女騎士「くっ、殺せ!」オーク「グフフ、そうはいかん」
Part1
1 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:31:23.38 ID:oBXtYmGSO
オーク「お前は大事な捕虜…交渉材料だ。折衝が終わるまでは殺したりなどはせんよ」
女騎士「…国に迷惑を掛ける位ならばいっそ……!」
オーク「やめておけ…自害などしても直ぐに治癒させるぞ。
自ら無駄に苦痛を味わう事もあるまい?」
女騎士「くっ…では私を一体どうするつもりだ!」
2 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:33:33.29 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…捕虜に何をするかなど決まっておろう……」
女騎士「!」
オーク「さぁ…先ずはこれからだ」ボローニャ
女騎士「…それは!」
オーク「これを食べて貰おうか」
3 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:36:41.01 ID:oBXtYmGSO
女騎士「や、止めろ!そんな太いモノ…口に入る訳が…!」
オーク「まぁそう言うな…きっとお前も気に入る」ズン
女騎士「や、やめ!モゴ…!!」
4 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:37:53.40 ID:oBXtYmGSO
オーク「どうだ、我がソーセージの味は?」
女騎士(そんな…どうしてこんなに……美味しい…!)
オーク「グフフ…どうやら気に入ってくれた様だな…
夢中になってかぶりついてきおったわ」
女騎士「…くっ……」モグモグ
6 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:39:09.43 ID:oBXtYmGSO
オーク「さぁ、まだまだお代わりはあるぞ」
オーク兵1「はっ」ボローニャ
オーク兵2「はっ」ボローニャ
オーク兵3「はっ」ポークビッツ
女騎士「そ、そんなに沢山…!」
オーク「思う存分味わうが良い…!」
7 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:40:22.07 ID:oBXtYmGSO
ーーー 30分後 ーーー
女騎士「あぁ、一本一本それぞれ風味が違うなんて…!
何で、どうしてこんなに…」モグモグ
オーク「グフフ…教えてやろうか、どうしてそんなに旨いのかをな…」
8 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:54:50.20 ID:oBXtYmGSO
オーク「何と云ってもそいつには我オーク国の特産品である『オーク牛』や隣国ミノタウロス国の『ミノタ豚』の挽き肉等を使っているからな…
更には野生の『シーサーペン鶏』の肉に軟骨、『ガーゴイ樹』のスモークチップもだ…
焼いて良し、茹でて良し、蒸して良しの品だ…」
女騎士「くっ、確かに皮はパリッとして中はジューシー…噛めば噛むほどに肉汁が溢れ、コリコリとしたアクセントと香ばしさが…こんなソーセージは食べた事が無い!」モグモグ
9 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:56:06.24 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…それだけではないぞ」
女騎士「…!そ、それは、まさか!」
オーク「……炊きたてだ」ホカホカ
10 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:57:53.76 ID:oBXtYmGSO
女騎士「あ、悪魔め……!」ゴクリ
オーク「こいつは近くのサイクロプスが棚田で作っているブランド米『ひとつめぼれ』だ」
オーク「一口食べればもう箸が止まらんぞ…」
女騎士「止めろぉ…止めてくれぇ……!」
11 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:00:04.33 ID:oBXtYmGSO
オーク「先ずは一杯目だ…」ゴトン
女騎士(そんな…!どんぶりで、だと…!)
女騎士「あ、あぁっ…!手が、口が勝手に…!」パクリ
女騎士「!」
オーク「グフフ…どうだ、お味は?」
12 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:01:00.50 ID:x79UZQZno
ひとつめぼれフイタ
13 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:01:06.68 ID:K5v0bpkEO
なんてスレに迷いこんでしまったんだ
14 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:03:54.96 ID:oBXtYmGSO
女騎士(あ、甘い!まだ口に入れただけ…舌に乗せただけでこんなにも甘味を感じるとは……!)
女騎士「箸が、箸が止まらない…!」パクパク
15 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:05:04.39 ID:oBXtYmGSO
オーク「よく味わうが良い、お代わりもあるぞ…」
女騎士「ふっくらとしていながらもモチモチとした食感…柔らかいのに一粒一粒が際立って…!
お、お代わり!」モグモグ
16 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:08:38.47 ID:tDyagrS2o
お代わり! じゃねえwwwwwwwwwwwwwwww
17 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:09:11.97 ID:oBXtYmGSO
オーク「おっと、そこまでだ」
女騎士「な、なんだと…!さっきお代わりはあると…」
オーク「心配するな…だが先にこっちを食べて貰おうか」
18 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:10:57.03 ID:rKfuqVdj0
とんだ飯テロスレだ
19 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:12:19.67 ID:oBXtYmGSO
女騎士「な!その茶色いモノは…!」
オーク「………お焦げ、だよ」
女騎士「お焦げ…だと…!じゃ、じゃあ……」
オーク「あぁ、貴様が食べていたのはな……土鍋炊きだ」
女騎士「!」
20 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:13:15.79 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…だが、お焦げの前に貴様にはやって貰う事がある」
女騎士「な、何!一体、私に何をさせる気だ」
オーク「なぁに、簡単な事だ…グフフ」
女騎士「…断る!腐っても私は騎士だ、貴様等の要求になど従うものか!!」
21 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:14:31.11 ID:oBXtYmGSO
オーク「そうか、なら仕方が無いな…おいアレを」
オーク兵1「はっ!」
女騎士「一体何を…」
オーク兵1「持って参りました」サッ
22 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:14:49.13 ID:ZolbX6GDO
わかってた、わかってたけどわかってなかった
23 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:17:02.27 ID:oBXtYmGSO
女騎士「な、何だ…そのドロッとした物は……!?」
オーク「これか?こいつはなぁ……」
オーク「……『マーメイ鶏』の鶏ガラ中華風餡掛けだよ…」
24 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:25:36.53 ID:oBXtYmGSO
女騎士「き、貴様…それをどうする気だ…!」
オーク「グフフ…もちろん…」
トロリ…ジュワァ!!
女騎士「熱々のお焦げに…掛けただと!?」
25 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:27:15.30 ID:oBXtYmGSO
オーク「さぁ、どうする?このままではお焦げのパリッとした食感が無くなってしまうぞ?」
女騎士「!くっ、卑怯な…」
オーク「いいのか?そんな事を言っている間にもお焦げはどんどんスープを吸ってふやけていくぞ?」
ジュワジュワ…
26 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:28:42.04 ID:tDyagrS2o
なんて卑劣な……
27 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:29:16.31 ID:oBXtYmGSO
女騎士「あ、あぁっ……!」
女騎士「…わ、分かった、分かったから!…お前達の要求を…飲む…だから、もう……くっ!」
オーク「グフフ…最初から素直にしていれば苦しまずに済んだモノを…おい」
オーク兵2「はっ!」ギィ ガシャン
28 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:30:23.38 ID:oBXtYmGSO
女騎士「!お、おい止めろ!何をする!止めてくれ、触るなぁ!!」
ガチャガチャ ギィ ガシャン…
女騎士「あ…あぁ……」
29 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:32:21.33 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…これで卓上も広くなった。おい、今下げた皿はぬるま湯でしっかりと油汚れを落とす様に伝えてこい」
オーク兵3「はっ、了解しました!」タッタッタッ…
女騎士「貴様ぁ…!あの皿には、まださっきの肉汁が残っていたのに…!」
30 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:34:49.68 ID:oBXtYmGSO
オーク「そんな物、直ぐに忘れさせてやる…
まずは約束のご褒美だ」ゴトン
女騎士「!これは…まだ餡が掛かってない…だと!」
オーク「先程のはオーク兵達の賄い用だよ」
女騎士「な…貴様、騙したな!」
31 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:37:22.11 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…それより良いのか?それは本当にお前用…早くしなければ今度こそ食感は楽しめんぞ?」
女騎士「…くっ!」トローリ パクッ
女騎士「!」パリッパリッ
女騎士(先程の炊きたてご飯の甘味とほんの少しの苦味…そしてこの圧倒的な香ばしさ!それが噛むほどに口の中で鶏ガラの餡と絡まってほどけていく…!)モグモグ
32 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:40:17.55 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…どうやら気に入った様だな」
女騎士「…くっ、何をされようと私はお前達に屈したりなどはしないぞ!騎士の誇りに掛けて!!」パクパク
オーク「おっともう無くなるな…追加のお焦げと餡掛けだ…どうする?」
女騎士「頂こう!!」ハフハフ
35 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:47:38.17 ID:oBXtYmGSO
ーーー 一時間後 ーーー
オーク「グフフ…まさか餡掛けお焦げを二杯、どんぶりご飯を三杯もお代わりするとは思わなかったぞ?」
女騎士「や、止めろぉ…言うなぁ……」ケプ
オーク「まだ反抗する気力が有るなら大丈夫だな…
では、次だ」
36 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:49:06.94 ID:IXuGggj2O
まだ続くのかよ……!
酷え、酷過ぎる……
37 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:52:43.26 ID:ZolbX6GDO
なんて鬼なんだ!
38 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:54:30.97 ID:oBXtYmGSO
ちょっと仕事で席を外します
0時過ぎ位に再投下します
39 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:26:02.42 ID:tDyagrS2o
お腹空いてきた
40 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:33:48.98 ID:IDwz9ymAO
0時過ぎに再開とか完全に飯テロじゃないですかー
41 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:42:36.72 ID:vhS3/mIC0
またどうせオークが優しいってオチだろ?とか思ってたら予想の斜め上を逝かれた
42 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:18:59.25 ID:612Pd5TOo
俺はなんてスレに迷い込んでしまったのだろう
43 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:20:08.17 ID:OA0nHkAZ0
気になってボローニャソーセージggったら超美味そうじゃん
許しませんよぉ……
44 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:32:11.82 ID:ZuAdnj5IO
なんて恐ろしいんだ…
オーク「お前は大事な捕虜…交渉材料だ。折衝が終わるまでは殺したりなどはせんよ」
女騎士「…国に迷惑を掛ける位ならばいっそ……!」
オーク「やめておけ…自害などしても直ぐに治癒させるぞ。
自ら無駄に苦痛を味わう事もあるまい?」
女騎士「くっ…では私を一体どうするつもりだ!」
2 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:33:33.29 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…捕虜に何をするかなど決まっておろう……」
女騎士「!」
オーク「さぁ…先ずはこれからだ」ボローニャ
女騎士「…それは!」
オーク「これを食べて貰おうか」
3 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:36:41.01 ID:oBXtYmGSO
女騎士「や、止めろ!そんな太いモノ…口に入る訳が…!」
オーク「まぁそう言うな…きっとお前も気に入る」ズン
女騎士「や、やめ!モゴ…!!」
4 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:37:53.40 ID:oBXtYmGSO
オーク「どうだ、我がソーセージの味は?」
女騎士(そんな…どうしてこんなに……美味しい…!)
オーク「グフフ…どうやら気に入ってくれた様だな…
夢中になってかぶりついてきおったわ」
女騎士「…くっ……」モグモグ
6 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:39:09.43 ID:oBXtYmGSO
オーク「さぁ、まだまだお代わりはあるぞ」
オーク兵1「はっ」ボローニャ
オーク兵2「はっ」ボローニャ
オーク兵3「はっ」ポークビッツ
女騎士「そ、そんなに沢山…!」
オーク「思う存分味わうが良い…!」
ーーー 30分後 ーーー
女騎士「あぁ、一本一本それぞれ風味が違うなんて…!
何で、どうしてこんなに…」モグモグ
オーク「グフフ…教えてやろうか、どうしてそんなに旨いのかをな…」
8 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:54:50.20 ID:oBXtYmGSO
オーク「何と云ってもそいつには我オーク国の特産品である『オーク牛』や隣国ミノタウロス国の『ミノタ豚』の挽き肉等を使っているからな…
更には野生の『シーサーペン鶏』の肉に軟骨、『ガーゴイ樹』のスモークチップもだ…
焼いて良し、茹でて良し、蒸して良しの品だ…」
女騎士「くっ、確かに皮はパリッとして中はジューシー…噛めば噛むほどに肉汁が溢れ、コリコリとしたアクセントと香ばしさが…こんなソーセージは食べた事が無い!」モグモグ
9 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:56:06.24 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…それだけではないぞ」
女騎士「…!そ、それは、まさか!」
オーク「……炊きたてだ」ホカホカ
10 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 20:57:53.76 ID:oBXtYmGSO
女騎士「あ、悪魔め……!」ゴクリ
オーク「こいつは近くのサイクロプスが棚田で作っているブランド米『ひとつめぼれ』だ」
オーク「一口食べればもう箸が止まらんぞ…」
女騎士「止めろぉ…止めてくれぇ……!」
11 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:00:04.33 ID:oBXtYmGSO
オーク「先ずは一杯目だ…」ゴトン
女騎士(そんな…!どんぶりで、だと…!)
女騎士「あ、あぁっ…!手が、口が勝手に…!」パクリ
女騎士「!」
オーク「グフフ…どうだ、お味は?」
12 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:01:00.50 ID:x79UZQZno
ひとつめぼれフイタ
13 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:01:06.68 ID:K5v0bpkEO
なんてスレに迷いこんでしまったんだ
14 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:03:54.96 ID:oBXtYmGSO
女騎士(あ、甘い!まだ口に入れただけ…舌に乗せただけでこんなにも甘味を感じるとは……!)
女騎士「箸が、箸が止まらない…!」パクパク
15 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:05:04.39 ID:oBXtYmGSO
オーク「よく味わうが良い、お代わりもあるぞ…」
女騎士「ふっくらとしていながらもモチモチとした食感…柔らかいのに一粒一粒が際立って…!
お、お代わり!」モグモグ
16 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:08:38.47 ID:tDyagrS2o
お代わり! じゃねえwwwwwwwwwwwwwwww
17 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:09:11.97 ID:oBXtYmGSO
オーク「おっと、そこまでだ」
女騎士「な、なんだと…!さっきお代わりはあると…」
オーク「心配するな…だが先にこっちを食べて貰おうか」
18 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:10:57.03 ID:rKfuqVdj0
とんだ飯テロスレだ
19 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:12:19.67 ID:oBXtYmGSO
女騎士「な!その茶色いモノは…!」
オーク「………お焦げ、だよ」
女騎士「お焦げ…だと…!じゃ、じゃあ……」
オーク「あぁ、貴様が食べていたのはな……土鍋炊きだ」
女騎士「!」
20 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:13:15.79 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…だが、お焦げの前に貴様にはやって貰う事がある」
女騎士「な、何!一体、私に何をさせる気だ」
オーク「なぁに、簡単な事だ…グフフ」
女騎士「…断る!腐っても私は騎士だ、貴様等の要求になど従うものか!!」
21 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:14:31.11 ID:oBXtYmGSO
オーク「そうか、なら仕方が無いな…おいアレを」
オーク兵1「はっ!」
女騎士「一体何を…」
オーク兵1「持って参りました」サッ
わかってた、わかってたけどわかってなかった
23 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:17:02.27 ID:oBXtYmGSO
女騎士「な、何だ…そのドロッとした物は……!?」
オーク「これか?こいつはなぁ……」
オーク「……『マーメイ鶏』の鶏ガラ中華風餡掛けだよ…」
24 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:25:36.53 ID:oBXtYmGSO
女騎士「き、貴様…それをどうする気だ…!」
オーク「グフフ…もちろん…」
トロリ…ジュワァ!!
女騎士「熱々のお焦げに…掛けただと!?」
25 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:27:15.30 ID:oBXtYmGSO
オーク「さぁ、どうする?このままではお焦げのパリッとした食感が無くなってしまうぞ?」
女騎士「!くっ、卑怯な…」
オーク「いいのか?そんな事を言っている間にもお焦げはどんどんスープを吸ってふやけていくぞ?」
ジュワジュワ…
26 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:28:42.04 ID:tDyagrS2o
なんて卑劣な……
27 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:29:16.31 ID:oBXtYmGSO
女騎士「あ、あぁっ……!」
女騎士「…わ、分かった、分かったから!…お前達の要求を…飲む…だから、もう……くっ!」
オーク「グフフ…最初から素直にしていれば苦しまずに済んだモノを…おい」
オーク兵2「はっ!」ギィ ガシャン
28 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:30:23.38 ID:oBXtYmGSO
女騎士「!お、おい止めろ!何をする!止めてくれ、触るなぁ!!」
ガチャガチャ ギィ ガシャン…
女騎士「あ…あぁ……」
29 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:32:21.33 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…これで卓上も広くなった。おい、今下げた皿はぬるま湯でしっかりと油汚れを落とす様に伝えてこい」
オーク兵3「はっ、了解しました!」タッタッタッ…
女騎士「貴様ぁ…!あの皿には、まださっきの肉汁が残っていたのに…!」
30 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:34:49.68 ID:oBXtYmGSO
オーク「そんな物、直ぐに忘れさせてやる…
まずは約束のご褒美だ」ゴトン
女騎士「!これは…まだ餡が掛かってない…だと!」
オーク「先程のはオーク兵達の賄い用だよ」
女騎士「な…貴様、騙したな!」
31 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:37:22.11 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…それより良いのか?それは本当にお前用…早くしなければ今度こそ食感は楽しめんぞ?」
女騎士「…くっ!」トローリ パクッ
女騎士「!」パリッパリッ
女騎士(先程の炊きたてご飯の甘味とほんの少しの苦味…そしてこの圧倒的な香ばしさ!それが噛むほどに口の中で鶏ガラの餡と絡まってほどけていく…!)モグモグ
32 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:40:17.55 ID:oBXtYmGSO
オーク「グフフ…どうやら気に入った様だな」
女騎士「…くっ、何をされようと私はお前達に屈したりなどはしないぞ!騎士の誇りに掛けて!!」パクパク
オーク「おっともう無くなるな…追加のお焦げと餡掛けだ…どうする?」
女騎士「頂こう!!」ハフハフ
35 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:47:38.17 ID:oBXtYmGSO
ーーー 一時間後 ーーー
オーク「グフフ…まさか餡掛けお焦げを二杯、どんぶりご飯を三杯もお代わりするとは思わなかったぞ?」
女騎士「や、止めろぉ…言うなぁ……」ケプ
オーク「まだ反抗する気力が有るなら大丈夫だな…
では、次だ」
36 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:49:06.94 ID:IXuGggj2O
まだ続くのかよ……!
酷え、酷過ぎる……
37 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 21:52:43.26 ID:ZolbX6GDO
なんて鬼なんだ!
38 : ◆KgUI4YyNUQ :2016/01/19(火) 21:54:30.97 ID:oBXtYmGSO
ちょっと仕事で席を外します
0時過ぎ位に再投下します
39 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:26:02.42 ID:tDyagrS2o
お腹空いてきた
40 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:33:48.98 ID:IDwz9ymAO
0時過ぎに再開とか完全に飯テロじゃないですかー
41 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 22:42:36.72 ID:vhS3/mIC0
またどうせオークが優しいってオチだろ?とか思ってたら予想の斜め上を逝かれた
42 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:18:59.25 ID:612Pd5TOo
俺はなんてスレに迷い込んでしまったのだろう
43 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:20:08.17 ID:OA0nHkAZ0
気になってボローニャソーセージggったら超美味そうじゃん
許しませんよぉ……
44 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/19(火) 23:32:11.82 ID:ZuAdnj5IO
なんて恐ろしいんだ…
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同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」
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妹「マニュアルで恋します!」
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きのこの山「最後通牒だと……?」たけのこの里「……」
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月「で……であ…でぁー…TH…であのて……?」
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彡(゚)(゚)「お、居酒屋やんけ。入ったろ」
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