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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
[8] -25 -50 

1:🎏 :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


2:🎏 :2011/9/14(水) 23:06:13 ID:8OHTIHnybw
魔王「とりあえず勇者来たから倒したけどさー」

側近「おめでとうございます、魔王様」

魔王「ああ、うん、ありがとう。まあそれはいいとして」

側近「はい」

魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」

側近「……はい?」

魔王「これ勇者SSだろ!普通魔王か勇者のどちらかが女の子だろうが!」

側近「いや、知りませんよ……」
3:🎏 :2011/9/14(水) 23:10:52 ID:8OHTIHnybw
魔王「それか両方女の子の百合展開とか!」

側近「……」

魔王「仮に魔王も勇者も男だったとして!」

側近「仮にっていうか、それが現実ですけども」

魔王「勇者のパーティに一人くらいいるだろ!女僧侶とかさー!」

側近「勇者の一味は全員が男性でしたね」

魔王「それか魔王の側近が女の子ってパターンだろ!何でお前男なんだよ!」

側近「性別を怒られたって、どうすりゃいいんですか……」
4:🎏 :2011/9/14(水) 23:16:11 ID:8OHTIHnybw
魔王「もー、なんで野郎しか来てねえんだよ!」

側近「女性と比べて男性の方が戦闘には向いてるからでしょうね」

魔王「誰がマジレスしろっつったよ!」

側近「すみません……」

魔王「ああもう!女の子が一人も出てこない勇者SSとか許されるのかよ!」

側近「許す許さないの話なんですか?」

魔王「……腐女子か?」

側近「は?」

魔王「腐女子をターゲットとしたSSなのか、これは!?」

側近「いや、ターゲットがどうとかは知りませんけど……」
5:🎏 :2011/9/14(水) 23:22:41 ID:8OHTIHnybw
魔王「確かに近年の腐女子パワーはすごい。味方につければ強力かもしれん」

側近(なんか語り始めた……)

魔王「このSSの書き手がそこにすがって人気を得たい気持ちはわからんこともない。だがな!」

側近「はい……」

魔王「これの登場人物はもちろん、書き手も男なんだよ!女の子が登場しなかったら、俺らは皆辛いんだよ!」

側近「城に女性がいなくても我慢してくださいよ……プライベートで満喫すればいいじゃないですか」

魔王「プライベートで仲良くできる女の子なんていねえよ!俺にも書き手にも!」

側近「わー、負け組ですね……」
6:🎏 :2011/9/14(水) 23:29:10 ID:8OHTIHnybw
側近「仮にも魔界の王なのに何で負け犬街道まっしぐらなんですか?」

魔王「うるせえな!お前だって彼女いないだろ!」

側近「いますよ」

魔王「……は?」

側近「ハーピー族の娘なんですけど、すっげえ可愛いんですよ」

魔王「……」

側近「ちょっと……睨まないでくださいよ。ポケモンのファイヤーじゃないんですから」

魔王「ちくしょう、こんな悲しみが許されていいのかよ……」

側近「俺はあなたに仕えることになった悲しみをどうにかしたいですよ……」
7:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/14(水) 23:32:08 ID:9IE8RmUIDY
おもしろい
支援
8:🎏 :2011/9/14(水) 23:41:19 ID:8OHTIHnybw
魔王「ちくしょう、勇者一行が女の子であることだけを希望に魔王やってきたのに……」

側近「そんな理由で魔王に就いたんですか!?」

魔王「Sっ気のある女勇者ちゃんにボコボコにされて土下座させられて座られたかったのに……」

側近(うわあ……)

魔王「女戦士ちゃんには切り刻まれた後に傷口を踏みにじってほしかったし」

魔王「女武闘家ちゃんには三角絞めで絞め落としてほしかったし」

魔王「そしてボロボロになったところで優しい女僧侶ちゃんに回復魔法かけてもらいたかったのに!」

魔王「実際の勇者パーティ野郎だけとか……こんなのってないよぉ……」ポロポロ

側近「いや、今一番泣きたいの俺ですからね?」
9:🎏 :2011/9/14(水) 23:48:57 ID:8OHTIHnybw
側近「……魔王様」

魔王「なんだよ?深爪でもしたのか?」

側近「そうだとしても魔王様に報告はしませんよ。そうじゃなくてですね」

魔王「うん」

側近「先ほど倒されました勇者達は生きているのですか?」

魔王「うん、生きてるよ。医務室に運んでおいたしね……何でそんなこと訊くんよ?」

側近「魔王様は女性の勇者が来ることを所望してますよね?」

魔王「さっきからそう言ってるじゃん。なに?聞いてなかったの?」

側近「……今の勇者一行を殺せば、人間達は新たな勇者一行を用意するでしょう」

魔王「……え?」

側近「そうすれば女性の勇者が現れる可能性も……」
10:🎏 :2011/9/14(水) 23:55:54 ID:8OHTIHnybw
魔王「馬鹿野郎!」

側近「うわ!?……え?なんで俺怒られたんですか?」

魔王「お前今勇者を殺せばいいって言ったろ!」

側近「言いましたよ」

魔王「そんなことしたら……勇者がかわいそうだろ!」

側近「……はあ?」

魔王「俺さ、こないだ階段をリズミカルに下りてたら踏み外してな。一番下まで転げ落ちたんだよ」

側近「はあ、災難でしたね」

魔王「それがすっげえ痛くてさあ。俺泣いちゃったもん」

側近「……その話がどうかしたんですか?」

魔王「殺すってことは、これよりもっと痛くて辛いことなんだぞ!そんなの人にしちゃいけないだろ!」
11:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:00:28 ID:ZC1d5RtXdU
つ支援
12:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:02:38 ID:21BIM9cdS2
魔王www

CCC
13:🎏 :2011/9/15(木) 00:04:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「お前だってそんなことされたら嫌だろ!?」

側近「まあ嫌ですけど……」

魔王「自分がやられて嫌なことは人と魔物にしちゃいけないんだぞ!」

側近「勇者は我々魔物の敵なんですよ?」

魔王「敵だって俺らと同じく生きてるだろ!」

側近「甘いですねえ……ビックルくらい甘くて優しい方ですよ、あなたは」

魔王「何だよ?反抗するのか、この野郎」

側近「いいえ。あなたとの戦力差くらいは俺も理解してますから」

魔王「え、いや、暴力で解決したりはしないよ?嘘じゃないよ?」
14:🎏 :2011/9/15(木) 00:12:35 ID:8OHTIHnybw
側近「……話を元に戻しますが、現存の勇者を生かすのであれば、女性の勇者は諦めるしかないですね」

魔王「え〜、それはそれで嫌だよ」

側近「も〜、じゃあどうするって言うんですか?」

魔王「……あ、いいこと思いついた!」

側近「気のせいですよ」

魔王「なんでだよ!?ちゃんと閃いたよ!」

側近「魔王様が良い作戦なんて考えつくわけがないですから(笑)」

魔王「くそー、(笑)なんかつけやがってー。……とりあえず勇者のとこ行こうよ」

側近「わかりました」
15:🎏 :2011/9/15(木) 00:16:12 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。

>>7>>11>>12
ご支援いただきありがとうございます!
初めて支援していただき、嬉しさのあまり心臓が痛くなりました。
たぶんデスノートに名前書かれるとこんな感じになるんだろうなあって思いました。
今後も死なないよう気をつけながら頑張りますので、よろしくおねがいします!
16:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:32:16 ID:CKfXFt8lHg
いいぞ>>1

もっとやれw
(゜∀゜)つC
17:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 12:27:32 ID:ntXw1aDj9A
あ、もう書き始めてあったww
おにゃのこ……(´;ω;`)


っ支援
18:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 13:35:18 ID:pCnLYaFCAU
支援ww支援ww

19:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 16:40:33 ID:b1fAzRGPyY
死燕
20:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 19:08:03 ID:RfI9.LIjJk
(`・ω・)つC
21:🎏 :2011/9/15(木) 22:31:30 ID:8OHTIHnybw
>>16-20
支援ありがとうございます!
昨日に続いてたくさんの書き込みをいただき、もう本当に感無量です。
みんなの支援で書き手のやる気がポポポポ〜ンってなりましたので、
勢いそのままに更新を頑張りたいと思います!
22:🎏 :2011/9/15(木) 22:37:50 ID:8OHTIHnybw
勇者「……うん?ここはどこだ?」

戦士「俺達は確か魔王に挑んで……」

僧侶「そうだ。負けてしまったんだった」

魔法使い「デコピンの風圧でな」

戦士「あー、壁に叩きつけられてなあ」

勇者「悪夢だよな……」

戦士「魔王強すぎだろ。俺達の今までの努力は何だったんだろう……」

側近「目が覚めましたか」

勇者「っ!お前は魔王の傍にいた……!」

魔王「俺もいるよー」

僧侶「魔王!」
23:🎏 :2011/9/15(木) 22:44:14 ID:8OHTIHnybw
勇者「ここはどこだ!?俺達をどうするつもりだ!?」

側近「あなたは御自分の立場を理解してないようですね」シャキンッ

魔王「やめろよー!剣を首筋に添えたら危ないだろ!」

側近「いや、そりゃそうですけども」

魔王「いいからその物騒なの仕舞えって!」

側近「魔王様はどちらの味方なんですか……」スチャッ

魔王「悪いね、勇者。こいつ、こんなだけど本当は良いやつなんだよ。ホントだよ?」

勇者「……」
24:🎏 :2011/9/15(木) 22:51:11 ID:8OHTIHnybw
勇者「そろそろこちらの質問に答えてもらえないか?」

魔王「ああ、めんごめんご。勇者達さ、俺と戦ったら気絶しちゃったから医務室に運んだんだよ」

魔法使い「医務室?」

魔王「治療しておいたんだよ。皆けっこうひどい怪我してたから」

僧侶「治療だと?」

魔法使い「敵を治療するとは……魔王、貴様何を企んでいる?」

魔王「いや、企むも何も怪我してたからさ。勇者達だって痛いの嫌でしょ?」

勇者「……はあ?」

側近「こういう奴なんですよ、うちの大将は」

魔王「とにかく俺から襲ったりはしないから、今くらいは仲良くしようぜ!」

勇者(何なんだ、こいつ?)
25:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 22:57:23 ID:cqmj3kLBho
面白い!CCCC
26:🎏 :2011/9/15(木) 23:03:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「……あ、ごめん。やっぱりちょっと企んでることあるわ」

戦士「え?」

魔王「悪いけど今から皆の力を封印するよ」

僧侶「封印?」

側近「魔界の上級魔法に、敵の戦闘能力を封じる魔法があるんです。まあ使えるのは魔王様くらいのものですが」

勇者「その状態で一方的に殺すつもりか。やはり魔王は魔王だったんだな」

魔王「やるかよ、そんな恐ろしいこと!」

魔法使い「じゃあどういうつもりなんだよ?」

魔王「その状態でさ、おたくらの王様のいる街まで帰ってよ」

勇者「……はあ!?どういうことだよ!?」
27:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:11:01 ID:xmSldgrdsw
レベル1でラスボスから帰るって相当厳しい気がする・・・・CCC
28:🎏 :2011/9/15(木) 23:11:09 ID:8OHTIHnybw
魔王「えーっとね、力を封印しちゃったら皆は勇者的な仕事ができなくなるでしょ?」

勇者「まあそうだけど……」

魔王「そしたら王様は困るでしょ?」

戦士「俺達が戦えなくなったら、魔物との戦争にも敗北するだろうしな」

魔王「俺、そんなことする気ないのになあ……」

側近「先代の魔王様はやる気満々でしたよ」

魔王「……話戻すけど、勇者が戦えなくなったと知ったら、王様は早急に新しい勇者を用意すると思うんだ」

僧侶「そんなことしたって魔王の敵が増えるだけじゃないか」

魔王「馬鹿野郎!俺は女勇者ちゃんにボコボコにしてもらえればそれでいいんだよ!」

側近「すいませんね。魔王様って規格外の馬鹿なんですよ」
29:🎏 :2011/9/15(木) 23:19:17 ID:8OHTIHnybw
勇者「新たな勇者に会いたいなら、俺達を殺せばいいだけじゃないか」

魔王「だーかーらー!そんなことしたら痛いし怖いだろ!勇者達がかわいそうだろ!」

勇者「かわいそうって……」

魔王「まあそういうことだから王様にそう報告してほしいんだ。もちろん街まで送るし、女勇者ちゃんに会えたら力も返すよ。ダメ?」

勇者「……」

魔王「頼むよ!この通りだ!」ドゲザ

側近「安い土下座ですが了承していただけますか?」

魔王「安くないよ!魔界の王、決死の大土下座だよ!」

勇者「……わかった。俺達はお前に敗北した身だ。断る権限もないだろう」

魔王「いいんだね!?ありがとう勇者ー!」
30:🎏 :2011/9/15(木) 23:26:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「着いたよー」

勇者「すごい移動魔法だな。一瞬で着いてしまった……」

側近「魔王様は馬鹿ですけど力だけは本物ですからね」

僧侶「力……俺達の力も本当に封じ込めてしまったしな」

戦士「使い慣れたはずの剣がすごく重い。けっこうショックだな……」

魔王「ごめんなあ、本当に最終的にはちゃんと返すからね」

魔法使い「まあ命があるだけでも儲けもんさ。気にしないでくれ」

魔王「ありがとう。じゃあ勇者、例の作戦よろしく頼むね」

勇者「……わかった」
31:🎏 :2011/9/15(木) 23:32:14 ID:8OHTIHnybw
王「な、なんと!力を封じられた!?」

勇者「魔王との死闘の末、奴の特殊な魔法にかかってしまい……」

戦士「命からがら退却したのでございます」

僧侶「魔王討伐の任務を果たせもせず、おめおめと戻ってしまい、申し訳ございません」

魔法使い「いかなる刑罰も受ける所存でございます」

王「いや、いいのじゃ。よくぞ生きて帰ってくれた」

勇者「ありがとうございます」

王「しかし、その魔法はどうにかならんのか?このままでは勇者達はもちろん、人間界の危機じゃ……」
32:🎏 :2011/9/15(木) 23:40:40 ID:8OHTIHnybw
勇者「様々な方法を試みましたが、結果はどれも芳しくないものでした」

王「そうか……それはまずいのう」

大臣「王様、今魔物に攻め込まれれば敗北は免れません。ここは早急に新たな勇者を募るべきかと」

王「そうじゃな。至急、勇者の素質がある者を探すのじゃ!」

部下「はは!」

王「……すまんのう、勇者。使い捨てるような真似をしてしまって」

勇者「いえ、王様の判断は正しいです。任務より命をとった我々をお許しくださり感謝したいくらいです」

王「今まで御苦労であった。魔法がいつ解けるかはわからぬが……それまではゆっくり休んでくれ」
33:🎏 :2011/9/15(木) 23:45:53 ID:8OHTIHnybw
僧侶「……これでよかったんだよな?」

勇者「ああ。これで魔王との約束は果たした」

戦士「俺達にできることはもうなくなった。後は新しい勇者に託そうぜ」

勇者「……」

魔法使い「勇者?」

勇者「……ああ、悪い悪い。俺達は少しの間だけでも一般人に戻るとしよう」

戦士「そうだな」

勇者(あの魔王から邪悪な気配は感じられなかった……あの魔王を倒すことは本当に正しいんだろうか?)
34:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:49:59 ID:/dnrTm0hRM
C
先が気になる
35:🎏 :2011/9/15(木) 23:56:17 ID:8OHTIHnybw
魔王「うふふ〜wwうふふふ〜www」ニヤニヤ

側近「何をニヤニヤしてるんですか。気持ち悪いですよ」

魔王「気持ち悪いとか言うなよ!さわやかスマイルだろ!」

側近「で、何で不快な笑みを浮かべてるんですか?」

魔王「毒舌だなあ……次に来るのが女勇者ちゃんになって嬉しいんだよ!」

側近「ああ、勇者に託した魔王様のへぼ作戦ですか」

魔王「へぼ作戦ってなんだよ!なんでそんなに俺を貶めるの!?」

側近「いやあ、俺の地位もそんなに高くないですから。見下せる相手はとことん見下しておこうと思いまして」

魔王「いや、上だから!俺、お前より地位上だから!」
36:🎏 :2011/9/16(金) 00:01:20 ID:8OHTIHnybw
側近「とりあえず次に来るのが女性の勇者とは限りませんよ」

魔王「え?いや、あそこまで言ったんだから女の子用意してくれるでしょ?」

側近「勇者となる人間は意図的に決めるのではないと聞いたことありますけど」

魔王「え?」

側近「とある検査法があるそうで、それで素質ありと認定された者が勇者になれるそうですよ」

魔王「そうなの!?……え?じゃあ次来る勇者が女の子じゃない可能性もあるの?」

側近「あるでしょうね、普通に」

魔王「はあ!?聞いてねえし、そんなの!」

側近「そりゃ誰も言ってませんからね」
37:🎏 :2011/9/16(金) 00:09:27 ID:8OHTIHnybw
魔王「くっそー!俺様の完璧な作戦にそんな落とし穴があったなんてー!」

側近「へぼ作戦(笑)」

魔王「黙らっしゃい!(笑)をつけるんじゃねーよ!」

側近「で、魔王様はどうするんですか?」

魔王「祈る!神様に、女勇者ちゃんが来るようにお願いする!」

側近「神に祈る魔王って……」

魔王「神様、一生のお願いです!どうか次の勇者を可愛い女の子にしてください!」

側近「魔王様の一生のお願いって、先月だけでも十回くらい聞いた気がするんですけど」

魔王「神様は優しいから何回でも聞いてくれるもん!」

側近「もんって……」
38:🎏 :2011/9/16(金) 00:14:33 ID:8OHTIHnybw
魔王「お願い完了!これで次の勇者は超絶美少女だ!やったね!」

側近「そんなことで本当に願いが叶うんですか?」

魔王「あ、お前、神様ディスってんだろ?あ〜あ、知らねえよ、天罰下っても?」

側近「はいはい、勝手にどうぞ」

魔王「俺が先に死んだら言ってやるからな。地獄に落としてもらうからな!」

側近「あなたに仕える今がもう地獄みたいなもんですからね。今更な話ですよ」

魔王「マジっすか!?え〜、ショック〜……」
39:🎏 :2011/9/16(金) 00:22:34 ID:8OHTIHnybw
魔王「……まあいいや。これで後は女勇者ちゃんの到着を待つだけだ!」

側近「男だったらどうするんですか?」

魔王「神様に祈ったから大丈夫だしwww」

側近「……」

魔王「何だよ、その軽蔑しきった顔はよー?」

側近「いえ、なんでもありません」

魔王「あ、そう。じゃあ女勇者ちゃんが来るまで遊んでようぜ。側近、Wiiマリオやろうぜ!」

側近「はいはい……」

側近(スレタイ的に次も男だろうけど……まあ最後まで付き合ってやるか)
40:🎏 :2011/9/16(金) 00:29:00 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。

>>25>>27>>34
支援ありがとうございます!
昨日もそうだったんですけど、支援してもらえると嬉しくて、体のどこかがなんか変になります。
今はちょっとお腹痛いですね。でもこんなに嬉しい腹痛は今まで経験したことないです。
今後は体長管理に気をつけつつ、頑張りたいです!

>>27
もう書いちゃいましたけど、ドラクエでいうところのルーラ的な呪文で事なきを得ました。
でもこの魔王のことだから、仮にルーラ的魔法を覚えてなくても、部下に「襲うなよ!絶対襲うなよ!」
って感じで命令するんじゃないかと思います。
部下に上島竜平ファンでもいない限り、勇者達の安全な帰宅は約束されたものだったと思います。
41:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/16(金) 01:08:32 ID:MeGnG3ZwHU
けっこうおもしろいw
42:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/16(金) 04:15:47 ID:rMHO5Kl4qg
アッー展開期待しててすんませんでした
しえーん
43:🎏 :2011/9/16(金) 22:03:22 ID:8OHTIHnybw
>>41
面白いって言ってくれてありがとうございます。
実は今日見た夢の中ではこのSSのレスが批判と中傷しかなかったんですけど、現実ではそんなことなくて安心しました。

>>42
支援ありがとうございます。
俺も魔王も女性大好きなので、アッー展開は今後もないと思います。

スレタイに関係する本編だけ書いていこうと思ってたんですが、
無性に書きたくなっちゃったので、次の勇者が来るまで魔王と側近の日常編みたいなのを書こうと思います。
あまりに不評だったら黒歴史にしてさっさと本編に戻ろうと思いますが、少しの間だけ泳がせていただけると助かります。
44:🎏 :2011/9/16(金) 22:09:12 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近、お腹すいたー」

側近「食事の時間までまだ少しありますよ」

魔王「えー、お腹すいたってー」

側近「じゃあコンビニで何か買ってきてください」

魔王「そうだね、行ってくるわ」

側近「ついでに俺の分も何か買ってきてください」

魔王「わかったー」



魔王「ただいまー。側近、ポテチ買っといたよー」

側近「ありがとうございます」

魔王「……」

側近「どうしました?」

魔王「こういうのってお前がやることじゃね?」

側近「いえ、魔王様の仕事ですよ」

魔王「そうかー?」

側近「そうですよ」
45:🎏 :2011/9/16(金) 22:16:02 ID:8OHTIHnybw
魔王「さかなさかなさかなー♪」

側近「……」

魔王「さかなーをー食べーるとー♪」

側近「……」

魔王「あたまあたまあたまー♪」

側近「……」シュッ!

魔王「あたまーがよグゥッ!?げほっげほっ!……なんで喉突くんだよ!?」

側近「いや、食事中に鬱陶しかったので」

魔王「言葉で伝えようよ!喉とか突かれた日にはビックリしちゃうよ!」

側近「そのままショック死したら面白かったんですけどね」

魔王「俺からすればただただ遺憾だよ!」

側近「うるさいですねえ……もう一回喉突きますか?」

魔王「……もう黙ります」
46:🎏 :2011/9/16(金) 22:25:03 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近、見て見てー!」

側近「カブトムシでも捕まえたんですか?」

魔王「違うよ!……俺の左手の親指を右手で掴みます」

側近「はい」

魔王「すると……はい!なんと親指がとれてしまいましたー!」ドヤァ

側近「……魔王様」

魔王「ん?何?」

側近「今からトランプを口から出してみせます」

魔王「いやいやwwそんなことできるわけ……ひぃー!めっちゃ出たー!?」

側近「ドヤ顔するならせめてこれぐらいのことはしてください」

魔王「うわー……ほんまもんの魔術やでー……」

側近(魔法使える奴が何言ってんだよ……)
47:🎏 :2011/9/16(金) 22:33:17 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近ー、肩揉んでー」

側近「はい」ギュッ

魔王「……っ!……っ!ぷはぁ!な、なんで首絞めるんだよ!?」

側近「いやあ、魔王様の惨めな人生なんてさっさと終わらせてあげた方がいいかなって」

魔王「惨めじゃないよ!俺の人生、アオカナブンぐらいの輝きは放ってるよ!」

側近「だいたい魔王様はそんな肩こるほど仕事してるんですか?」

魔王「してるよ!」

側近「たとえば?」

魔王「え?えっと……その、ゲームとか?」

側近「……」

魔王「ご、ごめんって。そんな睨まんといてよ」
48:🎏 :2011/9/16(金) 22:39:28 ID:8OHTIHnybw
魔王「ヨガっぽいことに挑戦してみようと思ってさー」

側近「はい」

魔王「いろんなポーズを試してみたんだよ」

側近「はい」

魔王「その流れで両足を後頭部にひっかけたらさー」

側近「はい」

魔王「戻んなくなっちゃったんだよーwww」

側近「はい」

魔王「……側近、助けてくれない?」

側近「仕事があるので俺は行きますね」

魔王「待ってよー!股関節が限界なんだよ、側近ー!!」
49:🎏 :2011/9/16(金) 22:51:21 ID:8OHTIHnybw
魔王「キーファ!キーファあああぁぁ!!」

側近「何を叫んでるんですか?」

魔王「ああ、側近。今ドラクエ7やっててね」

側近「ゲームですか」

魔王「側近はゲームしないんだよね?ドラクエっていう有名なRPGでね」

側近「ドラクエくらいは知ってますよ」

魔王「そっかー」

側近「……魔王様」

魔王「んあ?」

側近「魔王様は、勇者のくせになまいきだをやるべきなのではないですか?」

魔王「……これ書いてる人がやったことないんだ」

側近「そうなんですか」

魔王「ていうかお前ゲームしないくせに何でそんなの知ってんだよ?」

側近「細かいことは気にしないでください」
50:🎏 :2011/9/16(金) 22:58:00 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近!俺のプリン食っただろー!」

側近「俺じゃないですよ(実は俺だけど)」

魔王「もー、これだけを希望に今日まで生きてきたのにー!」

側近「安い人生ですね。他人に食べられるのが嫌なら容器に名前書いたらどうですか?」

魔王「おお!それナイスアイディアだな。ちょっと明日の分に名前書いてくる!」

側近「行ってらっしゃいませ」



魔王「もー!名前書いたやつも食べられてんだけどー!」

側近「酷い奴もいたもんですね(食ったの俺だけど)」
51:🎏 :2011/9/16(金) 23:06:59 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近ー」

側近「何ですか?」

魔王「これやってみてよ」

側近「知恵の輪ですか。いいですよ」



側近「……くそ!何でだ?何でここがガチンってならないんだよ!」

魔王「んっふっふwwふっふーwww」ニヤニヤ

側近「ちっ!……笑ってらっしゃいますが魔王様はできるんですか?」

魔王「できるよーwww」

側近「嘘でしょう!?じゃあやってみてくださいよ!」

魔王「貸してみ。これをこうして……ほら、できたwww」

側近「なん……だと……?」

魔王「ちょっと……ショック受けすぎじゃない?」

側近「魔王にできて俺はできないなんて……屈辱すぎる……」

魔王「ねえ、側近の中で俺はどこまで見下されてんの?」
52:🎏 :2011/9/16(金) 23:10:30 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
とりあえずこんな感じであと二日か三日くらい泳がせといてもらいたいです。
でもそのせいで皆さんが楽しめなくなったら大問題なので、先ほど書いたように不評が集まるようなことになれば黒歴史にします。
そのような書き込みがなかったり、そもそも書き込み自体ない場合は、あと二日か三日くらいこのノリを続けていこうと思います。
53:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/16(金) 23:36:10 ID:KWmdh9GvI.
も の す ご く 和んだ
本編の先も気になるけど、こっちもすごく面白いからもっと読みたいなw

っCCC
54:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/17(土) 19:42:39 ID:W50iAJ3Sz2
っC
55:🎏 :2011/9/17(土) 22:28:52 ID:8OHTIHnybw
>>53-54
支援ありがとうございます。
不評じゃなかったようで、ものすごく安心しました。
俺としてもこういうの書くのは楽しいので、気の済むまで続けようと思います。
でも、あくまで本編ではないので、なるべく近いうちに戻るように注意しておこうとも思います。
56:🎏 :2011/9/17(土) 22:37:43 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近、突き指したー」

側近「北斗の拳ごっこでもしてたんですか?」

魔王「してないよ!北斗の拳は読むに限るよ!」

側近「じゃあどうして突き指したんですか?」

魔王「……言わなきゃダメ?」

側近「個人的に興味はあります」

魔王「……あのね、スト4してたの。あ、ゲームね」

側近「はい」

魔王「そして春麗使ってたんだけど、辛抱堪らんことなってね」

側近「はい」

魔王「あの太もも触れないかなーって画面に手を伸ばしたら……」

側近「……まだ北斗の拳ごっこの方がマシな理由じゃないですか」

魔王「この想いさえあれば、画面の隔たりなんて突破できると信じてたのに……」
57:🎏 :2011/9/17(土) 22:46:18 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近ー、Wiiマリオしようよー」

側近「またですか。一人でやればいいじゃないですか」

魔王「誰かとやった方が楽しいじゃん!いいからいいから」

側近「全く……俺はマリオ使いますからね」

魔王「じゃあ俺ルイージね」



魔王「ちょっと、押すなって!押したらドッスンが……ああああ!!」

魔王「持ち上げないでよ!ちょっと……何で谷底に投げるのおおお!?」

魔王「あ!キノコ!待って待って……何で二つとも取るの!?」

魔王「ヒップドロップで攻撃するのやめてえええ!!」



側近「魔王様、今日もマリオやりましょうよwww」

魔王「嫌だぁ!もうお前とは絶対やんないよ!!」
58:🎏 :2011/9/17(土) 22:55:13 ID:8OHTIHnybw
側近「あ、魔王様、マリオやってるんですか。俺も一緒に……」

魔王「悪いな、側近。このゲーム、四人用なんだww」

側近「は?」

ドラゴン「……」

スライム「……」

ゾンビ「……」

側近「……お前ら、城の警備はどうした?」

ドラゴン「すみません、側近様。魔王様に呼ばれまして」

魔王「そういうことだ、側近。皆、クラシックコントローラーは持ったか!?ピーチ姫を助けるぞ!」

ドラゴン「あの……コントローラーちっちゃすぎて持てないんですけど」

魔王「え?」

スライム「体の構造的に持てないです」

ゾンビ「すみません、腕がもげたので持てないです」

魔王「……」

側近「三人分の余りができましたね。俺、やりましょうか?ww」

魔王「もう嫌だあ!!」
59:🎏 :2011/9/17(土) 23:01:46 ID:8OHTIHnybw
魔王「俺は怒った!!」

側近「負け犬として生まれてきたことに対してですか?」

魔王「違うよ!!お前の悪態に対してだよ!!」

側近「悪態ですか?魔王様に対しては相応の態度で接しているつもりですが」

魔王「俺、もうお前のことが怖いよ!」

側近「で、怒って何になるんですか?」

魔王「お前を懲らしめる!」

側近「どうやって?」

魔王「格ゲーで!」

側近「格ゲー?」

魔王「側近はゲームやんない奴だかんね。スト4で一方的にボコってやる!」
60:🎏 :2011/9/17(土) 23:06:58 ID:8OHTIHnybw
側近(そんな感じで格ゲーやり始めたけど)

魔王「えぐ……ひっく……」ポロポロ

側近(負けなしで28連勝してしまった)

魔王「ぐす……ひぐ……」ポロポロ

側近(気まずい……)

魔王「……もう一回!もう一回やるぞ!!」ポロポロ

側近「わかりました(いい加減わざと負けてやるかあ……)」



魔王「もー!!わざと負けただろ!!動きが違うもん!!」ポロポロ

側近(も〜……めんどくせぇこいつ……)
61:🎏 :2011/9/17(土) 23:17:52 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「側近様。魔王様を見ませんでしたか?」

側近「見てないけど。どうした?」

スライム「どこを探しても魔王様がいないのです」

側近「何だと?……敵の仕業か!?至急、幹部級の魔物をかき集めろ!!」

ゾンビ「あ、いえ、かくれんぼしてるだけですので」

側近「……おいこら」

スライム「すみません!!……その、魔王様がやろうって言いだしたんです」

ゾンビ「側近様は魔王様と仲が良いので、隠れそうな場所とかわからないかなーって思いまして」

側近「……わかった。俺が代わりに探しとくからお前らは仕事に戻れ」

ドラゴン「ありがとうございます。失礼します」
62:🎏 :2011/9/17(土) 23:23:39 ID:8OHTIHnybw
側近「さてと(あのバカが隠れそうなとこは……)」

ベッドの下「」

机の下「」

カーテン「」

タンス「……」ドキドキ

側近(あそこか)

タンス「……」ドキドキ

側近「……」ガムテープペタペタ

側近(これでよし)



ドラゴン「あ、側近様。魔王様いました?」

側近「ああ、うん、みつけたよ。処理しておいた」

ドラゴン「そうですか(……処理?)」

魔王(あれ?おかしいな?タンスが開かないんだけど)ドンドン
63:🎏 :2011/9/17(土) 23:34:16 ID:8OHTIHnybw
魔王「ひいい!!」

ゾンビ「わああ!!」

側近「何を叫んでるんですか?」

魔王「あ、側近!側近も一緒にいてよ!」

側近「ああ、ゲームしてるんですか」

魔王「バイオ4を一人でやってたんだけど、怖くなっっちゃって、偶然近くにいたゾンビを誘ったんだけど」

ゾンビ「二人でも怖いんですよ!……わああ、村人が!村人がああ!!」

側近「まあ見守ってもいいんですけど、魔王様はゾンビが何者か理解してます?」

魔王「え?ゾンビはゾンビでしょ?……うわあ!!村人の頭がぁ!!」

ゾンビ「何かワシャワシャなってるー!!」

側近「ツッコミ待ちですか?俺は今試されてるんですか?」

魔王「いいから一緒にいてよ!怖いんだよ!!」

側近(……もういいか。どうでも)
64:🎏 :2011/9/17(土) 23:36:47 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
なんていうか、だいぶ好き勝手やらせてもらって、かなり晴れやかな気持ちになりました。
だけどもう一個だけ書きたい話ができてしまったので、明日くらいにそれを書いてから本編に戻ろうと思います。
ひとつだけ言っておきますと、明日はスレタイ詐欺にご注意ください。それでは失礼します。
65:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/18(日) 10:11:48 ID:554FnUg6yc
芭蕉さんと曾良くんにしか見えないwww
側近はイケメンだとおもうけど魔王はどうなんだろうか
66:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/18(日) 12:47:42 ID:xQOFpziQKw
>>65
わかるw
魔王は中ぐらい?
イケメンは期待しない…かな(・∀・)そして支援!
67:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/18(日) 14:07:31 ID:cF5t9yhz9M
魔王がすごくかわいい、でも側近が好きですw
つ支援
68:🎏 :2011/9/18(日) 22:31:38 ID:8OHTIHnybw
>>65-67
支援ありがとうございます。
芭蕉さんと曾良くんって指摘に思わず笑ってしまいましたww
確かに芭蕉さんと曾良くんにしか見えないですね。意図的にやったことではないんですが、今はもうそれにしか見えませんwww
たぶん今後もこんなやり取りが続くと思いますが、決して意図的にぱくったわけではないのでご了承いただけると助かります。

容姿についてですが。
作中で活かされる設定なのかどうかはわかりませんが、一応イメージはあります。
側近は女の子から「キャー素敵ーらめえイクゥ」みたいに騒がれるレベルのイケメンかと。
対する魔王はそれなりの好感もてるぐらいには整ってる感じのかっこよさかと思ってます。……ダメですかね?
69:🎏 :2011/9/18(日) 22:39:09 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近ってさー」

側近「はい」

魔王「彼女いるんだよね」

側近「はい」

魔王「ねー、一回呼んでみてよ」

側近「絶対嫌です」

魔王「なんでそこまで拒絶するんだよ!?」

側近「あのですね……>>8こんなこと言ってる奴に彼女会わせたいって思う男がいると思いますか?」

魔王「俺は!!」

側近「うわ!な、何ですか?急に大声出して」

魔王「女の子が悲しむことは絶対にしない!!」ドン!!

側近「いや、そんなワンピースみたいな感じで叫ばれても……」
70:🎏 :2011/9/18(日) 22:46:31 ID:8OHTIHnybw
魔王「だからさー、彼女呼んでよー。頼むよー」

側近「はあ……わかりましたよ。ただ、セクハラとかしたら迷わず刺させてもらいますよ」

魔王「こ、怖いこと言うなよ……」



魔王「お前が彼女連れてくるのって今日だよね!?今日だよね!?」

側近「今日で合ってますから落ち着いてください」

魔王「来てるの!?城に来てるの!?ねぇ!彼女!彼女来てる!?」

側近「もう呼んでますよ。……コピペのやつの犬ですか、あなたは?」

魔王「もうそういうコメントとかいいから連れてきてよ!」

側近「はいはい、わかりましたよ」
71:🎏 :2011/9/18(日) 22:53:02 ID:8OHTIHnybw
側近「連れてきました」

ハーピー「はじめまして、魔王様。いつも側近がお世話になってます」

魔王「」

ハーピー「私のような者を城に呼んでくださり、ありがとうございます」

魔王「」

ハーピー「……魔王様?」

側近「あー、ハーピー、ちょっとどいてくれる?」

ハーピー「え?う、うん」

側近「おらあ!」シャイニングウィザード

魔王「んぶぅ!?」

ハーピー「側近!?何してるの!?」

側近「いや、ボーっとしてるから目を覚ましてやろうと思って」
72:🎏 :2011/9/18(日) 23:03:32 ID:8OHTIHnybw
ハーピー「魔王様!大丈夫ですか!?」

魔王「ああ、ごめんごめん。ハーピーちゃんがあまりにも可愛いから言葉を失ってた」

ハーピー「えっ!?そ、そんな、可愛いなんて///」

魔王「可愛いハーピーちゃんが俺の心を射止めちゃったから大丈夫ではないかな」

ハーピー「そ、そんな……私には勿体ないお言葉です///」

魔王「もう側近なんか捨てて俺と……」

側近「魔王おおおおぉぉぉ!!」シャキンッ

魔王「ちょ、冗談だって!危ないから剣は仕舞って!」

ハーピー「側近、やめて!」

側近「……ハーピーがそう言うなら」スチャッ

魔王「はあ……はあ……あ、ありがとうハーピーちゃん」

ハーピー「いえ、すみません……」
73:🎏 :2011/9/18(日) 23:11:16 ID:8OHTIHnybw
ハーピー「……魔王様。先ほどの続きですが」

魔王「続き?」

ハーピー「側近を捨てないかという話の続きです」

魔王「!!」

側近「!?」

ハーピー「魔王様、私は……」

魔王「……」wktk

側近「……」gkbr

ハーピー「私は誰よりも側近のことを愛してます」

魔王「!?」

側近「!!」

ハーピー「なので魔王様の御好意にはお応えできません」

側近(ハーピィィィ!!ありがとぉぉぉ!!)

魔王(側近爆発しろおおぉぉぉ!!)

ハーピー「魔王様の御好意を私などが無下にしてしまって、申し訳ございません……」

74:🎏 :2011/9/18(日) 23:18:47 ID:8OHTIHnybw
ハーピー「ただ、側近への愛だけは偽りたくなかったのです。本当にすみません……」

魔王「い、いや!俺が変なこと言いだしたのが悪いから!ハーピーちゃんは気にしないで!」

ハーピー「……許していただけるのでしょうか?」

魔王「いや、ハーピーちゃんは何も悪いことしてないから」

側近「そうそう、悪いのは魔王様の方だから」

魔王「え?俺何かした?」

側近「この世に生まれてきたじゃないですか」

魔王「存在が大罪かよ!?」

ハーピー「……くすっ」

魔王「あ!笑った!」
75:🎏 :2011/9/18(日) 23:25:33 ID:8OHTIHnybw
ハーピー「……あ!すみません!」

魔王「いや、怒ってるんじゃなくてね、笑った顔がすごく可愛いなって」

ハーピー「///」

側近「そんなに魔王様の顔が気持ち悪かったの?」

魔王「え!?そんな理由で笑ったの!?」

ハーピー「いえ、魔王様と側近のやりとりが漫才のようでおかしくって……」

魔王「ハーピーちゃんが喜んでくれるなら、こいつの毒舌全部許容するよ」

側近「バーカ、アーホ、クーズ、童貞、死ねゴミ」

魔王「許容した途端にこれだよ!」

ハーピー「……くすっ」
76:🎏 :2011/9/18(日) 23:34:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「そんなこんなで夕暮時になりました」

側近「誰に言ってるんですか?」

ハーピー「魔王様、今日は数々の無礼を許していただき、更に楽しい一時を提供していただき、ありがとうございました」

魔王「いや、俺の方こそ最高の一日だったよ。ありがとね!側近、家まで送ってやれ」

側近「わかってますよ。行こうか、ハーピー」

ハーピー「あ、一人で大丈夫です。これ以上、魔王様方のお仕事の邪魔をするわけにはいきません」

魔王「じゃあ俺が移動魔法で送るよ。一瞬だから絶対に仕事の邪魔にはならないよ」

ハーピー「いいんですか?」

魔王「いいからいいから。側近、家の場所教えてー」

側近(教えたくねえな……)
77:🎏 :2011/9/18(日) 23:46:29 ID:8OHTIHnybw
魔王「ただいまー。ハーピーちゃんを送ってあげたよっと」

側近「お帰りなさい。まあ一瞬ですけどね」

魔王「ハーピーちゃんマジ可愛かったわー。側近、ホントありがとう」

側近「魔王様みたいな負け犬に会わせてあげたんですから感謝してくださいよ」

魔王「本当に感謝しております、側近様。……可愛くて、真面目で、まっすぐな本当にいい娘だったね」

側近「俺には過ぎた最高の彼女ですよ」

魔王「……珍しくお前に命令を下す!」

側近「何ですか?内容によっては聞き入れてやってもいいです」

魔王「ハーピーちゃんを絶対に幸せにしてやれよ!いいな!?」

側近「……はい!」



側近「魔王様、これで女性勇者の件はもういいですよね?」

魔王「いや、それとこれとは別問題だし」
78:🎏 :2011/9/18(日) 23:50:26 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
こんなスレタイのくせして女の子出しちゃいましたけど、よかったでしょうか?
とりあえず書いてて思ったのは、やっぱり物語に女の子は必要だということでした。なんでこんなスレタイにしてしまったのでしょう。

とりあえず日常編みたいなのはだいぶ気の済むまで書けましたので、今後はおとなしく本編を書いていこうと思います。
……>>10くらいから既に当初の予定とは違う感じになってしまってるので何とも言えませんが、本編でもスレタイ詐欺になるかもしれません。
まあでもまずは完結させるのを目標に頑張っていこうと思います。
79:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/19(月) 11:13:54 ID:1nECsTmx0Y
支援支援CCCC
80:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/19(月) 22:27:59 ID:eM60wjGwIM
燃えろ俺のマっっっっっっっっグナム〜〜〜〜〜〜〜〜〜=-○○○―
81:🎏 :2011/9/19(月) 23:03:34 ID:8OHTIHnybw
>>79
支援ありがとうございます。
支援していただける嬉しさや話の先が思いつかない恐怖など、いろんな感情が混ざって体調不良もマッハですが、頑張って書きます。
こうやって支援していただけると、前向きに頑張っていこうって思えます。本当にありがとうございます。

>>80
無知故あなたが何を言いたいのかいまいちわかりませんでした。申し訳ないです。
下ネタですかね?とりあえず俺の好きなマグナムはサイクロンマグナムとだけ伝えておきます。
82:🎏 :2011/9/19(月) 23:14:12 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「報告します!!……何してるんですか?」

側近「おう、ドラゴン。魔王様の両手が接着剤でくっついちゃってな」

魔王「取れへんよー。助けてよー、ドラゴーン」

ドラゴン「いやあ、自分は力になれそうもないです。あの、報告してよろしいですか?」

側近「おう。何だ?」

ドラゴン「新しい勇者一行がこの魔王城まで辿り着いたそうです」

魔王「マジで!?可愛い女の子だった?」

ドラゴン「いえ、自分が直接確認したわけではないので性別はちょっと……」

魔王「そっか。でも神様にお願いしたから大丈夫だね!」

側近「神を信じすぎですよ……」
83:🎏 :2011/9/19(月) 23:23:16 ID:8OHTIHnybw
魔王「よーし!俺がどうにかするからお前らは警備の手を抜いていいよ!」

ドラゴン「え?でも……側近様、いいんですか?」

側近「ああもういいよ。一応一番偉いこいつの命令だし」

魔王「一応って何?ねえ、一応って何?」

側近「……魔王様自ら勇者をどうにかする気であれば、まずはその手をどうにかすべきですよ」

魔王「あ、そうだね。これじゃ魔王じゃなくて修行僧だしね。どうすればいい?」

側近「知りませんよ。お湯にでも浸けとけばいつか外れるんじゃないですか?」

魔王「そっかー。ドラゴン、この手が外れるまでの時間稼ぎだけしてくれる?」

ドラゴン「わかりました(それって具体的にどんぐらいの時間だよ……)」
84:🎏 :2011/9/19(月) 23:35:52 ID:8OHTIHnybw
魔王「手、とれたね」

側近「そうですね」

魔王「まだ両手に違和感は残ってるけどね」

側近「取れただけでもいいじゃないですか」

魔王「まあそうか。修行僧スタイルなんかで女勇者ちゃんに嫌われでもしたら死ぬしかないもんね」

側近「魔王様はどれだけ修行僧を見下してるんですか?」

魔王「少なくとも、君の中での俺よりは高く見てるよ」

側近「魔王様は最底辺ですからね」

魔王「その最底辺に仕えてるのは君だからね?」

側近「俺の人生の最大の汚点ですよ」
85:🎏 :2011/9/19(月) 23:39:53 ID:8OHTIHnybw
ちょっと早いですけど、今日はここまでにします。
なんていうか、話を書き進めるのが難しくなってきました。
自分の中でどう進めるかまとまってない感じなので、進むのがちょっと怖くなってきてます。
ちゃんと事前に話を練ったり、書きためたりしてからスレ立てるべきだったのかなあと反省してます。
でもまあ多くの支援をいただいているので、期待してもらってる方々に応えられるよう完結までは頑張っていきたいと思います。
86:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/20(火) 21:32:41 ID:29/8S6BSH2
しぇんしぇんCCCCCC
87:🎏 :2011/9/21(水) 22:50:49 ID:8OHTIHnybw
>>86
支援ありがとうございます。
先の展開が不透明で、少なくとも当初の予定通りには絶対に進まなくなってしまった現在、ぶっちゃけると逃亡も考えたりするわけですが。
こうやって支援していただけると「逃げてる場合ちゃうな」と前向きになれます。
今になって考えると、日常編は書きたい気持ち半分で、先を考える時間稼ぎしたい気持ち半分だったのかもしれません。そんなつもりは一応なかったんですが。
そしてその甲斐もあまりなく、先は不透明なままですが、奇跡的な閃きを祈って今はただただ書き進めようと思います。
とりあえず支援ありがとです。この二文字ですごく勇気もらえます。
88:🎏 :2011/9/21(水) 22:57:11 ID:8OHTIHnybw
魔王「それにしても遅いなあ。ドラゴン張り切りすぎでしょ」

側近「もうドラゴンが女勇者を倒してしまったのかもしれませんよ?」

魔王「……殺す。あの糞トカゲは俺が殺す」

側近「ちょっと……落ち着いてください!あくまでも可能性の話ですから!」

魔王「……そっか。そうだよね。気高く美しい女勇者ちゃんがトカゲごときにやられるわけないよね」

側近(あぶねえ……俺の冗談でドラゴン死なせるところだった……)

魔王「は〜、女勇者ちゃん、はやく来てくれないかなー」
89:🎏 :2011/9/21(水) 23:05:51 ID:8OHTIHnybw
魔王「そうだ。俺、息臭くない?」

側近「大丈夫です。いつも通りにんにくの臭いしかしません」

魔王「俺の口臭、常ににんにくだったの!?」

側近「魔王様はにんにくから生まれた御方ですからね」

魔王「生まれてないよ!何だよその昔話!?」

側近「……まあにんにくは言いすぎかもしれませんが、臭いのは本当ですよ」

魔王「マジかよ!ちょ……ブレスケアどこよ?」

側近「……魔王様、どうやら勇者が来たようです」

魔王「マジかよ!ブレスケア、ブレスケアどこだよ!?」
90:🎏 :2011/9/21(水) 23:17:08 ID:8OHTIHnybw
新勇者「追い詰めたぞ、魔王!」ドアバーンッ

新戦士「貴様の命もここまでだ!」

新僧侶「長かった戦い、今日ここで終わらせる!」

新魔法使い「覚悟しろ、魔王!」

魔王「」

側近「www」

新勇者「……あれ?魔王がいない?人間の……青年が二人?」

新戦士「君達、ここで何をしている?ここは魔王城だぞ?」

側近「……我々は人間ではありませんよ。人型の魔物です」

新僧侶「な、何!?」

側近「俺は魔王様に仕える側近という者です。そして……」

魔王「」

側近「新しい勇者一行も男だけだったショックで放心してるこの間抜け面が……ぷっww魔王、です……www」
91:🎏 :2011/9/21(水) 23:31:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「糞があああああ!!」

新勇者「!?」

側近「wwwww」

魔王「何が神だよ!!この世に神なんていねえよ!!ちくしょおおお!!」

新僧侶「な、なんて強大な魔力だ……」

側近「最底辺に位置する魔王様ですが、頭の悪さと戦闘能力だけは規格外ですからね」

魔王「おれは信仰をやめるぞ!ジョジョーーー!!」

側近「別にジョジョに報告しなくていいですよww……さて、勇者の皆さん」

新勇者「……え?」

側近「俺は巻き添えくらって怪我したくないから、城から脱出しますね」

新戦士「え?」

側近「優しい魔王様のことだから大丈夫とは思いますけど……死なないように気をつけてください」

新僧侶「え?え?」

側近「じゃあ精々頑張ってください。それでは」

新魔法使い「ちょ、ちょっと……」

魔王「おらあああ!!」デコピンアタック

新勇者「ぎゃああああ!!」
92:🎏 :2011/9/21(水) 23:37:50 ID:8OHTIHnybw
側近「ただいま戻りました。戦闘は終わりましたか?」

魔王「……終わった。ついでに希望も潰えた」

側近「まあまあ、生きてりゃいいこともありますよww……勇者の姿がありませんが?」

魔王「……医務室に運んだ」

側近「また生かしたんですね。まあ予想はしてましたけど」

魔王「……側近」

側近「何ですか?」

魔王「俺達は何のために生まれてきたのかなあ?」

側近「少なくとも女性にボコられるためではないですよ」
93:🎏 :2011/9/21(水) 23:52:49 ID:8OHTIHnybw
魔王「明日の行方もわからない不安の中で、ひたすらに希望を信じて生き続けた結果がこれなんて……ひどすぎるよ!!」

側近「魔王様の希望は歪みすぎですよ」

魔王「まず女遊び人ちゃんにぱふぱふしてもらって気持ちよさのあまり腰砕けになって」

魔王「そこを女勇者ちゃんに蹴られて踏まれて口に足を突っ込まれて」

魔王「その最中で女盗賊ちゃんにまんまと童貞を盗まれて」

魔王「ズタボロになったところで女賢者ちゃんに優しく見守られながら賢者になりたかったのに!」

魔王「こんなふざけたエンディングなんて……誰が望んだんだよぉ……」ポロポロ

側近(言葉が見つからない……こんなのに仕えてる俺って……)ポロポロ
94:🎏 :2011/9/21(水) 23:59:30 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近も泣いてくれるんだね?ありがとう」ポロポロ

側近「涙の理由は劇的に違うと思いますけどね……」ポロポロ

魔王「……泣いてる場合じゃないか」

側近「そうですね(今すぐ存在を悔い改めるべきだろ)」

魔王「俺には一緒に泣いてくれる素晴らしい仲間がいるんだ!へこたれてる場合じゃない!」

側近「あ〜、そうなっちゃうんですか……」

魔王「何度苦しんだっていい!……女勇者ちゃんが来るまで、俺の作戦を続けるぞ!!」

側近(……もうこの仕事辞めようかなあ)
95:🎏 :2011/9/22(木) 00:03:09 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
いまさら何言ってんだろうって感じもするでしょうが、SSって書くの難しいですね。なめてるつもりはなかったけど、めっちゃ難しいです。
頭の中で想像しただけで書けそうと判断してスレ立てるのは自殺行為だと学びました。
でもまあ結果として立ててしまってる以上、きちんと完結できるよう頑張りたいと思います。
96:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 00:47:28 ID:Z2aP.X.1b6
悩め悩め。
悩んだ末に、何かが出る。


でも出来れば、長めに読みたいかな。このSS好きだし。
97:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 03:10:07 ID:KPqOarLut6
支援CCC試演CCC私怨
98:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 18:31:57 ID:mX5nqDIy9c
ひ〜〜は〜〜www
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCMCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
99:🎏 :2011/9/23(金) 00:25:10 ID:8OHTIHnybw
>>96-98
支援いただき、ありがたいお言葉もいただきありがとうございます。
こうやって支援していただくと、やっぱりすごい嬉しいですね。一種の麻薬みたいなものですね、やる気とテンションがMAXです。
けっこうその場でやりくりする感じになってきたので、その場の雰囲気で作風も変わってくかもしれませんが、一応ギャグ物なので出来る限りふざけていくよう気をつけます。
どういう結末になるか知りませんけど、支援くださった皆さん、見てくださってる皆さんを裏切らぬよう頑張っていきます。

>>98
そんなにたくさんのCを並べて、しかも地味にMを混ぜるなんてどうかしてるぜ!ありがとう!
100:🎏 :2011/9/23(金) 00:32:28 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「こうして魔王様は立ち直りまして」

スライム「側近様の言うへぼ作戦を続けることを決意したのですが」

ゾンビ「現実は残酷でした」

ドラゴン「何度やっても攻めてくるのは男性勇者だったのです」

スライム「どんな苦しみも耐えると覚悟していた魔王様でしたが」

ゾンビ「想像を遥かに超えた絶望に魔王様は気を病んでしまい」

ドラゴン「今日、「おれは引き籠るぞ!ジョジョーーー!!」と宣言してから」

スライム「自室に籠ってしまったのです」

ゾンビ「魔王様が籠ってからもう5時間が経過しようとしてます」

ドラゴン「魔王様はどうなってしまうのでしょうか?……なあ」

スライム「何?」

ドラゴン「俺達、誰に何を言ってるんだろうな?」

ゾンビ「知らないよ……」
101:🎏 :2011/9/23(金) 00:42:26 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「魔王様ー、出てきてくださいよー」ドンドン

スライム「きっと次こそはうまくいきますよー」

ゾンビ「ゲームでもして気分を晴らしましょう」ドンドンッポロッ

魔王「うるさい!お前達は……確証のない希望のために、無駄かもしれない努力を続ける辛さを、怖さを知らないからそう言えるんだ!」

側近「……お前ら」

ドラゴン「あ、側近様!側近様も説得に参加してください!」

側近「いや、もう説得を切り上げて行くぞ」

スライム「え?でも魔王様が……」

側近「構うから調子に乗るんだよ、こいつは。ほっときゃ自分から出てくるって。ほら、ゾンビは腕拾え」

ゾンビ「あ、はい」
102:🎏 :2011/9/23(金) 00:49:56 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「食事の時間になりましたけど、魔王様出てきませんよ?」

側近「いいや、出てくるね。諭吉さん賭けてもいいぜ?」

スライム「相棒の側近様がそう言うと説得力ありますね」

側近「……相棒って何だよ?」

ゾンビ「だって二人が話してると、二人共活き活きしてますからね」

スライム「意思疎通だってばっちりですし」

ドラゴン「城の皆が名コンビだと称えてますよ」

側近「マジかよ……悪評甚だしいよ、それ」

魔王「……側近〜」

側近「あ、魔王様。もう引き籠らないでいいんですか?」

魔王「お腹減ったから……今日のご飯何?」

側近「カレーです。人参は入ってないですよ」

魔王「そっか。じゃあ食べる」

ドラゴン「……」ニヤニヤ

側近「おい。何見てんだ?この野郎」
103:🎏 :2011/9/23(金) 00:57:21 ID:8OHTIHnybw
魔王「ごちそうさまー」

側近「……魔王様、勇者に関してはどうするんですか?」

魔王「嫌なことを訊くねえ、あなたも。……もう諦めようかなあって」

側近「あれ?諦めるんですか?」

魔王「スレタイ的に叶わぬ夢かなあって思い始めたんだよね」

側近「引き籠ってる間にですか」

魔王「うん。こんなスレタイでありながら、あんなに可愛いハーピーちゃんと過ごせたわけだし……もういいやって感じになった」

側近「そうですか。それはよかったです」

魔王「もうラブプラス買って余生を有意義に過ごしていこうかなって、そう思ったんだ」

側近「魔王様はまだお若いですけどね」
104:🎏 :2011/9/23(金) 01:06:34 ID:8OHTIHnybw
側近「それでは勇者は殺して、街は焼き払って、人間との戦争に終止符でも打ちますか?」

魔王「発想が恐ろしいよ!お前はリアルGTAか!」

側近「(GTA?)殺さないのであれば、人間共にどう対処するのですか?」

魔王「勇者を無力化したら実質安全でしょ。だから勇者のいる街の周りに強い魔物を配置するよ」

側近「強い魔物ですか」

魔王「こないだの勇者の力を封じて間もないからさ、まだ新しい勇者はいないと思うんだ」

側近「はい」

魔王「新たな勇者が誕生する前に強い魔物を配置したら、勇者はレベル1で挑まなきゃならないでしょ?」

側近「はい」

魔王「そうなると勇者はもう街から遠出することも叶わないじゃん。これで人間を滅ぼさなくても安全に生きていけるよ!」

側近「まあ魔王様は安全でしょうけど……」
105:🎏 :2011/9/23(金) 01:14:23 ID:8OHTIHnybw
魔王「だからそんな感じでよろしく!俺はラブプラスでハァハァしとくから」

側近「……じゃあ俺は強い魔物を手配しておきますよ」

魔王「そうだよ、別に三次にこだわらなくたって、俺には二次の嫁がたくさんいるんだ!」

側近「ダメ魔王ですね。じゃあ俺はハーピーとイチャイチャするとしますよ」

魔王「……」

側近「どうしたんですか?三次にはもうこだわらないとか言ってませんでしたっけ?」

魔王「ぶっ殺されてえのか?お前はよ」

側近「ちょっと……暴力はいけませんよ。嫉妬で有用な部下を殺さんといてください」

魔王「もー!!俺も勝ち組になりたいよー!!うわーん!!」
106:🎏 :2011/9/23(金) 01:18:42 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
なんていうかSS書いてるとキャラに愛着湧きますね。
魔王はいろいろ散々な目にあってますけど、どうにか幸せになってもらいたいですね。それぐらい愛着湧いてきてます。
もうそうする予定はないから暴露しますが、スレ立てた当初は最終的には死んでもらうつもりでいたんですけど、少しずつ未来は変わってます。
本当にどうにか明るい未来にたどり着いてもらいたい物です。なんで書いてる俺が他人事なんでしょうね。
107:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/23(金) 01:50:16 ID:ictaEbdeBI
支援っ
魔王と側近が人型ならSS絵スレで描いてみたい…です。(・∀|壁
108:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/23(金) 22:05:35 ID:ifWLe71bIY
し〜えん♪
109:🎏 :2011/9/23(金) 22:41:30 ID:8OHTIHnybw
>>107-108
支援ありがとうございます。いやー本当に嬉しい言葉です。
この二文字が俺のベホマです。気力がぐんぐんグルトです。

>>107
描いていただけるのであれば是非ともお願いしたいです。YOU描いちゃいなよって感じです。
で、なんか設定とかの説明ってしたほうがいいんでしょうか?と言っても、俺の中でも設定と言い切れるほど細かに設定してないわけですけど。
「作者さんのイメージあるほうが描きやすいので教えてください」って感じなのか、
「僕の、私のインスピレーションの邪魔すんじゃねえよボケ」って感じなのか、俺はどうすればいいか……できればレスください。
110:🎏 :2011/9/23(金) 22:50:39 ID:8OHTIHnybw
魔王「ぼくは泉の水をなめてみた。」

魔王「しょっぱい……」

魔王「もしかしたら、海とつながっているのかもしれないわね(裏声)」

側近「……何でかまいたちの夜2を音読してるんですか?」

魔王「おう、側近。いやあここ最近暇だからさあ」

側近「答えになってない気がしますが、もういいです。暇なのは勇者が来ないからでしょうね」

魔王「俺の完璧な作戦を実地してからもう何十日経ったっけ?今も勇者は街に引き籠ってんだろうなあ」

側近「その暇をぶっ潰す報告をしますよ。新しい勇者が魔王城に来たそうですよ」

魔王「はあ!?……強い魔物配置したんじゃないのかよ?」

側近「まあ簡単な報告を受けただけですので詳しくは知りませんが……現地の魔物がわざと見逃したそうです」
111:🎏 :2011/9/23(金) 22:57:50 ID:8OHTIHnybw
魔王「何してんの!?勇者を街に閉じ込めてなきゃダメじゃん!」

側近「魔王様の命令をきくのが嫌だったんじゃないですか?」

魔王「人望ねえな、俺!?一応魔界の王なんだけど!?」

側近「まあでもいいじゃないですか。ちょうど暇だったんですから」

魔王「……そうだね。勇者には悪いけど、俺の暇つぶし相手になってもらおうか!」

側近「殺すんですか?」

魔王「何で側近はそんな物騒なの?殺しはしないよ。暇つぶしに付き合ってもらって、怪我治してから帰ってもらう」
112:🎏 :2011/9/23(金) 23:06:08 ID:8OHTIHnybw
魔王「しっ!しっ!」シュッシュッ

側近「なんでシャドーピッチングしてるんですか?」

魔王「ああ、この攻撃魔法で先制攻撃しようと思って」ボワンッ

側近「魔力でボール作ったんですか。信じられないくらい高エネルギーですね……勇者死ぬんじゃないですか?」

魔王「えー、大丈夫でしょ。勇者だよ?」

側近「今までその勇者を簡単に倒してきたじゃないですか」

魔王「大丈夫だって。勇者を信じなさい!」

側近「魔物に言う台詞じゃないですよ、それ……」
113:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/23(金) 23:08:55 ID:/dnrTm0hRM
C
魔王やられそうな予感・・・
114:🎏 :2011/9/23(金) 23:14:39 ID:8OHTIHnybw
側近「……お、どうやら来たみたいですよ」

魔王「そうか!よーし、ドアが開いた瞬間に投げ込んでやる!」

側近「とんでもない不意打ちですね」

魔王「魔界のマー君の力、見せてやるぜwww」

側近「……」

魔王「……あの、魔王の「ま」と、楽天のマー君をかけたボケなんだけど」

側近「わかってますよ」

魔王「わかっててスルーしたの!?」

側近「俺まで滑るのはごめんですから」

魔王「そんなつまんなかった!?」
115:🎏 :2011/9/23(金) 23:26:10 ID:8OHTIHnybw
魔王「ボケがつまんなかったら側近が拾って面白くしてよ!名司会者はそれができるよ!」

側近「生憎俺は名司会者じゃないですからね。それより不意打ちはいいんですか?」

魔王「ああ、そうだった。ピッチャー振りかぶって……投げた!」ビューン

女勇者「追い詰めたわよ、魔王!」ドアバーンッ

魔王「」

側近「」

女勇者「って、きゃああああ!?」

魔王「あぶねえええええ!!」ボールグイーン

側近「うわ、伊藤智仁のスライダーみたいに曲がった……直撃は免れましたね」
116:🎏 :2011/9/23(金) 23:33:52 ID:8OHTIHnybw
女戦士「な、何だ今の爆発は!?」

女僧侶「きっと魔王の攻撃です!皆さん、気をつけてください!」

女魔法使い「……」

側近(ここにきて女勇者がくるのかよ……スレタイと違うじゃねえか)

魔王(うわあ、夢にまで見た女勇者ちゃんが!怪我はないな……よかった!本当によかった!)

女勇者「くっ、先制攻撃とはやってくれるわね。……どっちなのかは知らないけど、魔王が人型のかっこいい男性だとは思わなかったわ」

魔王「んああ!!」

女勇者「!?」

魔王(女勇者ちゃんに外見ほめられたあああ!幸せすぎるううう!)

側近「……」←外見ほめられてちょっと嬉しい
117:🎏 :2011/9/23(金) 23:38:21 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
女勇者が出てきました。このスレタイは一体何だったのでしょう?
……とか言いつつ、実は最初から女勇者は出すつもりでした。>>1でスレタイ詐欺に気をつけろとか書いたのはそれです。
ただ、当初の予定とはだいぶ違う役割を担うことになりそうです。その場しのぎで書いてる感あるので正直今の段階では何とも言えませんが。

>>113
支援ありがとうございます。
やられそうとのことですが、相手は女勇者になりました。……この魔王だとマジでやられそうですよねww
118:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/24(土) 00:36:10 ID:Knli9Vpwp.
質問
魔王も側近も人型だったけ?

ついでにC
119:🎏 107:2011/9/24(土) 01:47:15 ID:xDFHAUZFq6
許可ありがとうございます(`・ω・´)
もし1さんのイメージがあるなら教えて頂ければ
できるだけそれに沿って描いてみたいです(・∀・)
120:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/24(土) 02:37:24 ID:krZyOmcs06
ついにキタwwwwww
魔王Happyendか??
気になるぜwwwひ〜〜は〜〜wwwwww
(`・∀・)ノC∩C
121:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/24(土) 04:05:01 ID:RAD9T3j30U
しぇんしぇんCCC
122:🎏 :2011/9/24(土) 23:27:27 ID:8OHTIHnybw
>>118-121
支援やレスをいただきありがとうございます。
皆様方からの書き込みを発見すると嬉しくなります。これらをエネルギーにして完結まで安全運転していきたいですね。

>>118
魔王と側近は人型ですね。今まで出てきた魔物を人っぽい奴と獣っぽい奴にわけますと、
人:魔王、側近、ハーピー、ゾンビ
獣:ドラゴン、スライム
こんな感じです。魔王も側近も人型なので問題なくクラシックコントローラーが持てます。

>>119
わかりました。今日書いたプロフィール的な何かを貼ろうと思いますが、もしそれで描きにくいってなっちゃったら、無視する方向でいってください。
俺としては描いていただけるだけで嬉しいので、>>119さんの納得いくように自由気ままに描いちゃってください。

>>120
Cの間に存在する物体、どうかしてるぜ!Cはありがとう!



今日なんか疲れてるので、事前に書いておいた魔王達のプロフィール的な何かを貼ったら、もう終わりにしちゃいます。
本編の更新は後日ということでご了承ください。
123:🎏 :2011/9/24(土) 23:28:29 ID:8OHTIHnybw
魔王「俺のイメージはこんな感じだってさ」
・無難に好感持たれる程度には整ってる顔。
・髪は短め。美容的なことには無頓着。パジャマで城内うろつくこともしばしば。
・身長は175〜180cmくらい。マッチョってほどじゃないけど筋肉質。
・人型の魔物。魔物っぽさはほぼゼロ。ぶっちゃけ魔力を隠しさえすれば、人間界の街で普通に買い物できるぐらい。
・笑顔でいることが多い。側近にイジワルされた時にちょっと怒るくらいで、基本的には明るい表情。

側近「これが俺のイメージだそうです」
・女性から「キャー素敵ー抱いてー濡れるッ!」って騒がれるレベルのイケメン。
・髪は少々長め。格好を気にする傾向にあって、髪もセットしてるし服装も正装的なのが多い。
・身長は175〜180cmくらい。魔王と同じくらいだけど側近の方がちょっとだけ高い。スラッとした体格。
・人型の魔物。側近も魔物っぽさはほぼない。
・基本クールな表情だけど、魔王をからかってる時はS的な微笑みを浮かべてることが多い。
124:🎏 :2011/9/24(土) 23:29:43 ID:8OHTIHnybw
容姿とは関係ないと思うけど、なんか想像しちゃったので投下。

魔王プロフィール
好き:ゲーム、女の子、女の子にいじめられること
嫌い:側近のいじわる(側近自体は嫌いじゃない)

好きなFCのソフト:いっき
好きなSFCのソフト:聖剣伝説3
好きな64のソフト:ゆけゆけ!!トラブルメーカーズ
好きなGCのソフト:ピクミン
好きなWiiのソフト:NewスーパーマリオブラザーズWii
好きなGBのソフト:ポケモン赤緑
好きなGBAのソフト:トマトアドベンチャー
好きなDSのソフト:ラブプラス
好きなPSのソフト:メタルギアソリッド
好きなPS2のソフト:ボクと魔王
好きなPS3のソフト:リトルビッグプラネット
好きなPSPのソフト:モンスターハンターポータブル2ndG
好きな箱○のソフト:アイドルマスター
好きなSSのソフト:バーチャファイター
好きなDCのソフト:シェンムー
一言でまとめると?:魔王ゲームしすぎだろwww

最近ショックだったこと:魔界2chで魔王を語るスレを覗いたらボロクソに批判中傷されてたこと
125:🎏 :2011/9/24(土) 23:30:31 ID:8OHTIHnybw
側近プロフィール
好き:魔王をいじること、ハーピー
嫌い:要領の悪い部下
将来の夢:ハーピーと結婚して幸せな家庭を築くこと
魔物として不安なこと:魔王の平和的思考
男として不安なこと:仕事ばっかでなかなか会えないけどハーピー寂しくないかなあって
最近の日課:魔王を罵るネタや単語をネットで探してる
最近はまってること:オセロや将棋とかで最初わざと不利になり、そこから逆転勝利すること
最近慌てたこと:魔界2chの魔王を語るスレでボロクソに批判中傷してたら、本人がそのスレを見てたこと(魔王が泣きついて発覚した)

なんだかんだで:魔王は嫌いじゃないし、敬意も抱いてる
126:🎏 :2011/9/24(土) 23:31:00 ID:8OHTIHnybw
ついでに

ハーピー:側近の彼女。腕が翼になってて下半身は鳥類って感じのハーピー族の女性。ハーピー族の中でも可愛いと評判の娘。
     側近がイケメンなため「側近に見合う女にならなくちゃ!」と、日々料理等のスキルアップ目指して努力している。側近爆発しろ。

ドラゴン:見たまんまドラゴン。オス。ポケモンでいうところのリザードンみたいな足どっしり手ちっちゃめの二足歩行型。
     3〜4mくらいあるけどドラゴン族にしては小柄のようで、本人曰くスピードタイプとのこと。でも魔物として十分パワーもすごい。

スライム:ぷにぷにの魔物。オス。勇者の街周辺に配置される予定だったが、魔王が「癒し系マスコットが城に欲しい」とか言い出して勤務場所が城に変更。
     姿はドラクエみたいなとんがりまんまるタイプ……ではない。作者は桃鉄のグッスリン辺りでイメージしてる。

ゾンビ:バイオハザード。人型の男性。けっこう臭い魔物だったが、臭いを理由に女に振られたことをきっかけに臭いを気にし始める。香水等を駆使して今は良いにおい。
    体が腐ってるのでパーツがよくもげる。一番もげる箇所は右腕。利き腕でよく使うからとのこと。
127:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 00:44:44 ID:sGskfbDDd6
プロフィールおもしろいwwwwてか魔王はそれなりにイケメンだと思ってた('・ω・`)スョボン
128:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 03:13:09 ID:rMHO5Kl4qg
イメージ絵描きたくなったwww
129:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 14:41:56 ID:OJjsCOly7Q
ランクインおめヽ(´∀`*)ノ
これからも応援してるよ!
イラストwktk支援あげ
130:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 17:42:46 ID:Y.VHaQkqC.
ボクと魔王…だと(がたっ
131:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 17:44:12 ID:/dnrTm0hRM
C
3rdじゃなくて2ndGだったのにびっくり(・д・)
132:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 21:36:50 ID:aj3Y8hzvWk
側近の嫌いなものがストファイのベガと一緒だwwwww

つ ぐんぐんグルト
133:🎏 128:2011/9/25(日) 22:38:12 ID:QcHWWyHcW2
とりあえず魔王と側近描いたけどうpして良い感じですか?
134:🎏 :2011/9/25(日) 23:31:42 ID:8OHTIHnybw
あ……ありのまま今起こった事を話すぜ!
『素人が調子に乗ってSSスレを立てたと
思ったらランキングに載っていた』
な……何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何が起こったのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
八百長だとか夢落ちだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
恐ろしいほどの喜びを味わったぜ……

って感じになりました。ランキング8位を確認した時は。
本当にありがとうございます!いや、SS初心者が支持されるとはおもってなかったので本当にうれしいです!
あまりの嬉しさに、浦安鉄筋家族で初めて人に感謝された時の大鉄みたいな笑顔になってます。たぶん。

でも俺としてはまさかのランクインで、もしかしたらコイル2位や五条さん騒動のような、何か邪な力が働いてのランクインじゃないかと少々疑ってます。
しかし冒頭で書いたように八百長でも夢落ちでもなく、皆様方のご投票をいただいてのランクインです。ほっぺたつねってみたから間違いありません。
となれば、皆様方が投票という形でかけてくれた期待に応えるには、一心不乱に書き続けるしかないと思ってます。
投票したのは間違いじゃなかった、投票してよかったって思えるように、これからも頑張っていきたいと思います。

……興奮してちょっと長文になってしまいましたwww
135:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 23:38:28 ID:j2IGRSY8Sw
おめでとうございます(*´∀`*)これからも支援しますよーっ!
136:🎏 :2011/9/25(日) 23:50:02 ID:8OHTIHnybw
>>127
俺としてはそこそこイケメンって意味でああ書きました。>>116で女勇者が外見を褒めてるのはそういうことです。
いやあ、なんていいますか……言葉を使って明確に伝えることの難しさを改めて思い知りました。
同じ言葉でも受け取る人が変わると意味合いが変わってしまうこともあるんですね。
言葉のチョイスに気をつけて、皆さんにちゃんと伝わるSSを書かなきゃいかんなと反省できました。ありがとうございました。

>>128>>133「魔王と側近の絵をうpする。許可を」
>>1「よし、やっちまえ」
というわけでやっちゃってください。そして俺を喜ばせてください。よろしくお願いします。

>>129
嬉しい御言葉ありがとうございます。
ランクインはひとえに皆さんのおかげです。今後も頑張りますのでよろしくおねがいしますね。

>>130
ボクと魔王、いいゲームですよね。俺もやったことあって、好きなソフトのひとつです。
魔王が好きなPS2のソフトはこれしかないと思ってました。PSPの方は勇者のくせになまいきだにしようと思ったのですが、>>49で書いたように内容詳しく知らなくて……

>>131
正直に言うと俺はWiiとPS3とPSPと箱○とSSは持ってないんです。だからこの辺のソフトはイメージで選んだ部分があります。
で、モンハン大好きな友達が一番長くやってたのが2ndGだったような記憶があって、「じゃあそれでいいやー」って感じで選びました。
モンハンプレイヤーの中での評価はどうなんでしょうか?3rdの方が人気なんでしょうか?

>>132
それは知りませんでした。意図して被らせたわけじゃないですね。
なんていいますか、側近ってしゃきしゃき行動してそうなイメージがあったので、無能な奴って嫌いだろうなあって思いましてああ書きました。
……あ、あとぐんぐんグルトありがとうございます。
137:🎏 :2011/9/25(日) 23:51:34 ID:8OHTIHnybw
>>135
どうもありがとうございます。
これからも支援をエネルギーにして頑張っていきますよーっ!
期待に応えられるよう努力を続けていきますね。
138:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/25(日) 23:53:05 ID:/dnrTm0hRM
>>136
3rdは画質がいいけども、やりこむには2ndGの方が・・・
つC
139:🎏 :2011/9/26(月) 00:00:33 ID:8OHTIHnybw
魔王(ああ……女勇者ちゃんだ。メンバーも皆女の子だ!!)

魔王(現地の魔物は、勇者が女の子と知って見逃したのか……ファインプレイすぎる!)

魔王(なんて上司想いのできた部下なんだ!ボーナス楽しみにしとけよ!)

魔王(それにしても……やべえ、皆可愛い!皆きれい!皆美しい!)

魔王(ハーピーちゃんに負けないくらいの美貌だ……素晴らしい!)

魔王(神様、ありがとうございます!!一度あなたを疑った私ですが、私の愚行をお許しください!)

魔王(今度からはちゃんと祈ります!私を導きくださり、ありがとうございます!)

側近(ここまで0.1秒です)
140:🎏 :2011/9/26(月) 00:07:41 ID:8OHTIHnybw
魔王(女勇者ちゃんは明るい茶髪のロングヘアが素敵だなあ!)

魔王(整った顔に抜群のスタイル!彼女が好みじゃない男っているのか!?否、いるわけがない!)

魔王(いろいろと完璧だから、どんな表情でも、どんな格好でも映えると思うんだあ、俺は!)

魔王(一緒に住んで、毎日新しい一面を見つけていきたい、そんな女の子だね、女勇者ちゃんは!)

側近(ここまで0.2秒です)
141:🎏 :2011/9/26(月) 00:13:58 ID:8OHTIHnybw
魔王(女戦士ちゃんはショートヘアでボーイッシュな感じの綺麗でかっこいい女の子だね!)

魔王(何より特徴的なのは、巨乳!巨乳!!巨乳!!!!)

魔王(鎧の下でもわかるその巨乳が素晴らしいんだ!大事なことだからな、何回でも言ったるどー!)

魔王(ラフな格好でもドキドキが止まらないだろうからね、一緒に生活するといろいろ大変だぜー!)

側近(ここまで0.3秒です)
142:🎏 :2011/9/26(月) 00:20:42 ID:8OHTIHnybw
魔王(女僧侶ちゃんは黒髪ロングストレートの清楚っ娘!ktkr!とんでもねえ娘が現れおったで!)

魔王(顔も優しい感じの美人だよ!絶対性格良いよこの娘!8000ガバス賭けてもいいよ!)

魔王(体型もスラッとしてて、絵に描いたような大和撫子だよ!着物120%似合うよ!)

魔王(誰かぁー!着物持ってきてー!完璧な和服美人が見れまっせー!)

側近(ここまで0.4秒です)
143:🎏 133=すずゆき:2011/9/26(月) 00:22:31 ID:6UXBYePb8s
>>136「ありがたきお言葉にございまする。それでは早速…」
ご期待にそえるかわかりませんが(´・ω・`)

魔王
http://ryu.boy.jp/up/uf/20110926000925.jpg
側近
http://ryu.boy.jp/up/uf/20110926001616.jpg

おまけー
http://ryu.boy.jp/up/uf/20110926002026.jpg

もう描くの凄く楽しかったです(*´д`*)
>>1さんさえ宜しければまた描かせて頂きたいくらいですw
本当にありがとうございました^^*
144:🎏 1はこの中だと女僧侶を嫁に選びます:2011/9/26(月) 00:26:50 ID:8OHTIHnybw
魔王(女魔法使いちゃんはショートヘアの無口っ娘!クールビューティ堪りませんですはい!)

魔王(でも性格は少し弱気なのかな?不安そうな表情が可愛らしいんだ、これが!守ってあげたいなあ!)

魔王(ギュッと杖を抱きかかえちゃって、可愛いなあ!何なら俺が腕を貸してあげるのに!)

魔王(喋るのが苦手そうな彼女が、勇気を振り絞って放つ「……大好き///」を想像したら……ヒィィィハァァァ!)

側近(ここまで0.5秒です)
145:🎏 すずゆき:2011/9/26(月) 00:34:03 ID:6F2gnjkNdY
うっわwキャラ絵板今見っけたしww
すみません本当にすみませんごめんなさいスレ汚してごめんなさい

146:🎏 :2011/9/26(月) 00:34:50 ID:8OHTIHnybw
魔王(完璧だ!彼女達は完璧なんだ!そしてその彼女達に今から俺はいじめてもらえるんだ!)

魔王(こんなに幸せなことってないと思う!悪いな、世の男性諸君!幸せは独り占めさせてもらうぜ!)

魔王(ああ、今から女勇者ちゃんと女戦士ちゃんに斬ってもらえるんだ!女魔法使いちゃんに攻撃魔法かけてもらえるんだ!)

魔王(想像しただけで……ああ、俺のイワークがハガネールに!)

魔王(ダメェ!ハガネールと、二体のマルマインが、だいばくはつしちゃうのおおぉぉ!)

側近(ここまで0.6秒です)
147:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/26(月) 00:37:53 ID:AjwNNJJpcg
魔王テンションあがりすぎだろwww
148:🎏 :2011/9/26(月) 00:43:13 ID:8OHTIHnybw
魔王(……いや、待て。清く美しい女勇者ちゃん達が暴力を好むはずがない)

魔王(優しい彼女達は人間界のために、やりたくもない戦いをしてるんだ)

魔王(そして俺は、自分で言うことじゃないかもしれんが、性格が良い奴だと思う)

魔王(俺が悪でないと知ったら……俺を倒すのをためらうだろう。それでも無理やり戦わせたら、彼女達の心に傷が残るかも……)

魔王(それだけは避けなくちゃいけない!そのためには……演じるしかない!)

魔王「……ふはははは!よく来たな、勇者よ。私が魔王だ!」

側近「え?誰お前?」
149:🎏 :2011/9/26(月) 00:51:19 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。

>>138
Cありがとうございます。
違いはそういう感じなんですか。それなら俺は2ndG派になるかもしれないです。
……まあモンハンもPSPも持ってないんですが。

すずゆきさん、素敵な絵をありがとうございます!めっちゃかわええwww
俺はもう大丈夫なんでいろいろ描いてもらって大丈夫ですよ。
あと、俺は個人的には迷惑だと思ってないので、そんなに気になさらないでください。
よければ今後も素敵なイラストを描いてください。

>>147
魔王は女勇者をずっとずっとずーっと待ってたわけですからね、テンションも上がってしまうのでしょう。
関係ないんですが、俺もランキングやイラストと、嬉しいことが重なってテンションやばいです。
なんか1時間前くらいからずっと肺が痛いです。さながら過呼吸のようです。いや、それは言い過ぎですけど。
150:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/26(月) 01:15:09 ID:aqZvmbwtMY
このSSも好きだが>>1も好きだw
151:🎏 :2011/9/26(月) 22:42:52 ID:8OHTIHnybw
>>150
150「私ね、なんだかけっこう好きなんだ」
1「そ、そっか。じゃあ今後もSS書くの頑張るから」
150「あ、違うの。あ、いや、違わなくはないんだけど……」
1「え?ど、どういうこと?」
150「SSもだけど……>>1のことも好きなんだよ///」
1「……惚れてまうやろー!」

みたいなことを想像して悶えました。
何はともあれ嬉しいレスありがとうございます。リアルの方では誰かから好かれるなんてなかなかないので嬉しかったです。
俺って嬉しくなるとテンション上がって調子に乗ってしまうから気をつけなはれや!って言っておきます。
もしこういうのがうざいと思う方がいましたら批判の一つ二つでもしてください。たぶん面白いくらいにテンション下がると思いますので。
152:🎏 :2011/9/26(月) 22:52:25 ID:8OHTIHnybw
魔王「虫けらがわざわざ殺されに来るとはご苦労なことだ(心が痛む……虫けらは俺の方なのに)」

女勇者「あなた達魔物の犠牲になった人々や歴代勇者のかたき……とらせてもらうわ!」

魔王「ふん。鬱陶しい害虫を駆除して何が悪い?(今回の場合、俺が害虫です、はい)」

女戦士「この野郎……命を何だと思ってやがる!?」

魔王「貴様ら人間の命など無価値に等しい。そしてお前らの命もここで散るのだ!(本当はそんなこと思ってないけど)」

魔王「さあ、死にたい奴から挑んでくるがいい!(この卑しい豚にお仕置きをお願いします!)」ハァハァ

側近(どうでもいいけど何でキャラ作ってるんだ、こいつ?)
153:🎏 :2011/9/26(月) 23:01:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近よ、下がっているがよい。こいつらは私が仕留める」

側近「いや、そもそもあなた誰ですか?俺の知ってる魔王様じゃないんですが……」

魔王(もう、察してよ!女勇者ちゃんが気負いしないように悪役演じてんの!)ヒソヒソ

側近(ああ、なるほど。魔王様は人畜無害の善人ですからね。勇者が倒す理由がないですからね)ヒソヒソ

魔王(そういうこと!歴代の魔王の罪を被って、俺がボコられるの!)ヒソヒソ

側近(実際、魔王様が就任されてからは人間の死者は出してないですしね)ヒソヒソ

側近「……わかりました、魔王様。後はお任せします」

魔王「さあ、虫けら共よ!精々私を楽しませるのだな!(勇者様、激しい攻撃をよろしくお願いします!)」ハァハァ
154:🎏 :2011/9/26(月) 23:10:22 ID:8OHTIHnybw
女勇者「はあ!」ツルギスパーンッ

魔王「あざーす!」ズバッ

女戦士「てりゃ!おりゃ!」デュクシッデュクシッ

魔王「ひぎい!らめえ!」バキッドカッ

女魔法使い「……えい」サンダーズドーン

魔王「んぎもぢいいいい!」ビリビリビリ

女勇者「よし、効いてるわね!」

女戦士「このまま倒してしまおうぜ!」

女魔法使い「……」コクコク

女勇者「女僧侶、私達がピンチになった時はお願いね!」

女僧侶「……」

女勇者「女僧侶?」

女僧侶「え?あ、はい!」

女僧侶(なんだろう……魔王の台詞にすごい違和感があるんだけど……)
155:🎏 :2011/9/26(月) 23:18:17 ID:8OHTIHnybw
側近(……魔王、やられっぱなしだな)

側近(たまに反撃するけど、全部わざと外してやがる)

側近(魔王がド変態のM野郎なのは知ってたけど……もう十分堪能しただろ?いい加減倒せよ)

側近(……)

側近(……まさか負けるつもりじゃねえだろうな?)

側近(おいおいおい!ふざけるなよ!一応お前は魔界代表なんだからな!?)

側近(ああもう怒られてもいい!加勢して魔王を勝たせる!)

側近(……あれ?)

側近(体が動かねえんですけど!?魔王か!?魔王の魔法か!?)

側近(ふざけんなよ!ちょっと……魔王おおおおぉぉぉ!!)
156:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/26(月) 23:20:37 ID:8SLt8VcSPk
魔王抜かりねえwww
157:🎏 :2011/9/26(月) 23:21:49 ID:8OHTIHnybw
ちょっと早いけど今日はここまでにします。
魔王と女勇者のバトルはどうなるんでしょう。
俺自身よくわかってないし、ここでの結果次第で先の展開もだいぶ変わる気がするので気になるところです。
……いまさらですけどやっぱり書き溜めてからやりだしたほうがよかったのかと軽く後悔しましたね。
気が早いですけど、このSSの他に書かせていただける機会に恵まれたその時は、しっかり書き溜めようと思います。
でもまあ今はこのSSの完結を目指して頑張ります。
158:🎏 :2011/9/26(月) 23:24:22 ID:8OHTIHnybw
>>156
皆さんにきちんと伝わってるかどうかはわかりませんが、魔王の実力はチートレベルだと俺はイメージしております。
その気になったら世界を牛耳るのも問題ないような実力っていう感じでイメージしてます。それが作中で活かされるかどうか知りませんが。
159:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/26(月) 23:25:43 ID:Nlnxoo0CcE
何このSSwww
凄い好きなんだがwww
あと、自分もトマトアドベンチャー好きだったwww

160:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/27(火) 00:05:37 ID:v3Z1fSd0Wg
魔王パネッすwww
161:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/27(火) 00:06:18 ID:RhZtreRMKk
CCC
162:🎏 150:2011/9/27(火) 00:45:58 ID:5SjD/fNsj2
それでいいですww
悶えといてっ★テヘ

魔王負けるなよーw
163:🎏 :2011/9/27(火) 22:39:30 ID:8OHTIHnybw
>>159
嬉しい御言葉ありがとうございます。
そのトマトアドベンチャーなんですが……すいません、実は俺やったことないんです。
……話したいことができたので書きますが、長くなっちゃうので読みたくなかったら飛ばしてください。

そもそもこのゲームを知ったのは、友達が持ってたからなんです。
なんか友達がGBAしてたから「何してんのー?」って覗いてみたら、それがトマトアドベンチャー。
そのプレイ画面を見て、直感的に「あ、このゲーム好きそう」って思いまして。そこで友達に貸してと頼んだんです。
そしたらですよ、その友達、なんと拒否しやがったんです。これには俺もびっくりですよ。
いいじゃんって。ゲームソフトの一本くらい貸してくれたっていいじゃんって。これ、俺の気持ちですよ。
しかもですよ、俺、その友達が「一回テイルズがどんな物かやってみたいんだよね」みたいなこと言ってたときにですね、
手持ちのテイルズ全部貸してあげたことあるんですよ(PSのTOP、リメイクTOD、TOE、GCのTOS、TOA)
しかもそのうちTODを帰らぬ人にされてしまって。その友達が俺にトマトアドベンチャーを貸さないって言うんですよ。
そりゃ俺だって恩売るために貸したわけじゃないですけども、そこまで頑なに拒否する必要もねえんじゃねえの?って思うわけですよ。
結局貸してくれないから中古ゲーム屋探しましたが見つからなくて。これが俺もう悔しくって。
そんな悔しい想いをぶつける意味も込めて、魔王の好きなソフトをトマトアドベンチャーにしたんです。
……ちなみに俺がGBAで一番好きなのは逆転裁判です。

いかん、本当に長くなってしまったww
164:🎏 :2011/9/27(火) 22:42:25 ID:8OHTIHnybw
>>160
性格的に伝わりにくいかもしれませんが、魔王はパネエんです。(実力的な意味で)
そしてそんな魔王に臆することなく嫌がらせできる側近もマジパネエんです。(度胸的な意味で)

>>161
支援ありがとうございます。
支援してもらえる幸福をかみしめて、書いていこうと思います。

>>162
それじゃ、いつまでも悶えさせていただきます。
本当に魔王はどうなるんでしょうねwww
165:🎏 :2011/9/27(火) 22:52:42 ID:8OHTIHnybw
女勇者「……今よ!女魔法使い、女僧侶、魔力をこの剣に!」

女僧侶「わかりました!」

女魔法使い「……了解」

女勇者「これで終わりよ!はああああああ!」ツルギスパーンッ

魔王「あはああああぁぁぁぁん///」ズババババッ

女勇者「私達の最強の攻撃……これなら魔王も……」

魔王(……え?今のが最強の攻撃だったんだ)

魔王(どうしよう……まだHP9割くらい残ってるから、もっといじめてほしいんだけど……)

魔王(いや、でも、全力の攻撃でケロッとされたら、女勇者ちゃんショック受けるだろうし……)

魔王(そもそも女勇者ちゃん達と一緒の空間にいれるだけで最大級の幸せなんだ……贅沢言うのはやめよう)
166:🎏 :2011/9/27(火) 22:59:55 ID:8OHTIHnybw
魔王「ば、馬鹿な……この私が人間なんかに……(ナイス演技だな、俺)」ドサッ

女勇者「や……やった!魔王を……ついに魔王を倒したわ!」

女戦士「やったな女勇者!長かった戦いが終わったんだ!」

女僧侶「歴代の勇者様や苦しんだ人々の仇がとれたんですね!」

女魔法使い「……」パァァ

魔王(ああ、皆会心の笑顔だ……負けてよかった……)ハナヂドクドク

側近(本当に負けを選びやがった、あの馬鹿!動け俺の体!馬鹿の魔法に負けるんじゃねえええ!!)

女勇者「……魔王は負けたわ。そこのあなたはどうするの?」

側近「イダイナマオウサマヲマカシタオマエラニ、オレガカテルワケナイ。オレハニゲルトシヨウ」

側近(……!?)
167:🎏 159:2011/9/27(火) 23:06:03 ID:AjwNNJJpcg
なんすかその悲しい過去はwww

しかもテイルズを帰らぬ人にするなんて、とんだ友人ですねヽ(*`Д´)ノ

とりあえずトマトアドベンチャーは最強なゲームでした!
今持っていれば貸したかったが、洗濯機地獄へ……

ちなみに逆転裁判大好きですwww
なるほどー!まよいちゃーん!

だがこれ以上語ると素敵なSSを汚してしまう…((;゚Д゚))アワワワワ

雑談かなんかで語りたいものですwww

そして支援(*´∀`*)
168:🎏 :2011/9/27(火) 23:10:26 ID:8OHTIHnybw
側近「チクショウ、マオウサマガヤラレルナンテ。マカイハオワリヤデー」ダッシュ

側近(口が、体が勝手に動く!?これも魔王の魔法か!?ていうか読みにくいな!)

女勇者「……逃げちゃったわね」

女戦士「奴の言葉を信じるなら、これで魔界も機能しなくなるっぽいな」

女僧侶「本当に終わったんですね……」

女魔法使い「……女勇者」

女勇者「ん?何?」

女魔法使い「魔王……どうするの?」

女勇者「え?……あっ」

魔王「……」ハナヂドクドク

女勇者「鼻からの出血がひどいけど、生きてはいるわね」

女戦士「……今のうちに殺すか?」

魔王「……!(ど、どうしよう!女勇者ちゃん達に殺されるって最高の死に方だろうけど……まだ生きてたいよ!)」

女勇者「……魔王とはいえ、一つの命よ。私は徒に命を奪いたくはないわ」

魔王(女勇者ちゃんの優しさに全俺が泣いたああぁぁ!!)
169:🎏 :2011/9/27(火) 23:22:28 ID:8OHTIHnybw
女戦士「甘いなあ、女勇者は。まあそこがお前のいいところだけどな!」

女僧侶「でもどうするんですか?先ほどの方は逃げましたが、この城にはまだ他の魔物がいると思います。回復魔法でもかけられたら……」

女勇者「……気絶しているうちに街まで連れて行きましょう」

魔王「!」

女戦士「連れてくって、本気かよ!?」

女勇者「長い間……魔王は人間に酷いことをしてきたわ」

魔王(あ〜、まあ確かに歴代魔王達はやりたい放題だったみたいだなあ)

女勇者「魔王には、生きてその罪を償ってほしいの」

女僧侶「女勇者さんの考えはわかりましたが……どうやって連れて行くのですか?道中で目覚められたら大変なことになりますよ」

魔王(最後まで気絶したふりするから大丈夫だよ、女僧侶ちゃん!)

女勇者「……呪われた兜、あったよね?」

女戦士「ああ、装備すると逆に弱くなるっていうあれか」

女勇者「あれを装備させて、縛っておけば問題ないと思うわ」

魔王(女勇者ちゃんに縛ってもらえるとか、なんという御褒美)
170:🎏 :2011/9/27(火) 23:29:09 ID:8OHTIHnybw
魔王(女勇者ちゃんが俺を縛ってる……)ハァハァ

女勇者「……これでよし!さあ魔王を連れて帰りましょう!」

女戦士「でもよ、王様や国民にはどう説明するんだよ?国民なんか殺せコール起こすと思うぞ?」

魔王(何それ恐ろしい)

女勇者「その辺は考えてあるから大丈夫よ。とりあえず今は帰ることだけ考えましょう!」

女僧侶「私は女勇者さんを信じます」

女魔法使い「……」コクコク

女戦士「……たく、わかったよ。それじゃさっさと帰ろうぜ!」



ドラゴン「側近様!魔王様連れてかれちゃいましたけど、どうするんですか!?」

側近「オワリヤデー。ヤバイデー(本当にどうなるんだよ!?魔界は、魔王は、このSSは!?)」
171:🎏 :2011/9/27(火) 23:33:24 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>162
というわけなので、魔王、負けてしまいました。申し訳ないです。
でもあれですよ。悪いようにはしないつもりです。ていうか、愛着湧いちゃって悪いようにできないって感じです。
何はともあれ、試合に負けて勝負に勝った的な感じだと思ってご了承いただけると嬉しいです。
>>167
支援ありがとうございます。
トマトさんもお亡くなりになられてるじゃないですかwwwご愁傷さまです。
逆転裁判も好きなんですか。良いゲームですよね。
真宵ちゃんも千尋さんも冥ちゃんも好きなんですけど、俺けっこうキリオさんが好きだったりします。2のも3のも。
……今はSS更新を中心に頑張りたいと思ってますが、ゆったり雑談するのも楽しいですよね。いつかそうしたいものです。
172:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 18:08:34 ID:m7NKW5wkVM
CCCCC
173:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 21:33:33 ID:XLJNIUEns6
続きが気になるしえん
174:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 21:40:55 ID:HeSFCrSa16
まおーかわええしえん
175:🎏 :2011/9/28(水) 22:40:51 ID:8OHTIHnybw
>>172
支援ありがとうございます。
1が支援をもらうことによって、どこまで頑張ることができるか……これってトリビアになりませんか?
このトリビアの種の結果はどうなるのか……是非とも最後まで見届けてやってください。

>>173
続きが気になりますか。奇遇ですね、俺もです。
いや、不透明なまま続ける日々が怖くなって、一応数日前に先を考えてみたんですが……うまくいくかわかりません。
でも、何度も言うように完結までは頑張るつもりです。

>>174
個人的にはかわいいって感情はなかったんですが。
イラストを描いてもらってからは、俺もなんか魔王がかわいく感じてきました。
なんでだろう、女の子に対してはドMの変態のはずなのにww
176:🎏 :2011/9/28(水) 22:46:48 ID:8OHTIHnybw
王「魔王を倒し、生け捕ったとな!?」

女勇者「その通りでございます」

王「で、ではその青年が魔王なのか?」

魔王「……」

女戦士「そうみたいっすね」

王「なんという……」

魔王(女勇者ちゃんに縛られてから三日、とうとうここまで来てしまった)

魔王(さすがに気絶したふりは途中でやめたけど、悪役だけは演じ続けてきた)

魔王(俺、いつまで悪役演じてりゃいいんだろう……)
177:🎏 :2011/9/28(水) 22:57:58 ID:8OHTIHnybw
大臣「しかし……なぜ殺さず生け捕ったのですか?女勇者殿」

魔王(なんだよこいつ、細長い体しおってからに。何なの?鉛筆なの?削ってほしいの?)

女勇者「……魔王には、生きてその罪を償ってほしかったのです」

王「しかし魔王を生かすなど……魔物に家族を殺された民などは納得せんだろう」

魔王(このジャムおじさんみたいなのが国王かよ。腹殴ったら苺ジャムとか吐き出しそうだな)

魔王(……いや、怪奇鉛筆大臣や町はずれのパン職人はどうでもいいんだ)

女王「……」

魔王(女王様が美しすぎる件についてだよ!重要なのは!)
178:🎏 :2011/9/28(水) 23:08:49 ID:8OHTIHnybw
魔王(ロングの金髪に綺麗な顔立ち、華麗なドレスという、姫や女王にはテンプレ的な容姿だけど)

魔王(テンプレをとことん極めれば最強になると今証明されました!)

魔王(女王なんだから年齢はそれなりにいってるんだろうけれど、どう見ても20代前半ですよ!)

魔王(この麗しいお姉様がジャムおじさんと結婚しとるん!?何でやねん!)

魔王(脅されたんか!?この魔王、女王様のためなら邪悪なジャムおじさんを討ちとって見せますぞ!)

魔王(しかし美しいなあ……こうなると姫様を見てみたいっすねー、切実に)

魔王(……いや、待て。下手したらジャムの方に似てしまってバタコみたいになってるかも……)

魔王(嫌や〜!わしゃ認めへんぞ、そんなの!)
179:🎏 :2011/9/28(水) 23:17:32 ID:8OHTIHnybw
王「女勇者よ、魔王を生かしてどうするというのじゃ?」

女勇者「世間には、魔王は死んだと公表するのです」

大臣「しかし、魔王の存在を隠し続けることなど可能なのですか?一度国民にばれでもしたら、大変な反感を買いますぞ」

女勇者「……この城の地下には強大な牢屋が存在するとお聞きしました」

王「っ!……確かに存在するが、魔王の力を以てすれば、破られる可能性も否めんぞ?」

魔王(まあ確かにこの兜でのパワーダウンを考慮しても、脱獄は容易いだろうなあ。女勇者ちゃんの責任になりそうだから絶対しないけど)

女勇者「私もそう思います」

大臣「ではどうなさるおつもりか?」

女勇者「……私自ら監視し、魔王を更生させたいと考えてます。魔王を倒した私なら……魔王を止められます」

王「なっ!?」

魔王「えっ!?」

魔王(それ……それなんてエロゲーーーーー!!!?)
180:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 23:31:18 ID:/QVXvET/rc
エロゲ展開キターw
181:🎏 :2011/9/28(水) 23:32:30 ID:8OHTIHnybw
女勇者「死んだと公表し、地下牢で監視し、更生を図る……国民に納得してもらい、魔王に生きて罪を償ってもらう方法はこれしかないと思います」

王「……何故そなたがそこまでする必要がある?」

女勇者「どういうことですか?」

王「女勇者、そなたは魔王を打ち破った英雄じゃ。それはまぎれもなく偉業じゃ、誰もが称えるであろう」

王「あとは魔王を殺して人間界の平和を確たるものにすればよいだけじゃ。何故栄誉を台無しにする可能性を背負ってまで、魔王を生かそうとする?」

王「魔王が人型の魔物だから殺すのが忍びないのか?しかしこの者は人間を虐殺し、苦しめてきた魔物に違いないのじゃ」

王「天敵から身を守るために時には命を奪うことは自然の理とも言えよう。人間に害なす魔物を人間が討ちとることも同じじゃ」

王「ゆえに、今ここで女勇者が魔王の命を断とうと、誰も咎めることはするまい。……それでも魔王を生かすというのか?」
182:🎏 なんか何書いてんのかわかんなくなってきた:2011/9/28(水) 23:52:14 ID:8OHTIHnybw
女勇者「王様……私は人間だけでなく、できれば魔物も救いたいと考えてます」

王「魔物も救う?」

女勇者「確かに人間と魔物は種族が違います。しかし共通点もあります」

大臣「共通点ですか……」

女勇者「魔物にも、私達と同じように感情があります」

女勇者「彼らも笑います。彼らも怒ります。彼らも泣きます。……彼らも、私達人間と同じ気持ちで同じ表情になれるのです」

女勇者「そして魔物も私達と同じく言語が使えます」

女勇者「私達と同じように想いを伝えられるのです。お互いを理解することは可能なのです」

女勇者「だったら私は……魔物とも解り合い、認めあえる世を築きたいと思います」

女勇者「もちろんこの考えが全ての人間に通じるわけではないとわかってます」

女勇者「魔物の悪事の被害者からすれば……私の行動は偽善でしかないのかもしれません」

女勇者「また、魔物の中にも人間を憎む者もいるでしょう。これらは夢物語なのかもしれません」

女勇者「……しかし、それでも私は諦めたくないのです!だから私だけでもそれを実現する行動を起こしていきたいのです!」

女勇者「……そして魔界を統べる王にこの気持ちが伝われば、夢物語ではなくなると私は思うのです!」
183:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 23:59:41 ID:72v/uDZ8Ls
>>182
おい1名前がwww大丈夫かwww
っ【支援】
184:🎏 :2011/9/29(木) 00:01:55 ID:8OHTIHnybw
女勇者「……私の考えに協力してもらえますでしょうか?」

王「……甘いな。そして優しすぎる」

女勇者「……」

王「しかしその優しさが魔王を打ち破る力になったのやもしれぬな」

王「そしてそれは時代を切り開く力になるのかもしれん」

女勇者「っ!で、では」

王「魔王を地下牢に入れ、更生を図ること……認めよう」

女勇者「王様……!」

王「ただ、それでは女勇者の負担が大きい。城の者を寄越すから、交替で挑むとよい」

女戦士「おっと、その話、私達も混ぜてくれないか?」

女僧侶「私達も手伝います。女勇者さんの意思は私達の意思でもあります」

女魔法使い「……」コクコク

女勇者「王様……みんな……!」

魔王(どうでもいいけどはやくエロゲを開始したいんだが)
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