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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
Part3


77 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)22:05:23 ID:mYexPEfjv
大衆食堂
大将「おう!昨日のたべっぷりのいい兄ちゃんじゃねぇか!どうしたんだい?肉かい?」
キモオタ「それもご名答なのですがなwww実は戦争の噂について聞きたいのですぞ」
ティンカーベル(ちゃんと聞けてるじゃん!キモオタ!)ヒソヒソ
キモオタ(ここならそんなに邪険に扱われなさそうですしなwww仮にもお客でござるしwww)ヒソヒソ
大将「そうだなぁー・・・確かに戦争が起きるんじゃねぇかって噂はよく耳にするなぁ」
キモオタ「ほう・・・そんなに治安悪いのでござるか?」
大将「はっはっは!そんなことねぇさ!むしろ平和そのものって所だな!まぁ貧富の差はあるもののそこまで困ってる奴はごく僅かさ」
キモオタ「んん?では何故戦争など・・・?」
大将「そうだなぁ、オレが話したって言われちゃあ困るんだけどよ」ポリポリ
キモオタ「ご安心を、我輩は口が堅いので」
ティンカーベル「喋るの苦手なだけじゃん」
キモオタ「んんwww身も蓋もないwww」ドゥフコポォ

78 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)22:18:24 ID:mYexPEfjv
大将「口が堅いのは結構だが、うちとしては口を動かしてもらったほうが助かるんだがな!兄ちゃん昼飯まだじゃねぇのか?妖精の嬢ちゃんも」
キモオタ「ドゥフwwwこれは失礼しましたなwww我輩、Aランチを特盛りでお願いいたしますぞwww」
ティンカーベル「特製イチゴジャムとパンをください!」
大将「へへっ!注文はいったぞ!Aランチ特盛りとイチゴジャムとパンね!」
ヘーイ
大将「話の途中だったな。この国は国王の手腕が抜群で争うこともほとんどなくてなまともな軍隊なんてなかったのさ。それこそ自警団程度のもんさ」
キモオタ「んん?昨日の門番はやけに重装備でしたが」
大将「もう随分と昔だがな、今の大臣が就任したときに防衛軍として軍隊が設立されてな。その防衛軍がなにやら演習をこまめに行ってるみたいなのさ、よそから攻めてくる様子なんかないってのにな」
ティンカーベル「防衛軍なのに戦の準備をしてそうってこと?」
大将「おうよ。それにここだけの話、国防軍とは名ばかりで大臣の個人軍隊と化してるって話もある」
キモオタ「なるほど・・・色々見えてきましたな」
ティンカーベル「うん、この線で調べてみよう」

79 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)22:29:09 ID:mYexPEfjv
キモオタ「今日のランチはチキンですなwwwんんww香ばしく焼けたチキンwwwパンが進みますなwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「イチゴジャムおいしい!大将が作ってるのかな?」ジャムペロペロ
キモオタ「まさかwwwあのゴツいガタイでジャム作りとは笑えますなwww」
ティンカーベル「でも色々解ったね。国のことや戦争の噂」
キモオタ「ですなwwどうやら戦争の噂は事実。国防軍は戦の準備を進めていて、その実権は・・・ガツガツムシャムシャ」
ティンカーベル「大臣が持ってるってことだね。これが異変だとしたらシンデレラや王子様が戦争に巻き込まれて大怪我しちゃうとか・・・ペロペロ」
キモオタ「国家の転覆という線もありますなwww我輩は軍の実権を大臣が握っているというのが気になりますなwwwどうみても反逆フラグが立っておりますぞwwwガツガツムシャムシャ」
ティンカーベル「そうだね、でも大臣が相手だと直接私たちがどうこうするって難しいよ」ジャムペロペロ
キモオタ「王子殿に至っては会う手段ないでござるからなwwwシンデレラ殿の身を守るしか今のところ選択肢はありませんなwwwガツガツムシャムシャ」
ティンカーベル「そうだね、とりあえずお話が滞りなく進むようにしようね」ジャムペロペロ

80 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)22:51:30 ID:mYexPEfjv
その夜
ティンカーベル「シンデレラー!今日もお疲れ様ー!」ギュー
シンデレラ「わっ!ティンクちゃん!私ね、ティンクちゃんに会うの今日ずっと楽しみだったの!」ギュー
キモオタ「んんww思わぬ百合を拝めましたなwwwっと、シンデレラ殿!今日のお土産のチキンサンドですぞwww」スッ
ティンカーベル「紅茶も買ってきたよ!」ヒラヒラ
シンデレラ「キモオタさん、ティンクちゃんありがとう!今日は何のお話をする?」
ティンカーベル「そうだなー、キモオタなんか話題ある?」
キモオタ「んんwwwなんで我輩に話題をふるのでござるかwwwそうですな・・・シンデレラ殿は舞踏会に行くのですかな?www」ドゥフコポォ
シンデレラ「えっ、舞踏会ですか・・・」
ティンカーベル「キモオタのバカ!」バシッ
キモオタ「ファッ!?」

81 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)23:01:38 ID:mYexPEfjv
ティンカーベル(最初にお話の説明したじゃん!シンデレラはドレスがないから舞踏会に行けないの!)ヒソヒソ
キモオタ(で、でも魔法使い殿がwww魔法でドレスを用意してもらえるでござろう?www)ヒソヒソ
ティンカーベル(そんなこと今のシンデレラは知らないんだから気まずい空気になっちゃうじゃん!)ヒソヒソ
キモオタ(んんwwだから我輩に話題をふるのは反対だったんでござるのにwww)
シンデレラ「興味はあるかな・・・でもドレスがないし、ダンスの経験もないから私はいけないよ」
キモオタ「・・・でも行きたいのでござろう?」
シンデレラ「うーん・・・まぁ、行きたい。行きたいよ」
ティンカーベル「じゃああきらめちゃだめだよ!ね!シンデレラ可愛いもん!」クワッ
シンデレラ「うふふ、わかったわ。ティンクちゃん、諦めないね」ニコニコ
キモオタ「んんwwではせっかくでござるしチキンサンドをパクつきながらティンカーベル殿に話題を提供して頂きますかなwww」
ティンカーベル「まかせて!私の生まれた国のお話ししてあげる!」フンス
シンデレラ「まぁ、楽しみ!」ニコニコ

82 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)23:16:05 ID:mYexPEfjv
同時刻 某所
大臣「全く、このような場所に呼び出しおって・・・」
商人「ご足労感謝いたします。とても城に持ち込める品ではありませんので・・・あなた様も公になるとお困りでしょう?」
大臣「ふん、御託はよい。魔法具が手に入ったというのは本当か?」
商人「ええ・・・こちらでございます」スッ
大臣「これは・・・私にはただの悪趣味な杯にしか見えぬが?」
商人「ええ、これ自体の魔力は極めて薄いです。しかし、この杯に水を注ぎ・・・中に魔力の宿った物質を入れますと・・・」
大臣「どうなるのだ・・・?」
商人「中に入れる物質の魔力が強ければ強いほど、その魔力は増幅され・・・魔力を帯びた水を飲み干したものに力を与えましょう」
大臣「にわかには信じられぬが・・・事実ならばすばらしい道具だ!」
商人「ええ、強大な魔力をあなた様のものにすることができます」
大臣「良かろう。言い値で買ってやる」
商人「ありがとうございます・・・」

83 :名無しさん@おーぷん :2014/09/27(土)23:17:42 ID:mYexPEfjv
今日はここまで
親睦を深めあうキモオタとティンカーベル、そしてシンデレラ
その影で加速していく大臣の陰謀・・・
シンデレラ編 次回に続きます

84 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)00:08:49 ID:O53gRHsVg
あげあげ〜

85 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)00:18:51 ID:7F2x0PX3M
乙でござるよwwwコポォ
明日の更新が楽しみで楽しみでwwwフォカヌポウ

87 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)10:30:41 ID:tKLqOMpRC
期待ですぞwww

88 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)19:23:42 ID:AICHJLcDW
そろそろ待っときますかなwww

89 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)20:28:17 ID:Xf4bEKnJc
城 大臣の部屋
チャポッ ポワー
大臣「・・・これも駄目か。指輪に加工された魔法石程度では・・・」
大臣「・・・全く足りぬ。魔力を増幅させるというこの杯に効果は本物のようだが・・・」
大臣「魔法具の類は王国にはなかった・・・私の魔法具コレクションでもまだ弱い・・・」
大臣「魔法使いが直接作り出したような強力な魔法具でなければ・・・」ギリッ
大臣「・・・まぁいい、今は軍を出来る限り強化し、来るべき時に備えるとするか」
大臣「焦らずともよい、国王の先も短い。直にいなくなるのだ、私の軍を止められるものは・・・クックック」

90 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)20:36:50 ID:Xf4bEKnJc
街 大衆食堂
ティンカーベル「いよいよ、今夜だね。舞踏会!」
キモオタ「結局シンデレラ殿は無事でござるし国にも変化はみられませんなwww」ガツムシャ
ティンカーベル「異変はまだ起きてないんだねー、でもここからが大切なところだからね!」
キモオタ「そうですなwwwこの舞踏会はお話の見せ場のようでござるしwww何か起こる可能性も無きにしも非ずですぞwww」
ティンカーベル「今日はあの嫌な感じのおねーさんたちを舞踏会に送り出したら暇になるから早く遊ぼうってシンデレラ言ってたね」
キモオタ「結局、我々毎日いってしまっておりますがwwwそれにシンデレラ殿も舞踏会にいくことになるんですがなwww」
ティンカーベル「うん、まぁそうなんだけどね。でもいえないじゃん!あっ!でもでも魔法使いが今日現れるなら聞いてみよう、ピーターパンのこと」
キモオタ「お話をよみがえらせる方法ですなwww魔法使い殿なら期待できますなwww」コポォ

91 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)20:44:04 ID:Xf4bEKnJc
夜 シンデレラの家
継母「私達は舞踏会に行ってくるからね。しっかり留守番しておくんだよ!」
ブス姉「帰ってくる頃にはお后様になっているんだから、それなりの準備をしておきなさい!」オホホ
デブ姉「夜食準備しておきなさいね!」
シンデレラ「はいっ!」
継母(いやに嬉しそうね・・・)
シンデレラ「ティンクちゃん達まだかなー・・・」ワクワクッ
・・・
魔法使い「・・・・・・どういうことじゃ?これは・・・シンデレラが楽しそうじゃ・・・いや、それはいいのじゃがこれでは・・・」
魔法使い「ティンク・・・ティンク・・・聞いたことがあるが・・・」
魔法使い「ああ・・・・・・あやつらじゃな、余計なことしおって」

92 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)21:06:39 ID:Xf4bEKnJc
住宅街
キモオタ「ドゥフwwwなんだか緊張してきましたぞwww」ドゥフコポォ
ティンカーベル「どうして?魔法使いに会えるから?」
キモオタ「んんwwwティンカーベル殿は妖精でござるし飛べますがなwww我輩の世界には奇跡も魔法も無いでござるのでwwwやはり魔法を見れるというのはドキドキしますなwww」
ティンカーベル「そういうものなのかなー、よくわかんないけどドレス姿のシンデレラ見るのは楽しみ!きっとすごく綺麗だよ!」
魔法使い「・・・・・・お主らか」スゥッ
キモオタ「ファッ!?なにもない場所から出てきたでござる!?www」
ティンカーベル「・・・暗い色のローブと大きな杖・・・その格好ってもしかして・・・あなたが魔法使い?」
魔法使い「・・・如何にも、私が【シンデレラ】の魔法使いじゃ。お前は【ピーターパン】の妖精、ティンカーベルじゃな?」
ティンカーベル「・・・えっ?」

93 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)21:24:34 ID:Xf4bEKnJc
キモオタ「お二人は知り合いですかなwww」
ティンカーベル「知らないよ・・・だってピーターパンのお話は消滅したのに知ってるなんてありえないよ!なんで!?」アタフタ
キモオタ「ちょwww少し落ち着くですぞwww」
魔法使い「消滅したおとぎ話は存在すら忘れ去られる。じゃがおとぎ話の登場人物の中には忘れずにいるものも居るのじゃ・・・ごく一部の優れた能力を持った者やある種の例外だけじゃがの」
キモオタ「んんwwこの魔法使いwww自分で優れているって言っちゃいましたぞwwwブフォwww」
魔法使い「・・・・・・まぁ、それはよい。ティンカーベルよ、この世界に何故現れた?お主らがシンデレラと仲良くなったせいで、シンデレラは舞踏会への興味が薄れてしまった」
ティンカーベル「もしかして、シンデレラが消滅する原因って私達なの・・・?私たちが仲良くしたからシンデレラは消えちゃうの!?」
魔法使い「・・・シンデレラが消滅の危機にあっていることを知っているとは随分鼻の利く妖精じゃな。案ずるな、それはお主等のせいではない」
ティンカーベル「本当?本当だね?良かった・・・」
魔法使い「良くはないのじゃ。少なくとも今シンデレラは舞踏会にいけなくてもお主等と楽しくお話しできればいいやなどと考えておる。これでは王子と出会わず、話が完結しない。これでは本来の話のようにワシが出て行っても無意味じゃ。きっと「私には友達がいます。舞踏会にいけなくったって幸せです」などというじゃろう」
ティンカーベル「じゃあ・・・なんとかしてお話の軌道を戻さなくっちゃ!」
魔法使い「お主等のまいた種じゃ。つきあってもらうぞ」
キモオタ( んんww話に全く入れませんぞwww)ドゥフコポォ

94 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)21:41:18 ID:Xf4bEKnJc
シンデレラの部屋
ガチャッ
ティンカーベル「シンデレラ!」ピュー
シンデレラ「あっ、ティンクちゃん!遅かったね!心配したよ!」
魔法使い「・・・・・・お邪魔するよ、シンデレラ」
シンデレラ「あ、あのっ、あなたは・・・・・・?」
魔法使い「私は善い魔法使い・・・・・・厳しい暮らしに耐え、美しく生きるお主に褒美を与えるためにやってきた・・・舞踏会に行きたいのだろう?シンデレラよ」
シンデレラ「あ、あの・・・よくわからないですけど私・・・ドレスもないですし・・・それに・・・」
魔法使い「案ずるな、シンデレラよ。ワシの魔法でお主の着物をドレスに変えてやろう、さぁいくがいい!」
シンデレラ「ありがとうございます。でも、私は友達と約束をしていて、楽しくお話をしているだけで幸せなんです。だから、お気持ちだけ頂きます」ペコ
魔法使い(やはりそういうか・・・)
ティンカーベル「ねぇ、外に行こうよシンデレラ!面白いものがみれるよ!」ニコニコ
シンデレラ「面白いもの・・・?」

95 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)21:52:41 ID:Xf4bEKnJc
キモオタ「ブヒィィィ!wwwやめるですぞwwwやめるですぞwww」ドゥフコポォ
馬「ヒヒーン!」ドゴォ!
キモオタ「んんwww我輩の尻に頭突きするのはやめていただきたいwww」ブフォ
馬「ヒヒーン!ヒヒーン!」ドスドス
シンデレラ「・・・・・・」
魔法使い「随分と懐いているようじゃな」フフン
ティンカーベル「キモオタよかったね!モテモテだよ!そういうの現実の世界じゃリア充って言うんだよね!」
キモオタ「ちょwww違いますぞwwwはやくも助けてほしいですぞ魔法使い殿www我輩の尻が割れてしまいましたぞwww」ドゥフコポォ
シンデレラ「・・・・・・えっと」
ティンカーベル「あの馬車はね、魔法使いがカボチャに魔法をかけてくれたの!馬はネズミだって!シンデレラの為の馬車だよ!」
シンデレラ「で、でも・・・私・・・行きたいけど。いいのかな・・・」
魔法使い「何を迷ってるか知らないけどね、これはあんたの友達の願いでもあるんだよ?」

96 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:03:59 ID:Xf4bEKnJc
魔法使い「カボチャを用意したのもネズミを捕まえてきたのもこのティンカーベルじゃ」
シンデレラ「ティンクちゃんが?」
ティンカーベル「ネズミは大変だったよ!でもそれでシンデレラに馬車をプレゼント出来るって聞いたから頑張った!」
魔法使い「馬車を操縦する従者が必要と言ったらあのキモオタが引き受けてくれたよ」
シンデレラ「キモオタさんが・・・」
キモオタ「ちょwww話してないで助けてwww」ドスドス ドゴォ!
魔法使い「お主、この2人は旅の者。いずれこの国からいなくなる。でも大切な友達じゃ、だから一緒に話をする時間を大切にしたかったんじゃろ?」
シンデレラ「はい、私には友達なんて他にいないから・・・二人だけなんです。だから・・・もっと二人と一緒にいたいです!」
魔法使い「じゃがその友達はお前に舞踏会にいってほしいと言っている。お主の本音を見抜いてな。じゃが、安心せい!お主ひとりで行くわけではない」
シンデレラ「えっ?」
ティンカーベル「私も一緒に行くよ!ねっ!それなら良いよね!」
キモオタ「もちろんwww我輩も一緒ですぞwww」ドスドス ドスドス

97 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:11:38 ID:Xf4bEKnJc
魔法使い「本当はこんなサービスしないんじゃが、お主らの友情に免じて特別にティンカーベルの衣装とキモオタの衣装にも魔法をかけてやる、シンデレラよ。いかない理由はないじゃろ?」
シンデレラ「・・・はい。行きます!私、お城の舞踏会に!」ウルウル
ティンカーベル「やったー!一緒にいこうね!シンデレラ!」
キモオタ「馬車の操縦は任せるですぞwwwとはいっても我輩の命令通りに動くようにしてもらっておりますがwww」
シンデレラ「うん!ありがとう!二人とも!」
魔法使い(やれやれ、ちょっと変更点はあったがこれなら大きな問題はないじゃろ・・・)
魔法使い「ではいくぞ、吠えよ我が魔法!シンデレラの洋服をドレスに!靴をガラスの靴に!」ピンピルピーン
ガサッ

98 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:33:44 ID:Xf4bEKnJc
キモオタ「んんwwwお二人とも乗れましたかなwww」ドゥフ
シンデレラ「はい、運転お願いしますね、キモオタさん」
ティンカーベル「ちょっと急がないと間に合わないよ!でも危なくないようにしてね!でも急いでよ!」
キモオタ「無茶おっしゃるwww我輩、自動車の免許すらないのでござるにwww」
魔法使い「いいかい、シンデレラ!あんたたちの魔法は12時には解ける。帰りに困るだろうから馬車だけは解けないようにしておく、でも寄り道するんじゃないよ!」
シンデレラ「はい、ありがとうございます」
キモオタ「んんwww馬車の魔法解けないようにするなら他の魔法も維持すればいいのではwww」
魔法使い「魔法を維持するには高い精神力や強い想いが必要なんじゃ、あれもこれもワシひとりで維持することは難しいんじゃよ」
キモオタ「んんwww把握しましたぞwwwでは、出発しますぞ!!」ヒヒーン
魔法使い「さて、ワシも帰るとするかな・・・」ヒュイン
ザッ
大臣「・・・・・・」

99 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:35:08 ID:Xf4bEKnJc
今日はここまで
大臣様が見てる。
次回はちょっと間隔空くかも
シンデレラ編 次回に続きます

100 :名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)23:10:18 ID:nUyUMih4E
乙です
楽しみに待ってる

109 :名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)21:57:37 ID:N66IBflzK
街道 馬車の中
シンデレラ「・・・・・・」ドキドキ
ティンカーベル「シンデレラ、緊張してるの?」
シンデレラ「・・・・・・うん、私華やかな場所慣れてないから変な失敗して追い出されたりしないかな」ドキドキ
ティンカーベル「大丈夫だよ!追い出されるならあの嫌な感じのおねーさんたちのほうが先だから!」ケラケラ
シンデレラ「ふふっ、ひどいよティンクちゃん」ウフフ
ティンカーベル「えへへっ!でもシンデレラも笑ってるじゃん!」ケラケラ
・・・
キモオタ「中は楽しそうですなwww仕方ないとはいえ我輩だけ蚊帳の外とはwww」ドゥフ
馬「ヒヒーン?」パカラパカラッ
キモオタ「慰めてくれるでござるかwwwんんwww
問題ありませんぞwww孤独には慣れておりますぞwww」ドゥフコポォ

110 :名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)22:08:59 ID:N66IBflzK

ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ
ティンカーベル「すごい人!」ヒラヒラ
シンデレラ「この国の外からも来てるのかな・・・こんなにたくさんの人がいるのなんて始めて見たよ」
キモオタ「では我輩は馬車を停めて待機しておくでござるwww」
シンデレラ「キモオタさんは一緒に来てくれないんですか・・・?」
キモオタ「んんwww申し訳ないwwwどうやら従者は別室待機せねばならぬようでwwwそれに我輩、人混みは苦手でござるしwww」
ティンカーベル「残念だけど、帰りのことを考えるとその方がいいかも・・・」
キモオタ「23時30分くらいにはここに馬車を持ってくる故wwwシンデレラ殿、魔法使い殿の繰り返しになるでござるが12時迄にはここに戻ってきて頂きたいwwwでなければ我輩の衣装も魔法が溶けてしまう故www」ドゥフ
シンデレラ「わかりました・・・ごめんなさい、キモオタさん。送り迎えだけしてもらって」
キモオタ「なんのなんのwww楽しんでくるんですぞwww困ったときはティンカーベル殿に頼ってくだされwww」コポォ
ティンカーベル「うんうん!任せてよ!」フンス

111 :名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)22:23:20 ID:N66IBflzK
城内
ガヤガヤ ザワザワ
シンデレラ「うぅ、ティンクちゃん。私浮いてない?」ドキドキ
ティンカーベル「心配しすぎだよ、浮いてるのは私の方だよ!ふわふわーってね」ケラケラ
シンデレラ「うふふっ、ティンクちゃんは浮いてるんじゃなくて飛んでるんでしょ?」ウフフ
ティンカーベル「それに周りみた感じシンデレラはレベル高い方だよ!」ヒラヒラ
貴族「王子様がこちらにいらしたわ!」ザワザワ
貴族B「結局、今のところ王子様の目に止まった娘はいないものね!早く王子様にアピールしなくちゃ!」
ティンカーベル「聞いた!?王子様だって!シンデレラ、いこっ!」グイグイッ
シンデレラ「ま、待って・・・引っ張らないで、ティンクちゃん」
ティンカーベル「ほら!王子様向こういっちゃうよ?」グイグイッ
シンデレラ「ま、待って!ティンクちゃん早いよ・・・!私ドレスだから走れなっ・・・きゃっ」フラフラ
ティンカーベル「シンデレラ危ない!転んじゃう!」
ふぁさっ
王子様「・・・・・・大丈夫かい?」
シンデレラ「は、はいっ!あ、ありがとうございます・・・・・・!」ドキドキ

112 :名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)22:24:56 ID:LUXUgXoEd
こんな気持ちの良いキモオタになるべきだったんだ、俺は