サシャ「無意味じゃありません!」
Part1
1 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:02:51 ID:YGRfFQo.
・『サシャ「ひと味違いますよ?」』の続きです
・いつも通りの超展開&ご都合主義です
2 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:03:33 ID:YGRfFQo.
ーー 朝 物干し場付近
クリスタ「……ううっ、半袖で外に出るとまだ寒いね」プルッ
サシャ「そろそろ長袖に切り替える時期ですかねー」プルッ
クリスタ「寝る前は暑いのに、朝起きると人肌恋しくなっちゃうのも困りものだよね……ねえサシャ、抱きついていい?」
サシャ「いいですよー、どうぞ!」
クリスタ「じゃあお言葉に甘えてーーえいっ!」ギュッ
サシャ「どうですか?」
クリスタ「……サシャはあったかいねぇ」ホクホク
サシャ「そうですか? 自分ではよくわかりませんけど」
3 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:04:20 ID:YGRfFQo.
クリスタ「ふう、満足した。ありがとうサシャ」スッキリ
サシャ「どういたしまして。でも、クリスタも自分から抱きついたりするんですね。ユミルから抱きつかれてる時はあんなに抵抗してるのに」
クリスタ「うーん……ユミルに抱きつかれるのも嫌じゃないんだけどね、私は私のペースでぬくもりを補給したいっていうか……」
サシャ「ああ、わかりますわかります! ごはんは誰にも急かされずゆっくり食べたいですよね!」グッ
クリスタ「うーん……まあそんな感じ、なのかな?」
4 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:05:19 ID:YGRfFQo.
クリスタ「それにしても、今日は朝からいい天気でよかったよね!」
サシャ「ええ、これなら洗濯物もよく乾きそうです!」
クリスタ「天高く、馬肥ゆる秋……」
サシャ「果実がたわわに実る季節……」
クリスタ「そしてこの澄んだ空気!」
サシャ「降り注ぐ柔らかな日差し!」
クリスタ「吹き抜ける風っ!」
サシャ「さわやかっ!」
サシャ・クリスタ「「第104期訓練へいだーんっ!!」」
コニー「……朝っぱらから何騒いでんだ」
5 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:06:03 ID:YGRfFQo.
サシャ「あっ、コニー! おはようございます!」
クリスタ「おはようコニー、早いね!」
コニー「おう、おはよ。それにしても元気だなーお前ら」
サシャ「元気の秘訣は早寝早起き、そしておいしいごはんですよ、コニー!」
コニー「じゃあ人のパン取るなよ」
サシャ「最近は取ってませんよ失礼な! 盗みにだって行ってないですし!」プンスカ
クリスタ「ところでコニーは何してたの? それ、工具箱だよね?」
コニー「これか? あそこの納屋の扉の建て付けが悪いって教官に報告したらよ、お前が直せって押しつけられたんだよ。そんで、さっきまで作業してた」
サシャ「あらら……それは災難でしたね」
クリスタ「こんな朝早くから大変だったね。どう? 直りそう?」
コニー「もう少しってところだな。今日明日には直してみせるぜ!」
6 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:06:56 ID:YGRfFQo.
クリスタ「それにしても、他の訓練兵の子誰も見かけないね。洗濯日和なのに私たちしかいなかったし」キョロキョロ
サシャ「アニのパーカーが干してありましたけど、あれは昨日干したものでしたし……みなさん洗濯しないんですかね?」
コニー「こんだけ早いと厩舎の当番くらいしか見かけねえよな。……あ、でもさっきエレンとライナー見たぞ。二人で並んで走ってた」
サシャ「……へえ、早起きですね」
コニー「今日の午後は立体機動の訓練なのに、朝っぱらからよくやるよなーあいつら」
サシャ「……そうですね」
クリスタ「……サシャ、行こう!」グイッ
サシャ「えっ? どこにですか?」
クリスタ「エレンとライナーのところ! ほら、コニーも一緒に! 案内して!」グイッ
コニー「えー……ったく、仕方ねえなぁ」スタスタ...
7 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:07:55 ID:YGRfFQo.
ーー 営庭の端
ミカサ「おはよう、サシャにクリスタ。それとコニー」
コニー「俺はおまけかよ」
サシャ「おはようございますミカサ。……ところで、エレンの上にのしかかって何してるんですか?」
ミカサ「ストレッチのお手伝い。長座体前屈」グイーッ
エレン「おいミカサー、誰かいるのかー?」ノビー
ミカサ「サシャとクリスタ、それとコニーがいる」
コニー「だから俺はおまけじゃねえっての」
クリスタ「おはようエレン! いい朝だね!」
エレン「おう、おはよううううっ!? ミカサ押しすぎ! 押しすぎ!!」ジタバタジタバタ
ミカサ「まだいけるはず。私はエレンを信じている」グイグイ
エレン「俺そんなに体柔らかくねえってば!」ジタバタジタバタ
8 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:09:00 ID:YGRfFQo.
クリスタ「ねえミカサ、ところでーー」
ミカサ「ライナーなら、さっき井戸のほうへ行った」
クリスタ「よーっし! じゃあそっちに行こう!」
コニー「俺帰っていいか?」
サシャ「私も帰りたいんですけど……」
クリスタ「だめ! 三人で一緒に行くの!」グイグイ
サシャ「えー……」
コニー「もう場所わかったんだから俺いらねえだろー?」
クリスタ「だぁーめぇーっ!!」グイグイグイグイ
サシャ「わかりましたよ、わかりましたから袖引っ張らないでくださいよー」ズルズル...
コニー「次で最後だからなー、クリスタ」ズルズル...
ミカサ「……なんだか三兄妹みたい」ホンワカ
エレン「みかっ……みかさっ、そろそろ手ぇ離して……」メリメリメリメリ
9 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:10:11 ID:YGRfFQo.
ーー 井戸
クリスタ「おはようライナー!」
ライナー「おはようクリスタ。……と、コニーとサシャか。珍しい組み合わせだな」
クリスタ「うん。三人でお散歩してたんだ」
ライナー「そうか、楽しそうでいいな」
コニー「楽しそうなのはクリスタだけだけどなー」ボソッ
サシャ「……」モジモジ
クリスタ「というわけでサシャ、あとはごゆっくり!」ポンッ
サシャ「ちょっ、クリスタ!?」
クリスタ「ほら、コニー行こう?」グイグイ
コニー「また移動するのか? ……あーもう、わかったわかった」スタスタ...
\ガサガサ/
ライナー「草むらの陰に隠れたな。……何やってんだあいつらは」
サシャ「なんだか兄妹みたいですね」クスッ
10 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:11:34 ID:YGRfFQo.
サシャ「改めて……おはようございますライナー。いい朝ですね!」
ライナー「おう、おはよう。……こんな朝早くから何してたんだ? 何かの当番か?」
サシャ「クリスタと二人で洗濯してたんですよ。今はその帰りです。ライナーは走ってたんですよね?」
ライナー「おう。エレンと走ってきたんだ。朝が涼しい季節になったからな」
サシャ「へえ……」ジッ...
ライナー「……嗅ぐなよ?」ボソッ
サシャ「かっ、嗅ぎませんよ!///」カァッ
ライナー「どうだかなー」
サシャ「……さっきあっちでエレンと会いましたけど、これからストレッチするんですよね? もしよかったらお手伝いしますよ」
ライナー「じゃあ、よろしく頼む」
クリスタ(サシャったら真っ赤だぁ……/// でも、ライナーは無反応だなぁ)ウーン...
コニー(ライナーの奴かなり喜んでんな……サシャの奴はなんだ? 風邪か?)
11 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:12:17 ID:YGRfFQo.
コニー「……ところで、なんで陰からコソコソ見てんだよ。あの二人にモロバレだろ」
クリスタ「ムードっていうものがあるんだよ、コニー」コソコソ
コニー「ムードだぁ?」
クリスタ「私たちは恋愛初心者なんだから、一緒に勉強したほうがいいよ」
コニー「恋愛なあ……んなことしてる暇ねえだろ、俺たちは」
クリスタ「でも……死ぬ時に、誰にも何も思われないのって、悲しいよ?」
コニー「そりゃあーーっておい、死ぬ前提の話するなよ。話が飛びすぎだって」
クリスタ「……うん、そうだね。ごめんね? 変なこと言って」
コニー「まあ気にすんなよ。考えすぎんのは体に毒だぞ」
クリスタ「……夕方、納屋の修理手伝うね? ここまで付き合ってくれたお礼に」
コニー「おー、ありがとなー」
12 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:13:10 ID:YGRfFQo.
ーー 昼 食堂
ゴロゴロゴロゴロゴロ....
クリスタ「……雲行きが怪しくなってきたね」
サシャ「ですね。洗濯物大丈夫でしょうか?」
クリスタ「降る前に取り込んでこようかな。部屋干しはあまりしたくないけど、もう一度やり直すよりはマシだよね……」ウーン...
サシャ「なら、私がまとめて回収してきますよ。確かクリスタ、教官に呼ばれてましたよね?」
クリスタ「あ、そうだった。……サシャ、お願いしてもいい?」
サシャ「お任せください! 洗濯物は部屋に運んでおけばいいですよね?」
クリスタ「うん、取り込んでもらえるだけでも助かるよ。干すのは後で自分でやるから」
サシャ「わかりました、じゃあ行ってきますね!」タタタッ
13 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:14:17 ID:YGRfFQo.
ーー 物干し場
ゴロゴロゴロゴロゴロ....
サシャ(うーん、まだもう少しは保ちそうですけどねー、どうなんでしょう……?)
サシャ(あれっ? あそこにいるのはーー)
サシャ「こんにちは! アニも洗濯物取り込みに来たんですか?」
アニ「雲行きが怪しいからね。残りは全部あんたのでいいの?」バサッ
サシャ「はい、私とクリスタのです。……うーん、生乾きのが多いですね」バサバサ
アニ「乾いてないのは部屋干しにするしかないね。私も何着か乾いてなかったよ」
サシャ「パーカーのフードとか乾きにくいですもんねぇ」バサバサ
アニ「手伝ってあげたいけど……ごめん、ミーナとミカサの分も頼まれててさ」ドッサリ
サシャ「いいですよ、早く行ってください! 濡れちゃったら元も子もありませんし」
アニ「あんたも早く戻ったほうがいいよ。……じゃあ、お先に」スタスタ...
サシャ「はーい、アニもまた後で!」パチンパチン
14 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:15:20 ID:YGRfFQo.
サシャ「よし、これで全部っとーー」
ーー ポタッ ポタッ
サシャ「あれっ!? 降ってきちゃいましたね、急がないと……」
ーー ポッ ポッ ……ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ「ちょっ……早すぎません!?」アタフタアタフタ
サシャ(えーっと、えーっと……! 寮まではまだ距離がありますし……近くの建物ってあそこの納屋くらいしか……)
サシャ(仕方がないですね、一旦退避!)ガチャッ バタンッ
15 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:16:14 ID:YGRfFQo.
サシャ「び、びっくりした……」ポタポタ...
サシャ「うう……せっかく洗濯したのに、台無しです……」グッショリ
サシャ(カゴの中身、全部濡れちゃいましたかね……あ、いくつかは無事みたいですね、よかった)ゴソゴソ
サシャ(それにしても……)
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ(窓がないので外の様子がわかりませんが……もう少し勢いが収まるまで、ここで待ってたほうがいいですよね。通り雨だといいんですけど)
16 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:17:08 ID:YGRfFQo.
ーー 食堂
マルコ「教官に聞いてきたよ。午後の立体機動訓練は中止。訓練兵は自室の雨戸の確認、今週の掃除当番は担当区域の雨戸の確認と窓の施錠をしてから食堂に集合だって。このまま自習にするか、他の講義を差し替えるかどうかはまだ決まってないみたい」
ベルトルト「混乱してるね」
ライナー「これから更に荒れそうだって話だからな。教官も右往左往してる」
エレン「ちぇっ、今日の訓練のために朝から気合い入れてたんだけどなー……」
アルミン「秋は天気が変わりやすいから、少し経ったらあっさり止んじゃう可能性もあるけど……仕方がないね、こればっかりは」
コニー「あー、納屋の修理どうすっかなー」
ジャン「他に心配することあんだろ馬鹿」
クリスタ「ねえみんな、サシャがどこにいるか知らない?」
17 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:18:22 ID:YGRfFQo.
ライナー「……いないのか?」
クリスタ「さっきから探してるんだけど、見当たらないの。ミカサやユミルにも手分けしてもらってるんだけど……」
ジャン「どうせ食料庫にでもいるんじゃねえの? 今なら教官の目もねえだろうし」
コニー「でも最近盗みに入ってないって言ってたぞ、サシャの奴」
マルコ「じゃあどこに行ったんだろうね……あ、ユミルとミカサが来た」
ユミル「女子寮にはいなかったぞ。残ってる奴らにも手当たり次第に聞いたけど、誰も見てねえって」
ミカサ「廊下から簡単に確認しただけだけど、兵舎の中にも見当たらなかった」
クリスタ「ユミル、ミカサ、ありがとう。でもどうしよう……どこに行ったのかな」
18 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:19:27 ID:YGRfFQo.
アニ「……クリスタ、サシャを探してるの?」
クリスタ「うん。アニ、何か知ってたりする?」
アニ「サシャなら、雨が降り始める直前に物干し場で会ったけど」
ユミル「物干し場だぁ? ……もしかして、まだ外にいるんじゃねえだろうな」
ミカサ「ーー!!」
クリスタ「わ、私……見に行ってくる!」ダッ
ライナー「ダメだ、クリスタはここにいろ」ガシッ
クリスタ「だって、風も雨も強くなってきてるし……もしまだ外にいるとしたら、サシャのこと放っておけないよ!」
ライナー「もう寮に戻ってるかもしれない。ミカサやユミルと入れ違いで帰ってきた可能性もある。もう一度、中を探してくれ」
クリスタ「じゃあ、外には探しに行かないの!? サシャがいるかもしれないのに!!」
ライナー「そんなわけあるか。俺が見てくる」
ジャン「おいおいライナー……正気か? ほぼ嵐になりかけてるぞ、外」
ライナー「ああそうだな。いい天気だ」
ジャン「こんな時に冗談言ってる場合かよ」
19 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:20:21 ID:YGRfFQo.
マルコ「せめて教官に報告してからにしないか? 何かいい案をもらえるかもしれないし」
ライナー「そんな大事にしなくていい。洗濯物取り込んで遭難したなんて話、広まるのも嫌だろうしな」
アルミン「待ってよライナー。もしかして、一人で行くつもりなの? 人手が必要なら何人か声かけようか?」
ライナー「山の中を探すならまだしも、その辺で迷子になった馬鹿を一人捜すだけだ。大勢で行っても仕方がないだろ。俺一人で充分足りる」
ミカサ「……私も行く」
ライナー「応援が必要なら後から呼ぶ。……そうだな、一時間経っても戻らなかったら探しに来てくれ」
ミカサ「……わかった。気をつけて」
20 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:21:41 ID:YGRfFQo.
ーー 物干し場付近
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
ライナー(……いないな)
ライナー(洗濯物はなし、か。回収だけは済ませたのか)
ライナー「おーい、サシャ! いたら返事しろ!!」
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
ライナー(思った以上に雨の勢いが強いな……外にいたとしても、聞こえたかどうか怪しいな)
ライナー(視界も悪い。一旦戻るか? ……いや、もう少し探してみるか)
ライナー(俺ともすれ違いになって、もう寮か食堂に戻ってりゃ問題ないんだが……ん?)
ライナー(あれは……納屋か? 一旦あそこで雨宿りするか)
21 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:22:54 ID:YGRfFQo.
ーー 納屋
サシャ「……?」
サシャ(今、ライナーの声が……気のせいですかね)
サシャ(心細くて幻聴まで聞こえたんでしょうか……)
サシャ「……っくしゅんっ!」プルッ
サシャ(……寒い)
サシャ(濡れた服着てたら当然ですよね……すぐ戻れると思ってたのに)
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ(……雨も風も、全然止む気配ないですし)
22 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:24:47 ID:YGRfFQo.
サシャ(……そういえば、いくつか着れるくらいには乾いてた気が)チラッ
サシャ(でも、ここで着替えるのってどうなんでしょう?)プルッ
サシャ(……いいや、誰も来ませんし着替えちゃいましょう。窓もありませんし覗かれませんよね)ヌギヌギ
サシャ「ハンカチは……体を拭くにはちょっと小さすぎますよね、端に避けといて……」ゴソゴソ
サシャ「えっと、タオルは……無事なのは一枚だけですね。体が拭けるだけいいとしましょう」フキフキ
サシャ「下着は……乾いてる。これは先に着て……っと」ゴソゴソ
サシャ「シャツもよし……スカートも、履けなくはないですね。これは後からっと」ゴソゴソ
サシャ「えーっと、あとは上着上着……」ゴソゴソ
ーーガチャッ
サシャ(? 誰か入ってーー)クルッ
ライナー「……あ」
サシャ「」
・『サシャ「ひと味違いますよ?」』の続きです
・いつも通りの超展開&ご都合主義です
2 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:03:33 ID:YGRfFQo.
ーー 朝 物干し場付近
クリスタ「……ううっ、半袖で外に出るとまだ寒いね」プルッ
サシャ「そろそろ長袖に切り替える時期ですかねー」プルッ
クリスタ「寝る前は暑いのに、朝起きると人肌恋しくなっちゃうのも困りものだよね……ねえサシャ、抱きついていい?」
サシャ「いいですよー、どうぞ!」
クリスタ「じゃあお言葉に甘えてーーえいっ!」ギュッ
サシャ「どうですか?」
クリスタ「……サシャはあったかいねぇ」ホクホク
サシャ「そうですか? 自分ではよくわかりませんけど」
3 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:04:20 ID:YGRfFQo.
クリスタ「ふう、満足した。ありがとうサシャ」スッキリ
サシャ「どういたしまして。でも、クリスタも自分から抱きついたりするんですね。ユミルから抱きつかれてる時はあんなに抵抗してるのに」
クリスタ「うーん……ユミルに抱きつかれるのも嫌じゃないんだけどね、私は私のペースでぬくもりを補給したいっていうか……」
サシャ「ああ、わかりますわかります! ごはんは誰にも急かされずゆっくり食べたいですよね!」グッ
クリスタ「うーん……まあそんな感じ、なのかな?」
4 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:05:19 ID:YGRfFQo.
クリスタ「それにしても、今日は朝からいい天気でよかったよね!」
サシャ「ええ、これなら洗濯物もよく乾きそうです!」
クリスタ「天高く、馬肥ゆる秋……」
サシャ「果実がたわわに実る季節……」
クリスタ「そしてこの澄んだ空気!」
サシャ「降り注ぐ柔らかな日差し!」
クリスタ「吹き抜ける風っ!」
サシャ「さわやかっ!」
サシャ・クリスタ「「第104期訓練へいだーんっ!!」」
コニー「……朝っぱらから何騒いでんだ」
5 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:06:03 ID:YGRfFQo.
サシャ「あっ、コニー! おはようございます!」
クリスタ「おはようコニー、早いね!」
コニー「おう、おはよ。それにしても元気だなーお前ら」
サシャ「元気の秘訣は早寝早起き、そしておいしいごはんですよ、コニー!」
コニー「じゃあ人のパン取るなよ」
サシャ「最近は取ってませんよ失礼な! 盗みにだって行ってないですし!」プンスカ
クリスタ「ところでコニーは何してたの? それ、工具箱だよね?」
コニー「これか? あそこの納屋の扉の建て付けが悪いって教官に報告したらよ、お前が直せって押しつけられたんだよ。そんで、さっきまで作業してた」
サシャ「あらら……それは災難でしたね」
クリスタ「こんな朝早くから大変だったね。どう? 直りそう?」
コニー「もう少しってところだな。今日明日には直してみせるぜ!」
クリスタ「それにしても、他の訓練兵の子誰も見かけないね。洗濯日和なのに私たちしかいなかったし」キョロキョロ
サシャ「アニのパーカーが干してありましたけど、あれは昨日干したものでしたし……みなさん洗濯しないんですかね?」
コニー「こんだけ早いと厩舎の当番くらいしか見かけねえよな。……あ、でもさっきエレンとライナー見たぞ。二人で並んで走ってた」
サシャ「……へえ、早起きですね」
コニー「今日の午後は立体機動の訓練なのに、朝っぱらからよくやるよなーあいつら」
サシャ「……そうですね」
クリスタ「……サシャ、行こう!」グイッ
サシャ「えっ? どこにですか?」
クリスタ「エレンとライナーのところ! ほら、コニーも一緒に! 案内して!」グイッ
コニー「えー……ったく、仕方ねえなぁ」スタスタ...
7 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:07:55 ID:YGRfFQo.
ーー 営庭の端
ミカサ「おはよう、サシャにクリスタ。それとコニー」
コニー「俺はおまけかよ」
サシャ「おはようございますミカサ。……ところで、エレンの上にのしかかって何してるんですか?」
ミカサ「ストレッチのお手伝い。長座体前屈」グイーッ
エレン「おいミカサー、誰かいるのかー?」ノビー
ミカサ「サシャとクリスタ、それとコニーがいる」
コニー「だから俺はおまけじゃねえっての」
クリスタ「おはようエレン! いい朝だね!」
エレン「おう、おはよううううっ!? ミカサ押しすぎ! 押しすぎ!!」ジタバタジタバタ
ミカサ「まだいけるはず。私はエレンを信じている」グイグイ
エレン「俺そんなに体柔らかくねえってば!」ジタバタジタバタ
8 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:09:00 ID:YGRfFQo.
クリスタ「ねえミカサ、ところでーー」
ミカサ「ライナーなら、さっき井戸のほうへ行った」
クリスタ「よーっし! じゃあそっちに行こう!」
コニー「俺帰っていいか?」
サシャ「私も帰りたいんですけど……」
クリスタ「だめ! 三人で一緒に行くの!」グイグイ
サシャ「えー……」
コニー「もう場所わかったんだから俺いらねえだろー?」
クリスタ「だぁーめぇーっ!!」グイグイグイグイ
サシャ「わかりましたよ、わかりましたから袖引っ張らないでくださいよー」ズルズル...
コニー「次で最後だからなー、クリスタ」ズルズル...
ミカサ「……なんだか三兄妹みたい」ホンワカ
エレン「みかっ……みかさっ、そろそろ手ぇ離して……」メリメリメリメリ
9 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:10:11 ID:YGRfFQo.
ーー 井戸
クリスタ「おはようライナー!」
ライナー「おはようクリスタ。……と、コニーとサシャか。珍しい組み合わせだな」
クリスタ「うん。三人でお散歩してたんだ」
ライナー「そうか、楽しそうでいいな」
コニー「楽しそうなのはクリスタだけだけどなー」ボソッ
サシャ「……」モジモジ
クリスタ「というわけでサシャ、あとはごゆっくり!」ポンッ
サシャ「ちょっ、クリスタ!?」
クリスタ「ほら、コニー行こう?」グイグイ
コニー「また移動するのか? ……あーもう、わかったわかった」スタスタ...
\ガサガサ/
ライナー「草むらの陰に隠れたな。……何やってんだあいつらは」
サシャ「なんだか兄妹みたいですね」クスッ
10 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:11:34 ID:YGRfFQo.
サシャ「改めて……おはようございますライナー。いい朝ですね!」
ライナー「おう、おはよう。……こんな朝早くから何してたんだ? 何かの当番か?」
サシャ「クリスタと二人で洗濯してたんですよ。今はその帰りです。ライナーは走ってたんですよね?」
ライナー「おう。エレンと走ってきたんだ。朝が涼しい季節になったからな」
サシャ「へえ……」ジッ...
ライナー「……嗅ぐなよ?」ボソッ
サシャ「かっ、嗅ぎませんよ!///」カァッ
ライナー「どうだかなー」
サシャ「……さっきあっちでエレンと会いましたけど、これからストレッチするんですよね? もしよかったらお手伝いしますよ」
ライナー「じゃあ、よろしく頼む」
クリスタ(サシャったら真っ赤だぁ……/// でも、ライナーは無反応だなぁ)ウーン...
コニー(ライナーの奴かなり喜んでんな……サシャの奴はなんだ? 風邪か?)
11 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:12:17 ID:YGRfFQo.
コニー「……ところで、なんで陰からコソコソ見てんだよ。あの二人にモロバレだろ」
クリスタ「ムードっていうものがあるんだよ、コニー」コソコソ
コニー「ムードだぁ?」
クリスタ「私たちは恋愛初心者なんだから、一緒に勉強したほうがいいよ」
コニー「恋愛なあ……んなことしてる暇ねえだろ、俺たちは」
クリスタ「でも……死ぬ時に、誰にも何も思われないのって、悲しいよ?」
コニー「そりゃあーーっておい、死ぬ前提の話するなよ。話が飛びすぎだって」
クリスタ「……うん、そうだね。ごめんね? 変なこと言って」
コニー「まあ気にすんなよ。考えすぎんのは体に毒だぞ」
クリスタ「……夕方、納屋の修理手伝うね? ここまで付き合ってくれたお礼に」
コニー「おー、ありがとなー」
12 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:13:10 ID:YGRfFQo.
ーー 昼 食堂
ゴロゴロゴロゴロゴロ....
クリスタ「……雲行きが怪しくなってきたね」
サシャ「ですね。洗濯物大丈夫でしょうか?」
クリスタ「降る前に取り込んでこようかな。部屋干しはあまりしたくないけど、もう一度やり直すよりはマシだよね……」ウーン...
サシャ「なら、私がまとめて回収してきますよ。確かクリスタ、教官に呼ばれてましたよね?」
クリスタ「あ、そうだった。……サシャ、お願いしてもいい?」
サシャ「お任せください! 洗濯物は部屋に運んでおけばいいですよね?」
クリスタ「うん、取り込んでもらえるだけでも助かるよ。干すのは後で自分でやるから」
サシャ「わかりました、じゃあ行ってきますね!」タタタッ
13 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:14:17 ID:YGRfFQo.
ーー 物干し場
ゴロゴロゴロゴロゴロ....
サシャ(うーん、まだもう少しは保ちそうですけどねー、どうなんでしょう……?)
サシャ(あれっ? あそこにいるのはーー)
サシャ「こんにちは! アニも洗濯物取り込みに来たんですか?」
アニ「雲行きが怪しいからね。残りは全部あんたのでいいの?」バサッ
サシャ「はい、私とクリスタのです。……うーん、生乾きのが多いですね」バサバサ
アニ「乾いてないのは部屋干しにするしかないね。私も何着か乾いてなかったよ」
サシャ「パーカーのフードとか乾きにくいですもんねぇ」バサバサ
アニ「手伝ってあげたいけど……ごめん、ミーナとミカサの分も頼まれててさ」ドッサリ
サシャ「いいですよ、早く行ってください! 濡れちゃったら元も子もありませんし」
アニ「あんたも早く戻ったほうがいいよ。……じゃあ、お先に」スタスタ...
サシャ「はーい、アニもまた後で!」パチンパチン
14 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:15:20 ID:YGRfFQo.
サシャ「よし、これで全部っとーー」
ーー ポタッ ポタッ
サシャ「あれっ!? 降ってきちゃいましたね、急がないと……」
ーー ポッ ポッ ……ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ「ちょっ……早すぎません!?」アタフタアタフタ
サシャ(えーっと、えーっと……! 寮まではまだ距離がありますし……近くの建物ってあそこの納屋くらいしか……)
サシャ(仕方がないですね、一旦退避!)ガチャッ バタンッ
15 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:16:14 ID:YGRfFQo.
サシャ「び、びっくりした……」ポタポタ...
サシャ「うう……せっかく洗濯したのに、台無しです……」グッショリ
サシャ(カゴの中身、全部濡れちゃいましたかね……あ、いくつかは無事みたいですね、よかった)ゴソゴソ
サシャ(それにしても……)
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ(窓がないので外の様子がわかりませんが……もう少し勢いが収まるまで、ここで待ってたほうがいいですよね。通り雨だといいんですけど)
16 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:17:08 ID:YGRfFQo.
ーー 食堂
マルコ「教官に聞いてきたよ。午後の立体機動訓練は中止。訓練兵は自室の雨戸の確認、今週の掃除当番は担当区域の雨戸の確認と窓の施錠をしてから食堂に集合だって。このまま自習にするか、他の講義を差し替えるかどうかはまだ決まってないみたい」
ベルトルト「混乱してるね」
ライナー「これから更に荒れそうだって話だからな。教官も右往左往してる」
エレン「ちぇっ、今日の訓練のために朝から気合い入れてたんだけどなー……」
アルミン「秋は天気が変わりやすいから、少し経ったらあっさり止んじゃう可能性もあるけど……仕方がないね、こればっかりは」
コニー「あー、納屋の修理どうすっかなー」
ジャン「他に心配することあんだろ馬鹿」
クリスタ「ねえみんな、サシャがどこにいるか知らない?」
17 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:18:22 ID:YGRfFQo.
ライナー「……いないのか?」
クリスタ「さっきから探してるんだけど、見当たらないの。ミカサやユミルにも手分けしてもらってるんだけど……」
ジャン「どうせ食料庫にでもいるんじゃねえの? 今なら教官の目もねえだろうし」
コニー「でも最近盗みに入ってないって言ってたぞ、サシャの奴」
マルコ「じゃあどこに行ったんだろうね……あ、ユミルとミカサが来た」
ユミル「女子寮にはいなかったぞ。残ってる奴らにも手当たり次第に聞いたけど、誰も見てねえって」
ミカサ「廊下から簡単に確認しただけだけど、兵舎の中にも見当たらなかった」
クリスタ「ユミル、ミカサ、ありがとう。でもどうしよう……どこに行ったのかな」
18 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:19:27 ID:YGRfFQo.
アニ「……クリスタ、サシャを探してるの?」
クリスタ「うん。アニ、何か知ってたりする?」
アニ「サシャなら、雨が降り始める直前に物干し場で会ったけど」
ユミル「物干し場だぁ? ……もしかして、まだ外にいるんじゃねえだろうな」
ミカサ「ーー!!」
クリスタ「わ、私……見に行ってくる!」ダッ
ライナー「ダメだ、クリスタはここにいろ」ガシッ
クリスタ「だって、風も雨も強くなってきてるし……もしまだ外にいるとしたら、サシャのこと放っておけないよ!」
ライナー「もう寮に戻ってるかもしれない。ミカサやユミルと入れ違いで帰ってきた可能性もある。もう一度、中を探してくれ」
クリスタ「じゃあ、外には探しに行かないの!? サシャがいるかもしれないのに!!」
ライナー「そんなわけあるか。俺が見てくる」
ジャン「おいおいライナー……正気か? ほぼ嵐になりかけてるぞ、外」
ライナー「ああそうだな。いい天気だ」
ジャン「こんな時に冗談言ってる場合かよ」
19 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:20:21 ID:YGRfFQo.
マルコ「せめて教官に報告してからにしないか? 何かいい案をもらえるかもしれないし」
ライナー「そんな大事にしなくていい。洗濯物取り込んで遭難したなんて話、広まるのも嫌だろうしな」
アルミン「待ってよライナー。もしかして、一人で行くつもりなの? 人手が必要なら何人か声かけようか?」
ライナー「山の中を探すならまだしも、その辺で迷子になった馬鹿を一人捜すだけだ。大勢で行っても仕方がないだろ。俺一人で充分足りる」
ミカサ「……私も行く」
ライナー「応援が必要なら後から呼ぶ。……そうだな、一時間経っても戻らなかったら探しに来てくれ」
ミカサ「……わかった。気をつけて」
20 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:21:41 ID:YGRfFQo.
ーー 物干し場付近
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
ライナー(……いないな)
ライナー(洗濯物はなし、か。回収だけは済ませたのか)
ライナー「おーい、サシャ! いたら返事しろ!!」
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
ライナー(思った以上に雨の勢いが強いな……外にいたとしても、聞こえたかどうか怪しいな)
ライナー(視界も悪い。一旦戻るか? ……いや、もう少し探してみるか)
ライナー(俺ともすれ違いになって、もう寮か食堂に戻ってりゃ問題ないんだが……ん?)
ライナー(あれは……納屋か? 一旦あそこで雨宿りするか)
ーー 納屋
サシャ「……?」
サシャ(今、ライナーの声が……気のせいですかね)
サシャ(心細くて幻聴まで聞こえたんでしょうか……)
サシャ「……っくしゅんっ!」プルッ
サシャ(……寒い)
サシャ(濡れた服着てたら当然ですよね……すぐ戻れると思ってたのに)
ーー ザーーーーーーーーーーーーッ!!
サシャ(……雨も風も、全然止む気配ないですし)
22 : ◆H4iwFNXQsw:2013/09/02(月) 18:24:47 ID:YGRfFQo.
サシャ(……そういえば、いくつか着れるくらいには乾いてた気が)チラッ
サシャ(でも、ここで着替えるのってどうなんでしょう?)プルッ
サシャ(……いいや、誰も来ませんし着替えちゃいましょう。窓もありませんし覗かれませんよね)ヌギヌギ
サシャ「ハンカチは……体を拭くにはちょっと小さすぎますよね、端に避けといて……」ゴソゴソ
サシャ「えっと、タオルは……無事なのは一枚だけですね。体が拭けるだけいいとしましょう」フキフキ
サシャ「下着は……乾いてる。これは先に着て……っと」ゴソゴソ
サシャ「シャツもよし……スカートも、履けなくはないですね。これは後からっと」ゴソゴソ
サシャ「えーっと、あとは上着上着……」ゴソゴソ
ーーガチャッ
サシャ(? 誰か入ってーー)クルッ
ライナー「……あ」
サシャ「」
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