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魔者「仕方ないからお前と結婚してやるよ」
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1: 少女:2011/9/15(木) 19:33:16 ID:VDKZMqcALE
***

壱国城、謁見の間

***

壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」

魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」

壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」

魔者「……おそれいります」


859: 少女:2012/3/30(金) 22:17:35 ID:Y038A0Kxjs
魔者「あー、結局秘密もなにもかも意味なかったし、……アレだし、行かない方が良かった気がする……」

村娘「……まあ久々に会えたし、……アレだけど……」

壱姫「ん?」

魔者「あ?」

壱姫「秘密って?」

魔者「あー、昨日ここに来る前話したろ? 女頭たちのこと、『秘密』だって」

壱姫「なんだ……それだけなの……。 てっきりラブい事情があるのかと……」
860: 少女:2012/3/30(金) 22:25:54 ID:RXvz35mO86
>>848-856
>>858-859(下山中)
今日はここまでに!
長いオマケですみません…w

それと、ランキングを見たのですが…五位…!!?

きっとガタ落ちなんだろうなと思っておりましたので、今度こそ変な声を出してしまいました。

ありがとうございます!
今後も頑張りますのでどうかお付き合いください(*´ω`)
861: 少女:2012/3/31(土) 21:34:44 ID:lhVHwnq4ok
すみません!
用事ができてしまったので投下の時間が遅くなります。
(場合によっては明日になるかも…)
申し訳ありませんm(__)m
862: 少女:2012/3/31(土) 23:01:58 ID:Y038A0Kxjs
遅くなりましたー
今から投下します!
863: 少女:2012/3/31(土) 23:02:46 ID:RXvz35mO86
***

壱国外れの山奥

***

魔者「さて、弐国に行くんだっけ」

壱姫「うん」

村娘「……どんな国……?」

魔者「たしか前に、商業が発展した国だとか言ってなかったか?」

壱姫「ああ、よく覚えてたね」
864: 少女:2012/3/31(土) 23:03:06 ID:RXvz35mO86
側近「はい、気候は壱国に比べ温暖で、様々な人々が集まります」

壱姫「壱国から肆国までを繋ぐ鉄道会社の親元があるのも弐国だね」

魔者「ふーん、なんかすげえなあ」

壱姫「もうそろそろ弐国の領土に入るよ」

村娘「……もう……?」

側近「この山が丁度国境となっておりますので」
865: 少女:2012/3/31(土) 23:03:44 ID:Y038A0Kxjs
壱姫「そろそろ国境を越えたんじゃないかな」

魔者「へえ、もうここは弐国なわけか……不思議な感覚だ」

壱姫「弐国との国境には何もないからね」

村娘「……何かあるところもあるのか……?」

側近「参国と肆国の間などにはありますよ」

壱姫「肆国なんかはチェックが厳しいからねー」
866: 少女:2012/3/31(土) 23:12:32 ID:Y038A0Kxjs
>>863-865
今日はここまでに。
遅くなった上にちょこっとでごめんなさい…orz

実は少しお話があります…。

明日から学校が始まるのですが、
この春からアルバイトも始めたいと考えておりまして、
正直慣れるまでに時間がかかると思われます。

…様子を見つつになりますが、
もしかすると更新が不定期になるかもしれません。

大学生活というものがどういうものかまだわからないため、
なんとも言えないのですが…。

もし実際にそうなった場合が申し訳ないので、
先に一応お知らせしておきます。

今日もありがとうございました。
また明日よろしくお願いします!
867: 名無しさん@読者の声:2012/3/31(土) 23:21:10 ID:sy4TdTqfb6
ゆっくりでいいですよー

つCCCCCCC
868: 名無しさん@読者の声:2012/3/31(土) 23:24:48 ID:qMisZYQcHE
1のペースで良いさ!
っCCCCC
869: 少女:2012/4/1(日) 21:44:31 ID:qu9Hb.cXIk
>>867
優しいお言葉ありがたいです(⊃Д`)
今までも十分すぎるほどゆっくりだったので、なおさら申し訳ないのですが…

>>868
ありがとうございます!
今後の見通しがつき次第、また連絡させていただきますね

それでは今から投下します!
870: 少女:2012/4/1(日) 21:48:54 ID:ppNg7NEquc
村娘「……じゃあ、壱国も弐国も、厳しくないってことか……?」

側近「壱国と申しますより、弐国への入国に、厳しい規制がかからないのでございます」

壱姫「というかね、基本的に四大国の領土に入るのは簡単なんだよ」

魔者「そんなんでもいいのか?」

壱姫「領土が大きすぎて隅々まで把握できないんだって、無人地帯だってあるしね」

魔者「あー……そういうとこに俺が住み着いてたわけね……」
871: 少女:2012/4/1(日) 21:49:33 ID:qu9Hb.cXIk
側近「しかし、首都にはそうそう入ることはできません」

魔者「まあそりゃそうだろうな」

村娘「…………」ム

魔者「思いだし怒るなって……」

壱姫「弐国の面白いところはね、首都も解放してるところなんだよ」

魔者「ふーん?」

壱姫「……よくわかってなさそうだね」
872: 少女:2012/4/1(日) 21:49:56 ID:qu9Hb.cXIk
壱姫「いいかい? 普通首都ってのは出入りが制限されてるわけだ」

魔者「うん」

壱姫「でも、それでさえ人が集まってくるわけだろ?」

魔者「ふーん?」

側近「仕事が多いですから、収入が地方よりも多くなるため、人が集まってくるのです」

村娘「……ほう……」フムフム
873: 少女:2012/4/1(日) 21:50:31 ID:ppNg7NEquc
壱姫「で、弐国はその首都を解放してるわけだ。 出入りを自由にしてるってことだよ」

魔者「そりゃ……もっと人が集まるんじゃないか?」

壱姫「そゆこと」

村娘「…………?」

壱姫「裕福な人間も貧しい人間もごった返してる、すると商売の幅も広がる」

側近「弐国が最大の商業国と言っても過言ではないほどに成長した大きな要因でしょう」
874: 少女:2012/4/1(日) 21:57:34 ID:ppNg7NEquc
>>870-873
今日はここまでに!

それからまたもやランキングに入れたようで、
皆様には本当に感謝しています(*´ω`)
8位だそうです!

皆様の支援や投票が、このSSだけでなく私の生活全体の励みとなっています
いつも本当にありがとうございますm(__)m

これからもどうかよろしくお願いします!
875: 少女:2012/4/3(火) 07:39:20 ID:aIfcTDVcic
すみません
昨夜は寝てしまったようです(;´;ω;`)

本当に申し訳ないのですが、学校がありますので昨夜の投下分は今夜にまわしたいと思いますoyz
本当にすみませんごめんなさい
876: 名無しさん@読者の声:2012/4/3(火) 17:18:16 ID:Chwu08M8rs
雨やばい支援
877: 少女:2012/4/3(火) 21:33:58 ID:t48jc3UmG.
>>876
雨大丈夫ですか?
洪水にならないといいですが(´・ω・`)
支援ありがとうございます!

今から投下しますね!
878: 少女:2012/4/3(火) 21:38:02 ID:t48jc3UmG.
村娘「……へー……」

魔者「それで、それがどう面白いんだよ」

壱姫「普通と違ってて面白いじゃないか」

魔者「うーん……そうか?」

側近「実際に行ってみればお分かりになりますよ、多種多様に混在し、競い合って高められた文化は目を見張るものがございます」

魔者「ふーん」

壱姫「いや、……まあいいか」
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