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キモオタ「我輩がおとぎ話の世界に行くですとwww」ティンカーベル「そう」
Part25


58 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)20:58:34 ID:g8l
・・・
青い鳥「さて、どこにしようか・・・」パタパタ
ティンカーベル「くっ、いいかげんに離せぇー!おなかに爪が食い込んで痛いんだよ!バカバカ!」ジタバタ
青い鳥「君は口が悪いな・・・いい加減に諦めなよ。それに爪はワザとさ、こうしないと逃げてしまうだろう?」
ティンカーベル「あんたたちの目的はなんなの!?他のおとぎ話を消そうとしたり、私をさらったのもそうだよ!なにがしたいのさ!」
青い鳥「だから・・・そんなこと言う訳ないだろう?あぁ、でも君をさらった理由は教えてあげるよ」
ティンカーベル「ぐぬぬぅ・・・とーれーなーいー!」ジタバタ
青い鳥「自分で聞いておきながら無視かい・・・?まぁいいさ、これであの男はこの世界から動けない・・・」
ティンカーベル「へへっ!それはどうかなっ!私がいなくたって──」ニヤッ
青い鳥「おはなしウォッチで赤ずきんを呼べば世界の移動は出来る。って言うつもりだろう?」
ティンカーベル「・・・っ!」
青い鳥「知っているよ。【泣いた赤鬼】の世界では君達を監視させてもらったからね」

59 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)21:11:02 ID:g8l
ティンカーベル「監視なんて趣味悪い!バーカバーカ!ファミチキになっちゃえバーカ!」ジタバタ
青い鳥「お断りだよ。どちらにしても君が行方不明になれば彼はこの世界からは離れられない。君を見捨てて自分だけ逃げるなんて出来ない性格なんだろう?彼は」
ティンカーベル「どーかなっ!逃げるよキモオタはっ!多分ね!だからあんたがしてることは無駄だよ!」
青い鳥「口は悪くてもブラフは苦手って訳かな?」
ティンカーベル「うるさい!だまれファミチキ!」ジタバタ
青い鳥「やれやれ、そろそろ変な名前で呼ぶに早めてもらおうかな」ビュン
ベシャッ
ティンカーベル「うぐっ・・・たたきつけるなバカー!」ガシッ
青い鳥「暴れるなよ、僕には二本の足とくちばししかない。君を縛るのも一苦労なんだよ」
ティンカーベル(路地裏のゴミ捨て場・・・?)

60 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)21:15:36 ID:ekL
ティンクをいじめるな
ティンクをいじめるな

61 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)21:26:41 ID:g8l
青い鳥「・・・これでよし。これで君は動けないし飛べない。僕もようやく足が自由だ」パタパタ
ティンカーベル「ふざけんなバカ!羽が曲がっちゃうじゃん!ほどけぇー!」ジタバタ
青い鳥「いっそのこと羽を引っこ抜いてもよかったんだけど?僕としてはそのほうが楽だ」
ティンカーベル「出来るもんならやってみなよ!それにキモオタはすぐに気がつくよ、私がいないって!そうしたら私を探すのは一人じゃないんだからね!」
青い鳥「だろうね。シンデレラは街を駆け回り、裸の王様はどんな瓦礫でもどかして君を探す。赤鬼と赤ずきんも来てくれるだろうね・・・例え今、【桃太郎】の世界にいたとしてもね」
ティンカーベル「こいつどこまで・・・!」
青い鳥「でもね、探さない。誰も君を探さない・・・何故なら君は行方不明じゃないからだ」
ティンカーベル「なに言ってんの?意味わかんない事言ってると──」
ムグッ
青い鳥「君はもう喋らなくていいよ」ガシッ
ティンカーベル(喋れない!口までふさがれた・・・!)
青い鳥「飛べない動けない喋れない、そんな君にはここがお似合いだよ」ガコッ
青い鳥「じゃあねティンカーベル。こんな路地裏のゴミ箱に、君の友達は探しに来てくれるかな?」ビュン
ティンカーベル(キモオタが危ない・・・!早く脱出しないと・・・!)ドサッ
バターン

62 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)21:35:09 ID:g8l
・・・
キモオタ「フヒヒwwwサーセンwww思いのほか混んでおりましてなwww」コポォ
キモオタ「・・・おや、ティンカーベル殿?」キョロキョロ
キモオタ「・・・・・・何も言わずにどこかに行くとは思えませんな。なにか事件の匂いが・・・そうですぞ、おはなしウォッチで話しかけてみればいいですなwww」
カチャッ
キモオタ「ティンカーベル殿!ティンカーベル殿ー!ホットドック冷めますぞwww」
おはなしウォッチ「・・・・・・」シーン
キモオタ「反応無しでござるか・・・まさか、黒幕に捕まっているとか・・・こうしちゃおれませんぞ!すぐにでも探しに行かねばっ!」
女の子「ねっ、ねっ!おにーさん!ちょっといいかな?」ニコッ
キモオタ「な、何ですかな?我輩、今急いでいるのですがwww」
女の子「妖精の女の子のお友達だよね?私、その子とさっきお話ししたよ?」ニコッ

63 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)21:53:35 ID:g8l
キモオタ「! それは本当ですかな!」
女の子「金髪で透明な羽で・・・キラキラした粉を散らしてる妖精さんでしょ?えっと、名前は確か・・・ティンカーベルちゃん?」
キモオタ「そうそうwwwそうですぞwwwなにか我輩に言ってませんでしたかなwww」
女の子「あっ、えっとね妖精さんから伝言だよ、『別のおとぎ話にいる妖精から緊急の呼び出しがあったからちょっと行ってくるね。ごめんだけど、ひとりでマッチ売り探してて!ちょっと時間かかるかもだけど心配しないでね!』だって」ニコッ
キモオタ「そうでござったかwww心配して損しましたぞwww」
女の子「じゃあちゃんと伝えたからね?」
キモオタ「助かりましたぞwwwかたじけないwww」コポォ
女の子「うん、じゃあまたね!キモオタおにーさん」ニコッ
タッタッタッ
キモオタ「行ってしまいましたな・・・さて、ティンカーベル殿は心配ないようでござるし、マッチ売り殿を探しますかなwww」コポォ
女の子「こんなもんかなぁ・・・あっちはティンカーベルをうまく拘束できたかな?だとしたらまずは私たちが優勢ってとこかな」フフッ
女の子「さて、君達が私達の遊び相手になるかどうか・・・お手並み拝見といこうかな、ティンカーベル。そして、キモオタおにーさん」ニコッ

64 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/02(火)21:56:05 ID:g8l
今日はここまで!
青い鳥マイナーかと思ったらそんなことなかったでござるwwwよかったwww
マッチ売りの少女編 次回に続きます

66 :忍法帖【Lv=17,まほうおばば】 :2014/12/02(火)22:02:39 ID:odF
乙!
ティンクちゃんッ!!

67 :名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)22:11:23 ID:PWC
作中一番のピンチきたな…
キモータ早くティンクちゃんを助けてくれえー…
。・゜・(ノД`)・゜・。

71 :名無しさん@おーぷん :2014/12/03(水)02:50:02 ID:G63
キモオタをこんなにカッコよく思ったのはこのSSが初めてだぜ…

72 :名無しさん@おーぷん :2014/12/03(水)02:52:28 ID:NOl
このシリーズ大好き

73 :名無しさん@おーぷん :2014/12/03(水)03:05:47 ID:ZFC
ファミチキワロタww
続きが気になって夜も眠れない。

86 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)20:04:49 ID:nBF
・・・
青い鳥「やれやれ、やかましい妖精だったな・・・」パタパタ
青い鳥「でもこれで任務は果たした。しばらくはゆっくりできるか・・・その前にあの方に報告をしなければ・・・」パタパタ
青い鳥「さて、どこに居るのか・・・」パタパタ
・・・
女の子「ふんふふ〜ん♪」
女の子「幸せの青い鳥が虹の向こうへ飛んでいけるなら〜♪」フンフン
女の子「私もきっと行けるはず〜♪」フンフン
青い鳥「ご機嫌ですね。鼻歌混じりに歩いてましたよ?」パタパター
女の子「あ、おつかれー。どうだった?うまくいったよね?」
青い鳥「ええ、もちろん。少し・・・いや相当暴れましたけど、拘束してゴミ箱にぶち込みましたよ」
女の子「ゴミ箱かぁー、そりゃあメルヘンの欠片も無いね。妖精なのに」クスクス
青い鳥「キモオタという男はどうでした?」
女の子「どうかな、もうちょっと観察したいけど私はこれからお昼だからね、ちょっと休憩だよ。そだ、一緒にご飯行く?」
青い鳥「はい、お供します」パタパター

88 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)20:13:49 ID:nBF
中央通り
キモオタ「マッチ売りの少女と言うからには、マッチを売っていると思ったでござるが・・・居ませんな、時間が悪いですかなwww」
キモオタ「気は進まないでござるが・・・聞き込みに行きますかな、ティンカーベル殿も居ないでござるし、自らやるしかないwww」
キモオタ「あの話しかけやすそうな人に・・・ちょ、ちょっといいでござるかwww」コポォ
リッチなおっさん「ん?リッチなワシに用事かね?ハッハッハ」
キモオタ「えっと、このあたりでマッチを売っている女の子を見かけておりませんかなwww探しているのでござるがwww」
リッチなおっさん「なんだと!マッチなんて安っぽい道具をワシが使うわけないだろう!バカにしてんのか!」クワッ
キモオタ「ヒィッ!」ビクゥ
リッチなおっさん「まったく、これだから庶民は困るんだ!」プリプリ
スタスタ
キモオタ「あんなに怒るとは・・・なんなんでござるか一体・・・」

89 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)20:20:48 ID:rvn
来たか

90 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)20:24:23 ID:nBF
「マッチ?そんなどうでもいいことで話しかけないでくれ!年の瀬で忙しいんだ!」
「・・・・・・。教えてやってもいい。ただし、何か食べ物をよこしてもらおう」
「らっしゃいらっしゃい!お兄さん!どう?おいしいケーキだよ!チキンもあるよ!」ラッシャイ
「ごめんよおじさん、俺仕事中なんだ。サボってたら御主人にどやされちまう」
「どいたどいた!こちとら忙しいんだ!そんな女の子しらねぇよ!」
キモオタ「・・・・・・参りましたな」モグモグ
キモオタ「この世界は年末のようですなwww誰も相手にしてくれないwww」ムシャムシャ
キモオタ「それに・・・ホームレスのような人もちらほらいるでござるし、幼い子供が平気で労働に駆り出されておりますな・・・それも大体が裸足であったり汚れた服・・・」バクバク
キモオタ「しかしリッチな服装の住人もいますな、貧富の差が激しいのでござろうか・・・ティンカーベル殿、どうおもいますかな?」
キモオタ「んんwwwついいつもの癖がwwwティンカーベル殿いないでござるのにwww」コポォ

91 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)20:34:22 ID:nBF
キモオタ「どちらにしても有力な情報は得られずwww」
キモオタ「仕方ないでござるなwww宿を探して、夕暮れ時にでも出直しますかなwww」コポォ
馬車のおっさん「うおおぉぉ!どいたどいた!」パカラッパカラッ
キモオタ「ファッ!?」ヨロッ
ドシャー
馬車のおっさん「危ないだろうが!気をつけて歩きやがれ!」パカラッパカラッ
キモオタ「なんと乱暴な運転でござるか・・・この寒空の下、ずぶ濡れなどありえませんぞwww」ドロドロ
男性「・・・おや、大丈夫ですか?このハンカチをお使いください」スッ
キモオタ「んんwwwかたじけないwwwこの街にも優しい人がいるとはwww」コポォ
神父「旅の方でしたか、よろしければうちの教会へいらしてください。この季節、濡れた洋服のままでは体をこわしてしまいますからね」
キモオタ「なんというヌクモリティwwwお言葉に甘えますぞwww」コポォ

92 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)20:48:31 ID:TX5
リアルタイムきたー!

93 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)20:51:34 ID:zJg
かもーん

94 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)20:51:45 ID:nBF
街のはずれの教会
神父「どうぞ、中へ。それと・・・この着替えをお使いください。寄付していただいたものなので差し上げるわけにはいきませんが」
キモオタ「いやいやwwwありがたいwwwなんだか申し訳ありませんなwww」コポォ
神父「この季節の旅はお辛いでしょう。今日は特に冷え込みますからね・・・」
キモオタ「そうでござるなwww雪でもふりそうな寒さですぞwww」
神父「そうですね・・・申し訳ありません、ストーブを焚きたいのですがあいにく燃料が無いのです」
キモオタ「何をwwwお気になさらずwww我輩、脂肪を蓄えております故www」コポォ
神父「ははっ・・・そうですか?」ハハッ
キモオタ「寒さ耐久はありますぞwww」コポォ
神父「・・・・・・旅の方、町の様子は御覧になりましたか?」
キモオタ「?」
神父「驚かれたでしょう、多くの浮浪者。孤児。そして激しい貧富の差・・・どこかイライラしている住人の様子に」

95 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:04:49 ID:nBF
キモオタ「年の瀬でござるからwwwみんな忙しいのでござろうwww」
神父「もちろん、それも理由ではありますが。この街は今・・・とてもひどい有様です・・・裕福な家庭は数えるほど。その影で多くの子供たちが犠牲になっている」
キモオタ「・・・といいますと?」
神父「街で労働をする子供たちを見ましたか?彼等は教育を受ける事も満足に出来ず、働かなければ家族が生活できないのです」
キモオタ「そういえば、働いている子供たちの姿がありましたな」
神父「それでも家があり、仕事があるだけマシです。孤児も多く、働き口の無い子供たちは文字を覚えるより早く盗みの技術を覚えるというのも珍しいことじゃないのです」
キモオタ「日本は・・・いや、我輩の国ではそんな事レアケースですぞ・・・」
神父「できれば、私が孤児の受け入れも行いたいのですが・・・恥ずかしながら資金難でして・・・」
キモオタ「いやいやwww神父殿は悪くないですぞwww」
神父「いえ、神に仕える私が迷える子羊を救うのは当然・・・しかし、先立つものがなければ信じた道を選択することすらできない。世知辛い世の中です」
キモオタ「・・・・・・」
神父「・・・申し訳ありません。つい愚痴をこぼしてしまいましたね。私がこのようなことでは・・・子供たちに示しがつかない」グッ
キモオタ(若いのに立派な考えを持った神父ですなwww)
ガチャ
少女「あの、神父さん。今、よろしいですか?」

96 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:14:45 ID:nBF
神父「はい、どうしましたか?」ニコッ
少女「はい。聖堂のお掃除終わりました、マリア様の像もぴかぴかです」ニコッ
神父「おや?掃除してくださったんですか?・・・ありがとう。でも気にしなくてもいいのですよ?教会は信じるものみんなの家なのですから」
少女「いいえ、昨日泊めてもらっちゃいましたので・・・そのお礼です!だから、一度お家に帰ります」
神父「・・・大丈夫ですか?」
少女「・・・わからないです。お父さんの機嫌が良ければ多分叩かれませんけど・・・でも、ずっと神父さんに迷惑かけるのはよくないです」
神父「辛かったらいつでも来なさい、いいですね?」
少女「はい、じゃあ荷物持ってきますね!」ニコッ
キモオタ「・・・・・・なんかさらっと『お父さんに叩かれる』みたいな事が聞こえましたが・・・」
神父「・・・・・・彼女は、マッチを売って生計を立てています」
キモオタ「マッチ売り・・・!」
神父「えぇ、父親と二人で暮らしていますが、その父親がどうやら彼女に暴力を振るうらしく・・・」

97 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:23:11 ID:ZJo
マッチ売り凄い切ない

98 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:26:05 ID:nBF
キモオタ「児童虐待・・・という奴ですかな」
神父「えぇ・・・嘆かわしい事です。マッチを売り切れなければ家に入れてもらえないらしいです。ですが・・・マッチなどそうそう売れるものではありませんよ。
だから一束も売れなかったとき・・・よくうちの教会に来るのです。泊めると言っても食べ物も満足に差し上げられない、寝具もない、雨風が防げるだけ・・・ですが」
キモオタ「・・・かわいそうな少女でござるな・・・」
神父「できれば私が父親の行いを正したいのですが・・・彼女が頑なに拒むのです。おそらく、他人に迷惑をかけるのを嫌っているのでしょう」
キモオタ「・・・・・・」
神父「申し訳ありません、旅の方。せっかく立ち寄った街がこのような有り様で、さぞがっかりされたでしょう」
キモオタ「我輩、送り届けますぞwww」
神父「えっ?」
キモオタ「我輩はどうせ旅の者でござるし、時間の融通は利きますぞwwwあの少女を家まで送り届けますぞ、流石に他人がいるところで娘をたたいたりしないでござろうwww」
神父「それはそうかもしれませんが・・・」
キモオタ「神父殿、お世話になりましたな。では行って来ますぞ、服はまた返しに来るのでwww」
神父「はい・・・ではお願いします。あなたに神のご加護がありますように」スッスッ

99 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:28:23 ID:mhV
だがマッチ売りの少女の結末は・・・
そうか、おさらいしてないからキモオタは知らないのか・・・

100 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:35:22 ID:nBF
・・・
キモオタ「マッチ売り殿ぉー!」ドスドス
マッチ売り「誰・・・ですか?」ビクッ
キモオタ「んんwww申し遅れましたなwww我輩はキモオタwww旅の者ですぞwww」
マッチ売り「え、えっと・・・そうだ、さっき神父さんとお話ししてた人だ」
キモオタ「御名答www」
マッチ売り「えっと、私に何のようですか?」
キモオタ「これから帰るのでござろう?女の子の一人歩きは危ない故、我輩が送って差し上げますぞ」
マッチ売り「えっと・・・ありがと」ニコッ
キモオタ(かwwwわwwwいwwwいwww)
マッチ売り「でも大丈夫です!私は一人でも帰れます!平気です」ニコッ
キモオタ「しかし・・・言いづらいでござるが・・・父上殿が・・・」
マッチ売り「・・・・・・神父さんに聞いたの?お父さんのこと」
キモオタ「・・・そうですぞ」
マッチ売り「だったらもっとダメ、叩かれるのは私だけでいいもん、ねっ?」

101 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:42:36 ID:ZJo
やめろ
やめてくれ

102 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:43:04 ID:nBF
キモオタ「そんなわけないでござるよ、父上殿に叩かれたマッチ売り殿は痛いでござろう?」
マッチ売り「・・・・・・」コクン
キモオタ「だったらついて行きますぞwwwお主が一人で耐える必要など無いのでござるからwww」
マッチ売り「叩かれるかもしれないよ?」
キモオタ「これでも我輩、数々の修羅場をくぐり抜けておりますからなwww大丈夫ですぞwww」
マッチ売り「本当?おなかたぷんたぷんだよ?」
キモオタ「んんwww手厳しいですなwwwマッチ売り殿www」ドゥフコポォ
マッチ売り「ふふっ」ニコッ
キモオタ「では行きますかなwwwマッチ売り殿、案内お願いしますぞwww」
マッチ売り「本当の本当に平気?・・・怖くなったら逃げてね?」
キモオタ「大人をもっと信用するでござるよwww」コポォ

103 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:48:30 ID:t2E
キモオタに恋が芽生えてないにしろ
これ以上はやめて差し上げてくれ

104 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:50:26 ID:mhV
きっと何とかしてハッピーエンドにしてくれると信じてる

105 :◆oBwZbn5S8kKC :2014/12/04(木)21:53:16 ID:nBF
キモオタ(マッチ売り殿には会えたものの・・・)
キモオタ(我輩、ティンカーベル殿とおさらいする前に単独行動する羽目になった故、【マッチ売りの少女】のお話をまったく知らないのでござる)
キモオタ(結末どころか大まかな話の筋もわかりませんからなwwwどうしたものか・・・まぁ、でも大丈夫でござろうwww)
キモオタ(とりあえず今わかっているのはマッチ売り殿はこの寒空の下、遅くまでマッチを売り歩き、売れなければ家に帰れない。さらに父上殿から暴力を受けている・・・あまりにも可哀想でござるよ)
キモオタ(でも・・・数々のおとぎ話を旅して図書館に行った我輩に死角はありませんぞwww)
マッチ売り「・・・・・・ここだよ」
キモオタ「ほう・・・ここに父上殿が」
マッチ売り「・・・・・・」ブルブル
キモオタ(マッチ売り殿・・・震えているではござらんか・・・)
マッチ売り「・・・・・・」ガクガク
キモオタ「大丈夫ですぞ、今日は我輩もいるでござろうwww」
マッチ売り「・・・・・・」コクン
キモオタ「ではwww失礼しますぞwww」コポォ

106 :名無しさん@おーぷん :2014/12/04(木)21:54:53 ID:rIj
ハッピーエンドって言っても
元々がなぁ…