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魔者「仕方ないからお前と結婚してやるよ」
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1: 少女:2011/9/15(木) 19:33:16 ID:VDKZMqcALE
***

壱国城、謁見の間

***

壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」

魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」

壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」

魔者「……おそれいります」


866: 少女:2012/3/31(土) 23:12:32 ID:Y038A0Kxjs
>>863-865
今日はここまでに。
遅くなった上にちょこっとでごめんなさい…orz

実は少しお話があります…。

明日から学校が始まるのですが、
この春からアルバイトも始めたいと考えておりまして、
正直慣れるまでに時間がかかると思われます。

…様子を見つつになりますが、
もしかすると更新が不定期になるかもしれません。

大学生活というものがどういうものかまだわからないため、
なんとも言えないのですが…。

もし実際にそうなった場合が申し訳ないので、
先に一応お知らせしておきます。

今日もありがとうございました。
また明日よろしくお願いします!
867: 名無しさん@読者の声:2012/3/31(土) 23:21:10 ID:sy4TdTqfb6
ゆっくりでいいですよー

つCCCCCCC
868: 名無しさん@読者の声:2012/3/31(土) 23:24:48 ID:qMisZYQcHE
1のペースで良いさ!
っCCCCC
869: 少女:2012/4/1(日) 21:44:31 ID:qu9Hb.cXIk
>>867
優しいお言葉ありがたいです(⊃Д`)
今までも十分すぎるほどゆっくりだったので、なおさら申し訳ないのですが…

>>868
ありがとうございます!
今後の見通しがつき次第、また連絡させていただきますね

それでは今から投下します!
870: 少女:2012/4/1(日) 21:48:54 ID:ppNg7NEquc
村娘「……じゃあ、壱国も弐国も、厳しくないってことか……?」

側近「壱国と申しますより、弐国への入国に、厳しい規制がかからないのでございます」

壱姫「というかね、基本的に四大国の領土に入るのは簡単なんだよ」

魔者「そんなんでもいいのか?」

壱姫「領土が大きすぎて隅々まで把握できないんだって、無人地帯だってあるしね」

魔者「あー……そういうとこに俺が住み着いてたわけね……」
871: 少女:2012/4/1(日) 21:49:33 ID:qu9Hb.cXIk
側近「しかし、首都にはそうそう入ることはできません」

魔者「まあそりゃそうだろうな」

村娘「…………」ム

魔者「思いだし怒るなって……」

壱姫「弐国の面白いところはね、首都も解放してるところなんだよ」

魔者「ふーん?」

壱姫「……よくわかってなさそうだね」
872: 少女:2012/4/1(日) 21:49:56 ID:qu9Hb.cXIk
壱姫「いいかい? 普通首都ってのは出入りが制限されてるわけだ」

魔者「うん」

壱姫「でも、それでさえ人が集まってくるわけだろ?」

魔者「ふーん?」

側近「仕事が多いですから、収入が地方よりも多くなるため、人が集まってくるのです」

村娘「……ほう……」フムフム
873: 少女:2012/4/1(日) 21:50:31 ID:ppNg7NEquc
壱姫「で、弐国はその首都を解放してるわけだ。 出入りを自由にしてるってことだよ」

魔者「そりゃ……もっと人が集まるんじゃないか?」

壱姫「そゆこと」

村娘「…………?」

壱姫「裕福な人間も貧しい人間もごった返してる、すると商売の幅も広がる」

側近「弐国が最大の商業国と言っても過言ではないほどに成長した大きな要因でしょう」
874: 少女:2012/4/1(日) 21:57:34 ID:ppNg7NEquc
>>870-873
今日はここまでに!

それからまたもやランキングに入れたようで、
皆様には本当に感謝しています(*´ω`)
8位だそうです!

皆様の支援や投票が、このSSだけでなく私の生活全体の励みとなっています
いつも本当にありがとうございますm(__)m

これからもどうかよろしくお願いします!
875: 少女:2012/4/3(火) 07:39:20 ID:aIfcTDVcic
すみません
昨夜は寝てしまったようです(;´;ω;`)

本当に申し訳ないのですが、学校がありますので昨夜の投下分は今夜にまわしたいと思いますoyz
本当にすみませんごめんなさい
876: 名無しさん@読者の声:2012/4/3(火) 17:18:16 ID:Chwu08M8rs
雨やばい支援
877: 少女:2012/4/3(火) 21:33:58 ID:t48jc3UmG.
>>876
雨大丈夫ですか?
洪水にならないといいですが(´・ω・`)
支援ありがとうございます!

今から投下しますね!
878: 少女:2012/4/3(火) 21:38:02 ID:t48jc3UmG.
村娘「……へー……」

魔者「それで、それがどう面白いんだよ」

壱姫「普通と違ってて面白いじゃないか」

魔者「うーん……そうか?」

側近「実際に行ってみればお分かりになりますよ、多種多様に混在し、競い合って高められた文化は目を見張るものがございます」

魔者「ふーん」

壱姫「いや、……まあいいか」
879: 少女:2012/4/3(火) 21:39:04 ID:H3fq3065b2
***

弐国外れの平原

***

壱姫「……さて、ようやく平らな場所に出たみたいだね」

村娘「…………」キョロキョロ

側近「どうかなさいましたか?」

村娘「……弐国は……?」

壱姫「? ここが弐国だよ?」
880: 少女:2012/4/3(火) 21:41:09 ID:t48jc3UmG.
魔者「だって何もないぞ?」キョロキョロ

壱姫「は?」

側近「首都はまだ先でございますよ」

村娘「……あ、そうか……」

壱姫「?」

魔者「てっきり森を抜けたら首都かと……」ガックリ
881: 少女:2012/4/3(火) 21:42:13 ID:t48jc3UmG.
壱姫「ここから首都まで、また数日かかるよ」

魔者「そんなにか……」

側近「本日はもう遅くなりましたし、近隣の村の宿に宿泊いたしましょう」

魔者「このあたりに村なんかあるのか」

村娘「……見当たらないぞ……」

側近「今はあちらに見えます森に隠れておりますから」

壱姫「よく知ってるね」
882: 少女:2012/4/3(火) 21:43:55 ID:t48jc3UmG.
***

弐国、森のそばの集落

***

壱姫「本当に小さな村だね」

魔者「そうか? こんなもんだろ」

壱姫「……君の基準じゃそうかもね」

魔者「なにがだよ」

壱姫「この村、君と村娘ちゃんと山賊みんなを合わせたぐらいしか住んでなさそうだし」
883: 少女:2012/4/3(火) 21:45:43 ID:t48jc3UmG.
壱姫「本当に宿なんてあるの?」

側近「……正直に申し上げますと、何分遠い昔訪れたきりですので今も運営しているかどうかはわかりかねます」

壱姫「……そっか、まあ仕方ないね」

側近「申し訳ございません」

壱姫「気にしない気にしない」

魔者「で、どこにあるんだ?」

側近「ご案内致します」
884: 少女:2012/4/3(火) 21:52:29 ID:t48jc3UmG.
>>878-883それでは今日はここまでに!
場所が切り替わる際に『弐国』と書くのがとても新鮮ですw

それではまた明日よろしくお願いしますoyz
885: 少女:2012/4/4(水) 19:30:43 ID:UKr5fwkiG6
すみません、ちょっとドタバタするので明日までお休みします(´・ω・`)
ごめんなさいm(__)m
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