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シンジ「行くぜ!エヴァン!ゲリオォーンッ!!!覇ッ!!!」前編

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Part2
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:26:44.92 ID:HbBgwcG80
マコト「使徒、再落下、来ます!!」
レイ「間に、あった!」ズザザザザザッ
レイ「ATフィールド……全開!!」カキイイイィィィィィインッ
サハクィエル「ォォオオオオオオオオォォォッ!!」メキメキメキメキ
シゲル「使徒本体露出!!アンチATフィールドで零号機と接触!!!」
レイ「な……掴まれ……」ガシガシッ
サハクィエル「ォォオオオオオオオオォォォッ!!」ザシュンザシュンッ
レイ「きゃああああああああぁぁぁああああ!!?」
シンジ「レえええええええええぇぇぇイッ!!!」ダダダダッ
レイ「くううぅぅぅっ……碇君!コアを!!」グググッ
シンジ「よっしゃあぁぁあ!!コア貰ったああぁぁぁああ!!!!」ガシンッ
シンジ「俺の勝ちだあああああああああぁぁぁぁぁあああ!!!」ギギギギッ
―――――――――――ブツンッ・・・ピーーーーーーーー・・・
シンジ「ッ!?……な、何だこりゃ!?動かねえぞ!?おぉい!!!」ガンッガンッ
ミサト「か、活動限界……こんなにも早く……!?」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:29:37.85 ID:/4Qlo7bk0
いやああああああああああああああ

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:31:46.18 ID:HbBgwcG80
アスカ「ちょおおおぉっと待ったああああああああああああ!!!」カキイイィィィィンッ
サハクィエル「ォォオオオォォッ!!?」メキメキ
レイ「セカンド……!貴女も来ていたの!?」
シンジ「アスカ良く来たァ!!だがまだ足りねぇぞ!!」
アスカ「分かってるつうのおォォォォッ!!!!」グワアアッ
アスカ「もぉぉ一丁おおおおおおおおおおぉぉぉぉ」カキィィィィィィンッッ・・・ピシピシ
サハクィエル「ォォオオオオオオオオォォォッ!!!!!!」ドッパアアアァァァンッ
マヤ「……っ第八使徒!!形状崩壊していきます……!!」
シゲル「やりました……!爆破コマンド……っ解除します……!」
マコト「やった……!やったんだ……!!葛城さん!!」
ミサト「は……はは、もう、信じらんないわよ……!!力、抜けちゃって……はは」フラッ
マヤ「初号機より入電です!!」
シンジ「なぁに言ってんだよバ……ミサトさんよぉ。言ったろ?あんたのカン当たるぜ、ってな!」ザザッ・・・
ミサト「シンジ君……貴方って子は!!……今日は特別にババアでも許してあげる……!」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:34:21.51 ID:017lPDgK0
レイがメラメラしたらいたこの恐妻に...

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:37:26.18 ID:HbBgwcG80
ネルフ内部・格納庫
アスカ「はいはーい!!基地を守ったこのアタシ!!アスカ様のお帰りよ!!」バッ
シンジ「……………」ズカズカズカズカ
アスカ「な、何よ!?手柄の横取りだって言いたいの!?でもアタシが来なかったら」アセッ
シンジ「今回は俺の負けだ!!それと、助けてくれてありがとな、アスカ!!!」
アスカ「へ……あ、あったり前でしょ!?アタシはナナヒカリとは違うんだからっ!」
シンジ「ハッ、次こそは俺の実力認めさせてやるぜ!!覚悟しとけ!?」ツカツカ
アスカ「な、なによ調子っ狂うわねぇ、アンタが居たから今回は……あ!待ちなさいよ!!」
シンジ「あんだよ?」
アスカ「あ、アンタが今日やったアレ!!何なのよ!?教えなさいよ!」
シンジ「アレ?……おう、ザ・ビーストか。ありゃ俺も良く分かんねぇな」
アスカ「はぁ!?何よそれ!どうせやり方隠してんでしょ!?ズルシンジ!!」
シンジ「んだとコラァ!?ホントに分かんねーんだよ!!……だが一つ」
シンジ「エヴァを人形扱いしてるような奴にゃ使えねえ力なのは、確かだぜ!またな」ツカツカツカ
アスカ「な……!何よ!!アタシには無理だっての!?生意気ぃぃぃぃ!!!」ムキーッ


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:40:33.42 ID:/4Qlo7bk0
ムキーッかわええ

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:43:01.63 ID:HbBgwcG80
メディカルルーム
シンジ「俺はレイの様子見に来たんだ!!しつけーなぁオイ!!」
リツコ「シンジ君、本当に体に異常はないのね?」
シンジ「あったら見舞いになんかこねーよ!!良い加減にしろよな!!」
リツコ「あのザ・ビーストというのは一体」
シンジ「知・ら・ね・え・よ!!エヴァ造ったあんたに分からねぇ事が、俺に分かるかってんだ!!」
レイ「碇君、静かにして」
シンジ「お、おう、すまねぇレイ!大丈夫なのか!?」
レイ「大丈夫よ。ただ、暫くエヴァには乗れなそうだけど」
リツコ「今回損壊が一番大きかったのは、使徒を直接受けとめた零号機だものね」
シンジ「そういうのは大丈夫って言わねぇんだよ!!しっかり休めよな!!おい!?」
レイ「しっかり休むから、静かにして」
シンジ「うっ、す、すまねぇ……」
ミサト「シンジ君いる?……いるわね、ちょっと」プシュー
シンジ「おん?何だ」ツカツカ

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:48:14.79 ID:HbBgwcG80
ミサト「シンジ君、本当にありがとう!」ギュ
シンジ「お、おい抱きつくんじゃねぇよ!!気色悪りいな!!」グイグイ
ミサト「気色悪いとは失礼ねぇー……大人のハグよ?」
シンジ「だったら加持のオッサンにしてやれよ!んなことしに来たのかよ!?」
ミサト「……いえ、話があるのよ。今日のエヴァ―の」
シンジ「くっそしつけぇな!!!知らねえって言ってん」
ミサト「分かってるわ。私が言いたいのは、あの力は内部電力を急激に食いつぶすって事」
ミサト「活動限界がかなり縮まるから気を付けて。無茶も駄目。約束よ?」
シンジ「……はっ、覚えてる余裕があったらな!」
ミサト「全く……。あ、シンジ君、関係無いけど髪、いつ切ったの?」
シンジ「はぁ?切る訳ねぇだろ、今さっき帰ってきていつ切るってんだ」
ミサト「そうよねぇ?……なーんか短くなってるような……気のせいかしら。それじゃ」ツカツカツカ
シンジ「おう……なんだなんだ?LCL漬かり過ぎっと禿げんのか?」ヌルゥッ
シンジ「ッ!?……今、指先溶け……てねぇ?……ははっ、まさか、な」ツカツカツカ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:50:11.96 ID:8QLtilkw0
これはサルベージフラグ

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:51:31.94 ID:XNvODTPW0
燃えるわ

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:51:59.66 ID:bNj5wlJN0
兄貴LCLでの呼吸を身に付けたのね

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:53:36.22 ID:7Mompmbd0
ビースト+覚醒とかやりそうだな兄貴なら

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:53:50.47 ID:HbBgwcG80
第八使徒撃退同時刻・ネルフ北米第二支部実験場
ゴオオォォォォォォオォォォォォオォオオォォッ・・・・・・ガタガタガタガタ・・・・・・
「Oh m・・・god!!・・ザザ・・・・・is exp・rimen…ザザッ…failed・・!!・・・Jesus・・・・・elp me・・・・・ザザザッ・・・・・」
「dual・・ore syste・・ザッ・・as lik・・as・・god・・・・・・ザザツ・・・・e shall not touc・・・・・・・」
冬月「いつまで続く、このエネルギーの放出は……このままだとこのシェルターも持たんな」
ゲンドウ「ああ……」
冬月「碇、何を見ている?……あれは、エヴァ……?」
カキイイィィィィンッ!!・・・・・・ゴオォォォォウウウウ・・・ウゥゥゥゥ・・・・・・ガタガタガタガタ・・・・・・ガタ・・・・カタ・・・・・・・・
冬月「治めたのか、あの機体が……あの上に乗っている人影は……」
ゲンドウ「……」
冬月「人間か?」
ゲンドウ「……老人達の木偶だ」
冬月「そうか……碇、日本へ帰る準備を始めよう。無事、成果は得た」
ゲンドウ「ああ」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 21:58:39.53 ID:HbBgwcG80
数日後・学校
アスカ「という訳で転校してきた、式波・アスカ・ラングレーよ!よろしくしてあげるっ!」
ケンスケ「まった可愛い子が入ってきたなぁーっ」
トウジ「しっかし気の強そうな女やなぁ」
シンジ「良く分かってるじゃねぇか、トウジ。ありゃ中々のじゃじゃ馬だぜ」ドサッ
ヒカリ「碇君!!だから机の上で足組まないでっ!!」
シンジ「相変わらずうるせぇなぁ……」
アスカ「こらぁバカシンジ!!委員長の言うことくらい聞きなさいよ!!」
シンジ「ったく……女ってのは集まると余計にうるせぇ」
アスカ「なぁんですってー!!アンタが風紀を乱すような事やってんのが悪いんでしょ!!」
シンジ「足下ろすにゃあ座り心地が悪りぃんだよ!!文句はこの硬ってえイスに言いやがれ!!」
アスカ「へぇーアンタ椅子と会話できるんだ!?凄いじゃん!?」
シンジ「はっ、たりめーだろ!?馬とだって話せるんだからよぉ!!」
アスカ「ちょっと馬って誰の事よッ!?」
トウジ「なんや、この夫婦漫才……見っせ付けてくれるでぇ」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:03:21.65 ID:HbBgwcG80
シンジ「レイ、昼飯食いに行こうぜ!」ツカツカツカ
レイ「……」コクッ・・・トテトテトテ
アスカ「!……なによ、バカシンジったらファーストと……」
ヒカリ「行かなくて良いの?式波さん」
アスカ「うぇ!?な、なんでアタシがバカシンジと!!」
アスカ「む、むしろアタシの視界からバカシンジが消えてくれて清々するわ!!」
ヒカリ「え、あの、綾波さんも含めての話なんだけど……何か三人とも知り合いみたいだし」
アスカ「……ッ!!」カアアァァァァッ
アスカ「行くわよ!!!行ってくるわ!!アヤナミサンとご飯食べてくるわよぉ!!!」ドカドカドカ
ヒカリ「い、いってらっしゃい」
トウジ「青春やのぉ……何が悲しくてワイはネイチャー軍事オタと……」モグモグ
ケンスケ「青春だねぇ……何が悲しくて僕は関西熱血バカと……」モグモグ
ヒカリ「……トウジ、あの、さ。久しぶりにお昼食べない?一緒に」
トウジ「い……いいんちょ……?」ポロッ
ケンスケ「……青春のばっかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ダダダダダッ

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:06:59.71 ID:oXrL5gKA0
ケンスケ…(´;ω;`)

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:07:46.60 ID:8QLtilkw0
ケンスケェ

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:12:11.01 ID:HbBgwcG80
アスカ「バカシンジ!!ファースト!!探したわよ!!」ドカドカドカ
レイ「……セカンド」モグモグ
シンジ「おん?アスカじゃねーか!何か用か?」モグモグ
アスカ「なんでアンタ達一緒に食べてんのよ!?しかもこんな人目の付かない所で!!」
シンジ「弁当交換してんだよ!俺は大抵入院食だかんな。不味くてしょうがねぇ」
レイ「私はいつもすぐ普通の食事に戻るから、それを上げていただけ」
アスカ「そんなの教室で交換すればいいじゃない!!」
シンジ「ばれんだよ、教室で弁当交換なんて噂になっからな!!」
アスカ「はぁー……くっだらな!たかだかお弁当くらいで」
シンジ「たかだかとは何だこら!喧嘩売りに来たのか?てめぇは」
アスカ「っ……お弁当食べに来たのよ!!文句ある!?」ドサッ
シンジ「しらねぇよ!!勝手に喰えよ!!」
アスカ「言われなくても食べるわよ!!……あげないわよ!?」
シンジ「いらねぇよ!!干し草なんざ喰えるか!!」
アスカ「干し草って……どういう意味よ!!?こっらぁ!!」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:17:14.38 ID:HbBgwcG80
アスカ「そういえば、アンタ聞いた?北米の……」
シンジ「爆発だろ?なんでもトンでもねぇ範囲が消し飛んだって話じゃねーか」
アスカ「自分の父親が巻き込まれたってのに、いやに淡白ね」
シンジ「あの糞親父がどうなろうが俺の知ったこっちゃねぇ!!むしろ死ぬなら天罰じゃ」
レイ「碇君」
シンジ「!……ああ、悪かったよ!!けどな、レイ。俺はあの親父が気に入らねぇんだよ!分かれ!」
レイ「……」
シンジ「なんにせよ生きてんだから良いだろ!回線復活の連絡から一向に帰って来ねえがよ!!」
アスカ「アメリカに残った参号機を持ってくる準備で、かなりかかるってさ」
シンジ「はっ、ま、親父の話はどうでも良い。あの顔がチラつくだけで旨い飯も不味くなるからよ」
レイ「!……碇君」
シンジ「なんだ?ああ、悪かったまた言い過ぎ」
レイ「だったら、指令とのご飯が不味くなくなったら、良いのね?」ジッ
シンジ「ハァ!?」
レイ「指令と美味しいご飯が食べられたら、仲良くできるのね?」ジッ

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:21:09.52 ID:HbBgwcG80
参号機起動実験日前日・ネルフ内指令室
ゲンドウ「レイ、なんだこれは?」
レイ「招待状です、指令」
ゲンドウ「食事会……明日は参号機の起動実験が行われる」
レイ「そのあとで構いません、来て下さい」
冬月「碇、行ってやったらどうだ?」
ゲンドウ「……」
シンジ「親父!!何ビビってんだよ!?久方ぶりに同じ釜の飯でも食おうじゃねーか!!」プシュー
ゲンドウ「!……シンジ、参号機のシンクロテストはどうした?」
シンジ「ハッ、俺は純情派でよぉ!!浮気はしねぇタチなんだよ!!」
シンジ「それよかよぉ!来るのか、来ねえのか!?ハッキリしやがれ!」
ゲンドウ「……分かった」
レイ「!……ありがとうございます、碇指令……!碇君も……」
シンジ「レイ、俺はただ旨い飯が食いてえだけだ!!期待してるぜ?」
シンジ「それに、てめえのそんな手見せられて来ねえ奴は、救いようのねぇ糞野郎だ」ツカツカツカ・・・プシュー


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:22:13.17 ID:oICxqk0q0
シンちゃんイケメン

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:27:36.37 ID:HbBgwcG80
リツコ「それではバチカン条約に従い、零号機の凍結を開始するわ」
アスカ「ちょっと、アタシが参号機に乗るんだから、弐号機で良いじゃない」
リツコ「初号機と弐号機はチューンナップする所があるのよ。消去法で零号機に」
アスカ「チューンナップ?何か新しい武器でも付けてくれるの?」
リツコ「武器では無いわ、平たく言うと、自動操縦機能と言ったところかしら」
アスカ「そんなモンが出来たの!?便利な世の中になったのねぇ」
リツコ「まだ試験段階を超えてないけれどね。参号機が終わってから、試験よ」
アスカ「その前に、明日の実験が終わったら、分かってるでしょっ?」
リツコ「ええ。……意外ね。あの子がこんな事するなんて」
アスカ「ファーストのこと、良く分かんなかったけどさ。前より人間らしくなってる気がする」
シンジ「邪魔するぜ!!アスカ!どうだシンクロは行けそうか!?」プシュー・・・ツカツカツカ
アスカ「シンジ!バッチリよ!!アタシだから当然と言えば当然だけど!」
シンジ「だったら明日、とっとと来いよな!!絶対だぜ!?」
アスカ「当ったり前よ!!アンタ先に食べないでよね!?」
シンジ「どうだかな!?てめぇが早く帰ってきやがれ!!俺の我慢が利くうちによぉ!!」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:27:46.61 ID:iriK9uj80
こいつらが親子ってのが笑う

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:32:01.05 ID:HbBgwcG80
参号機起動実験日当日・試験場
ミサト「調子はどう?アスカ」
アスカ「何も変わんないわ、弐号機と同じ感じよ。でもこのスーツ、スケすぎじゃない?」
ミサト「文句言わないの。さ、起動実験、開始して!」
マヤ「シンクロ、開始して下さい!」
アスカ「了解!」
――――ドクンッ
アスカ「!?な、何か……ヘン!?なんなのこれ!?」キュイイイイイィィィ・・・
マヤ「パターンが……反転していく!?パターン青に反転!!これは……!?」
ミサト「!?至急指令に連絡を取って!!……っアスカ!?」
――――――――――ドッパアアアアアアアァァァァ――――――――――――
ネルフ指令室
シゲル「現在分かっている事は、パターンが反転しパイロットとの交信が途絶えた事です!!以後連絡回線断絶!!」
ゲンドウ「交信断絶…………失敗か」
ゲンドウ「現時点を以て、エヴァンゲリオン参号機を第九使徒と認識。殲滅対象とせよ。以上」

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:35:35.51 ID:8GHGgE2A0
やべぇよ・・・やべぇよ・・・・

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:36:28.99 ID:oXrL5gKA0
この兄貴は地団駄じゃ済まないぞ…

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:37:38.97 ID:Jls7RpzM0
ダミーシステムも征服しそうだな

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:38:08.73 ID:DlJN/qUh0
そもそもダミーいらなさそう

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:38:58.34 ID:HbBgwcG80
シンジ「おいおい、使徒だってんじゃねーかリツコさんよお!!!!初号機は出せるか!!!?」バッ
リツコ「今調整が終わった所よ!これから弐号機にと思ってたけど、それどころじゃないわね」
シンジ「よっしゃあ!!いっくぜえ!!初号機!!」バシューッ・・・ガシャンッ
リツコ「シンジ君。今回の使徒、ちゃんと倒して頂戴」
シンジ「あ?また偽コアに騙されるなってか!?同じ轍はふまねぇぜ!!」ドシンドシンドシンドシン・・・
リツコ「いえ、それが例えどんな姿であっても……」
シンジ「何言ってやがる!!どんな野郎でも問答無用だぁ!!」ドシンドシンドシン
参号機「…………」ズシン・・・ズシン・・・
シンジ「んだよ、アスカも加勢に来た見てぇだな!?今回は俺が勝つ!!獲物はどこだ!?」
リツコ「目の前にいるわ」
シンジ「なんだ!?見えねえタイプか!?場所教えろブン殴るッ!!!」
ゲンドウ「シンジ、そのエヴァンゲリオン参号機が、使徒だ」
シンジ「!?……笑えねえ冗談は止せよ糞親父……おちょくってんのか……?」
リツコ「本当よ。参号機はアスカを取り込んだまま使徒になった。その際の爆発に、ミサトとマヤも……」
シンジ「…………っ……マジ、らしいな」キッ

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:43:53.96 ID:HbBgwcG80
シンジ「うおおおおおおおおおおお!!!!」バッキィィィィィンッ
参号機「グオオオオオッ!?」ガガガガッ
シゲル「初号機!第九使徒に接触!!」
マコト「まともに戦えるものですね、意外と」
リツコ「いえ、あれは……」
シンジ「アスカぁぁ!!目ぇ覚ませコラぁ!!!」バッキィィィィィンッ
リツコ「あれは殲滅では無いわ。シンジ君、そんな事をしても無駄よ。彼女はもう助から」
シンジ「黙れババァ!!あんたの当たらねぇ予想は聞き飽きてんだ!!!」ガキィィィンッ
参号機「グウゥ!?……グアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」バッ・・・ガシッ
シンジ「ぐあっ……がふっ……首……!?」ギリギリギリギリ
シゲル「初号機頸部圧迫!!このままでは脊椎神経系に損壊が出ます!!」
マコト「使徒、接触部から初号機へ侵食を開始!!参号機への侵食も依然進行!!」
シンジ「ぐうぅッ……息しねえで戦うのなんざ……十八番なんだよォ……!!!」ググググ
―――――――気持ち悪い……気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い…………
シンジ「っ!!……この声は!!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:47:31.02 ID:8GHGgE2A0
鬱にならないエヴァ

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:48:16.86 ID:HbBgwcG80
リツコ「シンジ君!!振り払いなさい!!」
シンジ「そいつぁ……聞けねえなァ……ぐがぁぁ……ッ!!」ギリギリ
ゲンドウ「……時間が無い……」
ゲンドウ「シンジ、やれ。でなければお前も死ぬぞ」
シンジ「……良いんだよ……っ!!だぁってろ糞親父……!!!」メキメキメキ
ゲンドウ「……ダミープラグを使え」
リツコ「指令!あれはまだ試験が……」
ゲンドウ「こういうときの為の物だ。やれ」
リツコ「……はい。初号機とパイロットの神経接続を遮断。ダミーに切り替えて」
シンジ「!?……な……何しようとして……やがる糞親父……!!?」
ガクン・・・ウィイイィィィィンッ・・・ガシャンッ
シンジ「おい!?どういう事だ!?外が見えねえぞ!!何しやがったァ!!?」ガンッガンッ
初号機「ォォ……オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」バキイイィィィィンッ
参号機「グアアァァァアアアアァァッッ!!?」ザザザザッ
シンジ「初号機!?な……何勝手に動いてんだ!!!おい!!」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:54:18.96 ID:HbBgwcG80
リツコ「良かったわ、ちゃんと動いてるようね」
シゲル「ダミーにより初号機、頸部侵食から復帰!!使徒と交戦を再開!!」
マコト「使徒、参号機侵食を神経系から筋肉組織へ移行!!あと少しで胸部中程まで達します!!」
初号機「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ガシンッ・・・メキメキ
参号機「グゥアアアアアアアアアアアア……ッ!!!」ギリギリギリギリ
初号機「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」メキメキメキメキ
シンジ「ババアああぁぁ!!!良かっただ!?何が良かっただあああああ!!!」ガンガンッ
リツコ「落ちついてシンジ君。今、エヴァの操縦をダミープラグに切り替えたの」
リツコ「擬似人格プログラムを用いたパイロットの代替品よ。もう人はエヴァに乗る必要はないの」
シンジ「んなこたぁどうだっていい!!!早く止めろ!!!アスカを殺す気かぁ!?」
初号機「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ゴキャン・・・バッキイイイイイィィンッ
参号機「グアアアアアアアアアアアアァァァアアアァァ!!!」ガガガガガッ
リツコ「……プラグ内からのモニタ、マイク切って。……それにしても圧倒的ね、初号機は」
シゲル「通常操縦に近い運動性能です。これなら使徒も時間の問題かと」
参号機「グァウウゥウウウゥゥゥ…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 22:58:35.78 ID:HbBgwcG80
マコト「使徒の侵食!胸部筋肉組織を介して、参号機コアに到達しました!」
参号機「ッグウウゥ……アアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァアアア!!!!」
――――――――――――――――ドッパアアアアアアアアアアアァァァァッ!!
シゲル「!?参号機から強大なエネルギー放出確認!!モニタリング切れます!!」ザザザッ
リツコ「な、何!?一体何が!?」
シゲル「モニター!!一部復帰します!!」
参号機「グウウウゥゥゥゥゥウウウウウ……」パッ・・・パパパッ・・・パパッ・・・
リツコ「……天使の、輪……!?あ、あの使徒の頭上のリングは何っ……!?」
シゲル「わ、分かりません!感知不可能なエネルギーで構成されている様です……現在、不規則に明滅!!」
マコト「使徒、参号機コアとの融合率1.2%!加えて、コア周辺に異常な熱源反応!!」
ゲンドウ「……やはり来たか」
参号機「グゥオオオォォォォオオオォォオオオオ!!!!!」バシュン・・・バキャアアアアァァァッッ
初号機「オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ズザザザザザザッ・・・ガガガッ・・ガガッ
リツコ「な……なんて力なの!?初号機が軽々吹き飛ばされるなんて……!!」

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 23:02:52.85 ID:HbBgwcG80
参号機「グウウァァァアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」バシュン・・・バキイイイィィィィンッッ
初号機「オオオオオオオオオオオオオ……!!!」メキメキメキ
マコト「な!?初号機腹部装甲、粉砕されました!!」
リツコ「そんな!?一撃で全て!?」
参号機「グウゥゥゥアアアアアアアァァァアアアアアアアア!!!!!」ガキイイイィィィイインッ
初号機「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!……オオ……!!」バッシャアアァァァ・・・
シゲル「腹部、貫通!!このままでは初号機が!!」
リツコ「一体何なの、この異常な力は……碇指令、貴方は何か知っているのでは!?」
ゲンドウ「……現時点を以て実験場周辺区域を全て破棄。総員、退避を最優先とせよ」
リツコ「答えて下さい!!」
ゲンドウ「初号機はダミーを通じて退避させろ。以上だ」ツカツカツカ
リツコ「っ…………ダミーに信号を送って。退避行動を取らせるわ」
マコト「はい……っ!?ダミー、送信回線系統に異常!プラグ内部の回線が何故か通電していません!!」
リツコ「まさか!?モニター!!マイク!!繋ぎ直して!!」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 23:08:46.06 ID:HbBgwcG80
シンジ「止まれぇ!!!止まれやアァァッッ!!!」バキイィィンッ・・・バキイィィンッ
リツコ「シンジ君!!何をしているの!?」
シンジ「何って……ぶっ壊してるに決まってんだろうが!!!」ドクドク・・・
リツコ「何を考えてるの!?素手なんかで壊せる訳ないでしょう!!出血が……」
シンジ「そっちの声は全部聞こえてたぜ!!拳で送信は壊せたらしいなァ!!」
シンジ「もっと固ぇモンなら、全部ぶっ壊せんだろがああぁぁ!!!」グイイイイィィィィッ
リツコ「待ちなさい!!その体勢はまさか」
シンジ「砕けろオオオォォォォォ!!」ゴッチイイイイィィィィンッ
シンジ「初号機よおぉぉぉ!!純情派の俺を尻眼にいいぃぃぃぃ……」メキメキメキメキ
シンジ「機械野郎と浮気してんじゃねええええええええええ!!!!」バッキイイィィィンッ
初号機「オオ……ッウオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」グワアァァァッ
参号機「グウゥウアアアアッ!!?」ズザザザッ
シゲル「ダミー操作系統損壊!!次いで初号機から拒絶されました!!神経接続再構成!!」
シンジ「ぐううぅぅうううッ!?はっ……土手っ腹に穴も……十八番なんだよォ……!!!」ズキズキ
シンジ「……行くぜ、初号機ッ!!待たせたな、アスカぁッッ!!!!!」カッッ              ・・・・・・後編へ続く

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 23:10:46.92 ID:XNvODTPW0


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/29(木) 23:11:39.64 ID:zn3mpyJx0
熱い所で後編待ちか
待ち遠しい
とりあえず、乙

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