姫「ありえないわ。しかも私より可愛いし」
王子「ありがとうございます」
姫「褒めてないから。……あんたちゃんとキンタマついてんの?」
王子「は?」
姫「見せてみなさい」ガバッ
王子「ちょっ、やめ…!うわあああああああぁ」 >>0
52: ◆qoozyz1NgY:2011/10/10(月) 19:26:27 ID:xNxxKHx.l2
- コルネオ邸 -
コルネオ「──これが私の屋敷です。立派でしょう?」
王子「はい」
コルネオ「そういえば、あなたのお名前は?」
王子「……おうじ、です」
コルネオ「オージですか。少し変わった名前ですねェ」
王子「……」
コルネオ「ま、今日からあなたは私のモノですから。自分の家だと思って頂いてかまいませんよ」
ギイィィィ...
53: ◆qoozyz1NgY:2011/10/10(月) 19:31:18 ID:qf6c.YL4uE
玄関を開けると、そこには十数人の女たちがズラリと並んでいた。
王子「…!?」
女1「─お帰りなさいませ、コルネオ様」ペコリ
女's「「「お帰りなさいませ!!」」」
コルネオ「ふふ、ただいま」
女1「……あら、そちらの方は?」
コルネオ「新しい妻ですよ。今日町で偶然手に入りましてね…。名前はオージです」
女1「左様でございますか。では、新しい部屋を用意致します」
コルネオ「明日でかまいませんよ。今夜は私の部屋で一緒に寝ますから」
女1「かしこまりました」ペコリ
54: ◆qoozyz1NgY:2011/10/10(月) 19:41:21 ID:C.YeTEqF1I
女1「……あら、コルネオ様。そのオージさんという方、腕にケガをしてらっしゃるようですけど」
コルネオ「ん?」
王子「……あ」
女1「とても痛そうですわ」
コルネオ「あぁ、さっき鞭で打たれたときの傷ですか」
女1「いけませんわ、せっかく綺麗な肌をしてらっしゃるのに」
女1「コルネオ様、まずはこの方の手当てをさせてください。その後にコルネオ様の部屋へ行かせますから」
コルネオ「ふふ、相変わらずあなたは気が回りますねぇ。傷など私が舐めてさしあげるのに」
王子(きも…)
55: ◆qoozyz1NgY:2011/10/10(月) 19:57:58 ID:BBW4yqMudk
- 城 -
─バタンッ!
姫「お父様!!」
大臣「ひ、姫?どうなさったのです、そんなに慌てて」
姫「大変なの、お父様はどこ!?」
大臣「王なら、護衛団と共に狩りにお出かけになっています」
姫「はぁ!?なんで狩りなんかに行ってんのよ!!」
大臣「姫と王子が親睦を深めている間暇だから、と…。最近キツネやタヌキの毛皮にハマっていらっしゃるようで」
姫「どうでもいいし!ていうかタイミング悪すぎ!」
大臣「何かあったのですか?」
56: 名無しさん@読者の声:2011/10/10(月) 20:16:18 ID:pAvdrFDKwc
っCCCCC
57: 名無しさん@読者の声:2011/10/10(月) 21:58:26 ID:.YOolMoLDs
ふむ…狩りということは、
王は今、飛び道具を
持っているということか…
58: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 09:05:10 ID:7eieR24plI
>>56
支援もらえると書く気力が湧いてきますね!^^
>>57
まさかのwww
なるほど、使えるかも←
59: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 09:09:16 ID:7eieR24plI
─────
大臣「──なるほど、コルネオ様が…」
姫「お父様が帰ってくるのなんて待ってられないわ、兵を貸して!」
大臣「なっ、まさかコルネオ様の家に攻め入るおつもりですか!?」
姫「違うわ、連れてくだけよ。私だけじゃ絶対取り合ってくれないもの」
大臣「落ち着いてください、コルネオ様は王のご友人です。脅すような手荒な真似はできません」
姫「じゃあどうしろっていうの!」
大臣「そんなに警戒する必要はありません。私が直々にコルネオ様に王子を返していただくようお願いすれば済む話です」
60: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 11:19:04 ID:cTECjkj2mA
大臣「それに、もともとの原因は姫さまたちが公務を妨害されたことにあるのでしょう。非はこちらにあります」
姫「はぁ!?大臣までそんなこと言うの!?」
大臣「まぁ、それに関してはまた王とコルネオ様で話し合って頂けば良い話ですから。とりあえず今は、王子に何かあってはいけませんからね。ひとまず私と姫でコルネオ邸へ行きましょう」
姫「うぅ……なんか釈然としないけどわかったわ」
61: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:12:45 ID:x7UqZMWZxI
─────
女1「──はい、手当てができましたよ」
王子「ありがとうございます」
女2「女の子は肌大事にしなきゃだめだぞー」
王子「はは…」
王子「ところで、あなた方はどういった…」
女1「あぁ、私たちは皆コルネオ様の妻ですよ」
王子「つ、妻…!?」
女2「あなたは14人目だよー」
62: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:16:28 ID:8CvlVX4ZxU
王子「一夫多妻ですか…」
女1「今どき流行りませんよねぇ」
王子「………あの、女の人って、見た目で結婚相手を決めてるんじゃないんですか…?」
女2「?」
女1「ふふ、おかしなことを尋ねるんですね。あなたも女なのに」
王子「あっ、いや!ふ、深い意味はないんです。ただ、やっぱり背が高くてイケメンで、男らしい人が好きなのかなって…」
女2「コルネオ様ははっきり言ってデブで不細工だよねー」ケラケラ
63: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:18:46 ID:OErSI1ldIc
女1「でも、見た目で結婚相手を決めるってのはひどい話だわ」
王子「え…」
女1「そりゃあはじめは見た目がものを言いますけど、『結婚』の段階までくると、嫌でも性格とか内面を気にしますよ」
王子「じゃあ、コルネオ様は…」
女1「あら、勘違いしないでくださいね。コルネオ様は性格も良くありません」
女2「強欲で、自分勝手で、女好きなんだよねー」
王子「…それならどうして、コルネオ様と結婚したんですか?」
女1「あなたと同じ。みんな色々訳あって拾われたり、拉致されて強引に妻にされたんです」
王子「……!」
64: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:23:11 ID:OErSI1ldIc
女1「だから、私たちは誰一人としてコルネオ様を愛していません。私たちにそれなりの生活をさせてくれますが、コルネオ様は私たちを性欲処理機だと思っていますから」
王子「……もし、コルネオ様がいなくなったらどうしますか?」
女1「──帰ります。家族のもとへ」
女2「私は、帰るところがないなぁ」
女1「私が引き取ってあげるわ」
女2「ほんとー!?」
65: ◆qoozyz1NgY:2011/10/11(火) 20:30:29 ID:AOaUwiaPg6
王子「……」
女1「さ、こんな話はもう終わりにしましょう。オージさん、コルネオ様の寝室へ案内します」
王子「……最後にもう一つだけ、お尋ねしたいことがあるんですが」
女1「はい。いいですよ」
王子「──性格とかは置いといて、外見が女の子みたいな男と結婚できますか?」
女1「………」
女1「それが私の愛した人なら」
66: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:20:00 ID:KSxQVUxEmU
───────
女1「ここがコルネオ様の寝室です」
コンコン
女1「コルネオ様、オージさんをお連れしました」
王子「……」
ガチャリ(ドアが開く
コルネオ「──おぉ、やっと来たかね。待ちくたびれましたよ」
女1「さ、オージさん。中に」
促されるままに、王子は部屋へと足を踏み入れる。
中は薄暗く、あまりはっきり見えない。
王子「……コルネオ様」
バタン、とドアが閉まった瞬間──突如腕をつかまれ、勢いよく引っ張られた。
王子「……っ!?」
コルネオ「……ふふっ」
声を上げる暇もなく、ベッドに押し倒された。
67: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:41:15 ID:A/m73bWzEU
ちょっぴり卑猥なのでご注意を
しばらくsageます
68: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 16:42:51 ID:A/m73bWzEU
コルネオ「……ふふ、本当に可愛い顔をしていますねェ。実にいい。そそられます」
毛むくじゃらの大きな手が、王子の髪から頬へ、撫でるように触れていく。
コルネオ「今夜はいっぱい可愛いがってあげますからねぇ…」
王子(顔近い…)
コルネオ「…そういえば、あなたは初めてですか?」ニヨニヨ
王子「…どういう意味でしょう」
コルネオ「ふふ。何も知らない処女ですか… 初めてなら、私が優しくしてあげますよ…」
69: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 17:15:12 ID:.YOolMoLDs
コルネオKIMEEEEEEEEEEEEEE!!!!
70: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 17:27:27 ID:WPw5dFjMQg
すると、コルネオは王子の胸に手を這わせながら、首もとへ顔をうずめてきた。
王子(ひいいいぃぃぃ)
チクチクとした髭の感触に、身体中が鳥肌になる。
──ぺろり、と生温かい舌の感触が首に当たった。
首筋を舐められている。
王子(……!!)
コルネオ「とってもおいしいですよオージちゃん…」
次に胸もとに這っていた手が、王子の肌を堪能するかのように蠢きながら、シャツの中に侵入してくる。
コルネオ「おっぱいはどうかな…?」
ガバッ
いっきにシャツを捲りあげられた。
71: ◆qoozyz1NgY:2011/10/12(水) 17:41:28 ID:J4YZkVOK3.
コルネオ「……おや」
王子の平たい胸をさわさわと撫でる。
コルネオ「これは驚いた、あなたはスレンダーなのですね」
王子「は…はい」
コルネオ「ふふ…心配しなくていいですよ。私はおっぱいの大きさなんて気にしませんから…」
コルネオが自分の唇を王子の胸へ近づけていく。
王子(げ…!)
コルネオ「おっぱいはね、揉んだり舐めたり吸ったりすれば大きくなるんですよ…」
再び全身を鳥肌が駆けめぐった。
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