) 22:35:26 ID:6xWpg1Pyas
魔王「もー!なんか苦しいなーって思って起きたらこんな展開だよ!」
側近「おかげで起きれたでしょう?」
魔王「もう少しで二度と起きれなくなるとこだったよ!まったく……女勇者ちゃんがやってたらご褒美だったのに!」
女勇者「そんな危ないことを魔王にやるなんて、私には無理だよ!」
魔王「寝起きに女勇者ちゃんの優しさが沁み渡るでえ……」ポロポロ
魔王「ところで、何で俺起こされたの?見た感じまだ夜だけど」
側近「外の様子がおかしいんです。ちょっと調べに行きましょう」
魔王「はーい。わかったー」
222:🎏 1「遅くなってすみませんでした」:2012/10/5(金) 22:37:34 ID:6xWpg1Pyas
魔王「外に出たけど……本当に騒がしいね」
側近「そこのお前、何があったのか教えてくれ」
街人A「あ、側近様。魔王様も」
街人A「いや、なんか共存の街で何かが行われてるって話なんですよ」
街人A「何でも、こんな夜中だってのに、人と魔物がぞろぞろ集まって……」
街人A「おまけに魔道師さんも何やら魔法の準備をしてるみたいで……今度はあの街で一体何が始まるんでしょうね?」
側近「……っ!」
女勇者「これって……!」
側近「嫌な予感がする!魔王様、行きましょう!」
魔王「うん!」
女勇者「私、女戦士達を起こしてくる!」ダッ
側近「俺達は一足早く共存の街に行きますよ!」
魔王「おじいちゃん、どうか悪いことはしないで……!」
223:🎏 1:2012/10/5(金) 22:39:05 ID:6xWpg1Pyas
魔道師「はああああ……っ!!」
魔女っ娘3「見れば見るほど魔法陣とは思えない大きさね。よく作ったわね……」
魔女っ娘3「この大きさなら、私達全員に補助魔法がかかるわ」
魔女っ娘3「これで……ようやくこのふざけた世界に反逆できるのね」
魔女っ娘3「お母さん、お父さん、待っててね……もう少しで世界は在るべき姿に戻るわ」
魔女っ娘3「これで人間を敵として殺せる……お母さん達の仇が取れるよ」
魔女っ娘3「たとえ私が死ぬことになっても……刺し違えてでも人間は滅ぼしてみせる……」
魔道師「……魔法陣の発動準備が整った。覚悟はいいかの?」
魔女っ娘3「覚悟は出来てるわ。反逆の狼煙を上げましょう!」
224:🎏 1:2012/10/5(金) 22:40:34 ID:6xWpg1Pyas
女勇者「起きてー!皆起きてー!」ドアバーンッ
女魔法使い「っ!」ビクッ
女僧侶「きゃあ!な……何ですか、女勇者さん?起きるにはまだ早いのでは……」
女勇者「共存の街で怪しい動きがあったみたいなの!だから確認しに行かなくちゃ!」
女僧侶「っ!ついに動きが……わかりました。女魔法使いさん、女戦士さん、行きましょう!」
女戦士「んごー……」zzz
女勇者「もー!何でこいつはこう図太いの!?こうなったら!」
女戦士「……っ!」ジタバタ
女僧侶「女勇者さん、鼻も口も塞いじゃったら息出来ないですよ!」
女勇者「うん!」
女僧侶「いや、うんって!?」
女戦士「っ!っ!!」ジタバタ
225:🎏 1:2012/10/5(金) 22:42:35 ID:6xWpg1Pyas
側近「……何ですか、あれは?」
魔王「とんでもない魔力の塊が共存の街の上空に浮いてる……」
側近「あんな強大な魔力は見たことありませんよ……」
魔王「俺が死ぬ気で魔力出し尽くす時くらいありそうだよね……」
側近「死ぬ気になれば、あんな量の魔力出せるんですか!?」
魔王「たぶんね。死ぬのを躊躇わずに魔力出し尽くしたらあれくらいあると思う」
側近(……そりゃ強いわけだよ)
側近「しかし……魔王様に匹敵する魔力を持つ者が、この世界で他にいるとは思えません」
側近「あの強大な魔力は一体何なんでしょう?」
魔王「……とにかく行ってみよう!話はそれからだよ!」
743.01 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】