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姫「結婚相手が男の娘だなんて」
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1: ◆qoozyz1NgY:2011/10/7(金) 21:06:35 ID:qdMevyRfro

姫「ありえないわ。しかも私より可愛いし」

王子「ありがとうございます」

姫「褒めてないから。……あんたちゃんとキンタマついてんの?」

王子「は?」

姫「見せてみなさい」ガバッ

王子「ちょっ、やめ…!うわあああああああぁ」 >>0


63:
◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:18:46 ID:OErSI1ldIc

女1「でも、見た目で結婚相手を決めるってのはひどい話だわ」

王子「え…」

女1「そりゃあはじめは見た目がものを言いますけど、『結婚』の段階までくると、嫌でも性格とか内面を気にしますよ」


王子「じゃあ、コルネオ様は…」

女1「あら、勘違いしないでくださいね。コルネオ様は性格も良くありません」

女2「強欲で、自分勝手で、女好きなんだよねー」


王子「…それならどうして、コルネオ様と結婚したんですか?」

女1「あなたと同じ。みんな色々訳あって拾われたり、拉致されて強引に妻にされたんです」

王子「……!」
64:
◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:23:11 ID:OErSI1ldIc

女1「だから、私たちは誰一人としてコルネオ様を愛していません。私たちにそれなりの生活をさせてくれますが、コルネオ様は私たちを性欲処理機だと思っていますから」


王子「……もし、コルネオ様がいなくなったらどうしますか?」

女1「──帰ります。家族のもとへ」

女2「私は、帰るところがないなぁ」

女1「私が引き取ってあげるわ」

女2「ほんとー!?」

65:
◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:30:29 ID:AOaUwiaPg6

王子「……」

女1「さ、こんな話はもう終わりにしましょう。オージさん、コルネオ様の寝室へ案内します」

王子「……最後にもう一つだけ、お尋ねしたいことがあるんですが」

女1「はい。いいですよ」

王子「──性格とかは置いといて、外見が女の子みたいな男と結婚できますか?」

女1「………」



女1「それが私の愛した人なら」
66:
◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:20:00 ID:KSxQVUxEmU

───────

女1「ここがコルネオ様の寝室です」

コンコン

女1「コルネオ様、オージさんをお連れしました」

王子「……」

ガチャリ(ドアが開く

コルネオ「──おぉ、やっと来たかね。待ちくたびれましたよ」

女1「さ、オージさん。中に」

促されるままに、王子は部屋へと足を踏み入れる。

中は薄暗く、あまりはっきり見えない。

王子「……コルネオ様」

バタン、とドアが閉まった瞬間──突如腕をつかまれ、勢いよく引っ張られた。

王子「……っ!?」

コルネオ「……ふふっ」


声を上げる暇もなく、ベッドに押し倒された。
67: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:41:15 ID:A/m73bWzEU
ちょっぴり卑猥なのでご注意を
しばらくsageます
68: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:42:51 ID:A/m73bWzEU

コルネオ「……ふふ、本当に可愛い顔をしていますねェ。実にいい。そそられます」

毛むくじゃらの大きな手が、王子の髪から頬へ、撫でるように触れていく。

コルネオ「今夜はいっぱい可愛いがってあげますからねぇ…」

王子(顔近い…)


コルネオ「…そういえば、あなたは初めてですか?」ニヨニヨ

王子「…どういう意味でしょう」

コルネオ「ふふ。何も知らない処女ですか… 初めてなら、私が優しくしてあげますよ…」
69: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 17:15:12 ID:.YOolMoLDs
コルネオKIMEEEEEEEEEEEEEE!!!!
70: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 17:27:27 ID:WPw5dFjMQg

すると、コルネオは王子の胸に手を這わせながら、首もとへ顔をうずめてきた。

王子(ひいいいぃぃぃ)

チクチクとした髭の感触に、身体中が鳥肌になる。
──ぺろり、と生温かい舌の感触が首に当たった。
首筋を舐められている。

王子(……!!)

コルネオ「とってもおいしいですよオージちゃん…」

次に胸もとに這っていた手が、王子の肌を堪能するかのように蠢きながら、シャツの中に侵入してくる。

コルネオ「おっぱいはどうかな…?」

ガバッ

いっきにシャツを捲りあげられた。
71: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 17:41:28 ID:J4YZkVOK3.


コルネオ「……おや」

王子の平たい胸をさわさわと撫でる。

コルネオ「これは驚いた、あなたはスレンダーなのですね」

王子「は…はい」


コルネオ「ふふ…心配しなくていいですよ。私はおっぱいの大きさなんて気にしませんから…」

コルネオが自分の唇を王子の胸へ近づけていく。

王子(げ…!)

コルネオ「おっぱいはね、揉んだり舐めたり吸ったりすれば大きくなるんですよ…」

再び全身を鳥肌が駆けめぐった。
72: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 18:26:26 ID:B9LLUanOto

王子「こっ、コルネオ様…!」

コルネオ「ん?」

今にも王子の胸にしゃぶりつきそうなところを制止する。


王子「……コルネオ様………だめです…」

コルネオ「ふふ、照れてるんですか?本当に可愛いですねェ、何がだめなんですか」

王子「ち、違うんです… 」

コルネオ「違う?」

王子は顔を真っ赤に紅潮させた。

目をつぶって、意を決してセリフを吐く。



王子「コルネオ様… 私、あそこが疼くんです… おっぱいじゃなくて、あそこを、見てください……」
73: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 18:28:48 ID:dLCU9OGsOM


コルネオは薄汚い顔をニンマリと歪めた。

コルネオ「ずいぶん積極的ですねぇ…。いいでしょう、一足先にオージちゃんのあそこを堪能させてもらうとしましょう…」

王子「は…はい……」


王子は先ほど、女たちによってズボンの代わりにスカートを履かされていた。
コルネオの手が胸から下半身へと移動し、無遠慮にスカートの中をまさぐる。

そして、







コルネオ「────!?」


王子「……ばーか」

王子は思いきりコルネオの股間を蹴り上げた。
74: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 19:00:06 ID:oiC72V.arM
コルネオざまあwwwwwww
つC
75: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 19:39:09 ID:TmLelNOaS.
U^エ^Uざまあwww
つC
76: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 19:50:28 ID:yMDOTeggTE
コルネオm9(^Д^)プギャー
77:
◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 20:23:37 ID:gctR7TVIS.
ちょwww
皆さんありがとうございますww

また少し書きためたら投下するのでよろしくです(^ω^)
78: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 02:24:49 ID:bHDcPRiTV6
コルネオwざまぁwwww
王子頑張れ(^Д^)
つCCC

79: 名無しさん@読者の声:2011/10/13(木) 04:35:59 ID:sBrVYo19lY
この時間に声出してワロタwww
つCCCC
80:
◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 19:59:28 ID:9UTIFscckY

「ぬぉうっ…!」

コルネオが股間を押さえ悶える。

コルネオ「お…おまえ…」

王子「……急所は痛いですよね。僕もついてるんでよくわかります」

コルネオ「男だったのか…!!」

王子「……僕は一言も自分が女だなんて言ってない」

コルネオの胸元を掴むと、強引にグイッと引きよせた。

王子「あなたの種々の横暴を、僕は許せません」

コルネオ「なにを…」

王子「今すぐ軟禁している女たちを解放し、町人への対応を改めると誓ってください」
81:
◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 20:01:10 ID:IFKL1janvs

コルネオ「ふ…ふふ、いきなり何を言うのかと思えば。横暴?何のことでしょう」

コルネオ「大体、剣を没収されて丸腰のあなたが、この私に何をできるというんです?」


そう言うと、コルネオは近くにあった赤いボタンを押した。

ジリリリリッ!!!!とけたたましい音が鳴る。

コルネオ「………警備団を呼びました。わかりますか?あなたは自分で自分を窮地へ追い込んだんですよ」

王子「警備団…」

コルネオ「黙って私に抱かれていれば良かったものを…。男どうしも、たまにはいいですし」ニヤリ

王子「僕にそういう趣味はない」
82:
◆qoozyz1NgY:2011/10/13(木) 20:04:36 ID:hnAX7VEYf2

ダダダダダッ

廊下を人が走る音が聞こえてくる。

コルネオ「…さぁ、早くも警備団が来てくれたみたいです。私に逆らった罰は、きっちり受けてもらいますよ」

ガタンッ!

警A「コルネオ様!」

勢いよくドアが開き、十数人の男たちが飛び込んできた。

あっという間に王子の周囲を囲む。

警B「貴様、死にたくなかったらおとなしくしろ!」

王子「……」

コルネオ「皆さん、警戒することはありませんよ、こいつは何も武器を持っていませんから」


王子「……あれ、言いませんでしたっけ」

コルネオ「ん?」


ドゴォッ! 「ぐはっ…!?」

次の瞬間、一人の警備員が吹っ飛び、ベッドの脇に叩きつけられた。

王子「──僕、剣だけじゃなくて体術もやるんですよ」

ニッコリと笑って、小さく首をかしげた。
288.35 KBytes

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