サシャ「とくと味あわせてあげましょう!」
Part2
17 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:08:42 ID:9Vyo3aQg
ーー サシャの夢
\...ズズーン!/
サシャ「こらー! どこに逃げるつもりですか? 逃がしませんよー!」タッタッタッ
サシャ「こうなったら無理矢理にでも止めますよ……!」
サシャ「ほらっ、捕まえたっ!」ハガイジメッ
18 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:09:33 ID:9Vyo3aQg
サシャ「…………んー…………」ギュゥッ...
ライナー「」PAUSE
ライナー(腕……? いや違う、これは……足だ……!)
ライナー(何故そこで足を絡める……!? ダメだ、お前の考えていることが俺にはわからん! そんなに俺に戦士になってほしいのかお前は!!)
ライナー(というかこの体勢は心臓に悪すぎる!! 背中ごしだから見えないのが余計に気になる!!)
ライナー(正面から向きあった方がまだマシだ! 毛布もかけたから何も問題ないだろう……! よし、足が緩んだら向きを変えるぞ……!)
19 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:10:17 ID:9Vyo3aQg
ーー サシャの夢
サシャ「ごちそうさまでしたぁー……ふふふ、しあわせぇ……」ウットリ
サシャ「あ、鏡がありますね。……食べかすついてないですよね?」ノゾキコミ
サシャ「!? ……なんですか、これは……! こ、この脇の下の弛みは……!?」
サシャ「そうか……菓子パァンは総じて高カロリー……! あんなに食べれば脂肪がつくのは必然……!」ガタガタガタガタ
サシャ「まさか、これが敵の狙いだったなんて……!」ガクッ
サシャ「私は、女子力を失ってしまいました……!」ガーン
20 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:11:14 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……」パチッ
サシャ(……あれ?)
サシャ(……背中……? だれの……)
ライナー(よし、身体が離れて足が緩んだ……!)クルッ
サシャ「……?」パチクリ
ライナー「」
21 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:12:00 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……」
ライナー「……」
サシャ「…………」
ライナー「…………」
サシャ「………………」
ライナー「………………」
サシャ「……………………ーー」スゥッ...
ライナー「!?」バッ
22 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:12:36 ID:9Vyo3aQg
ライナー「待てサシャ、叫ぶな、やめろ……! 俺が社会的に死ぬ……っ!!」
サシャ「~~~~! ~~~~~~~~!!」
ライナー「わかってる……! ちゃんと説明するから……っ! いいから叫ぶな、いいな……っ!?」
サシャ「」コクコクコクコク
ライナー「……よし、放すぞ?」パッ
23 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:13:18 ID:9Vyo3aQg
サシャ「えと……その……間違ってたらすみません、ライナーですよね……?」オロオロ
ライナー「ああ、間違ってない」
サシャ「……えっと、いらっしゃいませ?」キョトン
ライナー「違う、ここは女子寮じゃない。男子寮だ。ミカサがお前をここに連れてきたんだ」
サシャ「はあ、ミカサがですか……」
ライナー「サシャ、お前……いつから起きてた?」
サシャ「ライナーが振り向くちょっと前です。夢見てたんですけど……」
サシャ(! そういえば……!)ガバッ
24 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:14:01 ID:9Vyo3aQg
ライナー「おい、毛布を剥ぐな……っ!?」
サシャ(ハミ肉ついてませんよね!?)ペラッ
ライナー「おい何をしているんだお前は……!!」グイッ
サシャ「放してくださいライナー、今すぐ確認しないと……っ!」グイグイ
ライナー「シャツを……めくるんじゃあない……っ! こら……!!」ググッ...
サシャ「だってだってパァンの食べ過ぎで私の脇にハミ肉という名のウォール・マリアが」
ライナー「やめろ、そういう話を男にするな……っ!! 帰って寮でやれ……!!」グググッ...
サシャ「そんなこと言われたって一人じゃ帰れませんよぅ……!」
ライナー「お前、見廻り時間知っているんじゃないのか……!?」
サシャ「男子寮まで把握しているわけないでしょう……っ!」
ライナー「そ、それもそうか……」
25 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:14:42 ID:9Vyo3aQg
ライナー(ダメだ、これ以上ここにいたら俺が持たん! もう罰則どうこう言っている場合じゃない……)ムクリ
サシャ「? ……ライナー? どうしました?」
ライナー「お前はミカサが来るまでここで待ってろ」
サシャ「えっ……行っちゃうんですか?」
ライナー「男が側にいたら嫌だろう? 俺は外で時間を潰してくる。お前はここで寝てろ」
サシャ「そんなぁ……いてくださいよ、心細いです」クイッ
サシャ「ミカサが来るまでで、いいですから……」ギュッ
ライナー「……せめて、毛布はちゃんと被ってくれ」
サシャ「あ、はい、わかりました……」モゾモゾ
26 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:15:20 ID:9Vyo3aQg
サシャ「あの……毛布。お借りしてしまってすみません」モソモソ
ライナー「いい。風邪でも引かれて訓練に支障が出ても困る」
サシャ「だったらライナーも一緒に入ります?」
ライナー(やめてくださいしんでしまいます)
ライナー「……気遣いは嬉しいが、そういうことを気軽に言うんじゃない」
サシャ「あ、すみません……」シュン
ライナー「明日は休日じゃないんだ。難しいと思うが、ここで寝られるならちゃんと寝ろ」
サシャ「はい、努力します」
27 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:16:02 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……ライナー、明日の座学の試験の勉強しました?」
ライナー「ああ」
サシャ「私、今回はちょっと自信があるんですよ」エヘヘ
ライナー「ほう。意外だな」
サシャ「これでも平均は毎回クリアしてるんですよ? 少なくともエレンやコニーよりは頭がいいですからね、私」
ライナー「そうだな、見習わせないとな。そういういいところは」
サシャ「そうですよ? ライナーも私のいいところ見習っちゃっていいですからね?」
ライナー「食い意地とかか?」
サシャ「違いますよぅ……もう、ライナーのいじわる」ムー...
28 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:17:11 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……二人で寝ると結構狭いんですね、寮のベッドって」
ライナー「そもそも二人で使うものじゃないからな」
サシャ「……狭くないですか? 私、もっと端に寄りましょうか?」
ライナー「いや、大丈夫だ」
サシャ「……静か、ですね」
ライナー「夜中だからな」
サシャ「……そろそろ、夏ですね」
ライナー「ああ」
サシャ「……また、あの食堂に行きましょうね。今度はミカサたちも誘って」
ライナー「ああ」
29 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:18:05 ID:9Vyo3aQg
サシャ「あの、さっきのことなんですけど」
サシャ「知らないところにいて、びっくりしましたけど……安心しました」
サシャ「起きた時、側にいたのが、ライナー……だったので」
サシャ「やっぱり頼もしい……ですね。ライナーは……。一緒にいると……安心……します……」
サシャ「……」
ライナー「……サシャ?」
サシャ「……」スー...
ライナー「……寝たのか」
30 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:18:43 ID:9Vyo3aQg
ーー 夜明け前、男子寮
ミカサ「サシャを回収しに来た」シュッ
ライナー「……ミカサ。サシャのことを思ってやったのはわかるが、もうこういうことはするな」
ミカサ「? サシャは嫌がっていたの?」
ライナー「いや、そういうわけじゃないが」
ミカサ「なら問題ない」
ライナー「それでも、起きたら知らないところにいたとなると怖がるだろう」
ミカサ「それはない。あなたがいるなら、サシャは大丈夫」
31 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:19:27 ID:9Vyo3aQg
ライナー「買いかぶりすぎだ。俺はそんなに立派な……人間じゃない」
ミカサ「なら、これからそうなればいいだけ。私はそうした。エレンやアルミンのために」
ライナー「……お前との話は訳がわからん。もう行け」
ミカサ「私は楽しい。ので、また話してあげてもいい」
ライナー「願い下げだ」
ミカサ「そんな風に睨まれてもちっとも怖くない」クスッ
ミカサ「おやすみなさい、ライナー。ーーもう残り時間も少ないけれど、どうかいい夢を」
32 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:20:11 ID:9Vyo3aQg
ーー 起床時間、男子寮
ベルトルト「……あれ? ライナー、早いね。もう起きてるなんて」
ライナー「ああ、ちょっといろいろあってな。早めに起きたんだ」
ベルトルト「早起きはいいけど……ちゃんと寝たの? 僕たちは身体が資本なんだから、休める時に休まないと」
ライナー「実は、少ししか眠れなかった。ほぼ徹夜だ」
ベルトルト「そうなの? それにしては機嫌が良さそうに見えるけど……何かいい夢でも見た? ライナー」
ライナー「……ああ、しっかり味わったよ」
おわり
33 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:21:24 ID:9Vyo3aQg
短いですけど終わりです。読んでくださった方ありがとうございました!
ちゅっちゅくちゅいが書きたかった……
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 19:37:05 ID:YhPGhXeQ
乙、次も期待してる
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 19:46:23 ID:ywJMd6M.
乙
ミカサに終止腹筋が痛い
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 20:03:17 ID:LFM4a4.Y
乙
いやぁ>>1の書くライサシャは毎回ほのぼのしてて楽しいです。あとサシャがひたすら可愛
38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 23:02:24 ID:qmnTFdtY
乙!
面白かった!
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 01:16:21 ID:D4DEtq9.
乙!
ミカサに笑うw
ーー サシャの夢
\...ズズーン!/
サシャ「こらー! どこに逃げるつもりですか? 逃がしませんよー!」タッタッタッ
サシャ「こうなったら無理矢理にでも止めますよ……!」
サシャ「ほらっ、捕まえたっ!」ハガイジメッ
18 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:09:33 ID:9Vyo3aQg
サシャ「…………んー…………」ギュゥッ...
ライナー「」PAUSE
ライナー(腕……? いや違う、これは……足だ……!)
ライナー(何故そこで足を絡める……!? ダメだ、お前の考えていることが俺にはわからん! そんなに俺に戦士になってほしいのかお前は!!)
ライナー(というかこの体勢は心臓に悪すぎる!! 背中ごしだから見えないのが余計に気になる!!)
ライナー(正面から向きあった方がまだマシだ! 毛布もかけたから何も問題ないだろう……! よし、足が緩んだら向きを変えるぞ……!)
19 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:10:17 ID:9Vyo3aQg
ーー サシャの夢
サシャ「ごちそうさまでしたぁー……ふふふ、しあわせぇ……」ウットリ
サシャ「あ、鏡がありますね。……食べかすついてないですよね?」ノゾキコミ
サシャ「!? ……なんですか、これは……! こ、この脇の下の弛みは……!?」
サシャ「そうか……菓子パァンは総じて高カロリー……! あんなに食べれば脂肪がつくのは必然……!」ガタガタガタガタ
サシャ「まさか、これが敵の狙いだったなんて……!」ガクッ
サシャ「私は、女子力を失ってしまいました……!」ガーン
20 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:11:14 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……」パチッ
サシャ(……あれ?)
サシャ(……背中……? だれの……)
ライナー(よし、身体が離れて足が緩んだ……!)クルッ
サシャ「……?」パチクリ
ライナー「」
21 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:12:00 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……」
ライナー「……」
サシャ「…………」
ライナー「…………」
サシャ「………………」
ライナー「………………」
サシャ「……………………ーー」スゥッ...
ライナー「!?」バッ
ライナー「待てサシャ、叫ぶな、やめろ……! 俺が社会的に死ぬ……っ!!」
サシャ「~~~~! ~~~~~~~~!!」
ライナー「わかってる……! ちゃんと説明するから……っ! いいから叫ぶな、いいな……っ!?」
サシャ「」コクコクコクコク
ライナー「……よし、放すぞ?」パッ
23 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:13:18 ID:9Vyo3aQg
サシャ「えと……その……間違ってたらすみません、ライナーですよね……?」オロオロ
ライナー「ああ、間違ってない」
サシャ「……えっと、いらっしゃいませ?」キョトン
ライナー「違う、ここは女子寮じゃない。男子寮だ。ミカサがお前をここに連れてきたんだ」
サシャ「はあ、ミカサがですか……」
ライナー「サシャ、お前……いつから起きてた?」
サシャ「ライナーが振り向くちょっと前です。夢見てたんですけど……」
サシャ(! そういえば……!)ガバッ
24 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:14:01 ID:9Vyo3aQg
ライナー「おい、毛布を剥ぐな……っ!?」
サシャ(ハミ肉ついてませんよね!?)ペラッ
ライナー「おい何をしているんだお前は……!!」グイッ
サシャ「放してくださいライナー、今すぐ確認しないと……っ!」グイグイ
ライナー「シャツを……めくるんじゃあない……っ! こら……!!」ググッ...
サシャ「だってだってパァンの食べ過ぎで私の脇にハミ肉という名のウォール・マリアが」
ライナー「やめろ、そういう話を男にするな……っ!! 帰って寮でやれ……!!」グググッ...
サシャ「そんなこと言われたって一人じゃ帰れませんよぅ……!」
ライナー「お前、見廻り時間知っているんじゃないのか……!?」
サシャ「男子寮まで把握しているわけないでしょう……っ!」
ライナー「そ、それもそうか……」
25 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:14:42 ID:9Vyo3aQg
ライナー(ダメだ、これ以上ここにいたら俺が持たん! もう罰則どうこう言っている場合じゃない……)ムクリ
サシャ「? ……ライナー? どうしました?」
ライナー「お前はミカサが来るまでここで待ってろ」
サシャ「えっ……行っちゃうんですか?」
ライナー「男が側にいたら嫌だろう? 俺は外で時間を潰してくる。お前はここで寝てろ」
サシャ「そんなぁ……いてくださいよ、心細いです」クイッ
サシャ「ミカサが来るまでで、いいですから……」ギュッ
ライナー「……せめて、毛布はちゃんと被ってくれ」
サシャ「あ、はい、わかりました……」モゾモゾ
26 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:15:20 ID:9Vyo3aQg
サシャ「あの……毛布。お借りしてしまってすみません」モソモソ
ライナー「いい。風邪でも引かれて訓練に支障が出ても困る」
サシャ「だったらライナーも一緒に入ります?」
ライナー(やめてくださいしんでしまいます)
ライナー「……気遣いは嬉しいが、そういうことを気軽に言うんじゃない」
サシャ「あ、すみません……」シュン
ライナー「明日は休日じゃないんだ。難しいと思うが、ここで寝られるならちゃんと寝ろ」
サシャ「はい、努力します」
27 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:16:02 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……ライナー、明日の座学の試験の勉強しました?」
ライナー「ああ」
サシャ「私、今回はちょっと自信があるんですよ」エヘヘ
ライナー「ほう。意外だな」
サシャ「これでも平均は毎回クリアしてるんですよ? 少なくともエレンやコニーよりは頭がいいですからね、私」
ライナー「そうだな、見習わせないとな。そういういいところは」
サシャ「そうですよ? ライナーも私のいいところ見習っちゃっていいですからね?」
ライナー「食い意地とかか?」
サシャ「違いますよぅ……もう、ライナーのいじわる」ムー...
28 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:17:11 ID:9Vyo3aQg
サシャ「……二人で寝ると結構狭いんですね、寮のベッドって」
ライナー「そもそも二人で使うものじゃないからな」
サシャ「……狭くないですか? 私、もっと端に寄りましょうか?」
ライナー「いや、大丈夫だ」
サシャ「……静か、ですね」
ライナー「夜中だからな」
サシャ「……そろそろ、夏ですね」
ライナー「ああ」
サシャ「……また、あの食堂に行きましょうね。今度はミカサたちも誘って」
ライナー「ああ」
29 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:18:05 ID:9Vyo3aQg
サシャ「あの、さっきのことなんですけど」
サシャ「知らないところにいて、びっくりしましたけど……安心しました」
サシャ「起きた時、側にいたのが、ライナー……だったので」
サシャ「やっぱり頼もしい……ですね。ライナーは……。一緒にいると……安心……します……」
サシャ「……」
ライナー「……サシャ?」
サシャ「……」スー...
ライナー「……寝たのか」
30 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:18:43 ID:9Vyo3aQg
ーー 夜明け前、男子寮
ミカサ「サシャを回収しに来た」シュッ
ライナー「……ミカサ。サシャのことを思ってやったのはわかるが、もうこういうことはするな」
ミカサ「? サシャは嫌がっていたの?」
ライナー「いや、そういうわけじゃないが」
ミカサ「なら問題ない」
ライナー「それでも、起きたら知らないところにいたとなると怖がるだろう」
ミカサ「それはない。あなたがいるなら、サシャは大丈夫」
31 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:19:27 ID:9Vyo3aQg
ライナー「買いかぶりすぎだ。俺はそんなに立派な……人間じゃない」
ミカサ「なら、これからそうなればいいだけ。私はそうした。エレンやアルミンのために」
ライナー「……お前との話は訳がわからん。もう行け」
ミカサ「私は楽しい。ので、また話してあげてもいい」
ライナー「願い下げだ」
ミカサ「そんな風に睨まれてもちっとも怖くない」クスッ
ミカサ「おやすみなさい、ライナー。ーーもう残り時間も少ないけれど、どうかいい夢を」
32 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:20:11 ID:9Vyo3aQg
ーー 起床時間、男子寮
ベルトルト「……あれ? ライナー、早いね。もう起きてるなんて」
ライナー「ああ、ちょっといろいろあってな。早めに起きたんだ」
ベルトルト「早起きはいいけど……ちゃんと寝たの? 僕たちは身体が資本なんだから、休める時に休まないと」
ライナー「実は、少ししか眠れなかった。ほぼ徹夜だ」
ベルトルト「そうなの? それにしては機嫌が良さそうに見えるけど……何かいい夢でも見た? ライナー」
ライナー「……ああ、しっかり味わったよ」
おわり
33 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/01(月) 19:21:24 ID:9Vyo3aQg
短いですけど終わりです。読んでくださった方ありがとうございました!
ちゅっちゅくちゅいが書きたかった……
34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 19:37:05 ID:YhPGhXeQ
乙、次も期待してる
35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 19:46:23 ID:ywJMd6M.
乙
ミカサに終止腹筋が痛い
36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/01(月) 20:03:17 ID:LFM4a4.Y
乙
いやぁ>>1の書くライサシャは毎回ほのぼのしてて楽しいです。あとサシャがひたすら可愛
乙!
面白かった!
39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/02(火) 01:16:21 ID:D4DEtq9.
乙!
ミカサに笑うw
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む