千尋「ひさしぶりだね!」カオナシ「....」 モジモジ
Part2
43 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:27:16 ID:SlV
?「ここは関係者以外立ち入り禁止とされている」
千尋「す、すみません!」
?「参拝者の入り口は東側だ」
千尋「ごめんなさい....気がつかなくて.....」
?「それにしても....よく頑張ったね」
千尋「....へ?」
?「長い階段だったろ」
千尋「あ…はい…」
?「一休みしていきなさい。暗くなる前に帰るんだよ」
千尋「ありがとうございます....」
(すごい....この人すごくきれい.....)
50 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:35:06 ID:SlV
-家-
千尋「ただいまー」
お母さん「千尋、担任の先生から電話あったわよ。進路先の紙、提出してくださいって」
千尋「あ・・・っ」
お母さん「もう・・・自分のことなんだからしっかりしなさい!」
千尋「ごめんなさい・・・」
お母さん「私だっていつまでも千尋に構ってる程ヒマじゃないんだからね!」
千尋「はい・・・」
(結局あそこの神社の居心地が良かったから長居しちゃった....)
(それにしてもあの人....お坊さんなのかな....?でも坊主じゃなかったし...なんなんだろう....)
52 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:38:00 ID:SlV
-次の日-
千尋「先生、進路先なんですけど....あと一週間待ってもらえませんか」
担任「んー...就職するのか進学するのか、せめてどちらか決めてもらいたいんだが...」
千尋「すみません....あと一週間経ったら決めます。一週間だけ、時間をください」
担任「...一週間だけだぞ?」
千尋「ありがとうございます!」タッ
担任「やれやれ....」
57 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:43:00 ID:SlV
友人A「千尋ー進路まだ決めてないんだって?」
千尋「うん....一応...考えてはいるんだけど...」
友人A「大学に進む気はないの?」
千尋「うん...ちょっとね、今気になることがあって....」
友人A「気になること?」
千尋「坂の上をのぼったってところがあるでしょ、グリーンヒルとちの木」
友人A「あの入り込んだ山奥?」
千尋「うん、そこに神社があるよね?」
友人A「あぁ、あるね。すごい昔からあるってうちのお母さんがいってた。」
58 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:52:08 ID:SlV
千尋「そこの神社に....なんか....噂とかない?」
友人A「噂ァ?!」
千尋「たとえば....す、すごく綺麗なお坊さんがいるとか...」
友人A「んー…聞いたことないなぁ。この町人口少ないし。神無月とかなんとかで毎年神事が行われてるぐらいしか...」
千尋「神無月?!神様と関係があるの?!」
友人A「うん。でも田舎だから年寄りしか利用してないよね。存在も薄い神社だし。」
千尋「そうなんだ.....」
男子 A 「おい女子!掃除サボってんじゃねーよ!」
友人 A 「なによ!アンタ先週掃除忘れて帰ったくせに!大体.....」 ガヤガヤ
千尋 (今日もう一度神社に行ってみよう....あの綺麗なお坊さんに会えるかもしれない....)
59 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:53:40 ID:fm8
千尋…神社にお坊さんはいないよ
かわいい
60 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:00:20 ID:SlV
千尋(東側ってどっちなんだろう...ん?この階段だったっけ?)
千尋(なんか昨日とちょっと似てる気がする....こっち側行ってみようかな...)
千尋(ん?!また道に迷った....どっちだったっけ?階段ないけどこの坂みたいなところのぼってみようかな...)
千尋「ハァ...ハァ....なんとか辿りついたけど...ここって....」
?「西口から来るのが好きなんだね」
千尋「あっ....!」
(昨日の人だ....!)
?「いけない子だね。参拝者は東からと昨日も言ったはずだ」
千尋「ご、ごめんなさい....東と西が分からなくて....」
?「....」
千尋(どうしよう....怒らせちゃった....)
?「橋の所へおいで」
千尋「え...?」
?「東入口まで案内してあげる」
千尋「は、はい」
(今...なにかが..........?)
61 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:05:50 ID:UVo
これは…もしやはく?
62 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:10:57 ID:SlV
千尋(花がいっぱい....)
?「次はここからくるんだよ」
千尋「はい....」
?「...」
千尋「あ、あの...!」
千尋「すみません、あの、お坊さんは....」
?「...」フッ...
千尋「?」 (笑われた.....?)
?「私はお坊さんではないよ。ここは神社だからね。」
千尋「えっ!」
(神社とお寺って何が違うの....?)
?「神社とお寺の違いを調べておいで」
千尋「あ・・・っ」
?「分からないことがあれば教えてあげる」
千尋「は、はい....」
(ほんとうに綺麗な人だなぁ....)
64 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:14:42 ID:SlV
後日
ドサドサッ
友人A「ち、千尋?!なにその本の数!」
千尋「神社とお寺の違いについて調べてるの!」
友人A「へぇ....進学先の大学がそういう系なの?」
千尋「そういうわけじゃないけど....宿題なの」
友人A「宿題?」
千尋「うん!」
65 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:15:17 ID:SlV
スマン、風呂はいってくる
66 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:17:09 ID:fm8
待ってるよー
67 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:19:38 ID:Sbt
ハクやろお坊さん
68 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:42:06 ID:SlV
戻りました
69 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:47:54 ID:SlV
千尋(東ってこっちだったよね...)トントン
千尋(あ....)
千尋(東の入り口から見た夕日とあの人が見せてくれた夕日って...同じ場所だったんだ...)
千尋(どうして気がつかなかったんだろう....)
ビュウウウウ
千尋(わ....風が........っ) バサバサ.......
72 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:59:34 ID:SlV
?「風が強くなってきたね」
千尋「あ....!こ、こんにちは!」
?「ちゃんと東口から入ってきたね」
千尋「前回教えてもらったので....」
?「はい、落とし物」
千尋「す、すみません!全部拾ってもらっちゃって....」
?「構わないよ」
千尋「.....」(優しい....)
73 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:04:26 ID:NSn
期待
74 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:04:43 ID:Es5
わくわく
75 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:15:03 ID:SlV
千尋「あの、私、調べてきたんです。神社とお寺の違いについて....」
?「へぇ、偉いね」
千尋「お寺は仏様を祀っていて...神社は神様を祀っていて....」
千尋「神社は神様の住む場所でもあるってことを...わたし...知らなくて...」
?「...」
千尋「その....お坊さんとか言っちゃってすみませんでした!!」
?「いや、謝ることではないよ。」
千尋「でも...」
?「興味を持ってくれただけでも嬉しい」
千尋「....」
?「ここが好きならゆっくりしていくといい。私は仕事に戻るよ。」
千尋「あ、はい...」
(結局何をしている人なのか聞けなかった....)
76 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:16:25 ID:BIo
ここで働かせてください!!!
77 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:18:08 ID:9la
>>76
生意気言うんじゃないよ
78 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:18:28 ID:SlV
千尋(こんな大きくて綺麗な神社なのに....どうして人が少ないんだろう...)
千尋(田舎だからなのかな....?巫女さんもいるかいないか...って感じがするし...)
千尋(神社ってどんな仕事をするんだろう....)
千尋(....)
79 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:25:19 ID:SlV
千尋(....)zzz
千尋(....)zzz
千尋(zz....あったかい....)ハッ
千尋「わ、わたし....?!」
?「.....起きた?あんなところで寝ていては風邪をひいてしまうよ。」
千尋「す、すみません...毛布までかけてもらって....!」
?「...」
千尋「...?どうしたんですか...?」
?「いや、遅くならない内にお帰り。ご両親も心配しているよ」
千尋「はい」
?「...」
千尋「あの、」
千尋「また...明日も来ていいですか?」
?「...好きにするといい」
千尋「ありがとうございます」タッ
?「.......」
80 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:29:43 ID:SlV
-帰宅-
お父さん「千尋は将来何に進むのか決めたのかい」
千尋「......ううん...まだ...考えている途中で...」
お父さん「そうか....」
千尋「....」
お父さん「母さんは口では厳しいが、千尋の選んだ道を進んでほしいと思っている」
千尋「...」
お父さん「それは父さんに同じだ。うちは元々放任主義だったが....千尋の人生だ。千尋の好きに進みなさい。」
千尋「お父さん....」
お父さん「ただ、選んだからにはしっかりとその道を進むんだぞ。いいな」
千尋「分かった....」
(道.......か........)
81 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:31:40 ID:SlV
-学校-
担任「明日で一週間だぞ。」
千尋「あ、先生」
担任「決まったんだろうな?」
千尋「......はい」
担任「まあ肩の力を抜け。人生山あり谷あり、だ。何事も慎重になるのはいいが冒険も大事だぞ」
千尋「....はい....」
(冒険......)
84 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:40:49 ID:SlV
千尋(遠い昔に大冒険をした気がする...)
千尋(暗闇の中ひとりぼっちで泣いていた私に誰かが手を差し伸べてくれて....)
千尋(それが誰かは思いだせないけど....)
千尋(...)
88 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:48:14 ID:SlV
-神社-
千尋(....)
千尋(今日もあの人いるかな....)
千尋(...)キョロ キョロ
千尋(あれ...今日はお休みなのかな....)キョロ キョロ
?「今日は早いね」
千尋「!!」
?「まだ午前中なのに...珍し...」
千尋「あ、あの!少しお話したいことがあるんですけど....」
?「....」
千尋「お時間もらってもいいですか....?」
?「......うん」
95 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)22:21:22 ID:SlV
?「....おいで」
千尋「え?」
?「外にいては体が冷える。ついてきなさい」
千尋「は、はい!」
98 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)22:27:14 ID:SlV
千尋「あ、ここは....」
?「そなたが一番最初に足を踏み入れた西側の庭園だ」
千尋「部外者でも中に入って大丈夫ですか...?」
?「今日だけ、特別だよ。」
千尋「......」
?「ここは関係者以外立ち入り禁止とされている」
千尋「す、すみません!」
?「参拝者の入り口は東側だ」
千尋「ごめんなさい....気がつかなくて.....」
?「それにしても....よく頑張ったね」
千尋「....へ?」
?「長い階段だったろ」
千尋「あ…はい…」
?「一休みしていきなさい。暗くなる前に帰るんだよ」
千尋「ありがとうございます....」
(すごい....この人すごくきれい.....)
50 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:35:06 ID:SlV
-家-
千尋「ただいまー」
お母さん「千尋、担任の先生から電話あったわよ。進路先の紙、提出してくださいって」
千尋「あ・・・っ」
お母さん「もう・・・自分のことなんだからしっかりしなさい!」
千尋「ごめんなさい・・・」
お母さん「私だっていつまでも千尋に構ってる程ヒマじゃないんだからね!」
千尋「はい・・・」
(結局あそこの神社の居心地が良かったから長居しちゃった....)
(それにしてもあの人....お坊さんなのかな....?でも坊主じゃなかったし...なんなんだろう....)
52 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:38:00 ID:SlV
-次の日-
千尋「先生、進路先なんですけど....あと一週間待ってもらえませんか」
担任「んー...就職するのか進学するのか、せめてどちらか決めてもらいたいんだが...」
千尋「すみません....あと一週間経ったら決めます。一週間だけ、時間をください」
担任「...一週間だけだぞ?」
千尋「ありがとうございます!」タッ
担任「やれやれ....」
57 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:43:00 ID:SlV
友人A「千尋ー進路まだ決めてないんだって?」
千尋「うん....一応...考えてはいるんだけど...」
友人A「大学に進む気はないの?」
千尋「うん...ちょっとね、今気になることがあって....」
友人A「気になること?」
千尋「坂の上をのぼったってところがあるでしょ、グリーンヒルとちの木」
友人A「あの入り込んだ山奥?」
千尋「うん、そこに神社があるよね?」
友人A「あぁ、あるね。すごい昔からあるってうちのお母さんがいってた。」
58 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)19:52:08 ID:SlV
千尋「そこの神社に....なんか....噂とかない?」
友人A「噂ァ?!」
千尋「たとえば....す、すごく綺麗なお坊さんがいるとか...」
友人A「んー…聞いたことないなぁ。この町人口少ないし。神無月とかなんとかで毎年神事が行われてるぐらいしか...」
千尋「神無月?!神様と関係があるの?!」
友人A「うん。でも田舎だから年寄りしか利用してないよね。存在も薄い神社だし。」
千尋「そうなんだ.....」
男子 A 「おい女子!掃除サボってんじゃねーよ!」
友人 A 「なによ!アンタ先週掃除忘れて帰ったくせに!大体.....」 ガヤガヤ
千尋 (今日もう一度神社に行ってみよう....あの綺麗なお坊さんに会えるかもしれない....)
千尋…神社にお坊さんはいないよ
かわいい
60 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:00:20 ID:SlV
千尋(東側ってどっちなんだろう...ん?この階段だったっけ?)
千尋(なんか昨日とちょっと似てる気がする....こっち側行ってみようかな...)
千尋(ん?!また道に迷った....どっちだったっけ?階段ないけどこの坂みたいなところのぼってみようかな...)
千尋「ハァ...ハァ....なんとか辿りついたけど...ここって....」
?「西口から来るのが好きなんだね」
千尋「あっ....!」
(昨日の人だ....!)
?「いけない子だね。参拝者は東からと昨日も言ったはずだ」
千尋「ご、ごめんなさい....東と西が分からなくて....」
?「....」
千尋(どうしよう....怒らせちゃった....)
?「橋の所へおいで」
千尋「え...?」
?「東入口まで案内してあげる」
千尋「は、はい」
(今...なにかが..........?)
61 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:05:50 ID:UVo
これは…もしやはく?
62 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:10:57 ID:SlV
千尋(花がいっぱい....)
?「次はここからくるんだよ」
千尋「はい....」
?「...」
千尋「あ、あの...!」
千尋「すみません、あの、お坊さんは....」
?「...」フッ...
千尋「?」 (笑われた.....?)
?「私はお坊さんではないよ。ここは神社だからね。」
千尋「えっ!」
(神社とお寺って何が違うの....?)
?「神社とお寺の違いを調べておいで」
千尋「あ・・・っ」
?「分からないことがあれば教えてあげる」
千尋「は、はい....」
(ほんとうに綺麗な人だなぁ....)
64 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:14:42 ID:SlV
後日
ドサドサッ
友人A「ち、千尋?!なにその本の数!」
千尋「神社とお寺の違いについて調べてるの!」
友人A「へぇ....進学先の大学がそういう系なの?」
千尋「そういうわけじゃないけど....宿題なの」
友人A「宿題?」
千尋「うん!」
65 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:15:17 ID:SlV
スマン、風呂はいってくる
66 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:17:09 ID:fm8
待ってるよー
67 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:19:38 ID:Sbt
ハクやろお坊さん
68 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:42:06 ID:SlV
戻りました
69 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:47:54 ID:SlV
千尋(東ってこっちだったよね...)トントン
千尋(あ....)
千尋(東の入り口から見た夕日とあの人が見せてくれた夕日って...同じ場所だったんだ...)
千尋(どうして気がつかなかったんだろう....)
ビュウウウウ
千尋(わ....風が........っ) バサバサ.......
72 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)20:59:34 ID:SlV
?「風が強くなってきたね」
千尋「あ....!こ、こんにちは!」
?「ちゃんと東口から入ってきたね」
千尋「前回教えてもらったので....」
?「はい、落とし物」
千尋「す、すみません!全部拾ってもらっちゃって....」
?「構わないよ」
千尋「.....」(優しい....)
73 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:04:26 ID:NSn
期待
74 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:04:43 ID:Es5
わくわく
75 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:15:03 ID:SlV
千尋「あの、私、調べてきたんです。神社とお寺の違いについて....」
?「へぇ、偉いね」
千尋「お寺は仏様を祀っていて...神社は神様を祀っていて....」
千尋「神社は神様の住む場所でもあるってことを...わたし...知らなくて...」
?「...」
千尋「その....お坊さんとか言っちゃってすみませんでした!!」
?「いや、謝ることではないよ。」
千尋「でも...」
?「興味を持ってくれただけでも嬉しい」
千尋「....」
?「ここが好きならゆっくりしていくといい。私は仕事に戻るよ。」
千尋「あ、はい...」
(結局何をしている人なのか聞けなかった....)
76 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:16:25 ID:BIo
ここで働かせてください!!!
>>76
生意気言うんじゃないよ
78 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:18:28 ID:SlV
千尋(こんな大きくて綺麗な神社なのに....どうして人が少ないんだろう...)
千尋(田舎だからなのかな....?巫女さんもいるかいないか...って感じがするし...)
千尋(神社ってどんな仕事をするんだろう....)
千尋(....)
79 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:25:19 ID:SlV
千尋(....)zzz
千尋(....)zzz
千尋(zz....あったかい....)ハッ
千尋「わ、わたし....?!」
?「.....起きた?あんなところで寝ていては風邪をひいてしまうよ。」
千尋「す、すみません...毛布までかけてもらって....!」
?「...」
千尋「...?どうしたんですか...?」
?「いや、遅くならない内にお帰り。ご両親も心配しているよ」
千尋「はい」
?「...」
千尋「あの、」
千尋「また...明日も来ていいですか?」
?「...好きにするといい」
千尋「ありがとうございます」タッ
?「.......」
80 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:29:43 ID:SlV
-帰宅-
お父さん「千尋は将来何に進むのか決めたのかい」
千尋「......ううん...まだ...考えている途中で...」
お父さん「そうか....」
千尋「....」
お父さん「母さんは口では厳しいが、千尋の選んだ道を進んでほしいと思っている」
千尋「...」
お父さん「それは父さんに同じだ。うちは元々放任主義だったが....千尋の人生だ。千尋の好きに進みなさい。」
千尋「お父さん....」
お父さん「ただ、選んだからにはしっかりとその道を進むんだぞ。いいな」
千尋「分かった....」
(道.......か........)
81 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:31:40 ID:SlV
-学校-
担任「明日で一週間だぞ。」
千尋「あ、先生」
担任「決まったんだろうな?」
千尋「......はい」
担任「まあ肩の力を抜け。人生山あり谷あり、だ。何事も慎重になるのはいいが冒険も大事だぞ」
千尋「....はい....」
(冒険......)
84 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:40:49 ID:SlV
千尋(遠い昔に大冒険をした気がする...)
千尋(暗闇の中ひとりぼっちで泣いていた私に誰かが手を差し伸べてくれて....)
千尋(それが誰かは思いだせないけど....)
千尋(...)
88 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)21:48:14 ID:SlV
-神社-
千尋(....)
千尋(今日もあの人いるかな....)
千尋(...)キョロ キョロ
千尋(あれ...今日はお休みなのかな....)キョロ キョロ
?「今日は早いね」
千尋「!!」
?「まだ午前中なのに...珍し...」
千尋「あ、あの!少しお話したいことがあるんですけど....」
?「....」
千尋「お時間もらってもいいですか....?」
?「......うん」
95 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)22:21:22 ID:SlV
?「....おいで」
千尋「え?」
?「外にいては体が冷える。ついてきなさい」
千尋「は、はい!」
98 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)22:27:14 ID:SlV
千尋「あ、ここは....」
?「そなたが一番最初に足を踏み入れた西側の庭園だ」
千尋「部外者でも中に入って大丈夫ですか...?」
?「今日だけ、特別だよ。」
千尋「......」
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