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男「異世界来た」

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Part1
1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/27(月) 22:24:23.86 ID:b6R50CnGO
男「ここはどこだ」
原っぱ「原っぱです」
男「原っぱかぁー…」
男「そういうことじゃなくてなぁ…学校帰りのはずだったんだけどなぁー」
男「東久留米とかかなぁ…」
ガサガサ
男「ん?」
デューン
お爺さん が あらわれた !
お爺さん「☆4=-/?○」
男「なんて?」

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/27(月) 22:30:42.58 ID:b6R50CnGO
お爺さん「…」
お爺さん は こちら の ようす を うかがっている !
男「あ~なんだろ…ハローボンジュールオラグーテンターク…」
お爺さん「…」
男「ダメか…こうなればジェスチャー作戦!」
男「ワタシ、困ってる、ここ、どこ、あとお腹空いてる」ササッ
お爺さん「>?&$~>?&$∩⊇$」グイグイ
男「わぁ何何急に怖い怖い」
お爺さん「……」クイクイ
男「ついてこい?と」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/27(月) 22:38:56.67 ID:b6R50CnGO
男「ここはお爺さんのお宅ですか。なるほど、素敵な石造りですね」
お爺さん「*%?$&?∩⊇?@」ガチャ
男「内装も素敵な…三匹の子豚に出てきそうな感じですね」
お爺さん「……」スタスタ
男「ほぉ!これはこれは地下まであるのですか!」
ガチャーン
男「地下牢だった……なんか捕まった……ちくしょう……」
お爺さん「…」スッ
男「あっ…何これパンみたいな肉みたいな…謎飯どうも…モグモグまずい…」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/27(月) 22:43:52.69 ID:b6R50CnGO
男「出してくれませんかね」
男「怪しい物じゃないんです」
男「献血2回したことあります」
男「ねぇ」
男「あと、コンビニの募金も…」
男「あっ、したことあるようでねぇや」
おばあさん「……☆×○$??」
男「あっおばあさんも来た」
お爺さん「☆?☆+?&⊇@?カニピラフ」
男「えっ!今カニピラフって言わなかった!?」
お爺さん「カニピラフ$&%+⊇?☆@∩〒▽□◆」
男「やっぱ言ってる!カニピラフって何!?いやカニピラフはわかるけど!」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/27(月) 22:46:38.53 ID:b6R50CnGO
おばあさん「$%〒+◆$|^」
お爺さん「……☆□$」ガチャ
男「あれ!?出してくれるの!?」
おばあさん「+▽$◆@?⊇&&」ナデナデ
男「ひょっとしておばあさんのおかげ!?おばあさんありがとう!」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 02:20:16.09 ID:55vH2W2/O
おばあさん「~」
男「美味しそう!晩ごはん!やった!」
男「あ、やっぱり何とも言えない!日本食じゃない感!温かいのは嬉しいけどなんか薄味!」
おばあさん「~」ニコニコ
男「…好意は断れん」ムッシャムッシャ
男「慣れた。うまい」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 05:18:58.34 ID:9fKcI613o
たぶんカニピラフのおかげ

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 06:26:19.53 ID:9/6RCTvXO
男「あ、家帰りたいんだった」
男「ごちそうさま、お邪魔しました」ペコ
おばあさん「~」フリフリ
男「そのバイバイなんか違う。やっぱここどこなんだ」
お爺さん「…」プイッ
男「そっぽ向かれた…」
男「さよなら」バタン
森「森です」
男「森だなぁ」
男「木もへんてこな感じ。木に見えない。緑だけど。葉緑体はあんだね」
ガサガサ
男「ヒョエッ何!?」
カマキリ?「……」
男「うぇぇ…でっけぇカマキリ…5mくらいか?」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 16:13:34.02 ID:9/6RCTvXO
男「そーいやどうぶつ奇想天外かなんかでカマキリって動いてないのはエサって認識しないって聞いたな」
男「動かんとこ」
女「~!!」
男「あ、なんか歩いてきた女の子が捕まった。バカめ」
女「ーー!!ーー!!」
男「しゃあない。助けちゃろ」
男「えいえいえいえい!投石投石投石投石ぃー」
女「っ!!」ドサッ
男「逃げよ」
男「もう大丈夫かね」
女「~!」ウルウル
男「あ、感謝してくれてんのかな」
女「ー!ー!」グイグイ
男「え、何何何怖い怖い」
お爺さん・おばあさん「~!」
女「ー!!ー!!」
男「帰ってきちった」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 16:20:33.00 ID:9/6RCTvXO
女「~」
男「おいとましたいんですけど」
女「ー!」グイグイ
女「ー!」ビシッ
男「あ、外はもう暗いと。危ないと。ここにいろと」
男「なんと親切な。お言葉に甘えよう」
男「なんか昔話みてーな展開だな」
次の日
女「ー!」ビシッ
空「雨です」
男「今日は外は雨だと。出るなと」
一週間後
男「薪割りも慣れてきた」
女「~ありがとう」
男「なんかすこーし意味わかってきたな」
おばあさん「~晩ごはん~」
男「あ、晩ごはんの時間ですか。どうも」
お爺さん「カニピラフ~~~」
男「カニピラフはまだわからない」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 16:21:56.24 ID:EH+Z1NXD0
カニピラフwwwwwwww

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 16:34:33.73 ID:9/6RCTvXO
一ヶ月後
男「お使い行ってきたよ」
おばあさん「ありがとうねぇ~助かるよ」
男「徒歩30分の町の市場にお使いに出されるようになった。あと打ち解けた。言葉もわかってきた」
お爺さん「川に魚捕りいこうや」
男「あいよ」
お爺さん「カニピラフ、行ってくるわ」
おばあさん「気をつけてね」
男「カニピラフおばあさんの名前だった」
3ヶ月後
男「いや、居座りすぎだろ」
女「男さん男さん!」
男「すげえベタベタしてくる。うれしい」
女「助けてくれてありがとう!」
男「うん、頭に盆栽みたいなの落ちてきたもんね。あなた危険引き寄せすぎね。引き寄せの法則とか読んだでしょ」
女「本当にありがとうございます!」
男「いえいえ」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 16:50:44.69 ID:9/6RCTvXO
おばあさん「おかえり」
男「ただいま」
女「お母さん!今日も男さんが助けてくれたの!」
おばあさん「そうかいそうかい」ニコニコ
男「お母さんだった」
お爺さん「男くんはさすがだなぁ」
男「すげぇいい人だった。最初に地下牢に閉じ込められたとは思えない」
お爺さん「だって怪しかったし…」
男「確かに」
男「ところでそろそろこの家を出ようかなと…」
女「嫌です!嫌嫌嫌嫌!!」
お爺さん「大事な娘泣かせるとは…」
男「ごめんなさい。いやでもこのままじゃ僕穀潰しですし」
おばあさん「家の手伝いしてくれてるじゃない。十分よ」
男「男でも家事手伝いが許される世界…悪くない」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/28(火) 21:13:14.75 ID:K565zGmRO
このテンポなかなか癖になるな

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 00:54:17.74 ID:LlULfsxb0
男「そーいえばおじ…ご夫妻は一夫一婦というやつなのですか」
お爺さん「いやまぁ…その…そう決まってるわけじゃあないんだけど」
おばあさん「…?」ニコニコ
お爺さん「女ってぇのは嫉妬深いんだ」コソコソ
男「……」チラッ
女「?」
男「……」
後日お使い帰り道
男「あーそういえばお肉屋さんのお姉さんすごく素敵だったなー」
女「そんな…男さんは私だけを見つめていてくれないの…?」
女「私、隠していたけど本当は片時たりともあなたと離れたくはないのです」
女「寝てる時も…ご飯の時も…本当は湯浴みだって一緒がいいんです」
男「」
女「お願いだから私を見捨てないで下さい…なんでも…致しますから…お願い…」
男「やばい」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 01:20:55.89 ID:LlULfsxb0
男「女ちゃん意外とやばかった。最早強行突破しかない」
男「明日早朝に脱出する」
太陽「朝です」
男「なんでや」縛られー
女「男さんが出ていっては嫌だからです」ニコニコ
男「トイレ行きたい」
女「それはそれは」ホドキホドキ
男「さよならー」ピュー
男「落とし穴とは」
女「大丈夫ですかー?」ニコニコ

17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 01:32:24.74 ID:LlULfsxb0
男「実は僕はるかな星が故郷なんだ。本当の名前はウルトラセブン。ファイターセブンなんだよ。銀河の果てに進みたいんだよ」
女「何を言ってるのかしら…私をこばみたいからそんなわけのわからないことを…縛るだけじゃダメなのかしらねぇ」ハイライトゴーンアウェイ
男「ぬう」
お爺さん「……」
男「あ、助けてください」
お爺さん「……年頃の娘ってのはこういうものさ。俺だってそんな感じで捕まった」
おばあさん「捕まった?」
おじ
男「」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 01:34:14.71 ID:LlULfsxb0
お爺さん「語弊あった」
男「これがデフォルトだとぉう」
女「はい、あーん」
男「モッシャモッシャおいしい」
お爺さん「いい旦那を持ったな」
女「うん!」
男「いやまずいよこれ」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 03:54:01.96 ID:LlULfsxb0
男「なんとかしないと」
女「男さん、私湯浴みをしてまいります。…………逃げないでくださいね?」
男「チャンス」
男「ご飯の時ナイフを隠し持っててよかった」ゴリゴリ
男「解けた」
男「アディオス」ダダダダダダダ
男「あれ?脱出成功した」
男「捕まるかと思った」
男「とりあえず町行こう。家に籠もりっきりで情報が少ない」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 04:02:48.19 ID:LlULfsxb0
男「酒場みたいなとこないかなぁ」
男「あ、なんか人集まってる」
男「こんちは。なんか人が突然出たとか消えたとか神隠しの名産地とか知りません?」
旅人「この地から西の果ての渓谷地帯だよ」
男「すげぇ何も言わず教えてくれた。ありがと」
男「西か」
男「太陽が沈む方へ向かうってなんかすてき」
その頃
女「ワタシノ………ダンナ…………サマ…ガ…………」ハイライトパスアウェイ
お爺さん「男くん恨むぞ」


23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 22:33:24.56 ID:M/wfds0uO
男「あんなでかいカマキリいたから町の外も危険かも」
男「武器屋行こ」
男「武器屋とかなかった…RPGのやり過ぎだった」
男「カレー屋さんならあった」
カレー屋さん「ナマステ」
男「この世界でもナマステは健在とな」
カレー屋さん「この世界…?もしや君もあっちから…」
男「ここでまさかの収穫」
カレー屋さん「心を」
男「満タンに」
男・カレー屋さん「コスモ石油」
カレー屋さん「間違いない」
男「確認方法ウケる」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 23:24:02.05 ID:3JtctkU1O
その確認法のセンスはどこから来るんだよ
>>1も男も頭おかしい(褒め言葉)

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/29(水) 23:48:44.58 ID:31vj6EUio
他のやり方があるだろwwwww

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/06/30(木) 00:16:51.16 ID:K29N4J3WO
男「とりあえずキーマカレーある?」
カレー屋さん「あいよ」
男「うまい。やっぱりカレーだな」ムシャムシャ
カレー屋さん「俺もあっちの世界の人と会えて嬉しいぜ」
男「あ、金ねーんだった」
カレー屋さん「ぶち転がすぞ」
男「割となんでもしますから許して。靴舐めます」
カレー屋さん「やめれ」

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