初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
176: 1:2011/9/28(水) 22:46:48 ID:8OHTIHnybw
王「魔王を倒し、生け捕ったとな!?」
女勇者「その通りでございます」
王「で、ではその青年が魔王なのか?」
魔王「……」
女戦士「そうみたいっすね」
王「なんという……」
魔王(女勇者ちゃんに縛られてから三日、とうとうここまで来てしまった)
魔王(さすがに気絶したふりは途中でやめたけど、悪役だけは演じ続けてきた)
魔王(俺、いつまで悪役演じてりゃいいんだろう……)
177: 1:2011/9/28(水) 22:57:58 ID:8OHTIHnybw
大臣「しかし……なぜ殺さず生け捕ったのですか?女勇者殿」
魔王(なんだよこいつ、細長い体しおってからに。何なの?鉛筆なの?削ってほしいの?)
女勇者「……魔王には、生きてその罪を償ってほしかったのです」
王「しかし魔王を生かすなど……魔物に家族を殺された民などは納得せんだろう」
魔王(このジャムおじさんみたいなのが国王かよ。腹殴ったら苺ジャムとか吐き出しそうだな)
魔王(……いや、怪奇鉛筆大臣や町はずれのパン職人はどうでもいいんだ)
女王「……」
魔王(女王様が美しすぎる件についてだよ!重要なのは!)
178: 1:2011/9/28(水) 23:08:49 ID:8OHTIHnybw
魔王(ロングの金髪に綺麗な顔立ち、華麗なドレスという、姫や女王にはテンプレ的な容姿だけど)
魔王(テンプレをとことん極めれば最強になると今証明されました!)
魔王(女王なんだから年齢はそれなりにいってるんだろうけれど、どう見ても20代前半ですよ!)
魔王(この麗しいお姉様がジャムおじさんと結婚しとるん!?何でやねん!)
魔王(脅されたんか!?この魔王、女王様のためなら邪悪なジャムおじさんを討ちとって見せますぞ!)
魔王(しかし美しいなあ……こうなると姫様を見てみたいっすねー、切実に)
魔王(……いや、待て。下手したらジャムの方に似てしまってバタコみたいになってるかも……)
魔王(嫌や〜!わしゃ認めへんぞ、そんなの!)
179: 1:2011/9/28(水) 23:17:32 ID:8OHTIHnybw
王「女勇者よ、魔王を生かしてどうするというのじゃ?」
女勇者「世間には、魔王は死んだと公表するのです」
大臣「しかし、魔王の存在を隠し続けることなど可能なのですか?一度国民にばれでもしたら、大変な反感を買いますぞ」
女勇者「……この城の地下には強大な牢屋が存在するとお聞きしました」
王「っ!……確かに存在するが、魔王の力を以てすれば、破られる可能性も否めんぞ?」
魔王(まあ確かにこの兜でのパワーダウンを考慮しても、脱獄は容易いだろうなあ。女勇者ちゃんの責任になりそうだから絶対しないけど)
女勇者「私もそう思います」
大臣「ではどうなさるおつもりか?」
女勇者「……私自ら監視し、魔王を更生させたいと考えてます。魔王を倒した私なら……魔王を止められます」
王「なっ!?」
魔王「えっ!?」
魔王(それ……それなんてエロゲーーーーー!!!?)
180: 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 23:31:18 ID:/QVXvET/rc
エロゲ展開キターw
181: 1:2011/9/28(水) 23:32:30 ID:8OHTIHnybw
女勇者「死んだと公表し、地下牢で監視し、更生を図る……国民に納得してもらい、魔王に生きて罪を償ってもらう方法はこれしかないと思います」
王「……何故そなたがそこまでする必要がある?」
女勇者「どういうことですか?」
王「女勇者、そなたは魔王を打ち破った英雄じゃ。それはまぎれもなく偉業じゃ、誰もが称えるであろう」
王「あとは魔王を殺して人間界の平和を確たるものにすればよいだけじゃ。何故栄誉を台無しにする可能性を背負ってまで、魔王を生かそうとする?」
王「魔王が人型の魔物だから殺すのが忍びないのか?しかしこの者は人間を虐殺し、苦しめてきた魔物に違いないのじゃ」
王「天敵から身を守るために時には命を奪うことは自然の理とも言えよう。人間に害なす魔物を人間が討ちとることも同じじゃ」
王「ゆえに、今ここで女勇者が魔王の命を断とうと、誰も咎めることはするまい。……それでも魔王を生かすというのか?」
182: なんか何書いてんのかわかんなくなってきた:2011/9/28(水) 23:52:14 ID:8OHTIHnybw
女勇者「王様……私は人間だけでなく、できれば魔物も救いたいと考えてます」
王「魔物も救う?」
女勇者「確かに人間と魔物は種族が違います。しかし共通点もあります」
大臣「共通点ですか……」
女勇者「魔物にも、私達と同じように感情があります」
女勇者「彼らも笑います。彼らも怒ります。彼らも泣きます。……彼らも、私達人間と同じ気持ちで同じ表情になれるのです」
女勇者「そして魔物も私達と同じく言語が使えます」
女勇者「私達と同じように想いを伝えられるのです。お互いを理解することは可能なのです」
女勇者「だったら私は……魔物とも解り合い、認めあえる世を築きたいと思います」
女勇者「もちろんこの考えが全ての人間に通じるわけではないとわかってます」
女勇者「魔物の悪事の被害者からすれば……私の行動は偽善でしかないのかもしれません」
女勇者「また、魔物の中にも人間を憎む者もいるでしょう。これらは夢物語なのかもしれません」
女勇者「……しかし、それでも私は諦めたくないのです!だから私だけでもそれを実現する行動を起こしていきたいのです!」
女勇者「……そして魔界を統べる王にこの気持ちが伝われば、夢物語ではなくなると私は思うのです!」
183: 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 23:59:41 ID:72v/uDZ8Ls
>>182
おい1名前がwww大丈夫かwww
っ【支援】
184: 1:2011/9/29(木) 00:01:55 ID:8OHTIHnybw
女勇者「……私の考えに協力してもらえますでしょうか?」
王「……甘いな。そして優しすぎる」
女勇者「……」
王「しかしその優しさが魔王を打ち破る力になったのやもしれぬな」
王「そしてそれは時代を切り開く力になるのかもしれん」
女勇者「っ!で、では」
王「魔王を地下牢に入れ、更生を図ること……認めよう」
女勇者「王様……!」
王「ただ、それでは女勇者の負担が大きい。城の者を寄越すから、交替で挑むとよい」
女戦士「おっと、その話、私達も混ぜてくれないか?」
女僧侶「私達も手伝います。女勇者さんの意思は私達の意思でもあります」
女魔法使い「……」コクコク
女勇者「王様……みんな……!」
魔王(どうでもいいけどはやくエロゲを開始したいんだが)
185: 1:2011/9/29(木) 00:07:06 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
なんか王様も女勇者も硬く考えすぎな気がします。もうちょい気楽に適当に生きりゃいいのにさーって。おかげで疲れました。
俺という人間が適当なので、こういうの考えるのきついです。なんかトッポ食べたくなってきました。
しかし魔王も側近もどうなることやら……その辺はまた次の機会に書いていこうと思います。
>>180
エロゲ展開ktkrです。何か魔王の望む展開が一気にやってきてる感じです。
ただ、ひとつ問題があるとすると、俺はエロゲはやったことないです。
……これってホントにエロゲ展開なんでしょうか?
>>183
あんまり大丈夫じゃないんで、トッポとかで糖分を頭に送って脳の回復を図ります。
大丈夫、けっこう不良品な脳なので、トッポでも食ってりゃ回復しますよ。
186: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 00:12:28 ID:1Fs5h2eCBU
最後までチョコたっぷりだもんなCCCC
187: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 00:13:14 ID:RhZtreRMKk
これでトッポでも買いな
つCCCCCCCCCCCC
188: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 15:44:19 ID:CKfXFt8lHg
しかしこのジャムおじさ…王様うらやましいな
美人な嫁さんもらって美人な女勇者ちゃんたちご一行と知り合いだなんて…
189: 1:2011/9/29(木) 21:48:33 ID:8OHTIHnybw
>>186
>>187
支援と日本じゃ使えそうにない硬貨ありがとうございます。
あれだけトッポトッポと騒いでおいて申し訳ございませんが、結局あの後なっちゃんのオレンジ飲んだだけでした。
爽やかな酸味がおいしかったです。あふれる果汁感!
>>188
勝ち組はうらやましいです。
一度でもいいから勝ち組になってみたいものです。リア充的なことだけでなく、いろんなことに対して。
とりあえずこのジャムのおじさんには天罰の一つや二つは下ってほしいものです。
190: 1:2011/9/29(木) 21:57:33 ID:8OHTIHnybw
兵士「……ここが地下牢です」
女勇者「これが……」
女戦士「だりゃあ!」バキッ
女勇者「女戦士!?どうしたの、鉄格子なんか殴って!」
女戦士「……いった〜。頑丈ってレベルじゃねえぞ、これ」ウルウル
女僧侶「私達の中で一番の力持ちである女戦士の力でもびくともしない……確かに強固な牢屋ですね」
兵士「この牢屋に、呪われた兜まで装着させてあるんですから、監視なんていらないのでは?」
女勇者「いえ、相手は魔王よ。用心に越したことはないわ」
兵士「そうですか……おら、入れ!」ゲシッ
魔王「ぐっ!……ちっ」キッ
兵士「睨むなよ。牢屋がそんなに嫌なら自分の行いを悔いるんだな」
魔王(ちげえよ、女勇者ちゃんに蹴られたかったんだよ!)
191: 1:2011/9/29(木) 22:07:58 ID:8OHTIHnybw
兵士「監視や更生は交替制とのことでしたね。最初は私がやりましょうか?」
女勇者「……いえ、私がやるわ。いろいろ伝えたいし訊きたいこともある」
女戦士「女勇者、私達も一緒に……」
女勇者「ううん、いいの。私に任せて」
女戦士「そうか……気をつけろよ」
兵士「何か不備がありましたら、何なりと申しつけください。それではよろしくお願いします」
魔王「……」
女勇者「……」
魔王(女勇者ちゃんと二人っきりktkr)
魔王(それに更生だってよ、更生!あれでしょ?いわゆる調教的な感じのことでしょ!?)
魔王(何この幸せイベント!?女勇者様ぁ、俺の、俺だけの女王様になってくださぁい!)
192: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 22:09:53 ID:rYWbqL4UpM
魔王wwwCCCC
193: 1:2011/9/29(木) 22:19:07 ID:8OHTIHnybw
魔王「どうも、読者のみなさん。魔王です」
魔王「あれから女勇者ちゃんに、>>182の感じで人間界と魔界の共存をテーマにいろいろ説かれた次第です」
魔王「調教的な展開はなかったけど、女勇者ちゃんの姿が絶えず目に飛び込み、声も絶えず耳に飛び込んできて俺は幸せでした」
魔王「ただ、今この状況は、俺が幸せになりたいがために女勇者ちゃん達を欺いてるだけにすぎません」
魔王「また、ネタバレのタイミングを完全に逃してしまって、今も悪役を演じている次第でございます」
魔王「自分の幸せのために猿芝居に付き合ってもらってるわけですからね、嫌われたりするのが怖くてネタバレできないんですよねー」
魔王「とりあえずけっこうな時間が経過し、疲れてきた女勇者ちゃんは城の者と監視を交替することにしまして」
魔王「今はちょっとここにいないんですよ」
魔王「……俺さあ、今後どうしたらいいんだろうね?」
魔王「ネタ的な感じで言ってるけど、書き手の本音でもあるからね。もうね、助けてほしい気持ちってさ」
194: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 22:24:31 ID:8SLt8VcSPk
とりあえず
側近の存在を思い出してあげればいいと思うよ(´;ω;`)ブワッ
195: 1:2011/9/29(木) 22:27:14 ID:8OHTIHnybw
兵士(……とうとう俺だけで監視する時が来たのか)
兵士(女勇者様なら魔王が脱獄図っても止められるんだろうけど、俺は……)
兵士(いや、大丈夫だって。この地下牢は女戦士様の力でも破壊できない強固な物で、更に呪いの兜まで装着してる)
兵士(脱獄できるわけがねえよ。俺は強気でいって大丈夫なんだ。うん!)
兵士(……着いちゃった。強気で大丈夫……強気で大丈夫……)
兵士「いいざまだなあ、魔王!」
魔王「おう、女勇者ちゃんといられて最高だよ」
兵士「本来なら死刑となる貴様を生かしたんだ。女勇者様に感謝するんだな!」
魔王「お前に言われるまでもなく感謝しとるわ、アホ」
196: 1:2011/9/29(木) 22:35:55 ID:8OHTIHnybw
兵士(……あれ?なんかさっきと雰囲気ちがくね?)
魔王「……」
兵士「……」
魔王「……ああっ!」
兵士「!?」ビクッ
魔王「そうだ!お前にだけは正直に喋っとこう!」
兵士「は?」
魔王「いやあ、悪役演じるのも疲れてたし、騙し続けるのも罪悪感がやばくてさ。息抜きしたかったんよー」
兵士「な、何を言ってるのだ、お前は!?」
魔王「いやな、俺実はそんな悪い魔王じゃないんだって」
兵士「何を馬鹿な!そんな嘘に騙されて牢屋から出すとでも思ったか!?」
魔王「ぷるぷる、ぼくわるいまおうじゃないよ」
兵士「それが通じるのはスライムだけだ!」
魔王「……ちぇ」
197: 1:2011/9/29(木) 22:43:45 ID:8OHTIHnybw
兵士「女勇者様に生かしてもらってる身でありながら反省の色無しとは!」
魔王(どうしたら悪い魔王じゃないって信じてもらえるかなあ)
兵士「どうしようもないクズだな、貴様は!」
魔王(……悪事をできる実力はあるのにそうしないってわかったら少しは信じてもらえるかなあ?)
兵士「貴様のようなクズに生きる資格などない!存在を恥じろ、ゴミが!」
魔王(じゃあその路線で攻めてみよう)テツゴウシガシッ
兵士「聞いているのか、ゴミ!?」
魔王「えい」テツゴウシグニャーン
兵士「ゴミ……え?」
魔王「やっほー♪」ロウヤダッシュツ
兵士「」
魔王「俺さ、こんな感じで、やろうと思えば脱獄も簡単にできるんだよ」
兵士「……って感じで大臣が魔王様の悪口言ってましたよ」
魔王「お前も愉快な性格してんなあwww」
198: 1:2011/9/29(木) 22:54:30 ID:8OHTIHnybw
兵士「ひいい!命だけはぁ!誰か、誰か男の人呼んでぇー!」
魔王「あー待って待って!命を奪うつもりもないし、脱獄するつもりもないよ!」テクテク
兵士「え?あれ?なんで牢屋に戻って……?」
魔王「鉄格子、元に戻るかなあ?」テツゴウシグイーン
兵士「……」
魔王「ほっ……戻ったね。ほら、俺悪い魔王じゃないから、脱獄できるのにしなかったよ。女勇者ちゃんや皆が困ることはしないからね!」
兵士「……その兜を被っておきながら、どうしてそんな……」
魔王「あーこれ?女勇者ちゃんからのプレゼントだから外したくはないけど、けっこう力を制限してくれるよね」
兵士「外したくないっていうか……呪いで被った者と神経をリンクする兜だから外せないだろ?」
魔王「いや、外そうと思えば外せるよ。……ん、いたた!いたたたたた!!」グググ
兵士「ば、馬鹿!やめろ!無理に外そうとしたら死ぬぞ!」
魔王「いたたたたたああぁぁー!」スポーンッ
兵士「」
魔王「いった〜……かったけど、外せたよ。側近の攻撃魔法のが痛いからね、これぐらいは慣れてるよ」
兵士「……魔王強すぎワロタwww」
199: 1:2011/9/29(木) 22:58:16 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>192
女勇者に捕まってから、魔王が活き活きとしてますよねww
女の子が大好きで、その女の子と一緒にいられる機会をやっと手に入れて嬉しいのはわかりますが……
この辺まで来ちゃうとちょっと異常というか何というか。側近にいじめられてた頃が少し懐かしいですよね。
>>194
大丈夫です、俺も魔王も忘れてませんから!
とりあえず明確な時期は言えませんけど(適当にやってる部分があるから)
予定として再登場はある感じですから。このまま終わりまで姿見せないってことはないんで、その辺は安心しといてください。
200: 名無しさん@読者の声:2011/9/29(木) 23:45:22 ID:sGskfbDDd6
今頃側近は何してるんだろうか…C
201: 名無しさん@読者の声:2011/9/30(金) 02:09:45 ID:pwI8Vt2V2g
魔王、男相手だと性格変わるなwwwCCCCC
202: 名無しさん@読者の声:2011/9/30(金) 05:28:37 ID:ghDOkYSyQ2
側近は多分魔物を全部集めて人間界を攻める会議中だなwwwwwww
(ρ_-)ノCCCC
203: CCCCCCCCCC:2011/9/30(金) 23:28:35 ID:FKOF385I2I
兵士wwwww
そこかわれ
204: 名無しさん@読者の声:2011/10/1(土) 20:46:56 ID:ZUPIg.siV.
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
205: 1:2011/10/1(土) 21:51:31 ID:bEpZo/Xb/k
>>200
近いうちに側近サイドを書こうと計画中ですので、現段階であまり詳しいことは言えないのですが。
とりあえず一言で言ってしまうと、側近は今困ってます。それだけは間違いないです。
>>201
魔王様は女の子が大好きな御方ですからね。
大好きな女の子が相手なら魔王はどんなことでもできる方です。でも、相手が男だとそうはいかないんです。
基本的に優しいっていうのはどちらとも変わりない感じですが。
>>202
200さんの返事にも書きましたが、側近サイドを近いうちに書こうと思ってます。
果たして側近は魔物を集めているのか……正解かどうかは、ぜひその時に確認ください。
>>203
勇者一行が恐ろしい魔王を捕らえたかと思ったら、牢屋に入れると言い出して。
怖い怖いと思いながら嫌々監視に向かったところ、鉄格子を力でグニャーンってされて。
力量差を思い知らされた上、魔王は自分をいつでも襲える立場にあるとわかったわけですからね。
……たぶん現段階では兵士も切実に場所交換を望んでると思いますよwww
>>204
溢れんばかりのCをありがとうございます。
Cパワーを用いて、フルスロットル状態で突っ走る勢いで書いていこうと思います。
206: 1:2011/10/1(土) 21:52:34 ID:bEpZo/Xb/k
あと、他のスレで自分に対するレスを見つけたわけなんですけど。
・なんか俺が書くとそのスレの空気が変わる気がする
・他のスレで自分のことばっか書くのもなんだかなあ
っていう理由で、それらの返事をあえてここで書こうと思います。たぶんレスくれた方には「ああ、あれに対する返事か」とわかってもらえると思います。
別のスレの書きこみの返事を自分のスレでやっちゃうという非常識、これをなんとか許していただけると幸いです。あ、もちろん批判OKです。
>>タマタマさん
>>159>>167さんだったんですね。トマトアドベンチャー借りてみたかったですww
このSSの進行について、不安になってたところ、前向きに言っていただいて嬉しく思いました。ありがとうございます。
ナゾノクサについてですが、ライバルの方も好きですけど、男の方も好きだったりします。
あれです、男の方のナゾノクサは素敵なお姉さんだと思うのです。口調的に。
>>先生SS@作者さん
自分としても兵士が思わぬキャラ立ちの感じがしておどろいてます。脇役のつもりでしたが、ちょっと活躍部分も増えるかも。
好きにして大丈夫、とのことなので、これからも自由奔放に好き勝手書かせていただこうと思います。
注意してることですが、ぶっちゃけあんまりないですね。
ただ、初めてSS書いて思ったのは、本当にキャラが勝手に動くねと。
キャラが勝手に動く、みたいなレスをSS書くまではあんまり信じてなかったんですが、いざ書いてみるとマジじゃねーかと。
そんなわけで、魔王や側近が自ら選んだ道に対して、あんまり邪魔しないように気を付けてます。
207: 1:2011/10/1(土) 22:02:47 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「テラツヨスww人生オワタwww」
魔王「だから悪いことはしないって……」スチャッ
兵士「兜、また被るのかよ!?」
魔王「女勇者ちゃんのプレゼントやで?被らんわけにはいかんやろ」
兵士「……え?悪役ってどういうこと?じゃあ戦争は何で起こっ……え?お前は何で捕まって……脱獄……はあ?」
魔王「いい具合に混乱してんなあwww」
兵士「どういうことだよ!?説明してくれよ!」
魔王「説明すると長くなるから読んできてよ>>2-184」
兵士「oh、メタ発言ktkr……」
208: 1:2011/10/1(土) 22:10:20 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「……読んだ?」
兵士「読んだ読んだ。これ書いてる奴、痛い奴だなー」
魔王「気にしてるんだからそこはそっとしてあげて!」
兵士「だから学生時代にいじめられるんだよww」
魔王「やめたげてよぉ!」
兵士「……で、お前のことなんだけど、これマジ?」
魔王「マジマジ、大マジよ。俺、そんな悪い魔王じゃなかったでしょ?」
兵士「マジかよ……だったら悪役演じてねえで、さっさと暴露しろよ」
魔王「何でさね?」
兵士「何でって……女勇者様は魔王を改心させるためにこんなことしてんだぞ。お前悪い奴じゃないんなら、こんなことする必要ねえじゃねえかよ」
209: 1:2011/10/1(土) 22:21:47 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「……女勇者ちゃんが俺を改心させたいのは、それが魔界と人間界の和解に繋がると信じてるからでしょ?」
兵士「ああ、そんなこと言ってたな」
魔王「だけどことはそう簡単じゃない。魔王を言いくるめったって、魔界全体が魔王と同じ方を向くとは限らないんだ」
兵士「え……」
魔王「今は俺が魔王をやらせてもらってるけどさ、魔物っていろいろいるからね。俺が魔王をやることを不服に感じてる奴は多いと思うよ」
魔王「おたくらの勇者システムと違って、魔王は強い奴がなるって感じの単純なシステムなんだよね」
魔王「そんなシステムだからさ、歴代の魔王達は皆強くて。ほとんどがその強さを使って人間を苦しめた」
魔王「実際、魔界にはまだ、人間は虐げるべき存在って思ってる奴も多いよ」
魔王「俺も魔界と人間界が手を取り合える世を作りたくてさ、必死に修行して魔王になったけど……現実は厳しいよ」
210: 1:2011/10/1(土) 22:30:58 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「俺が悪い奴でも良い奴でも、魔界と人間界の関係は簡単には良くならないから。だったら俺は幸せを満喫したいってことだよ」
兵士「……ひとつ訊いていいか?」
魔王「いいよー。何?」
兵士「普通の魔物と違って、お前が人間界と手を取り合おうとしているのは何故だ?」
魔王「ゲーム、人間が作ったやつのが面白い」
兵士「そんな理由!?」
魔王「あと女の子、人間界のが可愛い娘が多い」
兵士「煩悩にまみれてやがる!」
魔王「その二つが理由の9割占めてるかなー」
兵士「ほぼ独占状態じゃねえかよ!」
魔王「……残りの1割はね、良い奴悪い奴に種族の壁なんてないって思うからだよ」
兵士「種族の壁……」
魔王「人間にも魔物にも良い奴悪い奴っているから。種族の壁を越えて良い奴が集まって、良い世界を作れていけたらどんなに素敵だろうってね」
兵士「魔王……」
兵士「……良いこと言ってるけど、それ、理由の1割なんだろ?」
魔王「だってゲームと女の子が好きなんだもんwww」
211: 1:2011/10/1(土) 22:44:21 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「……まあいいや。お前が良い奴だってことはわかったよ」
魔王「おお!わかってくれるんだね、ありがとう!」
兵士「女勇者様方にいじめられたい気持ち、男としてわからんこともないしな。魔界と人間界の関係に影響しないんなら、お前の芝居に付き合ってやるよ」
魔王「心の友よ!」
兵士「出会って間もないのに心の友になっちゃったよwww」
魔王「いや、でもお前とは仲良くなれそうだよ。……お前、ドラクエ派?FF派?」
兵士「もちドラクエ派」
魔王「心の友よ!」
兵士「wwww……ところでブラザー」
魔王「なんだよ?兄弟」
兵士「お前が捕まって、世間的には死んだことになって」
魔王「うん」
兵士「それで新しい魔王が誕生したらまずくない?魔物って戦争派のが多いんだろ?」
魔王「ああ、それは大丈夫だよ。側近がいるから」
212: 1:2011/10/1(土) 22:52:40 ID:bEpZo/Xb/k
兵士「側近?」
魔王「俺の部下でね。俺の部下でね」
兵士「何で2回言うんだよww」
魔王「大事なことだからだよ!いい加減上下関係をはっきりさせないとね」
兵士「で、何でそいつが魔王になったら大丈夫なんだよ?」
魔王「側近はね、俺を見かける度に暴言を吐いてね」
魔王「俺の料理にこっそりタバスコかけまくってたり」
魔王「俺のセーブデータで勝手に進めて勝手にセーブしたり」
魔王「若気の至りで制作した俺の中二的な黒歴史漫画をネットに流出させたり」
魔王「回復魔法で治せるからって折れるまで関節技かけたりする酷い奴だけど」
魔王「本当はとっても良い奴なんだ。側近が魔王になったら、きっと平和な世界を目指してくれるよ!」
兵士「……1mmも信用できねえんだけど」
213: 1:2011/10/1(土) 23:04:58 ID:bEpZo/Xb/k
魔王「大丈夫だって!側近本当に良い奴なんだから」
兵士「骨折られといてそんなこと言えるってマジ尊敬するわ」
魔王「俺が女勇者ちゃん達にわざとやられたのも側近がいたからだよ。他の奴が魔王になるんなら俺だって我慢して女勇者ちゃん達を退けてたよ」
兵士「全幅の信頼を寄せてんだな、そいつに」
魔王「とにかく、側近が魔王になれば、俺の時みたいに平和な世界を目指すよ。人間の戦死者だって絶対に出さないから!」
兵士「……まあマイブラザーの言うことだからな。信じてやらないわけにはいかんだろ」
魔王「心の友よ!」
兵士「お前それ好きだなww」
魔王「とにかく平和の世作りは側近に任して俺らは親睦トークに勤しもうぜ!兵士は女勇者ちゃん達の中でだれが好き?」
兵士「いいのかなあ、こんなことで……女魔法使い様は俺の嫁」
魔王「なるほど、いいセンスだ!」
兵士「そういう魔王は誰なんだよ?」
魔王「皆綺麗だけどね……やっぱり女勇者ちゃんかなー」
兵士「なるほどねー。それじゃ、〜〜」
魔王「それで、〜〜」
打ち解けた魔王と兵士のどうでもいいトークはしばらく続くのであった。
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