ジョナサン(まいったな・・・オナラらしちゃったぞ)
Part1
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/07(月) 21:52:06 zlNQEcuA
ジョナサン(授業中だってのに最悪だ!)
ジョナサン(・・・・・・)チラッ
教師「エー、波紋というのは・・・」
ディオ「・・・」マジメッ
ジョナサン「ホッ」
ジョナサン(よかった、すかしっ屁だから気づかれてないみたいだ)
ジョナサン(ぼくがしたなんて気づかれたら、ディオのやつ、きっとひどくからかうに決まってる!)
ジョナサン(本当に音が出なくてよかった!)
ジョナサン(さ、ぼくも授業に集中するぞッ!)マジメッ
クンクンッ
ディオ(ン? なんか臭いな・・・)
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/07(月) 21:57:52 zlNQEcuA
ディオ(これは・・・・・・)
ディオ(この、チキンを揚げたときのような香ばしい臭い・・・からの吐き気を催すようなすっかい臭いは・・・・・・)
ディオ(屁!?)ズギャァァーーーーンッ
ディオ「・・・」キョロッ
教師「仙道エネルギーが・・・」
ジョナサン「・・・」マジメッ
他の生徒「・・・」マジメッ
ディオ「・・・・・・」
ディオ(な、なに・・・!?)
ディオ(こ・・・この異常な臭いに、誰も気づいていないというのか!?)
ディオ(・・・・・・ぼくの鼻が効きすぎるんだろうか)
ディオ(こいつはくせーーッ! 間違いなく、この場にいる誰かが放屁した臭いだぜ!!!)
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/07(月) 22:08:31 zlNQEcuA
ディオ(ウウッ・・・臭すぎるッ!!! 時間がたつにつれて臭いが変化していくぞ)
ディオ(ア! また臭いが変わったッ! なんだこの腐乱臭は・・・ッ!?)
ディオ(いったい何を食ったらこんな七色の屁になるんだ!?)
ディオ(クソッ・・・)
ディオ「・・・・・・」キョロキョロ
ディオ(どいつもこいつも澄ました顔しやがって・・・ッ!)
ディオ(くっせー屁をたれたくせに、よくもそんな顔ができるよなァッ!)
教師「ディオ・ブランドーくん!」
ディオ「!」
教師「授業に集中できないのなら出ていってもらって構いませんよ」
ディオ「す、すみません・・・ッ!」
ジョナサン「・・・・・・」ポケーッ
ディオ(チッ! 臭いの元が気になって教師の目を忘れていたぜ・・・)
ジョナサン(・・・・・・どうしたんだろう、ディオ。トイレかな?)
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 21:24:51 ZC7Zbxks
ディオ(ムシャクシャするなァ!)
ディオ(こうなったら、どこのマヌケが屁をこいたのか探し出してやるぜッ!!)
ディオ(そして犯人を見つけ出したあかつきには・・・・・・)
ディオ(徹底的に追い詰めてやるッ! それも衆人環視の中でな)
ディオ「・・・・・・」ミギッ
クンクン
ディオ「・・・・・・」ヒダリッ
クンクン
ディオ「!」
ディオ(・・・・・・こころなしか、左の席に座るジョジョから濃く臭うような・・・?)
ディオ(こいつか?)チラッ
バチッ
ジョナサン「!」
ジョナサン(ディオと目が合ってしまったぞ!)
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 21:38:17 ZC7Zbxks
ジョナサン(ディオが挙動不審だったから、つい好奇心に負けて観察していたけども)
ジョナサン(ずっと見ていただなんて知られたら怒るかな?)
ジョナサン(・・・・・・まあ、今は授業中だから、さすがにイチャモンをつけられたりはしないだろうけど)
ジョナサン(困ったなァ。とりあえず笑っておこう)
ジョナサン「・・・・・・!」ニコッ
ディオ「・・・・・・!?」
ディオ(笑った!? ・・・なんだこいつ、気色悪い)
ディオ(・・・・・・もしジョジョが屁をしたとすれば、こうやってぼくに見られたらドキリとするはずだ)
ディオ(おそらく『自分が疑われているかもしれない』と、犯人は自意識過剰な状態にあるはずだからな)
ディオ(よって、こうして悠然と笑顔を作れるはずがない)
ディオ(コイツじゃあないのか・・・)チッ
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 21:56:54 ZC7Zbxks
ディオ(だとすると・・・・・・)
ディオ(左前に座るヤツが怪しいな・・・)
ディオ(だが、どうやって確認する・・・?)
ディオ「・・・・・・」
ディオ「・・・・・・なあ、なんか臭くないか?」ヒソッ
真後ろ「え?」
ディオ「魚が腐ったような・・・とにかく、なんとも言い難い臭い、するよなァ?」
真後ろ「そう? あいにく、ぼく今風邪気味で・・・」
ジョナサン「!」
ジョナサン(魚が腐ったような臭い・・・?)
ジョナサン(た、確かに・・・ッ!)ドドド
ジョナサン(確かに変な臭いがするぞッ!)ドドドドドド
ジョナサン(ディオが真後ろの子に言うまで気づかなかったけど、なんなんだ? この臭いは・・・)
ジョナサン(異常なまでにクサイッ!!!)
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 22:11:06 ZC7Zbxks
ジョナサン「ねえディオ」ヒソッ
ディオ「ン?」
ジョナサン「じつはぼくも・・・・・・臭いに気づいてるんだ」ヒソヒソ
ディオ「!」
ディオ「そうだろうそうだろう! やっぱり臭うよなァ?!」ヒソヒソヒソォッ
ディオ(ジョジョめ! 気づいているならそういう素振りくらいみせればいいものを!)
ディオ(・・・・・・まあいい)チラッ
左前「・・・・・・」チラッ
バチッ
左前「!」
ディオ「・・・・・・フン」
左前「・・・・・・」クルッ
ディオ(左前のヤツ、振り返って目が合ったかと思えばすぐに逸らしたぞッ!)
ディオ(思った通りだ!)
9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 22:24:29 ZC7Zbxks
ディオ(気になるよなァ? 自分がこいた屁が他人からクサイクサイと言われるのは)
ディオ(まんまと振り向いてコッチを確認したなッ! バカめッ!!)
ディオ(今ので確信したッ!! このクッセー屁をばらまいた犯人はこいつだッ!!)
ディオ(左前のヤツだッ!!!!)ババァーーーンッ
ディオ(さてと)
ディオ(どうやって辱しめてやるかなァ! 今は授業中だし・・・・・・)
ディオ(やはり、授業終了直後に責め立てるのがいいだろうか?)
ディオ(となれば、今はまだ『オナラ』に触れずにいてやるか)
ジョナサン「ねえ、思うんだけど」ヒソヒソ
ディオ「アア? なんだい?」
ジョナサン「これ、シュールストレミングの臭いなんじゃあないかな」
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/10(木) 07:46:09 N56HSlxw
期待
11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/11(金) 18:47:15 54sNtUs6
何これ面白いwww
期待しよう
12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 16:02:39 Ymzr9PAw
支援!せずにはいられないッ
13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/08(木) 22:42:01 pA5kWUiU
保守ッ
14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:17:21 NU2p4Cis
『シュールストレミングとはッ! 産卵期のニシンを塩漬けにして発酵させた食べ物のことであるッ!』
『その臭いは強烈でッ! 【世界一臭い食べ物】として名を馳せているッ!!』
ジョナサン「きっと、お昼前だからって我慢できずに誰かが食べてるに違いないぞ」ヒソヒソ
ディオ「・・・そうかい」
ジョナサン「まったく! 紳士として許しがたい行為だよね!」グッ
ジョナサン「ぼくはこういうことを言うのもなんだが、『我慢できない』人だけはどうも苦手でね」
ジョナサン「欲望を押さえつけられないというのは、ほんと、人としてどうかと思うんだ!」
ジョナサン「そうだ! 見つけたらきっちり言ってやらなくては!!」
ジョナサン「その方がきっと、『彼』のためにもなるだろう!」
ジョナサン「協力してくれるね、ディオ!」ズイッ
ディオ(いきなりなにを言い出すんだこいつは)
ディオ「お、落ち着けよジョジョ。先生に睨まれるだろう」
ジョナサン「あ、ご、ごめんよ」
教師「・・・・・・」ジロリ
ジョナサン「す、すみませェん・・・」
15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:26:38 NU2p4Cis
ディオ「君の気持ちはわかったから、もうこれ以上授業中に話しかけるのはやめてくれよ」ヒソヒソ
ジョナサン「ウ、ウン・・・深く反省するよ」
ディオ(まったく、邪魔ばかりするヤツだなァ)
ディオ(こいつのおかげで教師によけい目をつけられてしまった)
ディオ(まったく嫌になるぜ)
ディオ(・・・・・・おや?)
ディオ「・・・・・・」
教師「オホンッ・・・・・・それではその応用について少し触れておきましょう」
ディオ「・・・・・・」
教師「まず、金属は通さないということを考慮し・・・・・・」
ディオ「く・・・」
ディオ「くせええええええええ!!!」ガターーンッ
教師「!?」
周りの生徒「!?」
16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:36:49 NU2p4Cis
ディオ(ウオオオオオオッ! 堪えられんほど臭いぞッ!!!!)
ディオ(薄れてきたと思ったのに臭いがより一層濃くなったぜ! 薄れてきたと思ったのにッ!!)
ディオ(クソ! 性懲りもなくまた屁をたれやがったなッ!!)ギロッ
左前の生徒「!?」ビクッ
ディオ(きさま! おれは関係ないね、みたいな顔をするんじゃあない!)
左前の生徒「・・・?」
ディオ(そう! きさまだきさま! おれはきさまがしたことを知っているんだ!)
ディオ(これ以上そのだらしないケツ穴から腐乱臭を撒き散らすようなら・・・ッ!)
ディオ(このディオにも考えがあるぞ・・・・・・)ドドドドドド
ジョナサン(いけない! ディオに力説していたら勢いあまってまたオナラが出てしまったようだ)
ジョナサン(これも反省しないといけないなァ)ポリポリ
18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 17:15:15 NU2p4Cis
ジョナサン(それにしても・・・)
ジョナサン(ディオったらいったいどうしたんだろう)
ジョナサン(突然立ち上がるなんて彼らしくない・・・正気の沙汰じゃあない)
ジョナサン(・・・・・・ハッ!)
ジョナサン(ま、まさか・・・)ドドドドドド
教師「ディオ・ブランドー君!」
ディオ「!」
教師「君はなにをしているかわかっているのかねッ!!」
ディオ「あ・・・」
ディオ(し、しまった! あまりのことに思わず立ち上がっちまったぜ)
ディオ(はやく取り繕わなくては・・・)
ジョナサン「先生!」ガタッ
ディオ「!」
20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 20:14:25 NU2p4Cis
ジョナサン「ディオは今朝から体調が優れないんです! だから今日は少しおかしな行動に出てしまっているんです! ね、ディオ」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「しかし、先程から授業を妨害していることは事実!」
ジョナサン「罰なら義兄弟であるぼくが受けます! ですから先生、どうか彼をお許しになってください」
ディオ「ジョジョ・・・」
教師「・・・・・・」
教師「・・・仕方ありませんね」
教師「ディオ・ブランドーくん、今日はジョナサン・ジョースターくんの誇り高い精神と友情に免じておとがめ無しとします!」
ディオ「・・・ありがとうございます」
ディオ(チッ! ジョジョに助け船を出されるとはシャクだぜ)
ディオ(しかし、これで難を逃れることはできた)
ディオ(後は大人しく授業終了を待つとしよう)
教師「それから、ジョナサン・ジョースターくんはディオ・ブランドーくんを保健室へ連れていっておやりなさい」
ジョナサン「はい!」
ディオ「!?」
ジョナサン(授業中だってのに最悪だ!)
ジョナサン(・・・・・・)チラッ
教師「エー、波紋というのは・・・」
ディオ「・・・」マジメッ
ジョナサン「ホッ」
ジョナサン(よかった、すかしっ屁だから気づかれてないみたいだ)
ジョナサン(ぼくがしたなんて気づかれたら、ディオのやつ、きっとひどくからかうに決まってる!)
ジョナサン(本当に音が出なくてよかった!)
ジョナサン(さ、ぼくも授業に集中するぞッ!)マジメッ
クンクンッ
ディオ(ン? なんか臭いな・・・)
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/07(月) 21:57:52 zlNQEcuA
ディオ(これは・・・・・・)
ディオ(この、チキンを揚げたときのような香ばしい臭い・・・からの吐き気を催すようなすっかい臭いは・・・・・・)
ディオ(屁!?)ズギャァァーーーーンッ
ディオ「・・・」キョロッ
教師「仙道エネルギーが・・・」
ジョナサン「・・・」マジメッ
他の生徒「・・・」マジメッ
ディオ「・・・・・・」
ディオ(な、なに・・・!?)
ディオ(こ・・・この異常な臭いに、誰も気づいていないというのか!?)
ディオ(・・・・・・ぼくの鼻が効きすぎるんだろうか)
ディオ(こいつはくせーーッ! 間違いなく、この場にいる誰かが放屁した臭いだぜ!!!)
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/07(月) 22:08:31 zlNQEcuA
ディオ(ウウッ・・・臭すぎるッ!!! 時間がたつにつれて臭いが変化していくぞ)
ディオ(ア! また臭いが変わったッ! なんだこの腐乱臭は・・・ッ!?)
ディオ(いったい何を食ったらこんな七色の屁になるんだ!?)
ディオ(クソッ・・・)
ディオ「・・・・・・」キョロキョロ
ディオ(どいつもこいつも澄ました顔しやがって・・・ッ!)
ディオ(くっせー屁をたれたくせに、よくもそんな顔ができるよなァッ!)
教師「ディオ・ブランドーくん!」
ディオ「!」
教師「授業に集中できないのなら出ていってもらって構いませんよ」
ディオ「す、すみません・・・ッ!」
ジョナサン「・・・・・・」ポケーッ
ディオ(チッ! 臭いの元が気になって教師の目を忘れていたぜ・・・)
ジョナサン(・・・・・・どうしたんだろう、ディオ。トイレかな?)
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 21:24:51 ZC7Zbxks
ディオ(ムシャクシャするなァ!)
ディオ(こうなったら、どこのマヌケが屁をこいたのか探し出してやるぜッ!!)
ディオ(そして犯人を見つけ出したあかつきには・・・・・・)
ディオ(徹底的に追い詰めてやるッ! それも衆人環視の中でな)
ディオ「・・・・・・」ミギッ
クンクン
ディオ「・・・・・・」ヒダリッ
クンクン
ディオ「!」
ディオ(・・・・・・こころなしか、左の席に座るジョジョから濃く臭うような・・・?)
ディオ(こいつか?)チラッ
バチッ
ジョナサン「!」
ジョナサン(ディオと目が合ってしまったぞ!)
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 21:38:17 ZC7Zbxks
ジョナサン(ディオが挙動不審だったから、つい好奇心に負けて観察していたけども)
ジョナサン(ずっと見ていただなんて知られたら怒るかな?)
ジョナサン(・・・・・・まあ、今は授業中だから、さすがにイチャモンをつけられたりはしないだろうけど)
ジョナサン(困ったなァ。とりあえず笑っておこう)
ジョナサン「・・・・・・!」ニコッ
ディオ「・・・・・・!?」
ディオ(笑った!? ・・・なんだこいつ、気色悪い)
ディオ(・・・・・・もしジョジョが屁をしたとすれば、こうやってぼくに見られたらドキリとするはずだ)
ディオ(おそらく『自分が疑われているかもしれない』と、犯人は自意識過剰な状態にあるはずだからな)
ディオ(よって、こうして悠然と笑顔を作れるはずがない)
ディオ(コイツじゃあないのか・・・)チッ
ディオ(だとすると・・・・・・)
ディオ(左前に座るヤツが怪しいな・・・)
ディオ(だが、どうやって確認する・・・?)
ディオ「・・・・・・」
ディオ「・・・・・・なあ、なんか臭くないか?」ヒソッ
真後ろ「え?」
ディオ「魚が腐ったような・・・とにかく、なんとも言い難い臭い、するよなァ?」
真後ろ「そう? あいにく、ぼく今風邪気味で・・・」
ジョナサン「!」
ジョナサン(魚が腐ったような臭い・・・?)
ジョナサン(た、確かに・・・ッ!)ドドド
ジョナサン(確かに変な臭いがするぞッ!)ドドドドドド
ジョナサン(ディオが真後ろの子に言うまで気づかなかったけど、なんなんだ? この臭いは・・・)
ジョナサン(異常なまでにクサイッ!!!)
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 22:11:06 ZC7Zbxks
ジョナサン「ねえディオ」ヒソッ
ディオ「ン?」
ジョナサン「じつはぼくも・・・・・・臭いに気づいてるんだ」ヒソヒソ
ディオ「!」
ディオ「そうだろうそうだろう! やっぱり臭うよなァ?!」ヒソヒソヒソォッ
ディオ(ジョジョめ! 気づいているならそういう素振りくらいみせればいいものを!)
ディオ(・・・・・・まあいい)チラッ
左前「・・・・・・」チラッ
バチッ
左前「!」
ディオ「・・・・・・フン」
左前「・・・・・・」クルッ
ディオ(左前のヤツ、振り返って目が合ったかと思えばすぐに逸らしたぞッ!)
ディオ(思った通りだ!)
9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/09(水) 22:24:29 ZC7Zbxks
ディオ(気になるよなァ? 自分がこいた屁が他人からクサイクサイと言われるのは)
ディオ(まんまと振り向いてコッチを確認したなッ! バカめッ!!)
ディオ(今ので確信したッ!! このクッセー屁をばらまいた犯人はこいつだッ!!)
ディオ(左前のヤツだッ!!!!)ババァーーーンッ
ディオ(さてと)
ディオ(どうやって辱しめてやるかなァ! 今は授業中だし・・・・・・)
ディオ(やはり、授業終了直後に責め立てるのがいいだろうか?)
ディオ(となれば、今はまだ『オナラ』に触れずにいてやるか)
ジョナサン「ねえ、思うんだけど」ヒソヒソ
ディオ「アア? なんだい?」
ジョナサン「これ、シュールストレミングの臭いなんじゃあないかな」
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/10(木) 07:46:09 N56HSlxw
期待
11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/11(金) 18:47:15 54sNtUs6
何これ面白いwww
期待しよう
12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/04/13(日) 16:02:39 Ymzr9PAw
支援!せずにはいられないッ
13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/08(木) 22:42:01 pA5kWUiU
保守ッ
14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:17:21 NU2p4Cis
『シュールストレミングとはッ! 産卵期のニシンを塩漬けにして発酵させた食べ物のことであるッ!』
『その臭いは強烈でッ! 【世界一臭い食べ物】として名を馳せているッ!!』
ジョナサン「きっと、お昼前だからって我慢できずに誰かが食べてるに違いないぞ」ヒソヒソ
ディオ「・・・そうかい」
ジョナサン「まったく! 紳士として許しがたい行為だよね!」グッ
ジョナサン「ぼくはこういうことを言うのもなんだが、『我慢できない』人だけはどうも苦手でね」
ジョナサン「欲望を押さえつけられないというのは、ほんと、人としてどうかと思うんだ!」
ジョナサン「そうだ! 見つけたらきっちり言ってやらなくては!!」
ジョナサン「その方がきっと、『彼』のためにもなるだろう!」
ジョナサン「協力してくれるね、ディオ!」ズイッ
ディオ(いきなりなにを言い出すんだこいつは)
ディオ「お、落ち着けよジョジョ。先生に睨まれるだろう」
ジョナサン「あ、ご、ごめんよ」
教師「・・・・・・」ジロリ
ジョナサン「す、すみませェん・・・」
15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:26:38 NU2p4Cis
ディオ「君の気持ちはわかったから、もうこれ以上授業中に話しかけるのはやめてくれよ」ヒソヒソ
ジョナサン「ウ、ウン・・・深く反省するよ」
ディオ(まったく、邪魔ばかりするヤツだなァ)
ディオ(こいつのおかげで教師によけい目をつけられてしまった)
ディオ(まったく嫌になるぜ)
ディオ(・・・・・・おや?)
ディオ「・・・・・・」
教師「オホンッ・・・・・・それではその応用について少し触れておきましょう」
ディオ「・・・・・・」
教師「まず、金属は通さないということを考慮し・・・・・・」
ディオ「く・・・」
ディオ「くせええええええええ!!!」ガターーンッ
教師「!?」
周りの生徒「!?」
16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 15:36:49 NU2p4Cis
ディオ(ウオオオオオオッ! 堪えられんほど臭いぞッ!!!!)
ディオ(薄れてきたと思ったのに臭いがより一層濃くなったぜ! 薄れてきたと思ったのにッ!!)
ディオ(クソ! 性懲りもなくまた屁をたれやがったなッ!!)ギロッ
左前の生徒「!?」ビクッ
ディオ(きさま! おれは関係ないね、みたいな顔をするんじゃあない!)
左前の生徒「・・・?」
ディオ(そう! きさまだきさま! おれはきさまがしたことを知っているんだ!)
ディオ(これ以上そのだらしないケツ穴から腐乱臭を撒き散らすようなら・・・ッ!)
ディオ(このディオにも考えがあるぞ・・・・・・)ドドドドドド
ジョナサン(いけない! ディオに力説していたら勢いあまってまたオナラが出てしまったようだ)
ジョナサン(これも反省しないといけないなァ)ポリポリ
18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 17:15:15 NU2p4Cis
ジョナサン(それにしても・・・)
ジョナサン(ディオったらいったいどうしたんだろう)
ジョナサン(突然立ち上がるなんて彼らしくない・・・正気の沙汰じゃあない)
ジョナサン(・・・・・・ハッ!)
ジョナサン(ま、まさか・・・)ドドドドドド
教師「ディオ・ブランドー君!」
ディオ「!」
教師「君はなにをしているかわかっているのかねッ!!」
ディオ「あ・・・」
ディオ(し、しまった! あまりのことに思わず立ち上がっちまったぜ)
ディオ(はやく取り繕わなくては・・・)
ジョナサン「先生!」ガタッ
ディオ「!」
20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/25(日) 20:14:25 NU2p4Cis
ジョナサン「ディオは今朝から体調が優れないんです! だから今日は少しおかしな行動に出てしまっているんです! ね、ディオ」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「しかし、先程から授業を妨害していることは事実!」
ジョナサン「罰なら義兄弟であるぼくが受けます! ですから先生、どうか彼をお許しになってください」
ディオ「ジョジョ・・・」
教師「・・・・・・」
教師「・・・仕方ありませんね」
教師「ディオ・ブランドーくん、今日はジョナサン・ジョースターくんの誇り高い精神と友情に免じておとがめ無しとします!」
ディオ「・・・ありがとうございます」
ディオ(チッ! ジョジョに助け船を出されるとはシャクだぜ)
ディオ(しかし、これで難を逃れることはできた)
ディオ(後は大人しく授業終了を待つとしよう)
教師「それから、ジョナサン・ジョースターくんはディオ・ブランドーくんを保健室へ連れていっておやりなさい」
ジョナサン「はい!」
ディオ「!?」
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