初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
217: 1:2011/10/2(日) 23:18:58 ID:bEpZo/Xb/k
王「魔王は女勇者によって討ち滅ぼされ、魔物は無力化した!」
王「あとは残った魔物を討伐すれば、魔物の脅威はなくなる!」
王「我々人間は、長かった魔物との戦いに勝ったのだ!」
「わー!」「王様万歳!」「女勇者様万歳!」
「女勇者様万歳!」「女勇者様は俺の嫁!」「うっ!……ふぅ」
戦士「勇者、王様の発表聞いたか?」
勇者「聞いたよ。聞いてなくても街中大騒ぎでいやでも気付くよ」
僧侶「やってくれたな、女勇者達。俺達もできなかった魔王討伐を果たすなんてな」
魔法使い「これで平和な世界がやってくるんだな」
戦士「そうだな。でもその前に……」
戦士「あれ?こいつら誰よ?ってなってる連中!俺らだよ!>>22-33に出てた最初の勇者一行だよ!」
勇者「……天井の角に向かって何言ってるんだ?」
戦士「いや、言っとかないと忘れられてる気がして」
勇者「誰に何を忘れられるって言うんだ……」
218: 1:2011/10/2(日) 23:27:15 ID:bEpZo/Xb/k
僧侶「……結局力が戻ることはなかったな」
魔法使い「くっそー。あいつ結局騙してやがったんだぜ」
戦士「でもまあ平和な世に武力なんて必要ねえだろ」
魔法使い「そっか……まあそれもそうだな」
戦士「……で、何で勇者は暗い面してんだよ?」
勇者「……」
戦士「……勇者?」
勇者(女勇者の実力は認めるが、それでもあの魔王に勝てるとは思えない)
勇者(それに、未だにあの魔王が邪悪な者とは思えない自分がいる)
勇者(本当にあの魔王は死んだのか?……それに嫌な予感がする)
勇者(何か……取り返しのつかない悪い何かが起こるような……)
戦士「……勇者!!!!」
勇者「うわあ!?み、耳元で怒鳴るな!ウボォーギンか、お前は!?」
戦士「じゃあお前は豪猪だなww……いつまでもボーっとしてるからだろ」
勇者「あ、ああ……悪い」
219: 1:2011/10/2(日) 23:35:25 ID:bEpZo/Xb/k
戦士「何か心配してるみたいだけど……大丈夫だって!王様が言うには魔王が死んだことで魔物は無力化したんだし」
戦士「仮に無力化が間違った情報で、残った魔物が報復行動に出たって、一番強い魔王は死んでるんだ」
戦士「どちらにせよ人間界の平和は約束されたようなもんだよ。俺らは平和の中で生きればいいんだよ」
勇者「……そっか。そうだよな」
戦士「そういうことだ!じゃあ俺らも外出して騒ぎに参加しようぜ!」
僧侶「え……俺、騒がしいの嫌だから家でゆっくりしたいんだが」
戦士「祭りに参加しないのは許さねえぜ!ほら、歴史が動いた日を俺らも謳歌すんだよ!」
魔法使い「やれやれ……今日この街は眠らないだろうな」
勇者「……」
勇者(……近々城に行って確認してみるか。それで全てがはっきりする)
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