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勇者「淫魔の国で過ごす日々」

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Part5
103 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/23(水) 02:27:42.17 ID:4WHKnfVpo
求めかけられた時、ドアを叩きもせずに蹴り開けて、今度は珍客が顔を見せる。
右脚が巨大な猛禽じみた脚甲に挿げ替えられたこの淫魔は、城に住んではいないのに。
まるで良く知る相手の家に、気安く入り込むかのように。
サキュバスC「ちィーっす、起きてっかー? 飲みにいこーぜー」
勇者「まさか……」
朝だというのに、片手に酒瓶。
誘い文句は、これもまた酒。
サキュバスC「? あー、アタシだよ。アタシの番だよ、今日は。」
サキュバスB「も、もー……Cちゃん、いきなり入ってこないでって……」
サキュバスC「よう、元気だったかい、チビ。んで、オメーら……来る時厨房覗いたけど、あんなん食って大丈夫かよ?」
勇者「は……?」
サキュバスC「タコだよ、タコ。切れ端見つけたけど、ありゃ『邪神ダコ』だ。ラリっちまうぞ」

104 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/23(水) 02:29:28.65 ID:4WHKnfVpo
勇者「な、なんだそれ!?」
確かに、タコを使った。
見た目には人間界のものと何も違いが無かったがーーーー今思うと、あのタコは何か声を発していなかったか。
サキュバスC「どこぞの変な邪神の子孫らしいけど、知らん。
         まぁ、あれぐらいなら……ちょっとキマるぐらいか。死にゃしないさ」
そう言うと、彼女がぐびぐびと酒瓶を傾ける。
サキュバスB「へ、陛下……あの、知らなかったんです! 本当に!」
勇者「……変だと思った。あの症状……そうだ、『混乱』だった」
執務室で覚えた、不覚の症状。
あれは魔法で受けた「混乱」の効果に限りなく近い。
普段なら状況判断や行動が少しおかしくなるだけに留まるが、「淫魔」と密室にいた弊害だったのかも知れない。
サキュバスC「……マジで何やったんだよ。まぁ、いーや。アタシは適当に時間潰してるから。夕暮れになったらまた来るわ」
硬い金属音とヒールの音を交互に響かせ、彼女は部屋を出た。
せめて、身体をもう少し休ませようと、再びベッドに寝そべる。
腰が、肩が、背骨が、とても座ってすらいられないほどガタガタに痛んでいた。
サキュバスBはそれを察してくれたのか、寄り添ってはいても身体には触れないでくれる。
サキュバスB「……陛下」
勇者「ん……」
サキュバスB「今度は……もっとたくさん、えっち……しましょうね?」
勇者「……今度な」


105 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/23(水) 02:30:56.74 ID:4WHKnfVpo
投下終了ですの
それではまた明日です

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/23(水) 03:25:45.36 ID:7nBENF/AO

トマトスープのレシピがすごく気になるな

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/23(水) 04:51:38.97 ID:v72f8cDYo

このシリーズは料理の描写がすごい旨そうで腹減る


114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 01:47:20.53 ID:8OwO0LoS0
楽しみで仕方がない

115 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:06:09.85 ID:7Y5tU3VLo
サキュバスC編投下開始です
Bの料理の腕?
SCPオブジェクトに指定されんじゃないですかね

116 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:07:24.63 ID:7Y5tU3VLo
久々に出た城下町は、妙な活気に包まれていた。
城から繋がる大通りには出店の屋台が並び、胃袋を緩めさせるような香りがあちこちから漂う。
通りに渡された紐や窓辺には発光する魔石が吊るされ、あちこちに雪や氷の像まで作られている。
それらは魔物の姿であったり、三段作りの雪だるまであったり、中には悪ふざけとしか思えない、
淫魔ならではの形状の氷像もある。
夕暮れ時に来たサキュバスCに手を引かれ、導かれてきたのは、この「祭り」だった。
サキュバスC「さって、コレ気になってたんだよな。『淫魔殺し超特大ソーセージ』だとよ。ホラ」
通りの中ほどまで進んだ幌屋根の屋台からそれを受け取り、一本を渡された。
串を通されたそのソーセージは、長さは手首から肘ほどもあり、太さはほとんど槍だ。
特にマスタードのような調味料はなく。先端は熱で裂けて、露わになった内側のミンチから肉汁が滴り落ちていた。
渡され、手に持つと……まるで短剣でも持たされた錯覚を覚えるような、みっちりとした重量感がある。
勇者「重いな。……というか今、金のやり取りをしなかったな?」
サキュバスC「ったりめぇだろ。『おーさま』から金は取らないし、うまい事連れ出したアタシもパスだ。食えよ、冷めちまうぞ」

117 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:08:24.53 ID:7Y5tU3VLo
彼女が犬歯からかぶりついたのを見て、遅れて一口かじる。
パリッと焼かれた皮の歯ごたえの次には口の中いっぱいに肉汁が広がり、
続いて、ミンチに練り込まれていたトウガラシの辛さが口内を焼く。
サキュバスC「へぇ、辛くしてあんのか。うめーけど喉渇くな、こりゃ」
見てみると、彼女は既に七割ほどを平らげて、歯で串の先端まで残りを引きずりあげているところだった。
勇者「早いな!」
サキュバスC「朝から何も食ってねェんだよ。……よく見りゃ『少年風』ってミニサイズもあんな。トッピングは……ハチミツ? マジで?」
勇者「なんてバリエーションだ。ゴブリン風とかオーク風とかないだろうな」
サキュバスC「あるよ。ハーブ多めの青臭く仕立てたヤツと、太くて寸詰まり、豚の血混ぜたヤツと。食う?」
勇者「いや……」

118 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:10:23.23 ID:7Y5tU3VLo
歩きながら改めて横から見ると、サキュバスCはやはり、美人の部類に入る。
冬の薄暗い紫色の夜空の下、ちらつく雪の中で見ると、さらさらとした銀髪は幻想的ですらある。
すぅっと通った鼻筋、薄くも血色の良い唇、ほっそりとした顎。
アクアマリンの瞳は涼しげな包容力を持つように輝き、若い猫のように、きょろきょろと目移りさせていた。
かすかに顎を引いて「しゃん」とした姿勢は、さして長身ではないはずの彼女のプロポーションを引き立ててやまなかった。
彼女が、ありふれた「美女」で終わらない理由は二つある。
ひとつは、歯に衣着せず、それどころか王を王とも思わない粗暴な言葉遣い。
そのせいで堕女神とはやはり険悪になったが、単に相性が悪いだけに留まる。
そしてもう一つは、彼女の身体。
右脚は不釣り合いに大きな真鍮の脚甲に置き換わっており、その中は、空だ。
右の太腿の半ばまでしか、ない。
翼も片方が根元から断ちきられて、右の一枚しか残ってはいない。

119 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:11:34.19 ID:7Y5tU3VLo
サキュバスC「……ンだよ? ヒトの顔さっきから……」
視線に気付いたサキュバスCが、葡萄酒の杯から口を離して尋ねた。
見られている事に気付くと、どこか慌てて露悪的な表情をつくったように見えた。
そこで、先ほどからずっと抱いていた疑問を、ぶつける事にする。
勇者「この祭りは何なんだ? 何を記念してる?」
サキュバスC「いや意味なんかねェぞ? 毎年、この時期にやってんだよ」
勇者「え?」
サキュバスC「ただ飲んで食って騒ぐだけ。最初は何か理由があったんだろうけど、アタシは少なくとも知らない」
勇者「まぁ、人間界にもそういう酒の口実みたいなイベントはあるか……。で、サキュバスC」
サキュバスC「あ?」

120 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:13:04.98 ID:7Y5tU3VLo
勇者「どうして俺をここへ連れ出したんだ?」
サキュバスC「……そいつァ、後でな。それよりも楽しめっつってんだろ。肉食お、肉。あっちに『絶倫牛のステーキ』が出てたぜ」
勇者「絶倫牛って何だ」
サキュバスC「年間交尾回数平均で七百回の魔界の牛だよ、知らねェの? 牝牛をハメ殺しちまうのもザラだぜ」
勇者「……いやそれ、食ったら身体が確実に……」
サキュバスC「だいたいこの国自体、ガッツリ肉食う奴ばっかだ。……あ、骨付き羊肉のグリルも出てんな」
勇者「話を聞け!」

121 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:14:16.46 ID:7Y5tU3VLo
ーーーーーー
しばらく導かれるままに通りを食べ歩いていたら、急にサキュバスCが顔の前で手を立てて、詫びるようなジェスチャーを送ってきた。
サキュバスC「わり。……ちょっと抜ける」
勇者「どうしたんだ?」
サキュバスC「……あのな。訊くか? ソレ」
重い金属音とヒールの音を交互に響かせて、彼女は雑踏の中へ消えていった。
ただ一人残された勇者は、あたりを眺めるーーーー間もない。
離れて十秒もしないうちに、道行くサキュバス達から熱っぽい視線を投げかけられるのだ。
まるで渦巻く蛇の群れのなかに放り込まれた、まるまる太ったネズミのように居心地が悪い。
この淫魔の国では、命の危険は無くとも……別の危険が、常にある。
王となった勇者以外に「男性」は存在せず、加えて国民は例外なく淫魔。
もし泥酔でもしてしまえば、どうなるものかは分かりたくもない。
まず、殺される事は無いだろう。
だが決して油断はできない。
女日照りの男の園へ、恵まれた肢体を持つ少女を放り込んだのと逆の状況だから。

122 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:15:42.68 ID:7Y5tU3VLo
なんとか誘いをかわしていると、甘い匂いが鼻をくすぐった。
肉の焼ける匂いでも、暖まったワインの香りでもなく、焼き菓子でもなく。
カカオ、ミルク、砂糖。
そうしたものがひとつに交わり、溶けて温められているような……そんな、童心に還らされるような極上の匂いだ。
たまらずその出所を探っていくと、少し開けた場所に出る。
そこには小さなドリンクスタンドが立てられており、甘い香りを放つ湯気が立ち上っているのが見えた。
併設された立ち飲み用のテーブルにもサキュバスが一人、もこもこに厚着をしたラミアが一人。
それぞれ木製のカップを傾け、満ち足りたように頬を緩めていた。
勇者「……や、久しぶり」
書店主娘「へ、陛下? どうしてここに?」

123 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:16:53.41 ID:7Y5tU3VLo
スタンドを切り盛りしていたのは、城下町で書店を営む淫魔の一人娘だった。
彼女は他のサキュバス達とは違い、人間と同じ肌の色をしている。
魔力も少なく季節に合わせた服装をしなければいけないため、服装もまた人間と変わらない。
切れ長の落ち着いた眼としゃっきりとした喋り方は母には似ていないが、
一方サキュバスBにも見られるような、どこかませた雰囲気も時折漂う。
そんな、不思議な存在感がある。
勇者「乱暴な奴に引っ張り出されてさ。君も店を出していたのか。母上は?」
書店主娘「ええ、交代で店番をしていまして。母なら家で暖まっていると思います。……どうせ居眠りするでしょうね」
勇者「……ところで、さっきからこの匂いが気になるんだが。コーヒーじゃないな」
書店主娘「今日は折角ですから『ホットチョコレート』にしてみました。お飲みになりますか?」
勇者「貰うよ」
書店主娘「かしこまりました。それでは、少々お待ちくださいね」

124 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:17:42.83 ID:7Y5tU3VLo
気付けば、日が沈んでからかなり経つ。
冷えていく気温も落ち着きを見せ始め、街全体を巻き込んだ活気もまた安定して、思い思いに楽しむ声であふれていた。
暖めたワインで体に火を入れ、きつい蒸留酒で喉を焼き、料理と菓子を楽しむ声が街を包む。
そんな様子を眺めていると、書店主娘が、木のカップに淹れられた熱い飲み物を差し出してくれた。
それはとろりとした濃い茶色の液体で、上には蓋をするように泡立てられたクリームが載り、はた目には泡立つエール酒に見えなくもない。
だが、立ち上ってくる香りは違う。
夢のように甘く、曙光のように暖かく、嗅ぎ取る一瞬だけで、心が子供のように惹かれてしまうようだ。

125 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:18:40.52 ID:7Y5tU3VLo
勇者「……これは、今日しか出さない……のか?」
一口飲んで、最初に出た言葉はそれだった。
味に対する感想でも、感謝でも、感動でもなく。
これがもしも一年で今日の一日しか飲めないものだとしたら、それはーーーーもはや罰だ。
書店主娘「考えあぐねています。評判が良いようでしたら、お店の方のスペースで出してみようかと思うのですが」
勇者「……また飲みたい。王としてじゃなく、一人の声として頼む。この一杯は価値がある」
書店主娘「え……はい、分かりました。ところで……お連れの方は?」
勇者「ああ、そろそろ戻ってくると思うんだが。流石に俺が見つけられないって事は……ほら、来た」
凍った路面を金属の蹴爪が捉える音が、ヒールの音と交互にこちらへ向かってくるのが背中越しに聴こえた。
その足取りは若干怒っているようでもあり……ほんの少しだけ、振り向くことに怖さを感じた。
サキュバスC「オイ、あんまり一人で歩いてんじゃ……って何よそれ、超美味そーじゃん」
書店主娘「お連れ、って……貴方だったんですか、サキュバスCさん」

126 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:20:07.75 ID:7Y5tU3VLo
勇者「何だ、知り合いだったのか?」
書店主娘「よくいらしてくれるんですよ。つい先日もたくさんの本をお買い上げに……」
サキュバスC「だってよ、冬の日中なんて何もするコトねぇんだよ。毎日飲むワケいかねぇし……」
勇者「凶暴で知能も高いのか、危険だな」
サキュバスC「殺されてェのか、おい?」
書店主娘「ちょ、ちょっと……落ち着いてくださいって。陛下に何てことを……」
サキュバスC「チッ……おい、それアタシにもくれよ」
書店主娘「はい。香りづけにリキュールを足しますか?」
サキュバスC「頼む。……それとクリームたっぷりな」

127 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:21:30.71 ID:7Y5tU3VLo
ーーーーーーーーやがて、通りは静かになっていった。
夕方近くに始まって、一日の三分の一が過ぎた頃には、出店の屋台も店仕舞いを始める。
数日間に渡って催されるこの祝祭の一日目が終わる。
結局何の祭りなのかは分からず仕舞いで、閑散とした通りを、
勇者とサキュバスCは路地裏の壁にもたれて横目に眺めていた。
サキュバスC「……チッ。なんでこう、祭りの後ってのは寒いのかね」
勇者「なぁ、サキュバスC」
サキュバスC「あぁ?」
勇者「そろそろ教えてくれないか。……なんで、誘ったんだ?」
サキュバスC「…………そりゃ……アタシが、クジで勝ってさ」
勇者「それは分かっているんだ。……でも、何故だ?」
彼女がクジを引いて、勇者を独占できる権利の三位を当てた。
だが、それは権利を得たという事であるが、城下町の祝祭に連れ出す理由にはならない。
有り体に言えばーーーーサキュバス、らしくない。
事実、朝から今に至るまで、身体のどこも彼女に触れられてはいないし、素振りすらなかったのだ。

128 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:22:49.56 ID:7Y5tU3VLo
サキュバスC「……誰かに言ったら殺すぞ」
勇者「約束する」
観念したように苦々しい顔をしながら、彼女は右脚で積もった雪を穿り返す。
もじもじしていると言えなくもないが、それには攻撃性が過ぎ、
何か返答を誤れば蹴りが飛んできそうな剣呑さが拭えず違う種類の緊張感が場から抜けない。
サキュバスC「脅しじゃねェ。特にサキュバスAのアマに言ったら絶対に殺す。言おうとした瞬間に殺しに行く」
勇者「分かったって……」
念入りに二度釘を刺してから、ようやく彼女は答えた。
核となる言葉は、それでも消え入りそうに小さく、気恥ずかしさを必死に隠すように、顔を逸らして。
サキュバスC「……『デート』……っての、して……みたかったんだよ。……一度」


129 : ◆1UOAiS.xYWtC:2015/12/24(木) 02:24:22.43 ID:7Y5tU3VLo
前半終了
ではまた明日の晩

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 02:47:46.43 ID:nqX+8LcDo
おつ
サキュパスCめっちゃ可愛い

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 02:52:01.07 ID:ZpISIAj8O
おつ
Cめっちゃかわいいな

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 03:11:20.76 ID:bpEwl3qAO
微笑ましいのー

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 17:41:59.20 ID:igMfBYRDO
くっ…俺が言ってやるww

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 17:47:13.74 ID:YzRYzeUPo
Cちゃんと旨いもの食い倒れの旅したい

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 18:06:52.55 ID:p7gtq6Nd0
可愛すぎるww
そういえば人間のカップルに憧れてたりしてたんだっけな

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/24(木) 19:22:41.22 ID:bXsKrsCgO
微笑ましい~

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