俺「街中に巨大クモたん」
Part1
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:39:05 ID:aB/XPXt2
これは自分の妄想垂れ流しSSです。
そういうのが苦手な方は閲覧注意
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:47:20 ID:aB/XPXt2
友「はぁー……何で俺がゴキブリ採取なんか手伝う必要があったんだよ……」
俺「ゴキブリ駆除の礼だ。」
友「……いやソレ俺から言うセリフじゃね?」
俺「……ん?」
友「どした」
俺「俺の見間違いか?今、美しき天使が見えたような……」
友「はあ?……ああ、あのクモか。わかりづらい言い方すんじゃねーよ。」
友「……あれ?何で小さいはずのクモがこっから見えるんだ?」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:52:22 ID:aB/XPXt2
友「あ、あれぇー?なんかでかくねぇかオイ」
俺「ちょっと求婚してくる」ダッ
友「いやいや!!待て待て!!ダメだろ!」ガシッ
俺「何故だ!!おい放せ!!!」ジタバタ
友「いやどう楽観的に見てもヤバイ!!逃げるぞ!!」
クモ「…」チラ
友「……あ、やべっ………」
俺「……!」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:57:50 ID:aB/XPXt2
俺「今だッ!」スッ
友「あっ!オイてめっ……!」
俺「ああ、そこの美しきくm…」
クモ「…」プイッ スタスタ…
俺「……そ、そんな……待って下さいクモたん!!」
クモ「…」スタスタ…
俺「………………」
友「……」(俺はどう声をかければいいんだ)
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:08:30 ID:aB/XPXt2
俺「あ、ああ……友か。……ハハッ、笑いたきゃ笑えよ。」
友「いや笑えねーよ」
俺「は、はは……」フラフラ
友「……おい大丈夫かお前。一旦家帰るか?」
俺「あ、ああ……」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
俺「…ただいまぁ!ハエトリグモたぁん!!」ダッ
ハエトリグモ(うるせー……)
俺「あぁん、ハエトリグモたぁん!見ない間にこんなに大き……く…なっ……」
友「おーい、大丈夫かー?」ヒョイ
友「……何そのでかいクモ」
ハエトリグモ「でかい?アシダカさんの事か?」
アシダカグモ「いや……大変言いにくいんだが……その、なんつーかお前……」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:15:15 ID:aB/XPXt2
アシダカグモ「……巨大化してっぞ?」
ハエトリグモ「……はぁ?んな訳ねーだろwww」
俺「ねぇ俺のハエトリグモたんが巨大化した上に何か喋ってんだけどどうすればいい?」
友「……俺帰るわ。」
俺「いや待てよ流石に一人はちょっと」
ハエトリグモ「……あ、あれ人間の奴、今何て言った……?」
友「おい人間とか言われてるぞ。食われるんじゃねーのか俺ら。」
俺「そりゃねーな。ハエトリグモたんは俺が育てた上質なコバエしか食わん!」
友「いやあのサイズじゃうもうコバエ食わねーだろ」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:20:53 ID:aB/XPXt2
ハエトリグモ「な、なぁオイ……」
俺「かわゆす!」ダキッ
ハエトリグモ「おわぁっ!や、やめろ!!」ゲシッ
俺「」
友「ひいぃぃぃ!!」
ハエトリグモ「あ、いや待ってくれ違う!!」
俺「…いてて……」ムクッ
ハエトリグモ「復活早いなオイ……大丈夫か?」
俺「……!!かわゆす!」ダキッ
ハエトリグモ「いい加減にしろ!」ゲシッ
友「ひいぃぃぃぃ!!」
ハエトリグモ「あぁーーー!!もぉぉぉぉ!!!」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:26:33 ID:aB/XPXt2
俺「ふっ、この場をおさめたくば俺の熱い抱擁を受け入れるんだな!」ダキッ
ハエトリグモ「なっ……う、うぐ……」
友「」シッシン
俺・ハエトリグモ「「あっ」」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
友「……で?どうすんだ?」
俺「結婚する」
友「真面目に考えろ。どうすんだ、他の奴にバレたら。ハエトリグモたんが連れて行かれちまうぞ?」
俺「死んでも阻止する。」
ハエトリグモ「…」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:30:42 ID:aB/XPXt2
友「……はぁ。つーか餌どうすんの」
俺「……生肉とかか?」
ハエトリグモ「いつも食ってるハエがいいな」
俺「……ヌフフ、可愛い奴め」グリグリ
ハエトリグモ「なっ…や、やめ……///」
友(目の前でいちゃつかれてるのに、何でだろう……まったく羨ましくない)
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:32:17 ID:aB/XPXt2
今日はここまで
すまぬ、明日早いんだ。
………やっと虫と人とが会話できるSSが書ける……
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 03:24:14 ID:MkQKdbI.
クモたんの人どぁ!!
12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 05:14:14 ID:VMVt9Vto
クモたんクモたん!
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 18:38:21 ID:JAa8DeBk
またお前か!(歓喜)
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:40:50 ID:3.6S9M82
ハエトリグモ「…お腹減った」
友「!」サッ
俺「おいどうした」
友「…い、いや、つい……」
俺「…ふむ。しょうがない、スーパーか何処かに買いに行くか」
ハエトリグモ「すーぱー?」
俺「っ!かわゆすっ!」ダキッ
ハエトリグモ「いい加減にしろぉ!!」ゲシッ
友「…」ハァ
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:48:21 ID:3.6S9M82
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
友「さーて、行きますか」
俺「……ちょっと待て……」
友「どした」
俺「巨大クモたんがいる……」
友「おー、そうか。前みたいに求婚とかすんなよ?」
俺「……しないさ、浮気になっちまうからな………それに……」
俺「そのクモ、人食ってやがる」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:53:45 ID:3.6S9M82
友「なっ…………おい、マジで言ってんのかよぉ!」
俺「……薄々、予想はしていたんだよ。こんなスッとろい餌がいるんだ……そりゃ食うわな」
友「冷静に分析してる場合かてめえ!」
俺「……一旦、家に戻って作戦会議だ。だが短めに済ますぞ」
友「何でだ?」
俺「ハエトリグモたんは腹を空かせてる……いつ野性に戻るかわからん」
友「…」ゴクッ
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:01:35 ID:/9kVTe4U
ハエトリグモ「ん?もう戻ったのか」
俺「外に……他の巨大クモがいた」
ハエトリグモ「へー」
俺「そのクモは……人を……食っていた」
ハエトリグモ「!!」
俺「……」
ハエトリグモ「お、おい俺は食ったりしねーぞ?」
俺「わかってる、だけどこのまんまじゃ餓死しちまうだろ?クモを何とかする方法を考えねーと……」
友「…」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:08:07 ID:/9kVTe4U
俺「……さて、どうするかな」
友「…な、なあ……」
俺「ん?」
友「ハエトリグモに、あの家の付近にいたクモを食わせるってのは?」
俺「……却下だ……負ける可能性が高い」
俺「おそらく家の外にいたのもハエトリグモ……実力的には互角……でもな」
俺「巨大クモはあの一匹だけじゃない。戦って疲れた所を……何てこともありうる」
友「そうか…」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:14:49 ID:/9kVTe4U
友「なんか武器はねーのか?」
俺「……無い。クモは基本的に益虫だからな……見た目も俺好みだし駆除する必要性が皆無だった」
友「そりゃそうか……お前だもんな」
ハエトリグモ「な、なあ……」
俺「んー?どうした」
ハエトリグモ「俺……やるよ、外のクモと戦う」
俺「……やめといた方が」
ハエトリグモ「良くない!」
俺「!」
ハエトリグモ「……だって…そうしないと……」
友「…俺もやるべきだと思う」
俺「………」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:19:23 ID:/9kVTe4U
俺「……しょうがねえ……やるか」
ハエトリグモ「うん!」
俺「っ!かわゆ……あぶねえ、今はそんな事してる場合じゃねえ」
友「……」
俺「な、何だその視線は」
俺「まあいい、とにかく作戦を練るぞ。いいな?」
友・ハエトリグモ「「おう!!」」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:25:27 ID:/9kVTe4U
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
俺「友、作戦はバッチリか?」
友「ああ。なるべく家にまで近づかせて、ハエトリグモが不意討ち!……だろ?」
俺「っしゃ、それだけ理解しときゃ充分!行くぞ!」
クモ「…!」
俺「しまっ……予定より早く気がつかれた!」
友「ひぃぃぃ!!」ダダダッ
俺「静かに走りやがれ!他のが集まる!」ダダダッ
クモ「…♪」スタスタ
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:31:29 ID:/9kVTe4U
俺「一人食って腹に余裕があるからか?完全に俺達遊んでやがる…!」
友「そ、そりゃ好都合だなっ!」
俺「ああ……!っとあぶねえっ!!」
クモ「♪」
ハエトリグモ「……まだだ……焦るな………今っ!!」ダンッ
クモ「!!?」
ハエトリグモ「まずは……頭をっ!噛みきるっ!!」カブッ
友「はぁ……はぁ……何とかなったな……なあ?」
俺「…」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:38:07 ID:/9kVTe4U
俺(あのクモ……知ってる……出掛ける時に、いつも自転車にくっついてたクモだ……)
俺(もしかして、俺を覚えていて…じゃれついてきてたのか……?)
俺(………仮にそうだとして、何なんだ?あいつは一度、人を食った…すなわち“害虫”だ…駆除すべき存在……)
クモ「」ピク…ピク…
俺(いいんだ……これでいい……害虫…なんだから……)
友「おい!」
俺「っ!?……っとスマン。ハエトリグモたん、それを部屋まで運ぼう」
ハエトリグモ「おう!……な、なあ…あのさ……」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:42:15 ID:/9kVTe4U
ハエトリグモ「ほ、褒めてくれても……いいんだぞ?」
俺「…」
俺(…そうだ、ハエトリグモたんは少なくとも“害虫”じゃない。…それだけでいいじゃないか)
俺「ああ!たっぷり褒めてあげるよ!ハエトリグモたん!……ベッドの上で」
友「お前そういう事しか言えねーの?」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:44:02 ID:/9kVTe4U
今日はここまでです。
明日も早いんだ………すまぬ
というかクモたんの人って何故バレたし
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 01:21:40 ID:77ja.8ew
なぜバレたかって?
…愚問!
同士よっ!!!
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 09:44:41 ID:BgonMO8k
むしろなんでバレないと思ったんだよw
支援支援
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 12:37:24 ID:BLLzDTmE
スレタイだけで特定余裕でした
やったぜハエトリたんと会話ができる!!
かわゆすなぁ
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 15:02:51 ID:T5AGAAaA
バレなかったら奇跡だろww
乙期待!
これは自分の妄想垂れ流しSSです。
そういうのが苦手な方は閲覧注意
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:47:20 ID:aB/XPXt2
友「はぁー……何で俺がゴキブリ採取なんか手伝う必要があったんだよ……」
俺「ゴキブリ駆除の礼だ。」
友「……いやソレ俺から言うセリフじゃね?」
俺「……ん?」
友「どした」
俺「俺の見間違いか?今、美しき天使が見えたような……」
友「はあ?……ああ、あのクモか。わかりづらい言い方すんじゃねーよ。」
友「……あれ?何で小さいはずのクモがこっから見えるんだ?」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:52:22 ID:aB/XPXt2
友「あ、あれぇー?なんかでかくねぇかオイ」
俺「ちょっと求婚してくる」ダッ
友「いやいや!!待て待て!!ダメだろ!」ガシッ
俺「何故だ!!おい放せ!!!」ジタバタ
友「いやどう楽観的に見てもヤバイ!!逃げるぞ!!」
クモ「…」チラ
友「……あ、やべっ………」
俺「……!」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 22:57:50 ID:aB/XPXt2
俺「今だッ!」スッ
友「あっ!オイてめっ……!」
俺「ああ、そこの美しきくm…」
クモ「…」プイッ スタスタ…
俺「……そ、そんな……待って下さいクモたん!!」
クモ「…」スタスタ…
俺「………………」
友「……」(俺はどう声をかければいいんだ)
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:08:30 ID:aB/XPXt2
俺「あ、ああ……友か。……ハハッ、笑いたきゃ笑えよ。」
友「いや笑えねーよ」
俺「は、はは……」フラフラ
友「……おい大丈夫かお前。一旦家帰るか?」
俺「あ、ああ……」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
俺「…ただいまぁ!ハエトリグモたぁん!!」ダッ
ハエトリグモ(うるせー……)
俺「あぁん、ハエトリグモたぁん!見ない間にこんなに大き……く…なっ……」
友「おーい、大丈夫かー?」ヒョイ
友「……何そのでかいクモ」
ハエトリグモ「でかい?アシダカさんの事か?」
アシダカグモ「いや……大変言いにくいんだが……その、なんつーかお前……」
アシダカグモ「……巨大化してっぞ?」
ハエトリグモ「……はぁ?んな訳ねーだろwww」
俺「ねぇ俺のハエトリグモたんが巨大化した上に何か喋ってんだけどどうすればいい?」
友「……俺帰るわ。」
俺「いや待てよ流石に一人はちょっと」
ハエトリグモ「……あ、あれ人間の奴、今何て言った……?」
友「おい人間とか言われてるぞ。食われるんじゃねーのか俺ら。」
俺「そりゃねーな。ハエトリグモたんは俺が育てた上質なコバエしか食わん!」
友「いやあのサイズじゃうもうコバエ食わねーだろ」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:20:53 ID:aB/XPXt2
ハエトリグモ「な、なぁオイ……」
俺「かわゆす!」ダキッ
ハエトリグモ「おわぁっ!や、やめろ!!」ゲシッ
俺「」
友「ひいぃぃぃ!!」
ハエトリグモ「あ、いや待ってくれ違う!!」
俺「…いてて……」ムクッ
ハエトリグモ「復活早いなオイ……大丈夫か?」
俺「……!!かわゆす!」ダキッ
ハエトリグモ「いい加減にしろ!」ゲシッ
友「ひいぃぃぃぃ!!」
ハエトリグモ「あぁーーー!!もぉぉぉぉ!!!」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:26:33 ID:aB/XPXt2
俺「ふっ、この場をおさめたくば俺の熱い抱擁を受け入れるんだな!」ダキッ
ハエトリグモ「なっ……う、うぐ……」
友「」シッシン
俺・ハエトリグモ「「あっ」」
ーーーーーーーーーーー
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ーーーーー
友「……で?どうすんだ?」
俺「結婚する」
友「真面目に考えろ。どうすんだ、他の奴にバレたら。ハエトリグモたんが連れて行かれちまうぞ?」
俺「死んでも阻止する。」
ハエトリグモ「…」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:30:42 ID:aB/XPXt2
友「……はぁ。つーか餌どうすんの」
俺「……生肉とかか?」
ハエトリグモ「いつも食ってるハエがいいな」
俺「……ヌフフ、可愛い奴め」グリグリ
ハエトリグモ「なっ…や、やめ……///」
友(目の前でいちゃつかれてるのに、何でだろう……まったく羨ましくない)
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/11(日) 23:32:17 ID:aB/XPXt2
今日はここまで
すまぬ、明日早いんだ。
………やっと虫と人とが会話できるSSが書ける……
11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 03:24:14 ID:MkQKdbI.
クモたんの人どぁ!!
12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 05:14:14 ID:VMVt9Vto
クモたんクモたん!
13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 18:38:21 ID:JAa8DeBk
またお前か!(歓喜)
14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:40:50 ID:3.6S9M82
ハエトリグモ「…お腹減った」
友「!」サッ
俺「おいどうした」
友「…い、いや、つい……」
俺「…ふむ。しょうがない、スーパーか何処かに買いに行くか」
ハエトリグモ「すーぱー?」
俺「っ!かわゆすっ!」ダキッ
ハエトリグモ「いい加減にしろぉ!!」ゲシッ
友「…」ハァ
15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:48:21 ID:3.6S9M82
ーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
友「さーて、行きますか」
俺「……ちょっと待て……」
友「どした」
俺「巨大クモたんがいる……」
友「おー、そうか。前みたいに求婚とかすんなよ?」
俺「……しないさ、浮気になっちまうからな………それに……」
俺「そのクモ、人食ってやがる」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/12(月) 23:53:45 ID:3.6S9M82
友「なっ…………おい、マジで言ってんのかよぉ!」
俺「……薄々、予想はしていたんだよ。こんなスッとろい餌がいるんだ……そりゃ食うわな」
友「冷静に分析してる場合かてめえ!」
俺「……一旦、家に戻って作戦会議だ。だが短めに済ますぞ」
友「何でだ?」
俺「ハエトリグモたんは腹を空かせてる……いつ野性に戻るかわからん」
友「…」ゴクッ
17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:01:35 ID:/9kVTe4U
ハエトリグモ「ん?もう戻ったのか」
俺「外に……他の巨大クモがいた」
ハエトリグモ「へー」
俺「そのクモは……人を……食っていた」
ハエトリグモ「!!」
俺「……」
ハエトリグモ「お、おい俺は食ったりしねーぞ?」
俺「わかってる、だけどこのまんまじゃ餓死しちまうだろ?クモを何とかする方法を考えねーと……」
友「…」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:08:07 ID:/9kVTe4U
俺「……さて、どうするかな」
友「…な、なあ……」
俺「ん?」
友「ハエトリグモに、あの家の付近にいたクモを食わせるってのは?」
俺「……却下だ……負ける可能性が高い」
俺「おそらく家の外にいたのもハエトリグモ……実力的には互角……でもな」
俺「巨大クモはあの一匹だけじゃない。戦って疲れた所を……何てこともありうる」
友「そうか…」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:14:49 ID:/9kVTe4U
友「なんか武器はねーのか?」
俺「……無い。クモは基本的に益虫だからな……見た目も俺好みだし駆除する必要性が皆無だった」
友「そりゃそうか……お前だもんな」
ハエトリグモ「な、なあ……」
俺「んー?どうした」
ハエトリグモ「俺……やるよ、外のクモと戦う」
俺「……やめといた方が」
ハエトリグモ「良くない!」
俺「!」
ハエトリグモ「……だって…そうしないと……」
友「…俺もやるべきだと思う」
俺「………」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:19:23 ID:/9kVTe4U
俺「……しょうがねえ……やるか」
ハエトリグモ「うん!」
俺「っ!かわゆ……あぶねえ、今はそんな事してる場合じゃねえ」
友「……」
俺「な、何だその視線は」
俺「まあいい、とにかく作戦を練るぞ。いいな?」
友・ハエトリグモ「「おう!!」」
ーーーーーーーーーーーーー
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俺「友、作戦はバッチリか?」
友「ああ。なるべく家にまで近づかせて、ハエトリグモが不意討ち!……だろ?」
俺「っしゃ、それだけ理解しときゃ充分!行くぞ!」
クモ「…!」
俺「しまっ……予定より早く気がつかれた!」
友「ひぃぃぃ!!」ダダダッ
俺「静かに走りやがれ!他のが集まる!」ダダダッ
クモ「…♪」スタスタ
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:31:29 ID:/9kVTe4U
俺「一人食って腹に余裕があるからか?完全に俺達遊んでやがる…!」
友「そ、そりゃ好都合だなっ!」
俺「ああ……!っとあぶねえっ!!」
クモ「♪」
ハエトリグモ「……まだだ……焦るな………今っ!!」ダンッ
クモ「!!?」
ハエトリグモ「まずは……頭をっ!噛みきるっ!!」カブッ
友「はぁ……はぁ……何とかなったな……なあ?」
俺「…」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:38:07 ID:/9kVTe4U
俺(あのクモ……知ってる……出掛ける時に、いつも自転車にくっついてたクモだ……)
俺(もしかして、俺を覚えていて…じゃれついてきてたのか……?)
俺(………仮にそうだとして、何なんだ?あいつは一度、人を食った…すなわち“害虫”だ…駆除すべき存在……)
クモ「」ピク…ピク…
俺(いいんだ……これでいい……害虫…なんだから……)
友「おい!」
俺「っ!?……っとスマン。ハエトリグモたん、それを部屋まで運ぼう」
ハエトリグモ「おう!……な、なあ…あのさ……」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:42:15 ID:/9kVTe4U
ハエトリグモ「ほ、褒めてくれても……いいんだぞ?」
俺「…」
俺(…そうだ、ハエトリグモたんは少なくとも“害虫”じゃない。…それだけでいいじゃないか)
俺「ああ!たっぷり褒めてあげるよ!ハエトリグモたん!……ベッドの上で」
友「お前そういう事しか言えねーの?」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 00:44:02 ID:/9kVTe4U
今日はここまでです。
明日も早いんだ………すまぬ
というかクモたんの人って何故バレたし
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 01:21:40 ID:77ja.8ew
なぜバレたかって?
…愚問!
同士よっ!!!
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 09:44:41 ID:BgonMO8k
むしろなんでバレないと思ったんだよw
支援支援
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 12:37:24 ID:BLLzDTmE
スレタイだけで特定余裕でした
やったぜハエトリたんと会話ができる!!
かわゆすなぁ
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/01/13(火) 15:02:51 ID:T5AGAAaA
バレなかったら奇跡だろww
乙期待!
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