姫「ありえないわ。しかも私より可愛いし」
王子「ありがとうございます」
姫「褒めてないから。……あんたちゃんとキンタマついてんの?」
王子「は?」
姫「見せてみなさい」ガバッ
王子「ちょっ、やめ…!うわあああああああぁ」 >>0
77: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 20:23:37 ID:gctR7TVIS.
ちょwww
皆さんありがとうございますww
また少し書きためたら投下するのでよろしくです(^ω^)
78: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 02:24:49 ID:bHDcPRiTV6
コルネオwざまぁwwww
王子頑張れ(^Д^)
つCCC
79: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 04:35:59 ID:sBrVYo19lY
この時間に声出してワロタwww
つCCCC
80: ◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 19:59:28 ID:9UTIFscckY
「ぬぉうっ…!」
コルネオが股間を押さえ悶える。
コルネオ「お…おまえ…」
王子「……急所は痛いですよね。僕もついてるんでよくわかります」
コルネオ「男だったのか…!!」
王子「……僕は一言も自分が女だなんて言ってない」
コルネオの胸元を掴むと、強引にグイッと引きよせた。
王子「あなたの種々の横暴を、僕は許せません」
コルネオ「なにを…」
王子「今すぐ軟禁している女たちを解放し、町人への対応を改めると誓ってください」
81: ◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 20:01:10 ID:IFKL1janvs
コルネオ「ふ…ふふ、いきなり何を言うのかと思えば。横暴?何のことでしょう」
コルネオ「大体、剣を没収されて丸腰のあなたが、この私に何をできるというんです?」
そう言うと、コルネオは近くにあった赤いボタンを押した。
ジリリリリッ!!!!とけたたましい音が鳴る。
コルネオ「………警備団を呼びました。わかりますか?あなたは自分で自分を窮地へ追い込んだんですよ」
王子「警備団…」
コルネオ「黙って私に抱かれていれば良かったものを…。男どうしも、たまにはいいですし」ニヤリ
王子「僕にそういう趣味はない」
82: ◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 20:04:36 ID:hnAX7VEYf2
ダダダダダッ
廊下を人が走る音が聞こえてくる。
コルネオ「…さぁ、早くも警備団が来てくれたみたいです。私に逆らった罰は、きっちり受けてもらいますよ」
ガタンッ!
警A「コルネオ様!」
勢いよくドアが開き、十数人の男たちが飛び込んできた。
あっという間に王子の周囲を囲む。
警B「貴様、死にたくなかったらおとなしくしろ!」
王子「……」
コルネオ「皆さん、警戒することはありませんよ、こいつは何も武器を持っていませんから」
王子「……あれ、言いませんでしたっけ」
コルネオ「ん?」
ドゴォッ! 「ぐはっ…!?」
次の瞬間、一人の警備員が吹っ飛び、ベッドの脇に叩きつけられた。
王子「──僕、剣だけじゃなくて体術もやるんですよ」
ニッコリと笑って、小さく首をかしげた。
83: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 21:33:14 ID:Q8rdfabC4M
王子かっけええええええええ!!
男の娘とは思えんwww
84: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 22:16:16 ID:dz7ykgEFtY
ハヤテが脳内再生されたww
85: 名無しさん@読者の声:2011/10/14(金) 10:40:25 ID:55nOZpGR0o
しえんしえん(*゚∀゚*)
86: ◆qoozyz1NgY:2011/10/14(金) 21:45:17 ID:BBW4yqMudk
支援ありがとうございます!
ハヤテは盲点でした…w
87: ◆qoozyz1NgY:2011/10/14(金) 21:46:22 ID:cqzjf8u.V6
警A「貴様…!!」
王子「僕が用があるのはコルネオだけです。他の人たちはどいていてくれませんか」
コルネオ「…に…、人数は圧倒的にこちらが有利だ!体術など恐るるに値しません!」
コルネオ「あなたたち、何をボーッとしているのです!早くそいつを捕らえなさい!!」
警「はっ」
チャキッと音を立てて警備員たちが剣を構えた。
そのまま、ジリジリと王子との間合いを詰めていく。
王子「……」
王子の周囲が、十数本の剣で囲まれた。少しでも身動きすれば刺さりそうな距離である。
警C「……さぁ、勘念しろ!」
警D「お前の逃げる場所はない!」
88: ◆qoozyz1NgY:2011/10/14(金) 21:54:33 ID:B9LLUanOto
王子「……せっかく忠告したのに…聞いてくれないならもういいですよ」
警C「なんだと?」
王子「……あ」
警「?」
王子「…し、志村後ろ!後ろマジやばい!!やばいって!!」アタフタ
警「!?」バッ
王子「─まさかひっかかってくれるとは」
バシッ! 警「うぉっ…!?」
王子は一気に体勢を低くし、数人の警備員の足をなぎ払った。
ドテッと男たちが尻もちをつく。
警A「な…」
王子はそのまま両手を床につき、勢いよく身体を倒立させ、開脚して警備員の顔面を蹴り飛ばした。
89: ◆qoozyz1NgY:2011/10/14(金) 22:02:38 ID:vIGoGXjj4M
警C「がはっ」
警G「ぐあぁっ…」
攻撃をくらった男たちがよろめき、倒れていく。
警A「きっ…、貴様ぁー!!」
王子「!」
警備員Aが剣を振り上げて王子に襲いかかった。
剣が振り下ろされる瞬間──
王子が丁度薙ぎ倒した一人の警備員の首根っこを掴み、警備員Aに向かって放り投げた。
警A「──!? ぐぁっ…!」
体勢を崩し、投げられた警備員とともに壁に叩きつけられる。
警H「ちぇすとおーっ!!!!」
ドカッ! 「ぎぇっ」
再び正面から襲いかかってきた警備員のみぞおちを蹴りとばすと、その反動を利用してバク宙し、背後で剣を振り上げていた男の顔面を踏みつけた。
そのままクーラーに手をのばしてつかまり、下半身に勢いをつけて飛翔。男に体当たりして押し倒すと、その近くにいた警備員も脚技で薙ぎ倒した。
90: ◆qoozyz1NgY:2011/10/15(土) 08:27:56 ID:oAdVYPzaZE
───────
女3「──なんだか、やけに騒がしいわね」
女4「警備団まで出動してるみたいだけど…」
女3「えーっ、マジで?」
女1「こら、あなたたちお喋りしてないで仕事しなさい」
女4「でも、あんなにドタバタ音を立てられたら気になりますよぉ」
女1「……あちらはあちらに任せておけばいいんです」
女3・4「?」
ピンポーン
女1「あら」
ピンポーン
女1(お客さんかしら…)パタパタ
91: ◆qoozyz1NgY:2011/10/15(土) 08:42:57 ID:dLCU9OGsOM
ガチャ(玄関を開ける
女1「どちらさまで…」
姫「あ、こんばんは」
女1「こんばんは」
大臣「突然お邪魔して申し訳ない。私は城の大臣、この方は王女であられます」
女1「おっ、王女さまと大臣さま…!?」
大臣「実は、コルネオ様が隣国の王子を連れていってしまったとの報告を受けまして…」
姫「この屋敷にいるはずよ」
92: 名無しさん@読者の声:2011/10/15(土) 15:24:47 ID:iTvQgHEoL2
しえんしえん(*゚∀゚*)
93: ◆qoozyz1NgY:2011/10/16(日) 09:28:55 ID:HquBRzpqmg
>>92
支援ありがとうございます!
亀更新でホントすみません…orz
94: ◆qoozyz1NgY:2011/10/16(日) 09:36:36 ID:Dvtd8unda.
女1「コルネオ様が王子様を!?ま、まさか…」
姫「今すぐコルネオを呼んで。姫と大臣が来たって」
女1「そ、それが今は取り込み中でして」
大臣「取り込み中…?」
女1「は、はい…」
\ドターン バキッ ガシャーン/
姫「……あの音はなに?喧嘩でもしてるの?」
女1「それは…」
姫「……」ダッ
女1「あっ」
大臣「姫さま!?お待ちください、勝手に入っては…!」
95: ◆qoozyz1NgY:2011/10/16(日) 09:39:02 ID:jxhZHLJ7ek
──バタッ
最後の警備員が倒れた。
王子「……」
気絶して床に転がる男たち。 その中心に、軽く息を切らす王子が立っていた。
コルネオ「な…何だ、なんなんだこいつは…!」
王子「あなたが抱こうとした男ですよ」
くるりと振り返り、コルネオの方へ歩みよる。
コルネオ「よ…寄るな!お前、このコルネオ様に働いた無礼がただで済むと思うなよ!!お、王に言って、お前を監獄行きにしてやる…!!」
王子「お好きにどうぞ。でも、あなたが今まで隠ぺいしてきた悪事みたいなのも、明るみに出るんじゃないですか?」
コルネオ「…!」
バタンッ (ドアが開く
王子「!」
姫「───王子!!!」
96: ◆qoozyz1NgY:2011/10/16(日) 09:50:47 ID:B9LLUanOto
王子「ひ、姫?」
姫「……このバカ王子!!」
バチーンッ!! 王子「!?」
思いきり平手打ちをされる。
王子「い、いきなり何するんですかぁ〜」ヒリヒリ
姫「何でこういう勝手な行動するのよ!馬鹿じゃないの!?殺されたりしたらどうするの!?私はこの国の姫なんだから、私に任せて──って、あれ?」
姫「何この状況」キョトン
王子「あ、あはは〜」
姫「まさかこれ全部王子がやったの?」
王子「ち、違いますよ。……ス…スパイダーマンが現れて」
姫「はぁ?」
王子(…何言ってるんだろ僕)
コルネオ「お前は昼間の小娘…。なぜここにいるんです」
姫「王子を返してもらいに来ただけ。あと、お父様にあなたのことを告発させてもらうわ」
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