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麗日「ガールズトーク?」

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Part3
44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:30:38 pQijiXec
緑谷『うぅ……こ、この事は麗日さんとかあす、梅雨ちゃんには……』
切島『お、おう!言わねーぜ!神に誓う!!』
轟『言ったら言ったでアイツら喜ぶと思うけれどな』
緑谷『か、勘弁して……』
上鳴『お、おう……まぁこれで全部聞けたしそろそろ』
爆豪『あ?何言ってんだアホ面。まだ終わってねーだろ?』
上鳴『えっ?』
爆豪『テメェの好きな奴、まだ言ってねーよなぁ?』BOOM

45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:32:16 pQijiXec
耳郎「えっ、このタイミングで?」
芦戸「うわーこれは……」
蛙吹「なまじ真面目な話が続いた後だからね」
葉隠「上鳴君に緑谷君や轟君みたいな理由なさそうだもんね」
上鳴『え?いやいやだってお前俺の奴なんて興味ないって……』
爆豪『あぁ?知らねーな、テメェだけ言わねーのは納得いかねー』
上鳴『えぇー……』
轟『まぁ、ここまで引っ張ったんだ。惚れてる理由も並じゃないだろ』
上鳴『ちょ』

46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:35:04 pQijiXec
飯田『ふむ……確かに上鳴君は意図的に自分の番を避けていたな……』
緑谷『それは単純に仕切っていたから……もご』
轟『まぁまて緑谷、ここまで来たんだ聞かせてもらう権利が俺らにはある』
瀬呂『そうだな、真の大トリだ』
常闇『ふむ……緑谷や轟以上の話が聞けそうだな』
尾白『この場で言ってないのお前だけだしな?』
峰田『俺は轟ん時に言ってるからな!!ヤオヨロッパイ最高!!』
切島『上鳴!アツい話期待してるぜ!!』
上鳴『……う』
爆豪『言っとくが放電してアホ面になったらあのババアの所に連れてってでも聞き出すぞ』BOOM
上鳴『Oh……』
峰田『ちなみに上鳴の気になる奴は耳郎らしいぜ』
上鳴『ちょ、峰田ぁ!!』

47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:36:38 pQijiXec
耳郎「あたし?」
葉隠「なんとなく分かってたけど……」
蛙吹「あとは理由ね?いったい何かしら……」
八百万「彼の性格からしてまともな理由ではなさそうですが……」
麗日(嬉しすぎて顔が戻らない……どうしよう……)ググググ
芦戸「麗日の顔がうららかじゃなくなってる……」

48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:37:57 pQijiXec
爆豪『誰だそいつ』
緑谷『あー上鳴君よく耳郎さんと話してるもんね』
切島『おーっ俺と一緒か!!』
飯田『ふむ。して、上鳴君が耳郎君を選ぶ理由は?』
上鳴『いや……その……』
尾白『?そんな言いにくい事なのか?』
常闇『自分の言葉でいい、俺達も待とう』
瀬呂『え?もしかしてマジで深い訳が?』
峰田『……ブフッ』
上鳴『……から』
轟『?なんだ?』
上鳴『お、おっぱい簡単に触らせてくれそうだから……』


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:39:25 pQijiXec
発目「……」
芦戸「……」
蛙吹「……」
八百万「……」
葉隠「……」
麗日「……」
耳郎「……」
男子一同『……』
上鳴『だぁー!!くそ!文句あっかよ!!』
瀬呂『いやお前、いくらなんでもそれは』
上鳴『分かってるよ!緑谷と轟の後に言えばこんな空気になるって分かってたよ!!』

50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:41:26 pQijiXec
常闇『どうやら俺の買い被りだったようだな……』
尾白『上鳴……』
上鳴『俺を可愛そうな目で見るなぁ!!』
轟『まぁ、自業自得だしな』
爆豪『だからテメーはいつまでたってもアホ面なんだよ』
上鳴『うるせぇうるせぇ!だってしょうがないじゃん!このクラスで一番そういうの緩そうなのが耳郎だったんだもん!!』
飯田『そういうのは感心しないな、上鳴君』
切島『男らしくねーぞ上鳴!』
峰田『そうだぜ上鳴君』
上鳴『テメェ峰田!知っててわざわざ耳郎の名前出しやがって、この裏切り者!!』
緑谷『ま、まぁ……耳郎さんに聞かれた訳じゃないから……』
上鳴『み、緑谷ぁ……お前だけだぁ……俺の味方をしてくれるのなんて……』
轟『おい緑谷、あまり甘やかすなよ』
爆豪『デク、アホ面だから救ける必要ねーぞ』

51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:43:04 pQijiXec
発目「まーそのあれですね……どんまい」
蛙吹「上鳴ちゃんって時々峰田ちゃん以上にダメな所があるわよね」
芦戸「まぁ、想像通りだったね。上鳴だし」
八百万「まったく!不純ですわ!!」
葉隠「ホントだよねー耳郎ちゃん」
耳郎「……」
麗日「じ、耳郎さん?」
耳郎「ーーーー誰が簡単に触らせるかぁぁぁぁぁぁ!!」ゴッ
麗日「ひ、ひぃ!?」

52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:44:26 pQijiXec
発目「ちょ、いきなり大声出さないでください!」
耳郎「あのバカ、人を何だと思ってんだぁぁぁ!!」ガラッ
芦戸「あっ、ちょっと耳郎どこ行くの?」
蛙吹「あらっ、これは……」
葉隠「耳郎ちゃん止めた方良くない?」
八百万「ってもう校庭まで行ってますわよ!?」
発目「早っ!どんな運動神経してるんですか彼女!」
麗日「皆私の手に触って!追っかけよ!!」

53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:45:42 pQijiXec
切島「いやだってお前……」
上鳴「ええい!うるせー高校デビュー!健全な男子高校生たるものそういう事を夢見る年頃だ!何が悪い!!」
峰田「まぁ、八百万とかはガード固そうだしな」
上鳴「だろっ?」
緑谷「いやっ、だからといって……」
轟「別に耳郎が軽い訳でもないだろ」
爆豪「お前面だけじゃなくて中身もアホだな」
上鳴「あー?テメーらは知らないだろうがな!アイツは自分でも胸ないの気にしてんだよ!!」
飯田「なら尚更上鳴君が言うように触ることはできないんじゃないのか?」
上鳴「お前はロボか!耳郎だって女なんだよ!そこですかさずフォローするんだよ!」
上鳴「俺はお前の胸……興味あるけどってさ!!」キリッ

54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:47:57 pQijiXec
尾白「いや、それただのセクハラなんじゃ……」
瀬呂「そういうの好きな奴でもなけりゃ気持ち悪いだけじゃねーか……」
常闇「くだらんな……」
上鳴「だぁー!よっしゃ、んじゃお前ら見てろよ!俺が耳郎をーーーー」
耳郎「アタシをどうすんの?」
上鳴「そりゃもちろんーーーー」
上鳴「って耳郎!!?」
耳郎「好き勝手言ってくれるじゃない……誰が一番緩そうだって?」ギリギリ
上鳴「え?ちょ……お前どこから聞いて……」ドスッ
ーーードックン!!!
上鳴「こまく!!」ガクッ
耳郎「全部よ!バカ野郎!!」

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:49:51 pQijiXec
緑谷「す、凄い……あれが耳郎さんの最大出力……!!」メモメモ
峰田「お、おいらの時よりスゲェ……」
切島「ん?ちょっと待て、さっき全部って言ったよな?」
尾白「え?それって……」
緑谷「……まさか」サァー
芦戸「お、遅かった!」
八百万「耳郎さん、早すぎますわ……」
発目「あーもうこれじゃあステルスの意味ないじゃないですか!!」
麗日「うえぇ……」
蛙吹「麗日ちゃん大丈夫?」サスサス
葉隠「あー皆さんおそろいで……」
芦戸「あはは……」
耳郎「あ、やばっ……」

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:52:05 pQijiXec
轟「……説明してほしい事は色々あるが、とりあえず」
轟「こいつには、謝った方が良いと思うぞ?」
緑谷「」チーン
飯田「み、緑谷君!!」ユサユサ
瀬呂「あまりのショックに立ったまま気絶している……」
切島「そりゃあれ聞かれてたって分かったらなぁ……」
尾白(俺も正直葉隠さんと顔合わせづらいぞ……!)

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:55:54 pQijiXec
耳郎「うわっ……ごめん緑谷……」
発目「こういう時こそこの私の発明が!!」
八百万「余計酷くなりそうですからやめてください」
芦戸「うわー、顔真っ赤だよ緑谷」
葉隠「あはは……やっちゃったね」
蛙吹「緑谷ちゃん……」
麗日(そ、そういえばデク君が目の前に!!)カァー

58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 01:58:10 pQijiXec
爆豪「チッ!めんどくせぇな、起きろデク」BOOM
緑谷「ハッ!!僕は今まで何を……」
飯田「爆豪君の爆破で目が覚めた!?」
轟「目覚まし時計かよ」
緑谷「あ、あれ?確か上鳴君が耳郎さんに〆られてて……」
蛙吹「緑谷ちゃん」
緑谷「あすっ……!つ、梅雨ちゃん!?」
緑谷(そ、そうだ!僕のさっきの話、女子に全部聞かれちゃって……)ボンッ
緑谷(ど、どうしよう!?き、気持ち悪い奴って思われてるんじゃ……!!)
蛙吹「緑谷ちゃん携帯は今持っているかしら?」
緑谷「へっ?えっと一応……」
蛙吹「借りてもいい?」
緑谷「え?あ、うん」
蛙吹「うん、大丈夫よ。ありがとう」スッ

59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:00:16 pQijiXec
緑谷「あっ、これ。梅雨ちゃんのアドレス?」
蛙吹「ええ、私もあなたと一緒よ緑谷ちゃん」
蛙吹「貴方が私と仲良くしたいと思ってくれてるように、私も貴方ともっと仲良くしたいと思っているわ」
緑谷「あ……」
蛙吹「うふふ……あんな風に緑谷ちゃんに話してもらって私とても嬉しいのよ?」
蛙吹「貴方がそう言ってくれるだけで、本当に自分は凄いんじゃないかって、自信が湧いてくるわ」
蛙吹「だから貴方も自信をもって?私は緑谷ちゃんが凄いヒーローだと思ってるわ」
蛙吹「それとも、私の言葉だけじゃ役不足かしら?」
緑谷「そ、そんな事ないよ!僕も……その言葉に自信を貰ったから!」
緑谷「ありがとう。これからもよろしくね、梅雨ちゃん!!」
蛙吹「ケロケロ。こちらこそ、緑谷ちゃん」

60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:01:44 pQijiXec
麗日「で、デク君!!」
緑谷「う、麗日さん!?」
蛙吹「ふふ、じゃあ私は一旦下がりましょうか」
麗日「え、えっと……」
麗日(どうしよう!?なんていえば良いのか分からない!!?)
緑谷「えーっと……麗日さん、ごめん……」
麗日「へ?」

61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:03:09 pQijiXec
緑谷「いやその……さっきの話。僕の考えばっかり押し付けるような感じになっちゃって……迷惑じゃ……」
麗日「ち、違う違う!私も凄く嬉しかったんだよ!!」
緑谷「えっ」
麗日「デク君がそんなに考えてくれてるなんて思ってなかったし……その!私デク君の事、すっごく尊敬してるんよ!!」
麗日「だからその……蛙吹さんも言ってたけど、デク君にああいう風に言ってもらって凄い自信つくし!そ、それに……」
麗日「私だってその、えっと……デク君の隣に立てる位立派なヒーローになりたいなって目標に……」
緑谷「へっ?」
麗日「ーーーっあ?いや、そのこれはその!つまりデク君と肩を並べられる位のヒーローになりたいという事で!!」
麗日「そそその!で、デク君の隣に立ってたいとかそういう事でもあって!?あれ!?」アタフタ
緑谷「お、落ち着いて麗日さん!言ってることがだいぶぶっ飛んできてるよ!!?」
峰田「青春だなァ……」
上鳴「う、ウェーイ……」

62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:05:09 pQijiXec
相澤「お前ら、こんなトコで何やってんだ?」
一同「あ、相澤先生!!?」
相澤「もう完全下校時刻過ぎてるぞお前ら」
相澤「そんな無駄な事にエネルギー使う暇があるなら、帰って明日の授業の予習でもしとけ」
一同「す、すいません……」
そして僕達は蜘蛛の子を散らすように逃げ帰った。
だけど、この騒動が残した影響はーーーー結構大きくて。

63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:06:34 pQijiXec
次の日
耳郎「切島、アンタ今日の昼さ……暇?」
切島「ん?ああ、今日は爆豪を芦戸にもってかれちまったからな!」
耳郎「んじゃちょっと付き合ってよ、アタシも一人だし」
切島「おう!」
芦戸「今日こそ私の名前覚えてもらうよ!」
爆豪「うるせーな黒目」
芦戸「黒目じゃないよ!芦戸三奈だってば!!」
爆豪「あー知らねぇー」
芦戸「ぐぬぬ……覚えるまで付きまとってやるんだから!!」


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:09:23 pQijiXec
轟「八百万」
八百万「(バッ)は、はい!何でしょう!?」
轟「(ずいぶん嬉しそうだな?)いや、ここの関数式が少し分からなくてな……」
八百万「任せてください!ここはーーーー」
轟「おぉ、やっぱり八百万は頭いいな。頼りになる」
八百万「あ……いえ、轟さんの理解が早いだけですわ……」カァッ
轟「それは八百万の教え方が良いからだと思うぞ」
八百万「あ……ありがとうございます……」シュー
轟(なんか頭から蒸気でてるな……熱でもあるのか?)

65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:13:11 pQijiXec
葉隠「尾白君?今日ってお昼どうするの?」
尾白「え?学食適当に食べる予定だけど……」
葉隠「実は家庭科の課題になってる料理作ってみたんだけど、味見役お願いしてもいいかな?」
尾白「えっ!?も、勿論!」
葉隠「やったぁ!ありがとう!!」
尾白(お、女の子の手料理とか初めてだぞ……!?)ドキドキ
飯田「……なぜ君がここに?」
発目「失恋した飯田さんを慰めようかと思いまして」
飯田「いや、俺は失恋した訳ではないんだが……」
発目「まぁまぁ、私のドッ可愛いベイビー達も連れてきたので是非試運転を……」
飯田「そっちが主目的だろう!!」

66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:15:12 pQijiXec
麗日「デク君!一緒にお昼食べよう!!」
緑谷「あ、麗日さん。僕も今誘おうと思ってた所だったんだ」
蛙吹「私も一緒に食べていいかしら?」
緑谷「あ、梅雨ちゃん。もちろんだよ!」
蛙吹「ケロケロ、マスターしてくれたみたいで嬉しいわ」
麗日「三人やね!早く場所取りしないと!!」ガシッ
緑谷「うわわ!麗日さん引っ張らないで!!(お、女の子に腕を組まれてる!?)」アワアワ
麗日「ダメダメ!急がないと席無くなっちゃうよ!!(ヤバい!勢い任せに腕組んでしまった!)」アワアワ
蛙吹(私も今度やってみようかしら?)ケロケロ

67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:16:34 pQijiXec
瀬呂「え?俺は?」
峰田「芦戸が爆豪にかかりっきりだからな、ご愁傷様」
瀬呂「ば、爆豪に負けんのかよ……」ガクッ
常闇「ふっ、日陰者とはそういうものだ……」
砂藤「え?昨日何かあったのか?」
障子「確かに、女子がいつもより積極的な気はするな」
青山「僕達は先に帰っちゃったからね!説明してほしいな☆」
峰田「あーどうせ俺達じゃ挽回できねーからやめとけ?」
上鳴「うぇ……うぇーい……」グスッ

68 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 02:30:51 pQijiXec
投下終了!ヒロアカSSもっと増えないかな・・・・・・

69 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/05/30(月) 07:06:06 gpwZCh/2


70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/06/12(日) 03:54:20 sEj/7Vz6
おつ

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