サシャ「味も匂いもたまりません!」
Part2
26 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:16:31 ID:wXp.VD8E
アニ「それにしても……」チラッ
\オラァー!!/ \ギャアアアアア!!/ \バッシャーン!!/
アニ「……まるで子どもだね、男子」ハァ
ミーナ「……」ニヤッ
クリスタ「えっと……私たちも涼んでていいのかな?」
マルコ「うん。気にしないで遊んできていいよ」
アルミン「僕たちはここにいる予定だから、ミカサたちが来たら教えるね」
27 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:17:56 ID:wXp.VD8E
アニ「……じゃあ、私もここに残ろうかな。暑いの嫌だし」
ミーナ「……」
ユミル「私はどうすっかな……クリスタはどうする?」
クリスタ「うーん……二人だけに任せたら悪いし、ここに残ろうかな」
ユミル「じゃあ私もそうするか。じゃあミーナはーー」
ミーナ「アニごめんねっ! ーーえーいっ!」ウワギスッポーン
アニ「」
ユミル「」
クリスタ「」
マルコ「」メカクシ
アルミン「」メカクシ
28 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:18:45 ID:wXp.VD8E
アニ「…………………………ミーナ? 上着返してくれる?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ミーナ「せっかく来たんだからさ、アニも遊ぼうよ!」ニコニコ
アニ「暑いの嫌なんだってば……」イライラ
ミーナ「このままだと私、男子と遊ぶことになっちゃうじゃん。そんなの寂しいし。ーーね? いいでしょ?」
アニ「……人の話聞いてる?」
ミーナ「聞こえなーい! じゃあ先に行ってるね!」バシャバシャ
アニ「……私は手加減しないからね?」...ニヤッ
29 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:19:23 ID:wXp.VD8E
ベルトルト「うう、ひどい目にあった……」シクシク
ライナー「……おいベルトルト。見ろよあれ」
ベルトルト「何? ……あ、ミーナとアニだね。どうかしたの?」
ライナー「アニの顔だ、顔」
ベルトルト「…………笑ってるね」
ライナー「かなりぎこちないけどな」
ベルトルト「……」
ライナー「……来てよかったな」
ベルトルト「……うん」
30 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:21:37 ID:wXp.VD8E
クリスタ「涼しい……」ホンワカ
ユミル「だなー……」ホンワカ
アルミン「生き返るー……」ホンワカ
マルコ「気持ちいいー……」ホンワカ
サシャ「ーーみなさーん! お待たせしましたー!」タッタッタッ
ミカサ「ごめんなさい、遅れた」タッタッタッ
アルミン「やあ、遅かったね。二人ともどこ行ってたの?」
サシャ「ふっふっふ……それは後からのお楽しみです!」
ミカサ「あと一時間ほどでちょうどよくなると思う。ので、それまで待っててほしい」
サシャ「ということで……私も遊びます!!」ポーイ
ミカサ「私も」ポーイ
31 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:22:32 ID:wXp.VD8E
ミーナ「ーーあ! ミカサとサシャが来たよ? おーい、二人ともー!」フリフリ
アニ「……もういいでしょ? 私は休むよ。疲れたし」
ミーナ「ダメだってばー! 私より体力あるのに疲れるわけないでしょ!」グイグイ
アニ「……あとちょっとだけだからね」ハァ
ミーナ「そうこなくっちゃ!」ニコニコ
32 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:23:19 ID:wXp.VD8E
ーー 一時間後
ジャン「……絞っても絞っても水出てくるな」ギュー ジャバー
ライナー「ちゃんと絞っとけよ? 濡れたまま着てたら風邪ひくからな」ギュー ジャバー
コニー「シャツの替え持ってくりゃよかったなー」ギュー ジャバー
エレン「着てればそのうち乾くだろ」ギュー ジャバー
ベルトルト「夏でよかったよね。……そもそも夏じゃないとこんなことしないけど」ギュー ジャバー
コニー「……げ、パンツまで染みてる」ウワァ
エレン「お前一番はしゃいでたもんなー」ハハハ
コニー「エレンも人のこと言えねえだろ!」
33 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:24:01 ID:wXp.VD8E
ユミル「男子は気軽に上半身裸になれていいよなー」ジーッ
クリスタ「ダメだよユミル、そんなに見ちゃ……///」
ユミル「鍛えてるだけあって、いい体つきしてんなぁ」マジマジ
ユミル「そうだな、例えば……ライナーとかいいんじゃねぇか?」ニヤニヤ
サシャ「」ピクッ
サシャ「……気になるんですか? ユミル」
ユミル「さーて、どうだかねー」ニヤニヤ
クリスタ「……ユミル? 怒るよ?」ジロッ
ユミル「わかったわかった。……そんな気ねえから安心しろ、サシャ」
サシャ「そ、そうですか……」ホッ
34 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:24:53 ID:wXp.VD8E
ユミル「ていうかそんなに気になるならもうあいつの胸でも揉んでこいよ。胸筋あるから揉めるだろきっと」
サシャ「も……っ!? 何言ってるんですか揉みませんよ!!」
ユミル「揉みしだけ!!」クワッ!!
サシャ「やりません!!」
ユミル「……あーそっか。お前味しか興味ないんだっけ?」
サシャ「なっ……!? なんで知ってるんですか!?」
ユミル「ライナーに聞いた」シレッ
サシャ(ライナーの馬鹿ー!!)アタマカカエ
35 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:25:56 ID:wXp.VD8E
ユミル「それでよぉ、……サシャ、お前ライナーの匂いには興味ないのか?」
サシャ「匂い……?」キョトン
ユミル「なんだよ、考えたこともないって面してるな。……ちょっとこっち来い」テマネキ
サシャ「はぁ……」トコトコ
ユミル「いいか? 想像しろ、お前の目の前に一枚肉がある……大きさはお前の手のひらくらいだな。厚さは……そうだな、五センチってところか?」ボソボソ
サシャ「……そこまで厚いと食べにくそうです」ムー...
ユミル「いいんだよ、厚いなら切ればいいだろ切れば。鉄板の上で脂が弾ける音が聞こえてくる……味も舌触りも最高だ……でもな、メシには匂いがつきものだろ?」ボソボソ
サシャ「……あの、ライナーはご飯じゃないんですが」
ユミル「男もメシもお前にとっちゃ同じだろ?」
サシャ「そんな風に言われるのは心外です」むぅ
36 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:27:05 ID:wXp.VD8E
ユミル「ていうかさ、単純に……嗅ぎたくねえのか? ライナーの匂い」
サシャ「だから、そういうことは考えたこともありませんってば……///」
ユミル「私ら訓練兵は肉なんてそんなに食わないからな、そこまで体臭もきつくないはずだ」
ユミル「風呂にもちゃんと定期的に入ってるしな。ーーいい匂いすんぞ、絶対」グッ
サシャ「で、でも、他の人の匂いを嗅ぐなんて、ちょっと……///」カァッ
ユミル「ディープキスだの甘噛みだのやってる奴が今更どこで照れてんだよ」
サシャ「……わかりましたよ、そんなに言うならあとで頼んでみます」モジモジ
37 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:28:34 ID:wXp.VD8E
サシャ(話の流れとはいえ、とんでもないことを頼むハメになっちゃいましたよ……?)
サシャ(というか……味のことをユミルが知ってるってことは、ライナーがユミルに話したってことですよね)...イラッ
サシャ「……?」
サシャ(あれ? 今のって……)
ミカサ「ーーサシャ、そろそろ行こう」クイクイ
サシャ「あ、はい。わかりました」
ミカサ「……ユミル?」ジロッ
ユミル「なんだよ、直接手出しはしてねえぞ?」ニヤニヤ
ミカサ「……なんでもない」ムー...
38 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:30:17 ID:wXp.VD8E
ーー 数分後
サシャ「というわけで、お待たせしました! 本日のメインディッシュです!」ヨイショ
ミカサ「ほどよく冷えた。ので、食べ頃のはず」ヨイショ
つ スイカ ×2
一同「でかっ!?」
アルミン「これって……もしかして、スイカ?」
サシャ「さすがはアルミン、正解です!」ピンポーン!
アルミン「スイカってかなりの高級品だよね? 値段もそうだけど……そもそもどこからどうやって手に入れたの?」
サシャ「知り合いの食堂さんに頼んで卸してもらったんです。小ぶりですけど二つも都合してもらっちゃいました」エヘヘ
39 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:31:14 ID:wXp.VD8E
コニー「小ぶりったって、結構でけえぞ、これ……」ゴクッ
マルコ「果物なんてしばらく食べてないや……」ゴクッ
ライナー「なるほど……この大きさなら女子だけじゃ食べきれないだろうな」
エレン「むしろ俺は一人で食いたい!」ワクワクワクワク
ジャン「これだけはエレンに同感だな……かぶりつきてえ」ワクワクワクワク
ベルトルト「二人とも、お腹壊すよ?」
ユミル「思ってたよりでかかったな……すげえ」
クリスタ「だよね、この人数で食べきれるのかな?」
アニ「……」ソワソワ チラッチラッ
ミーナ「私、あんな大きい果物食べたことないから楽しみだなー!」ワクワク
40 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:32:10 ID:wXp.VD8E
アルミン「二人とも、この準備のために遅くなったんだね?」
ミカサ「スイカが浸かるほど深くて日陰のあるところが、上流にしかなかった」
ミカサ「というわけで、食べよう。不平や不満が出ないように、私がミリ単位で均等に切り分ける」ジャキンッ!!
アルミン「待ってミカサ! どうせなら楽しく食べようよ」
ミカサ「楽しく?」キョトン
アルミン「うん。ーーというわけでみんな、直径5センチ以内、長さ1メートル20センチ以内の手頃な木の枝を探してきてくれる?」
ジャン「やけに細かいな」
アルミン「だってそれが公式ルールだからね!」ニコッ
41 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:33:07 ID:wXp.VD8E
ーー 更に数分後
アルミン「ーーうん、これで大丈夫! 太さも長さもちょうどいいよ!」ニコニコ
ベルトルト「そ、そう……よかったね……」ゼエゼエ
コニー「チェック厳しいな、アルミン……」ゼエゼエ
エレン「アルミンは……昔から少し凝り性だからさ……」ゼエゼエ
マルコ「少し……?」ゼエゼエ
アルミン「あとは目隠し用の手ぬぐいだけど……ないからタオルでいいかなー」ゴソゴソ
ジャン(……そこは適当なのかよ!)ゼエゼエ
ライナー「で、どういう遊びなんだ?」ゼエゼエ
アルミン「えっと……タオルで目隠しした人が、周りの人の声だけを頼りにスイカを割る遊びなんだ」
ジャン「……面白いのか? それ」ゼエゼエ
アルミン「やってみればわかるよ。スイカは二つあるから……男子と女子、それぞれ一人ずつ代表を出すことにしよう」
42 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:34:02 ID:wXp.VD8E
ミーナ「じゃあ女子の代表はアニで!」グイッ
アニ「……嫌だよ。面倒くさい」プイッ
ミーナ「からの~?」
アニ「しないってば。……なんで今日はそんなにしつこいの?」ギロッ
ミーナ「うっ……ごめん、そんなにしつこかった?」ショボン...
アニ「別に謝らなくていいけど……理由くらい教えてよ」
ミーナ「……だってアニって、あまりこういうことに参加しないじゃない? だから今日一緒に来るって言った時は嬉しかったんだもん……」ショボン...
アニ「……」
ミーナ「ごめんね? もう無理強いしないようにする……」ショボーン...
アニ「……今回だけだからね」フイッ
ミーナ「! ーーやったぁーっ! ありがとアニ、大好きっ!」ギューッ
アニ「暑いからくっつかないでよ……」
43 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:35:03 ID:wXp.VD8E
エレン「男子はどうする? 誰かやりたい奴いるか?」
マルコ「僕はパス……」ゼエゼエ
ライナー「俺もパスだな。力加減がわからん」
コニー「今回は俺もやめとくわ。他の奴らで決めてくれ」
ジャン「……珍しいな。お前が一番やりたがると思ってたのに」
コニー「まあ、やりたくねえって言ったら嘘だけどよ……アルミン、ちょっと棒と目隠し貸してくれ」
アルミン「? はい、どうぞ」
コニー「よっと……目隠しってこんな感じか?」ギュッ
アルミン「公式ルールでは目隠し度合いの確認のために目の前に一万」
コニー「よーし見えねえ見えねえ。で、スイカは……」スタスタ...
コニー「……ここだな?」コン
44 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:36:04 ID:wXp.VD8E
エレン「す、すげえ……! 目隠しのままどこにスイカがあるか当てやがった……!?」
ベルトルト「サシャならともかく、コニーにそんな才能があったなんて……!」
コニー「まあなー俺天才だし? あとほら、狩人の勘?」ニヤッ
ジャン「うっわ、腹立つなお前」イラッ
アルミン「えっと……じゃあ改めて、男子は誰がやる? 僕は審判役で参加できないし……」
マルコ(審判って何するんだろう……?)
ジャン「ーーよし。ベルトルト、お前やれよ」
ベルトルト「僕? なんで?」キョトン
ライナー「まあまあ、たまにはいいだろ? こういうのも」ポン
45 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:36:55 ID:wXp.VD8E
ーー 一番手 アニ
ミーナ「よいしょっと……こんな感じかな? アニ、きつくない?」ギュッ
アニ「……大丈夫」ムスッ
ライナー(かなり不機嫌そうだな……)
アルミン「公式ルールでは目隠し度合いの確認のために目の前に一万」
ミカサ「じゃあ、はじめよう。ーーアニ、まずはまっすぐ歩いて」
アニ「わかったよ……」テクテク...
コニー「おい、そっちじゃねえよ右だ右!」
アニ「!? 右……?」テクテク...
アニ(くっ……足元が見えないからふらつく……!)フラフラ
46 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:37:48 ID:wXp.VD8E
サシャ「そこまで右じゃないですよ、戻ってくださーい!」
アニ(戻る? ……戻る)フラフラ
クリスタ「もうちょっと左だよ! アニ、頑張って!」
アニ(左……)フラフラ
エレン「おい、行き過ぎだって! 右行け右!」
アニ(右……いや、もう結構前に進んだから、そろそろ微調整するべきかな)
アニ(あまり前に進まないようにして……左右だけを合わせるように……)
ユミル「だーかーらー、もうちょい左だって、アニ……!?」
アニ「……」ヨチヨチ...ヨチヨチ...
一同(よちよち歩き……だと……!?)ズキュウウウン
47 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:38:44 ID:wXp.VD8E
アニ「……ちょっと、指示は?」イラッ
...
アルミン「そうだよ、サポーターがちゃんと指示しないと割る人が前に進めないよ!」
マルコ「あ、ああ……ごめん」ドキドキ
ジャン(でも、これは……反則だろ……?)ドキドキ
ベルトルト(アニのこんな姿なんて、滅多に……どころか見たことがない……!)ドキドキ
ライナー「……来てよかっただろ?」ボソッ
ベルトルト「うん。……うん!」コクコク
48 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:39:28 ID:wXp.VD8E
アニ(さっきから指示が来なくて、思ったように進まない……)
アニ「……ねえ、どこにあるの? スイカ」イライライライライライライライラ
ミーナ「え? えーっと……あと五センチ左? かなー……?」
アニ「」ブチッ
アニ「……」ブォンッ バコッ
ミカサ「……お見事。真っ二つ」パチパチ
アニ「……もうこういうことはやらないからね。金輪際」シュルッ ポーイ
49 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:40:52 ID:wXp.VD8E
ーー 二番手 ベルトルト
ライナー「……よし、結んだぞ」
ベルトルト「ありがとう。ーーじゃあ、はじめるね」
ベルトルト(僕はアニよりも歩幅が大きいから……えーっと)トコトコ
エレン(! まっすぐスイカに向かっていった……!?)
コニー(何も言ってねえのに……!)
アニ(……私が後からやればよかった)イライライライラ
ベルトルト(……この辺かな)ピタッ
ミーナ(すごい……ぴったり真上……!)
マルコ(あとは振り下ろすだけだ……!)グッ
ベルトルト「やあっ!」ブォンッ ピタ...ッ!!
一同(寸止め……!? 振り下ろす位置が高すぎて、ギリギリ届いてない……っ!)
50 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:41:44 ID:wXp.VD8E
ベルトルト「? もしかして、ここじゃない……?」
ユミル「いや……ベルトルさん、そこで合ってるよ……! ……ぷっ」プルプルプルプル
クリスタ「ちょっとユミル、笑っちゃダメだよ……っ!」プルプルプルプル
エレン「……」プルプルプルプル
ミカサ「エレン、それ以上いけない」クチフサギ
コニー「……」プルプルプルプル
マルコ「ダメだからね、コニー」クチフサギ
サシャ「……」プルプルプルプル
ライナー「わかってるよな、サシャ」クチフサギ
アニ「……」プルプルプルプル
ミーナ(アニが複雑そうな顔してる……)プルプルプルプル
アルミン「振れるのはあと二回までだよ! 頑張って!」
アニ「それにしても……」チラッ
\オラァー!!/ \ギャアアアアア!!/ \バッシャーン!!/
アニ「……まるで子どもだね、男子」ハァ
ミーナ「……」ニヤッ
クリスタ「えっと……私たちも涼んでていいのかな?」
マルコ「うん。気にしないで遊んできていいよ」
アルミン「僕たちはここにいる予定だから、ミカサたちが来たら教えるね」
27 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:17:56 ID:wXp.VD8E
アニ「……じゃあ、私もここに残ろうかな。暑いの嫌だし」
ミーナ「……」
ユミル「私はどうすっかな……クリスタはどうする?」
クリスタ「うーん……二人だけに任せたら悪いし、ここに残ろうかな」
ユミル「じゃあ私もそうするか。じゃあミーナはーー」
ミーナ「アニごめんねっ! ーーえーいっ!」ウワギスッポーン
アニ「」
ユミル「」
クリスタ「」
マルコ「」メカクシ
アルミン「」メカクシ
28 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:18:45 ID:wXp.VD8E
アニ「…………………………ミーナ? 上着返してくれる?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ミーナ「せっかく来たんだからさ、アニも遊ぼうよ!」ニコニコ
アニ「暑いの嫌なんだってば……」イライラ
ミーナ「このままだと私、男子と遊ぶことになっちゃうじゃん。そんなの寂しいし。ーーね? いいでしょ?」
アニ「……人の話聞いてる?」
ミーナ「聞こえなーい! じゃあ先に行ってるね!」バシャバシャ
アニ「……私は手加減しないからね?」...ニヤッ
29 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:19:23 ID:wXp.VD8E
ベルトルト「うう、ひどい目にあった……」シクシク
ライナー「……おいベルトルト。見ろよあれ」
ベルトルト「何? ……あ、ミーナとアニだね。どうかしたの?」
ライナー「アニの顔だ、顔」
ベルトルト「…………笑ってるね」
ライナー「かなりぎこちないけどな」
ベルトルト「……」
ライナー「……来てよかったな」
ベルトルト「……うん」
30 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:21:37 ID:wXp.VD8E
クリスタ「涼しい……」ホンワカ
ユミル「だなー……」ホンワカ
アルミン「生き返るー……」ホンワカ
マルコ「気持ちいいー……」ホンワカ
サシャ「ーーみなさーん! お待たせしましたー!」タッタッタッ
ミカサ「ごめんなさい、遅れた」タッタッタッ
アルミン「やあ、遅かったね。二人ともどこ行ってたの?」
サシャ「ふっふっふ……それは後からのお楽しみです!」
ミカサ「あと一時間ほどでちょうどよくなると思う。ので、それまで待っててほしい」
サシャ「ということで……私も遊びます!!」ポーイ
ミカサ「私も」ポーイ
ミーナ「ーーあ! ミカサとサシャが来たよ? おーい、二人ともー!」フリフリ
アニ「……もういいでしょ? 私は休むよ。疲れたし」
ミーナ「ダメだってばー! 私より体力あるのに疲れるわけないでしょ!」グイグイ
アニ「……あとちょっとだけだからね」ハァ
ミーナ「そうこなくっちゃ!」ニコニコ
32 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:23:19 ID:wXp.VD8E
ーー 一時間後
ジャン「……絞っても絞っても水出てくるな」ギュー ジャバー
ライナー「ちゃんと絞っとけよ? 濡れたまま着てたら風邪ひくからな」ギュー ジャバー
コニー「シャツの替え持ってくりゃよかったなー」ギュー ジャバー
エレン「着てればそのうち乾くだろ」ギュー ジャバー
ベルトルト「夏でよかったよね。……そもそも夏じゃないとこんなことしないけど」ギュー ジャバー
コニー「……げ、パンツまで染みてる」ウワァ
エレン「お前一番はしゃいでたもんなー」ハハハ
コニー「エレンも人のこと言えねえだろ!」
33 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:24:01 ID:wXp.VD8E
ユミル「男子は気軽に上半身裸になれていいよなー」ジーッ
クリスタ「ダメだよユミル、そんなに見ちゃ……///」
ユミル「鍛えてるだけあって、いい体つきしてんなぁ」マジマジ
ユミル「そうだな、例えば……ライナーとかいいんじゃねぇか?」ニヤニヤ
サシャ「」ピクッ
サシャ「……気になるんですか? ユミル」
ユミル「さーて、どうだかねー」ニヤニヤ
クリスタ「……ユミル? 怒るよ?」ジロッ
ユミル「わかったわかった。……そんな気ねえから安心しろ、サシャ」
サシャ「そ、そうですか……」ホッ
34 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:24:53 ID:wXp.VD8E
ユミル「ていうかそんなに気になるならもうあいつの胸でも揉んでこいよ。胸筋あるから揉めるだろきっと」
サシャ「も……っ!? 何言ってるんですか揉みませんよ!!」
ユミル「揉みしだけ!!」クワッ!!
サシャ「やりません!!」
ユミル「……あーそっか。お前味しか興味ないんだっけ?」
サシャ「なっ……!? なんで知ってるんですか!?」
ユミル「ライナーに聞いた」シレッ
サシャ(ライナーの馬鹿ー!!)アタマカカエ
35 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:25:56 ID:wXp.VD8E
ユミル「それでよぉ、……サシャ、お前ライナーの匂いには興味ないのか?」
サシャ「匂い……?」キョトン
ユミル「なんだよ、考えたこともないって面してるな。……ちょっとこっち来い」テマネキ
サシャ「はぁ……」トコトコ
ユミル「いいか? 想像しろ、お前の目の前に一枚肉がある……大きさはお前の手のひらくらいだな。厚さは……そうだな、五センチってところか?」ボソボソ
サシャ「……そこまで厚いと食べにくそうです」ムー...
ユミル「いいんだよ、厚いなら切ればいいだろ切れば。鉄板の上で脂が弾ける音が聞こえてくる……味も舌触りも最高だ……でもな、メシには匂いがつきものだろ?」ボソボソ
サシャ「……あの、ライナーはご飯じゃないんですが」
ユミル「男もメシもお前にとっちゃ同じだろ?」
サシャ「そんな風に言われるのは心外です」むぅ
36 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:27:05 ID:wXp.VD8E
ユミル「ていうかさ、単純に……嗅ぎたくねえのか? ライナーの匂い」
サシャ「だから、そういうことは考えたこともありませんってば……///」
ユミル「私ら訓練兵は肉なんてそんなに食わないからな、そこまで体臭もきつくないはずだ」
ユミル「風呂にもちゃんと定期的に入ってるしな。ーーいい匂いすんぞ、絶対」グッ
サシャ「で、でも、他の人の匂いを嗅ぐなんて、ちょっと……///」カァッ
ユミル「ディープキスだの甘噛みだのやってる奴が今更どこで照れてんだよ」
サシャ「……わかりましたよ、そんなに言うならあとで頼んでみます」モジモジ
37 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:28:34 ID:wXp.VD8E
サシャ(話の流れとはいえ、とんでもないことを頼むハメになっちゃいましたよ……?)
サシャ(というか……味のことをユミルが知ってるってことは、ライナーがユミルに話したってことですよね)...イラッ
サシャ「……?」
サシャ(あれ? 今のって……)
ミカサ「ーーサシャ、そろそろ行こう」クイクイ
サシャ「あ、はい。わかりました」
ミカサ「……ユミル?」ジロッ
ユミル「なんだよ、直接手出しはしてねえぞ?」ニヤニヤ
ミカサ「……なんでもない」ムー...
38 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:30:17 ID:wXp.VD8E
ーー 数分後
サシャ「というわけで、お待たせしました! 本日のメインディッシュです!」ヨイショ
ミカサ「ほどよく冷えた。ので、食べ頃のはず」ヨイショ
つ スイカ ×2
一同「でかっ!?」
アルミン「これって……もしかして、スイカ?」
サシャ「さすがはアルミン、正解です!」ピンポーン!
アルミン「スイカってかなりの高級品だよね? 値段もそうだけど……そもそもどこからどうやって手に入れたの?」
サシャ「知り合いの食堂さんに頼んで卸してもらったんです。小ぶりですけど二つも都合してもらっちゃいました」エヘヘ
39 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:31:14 ID:wXp.VD8E
コニー「小ぶりったって、結構でけえぞ、これ……」ゴクッ
マルコ「果物なんてしばらく食べてないや……」ゴクッ
ライナー「なるほど……この大きさなら女子だけじゃ食べきれないだろうな」
エレン「むしろ俺は一人で食いたい!」ワクワクワクワク
ジャン「これだけはエレンに同感だな……かぶりつきてえ」ワクワクワクワク
ベルトルト「二人とも、お腹壊すよ?」
ユミル「思ってたよりでかかったな……すげえ」
クリスタ「だよね、この人数で食べきれるのかな?」
アニ「……」ソワソワ チラッチラッ
ミーナ「私、あんな大きい果物食べたことないから楽しみだなー!」ワクワク
40 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:32:10 ID:wXp.VD8E
アルミン「二人とも、この準備のために遅くなったんだね?」
ミカサ「スイカが浸かるほど深くて日陰のあるところが、上流にしかなかった」
ミカサ「というわけで、食べよう。不平や不満が出ないように、私がミリ単位で均等に切り分ける」ジャキンッ!!
アルミン「待ってミカサ! どうせなら楽しく食べようよ」
ミカサ「楽しく?」キョトン
アルミン「うん。ーーというわけでみんな、直径5センチ以内、長さ1メートル20センチ以内の手頃な木の枝を探してきてくれる?」
ジャン「やけに細かいな」
アルミン「だってそれが公式ルールだからね!」ニコッ
41 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:33:07 ID:wXp.VD8E
ーー 更に数分後
アルミン「ーーうん、これで大丈夫! 太さも長さもちょうどいいよ!」ニコニコ
ベルトルト「そ、そう……よかったね……」ゼエゼエ
コニー「チェック厳しいな、アルミン……」ゼエゼエ
エレン「アルミンは……昔から少し凝り性だからさ……」ゼエゼエ
マルコ「少し……?」ゼエゼエ
アルミン「あとは目隠し用の手ぬぐいだけど……ないからタオルでいいかなー」ゴソゴソ
ジャン(……そこは適当なのかよ!)ゼエゼエ
ライナー「で、どういう遊びなんだ?」ゼエゼエ
アルミン「えっと……タオルで目隠しした人が、周りの人の声だけを頼りにスイカを割る遊びなんだ」
ジャン「……面白いのか? それ」ゼエゼエ
アルミン「やってみればわかるよ。スイカは二つあるから……男子と女子、それぞれ一人ずつ代表を出すことにしよう」
42 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:34:02 ID:wXp.VD8E
ミーナ「じゃあ女子の代表はアニで!」グイッ
アニ「……嫌だよ。面倒くさい」プイッ
ミーナ「からの~?」
アニ「しないってば。……なんで今日はそんなにしつこいの?」ギロッ
ミーナ「うっ……ごめん、そんなにしつこかった?」ショボン...
アニ「別に謝らなくていいけど……理由くらい教えてよ」
ミーナ「……だってアニって、あまりこういうことに参加しないじゃない? だから今日一緒に来るって言った時は嬉しかったんだもん……」ショボン...
アニ「……」
ミーナ「ごめんね? もう無理強いしないようにする……」ショボーン...
アニ「……今回だけだからね」フイッ
ミーナ「! ーーやったぁーっ! ありがとアニ、大好きっ!」ギューッ
アニ「暑いからくっつかないでよ……」
43 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:35:03 ID:wXp.VD8E
エレン「男子はどうする? 誰かやりたい奴いるか?」
マルコ「僕はパス……」ゼエゼエ
ライナー「俺もパスだな。力加減がわからん」
コニー「今回は俺もやめとくわ。他の奴らで決めてくれ」
ジャン「……珍しいな。お前が一番やりたがると思ってたのに」
コニー「まあ、やりたくねえって言ったら嘘だけどよ……アルミン、ちょっと棒と目隠し貸してくれ」
アルミン「? はい、どうぞ」
コニー「よっと……目隠しってこんな感じか?」ギュッ
アルミン「公式ルールでは目隠し度合いの確認のために目の前に一万」
コニー「よーし見えねえ見えねえ。で、スイカは……」スタスタ...
コニー「……ここだな?」コン
44 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:36:04 ID:wXp.VD8E
エレン「す、すげえ……! 目隠しのままどこにスイカがあるか当てやがった……!?」
ベルトルト「サシャならともかく、コニーにそんな才能があったなんて……!」
コニー「まあなー俺天才だし? あとほら、狩人の勘?」ニヤッ
ジャン「うっわ、腹立つなお前」イラッ
アルミン「えっと……じゃあ改めて、男子は誰がやる? 僕は審判役で参加できないし……」
マルコ(審判って何するんだろう……?)
ジャン「ーーよし。ベルトルト、お前やれよ」
ベルトルト「僕? なんで?」キョトン
ライナー「まあまあ、たまにはいいだろ? こういうのも」ポン
45 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:36:55 ID:wXp.VD8E
ーー 一番手 アニ
ミーナ「よいしょっと……こんな感じかな? アニ、きつくない?」ギュッ
アニ「……大丈夫」ムスッ
ライナー(かなり不機嫌そうだな……)
アルミン「公式ルールでは目隠し度合いの確認のために目の前に一万」
ミカサ「じゃあ、はじめよう。ーーアニ、まずはまっすぐ歩いて」
アニ「わかったよ……」テクテク...
コニー「おい、そっちじゃねえよ右だ右!」
アニ「!? 右……?」テクテク...
アニ(くっ……足元が見えないからふらつく……!)フラフラ
サシャ「そこまで右じゃないですよ、戻ってくださーい!」
アニ(戻る? ……戻る)フラフラ
クリスタ「もうちょっと左だよ! アニ、頑張って!」
アニ(左……)フラフラ
エレン「おい、行き過ぎだって! 右行け右!」
アニ(右……いや、もう結構前に進んだから、そろそろ微調整するべきかな)
アニ(あまり前に進まないようにして……左右だけを合わせるように……)
ユミル「だーかーらー、もうちょい左だって、アニ……!?」
アニ「……」ヨチヨチ...ヨチヨチ...
一同(よちよち歩き……だと……!?)ズキュウウウン
47 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:38:44 ID:wXp.VD8E
アニ「……ちょっと、指示は?」イラッ
...
アルミン「そうだよ、サポーターがちゃんと指示しないと割る人が前に進めないよ!」
マルコ「あ、ああ……ごめん」ドキドキ
ジャン(でも、これは……反則だろ……?)ドキドキ
ベルトルト(アニのこんな姿なんて、滅多に……どころか見たことがない……!)ドキドキ
ライナー「……来てよかっただろ?」ボソッ
ベルトルト「うん。……うん!」コクコク
48 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:39:28 ID:wXp.VD8E
アニ(さっきから指示が来なくて、思ったように進まない……)
アニ「……ねえ、どこにあるの? スイカ」イライライライライライライライラ
ミーナ「え? えーっと……あと五センチ左? かなー……?」
アニ「」ブチッ
アニ「……」ブォンッ バコッ
ミカサ「……お見事。真っ二つ」パチパチ
アニ「……もうこういうことはやらないからね。金輪際」シュルッ ポーイ
49 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:40:52 ID:wXp.VD8E
ーー 二番手 ベルトルト
ライナー「……よし、結んだぞ」
ベルトルト「ありがとう。ーーじゃあ、はじめるね」
ベルトルト(僕はアニよりも歩幅が大きいから……えーっと)トコトコ
エレン(! まっすぐスイカに向かっていった……!?)
コニー(何も言ってねえのに……!)
アニ(……私が後からやればよかった)イライライライラ
ベルトルト(……この辺かな)ピタッ
ミーナ(すごい……ぴったり真上……!)
マルコ(あとは振り下ろすだけだ……!)グッ
ベルトルト「やあっ!」ブォンッ ピタ...ッ!!
一同(寸止め……!? 振り下ろす位置が高すぎて、ギリギリ届いてない……っ!)
50 : ◆H4iwFNXQsw:2013/07/15(月) 19:41:44 ID:wXp.VD8E
ベルトルト「? もしかして、ここじゃない……?」
ユミル「いや……ベルトルさん、そこで合ってるよ……! ……ぷっ」プルプルプルプル
クリスタ「ちょっとユミル、笑っちゃダメだよ……っ!」プルプルプルプル
エレン「……」プルプルプルプル
ミカサ「エレン、それ以上いけない」クチフサギ
コニー「……」プルプルプルプル
マルコ「ダメだからね、コニー」クチフサギ
サシャ「……」プルプルプルプル
ライナー「わかってるよな、サシャ」クチフサギ
アニ「……」プルプルプルプル
ミーナ(アニが複雑そうな顔してる……)プルプルプルプル
アルミン「振れるのはあと二回までだよ! 頑張って!」
ショートストーリーの人気記事
神様「神様だっ!」 神使「神力ゼロですが・・・」
神様の秘密とは?神様が叶えたかったこととは?笑いあり、涙ありの神ss。日常系アニメが好きな方におすすめ!
→記事を読む
女「ハローハロー。誰かいませんか?どうぞ」
→記事を読む
キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
→記事を読む
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
→記事を読む
男「少し不思議な話をしようか」女「いいよ」
→記事を読む
同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
→記事を読む
妹「マニュアルで恋します!」
→記事を読む
きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
→記事を読む
月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
→記事を読む
彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
→記事を読む