初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
194: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 22:24:31 ID:8SLt8VcSPk
とりあえず
側近の存在を思い出してあげればいいと思うよ(´;ω;`)ブワッ
195: 1:2011/9/29(木) 22:27:14 ID:8OHTIHnybw
兵士(……とうとう俺だけで監視する時が来たのか)
兵士(女勇者様なら魔王が脱獄図っても止められるんだろうけど、俺は……)
兵士(いや、大丈夫だって。この地下牢は女戦士様の力でも破壊できない強固な物で、更に呪いの兜まで装着してる)
兵士(脱獄できるわけがねえよ。俺は強気でいって大丈夫なんだ。うん!)
兵士(……着いちゃった。強気で大丈夫……強気で大丈夫……)
兵士「いいざまだなあ、魔王!」
魔王「おう、女勇者ちゃんといられて最高だよ」
兵士「本来なら死刑となる貴様を生かしたんだ。女勇者様に感謝するんだな!」
魔王「お前に言われるまでもなく感謝しとるわ、アホ」
196: 1:2011/9/29(木) 22:35:55 ID:8OHTIHnybw
兵士(……あれ?なんかさっきと雰囲気ちがくね?)
魔王「……」
兵士「……」
魔王「……ああっ!」
兵士「!?」ビクッ
魔王「そうだ!お前にだけは正直に喋っとこう!」
兵士「は?」
魔王「いやあ、悪役演じるのも疲れてたし、騙し続けるのも罪悪感がやばくてさ。息抜きしたかったんよー」
兵士「な、何を言ってるのだ、お前は!?」
魔王「いやな、俺実はそんな悪い魔王じゃないんだって」
兵士「何を馬鹿な!そんな嘘に騙されて牢屋から出すとでも思ったか!?」
魔王「ぷるぷる、ぼくわるいまおうじゃないよ」
兵士「それが通じるのはスライムだけだ!」
魔王「……ちぇ」
197: 1:2011/9/29(木) 22:43:45 ID:8OHTIHnybw
兵士「女勇者様に生かしてもらってる身でありながら反省の色無しとは!」
魔王(どうしたら悪い魔王じゃないって信じてもらえるかなあ)
兵士「どうしようもないクズだな、貴様は!」
魔王(……悪事をできる実力はあるのにそうしないってわかったら少しは信じてもらえるかなあ?)
兵士「貴様のようなクズに生きる資格などない!存在を恥じろ、ゴミが!」
魔王(じゃあその路線で攻めてみよう)テツゴウシガシッ
兵士「聞いているのか、ゴミ!?」
魔王「えい」テツゴウシグニャーン
兵士「ゴミ……え?」
魔王「やっほー♪」ロウヤダッシュツ
兵士「」
魔王「俺さ、こんな感じで、やろうと思えば脱獄も簡単にできるんだよ」
兵士「……って感じで大臣が魔王様の悪口言ってましたよ」
魔王「お前も愉快な性格してんなあwww」
198: 1:2011/9/29(木) 22:54:30 ID:8OHTIHnybw
兵士「ひいい!命だけはぁ!誰か、誰か男の人呼んでぇー!」
魔王「あー待って待って!命を奪うつもりもないし、脱獄するつもりもないよ!」テクテク
兵士「え?あれ?なんで牢屋に戻って……?」
魔王「鉄格子、元に戻るかなあ?」テツゴウシグイーン
兵士「……」
魔王「ほっ……戻ったね。ほら、俺悪い魔王じゃないから、脱獄できるのにしなかったよ。女勇者ちゃんや皆が困ることはしないからね!」
兵士「……その兜を被っておきながら、どうしてそんな……」
魔王「あーこれ?女勇者ちゃんからのプレゼントだから外したくはないけど、けっこう力を制限してくれるよね」
兵士「外したくないっていうか……呪いで被った者と神経をリンクする兜だから外せないだろ?」
魔王「いや、外そうと思えば外せるよ。……ん、いたた!いたたたたた!!」グググ
兵士「ば、馬鹿!やめろ!無理に外そうとしたら死ぬぞ!」
魔王「いたたたたたああぁぁー!」スポーンッ
兵士「」
魔王「いった〜……かったけど、外せたよ。側近の攻撃魔法のが痛いからね、これぐらいは慣れてるよ」
兵士「……魔王強すぎワロタwww」
199: 1:2011/9/29(木) 22:58:16 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>192
女勇者に捕まってから、魔王が活き活きとしてますよねww
女の子が大好きで、その女の子と一緒にいられる機会をやっと手に入れて嬉しいのはわかりますが……
この辺まで来ちゃうとちょっと異常というか何というか。側近にいじめられてた頃が少し懐かしいですよね。
>>194
大丈夫です、俺も魔王も忘れてませんから!
とりあえず明確な時期は言えませんけど(適当にやってる部分があるから)
予定として再登場はある感じですから。このまま終わりまで姿見せないってことはないんで、その辺は安心しといてください。
200: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 23:45:22 ID:sGskfbDDd6
今頃側近は何してるんだろうか…C
201: 名無しさん@読者の声:2011/9/30(金) 02:09:45 ID:pwI8Vt2V2g
魔王、男相手だと性格変わるなwwwCCCCC
202: 名無しさん@読者の声:2011/9/30(金) 05:28:37 ID:ghDOkYSyQ2
側近は多分魔物を全部集めて人間界を攻める会議中だなwwwwwww
(ρ_-)ノCCCC
203: CCCCCCCCCC:2011/9/30(金) 23:28:35 ID:FKOF385I2I
兵士wwwww
そこかわれ
204: 名無しさん@読者の声:2011/10/1(土) 20:46:56 ID:ZUPIg.siV.
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
205: 1:2011/10/1(土) 21:51:31 ID:bEpZo/Xb/k
>>200
近いうちに側近サイドを書こうと計画中ですので、現段階であまり詳しいことは言えないのですが。
とりあえず一言で言ってしまうと、側近は今困ってます。それだけは間違いないです。
>>201
魔王様は女の子が大好きな御方ですからね。
大好きな女の子が相手なら魔王はどんなことでもできる方です。でも、相手が男だとそうはいかないんです。
基本的に優しいっていうのはどちらとも変わりない感じですが。
>>202
200さんの返事にも書きましたが、側近サイドを近いうちに書こうと思ってます。
果たして側近は魔物を集めているのか……正解かどうかは、ぜひその時に確認ください。
>>203
勇者一行が恐ろしい魔王を捕らえたかと思ったら、牢屋に入れると言い出して。
怖い怖いと思いながら嫌々監視に向かったところ、鉄格子を力でグニャーンってされて。
力量差を思い知らされた上、魔王は自分をいつでも襲える立場にあるとわかったわけですからね。
……たぶん現段階では兵士も切実に場所交換を望んでると思いますよwww
>>204
溢れんばかりのCをありがとうございます。
Cパワーを用いて、フルスロットル状態で突っ走る勢いで書いていこうと思います。
206: 1:2011/10/1(土) 21:52:34 ID:bEpZo/Xb/k
あと、他のスレで自分に対するレスを見つけたわけなんですけど。
・なんか俺が書くとそのスレの空気が変わる気がする
・他のスレで自分のことばっか書くのもなんだかなあ
っていう理由で、それらの返事をあえてここで書こうと思います。たぶんレスくれた方には「ああ、あれに対する返事か」とわかってもらえると思います。
別のスレの書きこみの返事を自分のスレでやっちゃうという非常識、これをなんとか許していただけると幸いです。あ、もちろん批判OKです。
>>タマタマさん
>>159>>167さんだったんですね。トマトアドベンチャー借りてみたかったですww
このSSの進行について、不安になってたところ、前向きに言っていただいて嬉しく思いました。ありがとうございます。
ナゾノクサについてですが、ライバルの方も好きですけど、男の方も好きだったりします。
あれです、男の方のナゾノクサは素敵なお姉さんだと思うのです。口調的に。
>>先生SS@作者さん
自分としても兵士が思わぬキャラ立ちの感じがしておどろいてます。脇役のつもりでしたが、ちょっと活躍部分も増えるかも。
好きにして大丈夫、とのことなので、これからも自由奔放に好き勝手書かせていただこうと思います。
注意してることですが、ぶっちゃけあんまりないですね。
ただ、初めてSS書いて思ったのは、本当にキャラが勝手に動くねと。
キャラが勝手に動く、みたいなレスをSS書くまではあんまり信じてなかったんですが、いざ書いてみるとマジじゃねーかと。
そんなわけで、魔王や側近が自ら選んだ道に対して、あんまり邪魔しないように気を付けてます。
207: 1:2011/10/1(土) 22:02:47 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「テラツヨスww人生オワタwww」
魔王「だから悪いことはしないって……」スチャッ
兵士「兜、また被るのかよ!?」
魔王「女勇者ちゃんのプレゼントやで?被らんわけにはいかんやろ」
兵士「……え?悪役ってどういうこと?じゃあ戦争は何で起こっ……え?お前は何で捕まって……脱獄……はあ?」
魔王「いい具合に混乱してんなあwww」
兵士「どういうことだよ!?説明してくれよ!」
魔王「説明すると長くなるから読んできてよ>>2-184」
兵士「oh、メタ発言ktkr……」
208: 1:2011/10/1(土) 22:10:20 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「……読んだ?」
兵士「読んだ読んだ。これ書いてる奴、痛い奴だなー」
魔王「気にしてるんだからそこはそっとしてあげて!」
兵士「だから学生時代にいじめられるんだよww」
魔王「やめたげてよぉ!」
兵士「……で、お前のことなんだけど、これマジ?」
魔王「マジマジ、大マジよ。俺、そんな悪い魔王じゃなかったでしょ?」
兵士「マジかよ……だったら悪役演じてねえで、さっさと暴露しろよ」
魔王「何でさね?」
兵士「何でって……女勇者様は魔王を改心させるためにこんなことしてんだぞ。お前悪い奴じゃないんなら、こんなことする必要ねえじゃねえかよ」
209: 1:2011/10/1(土) 22:21:47 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「……女勇者ちゃんが俺を改心させたいのは、それが魔界と人間界の和解に繋がると信じてるからでしょ?」
兵士「ああ、そんなこと言ってたな」
魔王「だけどことはそう簡単じゃない。魔王を言いくるめったって、魔界全体が魔王と同じ方を向くとは限らないんだ」
兵士「え……」
魔王「今は俺が魔王をやらせてもらってるけどさ、魔物っていろいろいるからね。俺が魔王をやることを不服に感じてる奴は多いと思うよ」
魔王「おたくらの勇者システムと違って、魔王は強い奴がなるって感じの単純なシステムなんだよね」
魔王「そんなシステムだからさ、歴代の魔王達は皆強くて。ほとんどがその強さを使って人間を苦しめた」
魔王「実際、魔界にはまだ、人間は虐げるべき存在って思ってる奴も多いよ」
魔王「俺も魔界と人間界が手を取り合える世を作りたくてさ、必死に修行して魔王になったけど……現実は厳しいよ」
210: 1:2011/10/1(土) 22:30:58 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「俺が悪い奴でも良い奴でも、魔界と人間界の関係は簡単には良くならないから。だったら俺は幸せを満喫したいってことだよ」
兵士「……ひとつ訊いていいか?」
魔王「いいよー。何?」
兵士「普通の魔物と違って、お前が人間界と手を取り合おうとしているのは何故だ?」
魔王「ゲーム、人間が作ったやつのが面白い」
兵士「そんな理由!?」
魔王「あと女の子、人間界のが可愛い娘が多い」
兵士「煩悩にまみれてやがる!」
魔王「その二つが理由の9割占めてるかなー」
兵士「ほぼ独占状態じゃねえかよ!」
魔王「……残りの1割はね、良い奴悪い奴に種族の壁なんてないって思うからだよ」
兵士「種族の壁……」
魔王「人間にも魔物にも良い奴悪い奴っているから。種族の壁を越えて良い奴が集まって、良い世界を作れていけたらどんなに素敵だろうってね」
兵士「魔王……」
兵士「……良いこと言ってるけど、それ、理由の1割なんだろ?」
魔王「だってゲームと女の子が好きなんだもんwww」
211: 1:2011/10/1(土) 22:44:21 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「……まあいいや。お前が良い奴だってことはわかったよ」
魔王「おお!わかってくれるんだね、ありがとう!」
兵士「女勇者様方にいじめられたい気持ち、男としてわからんこともないしな。魔界と人間界の関係に影響しないんなら、お前の芝居に付き合ってやるよ」
魔王「心の友よ!」
兵士「出会って間もないのに心の友になっちゃったよwww」
魔王「いや、でもお前とは仲良くなれそうだよ。……お前、ドラクエ派?FF派?」
兵士「もちドラクエ派」
魔王「心の友よ!」
兵士「wwww……ところでブラザー」
魔王「なんだよ?兄弟」
兵士「お前が捕まって、世間的には死んだことになって」
魔王「うん」
兵士「それで新しい魔王が誕生したらまずくない?魔物って戦争派のが多いんだろ?」
魔王「ああ、それは大丈夫だよ。側近がいるから」
212: 1:2011/10/1(土) 22:52:40 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「側近?」
魔王「俺の部下でね。俺の部下でね」
兵士「何で2回言うんだよww」
魔王「大事なことだからだよ!いい加減上下関係をはっきりさせないとね」
兵士「で、何でそいつが魔王になったら大丈夫なんだよ?」
魔王「側近はね、俺を見かける度に暴言を吐いてね」
魔王「俺の料理にこっそりタバスコかけまくってたり」
魔王「俺のセーブデータで勝手に進めて勝手にセーブしたり」
魔王「若気の至りで制作した俺の中二的な黒歴史漫画をネットに流出させたり」
魔王「回復魔法で治せるからって折れるまで関節技かけたりする酷い奴だけど」
魔王「本当はとっても良い奴なんだ。側近が魔王になったら、きっと平和な世界を目指してくれるよ!」
兵士「……1mmも信用できねえんだけど」
213: 1:2011/10/1(土) 23:04:58 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「大丈夫だって!側近本当に良い奴なんだから」
兵士「骨折られといてそんなこと言えるってマジ尊敬するわ」
魔王「俺が女勇者ちゃん達にわざとやられたのも側近がいたからだよ。他の奴が魔王になるんなら俺だって我慢して女勇者ちゃん達を退けてたよ」
兵士「全幅の信頼を寄せてんだな、そいつに」
魔王「とにかく、側近が魔王になれば、俺の時みたいに平和な世界を目指すよ。人間の戦死者だって絶対に出さないから!」
兵士「……まあマイブラザーの言うことだからな。信じてやらないわけにはいかんだろ」
魔王「心の友よ!」
兵士「お前それ好きだなww」
魔王「とにかく平和の世作りは側近に任して俺らは親睦トークに勤しもうぜ!兵士は女勇者ちゃん達の中でだれが好き?」
兵士「いいのかなあ、こんなことで……女魔法使い様は俺の嫁」
魔王「なるほど、いいセンスだ!」
兵士「そういう魔王は誰なんだよ?」
魔王「皆綺麗だけどね……やっぱり女勇者ちゃんかなー」
兵士「なるほどねー。それじゃ、〜〜」
魔王「それで、〜〜」
打ち解けた魔王と兵士のどうでもいいトークはしばらく続くのであった。
547.89 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】