シンジ「綾波……?その人は…?」レイ「…彼氏」
Part2
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:12:24.16 ID:h3uEUwGsO
彼氏「」フリフリ
ま…まさか………
シンジ「あ……あう………あ…」
アスカ「ちょ、ちょっとどうしたの?」
父さん、僕を初号機に乗せて下さい
ドガララアァンッ
アスカ「きゃあっ!シンジ!?」
トウジ「お、おいどうした!?」
レイ「………?」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:16:31.63 ID:h3uEUwGsO
目を覚ますと、天井が目に入った
……僕の…知らない天井………
いやいや、ここは保健室の天井じゃないか
アスカ「シンジィッ!!!」
シンジ「うわっ!?」
ビックリした!
いきなり耳元で叫びやがってこのドイツ人め!
殺す気か!
文句の一つでも言ってやろうと彼女の顔を見上げた
アスカ「う………うぅ」
…え?泣いてるよ?
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:17:21.49 ID:h3uEUwGsO
アスカ「馬鹿っ!心配させんじゃないわよ!!」
シンジ「し…心配?」
心配だって?
僕が君に何かしたか?
アスカ「アンタ、教室でいきなり倒れたのよ!」
倒れた?
ああ、そう言えばそんな気が…
でもなんで倒れたんだっけか?
何か衝撃的な事があったような…
アスカ「倒れた時、アンタ机に頭強打したのよ。……死んだかと思った…」
そうだったのか…
僕とした事が教室でそんな醜態を晒してしまうとは…
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:18:38.49 ID:FrhKyrBi0
wktk
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:19:22.57 ID:h3uEUwGsO
そんな僕の姿を見て綾波はどう思っ…………ん?綾波?
…なんだろう、何か引っかかる……
綾波の事でなんかあったような気が……
アスカ「ったく、馬鹿シンジがこれ以上に馬鹿にならなくて良かったわ」
シンジ「…うるさいな」
ドイツ人は嫌味を言い保健室から出ていった
一体なんなんだ、あの女は
女らしさが微塵も感じられないよ
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:21:41.25 ID:h3uEUwGsO
死んだかと思った………とか言ってたけど、そんなヤバい状態なら保健室で寝かされてる訳ないだろ?
全く、馬鹿はどっちだよ
保険医「惣流さん、ずっと君の事見ていてくれてたのよ」
シンジ「えっ…そ、そうなんですか」
気持ち悪っ
…というか、綾波が来てくれてないのがちょっとショックだな……
まあ、彼女は恥ずかしがり屋さんだから仕方ないか……
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:22:09.15 ID:1530b8ZG0
軽い記憶障害か
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:23:17.09 ID:V0Z7PJDOO
なんという格差www
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:24:27.56 ID:HrgS59ZGO
シンジwwwwwwwwww
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:38:05.78 ID:h3uEUwGsO
もしかしたら綾波が来てくれるんじゃないかと淡い期待を胸に抱き、保健室で休んでいたが結局来なかった
次の休み時間にはドイツ人が僕を連れ戻しにまたやって来た
畜生
アスカ「もう大丈夫なんでしょ?早く戻るわよ!」
シンジ「ちょ…」
ドイツ人が僕の手を無理矢理引っ張って教室へ連れて行こうとする
くそっ
これが綾波だったらどれだけ幸せだったか!
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:42:58.03 ID:h3uEUwGsO
トウジ「碇!大丈夫なんか?」
ケンスケ「いきなり倒れたから驚いたよ。思いっきり頭打ってたし」
シンジ「ああ…大丈
アスカ「大丈夫大丈夫、これ以上馬鹿になる事もないから!」
何言ってんだこ
のドイツ人
流石の僕でも怒…
って関西人と眼鏡も笑ってるし!
なんて失礼な奴等なんだ
なんで僕の周りには綾波以外にまともな人間がいないんだよっ
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:49:51.49 ID:h3uEUwGsO
そうだ、綾波…綾波…
レイ「…」チラ
あ、いたいた
綾波、目が合った一瞬でもうわかったよ
君が僕の事をそんなにも心配してくれてたなんて
心配かけてすまなかった…
でも僕はこう見えて身体は頑丈な方なんだ
今度の体育の時間の時にその頑丈さを見せ……………………………ん?
レイ「…」ゴソ
おや?綾波が何かをポケットから取り出したぞ?
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:54:15.44 ID:h3uEUwGsO
綾波が取り出したのは………携帯電話?
珍しいな
綾波は普段携帯なんていじらないのに…
レイ「…」ポチポチ
なんだろう……何やってるんだ…?
まさかメール………………?
いやいや、まさかね…
綾波が他人にメールアドレス教える事なんてしないだろうし……
レイ「…………ふふ」
えっ
笑った?
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 05:44:31.07 ID:h3uEUwGsO
笑った?
綾波が携帯を見て笑った…?
いや、中々可愛らしい姿なんだけど…
まさか………え?
誰かとメールをしているのか?
そんな馬鹿な
僕ですら彼女のアドレスを知らないのに、一体誰が…!?
そうだよ、綾波がメールなんてする訳ないじゃないか!
きっと………………………そう!
アプリだよ!
何か面白いアプリでもやってるに違いない!
そうに決まってる!!
うん!
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 05:51:32.53 ID:h3uEUwGsO
アスカ「シンジ?なに優等生の方見てるのよ?」
シンジ「うぇ!?」
馬鹿!
こんなクラスメイトが沢山いる所でそんな事言うなよ!
君の声はただでさえ馬鹿みたいにでかいんだから!
全く、綾波に聞こえたらどうするつもりだ、このドイツ人め
国へ帰れ
アスカ「あれ?…優等生が携帯いじってる…」
トウジ「お、珍しいな」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:01:35.29 ID:h3uEUwGsO
ケンスケ「そういえば、綾波さん彼氏出来たんだってね」
シンジ「……えっ」
え?
な…?何を言い出したんだこの眼鏡は?
トウジ「おお、ワシも驚いたで。朝二人で手を繋いで登校してきたの見た時は身体が固まったからなあ」
え……?
手を繋いで……?
僕、綾波と一緒に登校してきたっけ?
アスカ「へえ~!中々大胆ね…」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:12:17.89 ID:h3uEUwGsO
シンジ「…」
トウジ「そういえば…」ニヤニヤ
アスカ「ん?」
ケンスケ「君達二人も手を繋いで登校してきたんだってね」
アスカ「な!?ち、ちょ…そ、それは……」
トウジ「中々、お似合いだったなあ。なぁケンスケ?」
ケンスケ「うんうん、バッチリだったよ」
アスカ「ちょっと、止めてよね!誰が好きで馬鹿シンジなんかと手を繋いで登校しなきゃいけないのよ!あ、あれは遅刻しそうだったか急いでただけで…」
トウジ「そんな必死にならんでもええやろ」
ケンスケ「返って怪しさが増したなあ…」
アスカ「なー!!ち、ちょ……馬鹿シンジ!アンタも何か言いなさいよ!」
シンジ「…」
僕は三匹を無視して綾波を見続けていた
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:20:26.88 ID:h3uEUwGsO
あ………綾波にか……彼氏が出来ただって……?
そんな馬鹿な……
綾波、君には僕がいるじゃないか!
シンジ「う…」ズキ
くっ…!
さっき打った頭が痛くなってきた……!
アスカ「…シンジ?」
う……な………何かが思い出せそうだ………
そ、そうだ…
確か綾波はあの時外の景色を見ていた………
そ……それで……て、手を振っていたんだ…!
ち、違うクラスの………男に……!!
う…ううウオオオォ………!!!
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:34:00.28 ID:h3uEUwGsO
ケンスケ「め、目が充血しまくってるぞ?」
シンジ「え…?はは、馬鹿だな。そんなわけないよ」
アスカ「ちょっとシンジ、本当に目が真っ赤よ?」
ドイツ人が僕に顔を近づける
止めろ、馴れ馴れしく僕に顔を近づけるな
その行為が許されるのは綾波だけだ!!
レイ「…」ポチポチ
綾波は相変わらず携帯をいじっている
明らかにアレは文を打っている動きだ…
ま……まさか本当に……か……彼氏……と!?
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:39:18.80 ID:h3uEUwGsO
僕は震える両足に力を込めなんとか立ち上がった
カタッ…
アスカ「…シンジ?」
トウジ「どうした?」
シンジ「ちょっと……また保健室に行ってくるよ……」
アスカ「だ、大丈夫なの?」
シンジ「うん……次の体育は休むよ」スタスタ…
ケンスケ「なんか様子が変だったなあ」
アスカ「…」
スタスタスタスタ…
まだだ!
まだ綾波に彼氏が出来たと確定した訳じゃない!!
次の時間で……ハッキリさせてやる!
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:46:11.02 ID:h3uEUwGsO
今日の体育は外でサッカーだ
女子は教室で着替えて外へ行く
荷物は教室に起きっぱなしになるんだ
つまり……
綾波の携帯電話もあるハズ!!
シンジ「…」キョロキョロ
僕は通路に誰もいない事を十分に確認し、教室へと入っていった
シンジ「…」
綾波の机の前に立つといい匂いがした
綾波の匂いだ…
この匂いをかいだのは久しぶりだ……あの時、初めて綾波の家に行った時以来だ……
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:53:12.07 ID:h3uEUwGsO
僕は綾波の机に手を伸ばす…
ごめんよ綾波…
こんな事をしてしまって……
でも、君へのあらぬ疑いを晴らすにはこの方法しかなかったんだ…!
ガサゴソ…
コツッ
シンジ「!」
硬いものが当たった………間違いない、携帯だ
スッ…
シンジ「…」
黄色い携帯…
綾波らしいナイスなチョイスだ
……人の携帯を持つとなんでこんなにドキドキするんだろう
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:54:57.17 ID:Wp1H+C7NO
イイヨ~
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:04:31.86 ID:OZYYPYiPO
おもしろいな
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:06:14.70 ID:wzt/Ws/x0
(`・ω・´) ノ④
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:08:07.93 ID:HhyOOqAn0
なんて気持ち悪さだ……流石シンジwwwwwww
彼氏「」フリフリ
ま…まさか………
シンジ「あ……あう………あ…」
アスカ「ちょ、ちょっとどうしたの?」
父さん、僕を初号機に乗せて下さい
ドガララアァンッ
アスカ「きゃあっ!シンジ!?」
トウジ「お、おいどうした!?」
レイ「………?」
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:16:31.63 ID:h3uEUwGsO
目を覚ますと、天井が目に入った
……僕の…知らない天井………
いやいや、ここは保健室の天井じゃないか
アスカ「シンジィッ!!!」
シンジ「うわっ!?」
ビックリした!
いきなり耳元で叫びやがってこのドイツ人め!
殺す気か!
文句の一つでも言ってやろうと彼女の顔を見上げた
アスカ「う………うぅ」
…え?泣いてるよ?
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:17:21.49 ID:h3uEUwGsO
アスカ「馬鹿っ!心配させんじゃないわよ!!」
シンジ「し…心配?」
心配だって?
僕が君に何かしたか?
アスカ「アンタ、教室でいきなり倒れたのよ!」
倒れた?
ああ、そう言えばそんな気が…
でもなんで倒れたんだっけか?
何か衝撃的な事があったような…
アスカ「倒れた時、アンタ机に頭強打したのよ。……死んだかと思った…」
そうだったのか…
僕とした事が教室でそんな醜態を晒してしまうとは…
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:18:38.49 ID:FrhKyrBi0
wktk
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:19:22.57 ID:h3uEUwGsO
そんな僕の姿を見て綾波はどう思っ…………ん?綾波?
…なんだろう、何か引っかかる……
綾波の事でなんかあったような気が……
アスカ「ったく、馬鹿シンジがこれ以上に馬鹿にならなくて良かったわ」
シンジ「…うるさいな」
ドイツ人は嫌味を言い保健室から出ていった
一体なんなんだ、あの女は
女らしさが微塵も感じられないよ
死んだかと思った………とか言ってたけど、そんなヤバい状態なら保健室で寝かされてる訳ないだろ?
全く、馬鹿はどっちだよ
保険医「惣流さん、ずっと君の事見ていてくれてたのよ」
シンジ「えっ…そ、そうなんですか」
気持ち悪っ
…というか、綾波が来てくれてないのがちょっとショックだな……
まあ、彼女は恥ずかしがり屋さんだから仕方ないか……
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:22:09.15 ID:1530b8ZG0
軽い記憶障害か
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:23:17.09 ID:V0Z7PJDOO
なんという格差www
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:24:27.56 ID:HrgS59ZGO
シンジwwwwwwwwww
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:38:05.78 ID:h3uEUwGsO
もしかしたら綾波が来てくれるんじゃないかと淡い期待を胸に抱き、保健室で休んでいたが結局来なかった
次の休み時間にはドイツ人が僕を連れ戻しにまたやって来た
畜生
アスカ「もう大丈夫なんでしょ?早く戻るわよ!」
シンジ「ちょ…」
ドイツ人が僕の手を無理矢理引っ張って教室へ連れて行こうとする
くそっ
これが綾波だったらどれだけ幸せだったか!
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:42:58.03 ID:h3uEUwGsO
トウジ「碇!大丈夫なんか?」
ケンスケ「いきなり倒れたから驚いたよ。思いっきり頭打ってたし」
シンジ「ああ…大丈
アスカ「大丈夫大丈夫、これ以上馬鹿になる事もないから!」
何言ってんだこ
のドイツ人
流石の僕でも怒…
って関西人と眼鏡も笑ってるし!
なんて失礼な奴等なんだ
なんで僕の周りには綾波以外にまともな人間がいないんだよっ
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:49:51.49 ID:h3uEUwGsO
そうだ、綾波…綾波…
レイ「…」チラ
あ、いたいた
綾波、目が合った一瞬でもうわかったよ
君が僕の事をそんなにも心配してくれてたなんて
心配かけてすまなかった…
でも僕はこう見えて身体は頑丈な方なんだ
今度の体育の時間の時にその頑丈さを見せ……………………………ん?
レイ「…」ゴソ
おや?綾波が何かをポケットから取り出したぞ?
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 01:54:15.44 ID:h3uEUwGsO
綾波が取り出したのは………携帯電話?
珍しいな
綾波は普段携帯なんていじらないのに…
レイ「…」ポチポチ
なんだろう……何やってるんだ…?
まさかメール………………?
いやいや、まさかね…
綾波が他人にメールアドレス教える事なんてしないだろうし……
レイ「…………ふふ」
えっ
笑った?
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 05:44:31.07 ID:h3uEUwGsO
笑った?
綾波が携帯を見て笑った…?
いや、中々可愛らしい姿なんだけど…
まさか………え?
誰かとメールをしているのか?
そんな馬鹿な
僕ですら彼女のアドレスを知らないのに、一体誰が…!?
そうだよ、綾波がメールなんてする訳ないじゃないか!
きっと………………………そう!
アプリだよ!
何か面白いアプリでもやってるに違いない!
そうに決まってる!!
うん!
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 05:51:32.53 ID:h3uEUwGsO
アスカ「シンジ?なに優等生の方見てるのよ?」
シンジ「うぇ!?」
馬鹿!
こんなクラスメイトが沢山いる所でそんな事言うなよ!
君の声はただでさえ馬鹿みたいにでかいんだから!
全く、綾波に聞こえたらどうするつもりだ、このドイツ人め
国へ帰れ
アスカ「あれ?…優等生が携帯いじってる…」
トウジ「お、珍しいな」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:01:35.29 ID:h3uEUwGsO
ケンスケ「そういえば、綾波さん彼氏出来たんだってね」
シンジ「……えっ」
え?
な…?何を言い出したんだこの眼鏡は?
トウジ「おお、ワシも驚いたで。朝二人で手を繋いで登校してきたの見た時は身体が固まったからなあ」
え……?
手を繋いで……?
僕、綾波と一緒に登校してきたっけ?
アスカ「へえ~!中々大胆ね…」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:12:17.89 ID:h3uEUwGsO
シンジ「…」
トウジ「そういえば…」ニヤニヤ
アスカ「ん?」
ケンスケ「君達二人も手を繋いで登校してきたんだってね」
アスカ「な!?ち、ちょ…そ、それは……」
トウジ「中々、お似合いだったなあ。なぁケンスケ?」
ケンスケ「うんうん、バッチリだったよ」
アスカ「ちょっと、止めてよね!誰が好きで馬鹿シンジなんかと手を繋いで登校しなきゃいけないのよ!あ、あれは遅刻しそうだったか急いでただけで…」
トウジ「そんな必死にならんでもええやろ」
ケンスケ「返って怪しさが増したなあ…」
アスカ「なー!!ち、ちょ……馬鹿シンジ!アンタも何か言いなさいよ!」
シンジ「…」
僕は三匹を無視して綾波を見続けていた
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:20:26.88 ID:h3uEUwGsO
あ………綾波にか……彼氏が出来ただって……?
そんな馬鹿な……
綾波、君には僕がいるじゃないか!
シンジ「う…」ズキ
くっ…!
さっき打った頭が痛くなってきた……!
アスカ「…シンジ?」
う……な………何かが思い出せそうだ………
そ、そうだ…
確か綾波はあの時外の景色を見ていた………
そ……それで……て、手を振っていたんだ…!
ち、違うクラスの………男に……!!
う…ううウオオオォ………!!!
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:34:00.28 ID:h3uEUwGsO
ケンスケ「め、目が充血しまくってるぞ?」
シンジ「え…?はは、馬鹿だな。そんなわけないよ」
アスカ「ちょっとシンジ、本当に目が真っ赤よ?」
ドイツ人が僕に顔を近づける
止めろ、馴れ馴れしく僕に顔を近づけるな
その行為が許されるのは綾波だけだ!!
レイ「…」ポチポチ
綾波は相変わらず携帯をいじっている
明らかにアレは文を打っている動きだ…
ま……まさか本当に……か……彼氏……と!?
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:39:18.80 ID:h3uEUwGsO
僕は震える両足に力を込めなんとか立ち上がった
カタッ…
アスカ「…シンジ?」
トウジ「どうした?」
シンジ「ちょっと……また保健室に行ってくるよ……」
アスカ「だ、大丈夫なの?」
シンジ「うん……次の体育は休むよ」スタスタ…
ケンスケ「なんか様子が変だったなあ」
アスカ「…」
スタスタスタスタ…
まだだ!
まだ綾波に彼氏が出来たと確定した訳じゃない!!
次の時間で……ハッキリさせてやる!
今日の体育は外でサッカーだ
女子は教室で着替えて外へ行く
荷物は教室に起きっぱなしになるんだ
つまり……
綾波の携帯電話もあるハズ!!
シンジ「…」キョロキョロ
僕は通路に誰もいない事を十分に確認し、教室へと入っていった
シンジ「…」
綾波の机の前に立つといい匂いがした
綾波の匂いだ…
この匂いをかいだのは久しぶりだ……あの時、初めて綾波の家に行った時以来だ……
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:53:12.07 ID:h3uEUwGsO
僕は綾波の机に手を伸ばす…
ごめんよ綾波…
こんな事をしてしまって……
でも、君へのあらぬ疑いを晴らすにはこの方法しかなかったんだ…!
ガサゴソ…
コツッ
シンジ「!」
硬いものが当たった………間違いない、携帯だ
スッ…
シンジ「…」
黄色い携帯…
綾波らしいナイスなチョイスだ
……人の携帯を持つとなんでこんなにドキドキするんだろう
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 06:54:57.17 ID:Wp1H+C7NO
イイヨ~
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:04:31.86 ID:OZYYPYiPO
おもしろいな
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:06:14.70 ID:wzt/Ws/x0
(`・ω・´) ノ④
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/05(金) 07:08:07.93 ID:HhyOOqAn0
なんて気持ち悪さだ……流石シンジwwwwwww
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