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カヤ「私、好きでもない人と結婚なんてしないから」アシタカ「」

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Part1
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:05:29 ID:UmqTzLlA
パカラッパカラッ
アシタカ「・・・」
三人娘「・・・」スッ
アシタカ「・・・」スッ
パカラッパカラッ
三人娘「クスクスッ」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:07:36 ID:UmqTzLlA
見張り台
アシタカ「じーじ。なんか森が」
じじい「アシタカ。いじめられてここに逃げるのやめろ」
アシタカ「・・・いや、森が」
じじい「いい加減にしとけ糞ガキが。迷惑なんだよ」
アシタカ「」

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:09:57 ID:UmqTzLlA
どがああああああああん
じじい「祟り神じゃあ!」
アシタカ「祟り神!?」
じじい「村に向かう!?アシタカ!止めろ!前に回り込め!」
アシタカ「任せろ!ヤックル!」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:12:10 ID:UmqTzLlA

とてててて
三人娘「?」
アシタカ「なぜわが村を襲う!静まれ!静まりたまえ!」パカラッパカラッ
娘A「あwwwwwwみて!アシタカがキモイのに追われてるwww」
娘B「ちょwキモッwwwwwwwおwww似www合wwwいwww」
カヤ「うっわー。何あれ引くわぁ・・・ってこっちみんなし!」
娘A「ちょ!アシタカふざけんなよ!そのキモイのとどっか行けよ!」
娘B「こっち来る!冗談じゃねーよマジで!」
カヤ「村へ!アシタカ!しっかり頭抑えとけ!」
アシタカ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:21:50 ID:UmqTzLlA
村人「おおお!倒したぞ!」
村人「アシタカが手傷を負った!」
アシタカ「うぐぐぐぐ・・・」
ばばあ「これをゆっくりとかけておやり」
村人「・・・」
娘たち「・・・」
全員「・・・っえ?」


6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:22:50 ID:UmqTzLlA
村人「ちょっと。お前やれよ」
村人「はぁ?傷の手当ては女の仕事だろ」
娘たち「カヤやりなよwwww許嫁じゃんwwww」
カヤ「はぁ!?冗談じゃないし!なんか伝染しそうじゃん!」
アシタカ「うぐぐぐぐぐ」
ばばあ「カヤ。これをゆっくりかけておやり」
村人「かーや。かーや。かーや」
カヤ「・・・ッチ」
ばばあ「これをゆkk」
カヤ「ほらよ」
どばばばばばばばばばばば
じゅわあああああああああわああああああ
アシタカ「あばばばばばばばば」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:24:42 ID:UmqTzLlA
長老会
ばばあ「・・・」からん・・・こつん・・・・
村人A(ばばあ・・・。また一人人生ゲームしてやがる・・・)
村人B(あんなんで占い師気取りとかマジ勘弁)
ばばあ「・・・アシタカや。皆に腕を見せなさい」
アシタカ「・・・」しゅるしゅる・・・バッ
村人「うっわきもっ」
村人「うちの孫たちにうつらんかのう・・・心配じゃ」
アシタカ「」
ばばあ「奇病にかかった者を村に置くわけにはいかん。今夜中にでてけ」
村人「ばばあ。ナイス判断」
村人「たまには役に立つぜ。ばばあ。」
アシタカ「」

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:27:09 ID:UmqTzLlA
深夜・村広場
アシタカ「誰も見送りにこない」
アシタカ「・・・」パッカパッカ
カヤ「・・・おい」
アシタカ「カヤ!?まさか見送りにきt」
カヤ「そうやってすぐ勘違いするからキモイんだよ」
アシタカ「」

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:30:24 ID:UmqTzLlA
カヤ「・・・これをやる」ポイッ
アシタカ「これは・・・昔カヤに贈った手拭・・・を縫い直した雑巾」ヌベチョ・・・
カヤ「兄様を想いながら厠にこぼした牛乳をふき取りました。しぼってません」
アシタカ「」
カヤ「きっと兄様をお守りしてくれます」
アシタカ「・・・あ・・・あぁ」
カヤ「・・・あとお前昔から勘違いしてたけどな」
「私、好きでもない人と結婚なんてしないから」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:31:54 ID:UmqTzLlA
アシタカ「」
カヤ「・・・」
アシタカ「・・・すまない」
カヤ「・・・」
アシタカ「・・・もういくな。幸せになれ。カヤ」
パカラッパカラッ
カヤ「・・・ふんっ」

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:35:25 ID:UmqTzLlA
とある村
わあああああああ
アシタカ「・・・戦?」
侍「あそこにもいたぞ!」
アシタカ「っく」
パカラッパカラッ
侍「うおおおおおお」
アシタカ「推し通るぞ!ヤックル!」
侍「うわぁなんか臭ぁああ!」
侍「あの赤頭巾滅茶苦茶臭いぞ!」
侍「ばっちい!近寄るな!」
アシタカ「」
パカラッパカラッ

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:36:40 ID:UmqTzLlA

ざああああああああああ
アシタカ「何回洗っても牛乳の腐った臭いが染みついて取れない・・・」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:38:54 ID:UmqTzLlA
村人「なんかあの旅人すごい臭い・・」
村人「未開人なんだよ・・・早くどっかいかないかな・・・」
アシタカ「」
米売り(ッチ。米に臭いが移る。商売だから売るけどさ)
アシタカ「これでよいか?」
米売り「はぁ?なんだいこりゃあ! 金がないなら米返せ!」
じこ坊「まぁ、まてまて。ふむ」
じこ坊「女ぁ。ワシが立て替える。その代わりこれをくれ」
米売り「・・・金が貰えれば文句はないけどさ」
じこ坊「っしゃ。大もうけじゃ。ってああ、旅人待ちなさい!」
アシタカ「・・・」ぱっかぱっか
じこ坊「お前さんよ・・・。助けてやったのに礼もなしか?ん?」
アシタカ「」
じこ坊「まだ砂金もっとるじゃろ。あるだけ出しな」

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:40:16 ID:UmqTzLlA
アシタカ「無一文になってしまった。しかも米も全部食われた」
アシタカ「・・・ヤックル。お前の飯を少し分けてくれ」
ヤックル「」ゲシッ
アシタカ「・・・川に食料を採りに行こう」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:42:01 ID:UmqTzLlA

アシタカ「・・・あっ!」
アシタカ「・・・まだ息がある」
ヤックル「」ピクッ
アシタカ「?・・・っ!」
モロ「・・・・」
サン「ちゅー・・・ぺっ。ちゅー・・・ぺっ」
モロ「グルルルルル」
サン「母さん?どうしたの?・・・」
モロ「グルルルルル」
サン「っ!」
アシタカ(目が合った!)
サン「・・・」

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:43:27 ID:UmqTzLlA
アシタカ(無駄に警戒させてはならない。敵意が無い事を示そう)
アシタカ「我が名はアシタカ!東の地より参った!そなt」
サン「キモッ!」
アシタカ「」
山犬達「あいつくせぇ。食欲失せたわ。牛持ち帰って明日食べよ」ドッスドッス
アシタカ「」

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:46:01 ID:UmqTzLlA
甲六「だんなぁ・・・どんどん増えてますぜ・・・」
こだま「カタカタカタカタ」
アシタカ(私の周りにだけ寄ってこない・・・)
アシタカ(・・・なのに全員が超ガン見してる・・・)
こだま「カタカタカタカタ」

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:47:24 ID:UmqTzLlA
タタラ場
ガヤガヤ
ゴンザ「俺が書き物をしてる時は静かにしねーか」
村人「死んだはずの甲六が帰ってきたんでえ!」
ゴンザ「なに~?」

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:49:10 ID:UmqTzLlA
おトキ「ありがとう。あんな旦那でも助けてくれて嬉しいよ。ちょっと顔見せておくれよ!」
アシタカ「・・・」スッ
おトキ「あー・・・ありがとう。じゃ、甲六!行くよ!」
アシタカ「」

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:51:45 ID:UmqTzLlA
タタラ場・夜
娘1「ちょっと見てよあれwww」
娘2「ほ~んと。トキの言ったとおりwwwww」
娘3「きっも~wwwwwwwwww」
酒飲み「うっせーぞ!どっか行け!」
娘「はん!飲んだ暮れはすっこんでな!」
アシタカ「・・・」チラッ
きゃー!こっち見た!!
うっわきっもwwww
妊wwww娠wwwwすwwるwwwwwww
バタバタバタ
アシタカ「」
酒飲み「旦那ぁ・・・・。気を悪くしないでくれな・・・」
アシタカ「いえ・・・。慣れてます・・・」


22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:54:07 ID:UmqTzLlA
エボシ「すまんな。そなたを物の怪と疑うものが居るのだ。旅の訳を聞かせてくれ」
アシタカ「」シュルシュル・・・バッ!
エボシ「ブッフォwwwwwwwww」
アシタカ「」
エボシ「ゴホン!エホン!・・。すまん喉が悪くてな。続けてくれ」
アシタカ「・・・この礫に見覚えがあるはず。巨大な猪神をたたり神にしたものだ」
エボシ「そのつぶての秘密を調べてなんとするっ」
アシタカ「曇り無き眼で見定め、決める」
エボシ「コポォwwwwwwwwもうwwwwだwwめwwwww」
アシタカ「」
エボシ「曇り無き眼」キリッ
エボシ「wwwwww許wwwしwwwてwwwwww死ぬwwwwww」
アシタカ「」

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:56:31 ID:UmqTzLlA
エボシ「すまん。落ち着いた」
アシタカ「・・・あぁ・・・」
エボシ「っプフォwwあまり、その曇り無き眼で見つめないでくれ・・・ッ」
アシタカ「」
エボシ「っと。気をつけねばな。話を戻そう。確かにその礫は私が放ったものだ」
アシタカ「っ!」
エボシ「そなたには済まないことをした。あの猪神め。呪うなら私の美しい顔を呪えば良いものを・・・」
アシタカ「」

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 18:57:52 ID:UmqTzLlA
アシタカ右手「ぐのののおのののおおおおお」
アシタカ「っ!?」
エボシ「その右手・・・は・・・私を・・・ドプフォwwwwwwwww邪気目wwww」
アシタカ「」
エボシ「曇ってるよwwww曇ってるよwwwwwwその眼wwwwwww」
アシタカ「」
アシタカ右手「ぐのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:02:51 ID:UmqTzLlA
長「お若い方。どうか怒りを静めておくれ」
エボシ「その右手wwwww名前あったりするの?wwwwwねぇねぇwwww名前はなーに?wwwwwww」
アシタカ「」
長「私も呪われた身ゆえ、そなたの怒りや苦しみが良くわかる・・・
わかるが、ここは怒りを静めておくれ。そなたが暴れると他の呪われた仲間たちの立場が悪くなるのじゃ。
ああ、やっぱりあいつらか、とな。
だからどうか・・・この醜いじぃに免じて・・・」
エボシ「フォカヌポウwwwおwwとwwもwwだwwちwwwいっちねんせーになったーらwwwwwwwwwwwwww」
アシタカ「」

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:05:30 ID:UmqTzLlA
アシタカ「・・・」とぼとぼ
アシタカ「・・・ここは、大釜か。すごいな。」
ちょ・・・みて・・・。変なのがこっち見てる
まじ? サイテー。シャレにならないんだけど
私エボシ様に早く追い出すように言ってくる。
アシタカ「」
アシタカ「この町も早く離れよう」トボトボ

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/11(月) 19:08:01 ID:UmqTzLlA
カンカンカンカン
見張り「でたぞー!」
アシタカ「?あれは・・・山犬の姫?こっちに向かってくる!」
どがああああああ
アシタカ(っ!目の前に落ちてきた!)
サン「うわ何お前くっさ!!!」
ぴょーん。たたたたたた
アシタカ「」
村人「大釜の方へ向かったぞ!殺せ!それになんかここくっさ!」
ばたばたばた
あっちだー
ばたばたばた
アシタカ「・・・」ぽつーん
アシタカ(・・・争いは良くない。止めねば・・・)

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